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カテゴリー: タスマニア島
タスマニア島ホバートの人気のオプショナルツアーをオーストラリア在住のスタッフが、数多い中からオプショナルツアーの選び方、人気のポイントを解説、お勧めのタスマニア島ホバートのオプショナルツアーをご紹介・ご提案します!
シドニーやケアンズ、エアーズロックに加え、ここ最近人気上昇中のタスマニアは、「世界一空気と水がきれい」と言われるほど美しい自然に恵まれており、山、湖、森、海、そして7歴史的建築物と見どころ満載です。
その中でもタスマニア州の州都ホバートは、年間190万人以上の観光客が訪れ、タスマニア島観光の窓口となっています。
ホバート観光は、多種多様なオプショナルツアーが催行されており、一部のツアーでは似通ったツアーもあるので、オプショナルツアー選びに困ってしまうことも。
そんなホバートのオプショナルツアー選びの参考になるよう、オプショナルツアーの種類ごとに、お勧めのオプショナルツアーをチョイスしてみました!
ホバート旅行をご計画中の方は是非参考にしてくださいね♪
目次:タスマニア島 ホバートオプショナルツアー(クリックで開閉)
ホバート市内観光のオプショナルツアー
シドニーに次いで2番目に古い都市であるホバートには、19世紀のイギリス植民地時代の歴史的な建物がたくさん残されています。
ホバートは町は、とてもコンパクトで通りも格子状ですので、半日、または1日かけてぶらぶら散策がてら町歩きをすることもできますが、ガイドの説明に耳を傾けながら、目の前の歴史的建造物を見ると、より興味深くホバートの町を知ることができます。
ホバート発祥の港サリバンズ・コーブ、港沿いの石造り倉庫群サラマンカ・プレース、そして19世紀の面影を残すバッテリー・ポイントの丘、ホバート最古の教会セント・デイヴィッド大聖堂、旧女子工場と言われる当時の監獄、病人、老人などの収容所を兼ねる施設など、コンパクトな町と言えども見どころはたくさん。
そんな見どころ満載なホバートを午前、または午後の半日でトラムに乗りながら効率よく観光する半日ツアー「午前発・ホバート市内観光」や「午後発・ホバート市内観光」なら、残りの半日をホテルでゆっくり過ごしたり、お土産探しに時間を費やしたりなど自由に使うことができます。
また、丸1日の「ホバート・プレミア・ツアー」や「グランド・ホバート」なら、ホバートの市内観光の他に、近郊の歴史ある町リッチモンドや、タスマニアンデビルなど貴重なオーストラリア固有の動物に出会えるボノロング動物園なども訪れる充実ツアーです。
午前発・ホバート市内観光
午前9時半にツアーがスタートし、午後1時前にはツアー終了・市内解散となります。朝は遅めにスタート、そして午後の半日を自由に使え、あまり時間の余裕のないホバート滞在でも、効率よくホバート市内を午前半日で見て回ることができる英語のツアーです。
通常はトラムカーを利用して回りますので、大型バスでの観光とはまた違った視点でホバートの町を見ることができます(ただし、故障などの理由でトラムが使用できない場合は、バス利用になります)。
催行曜日 | 毎日(大人6名以上) |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/3234/ |
ホバート・プレミア・ツアー
「午前発・ホバート市内観光」に、歴史ある町リッチモンドと、絶滅危惧種に指定されているタスマニアンデビルをはじめ、 カンガルー、ワラビー、コアラ、ウォンバット、コッカトゥ、エキドナなどオーストラリア限定の動物達をご覧いただけます 。
リッチモンドでは、囚人たちによって作られたオーストラリア最古の石橋や、1825年から1920年代まで刑務所や監視棟としての役割を果たしていた建物を訪れます。
催行曜日 | 日曜以外毎日(大人6名以上) |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/16729/ |
MONA(オールド・アンド・ニュー・アート美術館)へ行くオプショナルツアー
幼い頃から自閉症であったが、特異な記憶力を持っていたため、ギャンブルを通じて巨万の富を築き上げた人物である大富豪ディビッド・ウォルシュが、個人の趣味で集めたコレクションを個人の資産のみで自分が所有するワイナリーの敷地内に建てた、正に何のしがらみも制限も無い自由な美術館、それがMONA(オールド・アンド・ニュー・アート美術館)と言えます。
そんなとてもユニークな美術館MONAは、2011年にオープンして以来、年々人気を増し、現在ではMONA訪問を目的にホバートに来る観光客もいるほどです。
MONAはホバートの中心街から少し離れているため、アクセス方法は車かフェリーですが、天気がいい日はホバート市内を悠々と流れるダーウェント川を渡るフェリーで移動することをお勧めします。
「ホバート市内観光+MONA(オールド・アンド・ニュ・アート美術館)」ツアーは、午前中にホバート市内をトラムで観光した後、フェリーにてMONAに向かい、帰りもフェリーにてホバート港に戻ります。また、「マウントウェリントンツアー+MONA(オールド・アンド・ニュ・アート美術館)」は、ホバート市内を見下ろすことができるマウントウェリントンのツアーに午前中参加し、その後直接MONAに向かい、帰りはフェリーにてホバート港に戻ります。どちらのツアーもフェリー乗船ができるので、午前中のツアーがどちらに興味があるかによって選択してくださいね。
ホバート市内観光+MONA(オールド・アンド・ニュ・アート美術館)
午前中はトラムにてホバート市内を効率よく観光し、午後からは往復フェリーでMONAを訪問する英語ツアーです。
画期的な建築の建物の入り口でipod「The O」を受け取り、館内に展示されている作品の前に建つと、The Oがその作品の解説を表示します。
館内併設の「The Sourse Restaurant」、「Museum cafe」或いは「Wine Bar」などで昼食を取ったり(自己負担)、ダーウェント川に面する館外の展示エリアを散歩したりなど、滞在時間中は自由に行動できます。
催行曜日 | 火曜以外毎日(大人6名以上) |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/11796/ |
ポート・アーサーに行くオプショナルツアー
ポート・アーサー (Port Arthur) は、タスマン半島に位置し、 2010年「オーストラリアの囚人遺跡群」の1つとしてユネスコの世界遺産に登録された、かつてのオーストラリア国内最大の流刑植民地です。
1830年から囚人の収容が始まり、1833年から1850年代には犯罪者の中でも最も極悪な囚人たちが収容され、過酷な労働を強いられました。最大1100人の囚人を収容していたこの刑務所は、1870年代になると囚人は激減し、1877年には最後の囚人が移送され、この地はカーナボン(Carnarvon)と改名されました。 刑務所が閉鎖されて以降、一帯の施設は少しずつ廃墟と化していき、更に1895年と1897年には壊滅的な火事に襲われ、一帯の古い建物の多くが焼失しました。 しかし、1880年には、ポート・アーサーの施設は、観光施設として生まれ変わり、現在では30棟を超える歴史建造物が広大な自然林の中に残されていて、この史跡の歴史を学ぶことができます。
ポート・アーサーに行くほとんどのツアーでは、ポート・アーサー歴史地区にてガイド付きのツアーが含まれています。ツアーによっては「死者の島」と呼ばれるカナーボン・ベイにクルーズや、死者の島でのガイド付きウォーキングツアーがスケジュールに入っている場合があります。
ポート・アーサー歴史地区をじっくり見たい人には、「グランド・ポート・アーサー」がお勧め。ポート・アーサー歴史地区に約5時間の間、ガイド付きウォーキングツアーで史跡をじっくり見ることができ、更には死者の島へのクルーズ、そして島内もガイド付きウォーキングツアーで案内があります。
また、日本語ガイドがご案内する「世界遺産ポート・アーサー流刑地跡、タスマン半島とリッチモンド」は、日本語にてポート・アーサーの歴史の説明を聞くことができ、またポート・アーサー史跡以外にも、歴史ある町リッチモンドやタスマン半島にも訪れる、充実した内容のツアーです。
グランド・ポート・アーサー
ポート・アーサー流刑地跡にてガイド付きウォーキングツアー、そして死者の島までのクルーズと島でのガイド付きウォーキングが付いた、ポート・アーサー歴史地区を十二分に満喫できる英語ツアーです。
タスマン国立公園では、パイレーツ・ベイ展望台を訪れます。
催行曜日 | 土曜以外毎日(大人6名以上) |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/3232/ |
世界遺産ポート・アーサー流刑地跡、タスマン半島とリッチモンド
タスマニアで最も人気の観光スポット、オーストラリアの歴史の原点とも言われる史跡ポートアーサー流刑場跡(世界遺産)を中心に、オーストラリア最古の石橋のあるリッチモンド、デビルズキッチン、タスマンアーチなどタスマン半島の断崖絶壁の海岸をめぐる1日ツアーです。
日本語ドライバーガイドがご案内する、タスマニアの歴史と自然をたどるコースです。
催行曜日 | 毎日(大人2名以上) |
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料金 | 大人2名様お申込み価格:(お1人様)大人 $340 / 子供 $250 |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/4927/ |
ポート・アーサーとタスマニアン・デビル
可愛いけれどちょっと凶暴なイメージのある、現在では絶滅も心配されるタスマニアン・デビルの自然保護パークと、ポートアーサーを訪れる欲張り英語ツアーです。
ポートアーサー歴史地区ではハーバークルーズ付きです。
また、タスマン国立公園では、約45分間のウォーターフォール・ベイ・クリフトップ・ウォークを体験します。
催行曜日 | 季節による(大人5名以上) |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/8828/ |
リッチモンドへ行くオプショナルツアー
リッチモンド (Richmond) は、ホバート市内より車で約20分、ホバート空港より車で約15分の場所に位置し、ホバートとタスマニア南東部を結ぶ拠点の町として古くから栄えてきました。1820年代にさかのぼるジョージ様式の建物は、現在ではアートギャラリーや博物館、カフェなどに利用されており、町全体が当時の雰囲気を残しています。
また、市内には囚人によって造られたオーストラリア最古の石造りの橋や、刑務所も見どころの一つです。
リッチモンドは、ホバートからのアクセスが良く、またホバートとポート・アーサー歴史地区の間に位置するため、ホバート市内観光やポート・アーサー歴史地区へ行くツアーにリッチモンドの町訪問が含まれているツアーもあります。
そんな中、「リッチモンド・ハイライト」は午後発・リッチモンドを訪れる半日ツアーです。リッチモンドだけ訪れたい、または朝はゆっくり自分の時間を楽しみたい人にお勧めです。
リッチモンド・ハイライト
午後半日で、歴史的な町リッチモンドへも訪れる英語ツアーです。午前中はゆっくりご自身の時間をお楽しみいただけます。
ッチモンドはちょうどポートアーサーとホバートの中間くらいにあり、現在でも入植当時の建物がたくさん残されており、歴史的な雰囲気の残る田舎町です。
オーストラリアで最古の囚人が作った石橋や、リッチモンド刑務所跡などを見学します。
催行曜日 | 日曜以外毎日(大人6名以上) |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/3236/ |
ポート・アーサー、リッチモンド&タスマン半島
ホバート郊外のオーストラリア建国の重要な歴史的な建造物が残る、ポートアーサーとリッチモンドへ日帰りで訪れる1日英語ツアーです。
ポートアーサー流刑地跡の入園料は勿論、クルーズの代金も含まれます。タスマン国立公園の自然と、ポートアーサー流刑地跡やリッチモンドの歴史など、盛り沢山!
