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トラベルドンキー 現地情報
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2020年12月12日(土曜日)
3月23日 16:30pm以降、オアフ島外出自粛制限令の開始から、265日目になりました。
9月24日からは、「在宅勤務、外出制限」は、解除するとのことですが、全面解除ではなく、色々条件付きで段階を踏んでの解除になります。ーTier 1
10月15日、渡航72時間前以内のPCR検査の陰性証明があれば、14日間の隔離免除開始
10月22日(木)12:01amより、Tier 2 に移行。
5人以下なら他人同士でもレストラン内で食事可能。集まりOK!!
11月6日より日本からの観光客も到着72時間以内の陰性証明書があれば、14日間の隔離免除になりました。(その後、色々変更が有るようですので、要注意。)
今日は、土曜日、KCCのファーマーズ・マーケットの日です。
7時30分のスタート前、会場待ちの行列が出来ていました。
朝7時30分会場!!
今日のミュージシャンは、「VAL」さん。
このお店は、珍しいフルーツがいっぱい!!
「アイカネ・・コーヒー」名物の「飲むコーヒー・ゼリー」
今日から復活しました!!
ただ、このファーマーズ・マーケットの会場内では、飲食不可なので、会場の周りに黄色いテープが張り巡らされているので、そのテープの外側なら、飲食OK!!
詳しくは、こちらでどうぞ!!
2020年12月11日(金曜日)
3月23日 16:30pm以降、オアフ島外出自粛制限令の開始から、264日目になりました。
9月24日からは、「在宅勤務、外出制限」は、解除するとのことですが、全面解除ではなく、色々条件付きで段階を踏んでの解除になります。ーTier 1
10月15日、渡航72時間前以内のPCR検査の陰性証明があれば、14日間の隔離免除開始
10月22日(木)12:01amより、Tier 2 に移行。
5人以下なら他人同士でもレストラン内で食事可能。集まりOK!!
11月6日より日本からの観光客も到着72時間以内の陰性証明書があれば、14日間の隔離免除になりました。(その後、色々変更が有るようですので、要注意。)
今年もホノルルハレ前にシャカサンタさんご夫妻が登場!!
今年のサンタ夫妻は、マスク着用です!!
「写真を撮る位置のサークル」の注意書き!!
クリスマスツリーの前にこんなサークルが描いてあって、このサークルの位置で写真を撮るようになっています。
今年のクリスマスツリー
「HOPE」の文字のオーナメントです。
他の飾りは、これだけです。
いつもなら、この先にも色々飾りがあるのですが、は、これで終わりです。
詳しくは、こちらでどうぞ!!
2020年12月11日(金曜日)
3月23日 16:30pm以降、オアフ島外出自粛制限令の開始から、264日目になりました。
9月24日からは、「在宅勤務、外出制限」は、解除するとのことですが、全面解除ではなく、色々条件付きで段階を踏んでの解除になります。ーTier 1
10月15日、渡航72時間前以内のPCR検査の陰性証明があれば、14日間の隔離免除開始
10月22日(木)12:01amより、Tier 2 に移行。
5人以下なら他人同士でもレストラン内で食事可能。集まりOK!!
11月6日より日本からの観光客も到着72時間以内の陰性証明書があれば、14日間の隔離免除になりました。(その後、色々変更が有るようですので、要注意。)
マーケットシティ・ショッピングセンター内にある「クラウド・ナイン・カフェ」
店内の雲のインスタスポットもクリスマスの飾り付けがしてありました。
店内は、ソーシャル・ディスタンスを考慮して、ゆったりテーブルとイスも設置されています。
スフレケーキの入れ物の蓋が透明になり、中が見えるようになりました。
またここのボバティーや新製品のキャラメル・プリンも美味しいです!!
色んな種類のスフレ・パンケーキがあって嬉しい!!美味しい!!
詳しくは、こちらでどうぞ!!
2020年12月10日(木曜日)
3月23日 16:30pm以降、オアフ島外出自粛制限令の開始から、263日目になりました。
9月24日からは、「在宅勤務、外出制限」は、解除するとのことですが、全面解除ではなく、色々条件付きで段階を踏んでの解除になります。ーTier 1
10月15日、渡航72時間前以内のPCR検査の陰性証明があれば、14日間の隔離免除開始
10月22日(木)12:01amより、Tier 2 に移行。
5人以下なら他人同士でもレストラン内で食事可能。集まりOK!!
11月6日より日本からの観光客も到着72時間以内の陰性証明書があれば、14日間の隔離免除になりました。(その後、色々変更が有るようですので、要注意。)
ロイヤルハワイアンセンター3階
以前の「北京」レストランの跡にオープンした「ワイキキ・フードホール・カンパニー」
3月7日にグランドオープンした後、コロナ禍の為、休業していましたが、営業再開をしたというので、行って来ました。
ハンバーガーやプレートランチのお店が入っています。
営業時間は、朝11時半から午後7時まで。
行ったのが、11時半前だったので、まだ営業していませんでした。
外にテーブルやイスが置いてあるので、ここで食べることができるようですので、また営業時間内に行ってみたいと思います。
ウルフギャングのテラス席がこんな所に出来ていました。
カラニアナオレ・ハイウェイ
ハワイカイ方面行き
ホリデーシーズンに突入して、夜、検問をやっているそうですので、飲酒運転要注意です!!
詳しくは、こちらでどうぞ!!
2020年12月9日(水曜日)
3月23日 16:30pm以降、オアフ島外出自粛制限令の開始から、262日目になりました。
9月24日からは、「在宅勤務、外出制限」は、解除するとのことですが、全面解除ではなく、色々条件付きで段階を踏んでの解除になります。ーTier 1
10月15日、渡航72時間前以内のPCR検査の陰性証明があれば、14日間の隔離免除開始
10月22日(木)12:01amより、Tier 2 に移行。
5人以下なら他人同士でもレストラン内で食事可能。集まりOK!!
11月6日より日本からの観光客も到着72時間以内の陰性証明書があれば、14日間の隔離免除になりました。(その後、色々変更が有るようですので、要注意。)
シェラトンワイキキの正面玄関の銅像の下に赤いポインセチアが飾られていました。
ホテルの入口にも青いライトのクリスマスツリーと可愛いトナカイさんが居ました。
ロビーには、天井まで届く大きなクリスマスツリーが登場していました。
砂の彫刻の周りにも赤いポインセチアが飾ってありました。
「シェラトンワイキキ」内の「ローソン」内にも可愛いクリスマスツリーが飾られています。
「ホノルル・コーヒー」からは、コーヒーの良い香りが漂っていました。
赤いパラソルがクリスマスカラーで良いですね!!
詳しくは、こちらでどうぞ!!
ケアンズと言えば南国。
南国と言えば色とりどりのフルーツ。
そんなイメージありませんか?
