タスマニア島の海岸では、世界最小のペンギン、リトルペンギン(Little Penguin)が野生のまま暮らしています。日中は海で小魚やイカを追い、日没後になると小さな群れで海岸へ戻り、砂丘や岩場の巣穴へ向かいます。

野生のペンギンを比較的見やすい場所は、東海岸のビシェノ、北部のローヘッド、北西部のバーニー、リリコ・ビーチ、スタンリーです。ビシェノとローヘッドは有料のガイドツアー、バーニーとリリコ・ビーチは季節限定の無料ガイド、スタンリーは赤色照明付きの観察台から自分で見る形式です。

初めてなら、観察区域が整備され、赤色ライトと案内が用意されるビシェノ・ペンギン・ツアーズ(Bicheno Penguin Tours)またはローヘッド・ペンギン・ツアーズ(Low Head Penguin Tours)が安心です。

無料観察地でもペンギンは野生動物です。通常の懐中電灯、スマートフォンのライト、フラッシュ撮影、大声、巣穴への接近は禁物です。人の気配を感じると、ペンギンは海から上がれず、巣で待つヒナに餌を届けられなくなることがあります。

観察できる数は季節、海況、餌の状況、天候で変わります。繁殖活動が盛んな9月~2月頃は陸上での動きが多くなりますが、ガイドツアーの一部は一年を通して催行しています。

この記事では、日本から訪れる旅行者向けに、ペンギンを見られる場所、見頃の時期、2026年のツアー料金、到着時間、撮影ルール、子ども・シニア旅行、夜間運転の注意、モデル日程まで詳しくまとめます。




タスマニア島のリトルペンギンとは?

リトルペンギンの学名はユーディプチュラ・マイナー(Eudyptula minor)です。

成鳥は体重約1キロ、体長はおよそ30~40センチ。背中は黒ではなく青みがかった灰色で、オーストラリアではフェアリー・ペンギン、ニュージーランドではブルー・ペンギンと呼ばれることもあります。

タスマニア州政府によると、オーストラリアのリトルペンギンの大部分はタスマニア州に生息しています。

日中は海で小魚、イカ、オキアミなどを食べ、夕方になると沖合で仲間と集まり、暗くなってから海岸へ上がります。

多くの個体は、日没後1時間ほどの間に小さな群れで戻ります。

巣は砂丘や海岸植生の下に掘られた長さ60~80センチほどの巣穴、岩の隙間、建物の下などに作られます。

和名 リトルペンギン/コガタペンギン
学名 Eudyptula minor
体長 約30~40cm
体重 約1kg
主な食べ物 小魚、イカ、オキアミ
海岸へ戻る時間 日没後から暗くなった頃
主な繁殖活動 冬から夏、場所と年により変動

動物園ではなく、生活場所へお邪魔する観察

海から戻るペンギンにとって、観察者は大きな捕食者のように見えます。静かに待ち、進路を空け、ペンギンから近づいてきても触らないことが大切です。

見られる時期と時間

リトルペンギンは一年を通してタスマニア周辺に生息しています。

ただし、陸上へ戻る個体数と観察しやすさは季節で変わります。

繁殖期には巣作り、抱卵、ヒナへの給餌で頻繁に陸へ戻り、換羽期には海へ出ずに巣の近くで過ごす個体が増えます。

9~2月:繁殖・子育て

一般旅行者がペンギンの活動を見やすいのは、9月頃から2月頃です。

巣の準備、求愛、抱卵、ヒナの成長など、時期によって異なる行動が見られます。

卵は年や場所によって早ければ5月、遅ければ12月頃まで見つかることがあり、繁殖時期は一律ではありません。

ローヘッドでは11~2月に100~200羽、3~10月は10~100羽程度が海岸へ戻る目安として案内されています。

バーニーの無料ガイドは10月1日~3月31日、リリコ・ビーチは通常9月~4月です。

2~3月:換羽

換羽では古い羽が一度に抜け、新しい防水性のある羽へ生え変わります。

換羽中は海へ入れないため、その前に体重を増やし、巣穴や陸上で過ごします。

ビシェノでは2月頃が換羽の時期として案内され、海から上がる列より、巣の近くにいる個体を見る機会が増えることがあります。

換羽中のペンギンは体力を消耗しているため、近づいたり移動させたりしないでください。

4~8月:静かな季節

冬もビシェノとローヘッドのツアーは基本的に催行されます。

繁殖期より数が少ない日がありますが、観光客も少なく、落ち着いて観察できる利点があります。

ビシェノでは2~8月を冬季料金、9~1月を繁殖期料金として分けています。

冬の海岸は非常に冷え、風が強いので、防寒具をしっかり用意してください。

日没後の到着時間

ペンギンは明るいうちに海岸へ上がると捕食者に狙われやすいため、最後の光が消える頃を待ちます。

夏は日没が遅く、ツアー開始が20時30分~21時頃になることがあります。

冬は17時~18時頃に始まります。

予約確認書の時刻は目安で、天候と日没時刻により変更されることがあります。

有料ツアーでは当日に正確な集合時刻を再確認してください。

観察数が毎日違う理由

ペンギンは野生動物なので、ツアーに参加しても頭数は保証されません。

海の餌、波、風、繁殖の段階、換羽、海水温などで、陸へ戻る個体数が変わります。

荒天だから必ず少ない、晴天だから必ず多いとも限りません。

特定の頭数やヒナだけを期待せず、海から巣へ戻る行動全体を観察するつもりで参加してください。

リトルペンギンの一年

時期の目安 主な行動 旅行者の見どころ
5~8月 巣の準備、繁殖開始 静かな観察、早い日没
9~12月 抱卵、孵化、ヒナへの給餌 陸上活動が増える
1~2月 ヒナの巣立ち、遅い繁殖個体 夏の遅い時間の観察
2~3月頃 換羽 陸上に長く留まる個体
通年 海で採餌、巣穴の利用 場所により観察可能



観察場所の選び方

場所 方式 おすすめ時期 主な特徴
ビシェノ 有料ガイド 通年 東海岸の定番。私有保護区で約70分。
ローヘッド 有料ガイド 通年 ローンセストンから行きやすく、車椅子対応。
バーニー 無料ガイド 10~3月 市中心部から歩ける。毎晩ボランティアが案内。
リリコ・ビーチ 無料ガイド 9~4月 デボンポートの西約10分。寄付歓迎。
スタンリー 無料・自分で観察 繁殖期中心 赤色照明付き観察台。ザ・ナット近く。
ブルーニー・ネック 自分で観察 季節による 海鳥の繁殖地。初心者にはガイド地を推奨。

ホバートだけに滞在し、レンタカーを使わない旅行では、野生ペンギン観察は簡単ではありません。

東海岸を回るならビシェノ、ローンセストン滞在ならローヘッド、北西部ドライブならバーニーとリリコ・ビーチが使いやすい選択です。

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詳細・お申込み

 

ビシェノ・ペンギン・ツアーズ

ビシェノはタスマニア東海岸にある海辺の町で、フレシネ国立公園とベイ・オブ・ファイアーズの中間にあります。

ビシェノ・ペンギン・ツアーズは、一般の海岸ではなく、保護・管理された私有の繁殖地へ少人数のグループで入るツアーです。

ガイドが赤色照明を使い、海から上がったペンギンが巣穴へ向かう様子を案内します。

毎日催行が基本ですが、クリスマス当日と大晦日は休業です。

予約は必須と案内されています。

2026年の料金

時期 大人 子ども(4~14歳) 0~3歳
2~8月・冬季 AU$56 AU$27 無料
9~1月・繁殖期 AU$76 AU$32 無料

料金は2026年8月時点の公式オンライン予約表示です。

予約日、特別営業、団体条件で変わる場合があるため、決済画面の表示額を最終料金として確認してください。

開始時刻と所要時間

所要時間は約70分です。

冬季は17時~19時30分頃、繁殖期は19時30分~21時30分頃の範囲で、日没に合わせて出発します。

同じ月でも日付により時刻が変わります。

遅刻するとペンギンの動線と他の参加者に影響するため、集合時刻より早めに受付してください。

アクセスと宿泊

ビシェノはホバートから車で約2時間30分、ローンセストンから約2時間が目安です。

ツアー終了後は暗くなり、町の外へ出る道路ではワラビー、ポッサム、タスマニアデビルなどが動き始めます。

観察後にホバートへ戻るより、ビシェノへ1泊する方が安全で、旅程にも余裕ができます。

フレシネ国立公園を訪れた日の夜に組み合わせる場合も、運転疲れを考えて早めにビシェノへ移動してください。

予約時の注意

  • 日付ごとに集合時刻を確認する
  • 乳幼児を含む全参加者を予約へ入れる
  • 歩行や寒さに不安があれば事前に相談する
  • フラッシュ、通常の懐中電灯を使わない
  • 雨でも催行される場合に備える
  • 終了後はビシェノ泊を検討する

私有地の繁殖地へ入るため、予約なしで集合場所へ行っても参加できない場合があります。

ローヘッド・ペンギン・ツアーズ

ローヘッドは、ローンセストンの北、テイマー川河口の東岸にある海辺の町です。

ローヘッド・ペンギン・ツアーズは、コースタル・リザーブの観察台からペンギンを案内する毎晩催行のツアーです。

海岸を見下ろす観察場所までは、集合場所から緩やかな約3分の徒歩です。

ツアーは日没後に始まり、所要は最大約1時間です。

2026年の料金

区分 料金
大人 AU$50
子ども AU$25
シニア・コンセッション AU$40
大人2人+子ども2人 AU$140
大人2人+子ども3人 AU$160
大人2人+子ども4人 AU$170

料金は2026年8月時点の公式案内です。

ローンセストン市内からの送迎付きプランは別会社が運行し、追加料金がかかります。

季節ごとの観察数

公式案内では、11~2月は一晩に100~200羽、3~10月は10~100羽が戻る目安とされています。

これは平均的な目安であり、実際の数は毎晩変わります。

繁殖期の多さを優先するなら11~2月、早い時間と落ち着いた雰囲気を重視するなら冬も選択肢です。

ローンセストンからの行き方

ローヘッドはローンセストン中心部から車で約45~55分です。

ジョージタウンからは北へ約5キロです。

レンタカーがない場合は、ローンセストンの宿泊施設から往復送迎付きの夜ツアーを利用できます。

送迎を含む場合は全体で約3時間30分を見込んでください。

自分で運転する場合、ツアー終了後の道路では野生動物に注意します。

車椅子・子ども連れ

観察エリアは車椅子で利用できると案内されています。

海岸は風が強く、夏でも夜は冷えるため、子どもには厚手の上着を用意してください。

自撮り棒、三脚、個人の懐中電灯は持ち込まず、ガイドが用意するペンギンに影響の少ないライトを使います。

バーニー・ペンギン観察センター

バーニーのリトル・ペンギン観察センター(Little Penguin Observation Centre)は、市中心部から海沿いのボードウォークで歩ける無料観察地です。

パーソネージ・ポイントの観察台は平坦で、車椅子や子ども連れでも利用しやすくなっています。

フレンズ・オブ・バーニー・ペンギンズのボランティアが、10月1日~3月31日の毎晩、日没時に案内します。

雨や風の日も基本的に活動するため、防寒・防水対策が必要です。

料金は無料ですが、保護活動への寄付が歓迎されています。

観察台では赤色ライトが使われ、ガイドが繁殖、ヒナ、換羽、保護活動について説明します。

場所 バーニー海岸・パーソネージ・ポイント
ガイド期間 10月1日~3月31日
時間 日没頃
料金 無料・寄付歓迎
予約 通常不要
バリアフリー 平坦な観察台、車椅子対応

日中に巣穴の近くでヒナが見える場合でも、柵を越えたり、巣穴をのぞき込んだりしないでください。

リリコ・ビーチ

リリコ・ビーチ(Lillico Beach)は、デボンポート中心部から西へ車で約10分の小石の海岸です。

観察台から海岸へ戻るリトルペンギンを見ることができます。

通常9月~4月には、フレンズ・オブ・リリコ・ペンギンズのボランティアが毎晩案内します。

観察は無料で、寄付が歓迎されています。

ガイドが赤色ライトを用意するため、旅行者は懐中電灯を使いません。

デボンポートから 車で約10分
案内期間 通常9~4月
料金 無料・寄付歓迎
設備 観察台、駐車スペース
撮影 フラッシュ禁止

スピリット・オブ・タスマニアでデボンポートへ到着する旅行者にも立ち寄りやすい場所ですが、夜の船の到着・出発時刻と組み合わせる場合は余裕を持ってください。

スタンリー・ゴッドフリーズ・ビーチ

スタンリーのゴッドフリーズ・ビーチ(Godfreys Beach)には、リトルペンギンが海から戻る様子を見られる専用観察台があります。

観察台は赤色照明を備え、自分の懐中電灯を使わずに観察できます。

ザ・ナット州立保護区(The Nut State Reserve)の駐車場から、幅約1.2メートル、長さ約440メートルの舗装路でつながっています。

無料で利用できますが、常にガイドがいる施設ではありません。

日没前に場所を確認し、暗くなってから海岸や巣穴の間を歩かないでください。

スタンリーに宿泊し、ザ・ナット、ハイフィールド歴史地区、北西海岸ドライブと組み合わせる人に向いています。




ブルーニー島とその他の生息地

ブルーニー島(Bruny Island)のザ・ネック(The Neck)周辺には、リトルペンギンとショートテール・シアウォーターの繁殖地があります。

日中は展望台から細長い地形を見渡せますが、ペンギンが海から戻るのは暗くなってからです。

ビシェノやローヘッドのような毎晩の専用ガイドツアーではなく、自分でルールを理解して観察する必要があります。

ヒナや巣穴を探して植生へ入る、階段や遊歩道を外れる、白いライトを使う行為は避けてください。

ブルーニー島の日帰り観光では、最終フェリーの時間よりペンギンの上陸が遅くなる季節があります。夜まで滞在するなら島内宿泊が必要です。

南ブルーニー国立公園を訪れる場合は有効なタスマニア国立公園パスが必要です。

ホバート近郊の非整備コロニー

コニンガム自然レクリエーション地域など、タスマニア南東部にもリトルペンギンの生息地があります。

ただし、専用の夜間観察施設や常設ガイドがない場所は、巣穴を踏む、進路を塞ぐ、住民の生活へ影響する危険があります。

初めての旅行者が場所を探して海岸を歩き回るより、設備のある観察地またはガイドツアーを利用してください。

マッコーリー島のペンギンとは別

タスマニア州には、亜南極のマッコーリー島(Macquarie Island)も含まれます。

そこにはキングペンギンなど複数のペンギンが生息しますが、タスマニア本島から簡単に行ける観光地ではありません。

通常は許可を受けた長期探検クルーズで訪れる場所で、本記事のリトルペンギン観察とは別の旅行になります。

有料ツアーと無料観察地の違い

比較 有料ガイドツアー 無料観察地
代表地 ビシェノ、ローヘッド バーニー、リリコ、スタンリー
観察区域 管理された繁殖地・観察台 公共の海岸・観察台
赤色ライト ガイドが管理 ボランティアまたは常設照明
解説 毎回あり 季節・曜日により異なる
予約 原則必要 通常不要
観察のしやすさ 初めてでも分かりやすい 待つ場所とルールを自分で確認
費用 有料 無料、寄付歓迎

初めてのタスマニア旅行、英語でルールを理解するのが不安な人、子ども連れには有料ツアーが安心です。

北西部をドライブし、日程に合わせて気軽に寄りたい人には、バーニー、リリコ・ビーチ、スタンリーが便利です。

無料観察地は無料だから自由に行動できる場所ではありません。ボランティアがいる場合は必ず指示に従い、寄付で保護活動を支援してください。

ペンギン観察のルール

タスマニア州政府の観察ガイドラインでは、ペンギンを驚かせず、海岸から巣穴へ向かう通路を空けることが重視されています。

日没前に観察場所へ入る

暗くなってから海岸を歩くと、海から上がるペンギンの進路を塞ぎます。

無料観察地では明るいうちに駐車場、観察台、帰り道を確認し、日没前に静かに待ちます。

最低3メートル離れる

ガイドのいない場所では、ペンギンから少なくとも3メートル離れ、巣穴への通路を空けます。

ペンギンが自分から近づいてきた場合も、触らず、急に動かず、静かに通り過ぎるのを待ちます。

暗い服装で静かに待つ

明るい服や空を背景にした人影は、ペンギンからよく見えます。

暗めの上着を着て、会話を控え、立ったり座ったりする動きを減らしてください。

巣穴と植生へ入らない

巣穴は砂丘、草の下、岩の間にあり、暗闇では見えません。

海岸植生やロープの内側へ入ると、巣穴を踏み抜く危険があります。

指定された歩道と観察台だけを利用してください。

犬や猫を連れて行かない

犬はリードを付けていても、ペンギンにとって大きな脅威です。

匂いが残ることもほかの犬や捕食動物を引き寄せます。

観察地にはペットを連れて行かず、食べ物のごみも残さないでください。

餌を与えない・触らない

ペンギンは保護された野生動物です。

捕まえる、触る、進路を変えさせる、巣穴をのぞく、餌を与える行為はできません。

写真・動画撮影

フラッシュは禁止

カメラとスマートフォンのフラッシュは必ずオフにしてください。

自動モードでは暗い場所で勝手に発光するため、観察地へ着く前に設定を確認します。

白いライトを使わない

スマートフォンのライト、ヘッドライト、通常の懐中電灯をペンギンへ向けません。

赤色ライトでも、海面やペンギンの目を直接照らさず、ガイドがいる場所では個人のライトを使わないでください。

三脚・自撮り棒を持ち込まない

狭い観察台では、三脚と自撮り棒が通路を塞ぎ、ペンギンやほかの参加者へ危険を与えます。

ローヘッドでは三脚と自撮り棒を使用できません。

写真より観察を優先する

暗い環境では、スマートフォンで鮮明な写真を撮るのは難しいものです。

画面の光を最低まで下げ、連写や大きな操作音を避けてください。

無理に接近せず、目で見る時間を優先する方が満足度は高くなります。

子ども連れ・シニア旅行

子ども連れ

ペンギン観察は暗く、寒く、待ち時間があります。

夏は開始が21時頃になることがあり、小さな子どもには遅い時間です。

冬は開始が早い一方、気温と風への備えが必要です。

子どもが大声を出す、走る、ライトを点ける可能性がある場合は、事前にルールを説明してください。

ビシェノは0~3歳無料ですが、予約人数には含めます。

ベビーカー

砂地や暗い未舗装路ではベビーカーを使いにくい場合があります。

バーニーの観察台は平坦で子ども連れに利用しやすく、ローヘッドは車椅子アクセスが案内されています。

ビシェノでは、予約前にベビーカーと歩行条件を直接確認してください。

シニア旅行

寒さ、暗い足元、長時間の立ち見が負担になります。

平坦なバーニー、ローヘッド、舗装路でつながるスタンリーが比較的利用しやすい場所です。

折り畳み椅子を持ち込めるかは、観察施設へ事前に確認してください。

聴覚・視覚に不安がある場合

予約時に必要な支援を伝え、観察台の位置、段差、照明、解説方法を確認します。

ペンギンは暗い中で動くため、双眼鏡より肉眼の方が見つけやすい場面もあります。

日没後の運転

ペンギン観察後は、タスマニアの野生動物が最も活発になる時間帯です。

ワラビー、ポッサム、ウォンバット、タスマニアデビルなどが道路へ出てきます。

制限速度より低くても、暗い道路で急に動物が現れると止まりきれません。

安全な旅程

  • ビシェノ観察後はビシェノ泊
  • ローヘッド観察後はジョージタウンまたはローンセストン泊
  • バーニー観察後はバーニー泊
  • リリコ観察後はデボンポート泊
  • スタンリー観察後はスタンリー泊

観察後に2~3時間運転して次の町へ移動する計画は避けてください。

対向車がいない場所でもハイビームを適切に使い、道路脇に動物の目が反射していないか確認します。

動物を見つけても急なハンドル操作をせず、安全に減速してください。

服装と持ち物

  • 暗い色の防風・防水ジャケット
  • フリースまたは薄手のダウン
  • 長ズボン
  • つま先を覆う滑りにくい靴
  • 冬は手袋とニット帽
  • 雨具
  • 予約確認書のオフライン保存
  • 必要なら双眼鏡
  • 常用薬
  • 車内用の予備防寒具

海岸は内陸の町より風が強く、夏でも日没後は冷えます。

傘は視界と通路を遮るため、レインジャケットの方が観察に向いています。

個人の懐中電灯は使えない観察地が多いため、持参してもペンギン区域では点灯しません。



モデル日程

ホバート発・東海岸2泊3日

日程 モデルプラン
1日目 ホバートからオーフォード、スワンシーを経てビシェノへ。夕方にチェックイン。
1日目夜 ビシェノ・ペンギン・ツアーズへ参加。ビシェノ泊。
2日目 フレシネ国立公園、ワイングラスベイ。ビシェノまたはコールズベイ泊。
3日目 ホバートへ戻る、またはベイ・オブ・ファイアーズ方面へ。

ローンセストン発・ローヘッド1泊2日

日程 モデルプラン
1日目 午後にテイマー・バレーを観光し、ジョージタウンまたはローヘッドへ。
1日目夜 ローヘッド・ペンギン・ツアーズへ参加。
2日目 ローヘッド海洋博物館、灯台周辺を見てローンセストンへ。

北西海岸3泊4日

日程 モデルプラン
1日目 デボンポート到着。夜はリリコ・ビーチ、デボンポート泊。
2日目 ペンギン観察地を重ねず、シェフィールドやクレイドル・マウンテン方面を観光。
3日目 バーニーへ移動。夜は無料ガイド観察、バーニー泊。
4日目 スタンリーへ。ザ・ナットと町歩き。夜まで滞在する場合はスタンリー泊。

タスマニア周遊・7泊8日

日程 モデルプラン
1~2日目 ホバート観光。
3日目 フレシネ国立公園、ビシェノ泊。夜にペンギンツアー。
4日目 ベイ・オブ・ファイアーズ経由でローンセストンへ。
5日目 テイマー・バレー、夜にローヘッドまたはローンセストン泊。
6日目 デボンポート、リリコ・ビーチまたはバーニー。
7日目 クレイドル・マウンテン。
8日目 デボンポートまたはローンセストンから出発。

ペンギン観察を毎晩入れる必要はありません。最も旅程に合う一か所を予約し、ほかは天候と体力に応じて追加してください。

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安全・野生動物保護の注意

観察台と指定歩道を使う

暗い海岸には巣穴、岩、流木、段差があります。

近道をせず、観察台と既存の歩道だけを利用してください。

海岸へ降りない

ペンギンが上がる時間に海岸を歩くと、群れを海へ戻してしまうことがあります。

「もっと近くで見たい」と海岸へ移動せず、決められた場所で待ちます。

海が荒れていても近づかない

ペンギンが上がらないからといって、波打ち際へ探しに行かないでください。

夜の海岸は波、滑る岩、急な潮位変化が危険です。

けがをしたペンギン

弱っている、油で汚れている、けがをしているペンギンを見ても、自分で捕まえたり水へ戻したりしません。

観察地のガイド、レンジャー、地元の野生動物救護機関へ場所と状態を伝えてください。

死骸を動かさない

海岸で死んだペンギンを見つけた場合も、触らず、写真と正確な場所を記録して管理者へ報告します。

野生動物との距離

タスマニア公園野生生物局は、一般の野生動物から最低2メートル離れるよう案内しています。

ペンギン観察ガイドラインでは、ガイドのいない場所で少なくとも3メートル離れ、進路を塞がないことが求められます。

日没後の道路

運転中に動物をはねても、交通上危険な場所では急に停車しません。

安全に停車できる場合のみ状況を確認し、救護機関へ連絡してください。

白いライトを点けると、ペンギンが海から上がれなくなる

フラッシュや懐中電灯は、写真を失敗させるだけでなく、繁殖やヒナへの給餌を妨げます。赤色ライトも自分の判断で照らさず、ガイドまたは施設の照明だけを利用してください。



タスマニアの野生ペンギンに関するよくある質問(FAQ)

タスマニアでは何というペンギンを見られますか?

主にリトルペンギンです。体長約30~40センチ、体重約1キロで、世界最小のペンギンです。

一番おすすめの観察場所はどこですか?

初めてなら、東海岸旅行ではビシェノ、ローンセストン滞在ではローヘッドがおすすめです。どちらもガイド、赤色ライト、管理された観察区域があります。

ペンギンを見やすい時期はいつですか?

繁殖活動が盛んな9~2月頃は陸上での動きが増えます。ただしビシェノとローヘッドでは一年を通してツアーが行われます。

何時に海岸へ上がりますか?

最後の光が消える頃から日没後1時間ほどが中心です。夏は20時30分~21時頃、冬は17時~18時頃に観察が始まります。

無料で見られる場所はありますか?

あります。バーニー、リリコ・ビーチ、スタンリーのゴッドフリーズ・ビーチなどです。バーニーとリリコでは季節中にボランティアが案内し、寄付が歓迎されています。

ビシェノのツアー料金はいくらですか?

2026年8月時点で、2~8月は大人AU$56・4~14歳AU$27、9~1月は大人AU$76・子どもAU$32です。0~3歳は無料です。

フラッシュを使わなければスマートフォンで撮影できますか?

施設のルールで認められる範囲なら可能ですが、画面の明るさを下げ、ライトを点けないでください。暗いため鮮明な写真は難しく、観察を優先するのがおすすめです。

ホバートから日帰りで見に行けますか?

ビシェノはホバートから約2時間30分ですが、ツアー終了後は夜間運転になります。ビシェノへ宿泊する旅程が安全です。

雨の日もツアーは行われますか?

小雨や通常の雨なら催行されることがあります。強風や危険な海況では変更・中止となる場合があるため、当日に運営者の案内を確認してください。

ペンギンを触ることはできますか?

できません。リトルペンギンは保護された野生動物です。少なくとも3メートル離れ、進路を空け、触ったり餌を与えたりしないでください。

タスマニアの野生ペンギンに関する参考情報

まとめ:初めてならビシェノかローヘッドのガイドツアー

タスマニア島では、世界最小のリトルペンギンが海岸へ戻る姿を野生のまま観察できます。

東海岸を旅行するならビシェノ、ローンセストンを拠点にするならローヘッドが、初めての旅行者に分かりやすい選択です。

北西部では、10~3月のバーニー、9~4月のリリコ・ビーチで無料のボランティア案内を利用できます。スタンリーのゴッドフリーズ・ビーチには赤色照明付きの観察台があります。

繁殖活動が盛んな9~2月頃は多くの個体を見られる可能性がありますが、観察数は天候、海況、餌、繁殖段階で毎日変わります。

白いライトとフラッシュを使わず、少なくとも3メートル離れ、海から巣穴へ向かう進路を空けてください。

ツアー終了後の長距離運転は避け、観察場所の近くへ宿泊することが、ペンギンと旅行者の双方にとって安全です。

タスマニアの旅行手配

トラベルドンキーでは、タスマニアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

タスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

タスマニア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いタスマニア旅行になりますよ。

トラベルドンキーにお任せください!

 

ホバートから北西へ車で約1時間10分。マウント・フィールド国立公園(Mount Field National Park)は、シダに覆われた雨林、段状に流れ落ちるラッセル滝、樹高70メートルを超えるユーカリ、高原の湖と雪景色まで、一つの公園でまったく異なる自然を楽しめる場所です。

初めて訪れる旅行者の多くは、ビジターセンターから歩いてRussell Falls、Horseshoe Falls、Tall Trees Walkを巡ります。この下部エリアなら、短時間の観光から2~3時間の森林歩きまで、体力に合わせて組み立てられます。

一方、Lake Dobson、Pandani Grove、Tarn Shelfなどの高原エリアは、入口からさらに未舗装の山道を約16キロ上った先です。Russell Fallsの延長で簡単に立ち寄れる場所ではなく、天候、車種、日没、歩行時間を考えた別の計画が必要です。

日本からの短期旅行で車を運転しない場合は、ホバート発着ツアーが便利です。マウント・フィールドに加えて、kunanyi/マウント・ウェリントンとボノロング自然動物保護区を巡るアクティブな1日ツアー、サーモン・ポンズとRussell Fallsを中心に歩くツアー、Russell Fallsとボノロングを組み合わせたツアーがあります。

本記事では、指定いただいたトラベルドンキーの3商品を、歩行量、滞在時間、動物園の有無、対象年齢、料金で比較します。

あわせて、ホバートからの行き方、2026年の国立公園パス、Russell Fallsまでの距離、Three Falls Circuit、高原エリア、雪と紅葉、食事、宿泊、モデルコース、安全上の注意まで、日本から訪れる旅行者向けにまとめます。




マウント・フィールド国立公園とは?

Mount Field National Parkは、ホバートの北西約73キロに位置する国立公園です。

Freycinet National Parkとともに1916年に国立公園となり、タスマニアで最も古い国立公園の一つです。

下部には冷温帯雨林、巨大なSwamp Gum、Russell Fallsなどの滝があり、標高を上げるにつれてSnow Gum、Pandani、Fagus、氷河湖の高原景観へ変わります。

公園の一部はTasmanian Wilderness World Heritage Areaに含まれます。

日帰りツアーの多くが訪れるのは、ビジターセンター周辺の下部エリアです。Lake DobsonやTarn Shelfは同じ公園内でも別の訪問エリアと考えてください。

名称 Mount Field National Park
所在地 タスマニア州Derwent Valley
ホバートから 約73キロ、車で約1時間10分
代表的な滝 Russell Falls、Horseshoe Falls、Lady Barron Falls
下部エリア 雨林、滝、Tall Trees、ビジターセンター
上部エリア Lake Dobson、Pandani Grove、Tarn Shelf、高原歩道
国立公園パス 必要
初めての滞在時間 2~4時間

Russell Fallsだけなら短時間、高原まで行くなら一日

ビジターセンターからRussell Fallsだけを見る場合は約30分です。Three Falls Circuitなら約2~2時間30分、Lake Dobsonと高原歩きを加えるなら一日を確保してください。

先住民文化と国立公園の歴史

マウント・フィールドとDerwent Valley一帯は、Palawa(タスマニア先住民)が長くつながりを持ってきたCountryです。

森林、川、高原、動植物、季節ごとの移動は、生活と文化の一部でした。ヨーロッパ人の入植以前から、この土地には長い人の歴史があります。

Russell Falls周辺は早くから景勝地として知られ、1885年にタスマニア初の自然保護区として保護されました。

1916年にはMount Field National Parkが設立されました。

公園名は、ニューサウスウェールズ最高裁判所の初期の判事Barron Fieldに由来しますが、公園設立にはWilliam Crooke、Leonard Rodway、Henry Dobsonらの自然保護活動が大きく関わりました。

現在は、観光地としての利用と、世界遺産の森林、高原植物、野生動物の保護を両立させる管理が行われています。

滝だけでなく、標高による植生の変化を見る

入口の雨林、高木林、Snow Gum、高原湿地は、短い距離の中で大きく変わります。車でLake Dobsonへ上る場合は、景色が変わっていく過程にも注目してください。



ホバートからマウント・フィールドへの行き方

ホバートから公共バスでRussell Fallsへ行けますか?
公園入口まで使いやすい定期公共交通はありません。短期旅行では、レンタカーまたはホバート発着ツアーが現実的です。

レンタカーで行く

ホバート中心部からMount Field Visitor Centreまでは約73キロです。

Brooker Highway、Lyell Highwayを通り、New Norfolk、Westerwayを経由します。

通常の所要時間は約1時間10分ですが、通勤、New Norfolkの町、道路工事、雨、霧で時間が延びます。

ビジターセンターまでの道路は舗装され、一般的な乗用車で走れます。

公共交通で行ける?

New Norfolk方面までの交通はありますが、観光に使いやすい時刻でMount Field Visitor Centreまで往復する定期バスはありません。

New Norfolkからタクシーを利用する場合も、帰りの車両を事前に確保する必要があります。

車を運転しない人には、ホバート発着の1日ツアーがおすすめです。

駐車場と入口

ビジターセンター、Russell Falls歩道、キャンプ場の近くに駐車場があります。

駐車料金は別途かかりませんが、有効な国立公園パスが必要です。

夏の週末、学校休暇、紅葉期は混雑します。指定された区画へ駐車し、バスと緊急車両の通路を塞がないでください。

ビジターセンター

Mount Field Visitor Centreは66 Lake Dobson Roadにあります。

国立公園パス、地図、歩道と道路の状況、展示、土産を扱います。

Curiosity Room、Waterfalls Café、トイレ、ピクニック施設、電気バーベキューがあります。

高原へ行く前に、Lake Dobson Road、積雪、倒木、歩道閉鎖を確認してください。

Lake Dobson Road

ビジターセンター付近からLake Dobsonまでは約16キロ、車で約30分です。

道幅が狭い曲がりくねった未舗装路で、バス、キャンピングカー、キャラバンには適していません。

冬は積雪と凍結によりタイヤチェーンが必要になったり、道路が閉鎖されたりします。

Russell Falls周辺が晴れていても、高原は雪、霧、強風ということがあります。

夜間運転の注意

夕暮れ以降はワラビー、パデメロン、ウォンバット、ポッサムなどが道路へ出ます。

Glow Wormsを見るため暗くなってから訪れる場合は、公園周辺またはNew Norfolk方面へ宿泊すると運転の負担を減らせます。

夜間は速度を落とし、急ハンドルを避けてください。

トラベルドンキーのおすすめツアー

マウント・フィールド、マウント・ウェリントンとワイルドライフ

マウント・フィールド、マウント・ウェリントンとワイルドライフは、滝、雨林、タスマニア固有動物、ホバートを見下ろす山頂を一日にまとめた英語ツアーです。

Mount FieldではRussell Falls、Horseshoe Falls、Tall Trees、Lady Barron Fallsを結ぶThree Falls Circuitを歩く行程が基本です。

その後、Bonorong Wildlife Sanctuaryでタスマニアン・デビル、ウォンバット、カンガルーなどを見学し、天候が許せばkunanyi/Mount Wellington山頂へ向かいます。

7時25分頃にホバート中心部を出発し、17時30分頃に戻る長い一日です。

2026年7月現在、一般料金は大人AU$189、インターネット料金はAU$180から案内されています。

食事は含まれず、8歳未満と移動に制限のある人には適していません。約6キロの森林歩きができる人向けです。

ラッセル・フォールズ

ラッセル・フォールズは、Derwent Valley、Salmon Ponds、Mount Field National Parkを巡る英語の1日ツアーです。

New Norfolk、Bushy Parkのホップ畑を通り、Salmon Pondsではマスとサーモンへの餌やり、博物館、英国風庭園、モーニングティーを楽しみます。

Mount Fieldでは雨林とTall Treesを歩き、Russell Fallsを見学します。長いThree Falls Circuitではなく、約1キロを中心とする歩きやすい内容です。

9時15分頃出発、16時頃帰着が目安で、昼食は自己負担です。

2026年7月現在、一般料金はAU$190、インターネット料金はAU$181から案内されています。

歩行量を抑え、滝、庭園、Derwent Valleyをゆっくり楽しみたい人に向いています。

ラッセル・フォールズとボノロング自然動物園

ラッセル・フォールズとボノロング自然動物園は、Salmon Ponds、Mount Field National Park、Bonorong Wildlife Sanctuaryを組み合わせた英語の1日ツアーです。

午前はSalmon Pondsでモーニングティーを取り、Mount FieldでRussell Fallsと雨林を歩きます。

昼食後はBonorongへ移動し、タスマニアン・デビル、ウォンバット、カンガルーなどを見学します。

所要時間は約8時間。2026年7月現在、一般料金はAU$220、インターネット料金はAU$209から案内されています。

Three Falls Circuitほど歩きたくないものの、滝とタスマニアの動物を一日で見たい人に向いています。

3商品を比較

項目 5758 9324 16153
主な内容 滝・長めの森林歩き・動物・山頂 滝・Salmon Ponds・Derwent Valley 滝・Salmon Ponds・動物
歩行量 多い、約6km 少なめ、約1km 少なめ~中程度
Bonorong 含む 含まない 含む
Mount Wellington 含む 含まない 含まない
Salmon Ponds 含まない 含む 含む
2026年7月ネット料金 AU$180~ AU$181~ AU$209~
向いている人 歩くことが好き 滝を気軽に見たい 滝と動物を両方見たい

5758は最も歩行量が多く、Mount Fieldの森林をしっかり歩く内容です。9324と16153はRussell Fallsを中心にした歩きやすい行程で、動物を見たいかどうかで選べます。

旅行前に知っておきたいこと

2026年の国立公園パス

Mount Field National Parkへ入るには、有効なタスマニア国立公園パスが必要です。

パス 2026年7月料金
24時間・車両1台(最大8人) AU$49.15
24時間・徒歩/バス/自転車1人 AU$24.55
Holiday Vehicle Pass・最長2か月 AU$98.35
Holiday Person Pass・最長2か月 AU$49.20

ホバート発着ツアーでは、通常、必要な国立公園入園料がツアー代に含まれます。

レンタカーでFreycinet、Mount Field、Mount Williamなど複数の国立公園を訪れるなら、Holiday Vehicle Passが割安になる場合があります。

ビジターセンターの営業時間

期間 営業時間
12月1日~4月30日 9:00~17:00
5月1日~10月31日 9:00~16:00
11月 9:00~16:15

歩道自体の利用時間とは異なります。パス購入、地図、道路状況の確認が必要な場合は営業時間内に到着してください。

歩くコースの選び方

コース 距離・時間 難易度
Russell Falls 1.4km、約25分 Grade 1
Tall Trees 1km、約30分 Grade 2
Three Falls Circuit 6km、2~2.5時間 Grade 3
Pandani Grove 1.5km、約30分 短い高原歩道
Tarn Shelf 12km、5~6時間 Grade 3・高原
Mount Field East 10km、4~5時間 Grade 4
Mount Field West 17km、8~9時間 Grade 5

同じ国立公園でも、Russell Fallsと高原コースでは必要な装備と経験が大きく異なります。

飲料水・トイレ・通信

ビジターセンター周辺にトイレ、カフェ、ピクニック設備があります。

高原歩道には売店がなく、自然の水をそのまま飲むことはできません。

Lake Dobsonへ行く場合は、入口で飲料水、昼食、予備の防寒着を準備してください。

携帯電話は公園内と高原で通じない場所があります。オフライン地図を保存してください。

服装と持ち物

  • 滑りにくい運動靴またはウォーキングシューズ
  • 防水ジャケット
  • フリースなどの重ね着
  • 帽子、日焼け止め、サングラス
  • 飲料水と昼食
  • 虫よけ
  • モバイルバッテリー
  • オフライン地図
  • 冬の高原では手袋、ニット帽、タイヤチェーン