催行曜日 | 季節による(大人5名以上) |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/5757/ |
マウント・フィールドへ行くオプショナルツアー
マウント・フィールド国立公園 (Mount Field National Park) は、ホバートからわずか1時間のドライブで行くことができる国立公園で、「タスマニア原生地域」という世界遺産の一部となっています。3つの滝からなるラッセル・フォールズは、簡単な散策コースを通って行くことができます。
散策の道中は、2億年以上前のゴンドワナ時代から生き延びていると言われる深い緑のマンファーン(巨大な木性シダ)や、世界でも最も背の高いユーカリの一種の木スワンプ・ガムの森を鑑賞することができ、まるで古代の森レインフォレストにタイムスリップしたかのように感じます。
マウント・フィールドは、ホバートから出発する1日ツアーの中でもポート・アーサー歴史地区のツアーと1位2位を争う人気観光地ですので、様々なツアー会社がマウント・フィールド行きのツアーを催行しています。マウント・フィールド国立公園での簡単なウォーキングはほとんどのツアーに含まれていますが、ツアーによっては道中動物園やサーモンの養殖場、マウント・ウェリントンなどに寄るツアーもあるので、ご自身の興味に合わせて選ぶことができます。
お勧めは日本語ガイドがご案内する「世界遺産マウント・フィールド国立公園とデビルと出会う野生動物公園」ツアーです。午前中はマウント・フィールド国立公園のユーカリやシダの森をハイキング、そして午後からは鮭の養殖場や貴重なタスマニアン・デビルがご覧いただけるボノロング野生動物公園を訪れます。見たこともない植物や鳥類、動物などについて、日本語でどんどん質問しちゃいましょう!
世界遺産マウント・フィールド国立公園とデビルと出会う野生動物公園
タスマニアといったら、やっぱりタスマニアン・デビル。そのタスマニアン・デビルの他に、カンガルー、ウォンバットなど、オーストラリア固有の動物が多く見ることのできる、ボノロング野生動物公園と、マイナスイオン満載の原生林が生い茂る、マウントフィールド国立公園を訪れる、日本語ツアーです。
絶滅の危機に瀕しているタスマニアン・デビルは、タスマニアでもなかなか野生をご覧いただくことは難しいので、ぜひボノロング野生動物公園でその生態を学んで、かわいらしい姿ながらも獰猛な鳴き声を出すタスマニアン・デビルの姿をご覧いただきます。
また、マウント・フィールド国立公園では、緑深いシダの森を歩きます。
催行曜日 | 毎日(大人2名以上) |
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料金 | 大人2名様料金:(1名様につき) 大人 $340 / 子供 $250 |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/sydney/3078/ |
マウント・フィールド、マウント・ウェリントンとワイルド・ライフ
マイナスイオンたっぷりのマウント・フィールドでの森林の中での散策、ラッセル・フォールなどの滝の鑑賞、ボノロング自然動物保護区でのタスマニアン・デビル、マウント・ウェリントンからの大展望など、見所満載の英語による1日ツアーです。
タスマニア周遊のお時間が取れないお客様も、こちらのツアーでタスマニアの西側の一部を満喫して頂けるでしょう。
催行曜日 | 火曜・水曜・金曜・日曜(大人5名以上) |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/5758/ |
ラッセル・フォールズ
マウント・フィールド国立公園には行きたいけど、動物園には興味がないお客様にはこちら!
ホバートの西に位置する、うっそうと茂った熱帯雨林と美しいラッセル・フォールズの滝で有名な、マウント・フィールド国立公園を訪れる英語の1日ツアーです。
道中は農業が盛んなタスマニア南西部の風景をご覧頂いたり、時期によっては道脇に売られているシーズンの新鮮な野菜や果物をご購入するのもいいかもしれません。
サーモンの養殖場(Salmon Ponds)では、サケやマスに餌付けしたり、ミュージアムにてタスマニアの釣りの歴史について学びます。
マウント・フィールド国立公園の散策は初級レベルのウォーキングですので、ご自身が歩きやすい靴を履いて参加していただければ、無理なく熱帯雨林の散策とラッセール・フォールズの滝をお楽しみ頂けます。
催行曜日 | 火曜・木曜(大人6名以上) |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/9324/ |
マウント・ウエリントンへ行くオプショナルツアー
マウント・ウェリントン (Mount Wellington) は、標高1271メートル、ウェリントン・パーク保護区内にあるウェリントン山脈の最高峰です。地元アボリジニーのパラワ族の言葉では「クナンイ( kunanyi )」という名前で呼ばれています。
頂上へは、ホバート市内より約22km、車で30-40分でアクセスでき、また多くのトレッキングコースが存在することから、年間を通して多くの観光客が訪れています。
山頂からは、天気がいい日はホバート市内のみならず、周辺の山や海が一望できる絶景ポイントです
マウント・ウェリントンを訪れるツアーは、マウント・ウェリントンのみを訪れる半日ツアーや、更にMONA(オールド・アンド・ニュー・アート美術館)やマウント・フィールド国立公園を訪れる1日ツアーなどがありますが、変わり種は、バスでマウント・ウェリントンの頂上まで行き、頂上から山のふもとまで自転車で駆け降りる「サイクリングツアー・マウント・ウェリントン・ディセント」です。絶景の見晴らしを目の前に風を切る体験をしてみたいアクティブな方にお勧めのツアーです。
午前発・マウント・ウェリントン
ホバートの西方20kmにそびえる標高1,270mの山。山頂からはホバート市街とその周辺、ダーウェント川河口からストームベイまで見渡せます。
風の強い寒い日でもガラス張りの展望台から眺められ、バスで山頂まで行くのでとっても快適。午前中のツアーなので、午後は自由行動できます。
催行曜日 | 日曜以外毎日(大人名6以上) |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/3237/ |
サイクリングツアー・マウント・ウェリントン・ディセント
マウント・ウェリントンの頂上まではバスで移動し、頂上からガイドと共に、21kmの距離をずっとマウンテンバイクで走り下ります。到着地点は、ホバート港のウォーターフロントです。道中は美しい景色を見ながら、ガイドの説明に耳を傾けてみましょう。
マウンテンバイク、ヘルメット、セイフティー・ベストの貸し出しはツアーに含まれているので、身軽に参加していただくことができます。
所要時間3時間のツアーです。
催行曜日 | 毎日(大人6名以上) |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/3323/ |
タスマン・アイランド・クルーズに乗るオプショナルツアー
タスマン島 (Tasman Island) は、タスマニア本島の南東海岸に隣接する1.2平方キロメートルの小さな島です。ポート・アーサーあたりからタスマン海に伸びるタスマン半島の先端に位置し、タスマン島グループに属しています。
タスマン島の島内には、タスマン島灯台と気象ステーションしかなく、どちらも1977年から自動化されたため、現在人は住んでいません。
タスマン島を取り巻く最長300mにも及ぶ玄武岩の断崖絶壁や、そこに生息するアシカや野鳥を観察するため、ポート・アーサーから出発し、タスマン島の周りをぐるりと一周する観光クルーズが運行されていて、ホバートやポート・アーサーからの1日観光の目的地として人気があります。
クルーズ自体は3時間ですが、ホバートからタスマン半島までの移動に片道1時間半かかるので、ホバート発着のタスマン・アイランド・クルーズは1日がかりとなります。タスマン・アイランド・クルーズに加えて、バスでのタスマン半島がガイド付きツアー、タスマニアン・デビル・アンズー付きツアー、そしてポート・アーサー流刑地跡付きツアーと選択ができますよ。
タスマン・アイランド・クルーズ1日ツアー
タスマニアの素晴らしさは山や湖だけではありません。タスマン半島には地殻変動により堆積岩が縦に突き出た断崖や波による風化でできた洞窟などをいくつも見ることができます。
こちらの3時間のクルーズでは、イーグルホーク・ネックからポート・アーサーに続く絶景の海岸線へみなさんをご案内いたします。また、オットセイ、イルカ、鷹や、季節によっては南極から北上してくるクジラなどの野生動物を見ることができるかもしれません。
クルーズでしか味会うことができないこの醍醐味をぜひ味わってみてください!
催行曜日 | 毎日(大人6名以上) |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/11186/ |
ブルーニー島、マライア島へ行くオプショナルツアー
ブルーニー島 (Bruny Island) は、 ホバート市内からケタリング(ブルーニー島息のフェリー出発地)まで車で45分、ケタリングからブルーニー島のロバーツ・ポイントまでフェリーで20分の、比較的アクセルのしやすい距離にあります、
ブルーニー島の南北をつなぐ「ザ・ネック」と呼ばれる細い地峡にある展望台からは、ブルーニー島の長くて美しい海岸線を見渡すことができたり、ブルーニー島のメインアトラクションである約3時間のクルーズでは、ダイナミックにその姿を現している玄武岩でできた断崖絶壁や、岩の上で優雅に昼寝をしているオットセイ、海上を優雅に飛び回る野鳥、また時としてジャンプしてそのかわいらしい姿を現すイルカなどを観察できます。また、チーズ・ファクトリー、チョコレート・ファクトリー、ワイナリー、蒸留所、カキ養殖場など、地元で生産されるグルメがたくさんあります。
マライア島 (Maria Island) は、タスマニア本島の東、タスマン海に浮かぶは、ガスも電気も水道もなく、まさに人里から離れ隔離された自然の孤島です。
タスマニア本島の小さな町トライバナから1日2往復のフェリーにてマライア島に渡ることができますが、島には車を持ち込むことができないため、島内の移動手段は徒歩あるいは自転車のみとなります。
島全体が国立公園で豊かな自然に恵まれてるため、島内には様々な野鳥や野生動物が生息しています。中でもタスマニア本島で絶滅の危機に瀕しているタスマニアン・デビルを、保護・繁殖を目的のため、この島に放しています。また、島の至る所でカンガルーやウォンバットを目にすることができます。
一方、マライア島は、 ホバート市内からマライア島行のフェリー乗り場トライアブナまで車で1時間半。トライアブナからマライア島の玄関口ダーリントンまでフェリーで45分とかなり距離があります。保護観察ステーションとして残っている旧囚人の収容施設は現在では世界文化遺産として登録されていたり、比較的アクセスが簡単なペンティッド・クリフ(砂岩が酸化鉄により各地層がグラデーションの縞模様になっている美しい海岸線の崖)や、 フォッシル・クリフ(古代化石を含む石灰岩の塊が海岸線に多く見られる)など、自然の造形美を満喫することができます。
ブルーニー島に行こうか、はたまたマライア島に行こうか迷った場合は、クルーズと美味しいものを楽しみたい場合はブルーニー島、歴史や大自然が創り出す自然美を目の当たりにしたい場合はマライア島にしてみてはいかがでしょうか。
ブルーニー島、手つかずの自然と美味しい食材
大自然とタスマニア産の美味しい食材の宝庫、ブルーニー島を訪れる日本語のツアーです!