ケアンズは個人宅の庭でも公園の植え込みでもフルーツができるほどのフルーツ天国。
今回はケアンズで食べることのできるおススメフルーツをご紹介していきましょう。
目次:ケアンズでのお勧め果物・フルーツ26選!(クリックで開閉)
- Rusty’s marketsラスティーズ・マーケット
- Mango マンゴー
- Papaya/ Paw Pawパパイヤ
- Bananaバナナ
- Pineappleパイナップル
- Passion Fruitsパッションフルーツ
- Water Melonスイカ
- Lyceeライチ
- Stone fruits桃の仲間
- Appleリンゴ
- Citrus 柑橘類
- Berry ベリー類
- Finger Limeフィンガー・ライム
- Coconutココナッツ
- Toadskin Melonトードスキン・メロン
- Jack Fruitsジャック・フルーツ
- Pomeloポメロ
- Custard Appleカスタード・アップル
- Black Sapoteブラック・サポテ
- Soursopサワーソップ
- Dragon Fruitsドラゴン・フルーツ
- Guavaグアバ
- Star Appleスター・アップル
- Star Fruitsスター・フルーツ
- Longanロンガン
- Burmese Grapesビルマ・グレープ
- Datesデイツ
- フルーツの値段表記について
Rusty’s marketsラスティーズ・マーケット
まずはフルーツを買うならココ!というおススメマーケットからご紹介します。
それがこのラスティーズ・マーケット
市内中心地のグラフトンストリートにあります。
毎週金曜から日曜の3日間だけ開催されています。
青果市場の色合いが濃いのでケアンズ近辺で収穫された新鮮な果物や野菜が主に売られています。
ちなみにほとんどのお店で支払いは豪ドルの現金のみとなっていますのでご注意ください。
場所名 |
ラスティーズ・マーケットRusty’s Market |
---|---|
場所 | 57-89 Grafton Street, Cairns QLD 4870 (地図) |
電話 | +61-7-4040-2705 |
営業時間 |
金曜 05:00am – 16:00pm |
Webサイト | https://www.rustysmarkets.com.au/ |
Mango マンゴー
言わずと知れたトロピカルフルーツの王様。
ケアンズでは町はずれの公園にマンゴーの木が植えられているのをしばしば見かけます。
11月ともなれば甘い香りで人々を惹きつけ、地元オージーたちのマンゴー狩りが始まります。
もちろん市内スーパーマーケットやラスティーズ・マーケットでもお買い求めいただけます。
マンゴーにもいくつか品種があり、高級とされるものにはKensington Prideケンジントン・プライドやR2E2アール2イー2といった品種があります。
ラスティーズ・マーケットなどでお手軽に買えるのはBowenボーエン・マンゴーという品種です。
ボーエン・マンゴーは高級品種よりやや小ぶりですが、甘みが強く濃厚な香りを発します。
12月初旬現在、1キロあたり$3.99で売られていました。
マンゴーは生食の他にドライフルーツにしたDried mangoドライ・マンゴーが人気です。
こちらはぐっとお値段が上がりますが、マンゴーの甘みがぎゅっと濃縮されていて大人気の商品です。
マンゴーの原産地はインドおよびインドシナ半島周辺とされています。
マンゴーの濃縮版ドライ・マンゴー
降り注ぐようにマンゴーが落ちているケアンズ郊外の公園
Papaya/ Paw Pawパパイヤ
こちらもトロピカルフルーツの代表選手ですね。
クイーンズランド州ではPaw pawポウポウと呼ばれることが多いです。
ケアンズではお家の庭にパパイヤを実らせているお宅をよく見かけます。
品種としてはレッド・パパイヤが多く、外見は黄色ですが果肉は濃いオレンジ色をしています。
クセのある香りが特徴で、甘みも強いのが特徴です。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$3.50で売られていました。
熟す前の緑色のパパイヤはグリーン・ポウポウと呼ばれ、タイ料理では香辛料、魚醤(ナンプラー)とともにサラダに使われます。
パパイヤの原産地はメキシコおよび西インド諸島とされています。
たわわに実をつけている個人宅の庭先の「ポウポウ」
Bananaバナナ
オーストラリアのバナナは1800年代に華僑の人々によって西オーストラリアへ持ち込まれました。
1880年代にはクックタウン、ケアンズ、ポートダグラス、タリー、イニスフェイルなどで大規模栽培が始まりました。
タリーやイニスフェイルは現在でもバナナ農家が多く、ケアンズではバナナは比較的安く購入することができます。
またモンキー・バナナと呼ばれる短い品種のバナナを庭に実らせているお宅を見かけることがあります。
普通のバナナに比べねっとりとクリーミーで、甘さも強いのが特徴です。
12月初旬現在、モンキー・バナナはラスティーズ・マーケットで1キロあたり$4.99で売られていました。
普通のバナナはラスティーズ・マーケットで1キロあたり$2.99で売られていました。
バナナの原産地は東南アジアとされています。
かわいいモンキー・バナナ
Pineappleパイナップル
オーストラリアのパイナップルのほとんどはクイーンズランド州内で生産されています。
日本のパイナップルと違い酸味が少なく、甘みが強いのが特徴です。
なかでもおススメしたいのがMareeba Goldマリーバ・ゴールドという品種。
ケアンズより内陸へ入ったマリーバという地区で生産されているものですが、正規のマリーバ・ゴールドにはひとつひとつブランドのステッカーが貼られています。
マリーバ・ゴールドは酸味がほぼなく、甘みがとても強くジューシーなのが特徴です。
果肉の黄色も濃く、芯に近い部分には蜜が多く含まれ半透明のような状態になっています。
温暖なケアンズでは食べ終えたパイナップルの房の部分を土に植えると、2年ほどでまたパイナップルを実らせることができます。
パイナップルの原産地はブラジルとされています。
Passion Fruitsパッションフルーツ
ケアンズでパッションフルーツほど地元オージーたちに身近なフルーツはないかもしれません。
それほど多くの家で生垣にこのパッションフルーツの蔦が這っているのを見かけます。
ケアンズ近辺のパッションフルーツは外見が濃い紫色のもので、ミスティ・ジェム、スイートハートなどの品種です。
パッションフルーツ特有の香りが強く、酸味もあるのが特徴です。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは3つで$2.50で売られていました。
パッションフルーツの原産地はブラジルとされています。
Water Melonスイカ
ケアンズで見かけるスイカは黒の縞模様ではなく、白の縞模様のもの、あるいは縞模様がなく全体に緑色単色というものが多いです。
日本の西瓜との違いはとにかくデカい!