雨林は夏でも涼しく、高原はさらに気温が低くなります。ホバートの天気だけで服装を決めないでください。

バリアフリー

Russell Fallsの往復歩道は平坦な舗装路で、介助者がいる車椅子利用者に対応しています。

ビジターセンターでは車椅子と全地形型車椅子TrailRiderを借りられる場合があります。

Horseshoe Falls、Three Falls Circuit、Lake Dobsonの山道は階段、傾斜、粗い路面があります。

ツアー車両への乗降と歩行条件について介助が必要な人は、予約前に確認してください。

気候とベストシーズン

マウント・フィールドはホバートより雨が多く、標高による気温差が大きい地域です。

公園下部に近いMaydenaの平均最高気温は、1月約21.5℃、7月約9.6℃です。

Lake Dobsonと高原はMaydenaよりさらに低温で、夏でも霧、冷たい雨、強風になることがあります。

平均最高気温 平均最低気温
1月 21.5℃ 8.3℃
2月 21.6℃ 8.4℃
3月 19.4℃ 7.1℃
4月 16.1℃ 5.7℃
5月 12.6℃ 3.6℃
6月 10.1℃ 1.9℃
7月 9.6℃ 1.3℃
8月 11.2℃ 1.6℃
9月 13.4℃ 3.0℃
10月 15.6℃ 4.3℃
11月 17.5℃ 6.0℃
12月 19.4℃ 7.5℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Maydena長期平均値。高原エリアはこの数値より寒くなります。

滝の水量では雨の多い時期、歩きやすさでは12~3月、Fagusの紅葉では通常4月下旬~5月初旬、雪景色では冬が狙い目です。ただし、紅葉と雪は年ごとの天候で変わります。

下部エリアの主なウォーキング

Russell Falls

ビジターセンターから往復1.4キロ、約25分、Grade 1です。

平坦な舗装路をシダとSwamp Gumの森の中へ進むと、複数の段を流れ落ちる滝へ到着します。

雨の後は水量が増えますが、歩道も濡れます。

展望台と柵の内側から見学し、滝の下の岩場へ入らないでください。

Horseshoe Falls

Russell Fallsの上部から階段を上った先にある、小さな馬蹄形の滝です。

Russell Fallsだけの歩道より階段が増え、車椅子には対応していません。

水量が多い日は、シダに囲まれた半円形の岩壁全体を水が流れます。

Tall Trees Walk

1キロ、約30分、Grade 2の周回です。

Swamp Gum(Eucalyptus regnans)は、世界で最も高く成長する被子植物の一つで、園内には70メートルを超える木があります。

滝だけでは分かりにくい森の高さを体感でき、Russell Fallsと組み合わせやすい歩道です。

Lady Barron Falls

Three Falls Circuitの奥にある、岩の段を細かく流れる滝です。

Russell Fallsより小規模ですが、雨の後は森の中で水音がよく響きます。

Lady Barron Fallsからビジターセンターへ戻る区間には長い階段があります。

Three Falls Circuit

Russell Falls、Horseshoe Falls、Tall Trees、Lady Barron Fallsを巡る6キロ、2~2時間30分、Grade 3の周回です。

反時計回りにRussell Fallsから歩く人が多く、最後にLady Barron Fallsと階段を通って戻ります。

雨天と強風時は倒木、落枝、滑りやすい階段に注意してください。

日帰りツアー5758では、このコースを歩く行程が基本です。

Glow Worms

夜のRussell Falls歩道周辺では、条件が合えばGlow Wormsの小さな光を見られます。

懐中電灯を消して目を暗闇に慣らします。

フラッシュ撮影、植物への接近、歩道外への立入りを避けてください。

夜間はビジターセンターが閉まり、野生動物のいる道路を運転するため、宿泊を伴う計画が安全です。




Lake Dobson・高原エリア

Lake Dobson

公園入口から未舗装のLake Dobson Roadを約16キロ上った、高原エリアの拠点です。

湖畔の駐車場、トイレ、歩道の案内がありますが、カフェ、売店、給油施設はありません。

高原の天候は変わりやすく、冬は積雪、凍結、道路閉鎖があります。

キャンピングカー、キャラバン、大型バスには道路が適していません。

Pandani Grove

Lake Dobsonを回る約1.5キロ、30分ほどの短い周回です。

Snow Gumの林と、タスマニア固有のPandaniが生える高原景観を楽しめます。

Russell Falls周辺とは植物も気温も異なり、高原を初めて訪れる人に歩きやすいコースです。

雪が積もると歩道が見えにくくなり、短い距離でも冬装備が必要です。

Tarn Shelf

Lake Dobsonから氷河湖が連なる高原を巡る12キロ、5~6時間、Grade 3の周回です。

秋にはFagus(Nothofagus gunnii)の葉が黄色、オレンジ、赤に変わり、タスマニアを代表する紅葉景観になります。

歩道は高原に露出し、霧、雪、強風で方向を失いやすくなります。

短い日帰りツアーで歩くコースではありません。早朝出発、十分な防寒、地図、食料が必要です。

Mount Field East

Lake Nichollsを経て山頂へ向かう10キロ、4~5時間、Grade 4の周回です。

森林、湖、高原、山頂の眺望を一度に楽しめます。

岩場、急な上り、変わりやすい天候があり、一般的な観光散歩より難しいコースです。

Mount Field West

17キロ、8~9時間、Grade 5の上級者向けコースです。

道が不明瞭な区間、急斜面、露出した高原があり、ナビゲーションと緊急時対応の経験が必要です。

冬の短い日、雪、霧、強風時に観光目的で安易に入るコースではありません。

Mount Mawson

Mount Mawsonは、タスマニアにある小規模なスキーエリアの一つです。

積雪条件が良い冬の週末と休暇期間に、スキートウが運行する場合があります。

Lake Dobson駐車場からスキー場まで歩く必要があり、都市型のスキーリゾートのような常設設備ではありません。

積雪、道路、トウの運行状況をSouthern Tasmanian Ski Associationとビジターセンターで確認してください。

マウント・フィールドのおすすめの楽しみ方

雨の後にRussell Fallsを見る

Russell Fallsは一年を通して水がありますが、雨の後は段状の岩全体へ水が広がり、迫力が増します。

雨具を着て、カメラとスマートフォンを水滴から守ってください。

滝とTall Treesを一緒に歩く

Russell Fallsだけで戻らず、時間があればHorseshoe FallsとTall Treesを組み合わせてください。

滝の景観だけでなく、巨大ユーカリと雨林の構造が分かります。

春夏の高原植物を見る

Lake Dobson周辺では、Waratah、Boronia、Scoparia、Heathなどが季節に応じて咲きます。

歩道外へ入らず、花を摘まず、植物を踏みつけないでください。

秋のFagusを探す

Fagusはオーストラリアで珍しい落葉性の在来樹木です。

見頃は通常4月下旬~5月初旬ですが、気温と標高で前後します。

紅葉期はLake Dobson駐車場と道路が混雑するため、早朝に到着してください。

冬の雪を楽しむ

高原に雪が積もると、Pandani、Snow Gum、湖の景観が大きく変わります。

雪を見るために無理に閉鎖道路へ入らず、タイヤチェーンの指示とレンジャーの案内に従ってください。

夜のGlow Wormsを見る

公園近くへ宿泊すれば、夜のRussell Falls歩道でGlow Wormsを探せます。

赤色ライトまたは弱いライトを使い、観察時は消灯します。

野生動物と他の観察者へ配慮し、静かに歩いてください。

マウント・フィールド周辺の見どころ

Salmon Ponds

New Norfolk近郊にある、南半球で最も古いトラウト孵化場とされる施設です。

1864年から続く歴史、マスとサーモンの池、釣りの博物館、英国風庭園があります。

ツアー9324と16153では、モーニングティーとともに立ち寄ります。

個人旅行では営業日、入場料、カフェの営業時間を確認してください。

New Norfolk

Derwent River沿いの歴史ある町で、ホバートとMount Fieldの中間にあります。

アンティーク店、カフェ、ベーカリー、スーパー、ガソリンスタンドがあります。

公園へ行く前の食料と燃料の補給、帰路の休憩に便利です。

Westerway

Mount Field入口に近い小さな町です。

ラズベリーなどのベリー農園があり、季節には道路沿いの店で果物やアイスクリームを購入できる場合があります。

営業時間が短く、冬は休業する店もあります。

Styx Valley

Mount Fieldから車で約45分のStyx Tall Trees Conservation Areaでは、巨大なユーカリを見られます。

公園内のTall Trees Walkより人が少なく、木の高さと太さをじっくり観察できます。

未舗装道路、林業車両、倒木、携帯電話圏外に注意してください。

Maydena

Mount Fieldの西にある小さな町で、Maydena Bike Park、Florentine Valley、Southwest方面への拠点です。

宿泊施設と飲食店は限られるため、営業日とチェックイン時刻を確認してください。

Bonorong Wildlife Sanctuary

ホバート北部にある野生動物保護施設です。

タスマニアン・デビル、ウォンバット、カンガルー、ハリモグラなどの保護、教育、救護活動を行っています。

ツアー5758と16153では、Mount Fieldの森林とタスマニア固有動物を同じ日に見られます。

野生動物と植物

雨林では、タスマニアパデメロン、ベネットワラビー、ポッサム、ハリモグラなどが見られることがあります。

Russell Falls CreekにはPlatypusが生息しますが、警戒心が強く、目撃は保証されません。

鳥類では、Green Rosella、Black Currawong、Yellow Wattlebird、Tasmanian Nativehenなど、タスマニア固有種を探せます。

高原には、Pandani、Fagus、Pencil Pine、Scopariaなど、低地の雨林とは異なる植物があります。

野生動物へ餌を与えず、巣、倒木、苔、キノコを動かさないでください。

食事と休憩

Waterfalls Café

ビジターセンターに併設された民間運営のカフェです。

軽食、飲み物、スイーツなどを購入できます。

営業時間はビジターセンターと完全に同じとは限らず、貸切、季節、スタッフ事情で変更される場合があります。

ピクニックとバーベキュー

ビジターセンター周辺にピクニックテーブルと電気バーベキューがあります。

食べ物をカラス、ポッサム、パデメロンへ与えず、離席時は容器を閉じてください。

Lake Dobsonへ行く場合

高原に売店はありません。

昼食、水、温かい飲み物、行動食を入口またはNew Norfolkで準備してください。

ツアーの食事

5758は食事が含まれず、昼食と飲み物を持参します。

9324と16153はSalmon Pondsでのモーニングティーを含みますが、昼食は自己負担です。

食事制限とアレルギーがある場合は、予約時に確認し、自分で食べられる昼食を用意してください。

New NorfolkとWesterway

New Norfolkにはスーパー、カフェ、ベーカリー、テイクアウェイがあります。

Westerwayには小規模な店と季節営業のベリー関連施設があります。

夕方は早く閉店するため、帰路に食事を予定する場合は営業時間を確認してください。

宿泊エリアの選び方

Mount Field Campground

ビジターセンターから約200メートル、Tyenna River沿いにあるキャンプ場です。

テント、キャラバン、キャンピングカーに対応し、電源付きと電源なしの区画があります。

2026年7月現在、2人利用は電源なしAU$16、電源付きAU$20です。

予約不要の先着順で、国立公園パスはキャンプ料金とは別に必要です。

National Park・Westerway

公園入口周辺には、キャビン、コテージ、ゲストハウスがあります。

朝早くRussell Fallsを歩きたい人、Glow Wormsを見たい人に便利です。

夕食を提供する店が少ないため、自炊設備と食料を確認してください。

Government Huts

Lake Dobson近くの高原にある簡素な宿泊小屋です。

2026年7月現在、1棟1泊AU$90で、通常2泊以上の予約が必要です。

ホテルではなく、寝具、食料、調理器具、防寒、照明などを自分で準備する山小屋です。

New Norfolk

スーパー、飲食店、燃料を利用しやすく、ホバートと公園の中間拠点になります。

ホテル、モーテル、歴史的な宿、コテージがあります。

Maydena

Mount Fieldのほか、Maydena Bike Park、Southwest方面も回る人に向いています。

公園入口までは車で戻る必要があり、店は限られます。

ホバートCBD

紹介した3つのツアーへ参加する人に便利です。

指定集合場所またはホテルピックアップ条件を確認し、朝の出発に間に合う中心部の宿泊施設を選んでください。

宿泊エリア 向いている人
Mount Field Campground キャンプ、早朝、Glow Worms。
National Park・Westerway 公園に近いコテージ滞在。
Government Huts 高原歩き、山小屋経験者。
New Norfolk 食事、買い物、アクセスのバランス。
Maydena 西部への周遊、マウンテンバイク。
ホバートCBD 送迎付き日帰りツアー。



マウント・フィールドのモデルコース

レンタカーで半日・初めての定番

時間帯 モデルプラン
8時頃 ホバート出発。
9時15分頃 ビジターセンターでパス、地図、歩道状況を確認。
9時30分頃 Russell Falls。
10時頃 Horseshoe Falls、Tall Trees。
11時30分頃 カフェまたはピクニック。
12時30分頃 New Norfolk方面へ出発。

短時間でも、滝、シダ、巨大ユーカリを無理なく楽しめます。

Three Falls Circuitを歩く日帰り

時間帯 モデルプラン
7時30分頃 ホバート出発。
9時頃 Three Falls Circuit開始。
11時30分頃 ビジターセンターへ戻る。
昼食。
午後 Salmon PondsまたはNew Norfolk。
夕方 明るいうちにホバート帰着。

Lake Dobsonまで行く一日

時間帯 モデルプラン
7時頃 ホバート出発。
8時30分頃 Russell FallsとTall Trees。
10時30分頃 Lake Dobson Roadの状況を確認して上部へ。
11時頃 Pandani Grove。
Lake Dobsonで持参した昼食。
午後 天候に応じ短い高原散歩。
15時頃 下山し、ホバート方面へ。

Tarn Shelfを歩く場合は、この行程ではなく、高原歩きだけで一日を使ってください。

5758・滝、動物、Mount Wellington

時間帯 モデルプラン
7時25分頃 ホバート中心部から出発。
午前 Mount FieldでThree Falls Circuit。
持参した昼食。
午後 Bonorong Wildlife Sanctuary。
午後後半 天候に応じkunanyi/Mount Wellington。
17時30分頃 ホバート帰着。

9324・Russell Fallsを気軽に楽しむ

時間帯 モデルプラン
9時15分頃 ホバート出発。
午前 New Norfolk、Bushy Park、Salmon Ponds。
昼前 モーニングティー後、Mount Fieldへ。
昼~午後 Tall Trees、Russell Falls、昼食。
16時頃 ホバート帰着。

16153・Russell FallsとBonorong

時間帯 モデルプラン
ホバート市内から出発。
午前 Salmon Ponds、モーニングティー。
昼前 Mount Field、Russell Falls。
自己負担の昼食。
午後 Bonorong Wildlife Sanctuary。
夕方 ホバート帰着。

1泊2日・Glow Wormsと高原

日程 モデルプラン
1日目午前 ホバートから移動、Three Falls Circuit。
1日目午後 カフェ、川沿い、短い散策。
1日目夜 公園近くへ宿泊し、Glow Wormsを観察。
2日目午前 道路状況がよければLake Dobson、Pandani Grove。
2日目午後 Salmon Ponds、New Norfolk経由でホバートへ。

天候・雪・森林歩きの注意

下部と高原の天気を同じと考えない

Russell Fallsが穏やかでも、Lake Dobsonは雪、霧、強風ということがあります。

高原へ行く前に、ビジターセンターと気象情報を確認してください。

強風時はTall Treesへ入らない

巨大ユーカリの森では、強風と嵐の際に枝や木が落下する危険があります。

歩道閉鎖と警告に従い、風が強い日は短い開けた場所へ変更してください。

Lake Dobson Roadの閉鎖を守る

冬は雪と凍結により道路が閉鎖されます。

ゲート、チェーン装着指示、車種制限を無視しないでください。

レンタカー会社がタイヤチェーンや未舗装路走行を認めているかも確認します。

高原歩きは早く出発する

Tarn Shelf、Mount Field East、Mount Field Westは、天候悪化と日没に備えて早朝に出発します。

観光地の短い散歩ではなく、地図、装備、経験が必要な山歩きです。

滝の岩場へ入らない

展望台の柵を越え、滝の下、川、濡れた岩へ入ると転倒と流下の危険があります。

水量が少ない日でも、苔と岩は滑ります。

動物へ餌を与えない

野生のパデメロン、ポッサム、鳥へ人の食べ物を与えないでください。

食料は密閉し、車内に動物が入らないようドアを開けたままにしません。

Glow Wormsを照らし続けない

強いライトとフラッシュを向けると観察環境を損ないます。

足元の安全を確認した後はライトを消し、歩道から観察してください。

火気規制を確認する

高原と一部の歩行区域はFuel Stove Only Areaです。

Total Fire Banの日は、屋外の裸火と燃料ストーブの使用条件を確認してください。

焚き火が許可されていない場所で火を使わないでください。

ドローンを無断で飛ばさない

タスマニアの国立公園でドローンを飛ばすには、場所と目的に応じた許可が必要です。

滝、野生動物、他の旅行者の近くで無断使用しないでください。

夜間運転を避ける

New Norfolkから公園周辺の道路には、夕暮れ後に野生動物が出ます。

高原歩きで疲れた日は、公園周辺またはNew Norfolkへ宿泊してください。

最新の歩道アラートを確認する

橋の交換、倒木、雪、火災などで、Three Falls Circuitや高原歩道が一時閉鎖される場合があります。

訪問当日にTasmania Parks and Wildlife Serviceの公式アラートを確認してください。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

携帯電話が通じない場合があります。長いコースでは行程を第三者へ伝え、必要に応じPersonal Locator Beaconを持参してください。

Lake DobsonはRussell Fallsの「ついで」ではない

未舗装の山道、急変する天候、雪、高原歩道を伴います。短い滝見学と同じ服装・時間配分で向かわず、道路状況と帰路の日没を確認してから判断してください。



マウント・フィールドに関するよくある質問(FAQ)

Russell Fallsまで何分歩きますか?

ビジターセンターから往復1.4キロ、約25分です。平坦な舗装路で、Grade 1に分類されています。

国立公園パスはいくらですか?

2026年7月現在、24時間の車両パスは1台最大8人までAU$49.15、徒歩・バス利用者は1人AU$24.55です。紹介したツアーでは通常含まれます。

ホバートから日帰りできますか?

できます。ビジターセンターまで車で約1時間10分です。高原の長距離歩道まで行く場合は一日を確保してください。

公共交通で行けますか?

観光に使いやすい定期公共交通はありません。レンタカーまたはホバート発着ツアーが一般的です。

Russell Fallsは車椅子で行けますか?

介助者がいる車椅子利用者に対応する平坦な歩道です。Horseshoe Falls以降は階段があり、同じ条件では利用できません。

雪はいつ見られますか?

高原では主に冬に積雪しますが、時期と量は毎年異なります。雪のためLake Dobson Roadが閉鎖されることもあります。

Fagusの紅葉はいつですか?

通常4月下旬~5月初旬が目安です。見頃は年と標高で変わり、Lake DobsonとTarn Shelf周辺が人気です。

どのツアーを選べばよいですか?

約6キロ歩いて滝・動物・Mount Wellingtonを回るなら5758、歩行少なめでSalmon Pondsと滝なら9324、そこへBonorongを加えるなら16153が向いています。

マウント・フィールドに関する参考情報

まとめ:滝だけ見るか、森を歩くか、高原まで上るかを決める

マウント・フィールド国立公園は、Russell Fallsだけを短時間で見ることも、Three Falls Circuitで雨林を歩くことも、Lake Dobsonから高原へ入ることもできる、多様な国立公園です。

初めてなら、Russell Falls、Horseshoe Falls、Tall Treesを組み合わせると、滝と巨大ユーカリの両方を楽しめます。

高原へ向かう場合は、入口からさらに16キロの未舗装路、気温差、雪、日没を考え、下部エリアとは別に計画してください。

ホバート発着ツアーでは、歩くことが好きなら5758、Russell Fallsを気軽に見るなら9324、滝とタスマニア固有動物を一緒に楽しむなら16153が選びやすいでしょう。

防水ジャケットと歩きやすい靴を用意し、強風、雪、落枝、濡れた階段に注意しながら、タスマニアの雨林と高原を楽しんでください。

ホバートの旅行手配

トラベルドンキーでは、ホバートのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

ホバートとタスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

ホバート旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いホバート旅行になりますよ。

トラベルドンキーにお任せください!

 

タスマニア北東部の海岸に広がるベイオブファイヤー(Bay of Fires)は、白い砂浜、透明度の高い青い海、オレンジ色の地衣類に覆われた花崗岩で知られる景勝地です。

一つのビーチだけを指す名前ではなく、南のBinalong Bayから北のlarapuna/Eddystone Point付近まで続く、長い海岸地域の総称です。

観光写真でよく見るオレンジ色の岩は、火山岩が赤く焼けたものではありません。灰色の花崗岩の表面に生える地衣類が、鮮やかなオレンジ色を作っています。

ロンセストンから車で約2時間30分~3時間。日帰りもできますが、Binalong Bay、The Gardens、Taylor’s Beach、St Helensなど複数の場所を回るため、現地での移動には車が必要です。

レンタカーを使わない旅行者には、ロンセストン発着のベイオブファイヤー日帰りツアーが便利です。季節によってBridestowe Lavender EstateまたはLegerwood Memorial Tree Carvingsへ立ち寄り、Weldborough Passの熱帯雨林、Binalong Bay、Harbour Point、Taylor’s Beach、St Helensを巡ります。

本記事では、指定いただいたトラベルドンキーの商品を、行程、料金、季節による違い、食事、歩行量、持ち物とともに紹介します。

あわせて、ロンセストンとホバートからの行き方、パークパスの要否、主なビーチ、キャンプ、海水浴、食事、宿泊、モデルコース、安全上の注意まで、日本から訪れる旅行者向けにまとめます。




ベイオブファイヤーとは?

Bay of Firesは、タスマニア北東部に続く長い海岸地域です。

南端のBinalong Bayから北のlarapuna/Eddystone Point付近まで、白砂の湾、花崗岩の岬、海岸林、キャンプ場、小さな入り江が点在します。

観光の中心となるのは、St Helensから車で行きやすいBinalong Bay~The Gardens周辺です。

この南側はBay of Fires Conservation Areaに含まれ、一つの展望台だけを見る観光地ではありません。車を止め、短い海岸歩きと岩場の見学を繰り返しながら巡ります。

北端のEddystone PointはMount William National Park内にあり、Binalong Bayから日帰りで同時に回ると移動時間が長くなります。

英語名 Bay of Fires
日本語表記 ベイオブファイヤー、ベイ・オブ・ファイヤーズ
所在地 タスマニア州北東部
南端 Binalong Bay
北端 larapuna/Eddystone Point付近
最寄りの町 St Helens
ロンセストンから 車で約2時間30分~3時間
代表的な景観 白砂、青い海、オレンジ色の地衣類が付いた花崗岩

初めてならBinalong Bay~The Gardens

日帰りでは、南側のBinalong Bay、Harbour Point、The Gardens、Cosy Corner、Taylor’s Beachへ絞ると、移動ばかりにならず景観を楽しめます。

先住民文化と名前の由来

ベイオブファイヤーを含む北東海岸は、Palawa(タスマニア先住民)がlarapunaと呼ぶCountryの一部です。

海岸、島、河口、森林、海の食料、季節ごとの移動は、先住民の生活と文化に深く関わってきました。

1773年、英国人航海者Tobias Furneauxが沖合から海岸に多数の火を見て、Bay of Firesと名付けたとされています。

この火は先住民の人々が海岸で使っていたもので、名称の背景には、ヨーロッパ人到来以前からこの土地で続いていた生活があります。

現在は、Palawaが所有・運営するwukalina Walkなどを通じ、larapunaの文化、物語、食、土地とのつながりを学ぶ機会があります。

海岸の貝塚、石、遺物を動かしたり持ち帰ったりせず、文化的な場所と案内表示に敬意を払ってください。

「岩が燃えているから」の名前ではない

Bay of Firesという名称は、オレンジ色の岩ではなく、1773年に沖合から見えた先住民の火に由来します。岩の色は地衣類によるものです。



ロンセストン・ホバートからベイオブファイヤーへの行き方

Binalong Bayへ着けば、そこから歩いて全部見られますか?
海岸は長く、The Gardensや各ビーチは車で移動します。Binalong Bayだけなら徒歩で楽しめますが、代表的な岩場を複数見るにはレンタカーかツアーが必要です。

ロンセストンからレンタカー

ロンセストン中心部からBinalong Bayまでは約180キロ、通常2時間30分~3時間です。

Tasman Highway(A3)でScottsdale、Weldborough、St Helensを経由するルートが一般的です。

山間部にはカーブが多く、雨、霧、道路工事で時間が延びます。

途中でBridestowe、Legerwood、Weldborough Passへ寄る場合は、日帰りでも10~11時間の長い行程になります。

ホバートからレンタカー

ホバートからBinalong Bayまでは約260~280キロ、通常3時間30分~4時間です。

Sorell、Orford、Swansea、Bicheno、St Helensを通る東海岸ルートが景観に優れています。

日帰り往復では運転時間が7~8時間になるため、St Helens、Binalong Bay、Bichenoなどへ一泊してください。

ワイングラスベイと同日に無理に組み合わせず、東海岸を2~3日で移動する旅程が向いています。

公共交通で行ける?

St Helens方面への長距離バスはありますが、Binalong Bay、The Gardens、複数のビーチを効率よく結ぶ頻繁な路線バスはありません。

St Helensからタクシーや送迎を手配しても、海岸沿いの待機と帰路を事前に決める必要があります。

日本からの短期旅行では、レンタカーまたはロンセストン発着の1日ツアーが利用しやすい方法です。

St Helensを拠点にする

St HelensはBinalong Bayまで車で約15分の港町です。

スーパー、ガソリンスタンド、カフェ、レストラン、宿泊施設、観光案内、アウトドア用品店があります。

ベイオブファイヤーを一日かけて巡るなら、前後のどちらかをSt Helens泊にすると朝夕の海岸を楽しめます。

道路と給油

St Helens~Binalong Bay~The Gardensの主要道路は舗装されています。

キャンプ場、Friendly Beaches、Mount William National Park方面では未舗装区間があります。

レンタカー契約で未舗装道路の走行条件を確認し、St Helensで燃料を補給してください。

海岸部にはガソリンスタンドがありません。

夜間運転の注意

夕暮れ以降はワラビー、カンガルー、ウォンバット、ポッサムなどが道路へ出ます。

ロンセストンまでの山間道路は暗く、カーブが続きます。

日没を見た後に長距離運転をせず、St HelensまたはBinalong Bay周辺へ宿泊してください。

トラベルドンキーのおすすめツアー

ベイオブファイヤー日帰りツアー

ベイオブファイヤー日帰りツアーは、ロンセストンを朝出発し、北東部の農村、熱帯雨林、白砂の海岸、St Helensを巡る英語の1日ツアーです。

季節によりBridestowe Lavender EstateまたはLegerwood Memorial Tree Carvingsへ立ち寄り、その後Weldborough PassのMyrtle Rainforest Walkを歩きます。

ベイオブファイヤーではBinalong Bay、Harbour Point、Taylor’s Beachなどを訪れ、白砂とオレンジ色の岩を間近で楽しみます。

Lease 65で新鮮なオイスターを試食できる場合がありますが、営業状況と入荷により提供されない日もあります。

昼食は自己負担です。持参するか、途中の町で購入します。

ツアーの主な流れ

時間帯 主な内容
8時30分頃 ロンセストン市内の指定場所または対象ホテルから出発。
午前 季節によりBridestowe Lavender EstateまたはLegerwood Memorial Tree Carvings。
午前後半 Scottsdale方面を通り、Weldborough Passで短い熱帯雨林散策。
昼前後 Binalong Bayで昼食休憩と海岸散歩。
午後 Harbour Point、Taylor’s Beach、オレンジ色の岩場。
午後後半 Lease 65のオイスター試食、St Helensへ立寄り。
18時~18時30分頃 ロンセストンへ帰着。

訪問順序、立寄り先、帰着時刻は道路、天候、季節、店舗営業、参加者の状況で変わります。

季節による行程の違い

時期 午前の主な立寄り先
9月初旬~3月末 Bridestowe Lavender Estate。ラベンダーの見頃は通常12月中旬~1月下旬。
4月初旬~8月末 Legerwood Memorial Tree Carvings。

ラベンダー畑はツアー期間中いつでも紫色ではありません。

満開時期は天候で変わり、満開以外の季節も施設、売店、農園の説明を楽しむ行程です。

2026年の料金

2026年7月現在、トラベルドンキーでは一般料金AU$190、インターネット料金AU$181から案内されています。

催行会社は2026年9月1日以降、一般料金を大人AU$200へ改定する予定を案内しています。

子ども料金、インターネット料金、参加日の料金は、予約画面で確認してください。

含まれるもの・含まれないもの

含まれるもの 含まれないもの
ロンセストンからの往復送迎 昼食と飲み物
英語ドライバーガイド 個人的な買い物
行程中に必要な入場料 任意の追加試食・飲食
オイスター試食(営業・入荷状況による) 旅行保険

食事は含まれないため、朝食を済ませ、水と軽食を持参してください。

ツアーが向いている人

車を運転しない人、ロンセストンから日帰りしたい人、海岸だけでなく北東部の農村と熱帯雨林も見たい人に向いています。

散策は短く、長い上り坂を歩く本格的なハイキングではありません。

一方、同じビーチで数時間過ごしたい人、朝日や夕日を撮りたい人、北端のEddystone Pointまで行きたい人はレンタカーと宿泊が向いています。

旅行前に知っておきたいこと

パークパスは必要?

Binalong Bay~The Gardens周辺のBay of Fires Conservation Areaは、国立公園ではありません。

通常の海岸観光、日帰り利用、指定キャンプ場の利用に、タスマニア国立公園パスは不要です。

北端のMount William National Parkへ入る場合は、有効なパークパスが必要です。

旅行中にCradle Mountain、Freycinet、Mount Fieldなど他の国立公園へ行く場合も、それぞれパスが必要です。

初めてならどこを見る?

滞在時間 おすすめ
1~2時間 Binalong Bay、Harbour Point。
半日 Binalong Bay、The Gardens、Cosy Corner。
1日 上記にTaylor’s Beach、St Helens、Weldborough方面を追加。
2日以上 朝夕の海岸、キャンプ、Eddystone Point、Mount William。

北端まで一日で往復するより、南側の入り江をゆっくり歩く方が、ベイオブファイヤーらしい時間を過ごせます。

飲料水とトイレ

海岸沿いの施設は限られ、飲料水を補給できない場所が多くあります。

St HelensまたはBinalong Bayで水を用意してください。

キャンプ場にはピット式またはハイブリッド式トイレがありますが、全てのビーチにトイレがあるわけではありません。

Taylor’s Beachの日帰り区域にはトイレがありません。

服装と持ち物

  • 滑りにくい運動靴またはウォーキングシューズ
  • 十分な飲料水
  • 昼食と軽食
  • 防水ジャケットと重ね着
  • 帽子、日焼け止め、サングラス
  • タオルと着替え
  • 虫よけ
  • モバイルバッテリー
  • ゴミを持ち帰る袋
  • オフライン地図

夏でも海風が冷たく、冬でも日差しが強い日があります。水着だけでなく、風を防ぐ服を用意してください。

バリアフリー

Binalong Bayには、駐車場から比較的短い距離で海を見られる場所があります。

一方、岩場、砂浜、未舗装の駐車区画は車椅子と歩行補助具に向かない場合があります。

ツアーの車両乗降、砂浜歩行、トイレ設備について介助が必要な人は、予約前に催行会社へ相談してください。

子ども・シニア旅行

短い海岸散歩が中心のため、長い山歩きより参加しやすい場所です。

ただし岩は濡れると滑り、波が急に上がる場所があります。

子どもを岩場で先に走らせず、シニア旅行では砂浜の歩行距離を短くしてください。

気候とベストシーズン

ベイオブファイヤーはタスマニア北東海岸にあり、夏は比較的温暖、冬は冷たい海風と朝晩の冷え込みがあります。

St Helensの平均最高気温は1月約22.9℃、7月約13.6℃です。

夏でも30℃を超える日があり、冬の朝は5℃前後まで下がります。

一年を通じて雨があり、海岸では天気が短時間で変わります。

平均最高気温 平均最低気温
1月 22.9℃ 13.5℃
2月 22.1℃ 13.4℃
3月 21.1℃ 12.0℃
4月 18.6℃ 9.7℃
5月 16.2℃ 7.3℃
6月 14.1℃ 5.5℃
7月 13.6℃ 4.9℃
8月 14.4℃ 5.4℃
9月 16.1℃ 6.7℃
10月 17.6℃ 8.2℃
11月 19.5℃ 10.3℃
12月 21.3℃ 11.8℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)St Helens Aerodrome長期平均値。

海水浴と長い日照時間では12~3月、歩きやすさと混雑の少なさでは春と秋が向いています。冬は静かですが、日没が早く、風と雨への準備が必要です。

ベイオブファイヤーの主な観光エリア

Binalong Bay

ベイオブファイヤー南端の海辺の町で、初めて訪れる旅行者の玄関口です。

白い砂浜、青い海、岩場、短い遊歩道があり、St Helensから車で約15分です。

町にはカフェ、宿泊施設、ボートランプがありますが、都市部のように店が多いわけではありません。

海岸の写真だけなら短時間でも楽しめますが、潮と光の変化を見るなら1~2時間確保してください。

The Gardens

Binalong Bayから北へ車で約15~20分の岩場です。

オレンジ色の地衣類が付いた花崗岩、白砂、小さな入り江を近い距離で見られます。

岩場は不規則で、正式な長い遊歩道ではありません。

満潮、高波、雨天時は海側へ進まず、乾いた岩の範囲で見学してください。

Cosy Corner

白砂の海岸と岩場に近い無料キャンプ地域です。

NorthとSouthに分かれ、車両サイズに合う区画を選びます。

設備は基本的で、飲料水、シャワー、電源、ゴミ収集は期待できません。

Swimcart Beach

長い白砂の浜と無料キャンプ場がある人気地点です。

海岸を歩きやすく、朝日と星空を見たいキャンパーに向いています。

繁忙期は早い時間に区画が埋まります。

Taylor’s Beach

ツアーで海岸散歩に使われることがある、静かな白砂のビーチです。

日帰り区域にはトイレがなく、施設はほとんどありません。

人の少ない景色を楽しめますが、波、風、海水温を確認してください。

larapuna/Eddystone Point

ベイオブファイヤー北端に位置し、灯台と荒々しい海岸が特徴です。

Mount William National Park内のため、国立公園パスが必要です。

Binalong Bayから車で大きく回り込む必要があり、道路の一部は未舗装です。

日帰りで南側と同時に詰め込まず、北東部に宿泊して訪れてください。

ベイオブファイヤーのおすすめの楽しみ方

オレンジ色の岩を見る

花崗岩の表面に付くオレンジ色は、主に地衣類によるものです。

Binalong Bay、Harbour Point、The Gardensなどで見やすく、晴天時には海の青との対比が鮮やかです。

地衣類は成長が遅いため、岩を削る、落書きする、洗剤を使う行為はしないでください。

白砂の海岸を歩く

長い砂浜と小さな岩の入り江を組み合わせ、好きな距離だけ歩けます。

戻り道を考え、潮が上がる岩場を無理に越えないでください。

砂が柔らかい場所では、同じ距離でも舗装路より疲れます。

海水浴・シュノーケリング

風の弱い日には、保護された小さな湾で泳ぐ旅行者がいます。

海岸に常時のライフセーバーはおらず、水温は夏でも低めです。

外洋に面した長いビーチでは、離岸流と急な波に注意してください。

カヤック・SUP

Binalong Bay、Georges Bay、Ansons Bayなどでは、海況に応じてカヤックやSUPを楽しめます。

風向きが変わると帰れなくなるため、経験が少ない人はガイド付きツアーを利用してください。

救命胴衣を着用し、単独で外洋へ出ないでください。

朝日を見る

東向きの海岸では、海から昇る朝日を見られます。

Swimcart Beach、Binalong Bay、The Gardens周辺は、早朝の光で岩と砂の色が柔らかく見えます。

暗いうちに岩場を歩かず、ライトを持ち、明るくなってから海へ近づいてください。

写真撮影

広角で白砂、海、岩を一緒に入れると、色の対比を表現できます。

偏光フィルターを使うと水面の反射を抑えられますが、効果を強くしすぎると不自然になります。

ドローンは場所ごとの規制と許可条件を確認し、野生動物と他の旅行者へ配慮してください。




ベイオブファイヤー周辺の見どころ

St Helens

タスマニア東海岸最大級の港町で、ベイオブファイヤー観光の拠点です。

スーパー、ガソリンスタンド、カフェ、レストラン、薬局、宿泊施設、観光案内があります。

Georges Bayでは釣り、ボート、カヤックが盛んで、シーフードの町としても知られています。

海岸へ出る前に水、昼食、燃料を準備してください。

Weldborough Pass

ロンセストンとSt Helensの間にある、湿った森とシダが残る山間部です。

ツアーではMyrtle Rainforest Walkに立ち寄り、マートル、サッサフラス、ブラックウッド、木生シダなどを観察します。

海岸とは気温と湿度が異なり、雨の後は足元が濡れます。

Pyengana

酪農地帯として知られ、チーズ工房、牧草地、St Columba Fallsなどがあります。

St Columba Fallsは駐車場から短い森林歩道で近づける、高さ約90メートルの滝です。

ベイオブファイヤーと同じ日に個人で回る場合は、日没前に海岸を出られるよう時間を管理してください。

Bridestowe Lavender Estate

ロンセストン北東部にある大規模なラベンダー農園です。

商業用ラベンダーの見頃は、通常12月中旬~1月下旬です。

9月~3月のツアーでは立ち寄る予定ですが、期間中いつでも満開とは限りません。

カフェ、ギフトショップ、ラベンダー製品があります。

Legerwood Memorial Tree Carvings

第一次世界大戦に従軍した地域の兵士を記念する、木の彫刻群です。

病気となった記念樹を伐採する代わりに、幹へ人物像が彫られました。

4月~8月のツアーでは、Bridestoweに代わる午前の立寄り先となります。

Mount William National Park

ベイオブファイヤー北端にある国立公園です。

wukalina/Mount Williamは標高216メートルで、山頂まで往復約90分の歩道があります。

海岸、Bass Straitの島々、低い森林を見渡し、カンガルー、ウォンバット、ワラビー、ハリモグラなどが見られることがあります。

有効な国立公園パス、飲料水、未舗装道路への備えが必要です。

野生動物と海の生き物

海岸ではイルカが岸と平行に泳ぐ姿を見られることがあります。

回遊時期には、ザトウクジラやミナミセミクジラが沖を通る場合があります。

海鳥では、ミヤコドリ、カツオドリ、ウ、アジサシ、アホウドリ、オナガイヌワシなどを観察できます。

森林と草地には、ワラビー、カンガルー、ウォンバット、ハリモグラ、ポッサムが生息します。

磯には貝、カニ、海藻、小魚がいますが、生き物、貝殻、石を持ち帰らないでください。

動物へ餌を与えず、巣、ヒナ、休んでいる海鳥へ近づかないでください。

食事・オイスター・地元グルメ

St Helensで食事を準備する

海岸沿いには売店がほとんどありません。

St Helensのスーパー、ベーカリー、カフェで昼食、軽食、水を購入してください。

夏の週末は飲食店が混み、夕方早く閉まる店もあります。

Lease 65

St Helens近郊のオイスター農園で、ツアーでは営業状況により新鮮なオイスターを試食します。

天候、収穫、休業日によって提供されない場合があります。

生の貝類にアレルギーがある人、妊娠中の人、体調に不安がある人は食べず、ガイドへ伝えてください。

Binalong Bay

町には景色を見ながら食事できるカフェや飲食店があります。

営業日が限られる店もあり、貸切や休業で利用できないことがあります。

確実に食事を取りたい場合は、St Helensで購入してから向かいます。

Pyenganaのチーズ

Pyengana Dairyでは、地域の牛乳を使ったチェダーチーズなどを味わえます。

ベイオブファイヤー日帰りツアーの通常行程に必ず含まれるとは限りません。

レンタカー旅行では、海岸と滝を結ぶ休憩地点として利用できます。

ピクニック

Binalong Bay、The Gardens、キャンプ場の一部にピクニック設備があります。

風の強い日は包装が飛びやすいため、食べ終わった物をすぐ袋へ入れてください。

ゴミ箱がない場所では、全てSt Helensまで持ち帰ります。

ツアーの昼食

紹介する日帰りツアーには昼食が含まれません。

Binalong Bayなどで昼食休憩がありますが、購入場所と時間は当日の行程により変わります。

歩く時間と写真撮影を優先したい人は、サンドイッチと飲み物を持参してください。

宿泊エリアの選び方

St Helens

店、食事、燃料、宿泊施設が揃い、初めての旅行に最も便利です。

Binalong Bayまで車で約15分、Pyengana、Scamander、Bicheno方面へも移動できます。

ホテル、モーテル、アパートメント、ホリデーパークがあります。

Binalong Bay

朝夕の海岸、静かな滞在、ホリデーハウスを希望する人に向いています。

日の出前後に徒歩で海へ出られることが利点です。

買い物と給油はSt Helensで済ませてください。

Bay of Fires Conservation Areaの無料キャンプ場

Grants Lagoon、Jeanneret Beach、Swimcart Beach、Cosy Corner、Seatons Cove、Sloop Reefなどに指定キャンプ場があります。