ブルーニー島では、牡蠣やチーズの試食に加え、実費にはなりますがワイナリーにてワインの試飲とランチをお楽しみいただくことが出来ます。チョコレート・ショップでは、自分や大切な家族、友人への素敵なお土産をも見付けることが出来るでしょう。
ブルーニー島の北部と南部を結ぶ細長い岬「ネック」にある展望台から眺める景色は一見の価値ありです。岬の緑と、白いビーチ、そして青い海のコントラストは、きっとこの旅の思い出のアルバムの1枚になること間違いなし!
催行曜日 | 毎日(大人2名以上) |
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料金 | 大人2名様価格:(1人様の料金)大人 $340 / 子供 $250 |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/14733/ |
【動植物のノアの方舟】マライア島・デイ・ツアー
絶滅や疫病などの危機に直面しているタスマニアの動植物にとっての「ノアの箱舟」と言われるマライア島。ホバートから車でトライバナという町へ移動し、そこから更に片道30分のフェリーのみで行ける、手付かずの大自然が今なお守られ、残されている、とてもユニークな島です。フェリーに車を載せることが出来ないため、島内には車が一切ありません。
海や風の風化でできた砂岩の縞模様が美しい絶壁や、数億年前の化石が堆積した絶壁、世界遺産に登録された歴史あるダーリントン保護観察所、そして様々な野鳥や動植物の観察など、南北が20キロ、東西が17キロほどし かない小さな島ながらも、このマライア島の大自然を感じ、動植物を目にし、囚人たちの歴史を学ぶ、盛りだくさんな1日になること間違いなしです。
催行曜日 | 月曜・火曜・木曜・土曜(大人5名以上) |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/12759/ |
タスマニア島を1周する現地ツアー
北海道と同じくらいの広さを持つタスマニア島。時間がないとどうしてもホバートに数泊し、ホバート発の日帰りツアーに参加するかたちになってしましますが、日本からタスマニア島への直行便はないので、タスマニア島へ行くまでもシドニーやメルボルン経由で行くことになるため、長い行程を必要とします。というわけで、さらに時間を必要としますが、せっさくタスマニア島に来たのなら、ホバート周辺だけではなく1周しなくちゃもったいない!
タスマニア島は大きく分けて東側と西側に分けられます。東側のメインの観光スポットは、ポート・アーサー流刑地跡、ワイン・グラス・ベイ・オブ・ファイヤーなど、そして西側のメインは、マウント・フィールド国立公園、クレイドル・マウンテンです。この中でベスト3を挙げるとすれば、ポート・アーサー流刑地跡、マウント・フィールド国立公園、そしてクレイドル・マウンテンですが、そうなんです、それぞれの位置が東側と西側に分散していて、とうてい数日でこのベスト3を網羅することはできません。
そこで、時間とご予算が許すのであれば、ぜひタスマニア島では1周して、東側と西側の両方の素晴らしさをご自身の目で見て体感していただきたいと思います。1周のツアーは最短5日間、最長7日間で、ホバートでの前後泊を合わせると最低6泊7日でのタスマニア島のスケジュールになりますが、一生の思い出に残ること間違いなしです!
宿泊は基本的に2段ベッドがいくつか並んだ共同部屋ですが、アップグレードでシャワー・トイレ共同のホステルタイプの個室とシャワー・トイレ付きのモーテルタイプの個室を選ぶこともできます。
5日間・フェイマス5 (ホバート発着)
タスマニア全土のハイライトを5日間にぎゅっと凝縮した英語ツアーです。
西側の主な見どころは、マウント・フィールド国立公園とクレイドル・マウンテンです。東側は赤い岩と白い砂浜、そして青い海のコントラストが何とも言えない美しさを醸し出しているベイ・オブ・ファイヤーや、有名なワイングラス・ベイをご覧いただけるフレシネ国立公園、などを訪れます。自然動物保護区では、タスマニアのアイコン的存在となっているタスマニアン・デビルをご覧ください。
催行曜日 | 火曜・木曜・日曜(大人6名以上) |
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料金 |
ドミトリー(共同部屋)利用 : |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/3283/ |
タスマニア島を東回りで半周する現地ツアー
タスマニアの東側の見所は、何と言っても美しい海沿いの景色です。赤く染まった岩と白い砂浜、青い海のコントラストが美しいベイ・オブ・ファイヤー、世界一小さいリトル・ペンギンがご覧いただける町ビシェノー、海岸線の絶景を堪能できるフレシネ国立公園のワイングラス・ベイ、自然美と美味しい食材が共存するブルーニー島などに加えて、世界文化遺産にも登録されているポート・アーサー流刑地跡、オーストラリア最古の石造りの橋など歴史的建造物が多く残る町リッチモンドなど、正に自然と歴史の宝庫です。
そんな東回りのツアーは2日間、3日間そして4日間があるので、ご自身の行きたい場所に優先順位をつけて選択してくださいね。
お勧めは「コンボでお得!タスマニアのビッグ3(ホバート発・ロンセストン着)」ツアーです。こちらは、ポート・アーサー流刑地跡、ワイン・グラス・ベイ、そしてクレイドル・マウンテンの3つのツアーがセットになったもので、宿泊はツアーには含まれていないので、1泊目はホバート、2泊目と3泊目はロンセストンの市内でご自身手配で、好きな宿泊施設に泊まることができます。ツアー内容は申し分ないけれど、ツアーに含まれる宿泊施設が共同部屋やホステルタイプはちょっと苦手・・・というお客様も、こちらならご自身で選択の宿泊施設に泊まるので、ツアーも十二分に楽しむことができますね♪
コンボでお得!タスマニアのビッグ3(ホバート発・ロンセストン着)
タスマニアの東側も西側も見たいけれど、一周の周遊ツアーに参加するほどお時間に余裕がないお客様へ!タスマニア全土のハイライトを押さえたツアーの3つを組み合わせたお得なパッケージです!
こちらのツアーは、1日目はホバートから世界文化遺産にもなっているイギリス人の流刑地跡ポート・アーサーと疫病に冒されていない希少なタスマニアン・デビルを保護しているタスマニアン・デビル・アンズーを訪れ、2日目はホバートよりフレシネ国立公園のワイングラス・ベイや周辺の美しいビーチを訪れながらロンセストンへ移動し、3日目はロンセストンより世界自然遺産のクレイドル・マウンテンを訪れます。
催行曜日 | 月曜・水曜・金曜(大人5名以上) |
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料金 | |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/hobart/16767/ |
タスマニア島の西回りで半周する現地ツアー
タスマニアの東側の見どころは、何といってもゴンドワナ時代から茂シダの森を散策できるマウント・フィールド国立公園、オーストラリア最深のセントクレア湖、タスマニア島の西の遠隔地にある港町ストローン、そしてこのツアーのハイライト、クレイドル・マウンテンです。
タスマニア州の州都ホバートを旅の起点とする場合、西側の見どころを日帰りで訪れることができるのはマウント・フィールド国立公園のみとなり、あとはかなりの距離があるため、日帰りで訪れることはできません。また、クレイドル・マウンテンを日帰りで訪れる最寄りの都市はロンセストンになりますが、ホバートからロンセルトンの移動も公共交通機関を利用の場合、長距離バスのみの選択となります。したがって、タスマニア島の東側の見どころを網羅したい場合、「3日間・タジー・ワイルド3(ホバート発・ロンセストン着)」のような、ツアーに参加しながら都市間も移動できるものを利用すると、ご自身でホバートからロンセストンの移動の手配をする必要もなく、ホバート発でクレイドル・マウンテンも観光することができます。
もし、どうしてもホバート発着がいい!という場合は「3.5日間・タジー・ワイルド3.5(ホバート発着)」に参加されると、上記の3日間のツアーの4日目の午前中にロンセストンからホバートへ移動するトランスファーのバスがツアーに含まれていますので、安心してホバートに戻ることができます。
3日間・タジー・ワイルド3(ホバート発・ロンセストン着)
広大なタスマニアの西側を2泊3日で効率良くまわる宿泊付きの周遊ツアーです。マウントフィールド国立公園やセント・クレア湖、ストローン、クレイドルマウンテン国立公園など大自然の見どころがいっぱいです! このツアーはホバートから出発し、ロンセストンで終了となります。
宿泊は基本的に2段ベッドがいくつか並んだ共同部屋ですが、アップグレードでシャワー・トイレ共同のホステルタイプの個室とシャワー・トイレ付きのモーテルタイプの個室を選ぶこともできます。
催行曜日 | 火曜・木曜・日曜(大人6名以上) |
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料金 | ドミトリー(共同部屋)利用 : |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/sydney/132/ |
タスマニア島 ホバートのオプショナルツアー よくある質問(FAQ)
タスマニア島、ホバートの外せない観光スポットはどこですか?
タスマニア島、ホバートの観光スポットの中で、特にお勧めの必見観光スポットは下記の通りです。
タスマニア島、ホバートのお勧めオプショナルツアーを教えてください。
タスマニア島、ホバートを出発してタスマニア島を1周、または半周する宿泊付きの現地ツアーはありますか?
北海道と同じくらいの広さを持つタスマニア島。時間がないとどうしてもホバートに数泊し、ホバート発の日帰りツアーに参加するかたちになってしましますが、日本からタスマニア島への直行便はないので、タスマニア島へ行くまでもシドニーやメルボルン経由で行くことになるため、長い行程を必要とします。というわけで、さらに時間を必要としますが、せっさくタスマニア島に来たのなら、ホバート周辺だけではなく1周しなくちゃもったいない!
タスマニア島は大きく分けて東側と西側に分けられます。東側のメインの観光スポットは、ポート・アーサー流刑地跡、ワイン・グラス・ベイ・オブ・ファイヤーなど、そして西側のメインは、マウント・フィールド国立公園、クレイドル・マウンテンです。この中でベスト3を挙げるとすれば、ポート・アーサー流刑地跡、マウント・フィールド国立公園、そしてクレイドル・マウンテンですが、そうなんです、それぞれの位置が東側と西側に分散していて、とうてい数日でこのベスト3を網羅することはできません。
そこで、時間とご予算が許すのであれば、ぜひタスマニア島では1周して、東側と西側の両方の素晴らしさをご自身の目で見て体感していただきたいと思います。1周のツアーは最短5日間、最長7日間で、ホバートでの前後泊を合わせると最低6泊7日でのタスマニア島のスケジュールになりますが、一生の思い出に残ること間違いなしです!
宿泊は基本的に2段ベッドがいくつか並んだ共同部屋ですが、アップグレードでシャワー・トイレ共同のホステルタイプの個室とシャワー・トイレ付きのモーテルタイプの個室を選ぶこともできます。
タスマニア島、ホバート近郊のお勧め観光スポットはどこですか?
タスマニア島、ホバート近郊のお勧めの観光スポットは下記の通りです。
タスマニア島 ホバートの旅行手配
トラベルドンキーでは、タスマニア州ホバートのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
ホバートを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
ホバート旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いホバート旅行になりますよ。
ホバートのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
オーストラリア在住のスタッフが、タスマニアを訪れる皆様に是非訪れていただきたい、ホバートのお勧め観光スポットをご紹介します!