まん丸の球体のものから楕円のカプセル形のものまでいろいろあります。
また種あり、種なしも両方あり、一般には種なしのほうが若干、お値段が高いようです。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$1.99で売られていました。
郊外の八百屋ではなんと!1キロあたり$1.80で売られていました。
スイカの原産地はアフリカ大陸だとされています。
赤ちゃんほどもある大きなスイカ
Lyceeライチ
ケアンズ近辺ではアサートン高原やマリーバ地区など内陸で生産されています。
みずみずしく甘みが強いのが特徴です。
皮をむいた後に変色するのが早いため、バイキングのレストランのフルーツコーナーに並ぶことはないですが、フルーツポンチなどに入ることが多いフルーツです。
12月に入ると市場などに並び始め、クリスマス頃にピークを迎えます。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$13.99で売られていました。
ライチの原産地は中国とされています。
Stone fruits 桃の仲間
ケアンズでは11月から2月頃まで、peach桃、nectarineネクタリン、plumプラム(スモモ)、apricotアプリコット(杏子)など様々な桃の仲間=stone fruitsストーン・フルーツを市場で見かけます。
ストーン・フルーツとは真ん中に核果と言われる固い核、厳密には硬化した内果皮がある果物の総称です。
実は同じように見えるこれらのフルーツですが、桃とネクタリンはバラ科モモ属。
プラムとアプリコットはバラ科サクラ属、と異なる属種の果物です。
これらは共に中国が原産地だとされています。
Appleリンゴ
オーストラリアでもリンゴは身近なフルーツの代表です。
小学生のランチボックスにサンドイッチとともにリンゴがごろり、なんていう光景を目にしたことがある方も多いはず。
ケアンズに流通しているリンゴにはいくつかの品種があります。
スーパーマーケットで買えるのは主にシャキシャキした食感で甘みも強いRoyal Galaロイヤル・ギャラ、甘さ控えめで食感も少し柔らかいRed Deliciousレッド・デリシャス、一番甘さがありジューシー、日本でもお馴染みのFujiフジ、酸味のある青りんごGranny Smithグラニー・スミスなどとなります。
リンゴは世界に7500ほども品種がありますが、元々の原産地はアジア西部など考えられています。
12月初旬現在、スーパーマーケットではロイヤル・ギャラが1キロあたり$8.50で売られていました。
Citrus 柑橘類
オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ライムはケアンズでは家の庭になるフルーツと言ったイメージがあります。
特にレモンとライムはケアンズに限らず、南はメルボルンやシドニーまで個人宅の庭に植えられることが多いフルーツです。
オレンジは夏場は主にバレンシア種、冬場は主にネーブル・オレンジ種が流通しています。
グレープフルーツはピンク・グレープフルーツ、通常の黄色いグレープフルーツともに流通しています。
Berry ベリー類
ケアンズでは苺(ストロベリー)はもちろん、その他にBlueberryブルーベリー、Raspberryラズベリー、Blackberryブラックベリーをスーパーマーケットで購入できます。
ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーはともにケアンズより涼しい地域、ヴィクトリア州、ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州、タスマニア州などで生産されています。
ブルーベリーはマイルドな甘さがあり、ラズベリーはほのかな酸味、ブラックベリーは強めの酸味があるのが特徴です。
スーパーマーケットで見かけるのは125gの小さなパックに入ったものが多いようです。
日本ではなじみの薄いブラック・ベリー
ストロベリーはオーストラリアのほぼ全土で生産されており、ケアンズ近郊でもアサートン高原のシャイリー農場で例年8月頃から収穫期のイチゴ狩りを楽しむことができます。
日本のイチゴと比べると大ぶりなものが多く、甘さも控えめとなっています。
農場名 |
シャイリー・ストロベリーズShaylee Strawberries |
---|---|
場所 | 255 Marks Lane, Gilles Highway, Atherton QLD 4883 (地図) |
電話 | +61-7-4091-2962 |
営業時間 | 毎日 09:00am – 16:00pm(クリスマス除く/ 2025年2月3日から2月26日は長期休業) |
webサイト | https://www.shayleestrawberries.com.au/ |
ここまでは日本でも目にするメジャーなフルーツをご紹介してきましたが、ここからはケアンズまたはオーストラリアならではの変わりモノたちをご紹介していきましょう。
Finger Limeフィンガー・ライム
今までご紹介したフルーツの中にオーストラリア原産のものがありませんでしたよね?
このフィンガー・ライムこそが数少ないオーストラリア原産のフルーツのひとつなんです。
クイーンズランド州の南東部、ニューサウルウェールズ州の北部が原産地と考えられています。
古くからブッシュフードとして先住民族アボリジニたちはこのフィンガー・ライムをジャムのようにして食していたようです。
皮ごと果実を指で押し挟むと、中からつぶつぶの果肉がこぼれ出てきます。
品種によって中の果肉はピンクであったりイエローであったりと様々。
口に入れるとプチプチとした食感が楽しめます。
いわゆる普通のライムと比べ香りが少なく味も酸味が抑えられています。
宝石のような透明感とコロコロした見ためのかわいさからキャビア・ライムとも呼ばれています。
フランスでは3つ星レストランなどでフランス料理、特に魚料理やデザートのトッピングなどに用いられるようになりました。
しかし絶対的な流通量の少なさからフランスや日本では1キロあたり1万円から1万5千円ほどと高級食材となっています。
12月初旬現在、ケアンズ郊外の八百屋さんでも1キロあたり$41.00、親指ほどの大きさ1本で$1ドル以上と、かなりの高値で売られていました。
透き通るプチプチの果肉たち
Coconutココナッツ
厳密にはフルーツではありませんが、ラスティーズ・マーケットの入り口にどっしり構えているのが、このココナッツジュース屋さんです。
ココナッツを割ってそこにストローを差してくれるだけなのですが、南国ケアンズのイメージと相まって旅行者には大人気です。
冷えているわけでも特別に甘い味がするわけでもないので、濃厚なココナッツの香りのする生暖かくほのかに甘い水、といった感じでしょうか。
近年、世界のトップアスリートやミュージシャンなどが健康に良いとココナッツウォーターを愛飲しているソーシャルネットワークの投稿を見かけます。
ココナッツウォーターにはカリウム、カルシウム、マグネシウムなどが多く含まれており、運動時の栄養補給、筋肉のけいれん防止に効果があります。
またカリウムの働きにより高血圧にも効果があり、心臓の心血管の疾患を防ぐ効果もあります。
ココナッツウォーターに含まれるいくつかの酵素には腸の消化機能を高める作用もあります。
抗酸化成分も含まれており、細胞の老化を抑制する効果があることも確認されています。
ラスティーズのこのジュース屋さんでは飲み終わったココナッツをさらに半分に割ってくれ、内果皮のなかのココナッツジェリーまで食べさせてくれます。
クサビのような器具に打ち付けながら皮を剥いでいきます
Toadskin Melonトードスキン・メロン
オーストラリアにはウォーターメロン(スイカ)を含め、外皮に網が掛かり果肉はオレンジ色のRockmelonロックメロン、ツルっとした薄緑の外皮で果肉は白色のHoneydew Melonハニーデュウ・メロンとメロンの仲間がいくつか売られています。
しかし日本で見かけないのがこのトードスキン・メロンだと思います。
トードスキンとは「ヒキガエルの皮膚のような」という意味で、そのボツボツとした外皮のことを指しています。
そんな不名誉な名称とは裏腹に、トードスキン・メロンの果肉はとてもジューシーで甘みも他のメロンたちより抜きんでています。
果実の大きさは他のメロンよりひと回り小ぶりで、ハンドボール大ほどの大きさです。
サンタクロース・メロン、クリスマス・メロンと呼ばれることもあり、アメリカではカリフォルニアやアリゾナで多く栽培されています。
12月初旬現在、ケアンズ郊外の八百屋さんではひとつ$3.60で売られていました。
トードスキン・メロンの原産地はスペインとされています。
中は白い果肉でいたって普通のメロン
Jack Fruitsジャック・フルーツ
ケアンズではケアンズ植物園のセンテニアルレイクやシュガーワールドのプール脇の公園などに植えられているのを目にすることができます。
その実はバレーボールほどの大きさになることもあり、ごつごつトゲトゲした外見は不気味ささえ感じますね。
ねっとりと絡みつくようにクリーミーな果実はみずみずしさはないですが甘みが濃厚でクセのある香りが特徴的です。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$12.99で売られていました。
ジャックフルーツの原産地はインド、バングラディッシュ辺りとされています。
Pomeloポメロ
ケアンズでは郊外の公園やシュガーワールドのプール脇の公園などに植えられているのを目にすることができます。
メロンほどもの大きさ、そして1kgほどもの重さになるミカン科ミカン属の柑橘類です。
緑色または黄色の分厚い外皮のなかにグレープフルーツのような果実が入っています。
みずみずしさには乏しく、味には甘みと酸味、そしてグレープフルーツのような少しの苦みがあります。
このポメロをジューシーに改良したものが日本でザボンやブンタンと呼ばれる果物です。
ポメロはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
ポメロの原産地は東南アジアとされています。
Custard Appleカスタード・アップル
ごつごつした外見からは想像もできないようなクリーミーで優しい甘さを持つフルーツがこのカスタード・アップルです。
その独特の形状が牛の心臓のようだとして日本ではギュウシンリ(牛心梨)とも呼ばれています。
リンゴのシャキシャキ感とはかけ離れたクリーミーで真っ白な果肉の中には大粒の黒い種子があります。
クリーミーな食感とは反対に味は控えめで、洋ナシのような爽やかな甘さが特徴です。
果実を持ち上げた時に柔らかみを感じるくらいの時が食べごろで、果実を半分に割りスプーンですくって食べます。
カスタード・アップルはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
原産地はアメリカ大陸とされています。
Black Sapoteブラック・サポテ
緑色の熟していない柿のような外見のこのフルーツがブラック・サポテです。
その焦げ茶色の果肉の色からチョコレートプリン・フルーツとも呼ばれています。
チョコレートの味がすると言われていますが日本人の私たちには干し柿の味のほうが近く感じられます。
こちらも果実を持ち上げた時に柔らかみを感じるくらいの時が食べごろで、果実を半分に割りスプーンですくって食べます。
干し柿のペーストのような果肉の中に大ぶりの種子がごろっと入っています。
ブラック・サポテはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
原産地は中央アメリカとされています。
Soursopサワーソップ
小さめのジャックフルーツ、または大き目のカスタード・アップル、といった外見なのがこのサワーソップです。
パイナップルやバナナを混ぜ合わせたような甘い香りが特徴です。
非常にジューシーで強い甘みと爽やかな酸味があります。
緑色の外皮の中には白い果肉が詰まっています。
サワーソップはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$5.99で売られていました。
原産地は中央アメリカとされています。
Dragon Fruitsドラゴン・フルーツ
近年、日本でもお馴染みになってきたドラゴンフルーツですが、オーストラリアでもほぼ全土で生産されています。
ドラゴン・フルーツはサボテン科に属するので育てるのも手間が掛からず園芸用としての人気もあります。
ケアンズで見ることのできるドラゴン・フルーツは外皮が濃いピンクまたは赤色のもので、黄色いものは流通していません。
果肉も赤いレッドピタヤ、果肉が白いホワイトピタヤの2品種が出回っています。
日本のドラゴン・フルーツより甘みがあるようです。
ドラゴン・フルーツはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$8.99で売られていました。
原産地はメキシコ、中央アメリカとされています。
Guavaグアバ
こちらのグアバも日本ではジュースなどですでにお馴染みのフルーツですよね。
オーストラリアで栽培、流通しているのは主にタイ・ホワイト、コモン、チェリーなどの品種です。
ケアンズで見かけるグアバは外見が緑色で、半分に割ると果肉は薄桃色のものです。
特有の香りと強い甘さが特徴です。
グアバはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$13.99で売られていました。
原産地はメキシコ、中央アメリカ、南アメリカとされています。
Star Appleスター・アップル
まん丸の果実で星型とは無縁のように見えるこのフルーツ。
実は半分に割ると種子の周りだけ果肉の色が淡くなっていて星形に見えるというフルーツです。
ケアンズで流通しているものは紫色の果実のもので、茶色のものは出回っていません。
スター・アップルは冷やして食べるのが一般的で、爽やかな甘みが特徴です。
スターアップルはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$6.99で売られていました。
原産地はメキシコ、中央アメリカとされています。
Star Fruitsスター・フルーツ
ケアンズではスター・フルーツも家の庭になるフルーツ、といったイメージがあります。
果実を切ると星形になるところからこの名前が付いています。
香りは薄 いですが梨のような香りがします。
ビタミンCが多く含まれ、その味は酸味がありほのかに甘いといった程度ですがジューシーで美味しいフルーツです。
クイーンズランド州で広く生産されています。
ケアンズでは主に1月中旬くらいからスーパーマーケットなどにも流通します。
ジューシーさがポイントなので外皮にハリのあるものを選ぶと良いでしょう。
過去の1月の平均でひとつ$2.99で売られていました。
原産地はインドとなっています。
Longanロンガン
ロンガンはリュウガン(竜眼)とも呼ばれるフルーツです。
まん丸のその実を半分に割ると白い果肉の真ん中に黒い種子がある様子が目玉のように見えます。
ライチやランブータンの仲間で、香りや味、食感も非常に似たものがあります。
その実はライチよりひと回り小さく、枝に房のように実を付けます。
ケアンズのある北部クイーンズランド州には中国からその種子が持ち込まれたとされています。
その香りは中国ではムスク(じゃこう)に例えられ、ストレスを和らげ、免疫効果を高め、造血の作用があるとされてきました。
実がしっかりした弾力のあるものが美味しいと言われています。
指で押し挟むだけで皮が裂け、果実を食べることができます。
ロンガンはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
原産地はインドとされています。
Burmese Grapesビルマ・グレープ
最近、ラスティーズ・マーケットで見かけるようになったのがこのビルマ・グレープです。
先述のロンガンに似ていますが、果実はそれよりひと回り小さく、外皮が白っぽいのが特徴です。
こちらも同じくライチやランブータンの仲間でブドウの仲間ではありません。
味もロンガンに似ていますが、もう少し酸味があります。
ビルマ・グレープはケアンズではラスティーズ・マーケットでお買い求めいただけます。
12月初旬現在、ラスティーズ・マーケットでは1キロあたり$6.99で売られていました。
名前の通りビルマが原産地とされています。
Datesデイツ
オーストラリアのスーパーマーケットに行くと必ず見かけるこのプルーンのようなもの。
これはナツメヤシの実をドライフルーツにしたものです。
オーストラリアでは南オーストラリア州やノーザンテリトリーで生産されています。
スーパーマーケットに並んでいるものの中にはアメリカから輸入されたものを多く見受けられます。
ケアンズでは生食用のナツメヤシの実は見かけません。
デイツはスイーツに用いられることも多く、代表的なスイーツはデイツ・パイです。
プルーン、あるいは干し柿のような濃厚な甘さがあるので、デイツ・パイには生クリームが添えられていることが多いようです。
原産地は定かに特定されていませんが、北アフリカであるとする説が有力なようです。
フルーツの値段表記について
オーストラリアではお肉や魚介類だけでなく、果物や野菜の量り売りも多く見かけられます。
特に青果市場などでこの傾向が強く、単位はグラム単位ではなくキログラム単位になります。
ここでいくつか値段表記の代表例をご紹介しましょう。
$1.00/kg
これは1キロあたり$1ドル、という意味です。
日本のような100gいくらという表記は一般的ではありません。
しかし近年、商品比較あるいは他店との価格競争のため、スーパーマーケットの値段表記には100gあたりの値段が併記されることが多くなりました。
$1.00 ea
これはひとつ$1ドル、という意味です。
eaはeachと表記されることもあります。
スイカやメロンなど大きな果物やカボチャ、大根などの野菜にこの表記が使われることが多いです。
$1.00/bag
これは一袋$1ドル、という意味です。
袋詰めのリンゴ、ネットに入ったオレンジなどにこの表記が使われます。
一般に量り売りより袋詰めのほうが若干、100gあたりのお値段が高いことが多いようです。
$1.00 bunch
これは一束で$1ドル、という意味です。
Bunchは「束」という意味の英語です。
ネギ、ニラ、レモングラスなどにこの表記が使われます。
$1.00/pack
これはパックひとつで$1ドルの意味です。
イチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーは運搬時の品質保持のためパックに入れて売られています。
ケアンズの旅行手配
トラベルドンキーでは、ケアンズのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
ケアンズを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
ケアンズ旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いケアンズ旅行になりますよ。
ケアンズのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
2020年12月9日(水曜日)
3月23日 16:30pm以降、オアフ島外出自粛制限令の開始から、262日目になりました。
9月24日からは、「在宅勤務、外出制限」は、解除するとのことですが、全面解除ではなく、色々条件付きで段階を踏んでの解除になります。ーTier 1
10月15日、渡航72時間前以内のPCR検査の陰性証明があれば、14日間の隔離免除開始
10月22日(木)12:01amより、Tier 2 に移行。
5人以下なら他人同士でもレストラン内で食事可能。集まりOK!!