利用は無料で、通常は予約不要、先着順です。

トイレ以外の設備は少なく、飲料水、シャワー、電源、ゴミ収集がない場所が中心です。

キャンプは指定区域内だけで行い、最大滞在日数と火気規制を現地表示で確認してください。

Humbug Point・Dora Point

Binalong Bay南側のNature Recreation Areaで、Georges Bayへアクセスしやすい無料キャンプ場です。

トイレと冷水シャワーがあり、補助があれば利用できるキャンプ区画もあります。

ベイオブファイヤー北側よりSt Helensの施設に近い点が便利です。

Mount William National Park

北端の海岸と野生動物を目的にするキャンパー向けです。

国立公園パスとキャンプ料金、予約条件を確認してください。

St Helensから距離があり、買い物、飲料水、燃料を事前に準備します。

ロンセストン

日帰りツアーへ参加する場合は、指定ピックアップ対象となる中心部ホテルが便利です。

8時30分頃の出発に間に合うよう、前日はロンセストンへ宿泊してください。

宿泊エリア 向いている人
St Helens 初めて、食事、買い物、レンタカー旅行。
Binalong Bay 朝日、海岸、静かな滞在。
無料キャンプ場 自立型キャンプ、海の近く。
Dora Point 設備を少し重視するキャンプ。
Mount William 北端、野生動物、国立公園。
ロンセストン 送迎付き日帰りツアー。



ベイオブファイヤーのモデルコース

ロンセストン発着の日帰りツアー

時間帯 モデルプラン
8時30分頃 ロンセストン市内から出発。
午前 季節によりBridestoweまたはLegerwood。
午前後半 Weldborough Passの熱帯雨林散歩。
Binalong Bayで昼食と海岸散歩。
午後 Harbour Point、Taylor’s Beach、オレンジ色の岩場。
午後後半 オイスター試食、St Helens。
18時~18時30分頃 ロンセストン帰着。

海岸だけでなく、北東部の農村、森林、食を一日で楽しめる行程です。

ロンセストンからレンタカーで日帰り

時間帯 モデルプラン
6時30分頃 ロンセストン出発。
9時頃 St Helensで休憩、昼食と水を購入。
9時30分頃 Binalong BayとHarbour Point。
昼前 The Gardens。
海岸でピクニック。
午後 Cosy CornerまたはTaylor’s Beach。
15時頃 St Helensを出発。
18時頃 ロンセストン帰着。

日没前の長距離運転を避けるため、午後の海岸滞在を延ばしすぎないでください。

St Helensに1泊するコース

日程 モデルプラン
1日目午前 ロンセストンからBridestoweまたはLegerwood、Weldboroughへ。
1日目午後 St Helens到着、町とGeorges Bayを散策。
1日目夜 St Helens泊、シーフードの夕食。
2日目早朝 Binalong Bayで朝日。
2日目午前 The Gardens、Cosy Corner、Swimcart Beach。
2日目午後 PyenganaまたはBicheno方面へ移動。

海岸の光が美しい朝を楽しめ、日帰りより運転の負担が少なくなります。

Binalong Bayに1泊する写真中心のコース

日程 モデルプラン
1日目午後 Binalong Bay到着、Harbour Pointと海岸を下見。
1日目夕方 The GardensまたはBinalong Bayで夕方の光を撮影。
2日目早朝 日の出を撮影。
2日目午前 Cosy Corner、Swimcart、Taylor’s Beach。
2日目昼 St Helensで昼食後、次の目的地へ。

東海岸3日間ドライブ

日程 モデルプラン
1日目 ホバート~Swansea~Freycinet/Coles Bay泊。
2日目 Wineglass Bay~Bicheno~St Helens泊。
3日目 Bay of Fires~Weldborough~ロンセストン。

ホバートとロンセストンの間を移動しながら、ワイングラスベイとベイオブファイヤーを別日に楽しめます。

無料キャンプ場で2泊

日程 モデルプラン
1日目 St Helensで全ての食料と水を準備し、指定キャンプ場へ。
2日目 海岸散歩、海水浴、岩場、朝日と夕方の景色。
3日目 ゴミを回収し、St Helensで補給して出発。

無料でも設備は簡素です。飲料水、トイレットペーパー、調理器具、ゴミ袋を持参してください。

北端のEddystone Pointを加える2泊3日

日程 モデルプラン
1日目 St HelensまたはBinalong Bay泊。
2日目 Binalong Bay~The Gardens~北東部へ移動。
2日目夜 Mount William周辺泊。
3日目 larapuna/Eddystone Point、wukalina/Mount William。

国立公園パス、未舗装道路、燃料、キャンプ予約を事前に確認してください。

海・火気・運転の注意

海水の色だけで安全を判断しない

透明で穏やかに見えても、離岸流、急な深み、冷たい水、風があります。

常時のライフセーバーがいない海岸が中心です。

単独で沖へ出ず、子どもから目を離さないでください。

岩場は濡れると滑る

花崗岩と地衣類の表面は、雨、波、海藻で滑ります。

乾いた岩だけを歩き、写真を撮りながら後ろへ下がらないでください。

満潮と高波では、海側の岩へ進まないでください。

飲料水を持参する

ビーチとキャンプ場に飲用水がない場所が多くあります。

夏は海風で暑さを感じにくくても脱水します。

St Helensを出る前に人数分の水を確保してください。

無料キャンプ場はホテルではない

電源、温水シャワー、飲料水、売店、ゴミ収集がないことを前提にします。

指定された区画に泊まり、植生の上へ新しい場所を作らないでください。

長期滞在制限と現地表示を守ります。

火気規制を確認する

キャンプファイヤーが許可される場所でも、季節、天候、Total Fire Banにより禁止されます。

漂着木、立木、植生を薪として取らないでください。

火を使える場合も、完全に消火し、無人にしないでください。

ゴミを全て持ち帰る

多くの海岸とキャンプ場にゴミ箱がありません。

食べ物、包装、ティッシュ、衛生用品、釣り糸、吸い殻を全て回収します。

食べ残しを野生動物へ与えないでください。

犬を連れる場合

Bay of Fires Conservation Areaの一部では、リード付きの犬が認められています。

全ての場所で許可されるわけではなく、国立公園には原則として連れて入れません。

現地の標識を確認し、野生動物、海鳥、他の旅行者へ近づけないでください。

夜間運転を避ける

St Helensからロンセストンへ戻る山間道路では、夕暮れ以降に動物が道路へ出ます。

急ハンドルは対向車と衝突する危険があるため、速度を落として走行してください。

疲れた状態ではSt Helensへ宿泊します。

携帯電話が通じない場所がある

海岸北部、山間道路、未舗装道路では電波が弱い場所があります。

オフライン地図を保存し、宿泊地と行程を第三者へ伝えてください。

天候と火災情報を確認する

出発前にTasALERT、道路情報、Tasmania Parks and Wildlife Serviceのアラートを確認します。

大雨、強風、火災時は海岸とキャンプ場が閉鎖される場合があります。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

携帯電話圏外では、近くのキャンプ場利用者、レンジャー、St Helensの施設へ助けを求めてください。

ベイオブファイヤーは一つの撮影地点ではない

Binalong Bayから北へ海岸が長く続きます。地図上の「Bay of Fires」だけを目的地にせず、Binalong Bay、The Gardens、Cosy Cornerなど具体的な立寄り先を保存してから出発してください。



ベイオブファイヤーに関するよくある質問(FAQ)

ベイオブファイヤーは一つのビーチですか?

一つのビーチではありません。Binalong Bayから北のlarapuna/Eddystone Point付近まで続く海岸地域で、複数の湾、岩場、砂浜、キャンプ場があります。

オレンジ色の岩は火山岩ですか?

主に花崗岩で、表面に付いたオレンジ色の地衣類が特徴的な色を作っています。

国立公園パスは必要ですか?

Binalong Bay~The GardensのBay of Fires Conservation Areaでは通常不要です。Mount William National Parkへ入る場合は有効な国立公園パスが必要です。

ロンセストンから日帰りできますか?

可能です。片道約2時間30分~3時間です。運転を避ける場合は、ロンセストン発着のベイオブファイヤー日帰りツアーを利用できます。

日帰りツアーはいくらですか?

2026年7月現在、トラベルドンキーでは一般料金AU$190、インターネット料金AU$181から案内されています。2026年9月以降は一般料金改定が予定されています。

ラベンダーは一年中見られますか?

紫色の畑の見頃は通常12月中旬~1月下旬です。ツアーは9月~3月にBridestoweへ立ち寄る予定ですが、期間中いつでも満開ではありません。

無料でキャンプできますか?

Bay of Fires Conservation Areaには無料・予約不要の指定キャンプ場があります。設備は簡素で、飲料水とゴミ収集がない場所が中心です。

海水浴はできますか?

できますが、常時のライフセーバーがいない海岸が中心です。水温、波、離岸流、風を確認し、単独で沖へ出ないでください。

ベイオブファイヤーに関する参考情報

まとめ:南側の海岸に絞ると、日帰りでも楽しめる

ベイオブファイヤーは、Binalong Bayから北へ続く長い海岸地域です。

初めての日帰りでは、Binalong Bay、Harbour Point、The Gardens、Cosy Corner、Taylor’s Beachなど南側に絞ると、白砂、青い海、オレンジ色の岩をゆっくり楽しめます。

Bay of Fires Conservation Areaでは通常パークパスは不要ですが、北端のMount William National Parkへ入る場合は有効なパスが必要です。

ロンセストンからは片道約2時間30分~3時間。運転を避けたい人には、ラベンダー農園または記念樹、熱帯雨林、Binalong Bay、Taylor’s Beach、オイスター試食を組み合わせた日帰りツアーが便利です。

飲料水、昼食、防水ジャケットを用意し、岩場、離岸流、火気、夕暮れ後の野生動物に注意しながら、タスマニア北東海岸の色彩を楽しんでください。

ロンセストンの旅行手配

トラベルドンキーでは、ロンセストンのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

ロンセストンとタスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

ロンセストン旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いロンセストン旅行になりますよ。

トラベルドンキーにお任せください!

 

タスマニア東海岸のフレシネ国立公園にあるワイングラスベイ(Wineglass Bay)は、白い砂浜が弧を描く、タスマニアを代表する景観の一つです。

写真でよく見るのは、山の中腹にあるWineglass Bay Lookoutからの眺めです。車を降りてすぐ見えるわけではなく、駐車場から往復2.6キロ、1~1時間30分ほどの上り下りがあります。

さらに海岸まで下りる場合は、展望台から長い階段を進みます。展望台だけなら短時間のハイキング、ビーチまで行けば半日、Hazards Beachまで回れば4~5時間の本格的な一日歩きになります。

ホバートとロンセストンのどちらからも車で約2時間30分~3時間。日帰りは可能ですが、移動時間が長いため、朝早く出発し、歩くコースを先に決めておくことが大切です。

運転を避けたい旅行者には、ホバート発着、ロンセストン発着の1日ツアーがあります。また、ワイングラスベイを観光しながらホバートとロンセストンの間を移動できる片道ツアー、クレイドル・マウンテンやポート・アーサーと組み合わせた3日間のコンボツアーも便利です。

本記事では、指定いただいたトラベルドンキーの6商品を、出発地、終了地、歩行内容、荷物条件、組み合わせ方で比較します。

あわせて、フレシネ国立公園へのアクセス、2026年の国立公園パス、展望台とビーチの違い、Mount Amos、Cape Tourville、Honeymoon Bay、食事、宿泊、モデルコース、安全上の注意まで、日本から訪れる旅行者向けにまとめます。




ワイングラスベイとは?

ワイングラスベイは、フレシネ半島東側にある白砂の湾です。

湾を取り囲む森林、淡い青から深い青へ変わる海、ピンク色を帯びた花崗岩の山々が一体となり、展望台から見ると大きなワイングラスの輪郭のように見えます。

ワイングラスベイを含むFreycinet National Parkは1916年に設立され、Mount Fieldと並ぶタスマニア最初期の国立公園です。

展望台は海岸ではなく、The Hazardsの鞍部にあります。駐車場から上り坂を歩かなければ景色は見えません。

ビーチに道路はなく、徒歩または海からアクセスします。

名称 ワイングラスベイ(Wineglass Bay)
所在地 Freycinet National Park、タスマニア東海岸
最寄りの町 Coles Bay
ホバートから 車で約2時間30分~3時間
ロンセストンから 車で約2時間30分~3時間
展望台 往復2.6キロ、1~1時間30分、Grade 3
ビーチ 展望台から階段を下りる。往復約6キロ、約2時間30分~3時間
必要なもの 有効な国立公園パス、飲料水、歩きやすい靴

写真の場所は展望台、ビーチはさらに先

ツアー説明の「ワイングラスベイ」は、展望台までを指す場合と、ビーチまで下りる場合があります。予約時には歩行距離と自由時間を必ず確認してください。

先住民文化とフレシネ半島の歴史

フレシネ半島とGreat Oyster Bay一帯は、タスマニア先住民のOyster Bay nationの人々が長くつながりを持ってきたCountryです。

海岸の貝塚、季節ごとの移動、海と陸の食料、火の利用などは、この土地がヨーロッパ人到来以前から生活と文化の場だったことを示しています。

1642年にはオランダ人航海者Abel Tasmanがタスマニア東岸を航行しました。

1802年、フランスの探検隊がこの地域を調査し、半島と周辺の地名にはFreycinet、Baudin、Cape Tourvilleなどフランス探検隊に由来する名称が残っています。

19世紀には捕鯨、アザラシ猟、漁業、放牧、花崗岩採石などが行われました。

現在の国立公園は、海岸、山、森林、海洋生態系を保護すると同時に、先住民の文化的なつながりを認識する場所でもあります。

名前の由来を単純な物語にしない

Wineglass Bayという名称の由来には複数の説明がありますが、確定的な一つの物語として扱うのは適切ではありません。現地では景観と自然環境、先住民文化の解説を中心に見学しましょう。



ホバート・ロンセストンからワイングラスベイへの行き方

ホバートとロンセストン、どちらから行く方が近いですか?
どちらからも約2時間30分~3時間です。旅程に合わせて選び、都市間移動ツアーを使うと同じ道を往復せずに済みます。

ホバートからレンタカー

ホバート中心部からWineglass Bay Walking Tracks Car Parkまでは約195キロです。

Tasman Highway(A3)でSorell、Orford、Swanseaを通り、Coles Bay Road(C302)へ入ります。

道路はほぼ舗装されていますが、町を離れると片側一車線が中心です。

朝の通勤、道路工事、雨、観光シーズンの交通を考え、3時間程度を見てください。

ロンセストンからレンタカー

ロンセストン中心部からは、Campbell Town、Lake Leake Highway、Tasman Highwayを経由します。

距離は約175~185キロ、所要時間は約2時間30分~3時間です。

Lake Leake Roadにはカーブと郊外区間があり、冬の朝は霜や凍結に注意します。

Campbell Townでトイレ、昼食、飲み物を準備してから東海岸へ向かうと便利です。

公共交通で行ける?

Coles Bay方面への長距離バスや季節運行の移動手段はありますが、Wineglass Bay駐車場まで頻繁に走る市内バスのような交通はありません。

時刻が合わないと、Coles Bayから国立公園内の移動を別に手配する必要があります。

日本からの短期旅行では、レンタカーまたはホバート・ロンセストン発着ツアーが利用しやすい方法です。

駐車場と混雑

展望台とビーチの歩行はWineglass Bay Walking Tracks Car Parkから始まります。

駐車料金ではなく、国立公園パスが必要です。

夏、週末、学校休暇は満車になり、道路脇で待つ場合があります。

朝早く到着するか、午後の混雑が落ち着く時間を選び、指定外の場所へ駐車しないでください。

ビジターセンター

Freycinet Visitor Centreは国立公園の主要入口付近にあり、毎日9時~16時に開館します。

国立公園パス、地図、散策情報、閉鎖状況、土産、簡単なアウトドア用品を扱います。

フィルター処理された冷水の補給場所があります。

展望台駐車場にも水道がありますが、歩く前に満水のボトルを用意してください。

夜間運転の注意

夕暮れ以降はワラビー、パデメロン、ポッサム、ウォンバットなどが道路へ出ます。

日帰りでビーチまで歩いた後にホバートやロンセストンへ戻ると、暗い時間の運転になりやすくなります。

長いコースを歩く場合はColes Bay、Swansea、Bichenoへ宿泊してください。

トラベルドンキーのおすすめツアー

ホバート発着:ワイングラスベイ&フレシネ国立公園

ワイングラスベイ&フレシネ国立公園は、ホバートを朝出発し、夕方にホバートへ戻る英語の1日ツアーです。

Wineglass Bay Lookoutまでグループで歩き、体力のある人はビーチまで延長できます。

展望台で引き返す人は、ガイドとHoneymoon Bay、Cape Tourvilleなどを回ります。

帰路にはDevil’s Corner Wineryへ立ち寄り、ワイン、オイスター、ピザ、アイスクリームなどを自己負担で楽しめます。

2026年7月現在、催行会社の一般料金は大人AU$175、子ども8~15歳AU$165です。トラベルドンキーの最新販売料金は商品ページで確認してください。

国立公園入園料と指定場所からの送迎を含み、食事は含まれません。

ホバート発ロンセストン着:ワイングラスベイ経由

ホバート TO ロンセストン(ワイングラスベイ経由)は、観光と都市間移動を一日にまとめたツアーです。

ホバートを7時30分頃出発し、Freycinet National Parkで展望台、希望者はビーチ、または短い散策を楽しみ、18時頃ロンセストンへ到着します。

Devil’s Corner Wineryにも立ち寄ります。

2026年7月現在、催行会社の一般料金は大人AU$215、子ども8~15歳AU$205です。

小型の荷物1個とデイパックが基本で、自分で車両へ積み下ろしできることが条件です。大型・複数のスーツケースは事前確認が必要です。

ホバート発3日間コンボ:BIG 3 Tasmania

ホバート発コンボツアーは、Port Arthur、Wineglass Bay、Cradle Mountainを3日間で巡る英語ツアーパッケージです。

1日目はホバート発着でPort Arthurとタスマニアン・デビル、2日目は荷物を持ってホバートからロンセストンへ移動しながらWineglass Bay、3日目はロンセストン発着でCradle Mountainを訪れます。

2026年7月現在、催行会社の一般料金は大人AU$575、子ども8~15歳AU$555です。

各日の観光、国立公園入園、指定場所送迎は含まれますが、食事と宿泊は含まれません。

ホバートとロンセストンのホテルを自分で予約し、2日目に全ての荷物を持って移動します。

ロンセストン発着:ワイングラスベイ・エクスプローラー

ロンセストン発着ワイングラスベイツアーは、Campbell Town、Cape Tourville、Wineglass Bay Lookout、Honeymoon Bay、Devil’s Cornerを巡る英語の1日ツアーです。

展望台からビーチまで延長するコースも選べます。

2026年7月現在、催行会社の一般料金は大人AU$175、子ども8~15歳AU$165です。

7時30分頃出発、17時30分~18時頃帰着が目安です。

国立公園入園料を含み、昼食は持参または途中で購入します。

ロンセストン発ホバート着:ワイングラスベイ経由

ロンセストン TO ホバート(ワイングラスベイ経由)は、ロンセストンからホバートへ移動しながら東海岸を観光する1日ツアーです。

Campbell Town、Cape Tourville、Wineglass Bay、Honeymoon Bay、Devil’s Cornerなどを訪れます。

2026年7月現在、催行会社の一般料金は大人AU$215、子ども8~15歳AU$205です。

7時30分頃ロンセストンを出発し、18時頃ホバートへ到着します。

荷物は小型スーツケース1個とデイパックを基本にし、大きな荷物は予約前に確認してください。

ロンセストン発3日間コンボ:BIG 3 Tasmania

ロンセストン発コンボツアーは、Cradle Mountain、Wineglass Bay、Port Arthurを3日間で巡り、最終日はホバートで終了します。

1日目はロンセストン発着でCradle Mountain、2日目は荷物を持ってロンセストンからホバートへ移動しながらWineglass Bay、3日目はホバート発着でPort Arthurとタスマニアン・デビルを訪れます。

2026年7月現在、催行会社の一般料金は大人AU$575、子ども8~15歳AU$555です。

宿泊と食事は含まれないため、ロンセストンとホバートのホテルを自分で予約します。

6商品を比較

商品 出発 終了 日数 特徴
5756 ホバート ホバート 1日 定番の日帰り
16776 ホバート ロンセストン 1日 観光しながら都市間移動
16767 ホバート ロンセストン 3日 Port Arthur・Wineglass・Cradle
16716 ロンセストン ロンセストン 1日 Campbell Townも訪問
16779 ロンセストン ホバート 1日 観光しながら都市間移動
12879 ロンセストン ホバート 3日 Cradle・Wineglass・Port Arthur

一つの都市に連泊するなら発着ツアー、ホバートとロンセストンの両方へ泊まるなら片道ツアーが効率的です。

タスマニアの代表的な3か所を短期間で回るならコンボツアーが便利ですが、宿泊は別手配で、一日ごとの歩行量も多くなります。

旅行前に知っておきたいこと

2026年の国立公園パス

Freycinet National Parkへ入るには、有効なタスマニア国立公園パスが必要です。

パス 2026年7月料金
24時間・車両1台(最大8人) AU$49.15
24時間・徒歩/バス/自転車1人 AU$24.55
Holiday Vehicle Pass・最長2か月 AU$98.35
Holiday Person Pass・最長2か月 AU$49.20

ツアーでは通常、国立公園入園料が含まれます。

レンタカーで複数の国立公園を訪れる場合は、Holiday Vehicle Passの方が安くなることがあります。

歩くコースの選び方

コース 目安 向いている人
Wineglass Bay Lookout 2.6km、1~1.5時間 初めて、日帰りツアー
Wineglass Bay Beach往復 約6km、2.5~3時間 階段を上り返せる人
Wineglass Bay・Hazards Beach 11km、4~5時間 一日歩ける経験者
Mount Amos 3.6km、約3時間 岩場と急斜面に慣れた人

展望台の先へ進むと、帰りに長い上り返しがあります。下りが楽に感じても、体力を半分残してください。

飲料水とトイレ

国立公園内では飲料水が限られます。

Freycinet Visitor Centre、Honeymoon Bay、Wineglass Bay Walking Tracks Car Parkに給水場所があります。

展望台までの途中にトイレと給水場所はありません。

トイレは駐車場にあります。ビーチとHazards Beachの一部キャンプ地点にはコンポスト式トイレがありますが、日帰り旅行者は駐車場で済ませてください。

服装と持ち物

  • 滑りにくいウォーキングシューズ
  • 1人1.5~2リットルを目安にした水
  • 昼食と行動食
  • 防水ジャケットと重ね着
  • 帽子、日焼け止め、サングラス
  • モバイルバッテリー
  • 小型救急用品
  • オフライン地図
  • ゴミを持ち帰る袋

夏でも風が冷たく、冬でも日差しが強いことがあります。季節名ではなく、当日の天気と歩行時間に合わせて準備します。

バリアフリー

Wineglass Bay Lookoutは急な坂、階段、粗い路面があり、車椅子や歩行制限のある人には適していません。

Cape Tourvilleは比較的平坦なボードウォークで、Wineglass Bay方面の海岸景観を楽しめます。

Honeymoon BayとRichardsons Beachにも、駐車場から短い距離で景色を見られる場所があります。

子ども・シニア旅行

展望台は短い距離ですが、上り坂と階段が続きます。

子どもは崖、階段、駐車場で手を離さず、無理にビーチまで進まないでください。

シニア旅行では休憩用ベンチを使い、展望台だけを目標にすると余裕を持てます。

指定ツアーの多くは8歳以上が対象です。

気候とベストシーズン

フレシネ半島はタスマニアの中では比較的乾燥した東海岸にあります。

夏の平均最高気温は21℃前後、冬は14℃前後です。

海風と山の雲で体感温度が変わり、晴れていても短時間の雨が入ります。

平均最高気温 平均最低気温
1月 21.5℃ 13.2℃
2月 21.5℃ 13.2℃
3月 20.6℃ 12.3℃
4月 18.9℃ 10.4℃
5月 16.6℃ 8.5℃
6月 14.5℃ 6.8℃
7月 14.1℃ 6.2℃
8月 14.8℃ 6.5℃
9月 16.2℃ 7.5℃
10月 17.4℃ 8.6℃
11月 18.4℃ 10.3℃
12月 20.1℃ 11.8℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Bicheno(Council Depot)長期平均値。フレシネ半島に近い東海岸の目安です。

日照時間が長い12~3月は人気ですが、混雑と日焼け対策が必要です。春と秋は歩きやすく、冬は静かな一方、日没が早く雨と風への備えが欠かせません。

ワイングラスベイの主なウォーキングコース

Wineglass Bay Lookout

駐車場から往復2.6キロ、1~1時間30分、Grade 3です。

片道約1.3キロの上りで、花崗岩の岩、海岸林、The Hazardsの谷を通ります。

展望台には複数の眺望地点があります。

混雑時は写真の順番を待ち、柵の外や岩の上へ出ないでください。

Wineglass Bay Beach

展望台から反対側へ階段を下ると、白い砂浜へ到着します。

駐車場からの往復は約6キロ、2時間30分~3時間が目安です。

帰りはビーチから展望台まで長い上り階段です。

監視員のいない海岸で、水温も低いため、泳ぐ場合は波、風、体調を確認してください。

Wineglass Bay・Hazards Beach周回

11キロ、4~5時間、Grade 4の周回です。

Wineglass Bayから砂州を横切り、Hazards Beachを歩き、Great Oyster Bay側の森林と岩岸を通って駐車場へ戻ります。

短いツアー自由時間では完歩できません。

水、昼食、雨具、十分な時間を持つ個人旅行者向けです。

Mount Amos

The Hazardsの一峰へ登り、Wineglass Bayを高い位置から見下ろす上級者向けコースです。

往復約3.6キロ、約3時間ですが、距離だけで判断してはいけません。

滑りやすい花崗岩の急斜面、手を使うスクランブリング、露出した場所があります。

雨、霜、強風、濡れた路面では登らず、初心者、幼い子ども、高所が苦手な人はWineglass Bay Lookoutを選んでください。

Cape Tourville

灯台周辺を回る約600メートル、20分ほどの比較的平坦なボードウォークです。

海岸、The Hazards、The Nuggets、遠くのWineglass Bay方向を望みます。

長い坂道が難しい人、雨天、時間が少ない時にも利用しやすいコースです。

Sleepy Bay

ターコイズ色の海と、オレンジ色の地衣類が付いた花崗岩を見られる小さな入り江です。

駐車場から短い坂道を歩きます。

荒い波が入りやすく、海水浴より景観と写真撮影向けです。




フレシネ国立公園の見どころ

Honeymoon Bay

Visitor Centreから近い、小さく穏やかな入り江です。

The Hazardsを正面に望み、岩場、青い海、ピンク色の花崗岩を短時間で楽しめます。

ピクニックテーブル、電気バーベキュー、トイレがあります。

風の弱い日は海水浴やカヤックを楽しむ人もいますが、監視員はいません。

Richardsons Beach

Coles Bayと国立公園入口の近くにある、比較的穏やかな長い砂浜です。

キャンプ場、ボートランプ、トイレ、冷水シャワーなどがあります。

夕方にはThe Hazardsが赤く染まり、長い山歩きをしなくてもフレシネらしい景色を楽しめます。

Friendly Beaches

フレシネ国立公園の北側に広がる、長い白砂の海岸です。

Coles Bayへの主要入口とは別の未舗装道路から入ります。

Isaacs Pointには無料の簡素なキャンプ場がありますが、飲料水はありません。

海は外洋に面し、波と離岸流があるため、泳ぐ場合は慎重な判断が必要です。

Coles Bay

フレシネ国立公園の玄関口となる小さな町です。

スーパー、ガソリンスタンド、カフェ、レストラン、宿泊施設、ツアー会社があります。

夜遅くまで営業する店は少ないため、夕食と給油は早めに済ませてください。

Wineglass Bay Cruises、カヤック、ボートツアーなどの出発地でもあります。

The Hazards

Coles BayとWineglass Bayの間に連なる花崗岩の山々です。

Mount Amos、Mount Mayson、Mount Dove、Mount Parsonsなどが連なり、朝夕には岩肌が赤やピンクに見えます。

見た目より急峻で、指定された登山道以外へ入ると道迷いと滑落の危険があります。

Great Oyster Bay

フレシネ半島西側に広がる大きな湾です。

Swansea、Coles Bay、Honeymoon Bay、Richardsons Beachから海と山を眺められます。

名称のとおりオイスター養殖が盛んで、東海岸のシーフードを楽しむ旅行にも向いています。

ワイングラスベイのおすすめの楽しみ方

展望台で湾の形を見る

初めてなら、まずWineglass Bay Lookoutを目標にしてください。

午前は湾側が逆光になる時間もありますが、天候と雲によって海の色が刻々と変わります。

展望台が混雑していても、少し待つと人が入れ替わります。

ビーチへ下りる

時間と体力に余裕があれば、展望台からビーチへ進むと、写真で見る景色の中へ実際に入れます。

白い砂は石英を多く含み、晴天時には海の青との対比が鮮やかです。

帰りの上り階段を考え、ビーチで長く休みすぎないようにしてください。

Cape Tourvilleで海岸線を見る

Wineglass Bayだけでなく、フレシネ半島東側の断崖、島、外洋を見られます。

歩行時間が短く、日帰りツアーでも組み込まれることが多い場所です。

Honeymoon Bayで昼食を取る

展望台だけ歩く人は、Honeymoon Bayで昼食を取ると、The Hazardsを眺めながらゆっくり休めます。

ポッサムや鳥が食べ物へ近づくため、バッグを開けたままにしないでください。

海からWineglass Bayを見る

Coles Bay発のクルーズでは、フレシネ半島の先端を回り、Wineglass Bayへ海上から入るコースがあります。

展望台へ登るのが難しい人でも、海岸の規模を別の角度から楽しめます。

外洋を航行するため、船酔いと防寒への準備が必要です。

東海岸のワインとオイスターを味わう

Devil’s Corner WineryやFreycinet Marine Farmは、日帰りツアーでも立ち寄りやすい場所です。

運転者は試飲量を抑え、飲酒運転をしないでください。

野生動物と海の生き物

フレシネ国立公園では、ベネットワラビー、タスマニアパデメロン、ポッサム、ハリモグラなどが見られることがあります。

海岸と上空では、オナガイヌワシ、海鳥、カモメ、ウ、ミヤコドリなどを観察できます。

冬を中心とする回遊期には、展望台やCape Tourvilleからクジラが見える場合があります。

イルカやオットセイも周辺海域に現れますが、目撃は保証されません。

野生動物へ餌を与えず、近づいて自撮りをせず、食料を車内やバッグに安全に保管してください。

食事・ワイン・オイスター

Coles Bayで準備する

Coles Bayにはスーパー、ベーカリー、カフェ、レストランがあります。

Wineglass Bayの歩行コース上に売店はありません。

昼食、水、行動食は駐車場へ行く前に購入してください。

Freycinet Marine Farm

オイスター、ムール貝、ホタテ、アワビなど、東海岸のシーフードを扱います。

繁忙期は混雑し、売切れや営業時間変更があります。

生ものを車内へ長時間置かず、購入後に食べるか保冷してください。

Devil’s Corner Winery

Great Oyster BayとThe Hazards方面を望むワイナリーです。

ワインの試飲、ピザ、オイスター、シーフード、コーヒー、アイスクリームなどを扱う店舗があります。

指定ツアーの多くが帰路に立ち寄りますが、飲食代は通常含まれません。

Honeymoon Bayでピクニック

電気バーベキューとピクニック設備があります。

強風の日は包装やゴミが飛びやすいため、すぐに袋へ入れて持ち帰ってください。

ツアーの食事

今回紹介する6商品は、原則として食事が含まれません。

途中で購入する時間はありますが、歩行時間を確保したい人は前日に昼食を用意しておくと便利です。

アレルギーがある人は、表示を確認できる食事を自分で準備してください。

宿泊エリアの選び方

Coles Bay

国立公園入口に最も近く、朝早く歩き始めたい人に便利です。

ホテル、ロッジ、アパートメント、ホリデーハウス、キャンプ場があります。

繁忙期は早く満室になり、最低宿泊数が設定される場合があります。

Freycinet National Park内

Richardsons Beach、Ranger Creek、Honeymoon Bayにキャンプ区画があります。

2026年7月現在、未電源サイトは2人AU$13から、電源付きRVサイトは2人AU$16からです。

夏休みとEasterは抽選制で、それ以外はVisitor Centreへ予約します。

国立公園パスはキャンプ料金とは別に必要です。

Swansea

ホバート側からアクセスしやすく、スーパー、カフェ、宿泊施設が揃います。

Coles Bayまで車で約45~60分です。

Freycinetの宿泊料金が高い時期の代替拠点になります。

Bicheno

国立公園の北側にあり、ペンギン観察、海岸散歩、飲食店と組み合わせやすい町です。

Coles Bayまで車で約35~45分です。

Bay of Fires方面へ続ける旅程にも向いています。

Friendly Beaches

Isaacs Pointには無料の簡素なキャンプ場があります。

先着順で、トイレはありますが飲料水はありません。

店、シャワー、電源を必要としない自立したキャンパー向けです。

ホバート・ロンセストン

1日ツアーを利用する場合は、指定集合場所へ行きやすい中心部のホテルが便利です。

片道ツアーでは出発都市と到着都市の両方に宿泊を予約し、荷物条件を確認してください。

宿泊エリア 向いている人
Coles Bay 早朝の展望台、国立公園中心の滞在。
国立公園内キャンプ 自然、キャンプ、朝夕の景色。
Swansea ホバート方面、料金と施設のバランス。
Bicheno ペンギン、Bay of Fires方面。
Friendly Beaches 設備を必要としないキャンパー。
ホバート・ロンセストン 送迎付きツアー。



ワイングラスベイのモデルコース

ホバートからレンタカーで日帰り

時間帯 モデルプラン
6時30分頃 ホバート出発。
9時15分頃 Freycinet Visitor Centreでパス、地図、水を確認。
10時頃 Wineglass Bay Lookoutへ出発。
11時30分頃 駐車場へ戻る。
Honeymoon Bayで昼食。
午後 Cape Tourville、Sleepy Bay。
15時頃 Devil’s CornerまたはSwanseaへ。
18時頃 ホバート帰着。

ビーチまで下りる場合は、午後の立寄りを減らし、早い時間に歩き始めてください。

ロンセストンからレンタカーで日帰り

時間帯 モデルプラン
6時30分頃 ロンセストン出発。
8時頃 Campbell Townで短い休憩。
9時30分頃 Freycinet National Park到着。
午前 Cape Tourville、Wineglass Bay Lookout。
Honeymoon BayまたはColes Bay。
午後 Sleepy Bay、Devil’s Corner。
18時頃 ロンセストン帰着。

ホバート発着ツアー

時間帯 モデルプラン
7時~7時30分 ホバート市内の指定場所から出発。
午前 東海岸を通りFreycinet National Parkへ。
昼前 Wineglass Bay Lookout。
昼~午後 ビーチ延長、またはHoneymoon Bay・Cape Tourville。
午後後半 Devil’s Corner Winery。
18時頃 ホバート帰着。

ホバートからロンセストンへ片道移動

時間帯 モデルプラン
7時~7時30分 荷物を持ってホバート出発。
午前 Orford、Swanseaを通りFreycinetへ。
昼前~午後 Wineglass Bayと周辺の散策。
午後後半 Devil’s Corner。
18時頃 ロンセストン到着。

同じ区間を通常のバスで移動する代わりに、一日観光へ変えられる効率的な旅程です。

ロンセストンからホバートへ片道移動

時間帯 モデルプラン
7時~7時30分 荷物を持ってロンセストン出発。
午前 Campbell Town、Cape Tourville。
昼前~午後 Wineglass Bay Lookout、希望者はビーチ。
午後後半 Devil’s Corner。
18時頃 ホバート到着。

Coles Bayに1泊するコース

日程 モデルプラン
1日目午前 ホバートまたはロンセストンから移動。
1日目午後 Cape Tourville、Sleepy Bay、Honeymoon Bay。
1日目夕方 Coles Bay泊。The Hazardsの夕景。
2日目早朝 Wineglass Bay LookoutまたはBeachへ。
2日目午後 Freycinet Marine Farm、Devil’s Cornerを経由して移動。

朝の混雑を避け、ビーチまで歩きたい人に最も余裕のある計画です。

3日間BIG 3コンボ

出発地 1日目 2日目 3日目
ホバート Port Arthur Wineglass Bayを経てロンセストンへ Cradle Mountain
ロンセストン Cradle Mountain Wineglass Bayを経てホバートへ Port Arthur

3日間とも朝が早く、歩行量があります。前後の日程に休息時間を取り、宿泊と食事を忘れずに別手配してください。

山歩き・海・運転の注意

距離より高低差を考える

展望台は2.6キロですが、平坦な散歩ではありません。

ビーチまで下りると、帰りに同じ標高を上り返します。

膝、心臓、呼吸器に不安がある人は無理をせず、Cape Tourvilleへ変更してください。

Mount Amosは濡れた日に登らない

花崗岩は濡れると非常に滑ります。

雨の予報、霜、強風、視界不良では中止してください。

一般的な展望台の延長ではなく、経験者向けの別コースです。

水を途中で買えない

展望台、ビーチ、Hazards Beachの歩行中に売店はありません。

暑い日は予想以上に水を消費します。

駐車場を出る前に十分な水を持っているか確認してください。

海岸は監視されていない

Wineglass Bay、Friendly Beaches、Sleepy Bayなどに常時のライフセーバーはいません。

水温、波、離岸流、風を確認し、単独で沖へ出ないでください。

美しい青色でも海が穏やかとは限りません。

崖と柵の外へ出ない

展望台とCape Tourvilleでは、指定されたボードウォークと柵の内側を歩きます。

写真のために岩へ登り、他の旅行者が真似をする状況を作らないでください。

野生動物へ餌を与えない

駐車場のワラビーやポッサムは、人の食べ物へ慣れている場合があります。

餌付けは動物の健康と行動を損ない、バッグや車へ近づく原因になります。

靴底を清掃する

フレシネ半島では植物病原体Phytophthoraの拡散防止が重要です。

設置されたブートブラシを使い、泥を別の地域へ運ばないでください。

火気規制を守る

FreycinetはFuel Stove Only Areaで、キャンプファイヤーは禁止です。

Total Fire Banの日は、屋外でガス・燃料ストーブを含む裸火を使えません。

ドローンは禁止

タスマニアの国立公園と保護区では、一般旅行者のドローン使用は認められていません。

風景が広くても、無許可で飛ばさないでください。

夕暮れ後の運転を避ける

Coles Bay Road、Lake Leake Road、Tasman Highwayでは、野生動物が道路へ出ます。

日没前に宿泊地へ着くように歩行終了時刻を決めてください。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

携帯電話が通じない場所があります。長いコースでは行程を第三者へ伝え、地図、予備食、雨具を持参してください。

展望台から下りる前に帰りの体力を確認

Wineglass Bay Beachへ下りる階段は、帰りには長い上りになります。ツアーの集合時刻、日没、水、膝の状態を確認し、少しでも不安があれば展望台で引き返してください。



ワイングラスベイに関するよくある質問(FAQ)

展望台まで何時間かかりますか?