タスマニア州の州都であるホバートは、タスマニア島を訪れてる際の正に玄関口にあたります。
タスマニアの美しい海、山、森などの自然、19世紀の入植や囚人の歴史、アートや音楽などの文化、そして自然の恵みであるタスマニアが誇るべきシーフードやワインといったグルメなど、魅力的な要素がいっぱいです。
それでは、ホバートの定番の観光スポットに加えて、穴場の観光スポットもご紹介させていただきますね♪
目次:ホバート観光スポット(クリックで開閉)
サラマンカ・マーケット
サラマンカ・マーケット (Salamanca Market) は、毎週土曜日の午前中からお昼過ぎまで、ホバートのウォーターフロント沿いにあるサラマンカ・プレイスで開かれるストリート・マーケットです。
港の倉庫を改装して、おしゃれなレストランやカフェ、お土産屋が軒を連ねるサラマンカ・プレイス沿い約700mに、地元で生産された野菜や果物、ハムやソーセージ、チーズ、ワイン、スイーツなどのグルメ食品や、ローカルの人々が作成したクラフトやジュエリー、アートなどの作品が、所狭しと並びます。
地元のコミュニティをサポートするため、1971年に最初の試みとして6軒の店舗から始まったサラマンカ・マーケットは、翌年には正式にホバート市の地方議会によって承認されました、最初は夏期のみ開催していたマーケットは、その人気により1975年からは年間を通して開催されるようになり、現在では、約300店舗が登録されていて、年間2万5千人から4万人が訪れる、ホバートの人気観光スポットとなっています。
名称 | サラマンカ・マーケット (Salamanca Market) |
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住所 | Salamanca Pl, Hobart TAS 7001(Google Map) |
アクセス | エリザベス・ストリートのバス・モールから徒歩7分 |
料金 | 無料 |
Web | https://www.salamancamarket.com.au/ |
バッテリー・ポイント
バッテリー・ポイント (Battery Point) は、ホバート市街南部の、小高い丘一帯の高級住宅街です。バッテリー・ポイントの名前は、1818年にホバートの沿岸警備のために設置された砲台(バッテリー)に由来します。
その後、沿岸警備としての役割を終えたバッテリー・ポイントは、ホバート市が計画的に美しい公園などを設計し、現在では周辺のサラマンカ・プレイスとサンディ・ベイとともに、ホバートの高級住宅街へと変貌を遂げました。
ほとんどの建物は砂岩でできた19世紀のままの姿を残していますが、内装は現代的に改装されており、多くは居住用の住宅地となっています。
B&Bやブティック・ホテル、おしゃれなレストランやカフェとして利用されている建物もあるので、メインの通りであるハンプデン通りを歩くと、過去と現在が共存している姿を見ることができます。
名称 | バッテリー・ポイント (Battery Point) |
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住所 | Battery Point, Hobart TA 7004(Google Map) |
アクセス | ホバート中心街から徒歩10分 |
料金 | 無料 |
Web | https://tasmania.com/points-of-interest/battery-point/ |
サリバンズ・コーブ
サリバンズ・コーブ (Sullivans Cove) は、ホバートの中心街に隣接するダーウェント川の入り江を指し、最初にヨーロッパからのこの地に入植した場所であることから「ホバート誕生の地」とも呼ばれています。
サリバンズ・コーブの名前は、1804年に最初にこの地をヨーロッパ人として発見した当時の植民地副総監デービッド・コリンズが、植民地事務次官のジョン・サリバンにちなんで名づけられました。
この入り江自体は、マッコーリー・ワーフという名でも知られています。オーストラリア国内で最も深淵の港であることから、1916年までに8つの埠頭が建てられ、捕鯨や造船が盛んな港として大きな役割を果たしてきました。
今日では、エスプラネード沿いに19世紀の当時のままの建物が残り、埠頭付近にはレストランやカフェ、観光用のフェリー乗り場、タスマニア大学の美術学部、オーシャン・ビューの高級ホテルなどが集まっており、ホバート港としての役割とともに、娯楽エリアとして多くの観光客をひきつけています。
名称 | サリバンズ・コーブ (Sullivans Cove) |
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住所 | Sullivans Cove, Hobart TA 7000(Google Map) |
アクセス | ホバート中心街から徒歩5分 |
料金 | 無料 |
Web | http://www.visithobartaustralia.com.au/waterfront.html |
MONA美術館
幼い頃から自閉症であったが、特異な記憶力を持っていたため、ギャンブルを通じて巨万の富を築き上げた人物である大富豪ディビッド・ウォルシュが、個人の趣味で集めたコレクションを個人の資産のみで自分が所有するワイナリーの敷地内に建てた、正に何のしがらみも制限も無い自由な美術館、それがMONA(オールド・アンド・ニュー・アート美術館)と言えます。
今まで私たちが訪れたことのある美術館のコンセプトとは全く違い、ジャンルにこだわることも無く、作品の説明書きも一切ありません。また、正しい鑑賞ルートもなく、作品もジャンルや時系列に並べられていません。ただ、奇抜でユニークな作品が、何の法則もなく展示されています。
各作品に説明書きはありませんが、入り口で渡させるGPS付きのipod「The O」を持った来館者が自由に館内を歩き回り、作品の前に立つと「The O」がその作品の説明を表示してくれ、作品によってはその作者のインタビューも聞くことができます。
また、この美術館の建物自体、地上ではなく、地下3階でできており、随時展示品は変更されているが、約1900以上もの膨大な作品が展示されています。
また、同じ敷地内には、同じくディビッド・ウォルシュが所有するワイナリーがあるので、ユニークな美術作品を鑑賞した後は、ワインの試飲をしたり、ワイナリーに併設するレストランで地元生産の新鮮な食材を使った食事を楽しむこともできます。
名称 | MONA美術館 (The Museum of Old and New Art) |
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住所 | 655 Main Rd, Berriedale TAS 7011(Google Map) |
アクセス | ホバート市内よりバスまたはフェリーで約30分 |
料金 |
美術館入場料:大人(非タスマニア居住者)$35、子供(13~18歳)$10 |
Web | https://mona.net.au/ |
王立タスマニアン植物園
王立タスマニアン植物園 (Royal Tasmanian Botanical Gardens) は、ホバートから北へ約2km、タスマン・ブリッジのふもとのクイーンズ・ドメイン内にあるオーストラリアの冷涼地帯の植物を集めた植物園です。
1818年に正式に植物園として開園した王立タスマニアン植物園は、シドニーの王立植物園に次いで、オーストラリアで2番目に古い植物園です。
広さ14ヘクタールの敷地には、オーストラリアで唯一南極付近の植物を集めたハウスや、睡蓮が浮かぶ池にかけられた木製の赤い橋が目印の日本庭園、ハーブ園、サボテンハウスなどが見所です。また、タスマニア原生の植物も必見です。
毎日11時からは植物園のスタッフによる50分のガイドツアーがあり、各植物の詳しい説明を聞きながら園内を回ることができます。
名称 | 王立タスマニアン植物園 (Royal Tasmanian Botanical Gardens) |
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住所 | Lower Domain Rd, Hobart TAS 7000(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で6分、徒歩で約20分 |
料金 | 無料 |
Web | https://www.rtbg.tas.gov.au/ |
ホバート刑務所
ホバート刑務所 (Hobart Convict Penitentiary) は、1830年代に、イギリスからの囚人を植民地へ送る過程として、タスマニアに送られてきた男性囚人全員がこの刑務所に一時的に拘留されていました。
十字型に建てられたホバート刑務所は、礼拝堂と、その地下に36個の独房がありましたが、独房には完全に四方を閉ざされており、光が入ってくることはなく空気循環もなされていなかったため、後の1848年に非人道的な理由で訴えられました。
約5万人の囚人を一時収容したホバート刑務所は、1857年、監獄となり、処刑場が新たに設けられ、1946年までに32人の囚人の処刑が執行されました。
1859年、礼拝堂の部分は最高刑事裁判所となり、1983年まで様々な刑事裁判が下されてきました。
現在では、日中はガイド付きツアーにて刑務所内を見学することができますが、夜に行われるゴースト・ツアーでは、暗闇の中、礼拝堂や独房を訪れますので、肝試しに参加してみてはいかがでしょうか。
名称 | ホバート刑務所 (Hobart Convict Penitentiary) |
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住所 | Campbell St &, Brisbane St, Hobart TAS 7000(Google Map) |
アクセス | ホバート市内よりバスにてオールド・ホバート・ゴール下車すぐ |
料金 | ガイド付きツアー:大人$25、子ども$15 |
Web | https://www.nationaltrust.org.au/places/penitentiary/ |
ファーム・ゲート・マーケット
ファーム・ゲート・マーケット (Farm Gate Market) は、ホバート中心街のバサースト・ストリートにて、毎週日曜日開かれるマーケットです。
朝8時半ぴったりにベルの音とともに始まるこのマーケットは、5年前に「もし食べたかったり飲みたかったりしたものが見るからなかったり、自分で作ることができなかったら、生産者に直接会ってみよう」をコンセプトに立ち上げられ、今では12軒のローカル生産者が出店し、オーストラリアでもトップ10に入るマーケットに成長しました。
このマーケットで売られている商品は、全てタスマニア産です。タスマニアで生産された新鮮で旬な野菜や果物、海産物をはじめ、自家製のハムやオリーブオイル、はちみつ、パンやチーズなど、生産者と直接おしゃべりをしながらオーガニックや無添加の食材を買うことができます。
ファーム・ゲート・マーケットが開かれる日曜日のバサースト・ストリートでは、大道芸人や楽器演奏者がストリート・パフォーマンスを繰り広げているので、観光客も自家焙煎のコーヒーや手作りのパンを買って、ぶらぶら通りを歩いて見るだけでも楽しむことができます。
午前中からお昼過ぎまで開かれているファーム・ゲート・マーケットは、午後になるとドライブスルーになるので、直接マーケットで買い物をする時間がない人は、オンラインで商品を注文後、日曜日の午後、このドライブスルーで受け取りをすることもできます。
名称 | ファーム・ゲート・マーケット (Farm Gate Market) |
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住所 | 104 Bathurst St, Hobart TAS 7000(Google Map) |
アクセス | インフォメーション・センターより徒歩4分 |
料金 | 無料 |
Web | https://farmgatemarket.com.au/ |
タスマニア博物館 & 美術館
タスマニア博物館 & 美術館 (Tasmanian Museum & Art Gallery) は、ホバート港の目の前に位置する、オーストラリアで2番目に古い、博物館と美術館を併設する施設です。
所蔵品のほとんどは、1843年設立のオーストラリアで最も古い科学協会である、タスマニアの王立協会のものです。
博物館には、オーストラリア固有の動物のレプリカ、タスマニアに居住していたアボリジニーの人々の歴史、南極に生息する生き物の生態などの展示が多くあり、また美術館にはタスマニアのアボリジニーや、タスマニア出身のアーティストの絵画や彫刻、クラフトなどの展示を鑑賞することができます。
ここを訪れたら必ず見ていただきたいのは、既に絶滅してしまったと思われる肉食有袋類では最大のタスマニアン・タイガーの剥製と毛皮です。
オーストラリア本土ではディンゴとの生存競争に負け、またタスマニア島ではヨーロッパ人の入植と牧羊開始によって乱獲により絶滅へと追いやられてしまったタスマニアン・タイガーの歴史をじっくりと学ぶことができます。
無料のガイド付きツアーも開催されているので、タスマニアの歴史や文化に興味がある方はぜひ参加してみてください。
名称 | タスマニア博物館 & 美術館 (Tasmanian Museum & Art Gallery) |
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住所 | Dunn Pl, Hobart TAS 7000(Google Map) |
アクセス | インフォメーション・センターより徒歩8分 |
料金 | 入場無料。特別展示が有料の場合あり。 |
Web | http://www.tmag.tas.gov.au/ |
カスケーズ女子工場
カスケーズ女子工場 (Cascades Female Factory Historic Site) は、かつて女性囚人の刑務所・工場として使用されていた施設です。
2010年には、オーストラリアの他の10か所の史跡とともに「オーストラリアの囚人遺跡群」として、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