11月6日より日本からの観光客も到着72時間以内の陰性証明書があれば、14日間の隔離免除になりました。(その後、色々変更が有るようですので、要注意。)
「パールス・コリアン・バーベキュー」
カヘカの「ドン・キホーテ」の入口横にあります。
店内でも、使えるテーブルに間隔を置いて、食べれるようになっていました。
ここのおかずは、何を選んでも美味しいです!!
ミートジャン&フィッシュジャン・コンボ $15.99-
量もたっぷり、美味しいです!!
詳しくは、こちらでどうぞ!!
2020年12月8日(火曜日)
3月23日 16:30pm以降、オアフ島外出自粛制限令の開始から、261日目になりました。
9月24日からは、「在宅勤務、外出制限」は、解除するとのことですが、全面解除ではなく、色々条件付きで段階を踏んでの解除になります。ーTier 1
10月15日、渡航72時間前以内のPCR検査の陰性証明があれば、14日間の隔離免除開始
10月22日(木)12:01amより、Tier 2 に移行。
5人以下なら他人同士でもレストラン内で食事可能。集まりOK!!
11月6日より日本からの観光客も到着72時間以内の陰性証明書があれば、14日間の隔離免除になりました。(その後、色々変更が有るようですので、要注意。)
「We Heart Cake Company」
カイムキのワイアラエ通り沿いにあります。
店内、白とピンクで可愛いです。
ピンクのクリスマスツリーが可愛いです。
ピンクのポインセチアも可愛いです。
可愛いカップケーキが色々
詳しくは、こちらでどうぞ!!
世界遺産は、1972年に成立した世界遺産条約に基づき、ユネスコの世界遺産委員会の審議により決定される「世界文化遺産」と「世界自然遺産」、そして「世界複合遺産」があります。広大で美しい自然や、過去の歴史が詰まった遺跡など、みなさんもこれまでにいくつか国内・国外の世界遺産を目にしたことがあるのではないでしょうか。
2025年1月現在、世界遺産の総数は2334件、オーストラリアには、文化遺産が4件、自然遺産が12件、複合遺産が4件の合計20件の世界遺産が登録されています。
オーストラリアの世界遺産と言えば、自然遺産のグレート・バリア・リーフや、複合遺産のウルル・カタ・ジュタ国立公園などが真っ先に頭に浮かんで来ると思いますが、実はシドニー市内やその近郊にも世界遺産があるので、街歩きのついでにふらっと立ち寄ることもできるんですよ。
それでは、今回はシドニー在住のスタッフが、シドニー市内、及びシドニー近郊にある世界遺産を、シドニー観光の現地在住者ならではのアドバイスも交えながらご紹介させていただきますね♪
目次:シドニーの世界遺産(クリックで開閉)
シドニー・オペラハウス
人類の創造的才能を表現する傑作として、2007年に世界文化遺産登録をされたシドニー・オペラハウス (Sydney Opera House)は、シドニーのみならず、オーストラリアを代表するアイコンとして世界中の人々に知られている建築物です。シドニーに来たことがない人も、今までに一度はテレビや写真などでオペラハウスを見たことがあると思います。
デンマークの建築家ヨーン・ウツソンによって設計された画期的なデザインのオペラハウスは、1959年に工事を着工し、当初の完成予定の1963年という計画から大幅に遅れて1973年に完成しました。
ヨットの帆を思わせる外観は、360度どの角度から見ても美しいですが、特にシドニー湾内からシティを背景に見るオペラハウスはお勧めです。
オペラハウス、という名前が付けられていますが、実際には2679席のコンサート・ホール、1507席のジョーン・サザーランド劇場と呼ばれるオペラ劇場、544席のドラマシアター、そして398席のプレイハウスから成っています。
タイミングと時間、ご予算が許されるのであれば、事前にコンサートやオペラを予約して中のホールに入ることができますが、もっと気軽に、オペラハウスの外観や館内をガイドが説明してくれる日本語30分のツアーや、英語1時間のツアーもあり、今画期的なデザインの建築に関する話を実際実物を目の前にして聞いたり、大ホールの世界最大級のパイプオルガンを見たりすることができます(コンサートやオペラが開催中などの理由で大ホールに入れない場合もあります)。
また、毎年シドニーの冬の風物詩として開催される光の祭典「ビビッド・シドニー」では、いつもは夜、白くライトアップされているオペラハウスが、まるで絵を描くキャンパスのように光で映像や様々な模様が映し出されます。
新型コロナウィルスに起因する行動規制が実施されていた期間は、オペラハウスの館内見学ツアーも休止されていましたが、現在は英語、日本語のツアーどちらも再開されています。
英語によるツアーは、「ザ・シドニー・オペラハウス・ツアー」の他、毎週土曜日に催行される、特にオペラハウスの建築に関して焦点を当てる「オペラハウス・アーキテクチュアル・ツアー」、金曜日から日曜日の早朝出発、オペラハウスのバックステージを見ることのできる「バックステージ・ツアー」が、オペラハウス専属ガイドによって催行されています。
名称 | シドニー・オペラハウス (Sydney Opera House) |
---|---|
住所 | Bennelong Point, Sydney NSW 2000(Google Map) |
アクセス | タウン・ホールから徒歩25分、車で9分 |
世界遺産登録名 | シドニー・オペラハウス |
タイプ | 世界文化遺産 |
登録年 | 2007年 |
料金 | オペラ、コンサートや内部見学のツアーにより料金が異なる |
Web | https://www.sydneyoperahouse.com/ |
ハイドパーク・バラックス
2010年に世界文化遺産登録された「オーストラリアの囚人遺跡群」は、オーストラリア国内のニュー・サウス・ウェールズ州、西オーストラリア州、タスマニア州、そしてノーフォーク島の11か所に点在します。
1788年にオーストラリアへのイギリス人による入植が開始され、イギリスから囚人が強制労働者として移送され、またオーストラリアにもともと居住していたアボリジニの人々もまた、強制的に追いやられた、当時のヨーロッパ帝国主義による植民地拡大の証拠として、負の遺産を後世に伝えています。
その11か所の囚人遺跡群のひとつ、ハイド・パーク・バラックス (Hyde Park Barracks)は、1818年から1819年にかけてラックラン・マッコーリー総督の命により、囚人であり建築家でもあったフランシス・グリーンウェイによって建てられました。
もともとは、男性囚人の収容施設でしたが、その後女性の保護施設として使用され、1981年以降は歴史遺産として管理されるようになりました。現在は、博物館として公開されていて、当時の囚人の生活として、ハンモックの寝室や、囚人の管理方法などを学ぶことができます。
ハイド・パーク・バラックスの館内に入るのには以前は12ドルほどの入館料がかかっていましたが、現在は無料となっています。
シドニーシティのど真ん中、ハイド・パークのすぐ隣に位置し、ロイヤル・ボタニック・ガーデンやサーキュラー・キーにほど近いので、市内散策の際にぜひ足を運んでみてください。
名称 | ハイド・パーク・バラックス (Hyde Park Barracks) |