駐車場から往復2.6キロ、1~1時間30分が目安です。急な上り、階段、休憩、混雑を考えて余裕を持ってください。

ワイングラスベイのビーチまで車で行けますか?

行けません。展望台側から徒歩で階段を下りるか、海上ツアーを利用します。

国立公園パスはいくらですか?

2026年7月現在、24時間の車両パスは1台最大8人までAU$49.15、徒歩・バス利用者は1人AU$24.55です。ツアーでは通常含まれます。

ホバートとロンセストンのどちらから近いですか?

どちらからも車で約2時間30分~3時間です。宿泊順に合わせるか、都市間移動ツアーを利用してください。

日帰りツアーでビーチまで行けますか?

紹介したツアーでは、体力と当日の時間が許せばビーチまで延長できる場合があります。約2時間30分の往復歩行と集合時刻を守れることが条件です。

Mount Amosと展望台は同じ場所ですか?

別コースです。Mount Amosは急な花崗岩を登る経験者向けで、通常のWineglass Bay Lookoutより難しく、雨天時は危険です。

食事を買える場所はありますか?

Coles Bayにはスーパー、カフェ、レストランがあります。歩行コース上に売店はないため、昼食と水を事前に用意してください。

片道ツアーにスーツケースを持ち込めますか?

小型の荷物1個とデイパックが基本です。自分で積み下ろしできることが必要で、大型・複数の荷物は予約前に確認してください。

ワイングラスベイに関する参考情報

まとめ:展望台、ビーチ、周回の違いを決めてから出発する

ワイングラスベイは、車から眺める観光地ではなく、歩いて景色へ近づく場所です。

初めてなら往復2.6キロのWineglass Bay Lookout、体力と時間があればビーチ、経験者なら11キロのHazards Beach周回を選びます。

ホバートとロンセストンのどちらからも日帰りできますが、片道約2時間30分~3時間です。国立公園パス、水、歩きやすい靴、雨具を準備してください。

同じ都市へ戻るなら発着ツアー、ホバートとロンセストンを移動するなら片道ツアー、Port ArthurとCradle Mountainも3日間で回るならBIG 3コンボが便利です。

美しい湾を前にしても集合時刻と帰りの体力を忘れず、無理のないコースでフレシネ国立公園を楽しんでください。

タスマニアの旅行手配

トラベルドンキーでは、ホバート、ロンセストンをはじめとするタスマニアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

タスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

タスマニア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いタスマニア旅行になりますよ。

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ホバートから南東へ車で約1時間30分。タスマン半島の入り江に広がるポート・アーサー史跡地区(Port Arthur Historic Site)は、オーストラリアの流刑制度を伝える世界遺産です。

海沿いの美しい庭園と石造りの廃墟が印象的ですが、ここは単なる「昔の刑務所」ではありません。流刑囚、兵士、役人、自由移民、その家族が暮らし、働いた広大な町の跡です。

1830年に木材伐採拠点として始まり、やがて再犯者を収容する重要な流刑地となりました。現在はPenitentiary、Separate Prison、Convict Church、Commandant’s Houseなど30棟を超える建物と遺構が残っています。

入場券は2日間有効で、日本語の音声ガイド、主要地点で行われる短いガイドトーク、約20分のハーバークルーズが含まれます。敷地が広いため、日帰りでも最低4~5時間は見ておきたい場所です。

ホバートからレンタカーで個人訪問できますが、往復運転、途中の観光、入場券をまとめた英語ツアーも便利です。トラベルドンキーでは、ポート・アーサー単独、リッチモンドやタスマン半島、タスマニアン・デビルを組み合わせた複数の商品が案内されています。

日本からの旅行者には、現地の英語ガイドツアーだけでなく、入場料に含まれる日本語音声ガイドを活用する方法がおすすめです。建物を眺めるだけでなく、収容された人々の生活と制度の背景を理解しやすくなります。

この記事では、2026年の入場料金、営業時間、ホバートからの行き方、チケットに含まれる内容、主要な見どころ、追加ツアー、食事、宿泊、周辺観光、モデルコース、安全上の注意まで、日本から訪れる旅行者向けにまとめます。




ポート・アーサーとは?

ポート・アーサー史跡地区は、タスマニア南東部のタスマン半島にある、オーストラリアを代表する流刑地遺跡です。

2010年、オーストラリア各地の11の流刑地遺跡で構成される「Australian Convict Sites」の一つとして、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。

敷地には30棟を超える歴史的建造物、廃墟、復元住宅、庭園、遊歩道があり、入り江を囲む景観全体が保存されています。

石造りのPenitentiaryが象徴的ですが、教会、病院、精神的な隔離を行ったSeparate Prison、役人の住宅、工場、造船所、墓地など、流刑地の町全体を学ぶ場所です。

正式名称 Port Arthur Historic Site
所在地 Arthur Highway, Port Arthur, Tasmania 7182
ホバートから 約100キロ、車で約1時間30分
営業時間 9:00~17:00、クリスマス休業
2026年大人料金 AU$55
チケット有効期間 連続する2日間
所要時間 最低4~5時間、理想は1日
日本語対応 日本語セルフガイド音声あり

短時間で「建物だけ」を見るともったいない

入場券には音声ガイド、ハーバークルーズ、主要地点の短いガイドトークが含まれます。到着後すぐに帰りの時間を決めず、少なくとも半日を確保してください。

先住民文化とポート・アーサーの歴史

ポート・アーサーがあるturrakana/タスマン半島は、ヨーロッパ人の到来以前からPalawa(タスマニア先住民)の人々が暮らし、海岸、森、海と深い関係を築いてきた土地です。

現在の史跡地区は、譲渡されていない先住民の土地の上にあります。流刑地の歴史だけでなく、その前から続く土地の歴史を意識して訪れてください。

ポート・アーサーの流刑地は1830年、小規模な木材伐採拠点として始まりました。

その後、ヴァン・ディーメンズ・ランドやニュー・サウス・ウェールズへ送られた後に再び罪を犯した男性囚人を収容する、重要な二次刑罰施設へ発展します。

1840年代には囚人数が1,100人を超え、造船、靴作り、鍛冶、木材、レンガ、農業などの労働が行われました。

Separate Prisonでは肉体的な罰に代わり、沈黙、隔離、規律によって精神を管理しようとする制度が採用されました。

流刑地は1877年に閉鎖され、その後はCarnavonという町として観光地化されました。1897年の火災などで建物の多くが損傷しましたが、廃墟を含む景観が保存されています。

1996年4月28日に起きた悲劇については、史跡内のMemorial Gardenで静かに追悼されています。訪問時は、写真撮影や会話に配慮し、追悼の場として尊重してください。

「怖い刑務所」の物語だけにしない

ここで語られるのは、犯罪と罰だけではありません。貧困、強制移住、労働、家族、医療、宗教、改革思想、観光化、保存活動まで、さまざまな時代の人々の人生が重なっています。



ホバートからポート・アーサーへの行き方

ホバートから日帰りできますか?
できます。車で片道約1時間30分ですが、史跡が広いので朝に出発してください。運転を避けたい場合は、入場券付きのホバート発1日ツアーが便利です。

レンタカー・自家用車

ホバート中心部からTasman Highway(A3)を東へ進み、SorellからArthur Highway(A9)を南下します。

道路はPort Arthurまで舗装され、通常の乗用車で問題なく走れます。

所要時間は約1時間30分ですが、朝の交通、道路工事、霧、雨、途中の立寄りを考え、2時間近く見ておくと安心です。

Eaglehawk NeckのTessellated Pavement、Blowholeなどへ寄る場合は、さらに時間を追加してください。

ホバート発ツアー

英語の1日ツアーでは、ホバート市内からの往復送迎、Port Arthur Historic Siteの入場、ハーバークルーズ、タスマン半島の観光などが組み合わされています。

リッチモンド、Tasmanian Devil Unzoo、Isle of the Deadを追加した商品もあります。

運転、駐車、帰路の疲労を避けられるため、短期滞在や一人旅に使いやすい方法です。

一方、史跡内の自由時間は商品ごとに異なります。じっくり見たい人は「Port Arthur滞在時間」を確認してください。

公共交通・定期送迎

ホバートとタスマン半島を結ぶ定期交通やシャトルはありますが、運行日、時刻、途中停車、予約条件が変わることがあります。

一般の路線交通だけで日帰りすると、史跡内の滞在時間が短くなる場合があります。

予約前に往路と復路を確認し、最終便を逃さない計画を立ててください。

短期旅行者には、往復送迎と入場券が一体になったツアーの方が分かりやすいでしょう。

駐車場

Visitor Centre前に無料駐車場があります。

一般車、キャンピングカー、バス向けの区画が用意されています。

夏休み、週末、クルーズ船寄港日は入口に近い区画が埋まりやすいため、早めに到着してください。

車内にパスポート、現金、カメラなどを見える状態で残さないでください。

給油と運転の注意

最寄りの給油場所は史跡から1キロ以内にありますが、季節により営業時間が変わります。

タスマン半島の多くのガソリンスタンドは夕方早く閉まるため、ホバートまたはSorellで燃料を確認しておきます。

夕暮れ以降はワラビー、パデメロン、ポッサムなどが道路へ出ます。

ゴーストツアー後にホバートへ戻る場合は夜間運転になるため、Port Arthur周辺へ宿泊する方が安全です。

国立公園パスは必要?

Port Arthur Historic Siteは独自の入場券で見学する施設です。史跡だけを訪れる場合、Tasmania Parksの国立公園パスは必要ありません。

同じ日にTasman National ParkのCape Hauy、Cape Raoul、Fortescue Bayなどへ入る場合は、別途有効な国立公園パスが必要です。

史跡入場券と国立公園パスを混同しないようにしてください。

トラベルドンキーのおすすめツアー

ポート・アーサー、リッチモンド&タスマン半島

ポート・アーサー、リッチモンド&タスマン半島は、流刑地跡、タスマン半島の海岸景観、歴史的な町リッチモンドを一日で巡る英語ツアーです。

Port Arthur Historic Siteの入場とハーバークルーズが含まれ、主要ホテル送迎付きプランが案内されています。

2026年7月現在、一般料金AU$175、インターネット料金AU$166から掲載されています。

初めてのタスマニア旅行で、史跡だけでなくリッチモンドも見たい人に向いています。

ポート・アーサー日帰りツアー

ポート・アーサー日帰りツアーは、ホバートからタスマン半島へ向かい、Port Arthur Historic Siteを中心に見学する英語ツアーです。

史跡入場とCarnavon Bayのハーバークルーズを含みます。

2026年7月現在、一般料金AU$180、インターネット料金AU$171から案内されています。

リッチモンドや動物園より、Port Arthurの見学を優先したい人に使いやすいプランです。

ポート・アーサーとタスマニアン・デビル

ポート・アーサーとタスマニアン・デビルは、Port Arthur Historic SiteとTasmanian Devil Unzooを組み合わせた英語の1日ツアーです。

史跡ではハーバークルーズが含まれ、自然保護施設ではタスマニアン・デビルなどを観察します。

2026年7月現在、一般料金AU$199、インターネット料金AU$189から案内されています。

歴史とタスマニア固有動物を一日で体験したい家族旅行にも向いています。

グランド・ポート・アーサー

グランド・ポート・アーサーは、通常の史跡見学に加え、Isle of the Deadのガイドツアーを含むプランです。

港内の小島へ上陸し、囚人、兵士、自由民などが埋葬された墓地を英語ガイドと見学します。

2026年7月現在、一般料金AU$200、インターネット料金AU$190から案内されています。

史跡の歴史をより深く知りたい人、通常のハーバークルーズだけでは物足りない人に向いています。

4つのツアーを比較

ツアー ネット料金 主な特徴
リッチモンド&タスマン半島 AU$166~ 史跡、海岸景観、リッチモンド。
ポート・アーサー日帰り AU$171~ 史跡見学を中心にした定番。
タスマニアン・デビル付き AU$189~ 史跡と動物保護施設。
グランド・ポート・アーサー AU$190~ Isle of the Dead上陸ツアー付き。

料金、催行曜日、ホテル送迎、食事、史跡内の滞在時間は変更される場合があります。予約時にトラベルドンキーの商品ページで最新条件を確認してください。

入場前に知っておきたいこと

2026年の入場料金

2026年7月現在のPort Arthur Historic Site公式入場料金は次のとおりです。

区分 料金
大人 AU$55.00
子ども AU$27.50
コンセッション AU$44.00
ファミリー AU$165.00

日本の学生証やシニア証明が、自動的にオーストラリアのConcession料金へ適用されるとは限りません。

チケットは連続する2日間有効です。

追加のガイドツアーとゴーストツアーは別料金です。

営業時間

史跡地区は毎日9:00~17:00に開館し、クリスマスは休業します。

Visitor Centre、Port Arthur Gallery、敷地内建物の基本時間も9:00~17:00です。

駐車場、カフェ、ギフトショップ、夜間ツアーは異なる営業時間が設定されます。

ゴーストツアー開催日は夜まで駐車場を利用できますが、日中入場の終了時刻とは別に確認してください。

入場券に含まれるもの

  • 30棟を超える建物、廃墟、復元住宅、庭園、遊歩道への入場
  • Port Arthur Galleryの展示
  • 日本語対応のセルフガイド音声体験
  • 約20分のハーバークルーズ
  • Penitentiary、Separate Prisonなど主要地点の短いガイドトーク
  • 連続する2日間の入場

Isle of the Deadへの上陸、Premium Tour、Essentials Tour、Escape Tour、Ghost Tourは含まれません。

必要な見学時間

滞在時間 できること
2~3時間 Penitentiary、Separate Prison、教会、短いクルーズ。かなり駆け足。
4~5時間 主要施設、音声ガイド、ガイドトーク、クルーズ、昼食。
1日 敷地全体、住宅、庭園、追加ツアーを含めて落ち着いて見学。
2日 入場券の有効期間を使い、史跡と追加ツアーを分けて訪問。

ホバート発ツアーでは見学時間が決められています。史跡に強い関心がある人はレンタカーで一泊する方法がおすすめです。

日本語音声ガイド

セルフガイドのPort Arthur Audio Experienceは、日本語、英語、フランス語、中国語に対応しています。

現地のガイドトークと有料ツアーは原則英語です。

スマートフォンを使う方式や貸出方法が変更される場合があるため、到着時にVisitor Centreで確認してください。

イヤホンを持参すると、混雑した場所でも聞き取りやすくなります。

バリアフリー

Visitor Centre、Port Arthur Gallery、カフェ、1830 Restaurant & Barは、スロープまたはエレベーターで車椅子利用が可能です。

敷地は広く、坂道、砂利、芝生、歴史的建物の段差があります。

10:30~15:30には、移動に制限がある人向けの無料シャトル車両が敷地内を運行します。

Essentials Tourと通常のHarbour Cruiseは車椅子対応です。

Isle of the Deadは最大1:8程度の急坂があり、介助が推奨されます。Ghost Tourは車椅子対応ではありません。

気候とベストシーズン

ポート・アーサーは海に近く、ホバートより涼しく、雨と風の影響を受けやすい場所です。

史跡の多くは屋外で、屋根のない廃墟と広い庭園を歩きます。

夏の平均最高気温は19℃前後、冬は11℃前後です。

暖かい日でも海風で冷えるため、薄手の上着と雨具を持参してください。

平均最高気温 平均最低気温
1月 18.6℃ 10.9℃
2月 18.9℃ 11.2℃
3月 17.5℃ 10.5℃
4月 15.6℃ 9.2℃
5月 13.4℃ 7.8℃
6月 11.4℃ 6.1℃
7月 11.0℃ 5.7℃
8月 11.7℃ 5.7℃
9月 13.1℃ 6.3℃
10月 14.3℃ 7.2℃
11月 15.7℃ 8.4℃
12月 16.9℃ 9.6℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Port Arthur(Palmers Lookout)長期平均値。

日照時間が長く歩きやすい12~3月が人気ですが、混雑も増えます。秋は比較的落ち着き、冬は人が少ない一方、日没が早く雨天が増えます。

ポート・アーサーの主な見どころ

Penitentiary

ポート・アーサーを象徴する大きな石造りの廃墟です。

もとは1840年代に製粉所と穀物倉庫として建てられ、その後、囚人を収容するPenitentiaryへ改装されました。

現在は床と屋根の多くが失われていますが、入り江に面した外壁、窓、階層構造から施設の規模を感じられます。

短い無料ガイドトークが行われることがあるため、当日の時刻表を確認してください。

Separate Prison

囚人を個室へ隔離し、沈黙と厳しい規律によって行動を変えようとした施設です。

復元された独房、礼拝堂、中央監視部分を歩くと、身体的な罰から精神的な統制へ移った刑罰思想を学べます。

建物内部は静かで、展示内容も重いため、子ども連れでは説明の仕方を考えてください。

Convict Church

流刑囚の労働によって建てられた大規模な教会跡です。

正式に聖別されなかった教会で、宗教教育を通じた改革を象徴しています。

尖塔、アーチ、石壁が残り、庭園と空を背景にした景観が印象的です。

建物へ登ったり、壁の不安定な部分へ触れたりしないでください。

Commandant’s House

流刑地の責任者と家族が暮らした住宅です。

囚人施設を見下ろす高台にあり、身分と生活環境の差が建物の位置からも分かります。

家具、室内展示、庭から、収容者だけでなく管理側の生活も学べます。

坂を上るため、移動に不安がある人はシャトル車両を利用してください。

Asylum

流刑地末期に精神的な不調を抱えた人々を収容した建物です。

その後は町役場などとして利用され、現在は展示とAsylum Caféがあります。

医療と福祉が当時どのように考えられていたかを知る場所です。

Government Gardens

1840年代に整備された庭園を、歴史資料に基づいて再現しています。

管理された秩序と「文明的な生活」を示す象徴として、囚人の区域とは異なる空間が作られました。

季節の花、芝生、入り江の景色を楽しめ、重い展示の合間に休憩しやすい場所です。

ポート・アーサーのおすすめの楽しみ方

ハーバークルーズ

入場券には、Carnavon Bayを巡る約20分のハーバークルーズが含まれます。

船上からPoint Puer Boys’ Prison、Isle of the Dead、史跡の海岸線を眺めます。

通常のクルーズはIsle of the Deadへ上陸しません。上陸には別料金のガイドツアーが必要です。

便の時刻と空席を到着時に確認してください。

無料ガイドトーク

Penitentiary、Commandant’s House、Convict Church、Separate Prisonなどで、短い英語ガイドトークが行われます。

開催場所と時刻は日ごとに変わります。

音声ガイドだけでは分かりにくい建物の使われ方や人物の話を聞けるため、英語に不安があっても一度参加してみる価値があります。

Isle of the Dead Tour

港内の小島へフェリーで渡り、約40分の英語ガイドと墓地を歩きます。

1833~1877年に、囚人、兵士、役人、自由民、子どもなどが埋葬されました。

2026年7月現在、追加料金は大人AU$30です。Port Arthurの入場券が別途必要です。

坂が急で、雨天時は滑りやすくなります。墓石へ触れたり、歩道を外れたりしないでください。

Ghost Tour

閉館後の敷地をランタンで歩く約90分の英語ツアーです。

2026年7月現在、水~日曜日の18:00と20:00を中心に開催され、大人料金はAU$35です。

日中入場券がなくても、Ghost Tour単独で参加できます。

暗い建物、段差、狭い場所を歩くため、移動制限がある人と車椅子利用者には適していません。

追加の有料ガイドツアー

ツアー 所要時間 大人料金
Essentials Tour 約45分 AU$10
Premium Tour 約90分 AU$30
Escape from Port Arthur 約60分 AU$20
Isle of the Dead 約60分(船を含む) AU$30

いずれも基本入場券への追加として予約します。開催時間と料金は変更される場合があります。

子どもと見学する

敷地が広いため、小さな子どもにはベビーカーが便利です。Visitor Centreで貸出がある場合もあります。

Port Arthur Galleryには、人物カードや体験型展示があり、建物だけを歩くより理解しやすくなっています。

Separate Prison、墓地、ゴーストツアーなどの内容は、年齢と性格に合わせて選んでください。

池、海岸、段差、石壁の周辺では子どもから目を離さないでください。




ポート・アーサー周辺の見どころ

Remarkable Cave

Port Arthur Historic Siteから南へ車で約10分の海食洞です。

駐車場の展望台からMaingon Bayを眺め、階段を下りると洞窟の入口を正面から見られます。

往復は短いものの階段が急で、雨や海水で滑りやすくなります。

高波と満潮時には洞窟へ近づかず、表示された展望場所から見学してください。

Eaglehawk Neck

タスマン半島と本土側をつなぐ狭い地峡です。

流刑地時代には逃亡を防ぐため、犬を配置したDog Lineが設けられました。

現在はTessellated Pavement、Blowhole、海岸展望地への拠点となっています。

Port Arthurへ向かう途中にありますが、立寄り先を増やしすぎると史跡の見学時間が短くなるため、往路と復路へ分けてください。

Coal Mines Historic Site

Saltwater Riverにある、オーストラリア流刑地史跡群の構成資産です。

地下炭鉱での重労働、囚人施設、将校の住宅跡などが残り、Port Arthurとは異なる流刑制度の一面を学べます。

Port Arthurから車で約30~40分です。

施設や飲食店が少なく、道の一部は狭いため、明るい時間帯に訪れてください。

Tasman Island Cruise

Port Arthur周辺を出発し、Cape Pillar、Tasman Island、海食洞、滝、オットセイの生息地などを約3時間巡る外洋クルーズです。

史跡入場券に含まれる20分のHarbour Cruiseとは、内容、船、料金がまったく異なります。

クルーズと史跡を同日に組み合わせると、どちらも駆け足になりやすいため、一泊して別日に分ける方法がおすすめです。

Tasman National Park

オーストラリア有数の高い海食崖、森林、砂浜、岬を保護する国立公園です。

Cape Hauy、Cape Raoul、Fortescue Bay、Three Capes Trackなどがあります。

国立公園へ車で入る場合は、Port Arthur Historic Siteの入場券とは別にTasmania Parksのパスが必要です。

2026年はTasman ArchとDevils Kitchen周辺で施設工事に伴う閉鎖が案内されています。訪問当日の公式アラートを確認してください。

Point Puer Boys’ Prison

Port Arthurの港を挟んだ半島にあり、1834年から少年囚人を収容した施設です。

現在は通常の自由見学区域ではなく、ハーバークルーズから海岸と遺構を眺めます。

Port Arthur Galleryには、少年囚人の生活を扱う展示があります。

庭園・野生動物・自然

Port Arthur Historic Siteは歴史施設であると同時に、入り江、芝生、森林、庭園が広がる屋外の景観地です。

Government Gardensには季節の花や整えられた植栽があり、流刑地の管理者側が示そうとした秩序と生活文化を伝えています。

敷地ではワラビー、パデメロン、ポッサム、鳥類を見かけることがあります。

港では海鳥が多く、Harbour Cruise中にカツオドリ、ウ、カモメなどを観察できます。

野生動物へ餌を与えず、近づくために遊歩道を外れないでください。

芝生と石造りの建物は美しく見えますが、ここで生活した人々の歴史を背景に持つ文化遺産です。ウェディング写真や演出を伴う撮影は、周囲と場所の意味に配慮してください。

カフェとレストラン

Port Arthur Café

Visitor Centre内にあり、毎日9:00~17:00に営業しています。

コーヒー、サンドイッチ、軽食、温かい料理などを扱い、到着時と見学後に利用しやすい場所です。

昼前後はツアー客で混雑するため、時間をずらすと座席を確保しやすくなります。

Asylum Café

史跡内の旧Asylumにあり、毎日11:30~15:30に営業しています。

Visitor Centreより静かなことが多く、敷地を歩いている途中の休憩に便利です。

営業時間とメニューは季節や催事で変更される場合があります。

1830 Restaurant & Bar

Penitentiary、庭園、入り江を望むレストランです。

毎日11:30~14:30にランチ営業し、タスマニアの季節食材を使った料理、ワイン、ビールなどを提供します。

週末、夏期、特別行事の際は事前予約がおすすめです。

運転者はアルコールを飲まないでください。

Picnic Pack

事前予約制のPicnic Packは、前日までにオンラインで注文し、当日10:00以降に受け取ります。

敷地内の庭園や芝生で、自分のペースで昼食を取りたい人に便利です。

食事制限

グルテンフリー、ベジタリアン、ヴィーガン、ハラールなどの選択肢を相談できます。

重いアレルギーがある場合は、注文時にスタッフへ具体的に伝えてください。

宿泊エリアの選び方

Port Arthur Historic Site周辺

史跡を2日かけて見学する人、Ghost Tourへ参加する人に最も便利です。

徒歩または短い車移動で史跡へ行けるコテージ、モーテル、ホリデーパークがあります。

夕食を提供しない宿もあるため、レストラン、自炊設備、チェックイン時間を確認してください。

Nubeena

スーパー、給油、薬局など日常的な施設を利用しやすい、タスマン半島の中心的な町です。

Port Arthur、White Beach、Cape Raoul方面を回る拠点に向いています。

史跡までは車で約15分前後です。

Eaglehawk Neck

Tessellated Pavement、Blowhole、海岸景観を重視する人に便利です。

Port Arthur Historic Siteまでは車で約20~25分です。

小規模な宿が中心で、夜間は静かです。

Fortescue Bay

Cape HauyやThree Capes Trackなどのハイキングを目的にする人向けです。

キャンプ場の予約、国立公園パス、食料、水、火気規制の確認が必要です。

Port Arthurの史跡観光だけを目的にする場合は、移動が不便です。

ホバートCBD

送迎付き1日ツアーに参加する場合は、ホバート中心部に宿泊する方法が簡単です。

夕食、空港移動、市内観光の選択肢が多く、短期旅行に向いています。

レンタカーで日帰りする場合は、往復約3時間の運転になります。

宿泊エリア 向いている人
Port Arthur周辺 2日間入場、Ghost Tour、朝からの見学。
Nubeena 買い物、給油、半島周遊。
Eaglehawk Neck 海岸地形、短い散策、静かな滞在。
Fortescue Bay ハイキング、キャンプ。
ホバートCBD 送迎ツアー、短期滞在、市内観光。



ポート・アーサーのモデルコース

レンタカーで日帰り・定番コース

時間帯 モデルプラン
7:30頃 ホバート出発。
9:00頃 Port Arthur到着、入場、Galleryと音声ガイドの準備。
午前 Penitentiary、Convict Church、Separate Prison、無料ガイドトーク。
カフェまたはレストランで昼食。
午後 Harbour Cruise、Commandant’s House、Government Gardens。
16:00頃 史跡を出発。
夕方 時間と営業状況に応じRemarkable Caveへ寄り、ホバートへ。

海岸の立寄り先を往路に多く入れると、Port Arthurの見学時間が不足します。

ホバート発1日ツアー

時間帯 モデルプラン
早朝 ホバート市内の指定集合場所またはホテルから出発。
午前 タスマン半島の景勝地、Port Arthur Historic Siteへ。
昼前~午後 史跡見学とHarbour Cruise。
午後 商品によりRichmond、Unzoo、Isle of the Deadなど。
夕方 ホバートへ帰着。

各商品の史跡内滞在時間を確認し、見たい建物の優先順位を決めておくと効率的です。

Port Arthur周辺に1泊・2日間入場

日程 モデルプラン
1日目午前 ホバートから移動し、昼前に史跡入場。
1日目午後 Gallery、Penitentiary、Separate Prison、Harbour Cruise。
1日目夜 夕食後、予約済みならGhost Tour。
2日目午前 Commandant’s House、庭園、住宅、Isle of the Dead。
2日目午後 Remarkable Cave、Eaglehawk Neckを経由してホバートへ。

同じ入場券で2日目も入れるため、一つひとつの展示を急がずに見られます。

歴史を深く学ぶ1日

時間帯 モデルプラン
9:00 開館と同時に入場、日本語音声ガイドを開始。
午前 PremiumまたはEssentials Tour、Penitentiary、Separate Prison。
1830 Restaurant & Bar。
午後前半 Isle of the Dead Tour。
午後後半 Commandant’s House、Asylum、Government Gardens。
17:00 閉館。周辺宿泊。

追加ツアーは時間が重ならないよう、入場券と一緒に事前予約してください。

子ども連れの日帰り

時間帯 モデルプラン
午前 Galleryの体験型展示、Penitentiary、短いガイドトーク。
早めに昼食。
午後前半 Harbour Cruise。
午後後半 庭園、教会、見学したい住宅を数か所。

全てを見ようとせず、休憩、トイレ、ベビーカーで移動しやすい経路を優先してください。

タスマン半島2泊3日

日程 モデルプラン
1日目 ホバートからEaglehawk Neckを経由し、Port Arthur周辺泊。
2日目 Port Arthur Historic Siteを終日見学、夜はGhost Tour。
3日目 Tasman Island Cruise、Coal Mines Historic Site、または短いウォーキング。

天候と海況に合わせてクルーズやウォーキングの日を入れ替えやすい日程です。

天候・運転・見学上の注意

雨と風に備える

見学の多くは屋外です。

傘は海風で使いにくいため、フード付きの防水ジャケット、重ね着、歩きやすい靴を用意してください。

夏でも気温が低くなることがあります。

石畳・砂利・芝生は滑りやすい

歴史的な建物には段差、狭い入口、不均一な床があります。

雨天は石、木製通路、芝生が滑るため、サンダルや底の平らな靴は避けてください。

遺構へ登らない

石壁、窓、廃墟の一部は不安定です。

写真を撮るために柵を越えたり、壁へ座ったり、石を動かしたりしないでください。

敷地から石、植物、遺物を持ち帰らないでください。

Memorial Gardenを尊重する

1996年の犠牲者を追悼する場所です。

大声、演出を伴う写真、無断の商業撮影を避け、静かに訪れてください。

カードを用意する

Port Arthurではクレジットカードまたはデビットカードでの支払いが推奨され、多くの端末がカード専用です。

入場券は事前にオンライン購入し、スマートフォンと印刷した控えの両方を用意すると安心です。

夜間運転を避ける

夕暮れから夜は野生動物が道路へ出ます。

Ghost Tour終了後は暗く、ホバートまで約1時間30分かかります。

運転に慣れていない人は、Port Arthur周辺へ宿泊してください。

燃料を早めに入れる

半島内のガソリンスタンドは都市部より少なく、18時前に閉まる場所があります。

Sorellまたはホバートで残量を確認し、給油を後回しにしないでください。

レンタカーの契約を確認する

Arthur Highwayは舗装されていますが、Coal Mines、Fortescue Bay、脇道には未舗装区間があります。

レンタカー会社の未舗装路、タイヤ、フロントガラス、車体下部の補償条件を確認してください。

ドローンは禁止

Port Arthur Historic Siteでは、一般旅行者によるレクリエーション目的のドローン飛行は認められていません。

国立公園や周辺地域でも別の許可条件があります。

子どもから目を離さない

池、海岸、階段、石壁、坂道があります。

展示に触れないこと、野生動物へ餌を与えないことを事前に説明してください。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

史跡内ではスタッフへ知らせ、夜間や周辺道路では安全な場所へ停車して連絡してください。

Port ArthurとTasman National Parkは別料金

Port Arthur Historic Siteの入場券は史跡用です。Cape Hauy、Cape Raoul、Fortescue BayなどTasman National Parkへ行く場合は、別途国立公園パスを用意してください。



ポート・アーサーに関するよくある質問(FAQ)

ポート・アーサーの入場料はいくらですか?

2026年7月現在、大人AU$55、子どもAU$27.50、コンセッションAU$44、ファミリーAU$165です。チケットは連続する2日間有効です。

入場券には何が含まれますか?

30棟を超える建物と遺構、Port Arthur Gallery、日本語を含む音声ガイド、約20分のハーバークルーズ、主要地点の短いガイドトークが含まれます。

ホバートから日帰りできますか?

できます。車で片道約1時間30分です。最低4~5時間の見学時間を確保するため、朝早く出発してください。送迎付きの1日ツアーもあります。

日本語で見学できますか?

セルフガイド音声体験は日本語に対応しています。現地のガイドトークと追加ツアーは原則英語です。

ハーバークルーズでIsle of the Deadへ上陸しますか?

通常の20分クルーズは上陸しません。墓地へ上陸するには、別料金のIsle of the Dead Cemetery Tourを予約してください。

Ghost Tourだけ参加できますか?

できます。Ghost Tourには日中の入場券は必要ありません。約90分の英語ツアーで、暗い場所と段差を歩きます。

国立公園パスは必要ですか?

Port Arthur Historic Siteだけなら不要です。Tasman National ParkのCape Hauy、Cape Raoul、Fortescue Bayなどへ入る場合は必要です。

車椅子で見学できますか?

主要施設の一部は車椅子で利用でき、敷地内シャトルと貸出車椅子もあります。ただし、坂、砂利、歴史的建物の段差があり、全区域が完全対応ではありません。事前連絡がおすすめです。

ポート・アーサーに関する参考情報

まとめ:最低半日、できれば1日かけて歩く

ポート・アーサー史跡地区は、オーストラリアの流刑制度を伝える世界遺産であり、30棟を超える建物、廃墟、庭園、港を含む広大な歴史地区です。

2026年7月現在、入場券は大人AU$55で連続する2日間有効。日本語音声ガイド、約20分のハーバークルーズ、主要地点の短いガイドトークが含まれます。

ホバートから車で約1時間30分ですが、見学には最低4~5時間必要です。短期旅行で運転を避けたい人は、入場券と送迎を含むトラベルドンキーの1日ツアーを利用できます。

Penitentiaryだけでなく、Separate Prison、Convict Church、Commandant’s House、Gallery、庭園を歩き、ここで暮らしたさまざまな立場の人々の歴史に触れてください。

雨と風に備え、歩きやすい靴を用意し、時間に余裕があれば周辺へ一泊して、Ghost TourやIsle of the Dead、タスマン半島の海岸景観も組み合わせると充実した旅行になります。

ホバートの旅行手配

トラベルドンキーでは、ホバートのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

ホバートとタスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

ホバート旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いホバート旅行になりますよ。

トラベルドンキーにお任せください!