サウス・ホバートに1827年に建設されたこのカスケーズ女子工場は、女性囚人の矯正施設として始まりました。
工場では品行の良し悪し、犯した罪の重さによって3クラスに分けられ、一番上のクラスはある程度責任のある仕事が任せられ、料理を作ったり、病院のアシスタントとして、2番目のクラスは監視下で服の仕立てなどの裁縫業務を、そして一番下のクライム・クラスは厳重な監視下で洗濯などの業務に携わりました。
しかし、衛生状況の悪化や収容数の増加などにより、カスケーズ女子工場は1877年に閉鎖され、その後この施設は少年院や、感染症の隔離病院、産婦人科病院などに利用されてきました。
1904年に完全閉鎖となり、今日では国内で女性刑務所の当時の姿を残す唯一の施設となっています。
名称 | カスケーズ女子工場 (Cascades Female Factory Historic Site) |
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住所 | 16 Degraves St, South Hobart TAS 7004(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で約10分。あるいは、フランクリン・スクエア発のバス446/447/449番にてストップ13下車徒歩9分 |
料金 | 入場料:大人$25、子供(7~17歳)$10 |
Web | https://www.femalefactory.org.au/ |
モーソンズ・ハット・レプリカ・ミュージアム
モーソンズ・ハット・レプリカ・ミュージアム (Mawson's Hut Replica Museum) は、ホバートのウォーターフロントにある、オーストラリアの南極探検隊の本拠地であるデニソン岬にある隊員の小屋を再現した博物館です。
1911年から1914年まで、ダグラス・モーソン率いるオーストラリアの南極探検隊がSYオーロラ号に乗ってホバートを出発した地が、まさにモーソンズ・ハット・レプリカ・ミュージアムが現在あるウォーターフロントの近くの埠頭でした。
この南極探検の探検家たちがふた冬を越す小屋「モーソンズ・ハット」は、常に強風の天候から身を守り、また1日中真っ暗な冬の時期は、光、暖、友好の安息所だったと言われています。
モーソンズ・ハット・レプリカ・ミュージアムは、非営利団体のモーソンズ・ハット・ファンデーションによって運営されていて、モーソンズ・ハット・レプリカ・ミュージアムの入場料は、すべて1912年から2年間オーストラリアの南極探検隊によって利用されたモーソンズ・ハットの保存基金となっています。
名称 | モーソンズ・ハット・レプリカ・ミュージアム (Mawson's Hut Replica Museum) |
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住所 | Morrison St & Argyle Street, Hobart TAS 7000(Google Map) |
アクセス | インフォメーション・センターより徒歩6分 |
料金 | 入場料:大人$15、子ども$5 |
Web | https://www.mawsons-huts-replica.org.au/ |
タスマニア海洋博物館
タスマニア海洋博物館 (Maritime Museum of Tasmania) は、ホバート市庁舎の裏のカーネギー・ハウスに位置する、タスマニアの漁業、造船業、捕鯨、南極探検、そして難破船などの歴史を展示物や解説によって学ぶことができる博物館です。
空輸が一般的になるまで、かつてタスマニアは海運がヒトとモノを運ぶ唯一の手段でした。特に19世紀に最初にヨーロッパ人がタスマニアに入植して以来、タスマニアの植民地において、海軍軍人、捕鯨船員、漁師すべてがタスマニアにとっての重要な歴史となっています。
1970年代にボランティアによって始められたこのタスマニア海洋博物館は、現在では多くのミニチュア船舶のコレクションを誇り、潜水艦隊が使用した潜水スーツやヘルメット、灯台に使用されていたレンズなど、珍しいものを鑑賞することができます。
名称 | タスマニア海洋博物館 (Maritime Museum of Tasmania) |
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住所 | 16 Argyle St, Hobart TAS 7000(Google Map) |
アクセス | インフォメーション・センターより徒歩5分 |
料金 | 入場料:大人$14、12歳以下無料 |
Web | https://www.maritimetas.org/ |
カスケード・ビール工場
カスケード・ビール工場 (Cascade Brewery) は、1824年に設立された、オーストラリアで最古のビール工場です。
カスケード・ビール工場で作られるビールは、タスマニア産の麦とホップ、そしてタスマニアの山から流れてくる湧き水を100年以上使用している、正真正銘の地元産ビールです。
また、カスケード・ペール・エールは、1832年以来絶えず蒸留し続けられている、オーストラリアで最も歴史のあるビールと言われています。
16歳以上が参加できる蒸留ツアーでは、1時間半のツアーの中で、カスケード・ビールの歴史を学び、また実際に工場に入ってビールが生産される様子を見学します。ツアー後に18歳以上の参加者のみ、カスケード・ビールの試飲が付いています。
全ての年齢が参加できるカスケード・ストーリー・ツアーでは、45分のツアーでカスケード・ビールの歴史を学ぶことができます。
カスケード・ビール工場では、ビール以外にもアルコール・サイダーやノン・アルコール飲料も生産しているので、敷地内のビジター・センターでカスケードの味を楽しんだり、バックヤードではきれいに剪定されたガーデンがあるので、ビール工場見学がてらピクニックをすることもできます。
名称 | カスケード・ビール工場 (Cascade Brewery) |
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住所 | 131 Cascade Rd, South Hobart TAS 7004(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で約5分、バスで10分 |
料金 | 1人$35 (ガイド付きツアー、4杯のビール試飲付き) |
Web | http://www.cascadebreweryco.com.au/#/stores-and-venues |
タスマン橋
タスマン橋 (Tasman Bridge) は、ダーウェント川によって東西に分かれたホバートをつなぐ全長1396メートル、全5車線、ホバート交通の要となっている橋です。ホバート空港はダーウェント川の西側、ホバート中心街は東側に位置するので、ホバートを訪れた際にはほぼ全員がこのタスマン橋を通過します。
ホバートの東側の発展により、もともとダーウェント川にかかっていたホバート橋のみでは交通量をさばくことが難しくなり、1960年に執行されたタスマン橋の工事は、1964年に2車線にて最初に試用開通、翌年には4車線にて正式に開通しました。
このタスマン橋の名前を世界に知らしめた事件が1975年1月5日、約1万トンの亜鉛を積んだ運搬船が、本来なら一番海面から高さのある橋の中央部分の下を通過するべきところを、誤ってその隣の橋の高さが中央より低い部分を通過しようとしたため、127メートルの橋とその上を走っていた車4台が船上に落下、運搬船自体も沈没し、車に乗っていた5人と運搬船の乗組員7人が事件に巻き込まれて亡くなる大惨事が起きました。
その後、約2年かけてタスマン橋は修復されましたが、2度と同じ悲劇が起きないよう、大きな運搬船が通過する際のシステム変更、また万が一に備えて数キロ先に別のボーウェン橋を設置するなど、万全の対策が取られるようになりました。
名称 | タスマン橋 (Tasman Bridge) |
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住所 | Tasman Hwy, Montagu Bay TAS 7018(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で約10分 |
料金 | 無料 |
Web | https://www.visithobartaustralia.com.au/tasman-bridge.html |
レスト・ポイント・カジノ
レスト・ポイント・カジノ (Wrest Point Casino) は、ホバートの高級住宅エリアであるサンディ・ベイに位置し、1973年にオーストラリアで最初に合法的にオープンしたカジノです。
十二角形の角柱のレスト・ポイント・カジノは、地上からの高さ64メートル、17階の建物には、ホテル、回転レストラン、スパや温水プールなどが完備されています。
もともと1939年にレスト・ポイント・リビエラ・ホテルとして開業が始まりましたが、第二次世界大戦時に、現在のレスト・ポイント・カジノの所有者であり、オーストラリアの老舗ホテル・グループであるフェデラル・ホテルに買収されました。
1960年代、タスマニアは現在ほど観光地として認知度がなかったため、観光業を推し進める一環として、レスト・ポイント・カジノのカジノ・ライセンス許可が下り、現在は650台以上ものポーキーマシンを所有するほど、ホテル業を上回ってカジノが盛り上がりを見せています。
特別なVIPルーム以外は入場が無料ですし、セント単位でかけることができるマシンもあるので、ちょっとお洒落をしてミリオネアを夢見て遊びにいくのもありかも?
名称 | レスト・ポイント・カジノ (Wrest Point Casino) |
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住所 | 410 Sandy Bay Rd, Hobart TAS 7005(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で約10分。または、フランクリン・スクエア発のバス402/426/429にてストップ11下車すぐ |
料金 | 無料 |
Web | https://www.wrestpoint.com.au/ |
マウント・ウエリントン
マウント・ウェリントン (Mount Wellington) は、標高1271メートル、ウェリントン・パーク保護区内にあるウェリントン山脈の最高峰です。地元アボリジニーのパラワ族の言葉では「クナンイ( kunanyi )」という名前で呼ばれています。
頂上へは、ホバート市内より約22km、車で30-40分でアクセスでき、また多くのトレッキングコースが存在することから、年間を通して多くの観光客が訪れています。
山頂からは、天気がいい日はホバート市内のみならず、周辺の山や海が一望できる絶景ポイントです。
また、ウェリントン山には、オルガン・パイプと呼ばれる奇岩があります。玄武岩の柱が並ぶ崖で、上級クライマーにとって人気スポットとなっています。
名称 | マウント・ウェリントン (Mount Wellington) |
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住所 | Wellington Park TAS 7054(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で約30分、あるいはインフォメーションセンターから夏期のみ1日2本シャトルバスが出る。 |
料金 | 無料 |
Web | https://www.wellingtonpark.org.au/ |
マウント・ネルソン展望台
マウント・ネルソン展望台 (Mount Nelson Lookout) は、ホバートから約8km、ホバート市街やサンディ・ベイの南に位置するマウント・ネルソンの頂上に設置された展望台です。空気が澄んで晴れた日には、ホバート市街や港、更にはブルーニー島などのパノラマ・ビューを見ることができます。
1811年から船の入港を知らせる信号を送っていた手旗信号灯が設置され、ポート・アーサー経由で届くメッセージはクリアな日で往復15分かかったと言われています。
24時間滞在していた係員の住居は、現在はマウント・ネルソン展望台横のカフェとなり、手旗信号灯は1880年に電信技術が導入された後、廃止となりましたが、現在でも当時使用されていた姿のままの手旗信号灯がマウント・ネルソン展望台に残っています。
展望台には、無料の駐車場に加えて公衆トイレや上記のカフェ、遊歩道などが設置されているので、天気がいい日はぜひホバートと周辺の絶景を見に出かけてみてくださいね。
名称 | マウント・ネルソン展望台 (Mount Nelson Lookout) |
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住所 | 700 Nelson Rd, Mount Nelson TAS 7007(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で約10分。または、フランクリン・スクエア発のバスで約40分、マウント・ネルソン・シグナル・ステーション下車すぐ。 |
料金 | 無料 |
Web | https://tasmania.com/things-to-do/best-views-and-lookouts/mount-nelson-lookout/ |
タスマニアの旅行手配
トラベルドンキーでは、タスマニアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
タスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
タスマニア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いタスマニア旅行になりますよ。
オーストラリア在住のスタッフが、タスマニアを訪れる皆様に是非訪れていただきたい、タスマニアのお勧め観光スポットをご紹介します!