---|---|
住所 | Queens Square, Macquarie St, Sydney NSW 2000(Google Map) |
アクセス | タウン・ホールから徒歩8分 |
世界遺産登録名 | オーストラリアの囚人遺跡群 |
タイプ | 世界文化遺産 |
登録年 | 2010年 |
料金 | 無料 |
Web | https://hydeparkbarracks.sydneylivingmuseums.com.au/ |
コッカトゥー・アイランド
ハイド・パーク・バラックスと同じく「オーストラリアの囚人遺跡群」のひとつ、コッカトゥー・アイランド (Cockatoo Island)は、シドニー湾に浮かぶ最大の島で、現在ではオーストラリア国内・国外からの観光客にとって人気の観光スポットです。
1839年、ジョージ・ギプス総督の命により、コッカトゥー・アイランドに刑務所が設置され、その後刑務所としての役割が1869年にタスマニアのダーリンハースト刑務所に移されるまでの30年間、イギリスからの囚人を受け入れてきました。
その後、コッカトゥー・アイランドは拡張工事が行われ、オーストラリア海軍も使用する造船所として1992年まで操業していました。特に第二次世界大戦時には実に20隻もの船舶が、このコッカトゥー・アイランドで製造され、戦場に送り出されていました。
コッカトゥー・アイランドが再び一般公開されることになったのは2005年とつい最近のことです。現在では、カフェ、バー、レストラン、無料バーベキュー施設、散策路、公園などがあり、サーキュラー・キーからフェリーで30分、入島は無料なので、観光客のみならず、地元シドニーにとっても人気観光スポットとなっています。
また、キャンプ施設もあるので、キャンプ道具を持ち込んで場所だけ借りたり、快適な常設テントも用意されているので身軽にキャンプを体験することができます。BBQの食材も事前予約で現地調達できます。
コッカトゥー・アイランドの歴史に興味がある方には、ガイド付きツアーや、オーディオでのセルフ・ガイド・ツアー、金曜日と土曜日の夜のみ開催される18歳以上限定のゴースト・ツアーなど様々な志向のツアーも用意されています。
キャンプやツアーはスクールホリデー中や週末はかなり込みあうので、余裕をもって事前予約をした方がいいでしょう。
日本からの旅行者はあまりコッカトゥー・アイランドを訪れることはありませんが、シドニーで時間のある方には是非訪れていただきたい、シドニーの世界遺産の1つです。
名称 | コッカトゥー・アイランド (Cockatoo Island) |
---|---|
住所 | Cockatoo Island campground, Sydney Harbour NSW 2000(Google Map) |
アクセス | サーキュラー・キーからフェリーで15分 |
世界遺産登録名 | オーストラリアの囚人遺跡群 |
タイプ | 世界文化遺産 |
登録年 | 2010年 |
料金 | 無料 |
Web | http://www.cockatooisland.gov.au/ |
旧総督邸
旧総督邸 (Old Government House)は、シドニーの郊外パラマッタのパラマッタ・パーク内に位置する、ニュー・サウス・ウェールズ州の植民地初期のイギリス建築様式で建てられたオーストラリア最古の公共建築物です。
2899年から始まったイギリスからオーストラリアへの入植の歴史や当時のイギリス帝国の発展を象徴する建築物として、2010年にオーストラリアの囚人遺跡群の1つとして世界文化遺産に登録されました。
1800年から1848年まで、歴代のニュー・サウス・ウェールズ州総督が代々居住用に使用した邸宅ですが、現在残っている建物は、第6代のマッコーリー総督とその夫人が改装・増築を行ったもので、その1820年代に建てられた建築様式が、現在は一般公開されていて、当時の生活の様子をうかがい知ることができます。
この旧総督邸があるパラマッタ・パークは、旧パラマッタ政府の敷地を1858年に公共のものとし、85ヘクタールもの敷地にはピクニック・エリア、プレイグラウンド、サイクル・ロード、ウォーキング・ロード、レクリエーション・エリア、カフェ、レストランなどが揃っています。
旧総督邸の観光がてらパラマッタ・パークを散策したり、芝生でピクニック、カフェでゆっくり、などするのもいいですね♪
名称 | 旧総督邸 (Old Government House) |
---|---|
住所 | Parramatta Park, Cnr Pitt and Macquarie Streets, Parramatta NSW 2150(Google Map) |
アクセス |
タウン・ホールから車で40分 |
世界遺産登録名 | オーストラリアの囚人遺跡群 |
タイプ | 世界文化遺産 |
登録年 | 2010年 |
料金 | 入場料:大人$15、コンセッション$12、子ども(6-16歳)$12 |
Web | https://www.nationaltrust.org.au/places/old-government-house/ |
ブルーマウンテンズ
シドニーを訪れる観光客の人気ナンバー観光スポットと言えば、何といってもブルーマウンテンズ (Blue Mountains)。
シドニー市内から西へ81km、車で約1時間ちょっと、電車で約2時間の場所に位置する国立公園です。 シドニーオリンピックが開催された2000年にユネスコの世界自然遺産として登録され、ブルーマウンテンズの名前は世界に知れ渡りました。
ブルーマウンテンズの名前の由来は、ユーカリの木から揮発されるユーカリ・オイルが太陽光に反射して青く霞んで見えることがあるからだそうです。
ブルーマウンテンズ国立公園の面積は約27万ヘクタールと広大ですが、日帰りで訪れる観光客に最もポピュラーな場所は、シーニック・ワールド、エコーポイント展望台、そしてスリー・シスターズです。
ふもとも町ルーラや、ブルーマウンテンズの最寄りカトゥーンバ駅があるカトゥーンバも、かわいらしいアンティーク・ショップやお土産屋、マーケットなどがあり、大切な友人や家族へのお土産探しにぴったりです。
時間に余裕があれば、ぜひ1泊2日して、国立公園内に設けられたトレッキング・コースを散策したり、国立公園内のところどころに設けられた展望台から様々な角度のブルーマウンテンズを観察してみるなど、都会の喧騒を離れて大自然にどっぷり漬かってみることもお勧めです。
名称 | ブルーマウンテンズ (Blue Mountains) |
---|---|
住所 | New South Wales(Google Map) |
アクセス | ビジター・インフォメーション・センターから徒歩4分 |
世界遺産登録名 | グレーター・ブルー・マウンテンズ地域 |
タイプ | 世界自然遺産 |
登録年 | 2000年 |
料金 | 基本的に無料。シーニック・ワールドの乗り物などは有料 |
Web | https://www.nationalparks.nsw.gov.au/visit-a-park/parks/blue-mountains-national-park |
オールド・グレート・ノース・ロード