 

タスマニア南東部、タスマン半島の先に浮かぶタスマン・アイランド(Tasman Island)は、海面から切り立つドレライトの断崖と、断崖上に立つ白い灯台で知られる無人島です。

写真を見ると上陸して歩ける観光地のように思えますが、一般旅行者が定期便で渡る島ではありません。周囲は高い崖に囲まれ、安全に接岸できる通常の港もないため、観光では主にタスマン・アイランド・クルーズから眺めます。

クルーズはポート・アーサーを拠点に、Cape Pillar、Tasman Island、The Blade、海食洞、滝、オットセイの生息地などを約3時間かけて巡ります。

海上から見上げるCape Pillarの断崖は、陸上の展望台から見る景色とはまったく別物です。黄色い小型船が岩壁のすぐ下を進み、海のうねり、風、海鳥の声まで体で感じられます。

日本からの旅行者にとって選びやすいのは、ホバート発着でクルーズ、モーニングティー、昼食、送迎を含む1日ツアーです。さらにポート・アーサー流刑地跡の見学を加えたプランもあります。

本記事では、指定いただいたトラベルドンキーのタスマン・アイランド・クルーズ1日ツアーと、ポート・アーサー流刑地跡付きプランを比較して紹介します。

あわせて、個人でポート・アーサーまで行く方法、2026年の料金、クルーズの服装、船酔い対策、気候、野生動物、周辺の見どころ、宿泊、モデルコース、安全上の注意まで、日本から訪れる旅行者向けにまとめます。




タスマン・アイランドとは?

タスマン・アイランドは、タスマン半島南東端のCape Pillar沖に位置する、面積約120ヘクタールの島です。

島の周囲は垂直に近いドレライトの崖で囲まれ、海面から島上部まで約250~280メートルあります。

島上部には1906年に点灯したTasman Island Lighthouseが立ち、現在も自動化された航路標識として使われています。

一般的な観光フェリー、桟橋、売店、遊歩道はなく、定期的な一般上陸は行われていません。

そのため、旅行者がタスマン・アイランドを見る主な方法は、Port Arthurを出発する約3時間のウィルダネス・クルーズです。

名称 タスマン・アイランド(Tasman Island)
所在地 タスマニア州南東部、Cape Pillar沖
所属 Tasman National Park
面積 約120ヘクタール
標高・断崖 島上部は海面から約250~280メートル
主な見学方法 Port Arthur発のタスマン・アイランド・クルーズ
一般上陸 通常の観光では不可
代表的な施設 Tasman Island Lighthouse

「島へ行く」より「島を海から見る」観光

タスマン・アイランド観光では、島内を歩くのではなく、Cape Pillarと島の間を船で進み、崖、灯台、海鳥、オットセイを海上から見るのが中心です。

先住民文化と島の歴史

タスマン半島一帯は、タスマニア先住民のPydairrermeの人々が長くつながりを持ってきたCountryです。

海岸、島、入り江、岬、海鳥、アザラシなどは、移動、食料、季節、文化と深く結び付いていました。

ヨーロッパ人がこの海域を航行する以前から、タスマニア先住民は陸と海の環境を理解し、世代を越えて知識を受け継いできました。

Tasman Island Lighthouseは1906年に点灯しました。29メートルの鋳鉄製灯塔は英国で製造された部材を現地で組み立てたもので、資材は険しい崖上まで運び上げられました。

灯台は1976年に自動化され、最後の灯台守は1977年に島を離れました。1991年からは太陽光発電が使われています。

現在はTasmania Parks and Wildlife Service、Australian Maritime Safety Authority、Friends of Tasman Islandなどが、灯台施設、灯台守住宅、自然環境の保全に関わっています。

島はオーストラリア最大規模のフェアリープリオン繁殖地としても重要で、外来猫の根絶後は海鳥の保護が続けられています。

遠くから見る灯台にも生活の歴史がある

現在は無人の灯台ですが、かつては灯台守と家族が孤立した島で暮らしていました。海上から住宅跡と灯塔を見る時は、物資を崖上へ運び続けた生活にも注目してください。



ホバートからタスマン・アイランドへの行き方

ポート・アーサーまで行けば、そこから島へ上陸する船がありますか?
通常の観光クルーズは島へ上陸しません。Cape Pillarとタスマン・アイランド周辺を海から巡り、同じ日の海況に合わせてルートを調整します。

ホバートからポート・アーサーへ

クルーズの受付は、ホバートから南東へ約100キロ離れたPort Arthurにあります。

レンタカーではTasman Highway(A3)、Arthur Highway(A9)を通り、通常約1時間30分です。

途中にはSorell、Dunalley、Eaglehawk Neckがあり、道路の多くは舗装されています。

朝は通勤、工事、雨、霧、動物の飛び出しで時間が延びることがあります。午前クルーズへ個人参加する場合は、最短所要時間だけで計画しないでください。

クルーズ受付場所

受付はTasman Island Cruises Booking Centreです。

住所は6961 Arthur Highway, Port Arthurで、Port Arthur Historic Site入口の約100メートル手前にあります。

ここでチェックインと安全説明を済ませた後、専用バスで当日の乗船場所へ移動します。

クルーズは海況に合わせてPort Arthur側またはEaglehawk Neck側から進むため、地図上の桟橋へ直接向かわず、必ずBooking Centreへ行ってください。

チェックイン時間

通年運航の午前クルーズは、9時15分までにチェックインし、10時頃から約3時間運航します。

12月1日~4月28日には、13時15分チェックイン、14時頃出発の午後便が設定される場合があります。

遅刻すると安全説明と送迎バスに間に合わず、乗船できない可能性があります。

予約確認書に書かれたチェックイン時刻を基準に、駐車、トイレ、受付の時間を加えて到着してください。

個人で参加する場合

レンタカー旅行者は、Port Arthur発の3時間クルーズだけを予約できます。

2026年7月現在の公式料金は大人AU$190、子ども3~16歳AU$115です。

クルーズ後にPort Arthur Historic Site、Remarkable Cave、Eaglehawk Neckなどを自分のペースで回れることが利点です。

一方、往復約3時間の運転が必要で、クルーズ後に疲れている状態でホバートへ戻る点には注意してください。

タスマン・アイランドへ上陸できる?

一般旅行者が利用できる定期船と通常の上陸ツアーはありません。

島は周囲を高い崖に囲まれ、海からのアクセスは危険です。

管理、保全、灯台整備などではヘリコプターが使われますが、日常的な観光アクセスではありません。

クルーズは島へ上陸せず、海上から灯台、崖、海鳥の繁殖地を観察します。

国立公園パスは必要?

タスマン・アイランド・クルーズへ乗るだけであれば、通常は別途Tasman National Parkの車両パスを提示する行程ではありません。

ただし、個人旅行でTasman National Park内のCape Hauy、Cape Raoul、Fortescue Bayなどへ入る場合は、有効なタスマニア国立公園パスが必要です。

2026年7月現在、Cradle Mountainを除く24時間の車両パスは1台最大8人までAU$49.15、最長2か月のHoliday Vehicle PassはAU$98.35です。

訪問地の管理区分と最新料金はTasmania Parks and Wildlife Serviceで確認してください。

トラベルドンキーのおすすめツアー

タスマン・アイランド・クルーズ1日ツアー

タスマン・アイランド・クルーズ1日ツアーは、ホバートからの往復バス、モーニングティー、昼食、約3時間のウィルダネス・クルーズ、タスマン半島の短い観光を含む英語の一日ツアーです。

7時15分頃にホバートのウォーターフロントでチェックインし、7時30分頃に出発します。

午前中にタスマン半島へ到着し、10時頃から13時頃までクルーズへ参加。その後、昼食と周辺観光を楽しみ、18時頃にホバートへ戻る流れです。

2026年7月現在の一般料金は大人AU$290、トラベルドンキーのインターネット料金はAU$276から案内されています。

車を運転したくない人、クルーズを中心に一日でタスマン半島を楽しみたい人に向いています。

タスマン・アイランド・クルーズ1日ツアー(ポート・アーサー流刑地跡付き)

タスマン・アイランド・クルーズ1日ツアー(ポート・アーサー流刑地跡付き)は、ホバート送迎、モーニングティー、クルーズに加え、世界遺産Port Arthur Historic Siteで約3時間を過ごすプランです。

クルーズ終了後にPort Arthur Historic Siteへ移動し、昼食と自由見学を組み合わせます。

2026年7月現在の一般料金は大人AU$345、トラベルドンキーのインターネット料金はAU$328から案内されています。

タスマン半島へ行くのが初めてで、海岸の自然と流刑地跡の歴史を同じ日に見たい人に向いています。

一日が長く、クルーズ後も歩くため、体力と防寒対策を考えて参加してください。

2つのツアーを比較

項目 通常の1日ツアー 流刑地跡付き
商品リンク 11186 11187
2026年7月ネット料金 大人AU$276~ 大人AU$328~
クルーズ 約3時間 約3時間
昼食 含まれる 含まれる
午後 タスマン半島の周辺観光 Port Arthur Historic Site約3時間
向いている人 自然とクルーズを重視 自然と歴史を両方見たい
ホバート帰着 18時頃 18時頃

料金、催行日、食事内容、訪問順序、ホテル送迎条件は変更される場合があります。予約時には各商品ページの最新情報を確認してください。

予約前に知っておきたいこと

2026年の料金

プラン 大人 子ども3~16歳
Port Arthur発3時間クルーズ AU$190 AU$115
ホバート発1日ツアー AU$290 AU$215
ホバート発+Port Arthur Historic Site AU$345 AU$235

トラベルドンキーでは、対象商品にインターネット割引料金が設定される場合があります。

年齢区分、家族料金、取消条件、食事、送迎は商品ごとに異なるため、申込み画面を確認してください。

クルーズ時間

午前便は通年運航し、10時頃から13時頃までの約3時間です。

午後便は通常12月1日~4月28日に設定され、14時頃から17時頃までです。

毎日Christmas Dayを除いて運航する案内ですが、強風、高波、機器、最低催行、その他の安全上の理由で変更または中止になる場合があります。

船の設備と座席

クルーズには、最大43人程度を乗せる特注の黄色いオープンボートを使用します。

前向きの段差付き座席、頭上のキャノピー、船内トイレがあります。

完全な屋内船ではなく、風、冷気、水しぶき、海のにおいを直接感じる設計です。

防水用の外套が用意されますが、その下に着る暖かい服は自分で準備してください。

船酔い対策

外洋へ出るため、穏やかに見える日でもうねりがあります。

酔いやすい人は、医師または薬剤師へ相談したうえで、用法に従い早めに酔い止めを使ってください。

船の後方3分の1は前方より動きが小さい傾向があります。

乗船前の大量のコーヒー、オレンジジュース、脂の多い食事、飲酒は避け、空腹にもなりすぎないようにします。

気分が悪くなり始めたら我慢せず、早めに乗務員へ伝えてください。

服装と持ち物

  • 風を通さない暖かいジャケット
  • フリースなどの重ね着
  • ニット帽、手袋、マフラー
  • 滑りにくい靴
  • サングラスと日焼け止め
  • カメラまたはストラップ付きスマートフォン
  • 酔い止め
  • モバイルバッテリー

真夏でも海上は寒く、街中の服装では不足することがあります。

帽子、スマートフォン、眼鏡を風で飛ばされないようにしてください。

バリアフリーと健康上の注意

受付後にバス移動、桟橋、ボートへの乗降があります。

船内には段差があり、座席は前向きの固定式です。車椅子を固定したまま乗船できるとは限りません。

妊娠中、首や背中の疾患、最近の手術、移動に介助が必要な人は、予約前に運営会社へ相談してください。

船内トイレは狭く、移動時に階段があります。

気候とベストシーズン

タスマン・アイランドは海抜約240メートルの観測地点があり、タスマン半島の陸上よりさらに風と海の影響を受けます。

夏の平均最高気温でも18℃前後、冬は11℃前後です。

クルーズ船上は走行風が加わるため、気温より数度低く感じることがあります。

雨は一年を通じてあり、晴天でも雲、霧、にわか雨が急に入ります。

平均最高気温 平均最低気温
1月 18.2℃ 11.7℃
2月 17.9℃ 11.9℃
3月 17.1℃ 11.5℃
4月 15.2℃ 10.1℃
5月 13.2℃ 8.7℃
6月 11.5℃ 7.5℃
7月 11.0℃ 6.8℃
8月 11.5℃ 6.6℃
9月 12.7℃ 7.0℃
10月 13.7℃ 7.7℃
11月 15.1℃ 9.0℃
12月 16.6℃ 10.2℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Tasman Island長期平均値。

日照時間と午後便の選択肢では12~3月が利用しやすい一方、夏でも強風日はあります。旅行中に複数の日を空けておくと、海況に合わせて変更しやすくなります。

クルーズで見る主な景観

Cape Pillar

タスマン半島南東端に突き出す岬で、柱状のドレライトが海面から約300メートル近く切り立ちます。

陸上ではThree Capes TrackやCape Pillarの長距離ウォーキングから眺めますが、クルーズでは岩壁の真下から見上げます。

波と風の条件がよければ、船は崖へ近づき、岩の柱、亀裂、海鳥の巣を観察します。

Tasman Island

Cape Pillarの沖に浮かぶ台地状の島で、上部に白い灯台と灯台守住宅が見えます。

海面から見上げると、島上部が平らに見える一方、周囲はほぼ垂直の崖です。

天候、うねり、霧により灯台が見えにくい場合があります。

The Blade

Cape Pillar付近にある、海へ突き出した細い岩稜です。

陸上のThree Capes Trackにも同名の展望地点があり、海上から見ると岩の薄さと高さがよく分かります。

強風時には波しぶきが高く上がり、クルーズの進路が変わる場合があります。

海食洞とアーチ

波が長い時間をかけて岩の弱い部分を削り、洞窟、穴、アーチを作っています。

海況が許せば船が洞窟の入口近くまで進み、波音と岩壁の反響を体験できます。

進入できる場所は毎日異なり、同じコースを必ず通るわけではありません。

海へ落ちる滝

雨の後には、断崖から細い滝が直接海へ落ちる景色を見られます。

風が強い日は、水が下へ落ちず霧状に吹き戻されることもあります。

乾燥した時期には水量が少なくなるため、常に同じ姿ではありません。

Hippolyte Rocks

タスマン半島東岸沖にある岩礁群で、船のルートと海況によって近くを通る場合があります。

海鳥、オットセイ、荒い波が見られる一方、外洋のうねりを強く感じやすい場所です。

乗務員の案内を聞き、立ち上がる時は手すりを使ってください。

タスマン・アイランドのおすすめの楽しみ方

断崖を真下から見上げる

このクルーズの最大の魅力は、陸上では分かりにくい崖の高さを海面から体感できることです。

船と崖を一緒に写真へ入れると規模が分かりやすくなります。

波がある日は撮影に集中しすぎず、片手で必ず体を支えてください。

灯台を見る

Tasman Island Lighthouseは1906年に点灯した29メートルの鋳鉄製灯台です。

灯火の高さは海面から約276メートルに達し、オーストラリアで最も高い位置にある現役灯台として紹介されています。

海上からは灯塔のほか、灯台守住宅、斜面、かつて物資を運んだ設備の跡が見える場合があります。

野生動物を探す

オーストラリアオットセイ、イルカ、アホウドリ、カツオドリ、ウ、ハヤブサ、オナガイヌワシなどが見られることがあります。

回遊時期にはザトウクジラやミナミセミクジラが現れる場合があります。

野生動物の目撃は保証されず、船が追い回したり上陸したりするツアーではありません。

地形と地質を見る

タスマン半島の特徴的な断崖は、ジュラ紀のドレライトと、その後の隆起、割れ目、波の浸食によって形作られました。

規則的な柱状の岩、垂直の亀裂、洞窟、アーチを見比べると、同じ海岸でも削られ方が異なることが分かります。

写真撮影

望遠だけでなく、広角で崖と海を一緒に入れると高さを表現しやすくなります。

水しぶき対策として、カメラ用の防水カバー、レンズクロス、ストラップを用意してください。

スマートフォンを船外へ大きく出さず、強風時は撮影より安全を優先します。

ポート・アーサーと組み合わせる

クルーズ受付はPort Arthur Historic Siteの近くにあります。

個人手配でも同日に組み合わせられますが、3時間クルーズと広い史跡見学を一日に入れると時間が限られます。

初訪問で説明を聞きながら効率よく回るなら、Port Arthur Historic Site付きの1日ツアーが便利です。




タスマン・アイランド周辺の見どころ

Tasman Arch

Tasman Archは、海食洞の天井の一部が残って巨大なアーチになった地形です。

Eaglehawk Neckから近く、駐車場から短い距離で見学できます。

2026年は施設整備に伴う一時閉鎖が発生しているため、旅行日にTasmania Parks and Wildlife Serviceの最新アラートを確認してください。

再開後も工事や天候で経路が変わる場合があります。

Devils Kitchen

長い浸食によってできた深い海食地形で、上から荒い波と岩壁を見下ろします。

Tasman Archと同じ周辺にあり、通常は短時間で組み合わせられます。

崖の下へ降りられる場所ではありません。柵を越えず、強風時は帽子や荷物に注意してください。

2026年の施設工事による閉鎖・通行変更を確認してください。

Tasman Blowhole

海食洞の奥が崩れ、波が岩の通路へ押し込まれる地形です。

海況がよい日には静かに見え、荒れた日には水しぶきと大きな音が発生します。

駐車場、トイレ、周辺の飲食店を利用しやすく、ドライブの休憩地点になります。

Remarkable Cave

Port Arthurの南にある海食洞で、駐車場から階段を下りた展望場所から見学します。

往復約15分の短いコースですが、階段は急で、濡れていると滑ります。

満潮と高波では洞窟内へ波が入り、展望場所でも水しぶきを受けることがあります。

洞窟へ入ったり、岩場へ降りたりせず、表示された展望経路を利用してください。

Cape Hauy

Fortescue Bayから往復約9.4キロ、4時間、Grade 3の人気ウォークです。

急な階段が続き、岬の先からThe Totem Pole、The Candlestick、海岸の断崖を見下ろします。

クルーズと同じ日に歩くには時間と体力が不足しやすいため、別日に分けるかFortescue Bay周辺へ宿泊してください。

Cape Raoul

柱状の断崖と外洋を望む往復約14キロ、約5時間、Grade 4のウォーキングです。

クルーズで見るCape Pillarとは異なる角度から、タスマン半島の海岸地形を楽しめます。

雨、霧、強風、日没を考え、十分な水、食料、防寒具を用意してください。

海鳥・オットセイ・クジラ

タスマン半島の海岸では、オーストラリアオットセイが岩礁で休む姿を見られることがあります。

イルカが船首の波へ近づき、短い時間並走する場合もあります。

海鳥では、アホウドリ、オーストラリアカツオドリ、ウ、ミズナギドリ、ウミワシ、ハヤブサなどが見られます。

タスマン・アイランドはフェアリープリオンの重要な繁殖地です。繁殖期には非常に多くの海鳥が島周辺を飛びます。

ザトウクジラとミナミセミクジラは回遊時期に見られる可能性がありますが、クジラ専門の観察ツアーではなく、目撃は保証されません。

動物との距離、船の速度、進路は、海況と野生動物への影響を考慮して乗務員が判断します。

食事と休憩

ホバート発1日ツアー

通常の1日ツアーとPort Arthur Historic Site付きプランには、モーニングティーと昼食が含まれます。

食事はタスマン半島の提携カフェや施設で提供されます。

アレルギー、ベジタリアン、宗教上の食事制限がある場合は、予約時に申告してください。

Port Arthur発クルーズ

3時間のクルーズだけに参加する場合、通常は昼食が含まれません。

Port Arthur Historic Site周辺、Nubeena、Eaglehawk Neckなどで食事を取れます。

午前便の前は食べすぎず、軽めの朝食を取ると船酔い対策になります。

船内の飲食

オープンボートで揺れと風があるため、クルーズ中に通常の食事を取る環境ではありません。

必要な薬、水、軽い飴などは、乗務員の案内に従って持参してください。

アルコールを飲んでの乗船は避けます。

Eaglehawk Neck

Blowhole周辺には、フィッシュアンドチップス、カフェ、軽食を扱う店があります。

営業日と営業時間は季節によって変わり、夕方早く閉店することがあります。

Port Arthur

Port Arthur Historic Site内と周辺にはカフェ、レストラン、宿泊施設の飲食店があります。

夕食を予定する場合は、特に冬と週末に予約してください。

宿泊エリアの選び方

ホバートCBD

ホバート発1日ツアーへ参加する人に最も便利です。

Franklin Wharf周辺へ徒歩で行けるホテルなら、早朝集合でも移動しやすくなります。

ツアー帰着後の夕食、空港移動、市内観光の選択肢も豊富です。

Port Arthur

個人で午前クルーズへ参加する人、Port Arthur Historic Siteもゆっくり見たい人に向いています。

朝の90分運転を避けられ、クルーズ後も急いでホバートへ戻る必要がありません。

飲食店が限られるため、夕食の営業時間と宿泊施設のレストランを確認してください。

Eaglehawk Neck

Tasman Arch、Devils Kitchen、Blowhole、Waterfall Bay、海岸クルーズを組み合わせたい人に便利です。

小規模な宿泊施設が中心で、夜は静かです。

Port Arthurのクルーズ受付までは車で約20~25分を見てください。

Nubeena

スーパー、燃料、日常的な施設を利用しやすく、タスマン半島を複数日回る拠点になります。

Port Arthur、Cape Raoul、White Beach方面へ分かれやすい位置です。

Fortescue Bay

Cape Hauy、Three Capes Track、キャンプを目的にする人向けです。

クルーズ受付から離れ、道路の一部に未舗装区間があります。

キャンプ場は予約、国立公園パス、食料、水、火気規制の確認が必要です。

宿泊エリア 向いている人
ホバートCBD 送迎付き1日ツアー、市内観光。
Port Arthur 自走クルーズ、流刑地跡、朝の余裕。
Eaglehawk Neck 海岸地形、短い散策、静かな滞在。
Nubeena 買い物、燃料、半島周遊。
Fortescue Bay Cape Hauy、キャンプ、ハイキング。



タスマン・アイランドのモデルコース

ホバート発・通常の1日ツアー

時間帯 モデルプラン
7時15分頃 ホバートのPennicott Wilderness Journeys Booking Centreでチェックイン。
7時30分頃 専用バスでタスマン半島へ出発。
9時15分頃 到着、モーニングティー、乗船準備。
10~13時頃 タスマン・アイランド・クルーズ。
13時15分頃 昼食とタスマン半島の周辺観光。
16時30分頃 ホバートへ出発。
18時頃 ホバート帰着。

クルーズと自然景観を中心に楽しみ、運転を避けたい人向けです。

ホバート発・Port Arthur Historic Site付き

時間帯 モデルプラン
7時15分頃 ホバートでチェックイン。
7時30分頃 専用バスで出発。
10~13時頃 約3時間のクルーズ。
13時30分頃 Port Arthur Historic Siteで昼食と自由見学。
16時30分頃 ホバートへ出発。
18時頃 ホバート帰着。

一日で海岸の自然と流刑地跡を見られますが、史跡を細部まで見るには時間が限られます。

レンタカー・クルーズとPort Arthur

時間帯 モデルプラン
7時頃 ホバート出発。
9時前 Port Arthur到着、受付とトイレ。
10~13時頃 タスマン・アイランド・クルーズ。
13時30分頃 昼食。
午後 Port Arthur Historic Siteを見学。
夕方 Port ArthurまたはNubeena泊。

同日にホバートへ戻ることもできますが、一泊すると疲労と夜間運転を減らせます。

レンタカー・海岸地形中心の日帰り

時間帯 モデルプラン
早朝 ホバートからPort Arthurへ。
午前 3時間クルーズ。
午後 Remarkable Cave、Eaglehawk Neck方面へ移動。
午後後半 Blowhole、再開状況に応じTasman Arch、Devils Kitchen。
夕方 明るいうちにホバートへ戻る。

2026年の工事閉鎖を確認し、閉鎖中はWaterfall Bayや別の展望地へ変更してください。

タスマン半島1泊2日

日程 モデルプラン
1日目午前 ホバートからEaglehawk Neckへ。Blowholeなどを見学。
1日目午後 Port Arthur Historic Site。
1日目夜 Port ArthurまたはNubeena泊。
2日目午前 タスマン・アイランド・クルーズ。
2日目午後 Remarkable Caveまたは短い海岸散歩。
2日目夕方 ホバートへ。

クルーズと史跡を別日に分けるため、天候変更にも対応しやすい日程です。

ハイキングを加える2泊3日

日程 モデルプラン
1日目 ホバートから移動、Eaglehawk NeckとPort Arthur。
2日目 クルーズと半島内観光。
3日目 天候に応じCape HauyまたはCape Raoulを歩く。

長いウォーキングはクルーズと同日に入れず、強風時に別の短いコースへ変更できるようにします。

海況・寒さ・運転の注意

夏でも真冬のつもりで防寒する

海上はホバート市内より大幅に寒く感じます。

防水用の外套の下に、長袖、フリース、暖かいジャケット、帽子、手袋を重ねます。

足元も冷えるため、素足のサンダルは避けてください。

クルーズのルートは固定ではない

Port ArthurとEaglehawk Neck間のどちら側から進むか、どの洞窟へ近づくかは海況で変わります。

特定の岩、動物、撮影角度を必ず見られるとは限りません。

安全を理由とするルート変更は、見どころの省略ではなく、当日の海を楽しむための判断です。

船酔いを我慢しない

外洋では揺れが急に強くなることがあります。

酔い止めは用法に従い、乗船前に使用してください。

気分が悪くなったら早い段階で乗務員へ知らせ、遠くの水平線を見るようにします。

スマートフォンと帽子を固定する

船上では強い風と急な揺れがあります。

スマートフォンはストラップを使い、帽子はあごひも付きか、風の強い場所では外します。

落下物を回収するために船が戻れるとは限りません。

船内では立ち歩かない

撮影のために立つ場合も、乗務員の案内に従い、手すりを使います。

波が来る時に座席間を移動すると転倒する危険があります。

子どもを座席の上へ立たせないでください。

崖の上では柵を越えない

周辺の展望地とウォーキングには、柵のない崖や強風を受ける場所があります。

写真を撮りながら後ろへ下がらず、足元を先に確認します。

ドローンは国立公園の許可条件を確認せず飛ばさないでください。

クルーズ中止時の予定を用意する

安全上の理由でクルーズが変更または中止になる場合があります。

Port Arthur Historic Site、Remarkable Cave、Eaglehawk Neck、短い海岸散歩など、陸上の代替案を考えておくと安心です。

返金、日付変更、取消条件は予約先の規定に従います。

夜間運転を避ける

タスマン半島の道路には、夕暮れ以降にワラビー、パデメロン、ポッサムなどが出ます。

クルーズ後に疲れている場合は、Port Arthur周辺へ宿泊してください。

やむを得ず運転する場合は速度を落とし、急ハンドルを避けます。

レンタカーの燃料

Port Arthur、Nubeena周辺に給油場所はありますが、24時間営業とは限りません。

ホバートまたはSorellで燃料を確認し、残量に余裕を持って半島へ入ってください。

2026年の施設閉鎖

Tasman ArchとDevils Kitchenでは、2026年4月15日から9月18日までの予定で施設改善工事による閉鎖が案内されています。

工期は変更される場合があります。訪問前にTasman National Parkの公式アラートを確認してください。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

海上では乗務員の指示に従い、陸上の圏外地域では近くのレンジャー、施設、他の旅行者へ助けを求めてください。

タスマン・アイランドへは通常上陸しない

検索結果や写真だけで「島へ渡って灯台を見学できる」と考えないようにしてください。一般的な観光はPort Arthur発のクルーズで、島とCape Pillarを海上から見る体験です。



タスマン・アイランドに関するよくある質問(FAQ)

タスマン・アイランドへ上陸できますか?

通常の観光では上陸できません。島は高い崖に囲まれ、一般向けの定期船と安全な通常上陸施設がありません。観光ではクルーズから島と灯台を見ます。

ホバートからクルーズへ参加できますか?

ホバート発着の1日ツアーがあります。往復バス、モーニングティー、昼食、約3時間のクルーズが含まれます。

クルーズは何時間ですか?

約3時間です。午前便は通常10時頃から13時頃、夏期の午後便は14時頃から17時頃です。

ポート・アーサー発の料金はいくらですか?

2026年7月現在、3時間クルーズは大人AU$190、子ども3~16歳AU$115です。料金は改定される場合があります。

冬も運航しますか?

午前便はChristmas Dayを除き通年運航する案内です。ただし、海況と安全上の理由で変更または中止になる場合があります。

クジラは必ず見られますか?

保証されません。回遊時期にザトウクジラやミナミセミクジラが見られることがありますが、主目的は海岸景観と海洋生態系の観察です。

船にトイレはありますか?

あります。ただし狭く、階段を使います。出発前にBooking Centreのトイレを利用しておくと安心です。

どちらのトラベルドンキーツアーがおすすめですか?

クルーズと自然を重視するなら通常の1日ツアー、初めてのタスマン半島旅行で流刑地跡も見たいならPort Arthur Historic Site付きプランが向いています。

タスマン・アイランドに関する参考情報

まとめ:タスマン・アイランドは海上から見る

タスマン・アイランドは、Cape Pillar沖に浮かぶ断崖の島で、1906年に点灯した灯台、海鳥の繁殖地、荒々しい海岸景観で知られています。

一般旅行者が定期船で上陸する島ではなく、Port Arthur発の約3時間クルーズから眺めるのが基本です。

クルーズでは、Cape Pillarの高い断崖、Tasman Island Lighthouse、海食洞、滝、オットセイ、イルカ、海鳥などを、当日の海況に合わせたルートで巡ります。

ホバート発着の通常1日ツアーはクルーズと自然観光を重視する人、Port Arthur Historic Site付きプランは自然と流刑地跡を一日で見たい人に向いています。

真夏でも海上は冷えます。暖かい重ね着、帽子、手袋、酔い止めを用意し、風と波を含めてタスマン半島らしい体験を楽しんでください。

ホバートの旅行手配

トラベルドンキーでは、ホバートのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

ホバートとタスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

ホバート旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いホバート旅行になりますよ。

トラベルドンキーにお任せください!

 

ホバートから北東へ車で約1時間15分、Triabunna(トリアブンナ)の港からフェリーで渡るマライア島(Maria Island)は、島全体が国立公園に指定されたタスマニア東海岸の自然保護区です。

島内には一般車両が入れず、移動は徒歩または自転車。フェリーが着くDarlington(ダーリントン)周辺では、ウォンバット、フォレスターカンガルー、ワラビー、ケープバレンガンが草地を歩き、歴史ある囚人施設の建物が静かに残されています。

海岸では、褐色と白の模様が浮かぶPainted Cliffs(ペインテッド・クリフ)、約3億年前の海洋生物の化石が見られるFossil Cliffs(フォッシル・クリフ)が代表的な見どころです。

日本からの旅行者が注意したいのは、島内に店、カフェ、ATMがなく、飲料水も十分に用意されていない点です。昼食、飲み物、雨具、歩きやすい靴を持参し、ゴミはすべて本土へ持ち帰ります。

フェリーは事前予約が必須で、TriabunnaのMaria Island Gatewayへ出航45分前までにチェックインします。島から戻る最終便に乗り遅れると、その日のうちにホバートへ帰れません。

車を運転しない人、フェリーと国立公園パスの手配をまとめたい人には、ホバート発着のマライア島・アクティブ1日ツアーが便利です。本記事では、指定いただいたトラベルドンキーの商品も詳しくご紹介します。

この記事では、日本から訪れる旅行者に向けて、ホバートからの行き方、フェリー料金と時刻表、国立公園パス、歩き方、自転車、見どころ、野生動物、持ち物、宿泊、モデルコース、安全上の注意までまとめます。




マライア島とは?

マライア島国立公園は、タスマニア東海岸に浮かぶ島全体を保護する国立公園です。

英語名Maria Islandの発音は、一般的な女性名の「マリア」ではなく、英語では「マライア」に近くなります。

フェリーはTriabunnaとDarlingtonを結び、所要時間は約45分です。

島内には一般車両、舗装された観光バス、土産店、カフェがなく、徒歩と自転車で景色、野生動物、歴史を楽しみます。

Darlingtonはオーストラリア囚人遺跡群の一つとして世界遺産に登録され、島の北側には短時間で回れる見どころが集まっています。

名称 マライア島国立公園(Maria Island National Park)
所在地 タスマニア州東海岸、Triabunna沖
アクセス Triabunnaから旅客フェリーで約45分
島内交通 徒歩または自転車
代表的な見どころ Darlington、Painted Cliffs、Fossil Cliffs
代表的な動物 ウォンバット、カンガルー、ワラビー、ケープバレンガン
おすすめ滞在 日帰り~2泊以上
必要なもの フェリー予約、国立公園パス、食料、水

初めての日帰りなら北側に絞る

Darlington、Painted Cliffs、Fossil Cliffs、野生動物観察を組み合わせれば、車のない島らしさを一日で十分に楽しめます。Bishop and Clerkや島南部まで一日に詰め込まない方が安全です。

先住民文化と島の歴史

マライア島は、Oyster Bay nationに属するPuthikwilaytiの人々が暮らしてきたCountryです。

先住民の人々は、島をwukaluwikiwaynaと呼び、本土との間をカヌーで渡りながら、海岸、森、海、季節の食料と深く関わってきました。

1825年に英国植民地政府の囚人収容地となり、脱走の多さでも知られました。

1842年からは囚人の労働と更生を目的とするProbation Stationとして使用され、1850年に主要な囚人施設が閉鎖されました。

19世紀末にはイタリア人実業家Diego Bernacchiがセメント、ワイン、農業、ホテルなどの産業化を試み、現在も煙突や工場跡が残ります。

1971年に国立公園となり、2010年にはDarlington Probation Stationが「オーストラリアの囚人遺跡群」の構成資産として世界遺産に登録されました。

野生動物だけではない島

マライア島は、先住民文化、囚人制度、農業、工業化、自然保護が重なる場所です。Darlingtonの案内板とCommissariat Storeの展示を読んでから歩くと、残された建物の意味が分かりやすくなります。



ホバートからマライア島への行き方

レンタカーごとフェリーへ乗れますか?
一般車両は島へ持ち込めません。車はTriabunnaに駐車し、フェリーへは人と荷物だけで乗ります。島内は徒歩または自転車です。

ホバートからTriabunnaへ

フェリーは、ホバートから約86キロ離れたTriabunnaから出発します。

車ではTasman Highway(A3)を北東へ進み、通常約1時間15分です。

朝の通勤、道路工事、雨、動物の飛び出しを考え、地図アプリの最短時間より余裕を持って出発してください。

Maria Island GatewayはCharles StreetとEsplanade Westの角、Triabunna Wharfの隣にあります。

日帰り利用者は港周辺の指定駐車場へ車を置き、貴重品を車内に見える状態で残さないでください。

マライア島フェリー

Encounter Maria IslandがTriabunna~Darlington間の旅客フェリーを運航しています。

所要時間は約45分で、海況により揺れと到着時刻が変わります。

フェリー予約は必須です。混雑期は満席になるため、旅行日が決まり次第予約してください。

乗船券は往路と復路の両方で提示できるよう、スマートフォンと印刷した控えの両方を用意すると安心です。

2026年のフェリー料金

2026年7月現在のEncounter Maria Island公式料金は次のとおりです。

券種 大人 子ども4~16歳 0~3歳
同日往復 AU$59.00 AU$36.50 無料
別日往復・宿泊 AU$70.00 AU$43.00 無料

オーストラリアの対象カードを持つ人向けConcessionと、オーストラリアの中高生向けStudent料金があります。

日本の学生証、シニア証明、障害者手帳が自動的に割引対象になるとは限りません。

フェリー料金とは別に、マライア島国立公園の有効なパークパスが必要です。

季節別のフェリー時刻表

時刻表は需要、安全な海況、メンテナンスによって変更されます。予約画面に表示される便が最終的な基準です。

期間 Triabunna発 マライア島発
9~4月 8:30、10:00、11:30、15:15 9:15、10:45、14:30、16:15
5~8月 10:00、11:30、15:15 10:45、14:30、16:15

夏期はChristmas Dayを除き原則毎日、冬期は火曜日と木曜日に通常便がありません。

日帰りの場合は、帰りの最終便を必ず確認し、乗船時刻の十分前にDarlingtonの桟橋へ戻ります。

チェックインと荷物

全ての乗客は、出航45分前までにMaria Island Gatewayでチェックインします。

国立公園パスの確認、荷物の受付、安全説明があるため、乗船開始時刻ではなくチェックイン時刻から逆算してください。

日帰り券には、約7キロまで、600×400×300ミリ以内の小型手荷物1個が含まれます。

宿泊券には小型手荷物1個に加え、1個17キロまでの大型荷物2個が含まれます。

船へ乗る際は、揺れる桟橋で手すりを持てるよう、少なくとも片手を空けてください。

島内に車は持ち込めない

一般旅行者の車、レンタカー、オートバイは島へ持ち込めません。

到着後は徒歩、持参した自転車、または予約したレンタサイクルで移動します。

舗装された歩道だけではなく、砂利道、草地、砂浜、ぬかるみがあります。

大きなスーツケースを持つ日帰り観光には向きません。ホバートのホテルへ預け、小さなデイパックで参加してください。

トラベルドンキーのおすすめツアー

マライア島・アクティブ1日ツアー

マライア島・アクティブ1日ツアーは、ホバートからTriabunnaへの送迎、往復フェリー、国立公園入園、英語ガイド付きの島内ウォーキングを組み合わせた一日ツアーです。

Darlingtonの世界遺産登録された囚人施設、Painted Cliffs、Fossil Cliffsを歩きながら、ウォンバット、ワラビー、カンガルー、ケープバレンガンなどを探します。

島内で約5時間を過ごし、合計8~10キロ程度歩くアクティブな内容です。

2026年7月現在、同ツアーは大人AU$215前後から案内されています。トラベルドンキーの商品ページで、参加日の最新料金、催行日、子どもの年齢条件を確認してください。

昼食は通常含まれません。ホバート出発前またはTriabunnaで購入し、十分な水と一緒に持参します。

ツアーの主な流れ

時間帯 主な内容
6時40分頃 ホバート中心部の指定場所へ集合。
早朝 ガイド車両でTriabunnaへ移動。
午前 フェリーでマライア島へ。
午前~午後 Darlington、野生動物、Painted Cliffs、Fossil Cliffsを徒歩観光。
持参した昼食を屋外で食べる。
午後 フェリーと車両でホバートへ。
17時頃 ホバート中心部へ帰着。