シドニーやケアンズ、エアーズロックに加え、ここ最近人気上昇中のタスマニアは、「世界一空気と水がきれい」と言われるほど美しい自然に恵まれており、山、湖、森、そして海と見どころ満載です。
また、歴史的建造物も多く残っているので、イギリスの流刑植民地として発展を遂げてきたタスマニアの歴史をいたることろで垣間見ることができます。
それでは、タスマニアの定番の観光スポットに加えて、穴場の観光スポットもご紹介させていただきますね♪
目次:タスマニア観光スポット(クリックで開閉)
ホバート
ホバート (Hobart) は、タスマニア島の南東に位置する、タスマニア州の州都です。
豊かな歴史、独特の文化、美しい自然環境で知られています。この街は、山と海に囲まれた魅力的なロケーションに位置し、訪れる人々に忘れられない体験を提供します。
オーストラリア本土、シドニーやメルボルン等の大都市からの飛行機が多く乗り入れていることもあり、このホバートを起点としてタスマニア観光を開始する旅行者が多くいます。
1803年にイギリスからホバートへ最初の入植が始まり、流刑植民地が建築されました。その後、造船業などで栄えたホバートは、現在ではタスマニア半島を訪れる観光客のゲータウェイとして多くの人が訪れてます。
ホバートの名前の由来は、1875年イギリスの植民地秘書官だったロバート・ホバート卿に因んで名づけられました。
ホバート市内自体はこじんまりとしていますが、見どころとしては、1830年代の倉庫を改装したレストランやお土産屋が軒をつなげるサラマンカ・プレイス、植民地時代の建物が多く残り、かつては砲台が設置されていたバッテリー・ポイント、また、標高1270mの山頂展望台からホバート市内、タスマン半島、ブルーニー島が一望できるウェリントン山、 革新的な美術館MONAなど、盛りだくさんです。
ウォーターフロントのフィッシュマーケットやレストランで、新鮮な牡蠣と美味しいタスマニア産ワインを味わうこともお忘れなく!
名称 | ホバート (Hobart) |
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住所 | Hobart, TA 7000(Google Map) |
アクセス | ホバート空港からホバート市内まで車で約約20分 |
料金 | 無料 |
Web | https://www.hobartcity.com.au/Home |
リッチモンド
リッチモンド (Richmond) は、ホバート市内より車で約20分、ホバート空港より車で約15分の場所に位置し、ホバートとタスマニア南東部を結ぶ拠点の町として古くから栄えてきました。
1820年代にさかのぼるジョージ様式の建物は、現在ではアートギャラリーや博物館、カフェなどに利用されており、町全体が当時の雰囲気を残しています。
また、市内には囚人によって造られたオーストラリア最古の石造りの橋や、刑務所も見どころの一つです。
ポートアーサー刑務所が建てられる以前は、リッチモンドが囚人を一時的に収容する地として活躍していたという事実を垣間見ることができます。
名称 | リッチモンド (Richmond) |
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住所 | Richmond, TA 7025(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で約20分 |
料金 | 無料。博物館や刑務所などに入場料あり。 |
Web | https://www.richmondvillage.com.au/ |
ポート・アーサー
ポート・アーサー (Port Arthur) は、タスマン半島に位置し、 2010年「オーストラリアの囚人遺跡群」の1つとしてユネスコの世界遺産に登録された、かつてのオーストラリア国内最大の流刑植民地です。
1830年から囚人の収容が始まり、1833年から1850年代には犯罪者の中でも最も極悪な囚人たちが収容され、過酷な労働を強いられました。この収容所は、タスマニア本島とは イーグルホーク・ネック と呼ばれる細い回廊のみで繋がっており、周りは多数のサメが生息する海に囲まれているため、「脱出不可能な監獄」 と呼ばれていました。
このポートアーサー流刑植民地は、最大1100人の囚人を収容していたましたが、1870年代になると囚人は激減し、1877年には最後の囚人が移送され、この地はカーナボン(Carnarvon)と改名されました。
刑務所が閉鎖されて以降、一帯の施設は少しずつ廃墟と化していき、更に1895年と1897年には壊滅的な火事に襲われ、一帯の古い建物の多くが焼失しました。 しかし、1880年には、ポート・アーサーの施設は、観光施設として生まれ変わり、現在では30棟を超える歴史建造物が広大な自然林の中に残されていて、この史跡の歴史を学ぶことができます。
夜の暗闇の中、ランタンをもって暗い廃墟の施設を巡るゴースト・ツアーも人気です。
名称 | ポート・アーサー (Port Arthur) |
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住所 | Historic Site, Visitor Centre, Port Arthur TAS 7182(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で1時間半 |
料金 | ポート・アーサー歴史地区入場料:大人$47、子供(7~17歳)$22 |
Web | https://portarthur.org.au/ |
ブルーニー島
ブルーニー島 (Bruny Island) は、ホバートの南に位置する島で、全長約100km、ノース・ブルーニーとサウス・ブルーニーからなります。
この南北のブルーニーは「ザ・ネック」と呼ばれる細い地峡でつながっていて、このザ・ネックの高台にある展望台からは、ブルーニー島の長くて美しい海岸線を見渡すことができます。
ブルーニー島のメインアトラクションである約3時間のクルーズでは、ダイナミックにその姿を現している玄武岩でできた断崖絶壁や、岩の上で優雅に昼寝をしているオットセイ、海上を優雅に飛び回る野鳥、また時としてジャンプしてそのかわいらしい姿を現すイルカなどを観察できます。
また、ブルーニー島では、チーズ・ファクトリー、チョコレート・ファクトリー、ワイナリー、蒸留所、カキ養殖場など、地元で生産されるグルメがたくさんあります。
ホバート市内から比較的バスや車、フェリーで簡単にアクセスできるため、日帰りの目的地として観光客だけでなくローカルからも人気のある観光目的地です。
名称 | ブルーニー島 (Bruny Island) |
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住所 | Bruny Island, TA(Google Map) |
アクセス | ホバート市内からケタリング(ブルーニー島息のフェリー出発地)まで車で45分、ケタリングからブルーニー島のロバーツ・ポイントまでフェリーで20分 |
料金 | 無料 |
Web | https://www.brunyisland.org.au/ |
タスマン島
タスマン島 (Tasman Island) は、タスマニア本島の南東海岸に隣接する1.2平方キロメートルの小さな島です。ポート・アーサーあたりからタスマン海に伸びるタスマン半島の先端に位置し、タスマン島グループに属しています。
タスマン島の島内には、タスマン島灯台と気象ステーションしかなく、どちらも1977年から自動化されたため、現在人は住んでいません。
タスマン島を取り巻く最長300mにも及ぶ玄武岩の断崖絶壁や、そこに生息するアシカや野鳥を観察するため、ポート・アーサーから出発し、タスマン島の周りをぐるりと一周する観光クルーズが運行されていて、ホバートやポート・アーサーからの1日観光の目的地として人気があります。
名称 | タスマン島 (Tasman Island) |
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住所 | Tasman Island, TA(Google Map) |
アクセス | パース市内より無料のバス935で約10-15分 |
料金 |
ポート・アーサからの3時間タスマン島クルーズ:大人$155、子ども(3-16歳)$95、 |
Web | https://www.tasmancruises.com.au/ |
マウント・フィールド国立公園
マウント・フィールド国立公園 (Mount Field National Park) は、ホバートからわずか1時間のドライブで行くことができる国立公園で、「タスマニア原生地域」という世界遺産の一部となっています。3つの滝からなるラッセル・フォールズは、簡単な散策コースを通って行くことができます。
散策の道中は、2億年以上前のゴンドワナ時代から生き延びていると言われる深い緑のマンファーン(巨大な木性シダ)や、世界でも最も背の高いユーカリの一種の木スワンプ・ガムの森を鑑賞することができ、まるで古代の森レインフォレストにタイムスリップしたかのよう。また、川の水が濃い茶色なことに驚くかもしれませんが、これは決して汚染されているわけではなく、ボタングラスという植物の根から染み出たタンニンの色に染まっていることが理由です。
ラッセル・フォールズの水量はオーストラリアの冬の時期(7-8月)に増えるため、迫力のある滝を、また、秋になる4月から5月の時期は、オーストラリア唯一の落葉樹ファガス(ブナの一種)の赤や黄色、オレンジの美しい紅葉を楽しむことができます。
名称 | マウント・フィールド国立公園 (Mount Field National Park) |
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住所 | 66 Lake Dobson Rd, National Park TAS 7140(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で約1時間 |
料金 | クレイドル・マウンテンを除くタスマニアの国立公園入園料:5歳以上は1人$22.35、車1台$44.75 |
Web | https://parks.tas.gov.au/explore-our-parks/mount-field-national-park |
マライア島
マライア島 (Maria Island) は、タスマニア本島の東、タスマン海に浮かぶは、ガスも電気も水道もなく、まさに人里から離れ隔離された自然の孤島です。
タスマニア本島の小さな町トライバナから1日2往復のフェリーにてマライア島に渡ることができますが、島には車を持ち込むことができないため、島内の移動手段は徒歩あるいは自転車のみとなります。
島全体が国立公園で豊かな自然に恵まれてるため、島内には様々な野鳥や野生動物が生息しています。中でもタスマニア本島で絶滅の危機に瀕しているタスマニアン・デビルを、保護・繁殖を目的のため、この島に放しています。また、島の至る所でカンガルーやウォンバットを目にすることができます。
マライア島は、 1825年から1832年、そして 1842年から1851年まで、囚人の収容地としての役割を果たしていました。一連の施設は島内北部のダーリントンに保護観察ステーションとして残っていて、現在では世界文化遺産として登録されています。
1900年代からはセメント業が栄え、マライア島内にコンクリート工場が建設され、住民も増えたが、すぐに産業は下火となり、住民も離れ、現在は島全体が国立公園のため数人のレンジャー以外は住民がいない無人島です。
マライア島の見どころは、体力があればぜひチャレンジしていただきたい Bishop and Clerk (往復約4時間)や、 Mount Maria (往復約6-7時間)のトレッキング、また比較的アクセスが簡単な The Painted Cliffs (砂岩が酸化鉄により各地層がグラデーションの縞模様になっている美しい海岸線の崖)と、 The Fossil Cliffs (古代化石を含む石灰岩の塊が海岸線に多く見られる)などがあります。
その他シュノーケリング、ダイビング、野鳥や野生動物の観察など、数多くのアクティビティを楽しむことができます。ただし、マライア島内には設備の整ったホテルや売店は存在しないので、宿泊を希望の場合は簡易ベッドとトイレなどの設備のみある旧収容所の建物の施設に宿泊、またはキャンプ場にてキャンプをするかの選択となります。
名称 | マライア島 (Maria Island) |
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住所 | Maria Island, TA 7190(Google Map) |
アクセス | ホバート市内からマライア島行のフェリー乗り場トライアブナまで車で1時間半。トライアブナからマライア島の玄関口ダーリントンまでフェリーで45分 |
料金 | クレイドル・マウンテンを除くタスマニアの国立公園入園料:5歳以上は1人$22.35 |
Web | https://encountermaria.com.au/ |
ワイングラス・ベイ
ワイングラス・ベイ (Wineglass Bay) は、タスマニアの南東部に位置するフレシネ国立公園内にある、ワイングラスのように美しい曲線を描いた湾です。
純白の砂浜とターコイズカラーの海、そして真っ青な空の色が息を飲むほど素晴らしいコントラスを織りなしている。
ワイングラス・ベイには、初級コースから上級コースまで様々なハイキングコースが用意されているので、ご自身の体力に合わせて楽しむことができます。
最も人気のコースは、往復2.6km、約1時間から1時間半のワイングラス・ベイ展望台コース。この展望台から見下ろすワイングラス・ベイは、正に三日月の形をした絵葉書のような風景です。チャレンジャーには、往復約2時間半のマウント・アモスやハザード・ビーチのウォーキングがお勧めです。
ハイキングの途中やビーチでは、とても人懐っこいワラビーや、水面をジャンプするイルカなどの野生動物に出会えることも!