Conollyb at Wikipedia CC BY-SA 3.0
オールド・グレート・ノース・ロード (Old Great North Road)は、1826年から1836年にかけて、ニュー・サウス・ウェールズ州の植民地時代に建設された道路です。
農地開発のため、シドニー郊外のファイブ・ドックからワイズマンズ・フェリーを経由し、北西のハンター地域まで、実にその長さ260kmを、男性囚人の労働力によって建設されました。
その歴史的な重要性から、現在では2010年に登録されたオーストラリアの囚人遺跡群のひとつになっています。
流刑植民地であったオーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州において、内陸開拓はその当時重要課題であり、オールド・グレート・ノース・ロードは1830年代にはシドニーからホークスベリー、そしてハンター地域へのライフライン的な役割を果たしていました。
しかし、1832年にホークスベリーに蒸気船のサービスが開始され、その50年後には鉄道がその辺りを走り始めると、オールド・グレート・ノース・ロードの必要性は急激になくなり、補修工事もされないまま放置され風化していきました。
また、車やバイクなどの通行により更にダメージは進み、現在では車やバイクの通行は禁止、一部がトレッキング用として公開されています。
特に、ワイズマンズ・フェリー近くのディバインズ・ヒル・ルートは9km、3時間半から4時間半のループ・トレッキングコースになっています。
石に刻まれた囚人の落書きがあったり、機械ではなく囚人の手で削られた岩壁や、ひとつひとつ敷き詰められた石畳などを見ることができます。
名称 | オールド・グレート・ノース・ロード (Old Great North Road) |
---|---|
住所 | Old Great North Road, NSW(Google Map) |
アクセス | シドニー市内から車で2時間25分 |
世界遺産登録名 | オーストラリアの囚人遺跡群 |
タイプ | 世界文化遺産 |
登録年 | 2010年 |
料金 | 無料 |
Web | https://www.nationalparks.nsw.gov.au/things-to-do/walking-tracks/old-great-north-road-world-heritage-walk |
シドニーの観光情報
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シドニーの旅行手配
トラベルドンキーでは、シドニーのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
シドニーを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
シドニー旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いシドニー旅行になりますよ。
シドニーのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ
カカドゥ国立公園は、ノーザンテリトリー(北部準州)の州都ダーウィンから東に250km、車で3時間の場所にある、ユネスコ世界複合遺産の巨大国立公園です。
その大きさは総面積約197万5500ヘクタール、日本の四国と同じくらいと言われています。熱帯気候に位置するため、マングローブが生い茂る湿原が広がり、様々な野鳥やワニ、バッファローなどが生息する野生の動植物の楽園となっています。
カカドゥ国立公園は、国内外からダーウィンを訪れる観光客の人気ナンバー1観光地です。
ダーウィンの気温は年間を通して30度前後ですが、雨季と乾季に分かれるため、カカドゥ国立公園の雨季(11月から3月頃)には未舗装の道が封鎖され、アクセスができなくなる場所も出てきます。
しかし、雨季のカカドゥ国立公園は、滝や湖などは雨量が乾季よりも増し、迫力のあるカカドゥを体験できます。
逆に乾季(2月から10月頃)は、からっとした過ごしやすい気候となり、アクセスできる場所もぐっと増えるので、滝壺での水遊びやハイキングなどを思う存分多能でき、1年を通して違ったカカドゥ国立公園を体験することができます。
それでは、カカドゥ国立公園観光には外せない必見ポイント、見所観光スポット、行き方・アクセス方法、お勧めのホテル、カカドゥ国立公園へ行くオプショナルツアーをご紹介させていただきます!
目次:カカドゥ観光の完全ガイド(クリックで開閉)
カカドゥとは?

カカドゥっていう言葉、初めて聞きました!国立公園なんですよね。一体カカドゥってどんなところですか?

カカドゥ国立公園は、総面積約197万5500ヘクタールのユネスコ世界複合遺産の巨大国立公園です。ダーウィン周辺のこのエリアは「トップエンド」と呼ばれていますが、この「トップエンド」のエリアでは、カカドゥ国立公園は間違いなくナンバーワン観光スポットです!
カカドゥ国立公園は、ノーザンテリトリー(北部準州)の州都ダーウィンから東に250km、車で3時間の場所にある、ユネスコ世界複合遺産の巨大国立公園です。
その広さは、日本の四国ほどあり、オーストラリアでは一番大きな国立公園です。
広大なカカドゥ国立公園には、約6万年以上も前からオーストラリア大陸の先住民、アボリジニーの人々が住んでいた形跡があります。文字を持たない彼らの古代の生活ぶりを、公園内の2か所に残る壁画を見て知ることができます。
まず、ウビルーでは、全長約1kmに渡って3か所の壁画を見ることができます。有名な漁師やウミガメの壁画から、その場所がかつては雨季に川が氾濫して作られた氾濫原であったことや、文字を持たず、建設された家屋に住まない彼らがどのようにしてこの地で生活していたかなどをうかがい知ることができます。
比較的新しいと言われる「X線画法」で描かれた亀や魚のを見ることができるのがウビルーの壁画です。小高い丘の展望台からは、アーネムランドの大湿原が一望でき、ここは夕日の眺めは絶景です。
もう1か所壁画をご覧いただけるのが、ノーランジーロック。ここでは、約1.5kmに渡って、同じく3か所の壁画を見ることができます。自由に雷を操ることができる「雷男(ナマルゴン)の壁画は特に必見です。
ワラジャン・アボリジナルカルチュラルセンターでは、この地に古代から住むアボリジニーの文化や生活様式などを学ぶことができます。
カカドゥ国立公園では、季節により全く違う顔を見せる滝や川もまた、魅力の一つです。ガンロム滝やマグック渓谷では、人里離れた自然のスパでゆっくりくつろぐことができたり、ジムジム滝やツイン滝は、滝壺での水遊びの他、ブッシュウォーキングを楽しむこともできます7。雨季には乾季の際とは全く違う、迫力のある滝を見ることができるので、カカドゥ国立公園は何度訪れても新しい発見があります。
また、国立公園内には約1万頭のワニが生息しており、イエローウォータークルーズでは湿地にてイリエワニや多くの野鳥を観察することができます。
カカドゥへの行き方・アクセス

カカドゥって、そんなに広大な敷地に大自然と歴史がぎっしり詰まってるんですね!ところで、カカドゥへはどのように行ったらいいですか?