訪問順序は、潮位、天候、野生動物、フェリー時刻、参加者の歩行状況によって変わります。

Painted Cliffsは干潮に近い時間の方が岩場へ安全に近づきやすいため、ガイドが当日の潮位を見て順序を決めます。

ツアーと個人観光の比較

項目 アクティブ1日ツアー 個人観光
ホバートからの移動 含まれる レンタカーまたはシャトルを手配
フェリー 含まれる 自分で予約
パークパス 含まれる 自分で購入
島内案内 英語ガイド セルフガイド
歩行距離 約8~10キロ 自分で調整
向いている人 運転せず主要名所を効率よく回りたい 自由時間、自転車、宿泊を重視

英語ガイドと長めの徒歩観光に問題がなければツアーが便利です。Painted Cliffsだけをゆっくり見たい人、Bishop and Clerkへ登る人、島内泊を希望する人は個人手配が向いています。

旅行前に知っておきたいこと

日帰りと宿泊の選び方

滞在 できること
日帰り・徒歩 Darlington、Painted Cliffs、Fossil Cliffs、野生動物。
日帰り・自転車 北部の見どころを広く回り、Frenchs Farm方面へ足を延ばす。
1泊 夕方と早朝の野生動物、静かなDarlington、長めの散歩。
2泊以上 Bishop and Clerk、Mount Maria、島南部、キャンプ。

日帰りで北部と南部、山歩きを全て組み合わせることはできません。フェリー時刻から逆算し、戻れる範囲に絞ってください。

国立公園パス

マライア島へ入る全ての旅行者に有効なタスマニア国立公園パスが必要です。

2026年7月現在、徒歩またはフェリーで訪れる1人用24時間パスはAU$24.55です。

タスマニア各地の国立公園を回る旅行者には、最長2か月有効のHoliday Person Pass AU$49.20、レンタカー旅行ではHoliday Vehicle Pass AU$98.35が使いやすい場合があります。

フェリー予約時に追加するか、TriabunnaのMaria Island Gatewayでチェックイン時に購入できます。

食料と飲料水

島内に店、カフェ、レストラン、自動販売機はありません。

昼食、行動食、十分な飲料水をTriabunnaへ到着する前に用意してください。

Darlingtonの指定された蛇口に水がありますが、飲用には浄水タブレットを使うか、少なくとも1分間煮沸する必要があります。

水量は限られるため、日帰りでも満水のボトルを本土から持参します。

野生動物へ食べ物を与えず、バッグを開けたまま地面へ置かないでください。

トイレ・シャワー・電気

Darlingtonにはトイレ、バーベキューシェルター、Mess Hall、キャンプ設備があります。

インフラ工事の影響で、2026年7月時点ではDarlingtonのシャワーが利用できないと案内されています。

Penitentiaryの宿泊室には電気がありません。

島内に一般旅行者向けの充電施設はないため、モバイルバッテリーを持参してください。

2025年12月から約9か月予定の工事により、Darlington周辺で重機、騒音、ほこり、通行変更が発生する場合があります。

持って行きたいもの

  • 昼食、軽食、十分な飲料水
  • 防水ジャケットと重ね着
  • 滑りにくい歩行用シューズ
  • 帽子、日焼け止め、サングラス
  • モバイルバッテリー
  • 小型救急用品
  • フェリー券とパークパスの控え
  • ゴミを持ち帰る袋
  • 酔い止め
  • オフライン地図

島は海風が強く、夏でも天候が変わると冷えます。綿の薄着だけではなく、雨と風を防ぐ服を用意してください。

バリアフリー

フェリーの桟橋は波で動き、乗降時に傾斜と段差があります。

Darlingtonの主要建物と周辺には比較的平坦な場所がありますが、路面は砂利、草、土です。

Painted Cliffsの岩場、Fossil Cliffs、山道は車椅子や歩行補助具には向きません。

車椅子、歩行器、ベビーカーを持参する人は、フェリー会社とParks & Wildlife Serviceへ乗降、荷物、利用可能な経路を事前に確認してください。

気候とベストシーズン

マライア島は海に囲まれ、気温の数字より風と湿気で寒く感じます。

夏の平均最高気温は20~22℃前後で、30℃を超える日は多くありません。

冬の平均最高気温は13℃前後、最低気温は7~8℃前後です。

季節を問わず雨、海霧、強風があり、フェリーとウォーキングの条件が変わります。

平均最高気温 平均最低気温
1月 21.5℃ 14.0℃
2月 21.0℃ 13.8℃
3月 20.1℃ 13.2℃
4月 17.7℃ 11.4℃
5月 15.2℃ 9.7℃
6月 13.1℃ 8.2℃
7月 12.7℃ 7.5℃
8月 13.5℃ 7.6℃
9月 15.1℃ 8.4℃
10月 16.5℃ 9.4℃
11月 17.9℃ 10.9℃
12月 19.8℃ 12.3℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Maria Island(Point Lesueur)長期平均値。

歩きやすさと日照時間のバランスでは10~4月が利用しやすい時期です。夏はフェリーを早めに予約し、冬は運休日と短い日照時間を確認してください。

マライア島の主な観光エリア

Darlington

フェリーが到着する島北部の歴史地区で、Commissariat Store、Penitentiary、Mess Hall、旧工業施設、草地が集まります。

Darlington Probation Stationは、オーストラリアで最も完全な形に近い囚人のProbation Stationの一つです。

到着後はCommissariat Storeで地図、潮位、閉鎖情報、帰りのフェリー時刻を確認してください。

草地ではウォンバットやカンガルーが見られますが、建物の入口と歩道を塞がないよう距離を取ります。

Painted Cliffs

地下水に含まれる鉄分と海の浸食によって、砂岩に赤、黄、白、褐色の曲線模様ができた海岸です。

Darlingtonから往復を含む周回は約4.3キロ、1~2時間、Grade 3です。

岩棚へ安全に近づきやすいのは、干潮の前後約2時間です。

満潮時、高波、濡れた岩では近づかず、崖の上から直接降りようとしないでください。

Fossil Cliffs

石灰岩の中に約3億年前の海洋生物の化石が大量に残る海食崖です。

Darlingtonからの周回は約4.5キロ、1時間~2時間半、Grade 3です。

採石場跡の岩肌では、貝の形をした化石を近くで観察できます。

化石、石、貝殻は持ち帰らず、崖の縁と崩れやすい斜面へ近づかないでください。

Darlington Bay

フェリー桟橋の周辺に広がる比較的穏やかな湾です。

透明度の高い日には、桟橋から魚、海藻、ヒトデなどを見られます。

Maria Island Marine Reserveの一部で、区域によって釣りと採取が禁止されています。

生き物、貝殻、海藻を持ち帰らず、案内表示を確認してください。

Hopground Beach

Painted Cliffsへ向かう途中にある白い砂浜です。

景色が穏やかでも監視員はいません。

泳ぐ場合は水温、風、波、体調を確認し、単独で沖へ出ないでください。

日帰りでは着替えとタオルを持ち歩く必要があるため、散歩と休憩だけでも十分楽しめます。

島南部

Frenchs Farm、Encampment Cove、Point Lesueur、McRaes Isthmusなど、北部より静かな場所が広がります。

徒歩では一日以上、自転車でも十分な時間と体力が必要です。

携帯電話、飲料水、施設が限られるため、日帰りで無理に南部まで行かず、宿泊計画を立ててください。

マライア島のおすすめの楽しみ方

ウォンバットを探す

Darlingtonの草地では、日中でもウォンバットが草を食べる姿を見られることがあります。

野生動物のため、必ず見られるとは限りません。

最低2メートルの距離を保ち、進行方向を塞がず、子どもを背中へ乗せようとしないでください。

自撮りのために近づく、触る、餌を与える行為は禁止です。

囚人施設を歩く

Darlington Township Walkは約1キロ、30分~2時間、Grade 2です。

Commissariat Store、Penitentiary、Chapel、工場跡などを歩き、囚人時代とBernacchi時代の産業化を学びます。

建物の公開状況は工事と保全作業で変わるため、現地表示に従ってください。

Painted Cliffsを歩く

潮位が合えば、模様のある岩壁と海の反射を間近で見られます。

予約前に潮位を完全に固定することは難しいため、到着時にGatewayまたは島内掲示の情報を確認します。

岩場が水に覆われている場合は引き返し、写真のために波打ち際へ無理に入らないでください。

Fossil Cliffsを歩く

海、崖、草地、歴史的な採石場を組み合わせた周回です。

風が強い日は崖沿いで体感温度が下がります。

Painted Cliffsと同じ日に歩く場合、合計で8~10キロ前後になり、ツアーでも一般的な一日行程です。

自転車で巡る

島内レンタサイクルは、フェリー予約時に少なくとも24時間前までに申し込むことが推奨されています。

2026年7月現在、マウンテンバイクは大人1日AU$40、子ども1日AU$30です。

ヘルメットが含まれ、対象は通常7歳以上です。

道路と車両用トラックを走り、歩行者専用トラックでは自転車を使わないでください。

20リットルを超える、または7キロを超えるバックパックを背負っての走行は認められていません。

海水浴・シュノーケリング

Darlington BayとPainted Cliffs周辺は比較的保護され、透明な海でシュノーケリングを楽しめる日があります。

監視員、レンタル用品、温水シャワーはありません。

水温が低く、風と潮が変化するため、経験、装備、同行者がある人向けです。

Marine ReserveのNo-take zoneでは魚、貝、海藻、死んだ貝殻も採取しないでください。




マライア島のそのほかの見どころ・ウォーキング

Bishop and Clerk

Darlingtonから往復約11キロ、4~5時間、Grade 4の本格的な山歩きです。

標高約620メートルの岩峰から、島北部、Freycinet Peninsula、海岸線を見渡せます。

終盤は大きな岩場とスクランブリングがあり、急な落差と露出した場所を通ります。

強風、雨、霧の日は登らず、日帰りの場合はフェリー時刻へ十分な余裕を残してください。

Mount Maria

島の最高地点へ向かう往復約16キロ、約6時間、Grade 4のコースです。

森林、開けた斜面、岩場を進み、山頂付近から南北の湾とTasman Peninsula方面を望みます。

日帰りフェリーで挑戦するには時間管理が難しく、経験者でも宿泊を組み合わせる方が安全です。

Encampment Cove

島西岸の静かな入り江で、キャンプ場と1920年代の建物跡があります。

Darlingtonから往復約26キロ、徒歩約8時間、自転車約4時間が目安です。

水、食料、キャンプ用品を運ぶ必要があり、都市型のキャンプ場ではありません。

Frenchs Farm

島の南寄りにあるキャンプ場で、山と海に囲まれた静かな場所です。

Darlingtonから長距離の移動になり、自転車または徒歩の宿泊旅行向けです。

設備は基本的で、飲料水、食料、調理用品、ゴミ袋を自分で準備します。

McRaes Isthmus

島の北部と南部をつなぐ細い砂州で、Riedle BayとShoal Bayの異なる表情を一度に楽しめます。

Darlingtonから往復約28キロ、徒歩約8時間、自転車でも一日がかりです。

日帰りの徒歩観光には向かず、宿泊旅行または十分な経験のあるサイクリスト向けです。

Point Lesueur

島西岸に残る囚人施設、工業化、農業の歴史を感じられる地域です。

観光客が集中するDarlington周辺より静かで、長距離の徒歩または自転車旅行で訪れます。

歴史的な遺構へ登ったり、石や金属片を持ち帰ったりしないでください。

野生動物と野鳥

マライア島では、ウォンバット、フォレスターカンガルー、ベネットワラビー、タスマニアパデメロン、ケープバレンガン、タスマニアネイティブヘンなどを比較的見つけやすいことで知られています。

絶滅危惧種の保護を目的として、1960年代以降に複数の動物が島へ導入されました。

タスマニアデビルはDevil Facial Tumour Diseaseから守る保険個体群として、2012年に島へ導入されました。

島ではタスマニア固有鳥12種のうち11種が確認され、フォーティ・スポッテッド・パーダロート、グリーンローゼラ、オナガイヌワシなどが生息します。

海岸ではイルカ、オットセイ、海鳥、回遊期のクジラが見える場合があります。

動物から最低2メートル離れ、餌を与えず、フラッシュ撮影を避け、親子の間へ入らないでください。

食事と買い物

島内に店とカフェはない

マライア島には、食事を購入できる店、カフェ、レストラン、自動販売機がありません。

日帰りでも昼食、軽食、水をすべて持参します。

ツアー参加者も昼食が含まれない場合があるため、予約確認書を読み、集合前に購入してください。

Triabunnaで購入する

Triabunnaにはスーパーマーケット、ベーカリー、カフェ、持ち帰り店があります。

早朝は開店前の店もあるため、前日にホバートで購入しておく方が確実です。

冷蔵が必要な食べ物は、小型の保冷バッグと保冷剤を使います。

島で食べる場所

DarlingtonのMess Hall、バーベキューシェルター、屋外のピクニックテーブルを利用できます。

強風の日は食べ物の包装が飛びやすく、野生動物が近づくことがあります。

食事中もバッグを閉じ、食べ残しとゴミを全て持ち帰ってください。

飲料水

島内の蛇口の水は、そのまま飲める飲料水として保証されていません。

指定された水を利用する場合は、浄水タブレットまたは1分以上の煮沸が必要です。

日帰りなら本土から1人1.5~2リットル程度を目安に持参し、暑さと歩行距離に応じて増やしてください。

宿泊方法の選び方

Darlington Penitentiary

世界遺産の旧Penitentiary内に、簡素な二段ベッド式の宿泊室があります。

6人部屋が9室、14人部屋が1室あり、2026年7月現在、6人部屋は1室1泊AU$95、14人部屋はAU$150です。

マットレス、テーブル、椅子、薪ストーブがありますが、電気はなく、トイレは別棟です。

寝袋、食料、照明、調理用品、飲料水処理用品を持参します。

Darlington Campground

フェリー桟橋と歴史地区に近く、初めての島内キャンプに利用しやすい場所です。

キャンプ料金と国立公園パスが別途必要です。

繁忙期、設備工事、火気規制の情報を確認し、暗くなる前に設営してください。

Frenchs Farm・Encampment Cove

島南部を歩く、または自転車で回る人向けの遠隔キャンプ場です。

Darlingtonから距離があり、忘れ物を買い足せません。

天候、体力、荷物重量、帰りのフェリーを考え、経験者が余裕のある日程で利用してください。

Triabunna

朝早いフェリーに乗る場合は、前日にTriabunnaまたはOrfordへ宿泊する方法があります。

出航45分前のチェックインへ余裕を持ちやすく、食料の購入と駐車も落ち着いて行えます。

ホバート

日帰りツアーへ参加する場合は、集合場所へ行きやすいホバート中心部の宿泊が便利です。

個人で朝のフェリーへ向かう場合は、早朝にレンタカーで約1時間15分移動します。

宿泊方法 向いている人
Darlington Penitentiary 歴史、簡素な室内泊、早朝の野生動物。
Darlington Campground 初めての島内キャンプ、北部観光。
Frenchs Farm・Encampment Cove 自転車、長距離徒歩、経験者。
Triabunna・Orford 早いフェリー、個人手配。
ホバート 日帰りツアー、都市観光との組み合わせ。



マライア島のモデルコース

初めての日帰り・徒歩コース

時間帯 モデルプラン
早朝 ホバートからTriabunnaへ移動。
出航45分前 Maria Island Gatewayでチェックイン。
午前 フェリーでDarlingtonへ。歴史地区と野生動物を見学。
昼前 潮位に合わせてPainted Cliffsへ。
持参した昼食。
午後 Fossil Cliffs周回。
帰路 最終便より早い時間に桟橋へ戻る。

Painted CliffsとFossil Cliffsを両方歩くと8~10キロ前後になります。写真と休憩の時間を含めて計画してください。

マライア島・アクティブ1日ツアー

時間帯 モデルプラン
6時40分頃 ホバート中心部の指定場所へ集合。
早朝 ガイド車両でTriabunnaへ。
午前 フェリーで島へ渡り、Darlingtonと野生動物を見学。
午前~午後 Painted Cliffs、Fossil Cliffsなどを徒歩観光。
持参した昼食。
午後 フェリーと車両でホバートへ。
17時頃 ホバート帰着。

歩行距離が長いため、観光バスから短時間だけ降りるタイプのツアーではありません。

自転車で北部を回る日帰り

時間帯 モデルプラン
午前 Darlingtonで予約済みの自転車を受取り、安全説明。
午前後半 Fossil Cliffsと北部の車両トラック。
Darlingtonまたは海岸で昼食。
午後 Painted Cliffsへは自転車を指定場所に置き、徒歩で岩場へ。
帰路 自転車を返却し、フェリーへ。

歩行者専用トラックへ乗り入れず、帰りのフェリー前に返却時間を確認してください。

Darlingtonに1泊するコース

日程 モデルプラン
1日目午前 フェリー、Darlington、Painted Cliffs。
1日目午後 Fossil Cliffsまたは海岸散歩。
1日目夕方 Penitentiaryまたはキャンプ場へ。野生動物を静かに観察。
2日目午前 Darlingtonの歴史散歩、短い自転車または海岸散歩。
2日目午後 荷物をまとめ、フェリーでTriabunnaへ。

宿泊すると日帰り客が帰った後の静けさを楽しめますが、食料、照明、寝具、飲料水処理用品が必要です。

Bishop and Clerk登山・1泊2日

日程 モデルプラン
1日目 島へ渡り、Darlington周辺とPainted Cliffs。島内泊。
2日目早朝 天候と風を確認し、Bishop and Clerk往復。
2日目午後 余裕を持ってDarlingtonへ戻り、フェリーへ。

岩場と高度感がある経験者向けコースです。強風では中止し、Fossil Cliffsなどへ変更してください。

Triabunna前泊・朝の便を利用

日程 モデルプラン
前日 ホバートからTriabunnaまたはOrfordへ移動、食料購入。
当日早朝 港へ移動し、45分前チェックイン。
日中 島内を徒歩または自転車で観光。
夕方 Triabunnaへ戻り、ホバートまたは東海岸へ移動。

朝の運転と遅刻の不安を減らせるため、個人手配では使いやすい方法です。

野生動物・潮・天候の注意

フェリーは事前予約する

当日の空席だけを期待してTriabunnaへ行かないでください。

往路と復路を予約し、島発の最終便を把握します。

出航45分前までにGatewayでチェックインしてください。

帰りのフェリーに遅れない

島内に通常のホテル、レストラン、夜間の交通手段はありません。

ウォーキングの公称時間に、写真、野生動物、休憩、道迷いの余裕を加えます。

最終便の直前ではなく、早めにDarlingtonへ戻ってください。

Painted Cliffsは潮位を確認

岩棚へ安全に近づきやすいのは、干潮前後約2時間です。

波が岩棚を越えている時、濡れた岩、満潮、高波では進まないでください。

崖の上から岩場へ直接下りる経路はありません。

野生動物から2メートル離れる

ウォンバットが人を気にしないように見えても、触る、餌を与える、自撮りのために囲む行為は避けます。

動物の進行方向を空け、親子の間へ入らないでください。

糞、巣穴、羽、骨、卵を触ったり持ち帰ったりしないでください。

十分な水と食料を持つ

店、カフェ、自動販売機はありません。

島の水は処理が必要で、量も限られます。

予定より歩く時間が延びても困らない量を持参します。

天候が急変する

晴れた朝でも、雨、霧、冷たい風が短時間で入ることがあります。

防水ジャケット、重ね着、帽子を持ち、綿の服だけで長時間歩かないでください。

Bishop and ClerkとMount Mariaは強風時に登らないでください。

崖の縁へ近づかない

Fossil Cliffs、Bishop and Clerk、海岸の一部には柵のない落差があります。

写真を撮りながら後ろへ下がらず、足元と風を確認してください。

ドローンは国立公園の許可条件を確認せず飛ばさないでください。

自転車は歩行者を優先

砂利、砂、泥、野生動物の飛び出しがあります。

下り坂と見通しの悪い場所で速度を落とし、ヘルメットを着用します。

歩行者専用トラックへ乗り入れないでください。

海は監視されていない

Darlington BayとHopground Beachに常時のライフセーバーはいません。

水温、風、波、潮を確認し、単独で泳がないでください。

Marine ReserveのNo-take zoneでは釣りと採取をしないでください。

ゴミをすべて持ち帰る

島にゴミ収集サービスはありません。

食べ物の包装、ティッシュ、衛生用品、たばこの吸い殻を自分の袋へ入れ、本土へ持ち帰ります。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

携帯電話が通じない場所があるため、長距離ルートでは行程を第三者へ伝え、オフライン地図と救急用品を持参してください。

島には「何か買えるだろう」が通用しない

食料、飲料水、雨具、薬、モバイルバッテリーはTriabunnaへ到着する前に用意してください。忘れても島内で購入できません。



マライア島に関するよくある質問(FAQ)

ホバートからマライア島まで何時間ですか?

ホバートからTriabunnaまで車で約1時間15分、フェリーが約45分です。出航45分前のチェックインを含め、ホバート出発から島到着まで3時間前後を見てください。

レンタカーを島へ持ち込めますか?

一般車両は持ち込めません。車はTriabunnaへ駐車し、フェリーへ徒歩で乗ります。島内は徒歩または自転車で移動します。

フェリーは予約が必要ですか?

必須です。人気日は満席になります。往復便を事前予約し、出航45分前までにMaria Island Gatewayでチェックインしてください。

島内で昼食を買えますか?

買えません。店、カフェ、自動販売機はありません。昼食、軽食、十分な飲料水を本土から持参してください。

Painted Cliffsはいつでも見られますか?

上から景色を見ることはできますが、岩棚へ安全に近づきやすいのは干潮前後約2時間です。満潮、高波、濡れた岩では進まないでください。

ウォンバットは必ず見られますか?

Darlington周辺で見られる可能性は高いものの、野生動物なので保証されません。見つけても最低2メートル離れ、触ったり餌を与えたりしないでください。

国立公園パスは必要ですか?

必要です。フェリー料金とは別です。フェリー予約時に追加するか、TriabunnaのGatewayで購入できます。

運転しなくても日帰りできますか?

ホバート発着のツアーを利用できます。トラベルドンキーのマライア島・アクティブ1日ツアーは、送迎、フェリー、国立公園入園、英語ガイド付きウォーキングを含みます。

マライア島に関する参考情報

まとめ:車のない島では、歩ける距離から計画する

マライア島は、Darlingtonの世界遺産、Painted Cliffs、Fossil Cliffs、ウォンバットをはじめとする野生動物を、一つの島で楽しめるタスマニア東海岸の国立公園です。

ホバートから個人で訪れる場合は、Triabunnaまで車で移動し、事前予約した旅客フェリーへ乗ります。一般車両は島へ持ち込めません。

島内に店とカフェはなく、水も処理が必要です。昼食、十分な飲み物、防水の上着、歩きやすい靴、ゴミ袋を必ず持参してください。

初めての日帰りでは、Darlington、Painted Cliffs、Fossil Cliffsに絞ると、野生動物と歴史を落ち着いて楽しめます。

運転、フェリー、国立公園パスの手配をまとめ、英語ガイドと主要スポットを歩きたい人には、ホバート発着のマライア島・アクティブ1日ツアーが便利です。

ホバートの旅行手配

トラベルドンキーでは、ホバートのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

ホバートとタスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

ホバート旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いホバート旅行になりますよ。

トラベルドンキーにお任せください!

 

ホバートの南、ダントルカストー海峡を隔てたブルーニー島(Bruny Island)は、細長い砂州、断崖、静かな入り江、原生林、野生動物、島で作られるチーズや牡蠣で知られるタスマニア南部の島です。

島はNorth BrunyとSouth Brunyに分かれ、両者を結ぶ細い地峡「The Neck(ザ・ネック)」は、ブルーニー島を代表する景観になっています。

ホバートから日帰りできる距離ですが、橋はありません。Ketteringまで車で移動し、車両フェリーでRoberts Pointへ渡ります。

フェリーの所要時間は約20分。時刻指定の予約制ではなく、到着順に次の利用可能な便へ乗る待機方式です。夏休み、週末、イースターなどは長い列ができるため、時刻表だけを見てぎりぎりに到着する計画は避けてください。

また、島内には旅行者が利用できる公共交通がありません。徒歩でフェリーへ乗ることはできますが、主な観光地は港から離れているため、レンタカー、ツアー、送迎付きアクティビティのいずれかが必要です。

短い日帰り旅行ではThe Neck、Adventure Bay、地元グルメを中心に回り、Cape Bruny Lighthouseや長いウォーキングまで楽しむなら一泊以上がおすすめです。

海岸クルーズを目的にする人には、ホバートからバス、フェリー、モーニングティー、ランチ、約3時間のクルーズを組み合わせたブルーニー島・ウィルダネス・コーストが便利です。本記事では、指定いただいたトラベルドンキーの商品も詳しくご紹介します。

この記事では、日本から訪れる旅行者に向けて、ホバートからの行き方、フェリー料金と乗り方、レンタカーの注意、見どころ、国立公園パス、クルーズ、野生動物、食事、宿泊、モデルコース、安全上の注意までまとめます。




ブルーニー島とは?

ブルーニー島は、タスマニア島南東部、ホバートの南に位置する細長い島です。

North BrunyとSouth Brunyの二つの大きな陸地が、The Neckと呼ばれる細い砂州でつながっています。

島の北側には農地、穏やかな海岸、小規模な集落が多く、南側にはSouth Bruny National Park、Cape Bruny、Cloudy Bayなど荒々しい自然景観が広がります。

南北の距離が長く、Roberts Pointのフェリー港からCape Brunyまでは車で1時間以上かかります。

日帰りで全てを見ることは難しく、目的をThe Neck、Adventure Bay、灯台、食、クルーズ、ウォーキングの中から選ぶ必要があります。

名称 ブルーニー島(Bruny Island)
所在地 タスマニア州南東部、ホバートの南
アクセス Ketteringから車両フェリーで約20分
島内交通 公共交通なし。車またはツアーが必要
代表的な見どころ The Neck、Adventure Bay、Cape Bruny、Cloudy Bay
おすすめ滞在 日帰り~2泊
国立公園パス South Bruny National Parkへ入る場合に必要
道路 舗装路と未舗装路が混在

日帰りなら訪問地を絞る

The Neck、Adventure Bay、島のグルメを中心にすれば無理のない日帰りになります。Cape Brunyまで加える場合は早朝にホバートを出発し、帰りのフェリー待ちも考えてください。

先住民文化と島の歴史

ブルーニー島は、タスマニア先住民のSouth East nationに属するNuenonneの人々のCountryです。

海、島、砂州、森、貝塚、石器採取地は、食料、移動、文化、暮らしと深く結び付いてきました。

South Bruny National Park内には、貝塚、採石地、遺物が残る重要な場所があります。

1642年にAbel Tasmanが海岸を航行し、その後Adventure BayはTobias Furneaux、James Cook、William Blighなどの船が利用しました。

島名は、1792年にこの地域を調査したフランス海軍士官Bruni d’Entrecasteauxに由来します。

19世紀には捕鯨、林業、農業、灯台運営などが地域の産業になりましたが、乱獲によってミナミセミクジラが激減し、捕鯨は1840年代までに衰退しました。

観光地として歩く時も、島の歴史がヨーロッパ人の航海から始まったわけではないことを意識してください。

NuenonneのCountryを訪れる

海岸や遺跡から石、貝殻、遺物を持ち帰らず、案内表示と立入制限を守ってください。先住民文化に関する場所は、写真撮影や接近が適切でない場合があります。



ホバートからブルーニー島への行き方

フェリーをオンラインで買えば、乗る時間も予約できますか?
時間指定ではありません。事前購入しても到着順の列へ並び、次に空きがある便へ乗ります。繁忙期は早めにKetteringへ着いてください。

ホバートからKetteringへ

フェリーは、ホバートの南約35~40分にあるKetteringから出発します。

ホバート中心部からA6をKingston方面へ進み、B68でKetteringへ向かいます。

通勤時間、工事、夏の週末は時間が延びるため、地図アプリの所要時間だけで計画しないでください。

フェリーターミナルの手前から車列が伸びることがあります。道路上で急な追越しやUターンをせず、係員と標識に従います。

ブルーニー島フェリー

SeaLink Bruny IslandがKettering~Roberts Point間を運航しています。

横断時間は約20分で、原則365日運航します。

車、キャンピングカー、オートバイ、自転車、徒歩で利用できます。

車両は指定レーンで待機し、係員の案内に従って乗船します。船内ではエンジンを止め、必要に応じて客室デッキへ移動できます。

強風、機器故障、混雑、特別行事で運航方法が変わる場合があります。

2026年のフェリー料金

2026年7月現在、全長6メートル未満の一般車両の往復料金は、乗船時間帯によって次のように設定されています。

運賃区分 車両6m未満・往復 同乗者
Regular AU$58.60 無料
Saver AU$50.90 無料
Super Saver AU$43.20 無料
徒歩乗船 無料
オートバイ・自転車 AU$8.10

全て往復料金で、帰りの日付や便は固定されません。

2026年5月4日~8月1日に新規購入する対象車両券には、一時的な燃料サーチャージAU$4が加算される案内があります。

料金は改定されるため、出発前にSeaLink公式サイトで確認してください。

待機方式と混雑対策

事前購入した乗船券は、特定の時刻や車両スペースを確保するものではありません。

Ketteringへ到着後、車列へ並び、次に空きのあるフェリーへ乗ります。

夏の朝は島行き、午後遅くはKettering行きが混雑しやすくなります。

クリスマスから新年、イースター、学校休暇、連休は、一便以上待つ前提で計画してください。

日帰り旅行では、帰りの最終便だけを当てにせず、余裕のある時間にRoberts Pointへ戻ります。

レンタカーの確認事項

レンタカー会社によって、ブルーニー島への持込み、フェリー利用、未舗装道路の走行条件が異なります。

予約前に「Bruny Islandへ車両を持ち込めるか」「未舗装路を走行できるか」「保険の対象外区間があるか」を確認してください。

Cape Bruny、Cloudy Bay、島内の脇道には未舗装区間があります。

許可されていても、タイヤ、フロントガラス、車体下部の損傷が免責対象外になる契約があります。

フェリー料金は通常、レンタカー料金に含まれません。

島内に公共交通はない

ブルーニー島には、観光地を結ぶ路線バスや鉄道がありません。

徒歩客は無料でフェリーへ乗れますが、Roberts PointからThe Neckまでは約20キロあり、徒歩観光には向きません。

自転車旅行も可能ですが、距離、坂、風、交通量、未舗装路を考えると経験者向けです。

車を運転しない人は、ホバート発着ツアーを利用してください。

トラベルドンキーのおすすめツアー

ブルーニー島・ウィルダネス・コースト

ブルーニー島・ウィルダネス・コーストは、ホバートからのバス、フェリー、島内移動、約3時間の海岸クルーズ、モーニングティー、ランチを組み合わせた英語の一日ツアーです。

運営会社は、タスマニアの自然クルーズを長年運航するPennicott Wilderness Journeysです。

Adventure Bayから特注のオープンボートへ乗り、海食洞、Breathing Rock、The Monument、南海岸の高い断崖、The Friars周辺を巡ります。

オーストラリアオットセイ、イルカ、海鳥、季節によってはクジラを探しますが、野生動物の目撃は保証されません。

2026年7月現在、トラベルドンキーのインターネット料金は大人AU$261から案内されています。

英語ツアーですが、レンタカー、フェリー待ち、島内の長距離運転を自分で行わずに、ブルーニー島の海岸線を効率よく体験できます。

ツアーの主な流れ

時間帯 主な内容
7時45分頃 ホバートのPennicott Wilderness Journeys Booking Centre集合・出発。
午前 バスでKetteringへ移動し、フェリーでブルーニー島へ。
午前後半 Adventure Bay周辺でモーニングティー。
昼前~午後 約3時間のウィルダネス・クルーズ。
クルーズ後 ランチと島内の景色を楽しむ。
17時30分頃 ホバートへ帰着。

集合時刻、食事内容、訪問順序、帰着時刻は天候、フェリー、海況によって変わります。

ホテル送迎ではなく、ホバートの指定集合場所へ自分で行くプランが基本です。予約確認書の集合場所を前日に確認してください。

ツアーと個人観光の比較

項目 ウィルダネス・コースト レンタカー
運転 不要 必要
フェリー ツアーに含まれる 自分で列へ並ぶ
主な目的 3時間クルーズと海岸の自然 島内観光、食、灯台、散歩
言語 英語 案内なし
自由度 行程に沿う 自由に立寄り可能
向いている人 運転せず絶景クルーズを体験したい 自分のペースで島を回りたい

海岸クルーズと野生動物を重視するならツアー、The Neck、灯台、グルメ、複数の散歩道を自由に組み合わせたいならレンタカーが向いています。

旅行前に知っておきたいこと

日帰りと宿泊の選び方

滞在 できること
日帰り The Neck、Adventure Bay、グルメ数か所。
日帰り・南部中心 The Neck、Cape Bruny、灯台。早朝出発が必要。
1泊 夕方の野生動物、灯台、海岸散歩、食をゆっくり楽しむ。
2泊以上 長いウォーキング、Cloudy Bay、北部と南部を分けて観光。

日帰りでCape Bruny、Dennes Point、Adventure Bay、複数の食事場所を全て入れると、運転とフェリー待ちばかりになります。

国立公園パス

South Bruny National Parkへ入る場合は、有効なタスマニア国立公園パスが必要です。

2026年7月現在、Cradle Mountainを除く24時間の車両パスは、1台最大8人までAU$49.15です。

タスマニア各地の国立公園を回る旅行者には、最長2か月有効のHoliday Vehicle Pass AU$98.35が使いやすいでしょう。

Cape Bruny Lighthouse、Cloudy Bay、Grass Point、Fluted Capeなど、訪問場所が公園内か確認してください。

灯台塔内ツアー、キャンプ場、特別アクティビティには別料金がかかることがあります。

給油・ATM・買い物

島へ渡る前に、KingstonまたはKettering周辺で燃料を満タンにしておくことをおすすめします。

島内で一般旅行者が給油できる主な場所はAdventure Bay General Storeです。

島内にATMはありません。カードが使えない、通信障害がある、キャンプ場で現金が必要になる場合に備え、少額の現金を用意してください。

食料品店はAdventure BayとAlonnahなどにありますが、営業時間と品揃えは都市部ほど安定していません。

トイレと休憩場所

フェリーターミナル、The Neck、Adventure Bay、Alonnah、Cape Bruny、主要な公園やキャンプ場にトイレがあります。

観光地の間は距離があり、24時間利用できる施設ばかりではありません。

長いドライブ前に利用し、水と軽食を車へ積んでください。

ゴミ箱がない場所も多いため、食べ物の包装、ティッシュ、使い捨て用品は持ち帰ります。

持って行きたいもの

  • 風と雨を防ぐ上着
  • 重ね着できる服
  • 滑りにくい靴
  • 水と軽食
  • 帽子、日焼け止め、サングラス
  • 酔い止め(クルーズ参加者)
  • モバイルバッテリー
  • 少額の現金
  • オフラインで使える地図
  • 国立公園パスの控え

夏でもCape Brunyと海上は冷えます。ホバートの気温だけを見て薄着にしないでください。

バリアフリー

フェリーは車に乗ったまま利用できる便が多く、主要施設にはアクセシブルトイレや駐車区画があります。

一方、The Neck Lookoutは長い階段、Cape Brunyは坂と風、自然歩道は土や砂利の路面があります。

ウィルダネス・クルーズはオープンボートへの乗降と揺れがあるため、移動能力、妊娠、背中や首の状態について事前に運営会社へ相談してください。

車椅子、歩行補助具、折りたたみベビーカーを持参する場合は、ツアーと宿泊施設へ寸法と保管方法を確認します。

気候とベストシーズン

ブルーニー島は海に囲まれ、ホバートより風が強く、天候が短時間で変化します。

夏でもCape Brunyの平均最高気温は20℃前後で、海風を受けるとさらに低く感じます。

冬は雨、強風、低い雲が増えますが、旅行者が少なく、落ち着いた景色を楽しめます。

野生動物を見やすいのは早朝と夕方ですが、この時間帯は道路へ動物が出るため、運転には最も注意が必要です。

平均最高気温 平均最低気温
1月 20.2℃ 12.4℃
2月 20.2℃ 12.4℃
3月 18.9℃ 11.7℃
4月 16.7℃ 10.1℃
5月 14.4℃ 8.7℃
6月 12.6℃ 7.3℃
7月 12.2℃ 6.7℃
8月 12.9℃ 6.7℃
9月 14.5℃ 7.5℃
10月 15.6℃ 8.3℃
11月 17.0℃ 9.6℃
12月 18.6℃ 10.7℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Cape Bruny長期平均値。