名称 | ワイングラス・ベイ (Wineglass Bay) |
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住所 | Wneglass Bay, TA(Google Map) |
アクセス | ホバート市内より車で2時間半 |
料金 | クレイドル・マウンテンを除くタスマニアの国立公園入園料:5歳以上は1人$22.35、車1台$44.75 |
Web | https://www.wineglassbay.com/ |
ビシェノ
ビシェノ (Bicheno) は、ホバートの北東185kmにある、タスマニア島東海岸の町です。
ビシェノは、クレイ・フィッシュ、アワビ、ホタテ、シマアジなどの水揚げ量が多く、漁港として栄えている他、透き通る水と白い砂浜のビーチの人気により、ホリデーリゾートとしての役割も果たしています。
最も人気のアトラクションは、日の入り後に海から海岸に戻ってくる世界一小さいフェアリー・ペンギンを観察できるペンギン・ツアーと、波が海岸に打ち付ける際に岩の割れ目から水が噴射する潮吹き岩、そして80トンもの巨大な岩が微妙なバランスで傾いた状態で立っているロッキング・ロックです。
フェアリー・ペンギンは保護区に生息しているため、ツアーに参加しないとなかなか見ることができませんが、潮吹き岩とロッキング・ロックは、無料でアクセスが可能なので、ビーチでの水遊びや散歩がてらに見に行くことができます。
名称 | ビシェノ (Bicheno) |
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住所 | Bicheno TA 7215(Google Map) |
アクセス | パース市内より無料のバス935で約10-15分 |
料金 | 無料。ペンギン・ツアー参加の場合は大人$46.50、子ども$22(3歳以下は無料) |
Web | https://eastcoasttasmania.com/discover/town/bicheno/ |
ベイ・オブ・ファイヤーズ
ベイ・オブ・ファイヤーズ (Bay of Fires) は、タスマニアの北東端、ウィリアム国立公園の先端にあり、 その名は、かつてアボリジニがこの地で焚き火をしていたことから付けられました。
この国立公園南端から南のビナロング・ベイを結ぶ全長約35キロの海岸線がベイ・オブ・ファイヤーズと呼ばれていて、良く晴れた日には、真っ青な空、純白の砂浜、そしてオレンジ色の岩という、3色の美しいコントラストを見ることができます。その美しさは、オーストラリアのベスト・ビーチにも毎年ベスト10入りしているほどです。
ベイ・オブ・ファイヤーズで見られる、この随所にあるオレンジ色の岩は花崗岩は、風化して丸くなった岩塊の表面をオレンジ色の地衣類という、コケよりも原始的な植物が覆っています。ベイ・オブ・ファイヤーズと名付けられた本当の理由が、この岩の色から来ているという説もあります。
名称 | ベイ・オブ・ファイヤーズ (Bay of Fires) |
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住所 | Bay of Fires TA 6005(Google Map) |
アクセス | ロンセストンから車で2時間半 |
料金 | 無料 |
Web | https://eastcoasttasmania.com/discover/town/bay-of-fires/ |
ロンセストン
ロンセストン (Launceston) は、タスマニア島の北部最大の都市、また島全体ではホバートに次いで大きな都市です。
サウス・エスク・リバーとノース・エスク・リバーがこのロンセストン付近で合流し、テイマー川となり、かつては海運業が盛んでしたが、現在においても、その豊富な水源は地域の農産業の大きな支えとなっています。特に、テイマー川沿いにはテイマー・バリーと呼ばれ、多くのワイナリーが集まっており、ロンセストンから気軽に訪れることができるワイナリー地域です。
また、ロンセストンはオーストラリアで最も古い町のひとつで、コロニアル様式やビクトリアン様式の歴史的建造物が多く残り、歴史と文化を至る所で感じることができます。
ロンセストンの街自体はコンパクトながらも、オーストラリア国内の首都圏外で最も最大の美術館であるクイーンズ・ビクトリア・ミュージアム・アンド・アート・ギャラリー、トラムウェイ・ミュージアム、州最大のドン・リバー・レイルウェイ、また徒歩15分で訪れることができる森林に囲まれたカタラクト渓谷など、多くのアトラクションがそろっています。
名称 | ロンセストン (Launceston) |
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住所 | Launceston TA 7250(Google Map) |
アクセス | ホバートから車で2時間半 |
料金 | 無料 |
Web | https://www.launceston.tas.gov.au/Home |
クレイドル・マウンテン
クレイドル・マウンテン (Cradle Mountain) は、ユネスコの世界複合遺産に登録されているタスマニア原生地域の一部である、クレイドル・マウンテン=セント・クレア湖国立公園に位置し、タスマニア島を訪れる観光客にとって最も人気の目的地です。
国立公園内には、1545メートルのクレイドル・マウンテン、1614メートルのタスマニア最高峰のマウント・オッサや湖の自然をはじめ、ユーカリの森や、色鮮やかな低木の花々などの色彩豊かな植物、ワラビー、ポッサム、カモノハシ、ハリモグラ、ウォンバットなどの野生動物など、大自然の宝庫であります。
クレイドル・マウンテンでのウォーキングコースは、所要時間20分程度でお子様も参加できる初級コースのものから、80㎞もの距離があり、約6日ほどかけて歩くオーバーランド・トラックという難関コースまで、様々なコースが用意されていて、ファミリーから本格的なトレッキングを求める方まで、皆がこのクレイドル・マウンテンの大自然を満喫することができます。
クレイドル・マウンテンの麓に位置するドーヴ湖は、山の雄大な反映と、周囲の原生林が作り出す静寂な雰囲気で、訪問者を魅了します。湖の周りには、家族連れでも楽しめる散策路が整備されています。
クレイドル・マウンテンは、その名の通り、摺鉢形の山頂が特徴的で、四季折々の風景が楽しめます。冬には雪に覆われ、夏には野花が咲き乱れます。
クレイドル・マウンテンは、自然愛好家、ハイカー、写真家、そして野生動物の観察が好きな人々にとって、訪れる価値のある目的地です。タスマニアの原始的な美しさと壮大な風景に触れることができるこの場所は、忘れられない体験を約束しています。
天候の変化が激しいクレイドル・マウンテンですが、晴れた日には青空を背景に、ダブ湖に映るクレイドル・マウンテンが息を飲むほど美しいので、ぜひシャッター・チャンスを狙ってみてくださいね。
名称 | クレイドル・マウンテン (Cradle Mountain) |
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住所 | Cradle Mountain TAS 7306(Google Map) |
アクセス | ロンセストンから車で2時間半 |
料金 | 無料 |
Web | https://parks.tas.gov.au/explore-our-parks/cradle-mountain |
ロス
ロス (Ross) は、人口約400人、タスマニアの内陸に位置する小さな町です。
ホバートとロンセストンをつなぐミッドランド・ハイウェイのほぼ中間地点にあるため、18世紀のヨーロッパ人の入植以降、両都市をつなぐ中継地点として重要な役割を果たしてきました。
1800年代に囚人によって作られたロスは、石畳の小道、オーストラリアで3番目に古く、現在でもその機能を果たしている石造りの橋「ロス・ブリッジ」、19世紀のビクトリア様式やジョージア様式の建物、旧女性刑務所など、植民地時代の19世紀の歴史が保存されています。
また、ロスには「ロス・ビレッジ・ベーカリー」という地元のパン屋があり、ジブリ映画「魔女の宅急便」に登場するパン屋のモデルとなったところではないかと言われていることから、毎年2000人以上ものジブリファンの日本人がこのロスの町を訪れています。
名称 | ロス (Ross) |
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住所 | Ross TAS 7209(Google Map) |
アクセス | ロンセストンから車で1時間、ホバートから車で1時間半 |
料金 | 無料 |
Web | https://www.visitross.com.au/ |
タスマニアの旅行手配
トラベルドンキーでは、タスマニアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
タスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
タスマニア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いタスマニア旅行になりますよ。
オーストラリアは南半球にありますので、日本とは季節が逆になり、12-2月が夏、6-8月が冬となります。
タスマニア州のホバートにも日本と同様はっきりとした四季があり、春は暖かく、夏には海水浴が楽しめ、秋には色とりどりの紅葉を見ることができ、冬には高原地帯で雪を楽しむことができます。
オーストラリア大陸の他の都市に比べて、夏は比較的涼しく30℃を超える日は滅多になく、冬は氷点下になることはないので年間を通して温暖な気候と言えます。
タスマニア州・ホバートの年間気候データ
月 | 最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 降水量(mm) |
---|---|---|---|
1月 | 21.8 | 12.0 | 47.0 |
2月 | 21.7 | 12.1 | 39.3 |
3月 | 20.2 | 10.9 | 44.6 |
4月 | 17.4 | 9.0 | 50.2 |
5月 | 14.5 | 7.0 | 47.0 |
6月 | 12.0 | 5.2 | 53.7 |
7月 | 11.8 | 4.6 | 52.3 |
8月 | 13.1 | 5.2 | 53.8 |
9月 | 15.1 | 6.5 | 52.8 |
10月 | 17.0 | 7.8 | 60.8 |
11月 | 18.7 | 9.3 | 54.1 |
12月 | 20.4 | 10.9 | 56.3 |
年平均 | 17.0 | 8.4 | 50.9 |
データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値
タスマニア州・ホバートの気候区分
ホバートには四季があるとのことですが、日本と同じような気候だと思っていいんでしょうか?
東京を含む日本のほとんどは温暖湿潤気候という気候帯に属します。一年を通して気温の変化も降水量の変化も大きく、四季がはっきりしているのが特徴です。ホバートにも日本と同じようにはっきりとした四季がありますが、気候帯は日本とは異なり、温帯性気候の中の海洋性気候に属しています。
ホバートを含むタスマニア大陸は、温帯性気候のなかの海洋性気候(Oceanic climate)に属しています。
海洋性気候の特徴は、海洋から吹き付ける風の影響で昼夜の気温差が小さく、海からの風が吹き付けるので風の影響を受けやすいことです。
特にホバートは、冬になると南極から冷たい空気がやってくるので、寒冷前線が多く通過します。
タスマニア州・ホバートの季節ごとの気候と服装
ホバートはかなり南に位置していますが、やはり年中、寒いんでしょうか?年中、上着やコートが必要ですか?
6月から8月の冬の時期でも緯度が高い割には気温は低くならず、東京の冬よりも暖かくなります。但し、年によっては氷点下まで寒くなることが稀にありますので、コート、ダウンジャケットなどを準備されることをお勧めいたします。12月から2月にかけての夏の時期は日中の最高気温が20℃を超える日もあり、Tシャツ一枚で過ごすことができる日も多くあります。 但し朝晩は気温が大きく下がりますので、薄手の上着、パーカーなどがあると良いでしょう。
タスマニア州のホバートの春夏秋冬、季節ごとの気候とタスマニア旅行に最適な服装をご案内します!
タスマニア州・ホバートの春の気候と服装(9-11月)
ホバートの春は、日中の平均最高気温が17℃前後、平均最低気温は8℃前後となり、年間でもっとも雨量が多い季節になります。
ただし、オーストラリアの他の都市ほど降雨量はなく、大都市の中ではアデレードに次ぎ2番目に降雨量が少ないのがホバートです。
日中は11月の晴れた日は半袖や薄手の長そででも大丈夫な日もありますが、基本的にはまだ厚手の長そでにジャンパーやフリースが必要です。
また、朝晩はダウンジャケットやコートがあると安心です。
月 | 日照時間 | 晴天日 | 曇天日 |
---|---|---|---|
9月 | 5.9 | 2.7 | 14.4 |
10月 | 6.5 | 2.6 | 15. |
11月 | 7.8 | 6.0 | 12.5 |
データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値
タスマニア州・ホバートの夏の気候と服装(12月-2月)
ホバートの夏は、日中の平均最高気温が22℃前後、平均最低気温は12℃前後なり、比較的冷涼で過ごしやすい夏となります。
日中はシャツ、ブラウス1枚で大丈夫ですが、日によっては薄手のジャケット、ニット等があるといいでしょう。
朝晩はさらにニットやフリースなど重ね着できるものがあると便利です。
基本的に1年を通して降雨量が少ないホバートですが、1-2月が最も降雨量が少なく乾燥する時期ですので、リップクリームも忘れずに持参してください。
月 | 日照時間 | 晴天日 | 曇天日 |
---|---|---|---|
12月 | 7.4 | 2.9 | 15.3 |
1月 | 8.0 | 4.2 | 13.6 |
2月 | 7.3 | 43. | 12.0 |
データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値
タスマニア州・ホバートの秋の気候と服装(3月-5月)
ホバートの秋は、日中の平均最高気温が18℃前後、平均最低気温は10℃前後となります。
日本の秋のように、街路樹が黄色や赤に染まり、きれいな紅葉を至る所で見ることができます。
3月から4月の晴れた日中は薄手の長そでシャツ1枚で大丈夫な日もありますが、3‐4月の朝晩、5月は日中も厚手のジャケットやセーターが必要になってきます。
月 | 日照時間 | 晴天日 | 曇天日 |
---|---|---|---|
3月 | 6.4 | 4.2 | 13.3 |
4月 | 5.3 | 3.6 | 14.5 |
5月 | 4.2 | 3.4 | 15.4 |
データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値
タスマニア州・ホバートの冬の気候と服装(6月-8月)
ホバートの冬は、日中の平均最高気温が13℃前後、平均最低気温も5℃前後となり、季節風や海流の影響で比較的温暖な冬となります。
ホバート市内で雪が降ることはありませんが、近郊のマウント・ウェリントンでは冬の期間、山頂が雪をかぶっているのを目にすることができます。
気温が冬としては温暖ですが、南極からの冷たい風が吹き付けることもあるので、日本の冬のように厚手のコート、ジャケットは必要です。さらにマフラーや手袋、毛糸の帽子などの防寒具があると安心です。
月 | 日照時間 | 晴天日 | 曇天日 |
---|---|---|---|
6月 | 3.9 | 3.6 | 14.2 |
7月 | 4.4 | 3.4 | 14.1 |
8月 | 5.0 | 3.4 | 14.4 |
データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値
タスマニアの旅行手配
トラベルドンキーでは、タスマニアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
タスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
タスマニア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いタスマニア旅行になりますよ。
タスマニアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
タスマニア本島の東、タスマン海に浮かぶマライア島は、ガスも電気も水道もなく、まさに人里から離れ隔離された自然の孤島である。
タスマニア本島の小さな町トライバナから1日2往復のフェリーにてマライア島に渡る。島には車を持ち込むことができないため、島内の移動手段は徒歩あるいは自転車である。
島全体が国立公園で豊かな自然に恵まれてるため、島内には様々な野鳥や野生動物が生息している。中でもタスマニア本島で絶滅の危機に瀕しているタスマニアン・デビルを、保護・繁殖を目的のため、この島に放しているプロジェクトもある。また、島の至る所でカンガルーやウォンバットを目にすることができる。
マライア島は、 1825年から1832年、そして 1842年から1851年まで、囚人の収容地としての役割を果たしていた。一連の施設は島内北部のダーリントンに保護観察ステーションとして残っており、現在でな世界文化遺産として登録されている。また、1825年に建てられた 「Commissariat Store」 は、現在ではマライア島の情報を訪問者に提供するインフォメーション・センターの役割を果たしている。
1900年代からはセメント業が栄え、マライア島内にコンクリート工場が建設され、住民も増えたが、すぐに産業は下火となり、住民も離れ、現在は島全体が国立公園のため数人のレンジャー以外は住民がいない無人島である。
マライア島の見どころは、体力があればぜひチャレンジしていただきたい Bishop and Clerk (往復約4時間)や、 Mount Maria (往復約6-7時間)のトレッキング、また比較的アクセスが簡単な The Painted Cliffs (砂岩が酸化鉄により各地層がグラデーションの縞模様になっている美しい海岸線の崖)と、 The Fossil Cliffs (古代化石を含む石灰岩の塊が海岸線に多く見られる)などがあるが、その他シュノーケリング、ダイビング、野鳥や野生動物の観察など、数多くのアクティビティを楽しむことができる。ただし、マライア島内には設備の整ったホテルや売店は存在しないので、宿泊を希望の場合は簡易ベッドとトイレなどの設備のみある旧収容所の建物の施設に宿泊、またはキャンプ場にてキャンプをするかの選択となる。いずれの場合においても、食料や飲み水、懐中電灯などは持参する必要がある。
幼い頃から自閉症であったが、特異な記憶力を持っていたため、ギャンブルを通じて巨万の富を築き上げた人物である大富豪ディビッド・ウォルシュが、個人の趣味で集めたコレクションを個人の資産のみで自分が所有するワイナリーの敷地内に建てた、正に何のしがらみも制限も無い自由な美術館、それがMONA(オールド・アンド・ニュー・アート美術館)である。
今まで私たちが訪れたことのある美術館のコンセプトとは全く違い、ジャンルにこだわることも無く、作品の説明書きも一切ない。また、正しい鑑賞ルートもなく、作品もジャンルや時系列に並べられていない。ただ、奇抜でユニークな作品が、何の法則もなく展示されている。
各作品に説明書きはないが、入り口で渡させるGPS付きのipod「The O」を持った来館者が自由に館内を歩き回り、作品の前に立つと「The O」がその作品の説明を表示してくれ、作品によってはその作者のインタビューも聞くことができる。
また、この美術館の建物自体、地上には建てられておらず、地下3階でできており、随時展示品は変更されているが、約1900以上もの膨大な作品が展示されているため、できれば時間に余裕をもって訪れていただきたい。
ホバート市内より車で約20分、ホバート空港より車で約15分の場所に位置する町リッチモンドは、ホバートとタスマニア南東部を結ぶ拠点の地として古くから栄えていた。
1820年代にさかのぼるジョージ様式の建物は、現在ではアートギャラリーや博物館、カフェなどに利用されており、町全体が当時の雰囲気を残している。
また、市内には囚人によって造られたオーストラリア最古の石造りの橋や、刑務所も見どころの一つ。ポートアーサー刑務所が建てられる以前は、リッチモンドが囚人を一時的に収容する地として活躍していたという事実を垣間見ることができる。
ウェリントン山は、標高1271メートル、ウェリントン・パーク保護区内にあるウェリントン山脈の最高峰である。地元アボリジニーのパラワ族の言葉では「クナンイ( kunanyi )」という名前で呼ばれている。
頂上へは、ホバート市内より約22km、車で30-40分でアクセスでき、また多くのトレッキングコースが存在することから、年間を通して多くの観光客が訪れる。
山頂からは、天気がいい日はホバート市内のみならず、周辺の山や海が一望できる絶景ポイントである。
また、ウェリントン山には、オルガン・パイプと呼ばれる奇岩がある。玄武岩の柱が並ぶ崖で、上級クライマーにとって人気スポットとなっている。
セント・クレア湖は、 クレイドル山=セント・クレア湖国立公園に位置する中心の湖であり、 オーストラリアで最も水深の深い(167m)自然湖である。
セント・クレア湖の周りには初心者から上級者まで楽しめるトレッキング・コース、また、森林散策、釣り、ボートなど、様々なアクティビティがある。
世界遺産の「タスマニア原生地域」にあるクレイドルマウンテン・レイクセントクレア国立公園の最深部を北から南へと縦断する、約65kmに及ぶオーバーランド・トラックは、クレイドルマウンテン北部からスタートした場合、このセント・クレア湖の南側に位置するシンシア・ベイが最終地点となっている。
タスマニアの南東部に位置するフレシネ国立公園。この国立のハイライト、ワイングラスベイはワイングラスのように美しい曲線を描いた湾であり、純白の砂浜とターコイズカラーの海、そして真っ青な空の色が息を飲むほど素晴らしいコントラスを織りなしている。
ワイングラス・ベイには、初級コースから上級コースまで様々なハイキングコースが用意されているので、ご自身の体力に合わせて楽しむことができる。ハイキングの途中やビーチは、とても人懐っこいワラビーにも出会える。