日帰りドライブには10~4月が利用しやすく、夏は予約とフェリー混雑への対策が必要です。冬に訪れる場合は日没が早いため、南部から早めに戻ってください。

ブルーニー島の主な観光エリア

Roberts Point

フェリーが到着するNorth Bruny北東部の港です。

島の観光地はここから離れており、下船後はすぐ道路へ合流します。

帰りはKettering行きの待機レーンへ入り、係員の指示に従います。

車列へ並ぶ前に同行者のトイレ、飲み物、車内の準備を済ませてください。

The Neck

North BrunyとSouth Brunyを結ぶ細長い砂州です。

丘の上のTruganini Lookoutへ階段を上ると、両側に海が広がるブルーニー島らしい景色を見渡せます。

駐車場、トイレ、遊歩道があります。

夕方から夜はリトルペンギンとハシボソミズナギドリの繁殖地となるため、立入区分、照明、騒音のルールを守ってください。

Adventure Bay

South Bruny東側の穏やかな湾で、砂浜、一般商店、宿泊施設、クルーズ出発地があります。

James CookやWilliam Blighなどの航海者が利用した歴史的な湾でもあります。

Grass Point、Fluted Capeのウォーキング入口があり、夕方には白いベネットワラビーが見られることがあります。

海岸は巡回されていないため、海水浴時は当日の条件を確認してください。

Alonnah

島西岸の中心集落で、郵便局、一般商店、医療施設、宿泊施設、海岸遊歩道があります。

夕方のダントルカストー海峡と山並みを眺めやすく、島内で一泊する拠点に向いています。

Adventure BayとCape Bruny方面の中間にあり、南北を回る旅程で便利です。

Cape Bruny

島の南西端にある岬で、1838年に初点灯したCape Bruny Lighthouseが立っています。

灯台はオーストラリアで二番目に古い現存灯台として知られ、南大洋、海岸の断崖、島々を見渡せます。

South Bruny National Park内にあるためパークパスが必要です。

道中には未舗装区間があり、岬は風が非常に強くなることがあります。

Cloudy Bay

South Bruny南側の広い海岸で、荒々しい南大洋の景色を楽しめます。

長い砂浜散歩、サーフィン、キャンプで利用されます。

波、離岸流、風が強く、巡回されていません。海水浴より景色と散歩を目的にする方が安全です。

道路状況とレンタカー契約を確認し、砂浜へ車で入らないでください。

ブルーニー島のおすすめの楽しみ方

The Neck Lookout

駐車場から木製階段を上り、砂州と二つの海岸を見下ろします。

階段は急で、雨、霜、強風時は滑りやすくなります。

展望台が混んでいる時は通路を塞がず、写真を撮ったら他の人へ場所を譲ってください。

早朝と夕方は光が柔らかい一方、野生動物が道路へ出る時間帯です。

ウィルダネス・クルーズ

Adventure Bayからブルーニー島南岸を巡る約3時間のクルーズでは、高い海食崖、洞窟、岩柱、The Friarsのオットセイ繁殖地などを海上から見ます。

特注ボートは視界を確保しやすい段差付き座席ですが、海況によって強く揺れ、海水をかぶります。

防水ジャケットが用意される場合も、暖かい服、帽子、酔い止めを準備してください。

妊娠、背中・首の疾患、最近の手術、重い乗り物酔いがある人は予約前に相談します。

Cape Bruny Lighthouse

灯台の外観と岬の散策は、国立公園パスがあれば楽しめます。

塔内へ上がるガイドツアーは別料金で、開催時刻と定員が決まっています。

急で狭い螺旋階段があり、年齢、履物、健康状態に条件があります。

ツアーへ参加しない場合も、灯台周辺から南大洋と海岸線を見渡せます。

海岸ウォーキング

短時間ならGrass Point、景観と運動を求めるならFluted Cape、長距離経験者にはLabillardiere Peninsulaがあります。

Grass Pointは往復約4キロ、1時間半のGrade 2です。

Fluted Capeは約4キロ、2時間半で、急坂と柵のない崖があります。

Labillardiere Peninsulaは約18キロ、5時間半~6時間半のGrade 4です。

日帰り旅行ではフェリーの帰路時間まで含め、無理のないコースを選んでください。

ホワイトワラビーを探す

Adventure BayとFluted Cape入口周辺では、白いベネットワラビーが現れることがあります。

遺伝的な色の特徴を持つ野生個体で、飼育展示ではありません。

夕方に草地へ出ることがありますが、必ず見られるわけではありません。

追いかける、囲む、触る、餌を与える、フラッシュを使う行為は避けてください。

島の食を味わう

ブルーニー島では、牡蠣、チーズ、パン、蜂蜜、チョコレート、ワイン、ビールなどが作られています。

生産者は島内各地に分散し、営業時間と定休日が異なります。

全店舗を一日で回るのではなく、観光ルート沿いの2~3か所を選ぶと落ち着いて味わえます。

ワインとビールを試飲する人は運転せず、同行者、ツアー、宿泊を利用してください。




ブルーニー島のそのほかの見どころ

Dennes Point

North Bruny北端の小さな集落で、ダントルカストー海峡、Storm Bay、タスマニア本島を望みます。

カフェ、地域アート、静かな海岸を目的に訪れる人に向いています。

フェリー港から近く見えますが、The NeckやCape Brunyとは反対方向です。日帰りで南部と組み合わせる場合は移動時間を確認してください。

Bligh Museum of Pacific Exploration

Adventure Bayにある小さな博物館で、James Cook、William Bligh、Tobias Furneaux、Bruni d’Entrecasteauxなど、太平洋航海と島の歴史に関する資料を展示しています。

大規模な博物館ではありませんが、Adventure Bayが航海者に利用された背景を知ることができます。

開館日と時間は季節で変わるため、訪問前に確認してください。

Grass Point

Adventure Bay南端から旧捕鯨基地跡へ向かう、往復約4キロ、約1時間半の比較的歩きやすいコースです。

海岸、草地、森林を通り、ワラビーと海鳥を見かけることがあります。

South Bruny National Park内のため、有効なパークパスを用意してください。

Fluted Cape

高さのある断崖と海岸線を望む約4キロ、約2時間半のGrade 4コースです。

急な登り、滑りやすい下り、柵のない崖があり、時計回りで歩くよう案内されています。

高所が苦手な人、雨天、強風、体力に不安がある人は、Grass Pointまでの往復を選んでください。

Labillardiere Peninsula

South Bruny National Parkの南西部を一周する、約18キロ、5時間半~6時間半のGrade 4ウォークです。

海岸、森林、遠くの山並みを楽しめますが、短い日帰り観光へ追加するコースではありません。

天候、日没、飲料水、連絡手段を確認し、歩行経験者が十分な装備で挑戦してください。

South Bruny National Park

島南部の海岸、森林、岬、砂浜を保護する国立公園です。

Cape Bruny、Cloudy Bay、Grass Point、Fluted Cape、Labillardiere Peninsulaなどが含まれます。

有効なタスマニア国立公園パスが必要で、犬やドローン、キャンプ、火気には規則があります。

訪問当日はParks & Wildlife Serviceの警報、閉鎖、火災情報を確認してください。

野生動物と野鳥

ブルーニー島では、ベネットワラビー、白いワラビー、タスマニアパデメロン、ウォンバット、ハリモグラ、ポッサムなどが生息しています。

島では約120種の鳥が記録され、絶滅危惧種のスイフトパロット、フード付きチドリ、フォーティ・スポッテッド・パーダロートなどの重要な生息地があります。

The Neck周辺にはリトルペンギンとハシボソミズナギドリの繁殖地があり、南岸のThe Friars周辺ではオーストラリアオットセイを見られます。

回遊時期には、Adventure Bayや岬からザトウクジラ、ミナミセミクジラが見えることがあります。

動物は道路へ突然出ます。特に夜明け、夕暮れ、夜間は速度を落とし、可能なら運転自体を避けてください。

野生動物へ餌を与える、触る、追い回す、フラッシュで撮影する行為は避けます。

レストラン、カフェ、特産品

Bruny Island Cheese Co. & Beer Co.

島で作られるチーズ、パン、ビールなどを味わえる人気店です。

フェリー港からThe Neckへ向かう途中に立ち寄りやすく、昼前後は混雑します。

試食内容、食事提供、定休日は季節によって変わるため、当日の営業情報を確認してください。

Get Shucked

ブルーニー島産の牡蠣を提供する店で、生牡蠣、調理した牡蠣、持ち帰り商品があります。

島を代表する立寄り先ですが、繁忙期は駐車場と注文カウンターが混雑します。

生ものが苦手な人、貝類アレルギーがある人は別の商品を選んでください。

Bruny Island Honey

島で採取された蜂蜜や関連商品を扱います。

季節の花や採蜜場所によって風味が異なり、お土産にも向いています。

日本へ持ち帰る場合は、日本の検疫と税関の最新条件を確認してください。

Bruny Island Chocolate Company

手作りチョコレート、ファッジなどを扱う店です。

暑い日は車内で溶けるため、購入後は直射日光を避け、保冷バッグを利用してください。

Bruny Island Premium Wines

島内のワイナリーとレストランで、ワインと地元食材を楽しめます。

運転者は試飲せず、同行者と交代するか、島内に宿泊してください。

ランチを予定する場合は予約がおすすめです。

Adventure Bay・Alonnah

一般商店、カフェ、宿泊施設のレストランなどがあります。

都市部のように夜遅くまで複数の店が開いているわけではありません。

夕食が必要な宿泊旅行では、レストラン予約、自炊設備、食材購入を事前に確認してください。

宿泊エリアの選び方

Adventure Bay

ビーチ、クルーズ、Grass Point、Fluted Cape、野生動物観察を重視する人に便利です。

コテージ、ホリデーハウス、リトリートなどがあり、夕方と朝の静かな海岸を楽しめます。

食事場所が限られるため、予約条件と自炊設備を確認してください。

Alonnah

島の南北を車で回りやすく、一般商店と基本的な施設へアクセスしやすい場所です。

西向きの海岸と夕景を楽しめ、Cape Bruny方面への拠点にもなります。

North Bruny・Dennes Point

フェリーへのアクセス、静かな入り江、落ち着いた滞在を重視する人に向いています。

South Brunyの観光地へは距離があるため、毎日南端まで往復する計画では運転時間が長くなります。

Cloudy Bay・South Bruny

荒々しい自然、海岸散歩、静けさを求める人に向いています。

携帯電話、道路、食料調達、電力、水道が都市部と同じとは限りません。

到着前に宿からの案内を読み、暗くなる前にチェックインしてください。

ホバート

島は日帰りで訪れ、宿泊はホバートに置く方法が最も簡単です。

ウィルダネス・コーストの集合場所へ行きやすく、夕食と空港移動の選択肢も多くなります。

宿泊エリア 向いている人
Adventure Bay クルーズ、ビーチ、野生動物、散歩。
Alonnah 島内ドライブ、買い物、南北観光。
Dennes Point・North Bruny 静かな海岸、フェリーへの近さ。
Cloudy Bay・South Bruny 自然、長期滞在、静けさ。
ホバート 日帰りツアー、初訪問、運転なし。



ブルーニー島のモデルコース

初めての日帰り・定番コース

時間帯 モデルプラン
早朝 ホバートからKetteringへ移動。
午前 フェリーでRoberts Pointへ。牡蠣またはチーズ店へ立寄り。
昼前 The Neck Lookout。
Adventure Bayで昼食。
午後 海岸散歩、Bligh Museum、野生動物を探す。
夕方前 Roberts Pointへ戻り、フェリーでKetteringへ。

帰りの混雑を考え、Adventure Bayを出る時刻を遅くしすぎないでください。

Cape Bruny Lighthouseを含む日帰り

時間帯 モデルプラン
早朝 ホバート出発、早いフェリーで島へ。
午前 The Neckで短時間の見学。
昼前 Cape Brunyへ移動。
灯台周辺と岬を見学。予約済みなら塔内ツアー。
午後 AlonnahまたはAdventure Bayで休憩。
夕方前 Roberts Pointへ戻る。

南端までの未舗装路と長い運転があるため、食の立寄り先を増やしすぎないでください。

ブルーニー島・ウィルダネス・コースト

時間帯 モデルプラン
7時45分頃 ホバートの指定集合場所から出発。
午前 バス、Kettering、フェリー、島内観光。
午前後半 Adventure Bayでモーニングティー。
昼前~午後 約3時間の海岸クルーズ。
午後 ランチ、フェリー、バスで帰路へ。
17時30分頃 ホバート帰着。

運転なしで海岸の断崖、洞窟、オットセイ、海鳥を見たい人に向いています。

1泊2日・自然と食を楽しむコース

日程 モデルプラン
1日目午前 フェリー、North Brunyのグルメ、The Neck。
1日目午後 Adventure Bay、Grass Point。
1日目夜 島内宿泊。暗くなる前にチェックイン。
2日目午前 Cape Bruny LighthouseまたはCloudy Bay。
2日目午後 Alonnahで休憩し、Roberts Pointへ。

宿泊すると日帰り客が帰った後の静けさを楽しめますが、夜間運転は避けてください。

ウォーキング中心の1泊2日

日程 モデルプラン
1日目 The Neck、Adventure Bay、Grass Point。Adventure Bay泊。
2日目午前 天候がよければFluted Cape。
2日目午後 食事と休憩後、フェリーへ。

Fluted Capeは急なGrade 4です。雨と強風ではGrass Pointへ変更してください。

グルメ中心の日帰り

時間帯 モデルプラン
午前 早いフェリーで島へ。チーズ、パン、牡蠣。
昼前 The Neck Lookout。
ワイナリーまたはAdventure Bay周辺で予約したランチ。
午後 蜂蜜、チョコレートなどを選んで立寄る。
夕方前 フェリー港へ。

試飲する場合は運転者を決め、飲酒した人は運転しないでください。

運転・海・天候の注意

フェリー待ちを予定へ入れる

事前購入した券でも、指定便へ優先乗船できるわけではありません。

繁忙期は往路と復路の両方で待機が発生します。

フライト、レストラン、次のツアーへ直結する日程は避けてください。

未舗装路と左側通行

島内には狭い舗装路、砂利道、見通しの悪いカーブがあります。

日本と同じ左側通行ですが、速度標識が高くても、道路状況に合わせて減速してください。

景色を見るために道路上で停車せず、完全に路外へ出られる場所を利用します。

夜明けと夕暮れの運転を避ける

ワラビー、パデメロン、ポッサムなどが道路へ出る時間帯です。

動物を見つけても急ハンドルを切らず、速度を落として安全に停止してください。

日没前に宿へ到着するか、フェリー港へ戻る日程がおすすめです。

燃料を本島で入れる

島内で給油できる場所は限られます。

フェリーへ並ぶ前に燃料計を確認し、Ketteringへ向かう途中で満タンにしてください。

ビーチは巡回されていない

Adventure BayやJetty Beachは比較的穏やかですが、ライフセーバーが常時巡回しているわけではありません。

Cloudy Bayでは強い波と離岸流があります。

海況が悪い時は泳がず、子どもから目を離さないでください。

崖と強風

The Neck、Cape Bruny、Fluted Capeなどでは強風が吹きます。

柵を越える、崖の端へ近づく、風で飛ばされた帽子を追う行為は避けてください。

ドローンは国立公園の許可条件を確認せず飛ばさないでください。

クルーズの揺れと寒さ

オープンボートでは、天候がよくても風と水しぶきを受けます。

酔い止めは乗船直前ではなく、製品の説明に従って早めに使用してください。

首、背中、妊娠、手術後などの条件は運営会社へ申告します。

携帯電話が通じない場所がある

South Bruny、山間部、海岸では通信が不安定になります。

地図、予約書、フェリー情報、宿の案内をオフライン保存してください。

単独で長いウォーキングへ行く場合は、行程と帰着時刻を第三者へ伝えます。

火災・洪水・道路閉鎖

夏は火災危険とTotal Fire Ban、冬は大雨、倒木、道路損傷が発生することがあります。

Parks & Wildlife Service、TasALERT、警察、SeaLinkの最新情報を出発前に確認してください。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急は000です。

携帯電話がつながらない場所では、近くの店、宿泊施設、レンジャー、他の旅行者へ助けを求めてください。

「無料の徒歩フェリー」だけで島観光はできない

徒歩乗船は無料ですが、Roberts Pointから主な観光地までの移動手段がありません。車を使わない場合は、必ずホバート発着または島内送迎付きのツアーを予約してください。



ブルーニー島に関するよくある質問(FAQ)

ホバートからブルーニー島まで何時間ですか?

ホバートからKetteringまで車で約35~40分、フェリーが約20分です。待機時間とRoberts Pointからの島内運転を含めると、The Neckまではホバートから通常1時間半以上を見てください。

フェリーの時間を予約できますか?

できません。事前購入券は特定便を確保するものではなく、到着順の待機列から次に空きのある便へ乗ります。

フェリー料金に同乗者は含まれますか?

はい。一般車両の往復料金には運転者と同乗者が含まれ、乗客料金は無料です。車両の長さと時間帯によって料金が変わります。

島内にバスはありますか?

観光地を結ぶ公共交通はありません。レンタカー、自家用車、ガイド付きツアーのいずれかが必要です。

日帰りでCape Brunyまで行けますか?

可能ですが、早朝出発が必要です。The Neckと灯台を中心にして、立寄り先を増やしすぎず、帰りのフェリー待ちに余裕を持ってください。

国立公園パスは必要ですか?

South Bruny National Parkへ入る場合に必要です。Cape Bruny、Cloudy Bay、Grass Point、Fluted Capeなどを訪れる人は事前に購入してください。

白いワラビーは必ず見られますか?

野生動物のため保証されません。Adventure Bay周辺で夕方に見られることがありますが、追いかけたり餌を与えたりしないでください。

運転しなくても観光できますか?

ホバート発着のツアーを利用すれば可能です。トラベルドンキーのブルーニー島・ウィルダネス・コーストは、バス、フェリー、約3時間のクルーズ、食事を含む一日ツアーです。

ブルーニー島に関する参考情報

まとめ:フェリーに乗る時間より、待つ時間を考える

ブルーニー島は、The Neckの砂州、Adventure Bay、Cape Brunyの断崖、野生動物、島の食を楽しめる、ホバートから人気の日帰り・宿泊旅行先です。

個人で訪れる場合はKetteringから車両フェリーへ乗りますが、時刻指定予約ではなく到着順の待機方式です。

島内に公共交通がないため、レンタカー会社の島への持込み条件を確認し、燃料、水、少額の現金、オフライン地図を準備してください。

日帰りならThe Neck、Adventure Bay、グルメを中心にし、Cape Bruny、Cloudy Bay、長いウォーキングまで楽しむなら一泊以上がおすすめです。

運転せず、ブルーニー島南岸の断崖、洞窟、オットセイ、海鳥を海上から見たい人には、ホバート発着のブルーニー島・ウィルダネス・コーストが便利です。

ホバートの旅行手配

トラベルドンキーでは、ホバートのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

ホバートとタスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

ホバート旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いホバート旅行になりますよ。

トラベルドンキーにお任せください!

 

オーストラリア大陸の南、バス海峡を隔てたタスマニア島(Tasmania)は、荒々しい山岳地帯、白砂の海岸、歴史ある港町、冷涼な気候を生かした食とワインを一度に楽しめる島です。

州都ホバートだけを見ても、サラマンカの石造倉庫、港のシーフード、現代美術館MONA、クナニ/マウント・ウェリントンの山頂まで、町と自然がすぐ近くにあります。北のローンセストンでは渓谷を歩き、西へ向かえばクレイドル・マウンテン、東海岸にはフレシネ国立公園とワイングラス・ベイが待っています。

地図では小さく見えますが、タスマニア島は短時間で一周できる島ではありません。ホバートからクレイドル・マウンテンまでは車で約4時間、ホバートからストラーンは約4時間半。途中の景色や町へ立ち寄れば、さらに時間がかかります。

日本からの直行便は基本的にないため、シドニー、メルボルン、ブリスベンなどで国内線へ乗り継ぐのが一般的です。メルボルン近郊のジーロングから車ごとフェリーに乗り、デボンポートへ入る方法もあります。

公共交通だけでホバートやローンセストンに滞在することはできますが、国立公園、東海岸、西海岸を周遊するならレンタカーが便利です。一方、冬の山岳道路、夕方以降の野生動物、長い未舗装路には十分な注意が必要です。

この記事では、日本から訪れる旅行者に向けて、タスマニア島への行き方、必要な日数、レンタカー、国立公園パス、気候、主要地域、観光名所、宿泊拠点、モデルコース、安全上の注意まで詳しくご紹介します。




タスマニア島とは?

タスマニア島は、オーストラリア本土の南約250キロ、バス海峡の向こうに位置する島です。行政上のタスマニア州には、主島のほか、キング島、フリンダース島など周辺の島々も含まれます。

州都は南部のホバートです。北部の主要都市はローンセストン、フェリーの玄関口はデボンポート、西海岸観光の拠点はストラーンやクイーンズタウンです。

島の中央部から西部には、山岳地帯、原生林、湖、湿原が広がります。東海岸には花崗岩の山と白砂の入り江、南東部には流刑地の歴史を伝えるポート・アーサーがあります。

タスマニア旅行の魅力は、有名観光地を急いで巡ることだけではありません。小さな町のベーカリーへ寄り、農場の直売所で果物を買い、海辺や森で予定を変えながら進むロードトリップそのものが旅の一部です。

名称 タスマニア島(Tasmania/lutruwita)
州都 ホバート
主な空港 ホバート、ローンセストン。デボンポート、バーニーにも地域空港あり
本土から 国内線、またはジーロング~デボンポート間のフェリー
主な楽しみ 国立公園、ハイキング、野生動物、歴史、シーフード、ワイン、ウイスキー
おすすめ時期 12~3月。紅葉は4月頃、冬景色は6~8月
おすすめ旅行日数 ホバート周辺3日、主要部周遊7日、全島を楽しむなら10日以上
日本との時差 通常1時間。サマータイム期間は2時間

「1週間で島を一周」は、かなり忙しい日程です

ホバート、東海岸、クレイドル・マウンテン、西海岸をすべて7日で回ると、毎日の運転が長くなります。初めてなら南部と東海岸、または北部とクレイドル・マウンテンなど、地域を絞る方が旅を楽しめます。

先住民文化と島の歴史

タスマニア島は、パラワ(palawa)の人々が数万年にわたり暮らしてきたCountryです。島はパラワの言葉でlutruwita(ルートルウィタ)とも呼ばれます。

海岸、川、山、島々には、それぞれ文化、物語、食料採取、季節移動と結び付いた意味があります。国立公園や史跡を訪れる際は、遺物、貝塚、岩、植物を動かさず、立入制限に従ってください。

1803年以降、イギリス植民地化が進み、流刑植民地、農業、捕鯨、鉱業、林業が島の歴史を形作りました。ポート・アーサー、マリア島、カスケーズ女子工場などは、オーストラリアの流刑史を伝える場所です。

一方、植民地化はパラワの人々へ土地の収奪、暴力、強制移住、文化の破壊をもたらしました。現在の博物館や文化施設では、入植者側の物語だけでなく、先住民の視点を含む展示が増えています。

旅行中に「原生の無人島」という表現を安易に使わず、人々が暮らし、文化を守ってきた場所として接することが大切です。

自然物を持ち帰らない

国立公園、海岸、文化的な場所で、石、貝殻、植物、木片を持ち帰らないでください。写真だけを旅の記念にしましょう。



日本・オーストラリア本土からタスマニア島への行き方

日本からタスマニアへ直行便はありますか?
通常はシドニーやメルボルンなどで国内線へ乗り継ぎます。周遊するなら、ホバート到着・ローンセストン出発のような片道旅程も便利です。

日本から飛行機で行く

日本からタスマニアへの定期直行便は基本的にありません。

一般的には、日本からシドニー、メルボルン、ブリスベンなどへ入り、入国審査と税関を済ませてから国内線へ乗り継ぎます。

ホバートとローンセストンには、メルボルン、シドニー、ブリスベンなどから直行便があります。航空会社と路線は季節で変わるため、旅行日を指定して確認してください。

国際線と国内線を別々に購入する場合は、遅延、ターミナル移動、荷物の再預けを考え、十分な乗り継ぎ時間を取ります。最終日にタスマニアから日本へ同日乗り継ぎするより、本土で前泊する日程が安心です。

ホバート空港

ホバート空港は市内中心部から約18キロ、車で約20分です。

市内へは空港バス、タクシー、配車サービス、レンタカーを利用できます。

サラマンカ、ウォーターフロント、ポート・アーサー、ブルーニー島、東海岸を中心に旅行する場合は、ホバート到着が便利です。

レンタカー営業所は空港にありますが、夏、連休、イベント期間は小型車から満車になります。車種、免責、未舗装路の条件を確認して予約してください。

ローンセストン空港

ローンセストン空港は、市内中心部から車で約15分の場所にあります。

クレイドル・マウンテン、北部ワイン地域、デロレイン、東海岸北部を回る旅行に向いています。

ホバート到着、ローンセストン出発にすれば、同じ道を戻らずに周遊できます。ただし、レンタカーの乗り捨て料金を確認してください。

スピリット・オブ・タスマニア

スピリット・オブ・タスマニアは、ビクトリア州ジーロングとタスマニア北部デボンポートを結ぶ大型フェリーです。

航海時間は約9~11時間。通常は夜に出発して翌朝到着し、9~4月頃には昼行便が設定される日もあります。

自家用車、レンタカー、キャンピングカー、オートバイを運べます。ただし、本土で借りたレンタカーをフェリーへ載せられるかは会社ごとに異なります。

座席、リクライナー、個室、車両料金は出発日で変わります。夏と学校休暇は早く満席になるため、車両枠と客室を先に予約してください。

海況によって揺れます。船酔いしやすい人は、医師や薬剤師へ相談して酔い止めを準備しましょう。

タスマニア独自の検疫

タスマニア州には、オーストラリア本土からの移動でも独自のバイオセキュリティ検査があります。

2026年現在、生の果物、野菜、ジャガイモ、生のハーブ、ニンニク、ショウガ、タマネギなどは持ち込みできません。植物、種、土、蜂蜜、一部の魚介類や動物製品にも条件があります。

空港やフェリーターミナルでは、荷物検査と探知犬による確認が行われることがあります。

判断できない食品は隠さず申告してください。旅行前にBiosecurity Tasmaniaの最新リストを確認します。

本土の空港で買った果物も対象です

シドニーやメルボルンで購入したリンゴ、ミカン、サラダなどを、そのまま国内線へ持ち込まないでください。搭乗前に食べ切るか処分します。

到着空港の選び方

入口 向いている旅行
ホバート ホバート、ポート・アーサー、ブルーニー島、東海岸南部。
ローンセストン クレイドル・マウンテン、北部、東海岸北部。
デボンポート 車両フェリー、北西部、クレイドル・マウンテン。
ホバート着・ローンセストン発 南から北へ片道で周遊する旅行。

旅行前に知っておきたいこと

おすすめの旅行日数

ホバートと近郊だけなら3泊4日で旅行できます。

ホバート、東海岸、ローンセストン、クレイドル・マウンテンを回るなら6泊7日以上がおすすめです。

西海岸、北西部、ブルーニー島、マリア島まで加えるなら10~14日あると余裕が生まれます。

旅行日数 無理のない内容
3~4日 ホバート、ポート・アーサー、ブルーニー島またはマウント・フィールド。
5~6日 ホバート、東海岸、ローンセストン。または北部とクレイドル・マウンテン。
7~9日 ホバート、フレシネ、ローンセストン、クレイドル・マウンテン。
10~14日 主要地域に西海岸、北西部、島旅を追加。

周遊ルートの決め方

タスマニア旅行では、見たい場所を地図上で線につなぎ、一日の運転を3時間前後に抑えると旅が楽になります。

ホバートからクレイドル・マウンテンを日帰りするツアーもありますが、往復約8時間の移動になります。個人旅行では、クレイドル周辺か北部に宿泊してください。

東海岸と西海岸を同じ短い旅行へ入れると、山を越える長い移動が増えます。7日以下なら、どちらか一方を選ぶ方法がおすすめです。

レンタカーは必要?

ホバート市内、ローンセストン市内、ポート・アーサーの日帰りツアーだけなら車は不要です。

東海岸、クレイドル・マウンテン、西海岸、北西部を自由に回るならレンタカーが便利です。

日本と同じ左側通行ですが、制限速度の高い郊外道路、狭いカーブ、砂利道、野生動物に慣れる必要があります。

国際免許証の要否、年齢条件、免責額、未舗装路、フェリー、夜間走行の補償条件をレンタカー会社へ確認してください。

主な移動時間

区間 距離・車の目安
ホバート~ローンセストン 約200km/約2時間20分
ホバート~コールズ・ベイ 約193km/約2時間35分
ホバート~ポート・アーサー 約92km/約1時間30分
ホバート~クレイドル・マウンテン 約320km/約4時間
ホバート~ストラーン 約300km/約4時間30分
ローンセストン~クレイドル・マウンテン 約141km/約2時間
デボンポート~クレイドル・マウンテン 約79km/約1時間20分

これは停車しない場合の目安です。写真、食事、工事、野生動物、天候を考え、30分~1時間余分に見てください。

予約しておきたいもの

  • 12~3月、連休、イベント期間の宿泊施設
  • レンタカーと乗り捨て
  • スピリット・オブ・タスマニアの車両枠と客室
  • クレイドル・マウンテン周辺の宿泊
  • マリア島フェリー
  • ブルーニー島の日帰りツアー、クルーズ
  • ポート・アーサー、MONA、人気レストラン
  • ゴードン川クルーズと長距離ウォーク

国立公園パス

タスマニア州の国立公園へ入るには、有効なParks Passが必要です。

2026年7月以降の主なパス 料金
1日車両パス(最大8人、クレイドルを除く) AU$49.15
1日個人パス(徒歩・自転車・バス、クレイドルを除く) AU$24.55
クレイドル・マウンテン1日大人パス AU$30.70
ホリデー車両パス(最大8人、2か月) AU$98.35
ホリデー個人パス(2か月) AU$49.20

ホリデーパスにはクレイドル・マウンテンのシャトル料金が含まれません。クレイドル専用のIcon Daily Passにはシャトルが含まれます。

複数の国立公園を車で回る場合、通常はホリデー車両パスが使いやすいでしょう。料金は毎年見直されるため、購入前にParks & Wildlife Service Tasmaniaで確認してください。

気候とベストシーズン

タスマニアはオーストラリア本土の主要都市より涼しく、天候が変わりやすい地域です。

ホバートの夏は平均最高気温22℃前後、冬は12℃前後です。日中が暖かくても、風が吹く海岸、山、夕方は冷えます。

西部と山岳地帯は、ホバートより雨、雪、雲が多くなります。クレイドル・マウンテンでは夏でも低温、強風、みぞれになることがあります。

一般的な周遊旅行には12~3月が向いています。日が長く、山岳道路の雪の可能性が比較的低くなります。秋の色づきは4月頃、冬の雪景色と食を楽しむなら6~8月です。

ホバート平均最高気温 平均最低気温
1月 21.8℃ 12.1℃
2月 21.8℃ 12.1℃
3月 20.3℃ 11.0℃
4月 17.4℃ 9.0℃
5月 14.6℃ 7.0℃
6月 12.1℃ 5.2℃
7月 11.8℃ 4.6℃
8月 13.2℃ 5.3℃
9月 15.2℃ 6.5℃
10月 17.0℃ 7.8℃
11月 18.8℃ 9.4℃
12月 20.4℃ 10.9℃

データ:オーストラリア政府気象局(BOM)Hobart(Ellerslie Road)長期平均値。

服装は季節を問わず重ね着が基本です。防水ジャケット、歩きやすい靴、帽子、日焼け止めを用意してください。

タスマニア島のおすすめの地域と町

ホバート

ホバートはダーウェント川沿いに広がる州都です。

サラマンカ・プレイス、バッテリー・ポイント、コンスティテューション・ドック、タスマニア博物・美術館などは徒歩で回れます。

土曜日はサラマンカ・マーケット、日曜日はファーム・ゲート・マーケットが開かれ、地元の食材と工芸品に出会えます。

市内に2~3泊すると、MONA、クナニ/マウント・ウェリントン、ポート・アーサー、ブルーニー島への日帰り旅行を組み込みやすくなります。

ローンセストン

ローンセストンは、タスマニア北部の中心都市です。

市内から徒歩圏にカタラクト峡谷があり、短い滞在でも自然散策を楽しめます。

タマー・バレーのワイナリー、ブリッドストウ・ラベンダー・エステート、北東部、クレイドル・マウンテンへの玄関口です。

ホバートより小さく、中心部は歩きやすい一方、郊外観光には車が便利です。

東海岸とコールズ・ベイ

タスマニア東海岸は、乾燥した気候、白砂のビーチ、オレンジ色の花崗岩、シーフードで知られます。

フレシネ国立公園の拠点はコールズ・ベイです。北にはビシェノ、ベイ・オブ・ファイアーズ、セント・ヘレンズがあります。

ホバートからコールズ・ベイは約2時間35分。日帰りも可能ですが、散策と夕方の景色を楽しむなら1泊してください。

夏は宿泊、キャンプ、駐車場が混雑します。フレシネ周辺は早めの予約が必要です。

タスマン半島

タスマン半島は、ポート・アーサー史跡と切り立った海岸地形を楽しめる地域です。

タスマン・アーチ、デビルズ・キッチン、テッセレーテッド・ペイブメント、イーグルホーク・ネックなどが道路沿いにあります。

ホバートからポート・アーサーまで約1時間30分。史跡を丁寧に見ると3~4時間必要なため、自然景観と合わせるなら朝早く出発します。

スリー・ケープス・トラックなどの長距離ウォークは、通常の観光旅行とは別に予約と装備が必要です。

西海岸とストラーン

タスマニア西海岸は、雨の多い森林、鉱山町、山岳道路、ゴードン川とマッコーリー・ハーバーの景色が特徴です。

ストラーンではゴードン川クルーズ、ウェスト・コースト・ウィルダネス鉄道などを楽しめます。

ホバートからストラーンは約4時間30分、ローンセストンからも3時間半以上。日帰りではなく2泊以上を考えてください。

道路は曲がりくねり、雨、霧、落石、倒木の影響を受けます。暗くなる前に到着しましょう。

北西部、スタンリー、デボンポート

デボンポートはスピリット・オブ・タスマニアの到着地です。クレイドル・マウンテンへ約1時間20分、ローンセストンへ約1時間10分です。

さらに西のスタンリーには、海辺の町と火山岩の丘「ザ・ナット」があります。

北西部は農場、チーズ、ウイスキー、海岸景観をゆっくり巡る地域です。主要観光地を急いで回る旅より、2~3泊のドライブに向いています。

ブルーニー島とヒューオン・バレー

ブルーニー島へは、ホバートから南へ約35分のケタリングから車両フェリーに乗ります。航海は約20分です。

島ではザ・ネック展望台、チーズ、牡蠣、ベーカリー、灯台、海岸クルーズなどを楽しめます。

日帰りではフェリー待ちと運転時間が長くなるため、朝早く出発してください。夏の車両列は特に混雑します。

ヒューオン・バレーはリンゴ、サイダー、ワイン、森林、ハーツ・マウンテンズ方面への玄関口です。

国立公園と自然の見どころ

クレイドル・マウンテン

クレイドル・マウンテン-セント・クレア湖国立公園は、タスマニアを代表する山岳国立公園です。

ダブ湖周辺には、短い展望散策から一周コース、山頂登山まで難易度の異なるコースがあります。

ビジターセンターからダブ湖へはシャトルバスを利用します。2026年7月現在、クレイドル専用1日パスにはシャトルが含まれます。ホリデーパス利用者の成人は、72時間有効のシャトル券AU$15.50が別途必要です。

シャトル運行時間中は、ダブ湖方面への一般車両の進入が制限されます。季節ごとの運行時間と道路状況をビジターセンターで確認してください。

夏でも強風、低温、雨、雪になることがあります。山頂や長距離コースは天気予報と装備を確認し、無理ならダブ湖周辺の短い散策へ切り替えます。

フレシネ国立公園とワイングラス・ベイ

フレシネ国立公園は、タスマニア東海岸の代表的な国立公園です。

ワイングラス・ベイ展望台への往復は約2.6キロ、所要1~1時間30分、グレード3です。階段と上り坂があります。

展望台からビーチへ下る場合は、帰りに同じ坂を登ります。ワイングラス・ベイとハザーズ・ビーチを結ぶ周回は約11キロ、4~5時間、グレード4です。

夏の駐車場は混雑します。飲料水、帽子、日焼け止めを持ち、午前の早い時間に到着してください。

マウント・フィールド国立公園

マウント・フィールド国立公園は、ホバートから車で約1時間半の場所にあります。

代表的なラッセル・フォールズは、ビジターセンターから歩きやすい遊歩道で到達できます。

トール・ツリーズ・ウォーク、ホースシュー・フォールズを組み合わせると、温帯雨林と巨大なユーカリを楽しめます。

高地のドブソン湖方面は、冬に雪と凍結があります。低地の滝が晴れていても、山側の道路状況は異なります。

タスマン国立公園

タスマン国立公園は、高い海食崖、奇岩、入り江、海岸散策路が続く国立公園です。

タスマン・アーチ、デビルズ・キッチン、ブローホールは車で訪れやすく、ポート・アーサーと組み合わせられます。

ケープ・ラウル、ケープ・ハウイなどの長距離コースは、時間、体力、天候の確認が必要です。

崖の縁では強風が吹き、柵のない場所があります。写真のために公式散策路から外れないでください。

マリア島国立公園

マリア島へは、東海岸のトリアブンナから旅客フェリーで渡ります。

フェリーは事前予約が必要で、一般旅行者の車両は島へ持ち込めません。徒歩または自転車で巡ります。

ダーリントンの流刑地跡、ペインテッド・クリフ、フォッシル・クリフ、ウォンバット、ケープ・バレン・グースなどが見どころです。

ペインテッド・クリフの岩場は干潮前後が安全です。帰りのフェリー時刻から逆算し、遠くまで歩きすぎないでください。

2026年にはダーリントン周辺でインフラ工事が続く時期があります。騒音、迂回、施設変更の最新情報を確認してください。

クナニ/マウント・ウェリントン

クナニ/マウント・ウェリントンは、ホバートの背後にそびえる標高1,271メートルの山です。

山頂からホバート、ダーウェント川、ブルーニー島方面を見渡せます。

市内が晴れていても、山頂は雲、強風、雪、氷に覆われることがあります。上着を持参してください。

山頂へ続くPinnacle Roadは、雪、凍結、強風、混雑で閉鎖されます。City of Hobartの道路状況を確認しましょう。




おすすめ観光施設と体験

ポート・アーサー史跡

ポート・アーサー史跡は、オーストラリアの流刑植民地史を伝える世界遺産構成資産です。

敷地には30以上の建物、遺構、庭園、展示があります。入場券には、敷地入場、音声案内、短い港内クルーズなどが含まれ、2日間連続で有効です。

2026年7月以降の大人入場料はAU$55、子どもAU$27.50。通常9時~17時に開館し、クリスマスは休館です。

敷地は広く、坂と屋外区間があります。最低3~4時間を確保してください。

夜のゴーストツアー、死者の島ツアーなどは別料金・別予約です。歴史の内容が重いため、小さな子どもを連れる場合は展示内容を確認しましょう。

MONA

MONA(Museum of Old and New Art)は、ホバート郊外にある個人美術館です。

古代美術と現代美術を地下空間に展示し、作品によっては刺激の強い内容があります。

ホバート中心部のブルック・ストリート・ピアからフェリーで約30分、車では約20分です。

開館日と時間は季節で変わります。時間指定入場券とフェリーを同時に予約してください。

館内の解説には公式アプリを利用します。スマートフォンとイヤホンを用意し、充電を十分にしておきましょう。

サラマンカ・マーケット

サラマンカ・マーケットは、ホバートのサラマンカ・プレイスで毎週土曜日に開かれます。

2026年現在の通常開催時間は8時30分~15時。食材、パン、工芸品、衣類、木製品、蒸留酒などの店が並びます。

10時以降は混雑するため、ゆっくり見たい場合は開場に近い時間がおすすめです。

祝日や特別行事で開催日が変わる場合があります。旅行日が土曜日に重なるよう、ホバート滞在を調整するとよいでしょう。

ボノロング野生動物保護区

ボノロング野生動物保護区は、ホバート北部にある野生動物保護施設です。

タスマニアンデビル、ウォンバット、カンガルー、ハリモグラなどを観察し、保護活動について学べます。

2026年現在、通常9時~17時に開園し、クリスマスは16時に閉園します。

単なる動物展示ではなく、負傷した野生動物の救護とリハビリを行う施設です。動物へ触れる体験の可否は、当日の動物福祉とプログラムに従ってください。

ゴードン川クルーズ

ストラーン発のゴードン川クルーズは、マッコーリー・ハーバー、ヘルズ・ゲート、サラ島、原生林の川を巡る一日ツアーです。

西海岸の自然と流刑史を一度に知ることができ、長距離ハイキングをしない旅行者にも向いています。

座席クラス、食事、寄港地、運航時間は会社と季節で異なります。前日にストラーンへ宿泊してください。

悪天候で運航変更が起きることがあります。西海岸の日程には余裕を持たせましょう。

食、ワイン、ウイスキー

タスマニアでは、牡蠣、アワビ、サーモン、ロブスター、ラム、チーズ、ベリー、リンゴ、蜂蜜などを楽しめます。

冷涼な気候を生かしたピノ・ノワール、シャルドネ、スパークリングワインがよく知られています。

ホバート周辺、タマー・バレー、東海岸にはワイナリーが点在し、島内各地にウイスキーとジンの蒸留所があります。

小規模施設は営業日が限られ、予約制の場合があります。試飲後は運転せず、ツアー、タクシー、運転しない同行者を確保してください。

タスマニアの野生動物

タスマニアでは、ウォンバット、ワラビー、パデメロン、ポッサム、カモノハシ、ハリモグラ、タスマニアンデビルなどが生息しています。

マリア島、クレイドル・マウンテン、ナラウンタプ国立公園などでは、野生動物を見られる可能性があります。

動物へ餌を与えると、健康、行動、交通事故へ悪影響を与えます。近づかず、道をふさがず、望遠で観察してください。

夕暮れから夜明けは動物が道路へ出る時間です。旅行中に道路脇で多くの動物の死骸を見ることもあります。可能な限り夜間の郊外運転を避けてください。

タスマニアンデビルは夜行性で、野生で簡単に見られる動物ではありません。確実に観察したい場合は、保護施設を訪れる方が現実的です。

宿泊エリアの選び方

ホバート

初めての旅行、車なしの滞在、レストラン、MONA、日帰りツアーに便利です。

サラマンカ、ウォーターフロントは徒歩観光に向きますが、週末とイベント期間は料金が高くなります。

レンタカー利用者は、駐車場の有無と高さ制限を確認してください。

ローンセストン

北部観光、タマー・バレー、クレイドル・マウンテンの前後泊に便利です。

中心部は歩きやすく、カタラクト峡谷へ徒歩で行ける宿もあります。

クレイドル・マウンテン周辺

朝早く散策を始め、天候のよい時間を逃したくない人に向いています。

ロッジ、キャビン、ホリデーパークがありますが、店と食事の選択肢は少なめです。

夕食、燃料、食料、チェックイン時刻を事前に確認してください。

コールズ・ベイとビシェノ

フレシネ国立公園を優先するならコールズ・ベイ、ペンギン観察と東海岸周遊ならビシェノが便利です。

夏は最低宿泊日数が設定される施設があります。

ストラーン

ゴードン川クルーズと西海岸観光の拠点です。

ホバートやローンセストンから当日朝に移動してクルーズへ参加する日程は避け、前泊してください。

デボンポートと北西部

フェリー到着前後の宿泊、北西部ロードトリップ、クレイドル・マウンテンへの移動に便利です。

夜行フェリー到着後に長距離運転するより、デボンポート周辺で休んでから出発する方が安全です。

宿泊地 向いている人
ホバート 初訪問、町歩き、南部の日帰り観光。
ローンセストン 北部、ワイン、クレイドル前後泊。
クレイドル周辺 山岳散策、早朝出発、自然重視。
コールズ・ベイ フレシネ、ワイングラス・ベイ。
ストラーン 西海岸、ゴードン川クルーズ。
デボンポート フェリー、北西部、クレイドルへの移動。



食事、買い物、島内交通

ホバートとローンセストンには、スーパー、薬局、レストラン、レンタカー、タクシー、配車サービスがあります。

地方の町では、スーパーマーケット、ガソリンスタンド、レストランが早く閉まります。日曜日と祝日は営業時間が短くなることがあります。

ホバート、ローンセストン、デボンポートなどを結ぶ長距離バスはありますが、国立公園へ直接行ける便は限られます。

車を運転しない場合は、都市間バス、空港送迎、国立公園送迎、現地ツアーを組み合わせます。すべてを当日手配せず、日本出発前に予約してください。

地方へ向かう前に、燃料、飲料水、軽食、薬、防寒具を用意します。スマートフォンの地図はオフライン保存がおすすめです。

項目 旅行前の準備
食事 地方の夕食は予約。国立公園の日は昼食と水を持参。
買い物 ホバート、ローンセストン、デボンポートなどで準備。
燃料 西部、北西部、山岳地帯へ入る前に満タンにする。
支払い カード中心。通信障害に備え少額現金も携行。
通信 山岳・西部は圏外を想定し、地図と予約票を保存。

タスマニア島のモデル日程

3泊4日・ホバートと南部

モデルプラン
1日目 ホバート到着。ウォーターフロント、サラマンカ、バッテリー・ポイント。
2日目 ポート・アーサーとタスマン半島。
3日目 MONA、またはブルーニー島。
4日目 クナニ/マウント・ウェリントン、帰路。

土曜日を含む場合は、午前をサラマンカ・マーケットへ変更します。

5泊6日・ホバートと東海岸

モデルプラン
1日目 ホバート到着、市内泊。
2日目 ポート・アーサー、タスマン半島。ホバート泊。
3日目 ホバートからコールズ・ベイへ。途中でリッチモンド、スワンシー。
4日目 フレシネ国立公園、ワイングラス・ベイ。コールズ・ベイ泊。
5日目 ビシェノ経由でローンセストンへ。
6日目 カタラクト峡谷、ローンセストン空港から出発。

7泊8日・初めての主要部周遊

モデルプラン
1日目 ホバート到着。
2日目 ホバート市内、MONAまたはクナニ。
3日目 ポート・アーサーとタスマン半島。
4日目 ホバートからフレシネへ。
5日目 ワイングラス・ベイ、ローンセストンへ。
6日目 ローンセストンからクレイドル・マウンテンへ。
7日目 クレイドル・マウンテン散策。
8日目 デボンポートまたはローンセストンへ移動し出発。

10泊11日・東海岸と西海岸

モデルプラン
1~2日目 ホバート市内と近郊。
3日目 ポート・アーサー。
4~5日目 東海岸、フレシネ。
6日目 ローンセストン。
7~8日目 クレイドル・マウンテン。
9~10日目 ストラーン、西海岸。
11日目 ホバートへ移動。翌朝の便ならホバート前泊を追加。

ストラーンからホバートまで約4時間30分かかります。国際線接続日に同日移動しないでください。

自然、運転、天候の注意

夕方と夜の運転を避ける

ワラビー、ウォンバット、ポッサム、タスマニアンデビルなどが、夕暮れから夜明けに道路へ出ます。

郊外では暗くなる前に宿へ到着する計画にしてください。

動物が飛び出しても、対向車線へ急ハンドルを切らず、速度を落として安全に停止します。

地図の時間を信用しすぎない

山岳道路と西海岸道路は、狭く、曲がりくねり、坂が続きます。

ナビが示す時刻には、休憩、道路工事、写真撮影、天候が含まれていません。

一日に300キロ以上を何日も続ける日程は避けましょう。

冬の雪、氷、霧

クレイドル・マウンテン、セントラル・ハイランズ、クナニ、ベン・ローモンドなどでは、雪と凍結があります。

6月1日~9月30日にベン・ローモンド国立公園へ車で入る場合、すべての車両がスノーチェーンを携行する必要があります。

凍った道路は黒く見え、氷に気付きにくいことがあります。早朝と日没後は特に注意してください。

山の天気は急変する

晴れた駐車場から出発しても、山では雨、強風、低温、雪に変わります。

防水ジャケット、防寒着、水、食料、地図を用意し、天候が悪化したら引き返してください。

長距離コースは旅行者登録、通信手段、装備、経験が必要です。

携帯電話がつながらない

西海岸、国立公園、山岳地帯では通信圏外があります。

オフライン地図を保存し、行き先、コース、帰着予定を宿泊施設や同行者へ伝えてください。

国立公園と道路の閉鎖

山火事、豪雨、雪、倒木、工事で道路、散策路、キャンプ場が閉鎖されます。

出発前にTasALERT、Tasmania Police、Tasmania Parks and Wildlife Service、BOMを確認してください。

閉鎖されたゲートとバリケードを越えないでください。

海岸と崖

タスマン半島、東海岸、西海岸には高い崖、波をかぶる岩棚、強風の岬があります。

波が穏やかに見えても、突然大きな波が来ます。公式展望台と遊歩道から外れないでください。

緊急時

オーストラリアの警察・消防・救急の緊急通報は000です。

Emergency Plusアプリを入れておくと、現在位置を伝えやすくなります。

衛星通信機器を持たない長距離ハイカーは、通信圏外で助けを呼べないことを想定してください。

日没後の「あと1時間」が最も危険です

タスマニアでは夕方に動物が増え、寒さ、霧、疲労も重なります。観光地を一つ減らしてでも、明るいうちに宿へ到着してください。



タスマニア島に関するよくある質問(FAQ)

日本からタスマニアへ直行便はありますか?

通常はありません。シドニー、メルボルン、ブリスベンなどで入国手続きを行い、ホバートまたはローンセストン行きの国内線へ乗り継ぎます。

タスマニア旅行には何日必要ですか?

ホバート周辺なら3~4日、ホバート、東海岸、ローンセストン、クレイドル・マウンテンを回るなら7日以上、東西を含む周遊なら10日以上がおすすめです。

レンタカーがなくても旅行できますか?

ホバートとローンセストンの市内滞在は可能です。国立公園と地方を回る場合は、長距離バス、送迎、日帰りツアーを事前に組み合わせる必要があります。

国立公園パスは必要ですか?

タスマニア州の国立公園へ入るには有効なParks Passが必要です。複数の公園を車で回る旅行では、2か月有効のホリデー車両パスが便利です。

クレイドル・マウンテンへ自家用車で入れますか?

シャトル運行時間中は、ダブ湖方面への一般車両の進入が制限されます。ビジターセンターへ駐車し、シャトルを利用するのが基本です。

タスマニアのベストシーズンはいつですか?

周遊とハイキングには12~3月が旅行しやすい時期です。秋の紅葉は4月頃、冬の雪景色と食を目的にするなら6~8月も魅力があります。

生の果物や野菜を持ち込めますか?

2026年現在、生の果物と野菜はタスマニアへ持ち込めません。オーストラリア本土から国内線で到着する場合も対象です。判断できない食品は申告してください。

タスマニア島に関する参考情報

まとめ:タスマニア島は、移動を急がないほど楽しめる

タスマニア島には、ホバートの港町、クレイドル・マウンテンの山岳景観、東海岸の白砂、ポート・アーサーの歴史、西海岸の原生林があります。

一つひとつの場所は地図上で近く見えますが、実際の道路は曲がりくねり、立ち寄りたい町と景色も多くあります。

初めての7日間なら、ホバート、東海岸、ローンセストン、クレイドル・マウンテンに絞る。短い旅行ならホバートと南部だけにする。このくらいの余白が、タスマニアを楽しむちょうどよいペースです。

天候が悪ければ山を翌日に回し、晴れた日は外で過ごす。暗くなる前に運転を終え、地方の食事をゆっくり楽しむ。予定を守ることより、島の天候と距離に合わせて旅を変えることが、タスマニア旅行のコツです。

オーストラリアの旅行手配

トラベルドンキーでは、オーストラリア各地のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

オーストラリアを知り尽くした現地在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。

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タスマニア旅行で外せない自然景勝地の一つが、世界遺産「タスマニア原生地域」に含まれるクレイドルマウンテン=レイク・セントクレア国立公園です。

鏡のようなダブ湖、その向こうにそびえるクレイドルマウンテン、太古の森を歩く短い遊歩道、草原に姿を見せるウォンバットなど、短時間の観光から本格的な登山まで楽しみ方がそろっています。

一方、クレイドルマウンテンは鉄道駅のある観光地ではありません。レンタカー、長距離バス、日帰りツアーのいずれかを選び、到着後はビジターセンター発の園内シャトルを利用するのが基本です。山岳地帯のため天候も変わりやすく、晴れていても防水・防寒装備が欠かせません。

この記事では、日本からタスマニアを訪れる旅行者に向けて、ロンセストンとホバートからの行き方、Googleマップの経路、シャトルバス、見どころ、散策コース、季節と服装、指定された2つの日帰りツアー、クレイドルマウンテン・ロッジまで詳しく紹介します。




クレイドルマウンテンとは?

クレイドルマウンテン(Cradle Mountain)は、タスマニア島中央高地の北西部にある標高1,545メートルの山です。名前は、山の輪郭が赤ちゃんを寝かせる揺りかごに似ていることに由来します。

周辺はクレイドルマウンテン=レイク・セントクレア国立公園として保護され、さらに広大な「タスマニア原生地域」の一部としてユネスコ世界複合遺産に登録されています。氷河が削った湖、ボタン・グラスの草原、温帯雨林、ドレライトの岩峰が短い距離の中に集まっています。

観光の中心は、国立公園北側のクレイドルマウンテン・ビジターセンターとダブ湖です。初めて訪れる方は、まずビジターセンターで天候、散策路、シャトル、国立公園パスを確認し、ダブ湖やロニー・クリークへ向かいます。

ウォンバット、ワラビー、パディメロン、ハリモグラなどの野生動物が生息しています。特にロニー・クリーク周辺では、夕方にウォンバットが草を食べる姿を見られることがあります。ただし、野生動物へ触れたり餌を与えたりしてはいけません。

基本情報 内容
正式名称 クレイドルマウンテン=レイク・セントクレア国立公園
世界遺産 タスマニア原生地域(世界複合遺産)の構成地域
クレイドルマウンテン標高 1,545メートル
観光の拠点 クレイドルマウンテン・ビジターセンター、ダブ湖
主な楽しみ方 展望、短い散策、湖一周、登山、野生動物観察
必要な準備 国立公園パス、防水・防寒着、歩きやすい靴、飲料水



クレイドルマウンテンへの行き方・アクセス

クレイドルマウンテンには鉄道駅がなく、一般的な旅行者はレンタカー、送迎バス、日帰りツアーで訪れます。最も近い主要都市はロンセストンで、ホバートからの日帰りは移動時間が長くなります。

ロンセストンから車で行く

ロンセストン中心部からクレイドルマウンテン・ビジターセンターまでは約140キロ、通常は車で約2時間から2時間30分です。

一般的な経路は、ロンセストンからBass Highway(A1)を西へ進み、デロレイン方面からMole Creek Road、Cethana Road、Cradle Mountain Roadを通ります。途中から片側1車線の山道となり、カーブ、濡れた路面、野生動物に注意が必要です。

冬は凍結や積雪、雨の後は倒木や路面状況の悪化が発生することがあります。Googleマップの所要時間だけで判断せず、出発前に道路と国立公園の警報を確認してください。

ロンセストンからクレイドルマウンテン・ビジターセンターへの経路

ホバートから車で行く

ホバートからは約300キロ、通常は片道4時間から4時間30分ほどかかります。日帰りすると運転時間だけで8時間前後になるため、早朝出発が必要です。

自分で運転する場合は、途中の休憩、給油、日没時刻を考え、可能であればクレイドルマウンテン周辺へ1泊する方が安全でゆっくり観光できます。

車を運転しない場合

車を運転しない旅行者には、ロンセストンまたはホバート発の日帰りツアーが分かりやすい方法です。ホテル送迎、国立公園への入場、園内移動、主要散策路がまとめられているため、バスを乗り継ぐ必要がありません。

季節運行の長距離バスやトレッキング利用者向け送迎もありますが、毎日運行とは限らず、荷物、停留所、到着時刻の確認が必要です。短期旅行では日帰りツアーまたは宿泊付き送迎が使いやすいでしょう。

園内シャトルバス

ビジターセンターからダブ湖へ向かう道は狭く、観光シーズンの日中は一般車両の通行が制限されます。この時間帯は、ビジターセンター発のシャトルバスを利用します。

主な停留所は、ビジターセンター、インタープリテーション・センター/レンジャー・ステーション、スネーク・ヒル、ロニー・クリーク、ダブ湖です。ビジターセンターからダブ湖までは片道約20分です。

運行は毎日で、季節により始発・最終時刻が変わります。夏はおおむね午前8時10分から午後7時、冬は午前8時45分から午後4時が目安ですが、当日の時刻をビジターセンターで必ず確認してください。

国立公園パスとシャトル料金

国立公園へ入るには有効なタスマニア州国立公園パスが必要です。クレイドルマウンテン・アイコン・デイ・パスやオーバーランド・トラック・パスを持たない18歳以上の旅行者には、シャトルバス料金15.50豪ドルが適用されます。18歳未満はシャトル無料です。

パスの種類と料金は変更されることがあるため、訪問前にタスマニア州公園野生生物局の公式サイトで確認してください。

移動・入園 確認すること
レンタカー 山道、凍結、野生動物、給油場所、日没時刻。
園内シャトル 季節別の始発・最終、停留所、帰りの最終便。
国立公園パス 旅行人数、滞在日数、他の国立公園訪問予定で選ぶ。
日帰りツアー 出発都市、歩行時間、催行曜日、ホテル送迎、料金。
冬の訪問 道路警報、チェーン、積雪、シャトル変更の有無。




気候、ベストシーズン、服装

クレイドルマウンテンの天候は、タスマニアの都市部より低温で変化が速いのが特徴です。朝は晴れていても、数時間後に雨、霧、強風、みぞれとなることがあります。

夏の12月から2月は日照時間が長く、湖一周や展望台への散策に向きます。ただし、夏でも気温が一桁まで下がる日があり、防水ジャケットとフリースは必要です。

秋の4月から5月には、タスマニア固有の落葉樹ファガスが黄から赤へ色づきます。冬の6月から8月は雪景色を見られる可能性がありますが、道路凍結、強風、散策路閉鎖に備えなければなりません。

春の9月から11月は高山植物が咲き始め、動物の活動も増えます。一方、雪や冷たい雨が残ることもあります。

時期 特徴 服装と注意点

12~2月
日が長く、散策しやすい。混雑期。 防水ジャケット、薄手ダウン、帽子、日焼け止め。

3~5月
ファガスの紅葉。朝晩は冷える。 保温着、手袋、防水靴。日没が早くなる。

6~8月
雪、凍結、短い日照時間。 防寒・防水上下、手袋、帽子。道路警報を確認。

9~11月
花と野生動物。天候の変化が大きい。 重ね着、防水装備。残雪とぬかるみに注意。

山頂やマリオンズ・ルックアウトへ向かう場合は、町歩き用の服装では不十分です。防水ジャケットと防水パンツ、暖かい中間着、丈夫な靴、帽子、手袋、食料、飲料水を用意し、悪天候時は引き返してください。



クレイドルマウンテンの見どころ

クレイドルマウンテンには、10分ほどで歩ける遊歩道から8時間程度の山頂登山まで、体力と滞在時間に合わせて選べる散策路があります。

初めての日帰り旅行なら、ダブ湖、エンチャンテッド・ウォーク、ロニー・クリークを組み合わせると、湖、森、草原、野生動物を無理なく楽しめます。

ダブ湖とボートシェッド

ダブ湖はクレイドルマウンテンを代表する景観です。シャトル終点から湖畔へ出ると、天候が良い日には湖面の向こうに山の輪郭が見えます。

湖畔の歴史あるボートシェッドは人気の撮影場所です。シャトル到着直後は混みやすいため、写真撮影だけなら少し時間をずらすと落ち着いて見られます。

アクセス シャトル終点のダブ湖から徒歩
所要時間 展望と写真だけなら30分~1時間
難易度 湖畔の展望は容易。遊歩道は天候で滑りやすい。
おすすめ 早朝、風の弱い時間、山が見える晴天時

ダブ湖一周コース

ダブ湖一周は約6キロ、所要2~3時間、グレード3の代表的な散策コースです。湖畔の森、岩場、滝、クレイドルマウンテンの異なる表情を楽しめます。

反時計回りに歩くと、序盤にボートシェッドを通り、その後に森林区間へ入ります。雨の後は木道、岩、根が滑りやすくなるため、底のしっかりした靴を履いてください。

エンチャンテッド・ウォーク

エンチャンテッド・ウォークは約1.1キロ、所要20分、グレード2の短い周回路です。クレイドルマウンテン・ロッジ付近から入り、苔に覆われた森と小川の風景を楽しめます。

時間の少ない方、子ども連れ、長い散策が難しい方にも選びやすいコースです。早朝や夕方には、パディメロンやウォンバットに出会う可能性があります。

ロニー・クリークとウォンバット

ロニー・クリークは、ボタン・グラスの草原と木道が広がるシャトル停留所です。ウォンバットの目撃が多い場所として知られ、特に夕方は草を食べる姿を見られることがあります。

動物との距離を保ち、進路をふさがず、フラッシュ撮影や餌付けをしないでください。木道の周辺は湿地で、指定された道から外れないことも大切です。

ウォルドハイム・シャレー

ウォルドハイム・シャレーは、クレイドルマウンテンの観光と自然保護に尽力したグスタフ・ワインドルファーゆかりの建物です。再現された室内展示から、山岳地域の初期観光の歴史を学べます。

周辺のワインドルファーズ・フォレスト・ウォークでは、苔、シダ、古木に囲まれた静かな森を歩けます。

クレーター湖

クレーター湖への散策は約5.7キロ、所要約2時間、グレード3が目安です。ダブ湖とは違う山上の湖と、周囲の岩峰を楽しめます。

高所へ上がるほど風と気温が変化します。雲が低い日や強風時は、マリオンズ・ルックアウトへの延長を無理に行わないでください。

マリオンズ・ルックアウト

マリオンズ・ルックアウトからは、ダブ湖、クレーター湖、クレイドルマウンテンを一望できます。短い観光散策より明らかに体力を要し、急な区間と鎖を使う場所があります。

雨、氷、強風では危険度が上がります。登山経験が少ない方は、ガイド付きツアーやダブ湖一周を選ぶ方が安心です。

クレイドルマウンテン山頂

山頂往復は約12.8キロ、所要約8時間、グレード5の本格的な登山です。終盤には大きな岩を越えるスクランブリングがあり、観光の延長では歩けません。

十分な登山経験、装備、体力、安定した天候が必要です。出発前にレンジャーへ状況を確認し、遅い時間から登り始めないでください。

デビルズ・アット・クレイドル

国立公園入口近くのデビルズ・アット・クレイドルでは、タスマニアンデビル、クオールなどの保護・繁殖活動を見学できます。

夜間の餌やりを含むツアーもあり、野生動物を確実に見たい方に向いています。国立公園散策とは別施設・別料金のため、営業時間と予約を確認してください。




クレイドルマウンテンのオプショナルツアー

レンタカーを運転しない方、雪や山道の運転が不安な方、短い日程で主要スポットを効率よく回りたい方には、日帰りツアーが便利です。

以下では、指定されたトラベルドンキーのロンセストン発とホバート発の2商品を紹介します。催行曜日と料金は2026年7月時点の現行商品・催行会社情報を基にしていますが、季節、日付、空席により変わるため、予約カレンダーで最終確認してください。

ロンセストン発:クレイドルマウンテン世界遺産1日ツアー

ロンセストンを朝に出発し、シェフィールドを経由してクレイドルマウンテンへ向かう英語ツアーです。国立公園では、天候と参加者の体力に合わせ、ダブ湖一周、マリオンズ・ルックアウト、短い散策などから案内されます。

ロンセストンからクレイドルマウンテンは片道約2時間のため、公園内で歩く時間を比較的長く確保できます。日帰りで自然散策をしっかり楽しみたい方には、ロンセストン発が最も選びやすいでしょう。

催行曜日 月曜・水曜・金曜(通年予定)
出発・帰着 ロンセストン午前7時30分ごろ発、午後6時ごろ帰着
料金 大人179豪ドル、子ども(8~15歳)169豪ドル
主な内容 往復送迎、英語ガイド、国立公園入園料、複数の散策候補
対象 8歳以上。歩きやすい靴と防水・防寒着が必要。

ロンセストン発クレイドルマウンテンツアーの詳細・予約

ホバート発:クレイドルマウンテン・アクティブ1日ツアー

ホバートを早朝に出発し、タスマニアを南から北西へ横断してクレイドルマウンテンを訪れる長時間ツアーです。片道約4時間あるため、出発は午前6時ごろ、帰着は午後9時ごろが目安となります。

移動時間は長いものの、ホバート滞在だけでクレイドルマウンテンを訪れたい方には貴重な選択肢です。公園内では約5時間を確保し、天候と体力に応じて散策します。

催行曜日 火曜・木曜・日曜を中心に催行(季節により変更あり)
出発・帰着 ホバート午前6時ごろ発、午後9時ごろ帰着
料金 大人270豪ドル、子ども同伴・大学生は245豪ドルから
主な内容 往復送迎、英語ガイド、国立公園入園料、公園内約5時間
注意点 約15時間の長い日程。体調、食事、歩行装備を準備。

ホバート発クレイドルマウンテンツアーの詳細・予約

2つのツアーの選び方

比較 ロンセストン発 ホバート発
移動時間 片道約2時間 片道約4時間
1日の長さ 約10時間30分 約15時間
歩行時間 比較的確保しやすい 公園内約5時間を予定
おすすめ クレイドルマウンテンを重視する旅行 ホバート滞在中に日帰りしたい方
負担 中程度 早朝から夜までの長時間移動

料金、催行曜日、子ども条件、ホテル送迎範囲は変更される場合があります。予約時には、リンク先の参加日カレンダーに表示される最新のネット料金と空席を確認してください。



クレイドルマウンテンのホテル

日帰りでも主要な景色は見られますが、夕方のウォンバット、朝の静かな森、天候回復を待つ余裕まで考えると、クレイドルマウンテン周辺に1泊する価値があります。

クレイドルマウンテン・ロッジ

クレイドルマウンテン・ロッジ(Peppers Cradle Mountain Lodge)は、世界遺産の原生地域に接する4038 Cradle Mountain Roadにある高級ロッジです。ビジターセンターや国立公園入口に近く、エンチャンテッド・ウォークへ歩いて行けます。

木々の中に独立したキャビンが点在し、暖炉のある客室、スパバス付きスイート、広いキング・ビリー・スイートなどを選べます。都市型ホテルとは異なり、自然の中で静かに過ごすことを目的とした宿泊施設です。

名称 クレイドルマウンテン・ロッジ
住所 4038 Cradle Mountain Road, Cradle Mountain TAS 7306
アクセス ロンセストンから車で約2時間、デボンポートから約1時間30分
チェックイン 午後2時から
チェックアウト 午前10時まで
受付 毎日午前7時~午後10時
設備 レストラン、タバーン、スパ、駐車場、ゲストランドリー、ショップ
Web クレイドルマウンテン・ロッジ公式サイト

客室タイプ

客室はペンシル・パイン・キャビン、コンテンポラリー・スパ・キャビン、スパ・スイート、キング・ビリー・スイートなどに分かれます。客室ごとに暖炉、スパバス、バルコニー、定員が異なります。

スパ・スイートにはキングベッド、暖炉、電気ヒーター、冷蔵庫、ネスプレッソ、バルコニー、スパバスなどがあり、2~3人向けです。家族用スパ・スイートは、別室のシングルベッドを備えます。

最上位のキング・ビリー・スイートは、独立した寝室とリビング、両面暖炉、大型バスルーム、屋外ジャグジーを備えます。

レストランとスパ

館内には、コース料理を楽しむハイランド・レストランと、よりカジュアルに利用できるタバーンがあります。宿泊プランによって朝食や夕食の有無が異なるため、予約内容を確認してください。

ウォルドハイム・アルパイン・スパは毎日営業し、トリートメントや温浴設備を利用できます。人気時間帯は早く埋まるため、宿泊と同時に予約すると安心です。

山間部のため携帯電話とインターネットは不安定です。テルストラが一部でつながることがありますが、常時接続を前提にしない方がよいでしょう。

クレイドルマウンテン・ロッジが向いている人

国立公園の近くで自然を満喫したい方、夕方と早朝の散策を楽しみたい方、暖炉のあるキャビンへ泊まりたいカップル、日帰り運転の負担を避けたい方に向いています。




日帰り・1泊2日のモデルコース

ロンセストン発の日帰りモデル

時間 予定
午前7時 ロンセストンを出発
午前9時30分 ビジターセンター到着、パスとシャトル確認
午前10時 ダブ湖へ移動、展望とボートシェッド
午前10時30分 ダブ湖一周、または短い散策を選択
午後1時30分 昼食、ロニー・クリークまたはウォルドハイムへ
午後3時30分 ビジターセンターへ戻る
午後6時 ロンセストン到着

1泊2日モデル

1日目はロンセストンまたはホバートから移動し、午後にエンチャンテッド・ウォーク、ウォルドハイム、ロニー・クリークを訪れます。夕方は野生動物を探し、クレイドルマウンテン・ロッジへ宿泊します。

2日目は早めにダブ湖へ向かい、天候と体力に合わせて湖一周、クレーター湖、マリオンズ・ルックアウトのいずれかを選びます。午後にシェフィールドやデロレインへ立ち寄り、ロンセストン方面へ戻ると無理のない日程です。

悪天候時の組み替え

山が雲に隠れている日は、展望だけを待ち続けず、エンチャンテッド・ウォーク、ウォルドハイム展示、デビルズ・アット・クレイドルなどへ予定を切り替えます。

1泊すれば、翌朝に天候が回復する可能性があります。冬や春は、散策路の閉鎖とシャトル運行状況を最優先してください。



クレイドルマウンテン周辺の観光スポット

シェフィールド

シェフィールドは、建物の壁に多数の壁画が描かれた「壁画の町」です。ロンセストンやデボンポートからクレイドルマウンテンへ向かう途中に立ち寄りやすく、カフェと短い町歩きに向いています。

場所 クレイドルマウンテンから車で約1時間
見どころ 壁画、地元ギャラリー、カフェ、マウント・ローランドの景観
滞在目安 30分~1時間30分

モール・クリーク

モール・クリーク周辺には鍾乳洞、森林、農村風景があります。ロンセストンとの往復途中に組み込めますが、洞窟ツアーは出発時刻が決まっているため予約が必要です。

タスマニアン・アーボリータム

デボンポート方面へ移動する場合は、タスマニアン・アーボリータムでカモノハシ観察を狙う方法があります。野生動物のため必ず見られるわけではありませんが、夕方は活動が増える傾向があります。

レイク・セントクレア

同じ国立公園名に含まれるレイク・セントクレアは、クレイドルマウンテンの南側にあります。道路で直接短時間に抜けられる場所ではなく、車では大きく回り込む必要があります。

短期旅行で両方を訪れる場合は、別々の日を確保してください。オーバーランド・トラックは、クレイドルマウンテンからレイク・セントクレアまで約65キロを6日前後で歩く本格縦走路です。




持ち物、安全対策、注意点

クレイドルマウンテンでは、短い散策でも天候が変わる可能性があります。街を出る時に晴れていても、防水・防寒装備を車やホテルへ置いて行かないでください。

持参したい物

  • フード付き防水ジャケット
  • 長い散策では防水パンツ
  • フリースまたは薄手ダウン
  • 底のしっかりした防水性のある靴
  • 帽子、手袋、予備の靴下
  • 飲料水、昼食、行動食
  • 日焼け止め、サングラス
  • モバイルバッテリー
  • 紙の地図またはオフライン地図
  • 虫よけ

散策路を外れない

高山植物、湿地、苔は踏みつけに弱いため、木道と表示されたルートを歩きます。写真のために立入禁止区域へ入らないでください。

野生動物へ近づかない

ウォンバットやワラビーが道の近くにいても、触らず、餌を与えず、十分な距離を保ちます。道路では夕方から夜に動物が増えるため、速度を落としてください。

登山届と天候の確認

マリオンズ・ルックアウト、山頂、長時間のルートへ行く場合は、出発時刻、同行者、ルートを共有し、レンジャーの案内を確認します。携帯電話が圏外となる場所が多くあります。

最終シャトルに遅れない

ダブ湖からビジターセンターへ戻る最終便を確認し、余裕を持って散策を終えます。乗り遅れると、長い距離を歩く、または現地スタッフへ相談する必要があります。

山頂登山では、雨、雪、氷、強風、視界不良により短時間で危険な状態になります。「ここまで来たから」と無理をせず、天候が悪化したら引き返してください。



クレイドルマウンテンに関するよくある質問(FAQ)

ロンセストンからクレイドルマウンテンまで何時間かかりますか?

ロンセストン中心部からクレイドルマウンテン・ビジターセンターまでは約140キロ、車で通常2時間から2時間30分ほどです。

一般的には、ロンセストンからデロレイン方面へ進み、モール・クリーク、セタナを経由してクレイドルマウンテンへ向かいます。

途中からカーブの多い山道となるため、雨天、道路工事、休憩時間を考え、Googleマップの表示時間より余裕を持って計画してください。

冬は積雪や路面凍結が発生することもあるため、出発前に道路状況と国立公園の警報を確認しましょう。

ホバートからクレイドルマウンテンへ日帰りできますか?

ホバートからクレイドルマウンテンまでは約300キロあり、車で片道4時間から4時間30分ほどかかります。

日帰りは可能ですが、往復の移動だけで8時間前後となり、早朝から夜までの長い行程になります。

自分で運転する場合は、休憩、給油、日没時刻を考え、無理のない計画を立ててください。

長時間の運転を避けたい方は、ホバート発の日帰りツアーを利用するか、クレイドルマウンテン周辺へ1泊する方法がおすすめです。

ホバート発クレイドルマウンテンツアーの詳細を見る

ダブ湖まで自分の車で行くことはできますか?

園内シャトルバスの運行時間中は、ビジターセンターからダブ湖へ向かう道路への一般車両の乗り入れが制限されます。

ビジターセンターの駐車場へ車を停め、園内シャトルバスを利用してダブ湖へ向かうのが基本です。

シャトルバスは、ビジターセンター、レンジャー・ステーション、スネーク・ヒル、ロニー・クリーク、ダブ湖などに停車します。

シャトル運行時間外に一般車両で入れる場合もありますが、道路は狭く、天候や混雑によって規制が変更されます。当日の案内に従ってください。

ダブ湖一周には何時間かかりますか?

ダブ湖一周コースは約6キロ、通常の所要時間は2時間から3時間です。

湖畔のボートシェッド、森林、岩場、滝などを見ながら歩くため、写真撮影や休憩を含めると3時間程度を見込むと安心です。

コースはグレード3で、本格的な登山ではありませんが、雨の後は木道、岩、木の根が滑りやすくなります。

歩きやすく、底のしっかりした靴を履き、防水ジャケットと飲料水を持参してください。

夏でも防寒着を持って行く必要がありますか?

夏でも防寒着が必要です。

クレイドルマウンテンは山岳地域にあり、夏でも気温が一桁まで下がることがあります。雨や強風が加わると、体感温度はさらに低くなります。

フード付きの防水ジャケット、フリースまたは薄手のダウンジャケットを持参してください。

マリオンズ・ルックアウトや山頂など標高の高い場所へ向かう場合は、手袋、暖かい帽子、防水パンツも用意すると安心です。

ウォンバットはどこで見られますか?

ウォンバットは、ロニー・クリーク周辺のボタン・グラス草原で見られることが多くあります。

特に早朝や夕方は活動が増え、草を食べながら歩く姿を見られる可能性があります。

エンチャンテッド・ウォークやクレイドルマウンテン・ロッジ周辺で見られることもありますが、野生動物のため必ず出会えるわけではありません。

見つけても近づき過ぎず、進路をふさいだり、触ったり、餌を与えたりしないでください。

ロンセストン発とホバート発では、どちらのツアーがおすすめですか?

移動時間が短く、クレイドルマウンテンで歩く時間を確保しやすいのは、ロンセストン発のツアーです。

ロンセストンからは片道約2時間のため、ダブ湖、短い森林散策、天候に応じた長めのウォーキングなどを組み合わせやすくなっています。

ホバート発は片道約4時間かかり、1日約15時間の長い行程となりますが、ホバートだけに滞在する方には便利です。

クレイドルマウンテンには何泊するのがおすすめですか?

ダブ湖や短い散策路など、主な見どころだけを巡る場合は日帰りでも観光できます。

夕方のウォンバット観察、早朝の静かなダブ湖、長めのウォーキングを楽しみたい場合は、1泊がおすすめです。

天候の回復を待ちながら、ダブ湖一周、マリオンズ・ルックアウト、デビルズ・アット・クレイドルなどをゆっくり楽しむ場合は、2泊あると余裕が生まれます。

国立公園入口に近いクレイドルマウンテン・ロッジへ宿泊すると、エンチャンテッド・ウォークや早朝・夕方の散策に便利です。

クレイドルマウンテン・ロッジの詳細を見る

まとめ

クレイドルマウンテンは、ダブ湖、原生林、草原、野生動物、本格的な山岳景観を一度に楽しめるタスマニア屈指の観光地です。

ロンセストンからは車で約2時間から2時間30分、ホバートからは約4時間です。車を運転しない方は、指定されたトラベルドンキーのロンセストン発またはホバート発ツアーを利用すると、交通と国立公園観光をまとめられます。

短時間ならダブ湖、エンチャンテッド・ウォーク、ロニー・クリーク、時間と体力があればダブ湖一周やマリオンズ・ルックアウトへ進みます。防水・防寒装備を用意し、当日の天候とシャトル最終便を優先して計画してください。



タスマニアの旅行手配

トラベルドンキーでは、クレイドルマウンテン、ロンセストン、ホバートなど、タスマニアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。

タスマニアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。

タスマニア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いタスマニア旅行になりますよ。

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