カカドゥ国立公園の最寄の都市は、ノーザンテリトリー州の州都ダーウィンになります。ダーウィンからはツアーに参加するか、レンタカーでセルフドライブで訪れるのが一般的です。
カカドゥ国立公園の最寄の都市は、ノーザンテリトリーの州都であるダーウィン(Darwin)になります。
ダーウィンはオーストラリアで16番目に大きな都市、周辺を含めたダーウィン都市圏の人口は約15万人となっています。ダーウィンには国内から350万人、オーストラリア国外からは150万人の観光客が訪れており、観光もダーウィンの重要な産業の一つとなっています。
ダーウィン市内にも見所は沢山ありますが、ダーウィン郊外のここでご紹介している「カカドゥ国立公園」が、ノーザンテリトリー州において、エアーズロックに次ぐ人気観光地となります。
日本からダーウィンへは、残念ながら直行便は就航していません。
日本からの直行便が乗り入れており、そこからダーウィン行きの便が多く発着する、シドニー、パース、ケアンズ等から国内線に乗換でアデレードを訪れるのが一般的となっています。
日本の地方都市からご出発される方は、シンガポール航空、ガルーダ航空等のアジア経由便でダーウィンへ入る方が時間的に便利、また費用も安く済むことも多いようです。
カカドゥ国立公園へのアクセス方法は、ダーウィンから東に250kmですので、通常車で3時間かけて向かいます。
カカドゥ国立公園の観光は、ダーウィンからツアーに参加して、または、レンタカー等でセルフドライブでカカドゥ国立公園を訪れるのが一般的です。
ツアーに参加してカカドゥ国立公園へ
ダーウィンよりカカドゥ国立公園を訪れるのには、ダーウィン発のカカドゥ国立公園ダーウィン・オプショナルツアーに参加するのが最も一般的な方法になっています。
ダーウィン出発カカドゥ国立公園のベーシックなツアーは、大きく分けて日帰りと宿泊付きツアーがあり、宿泊付きツアーはキャンプタイプのものとホテル宿泊タイプのものがあります。
日帰りツアーは気軽にカカドゥ国立公園のピンポイントを押さえて観光できるので、時間に余裕がない方にはぴったりですが、できれば宿泊付きツアーに参加して、広大なカカドゥ国立公園をじっくり見ていただきたいと思います。キャンプツアーは苦手、という方も大丈夫!
キャンプで使用する宿泊は、快適なサファリ・テント。常設テントの中には、ベッド、リネン、枕、タオルが用意されています。もちろん、アドベンチャーを体験したい!外で寝てみたい!というご希望の方は、満点の星空の下で、オーストラリア式簡易ベッド「スワッグ」に寝袋を入れて就寝もできますよ!
- ダーウィン発カカドゥ国立公園・日帰りツアーの詳細と予約・申し込み
- ダーウィン発ホテル宿泊パック(宿泊込み)ツアーの詳細と予約・申し込み
- ダーウィン発カカドゥ周遊ツアー(宿泊別)の詳細と予約・申し込み
- ダーウィン発カカドゥ・キャンプツアーの詳細と予約・申し込み
レンタカーでカカドゥへの行き方
ダーウィンからカカドゥ国立公園の入り口までは、アーネム・ハイウェイを通って約150m、2時間弱のドライブとなります。
そこから、更に100mほど国立公園内を走ると、ジャビルーという町にたどり着きます。この町を中心に、おもな見どころであるウビルー、ヌーランジーロック、イエロー・ウォーター・ビラボン、そしてホテルやキャラバンパークなどへは、全て舗装された道路を通っていくことができるので、年間を通してアクセスが可能です。
しかし、絶景を見ることができるガンロム・フォール、ジムジム・フォールそしてツイン・フォールへのアクセスは未舗装道を通っていくため、4WD車のみが通過可能となります。また、雨季の時期はこの未舗装道路が封鎖されるため、4WD車であっても訪れることができません。
また、その他の見どころも、場合によっては修繕やワニ出没などの理由で閉鎖されている場合もあるので、訪れたい場所とアクセルに関しては、カカドゥ国立公園を訪れる前にホームページで確認をしたほうがいいでしょう。
カカドゥの気候

カカドゥに行くのを決めました!カカドゥの気候について少し教えてもらえますか?

カカドゥは雨季と乾季に分かれますが、年間を通して気温は約30度前後と暖かい気候になるので、オーストラリアの冬に訪れる際にも、厚手のジャンパーやフリースは必要ありません。
ダーウィン及びその周辺は、ケアンズと同じ熱帯性気候(Tropical climate)に属しています。
熱帯性気候の特徴は、年間を通して温暖な気温で、はっきりとした雨季と乾季があります。
4-10月の乾季は、温暖な気温ながらも湿度が60%前後と比較的からっとしているので、快適に過ごすことができます。
逆に11-3月の雨季は、気温30℃前後、湿度80%以上のため、かなりジメジメした湿気を感じます。
カカドゥ国立公園の年間気候グラフ
月 | 最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 降水量(mm) |
---|---|---|---|
1月 | 33.7 | 27.7 | 358.4 |
2月 | 33.3 | 24.5 | 353.9 |
3月 | 33.8 | 24.5 | 305.8 |
4月 | 34.6 | 23.6 | 90.5 |
5月 | 33.5 | 22.0 | 16.8 |
6月 | 31.8 | 19.5 | 1.0 |
7月 | 32.1 | 18.7 | 3.0 |
8月 | 33.8 | 19.2 | 2.5 |
9月 | 36.3 | 21.6 | 11.7 |
10月 | 37.7 | 23.9 | 40.1 |
11月 | 37.7 | 23.9 | 40.1 |
12月 | 37.0 | 25.0 | 137.0 |
年平均 | 35.2 | 25.0 | 221.1 |
データ:オーストラリア政府気象庁 / 赤字・・年間最高値
カカドゥ国立公園の入園料
カカドゥ国立公園に入るのには、国立公園入園料がかかります。
ツアーに参加してカカドゥ国立公園を訪れる場合は、ツアー代金に込となっている場合は多いので、申し込みを検討するツアーの料金に含まれるものを確認してください。
個人でレンタカー等でカカドゥ国立公園を訪れる場合、またはツアーにカカドゥ国立公園の入園料が含まれない場合は、この国立公園を管理する。「Parks Australia」のサイトより、国立公園入園券(パークパス)の購入可能です。
国立公園入園料の有効期限は7日間です。
このカカドゥ国立公園の入園料による収入は、公園施設の維持、世界遺産の保護、伝統的な所有者とそのコミュニティのサポートに役立ちます。
パークパス種別 | 乾季(5月15日~10月31日) | 雨季(11月1日~5月14日) |
---|---|---|
大人(16歳以上) | $40 | $25 |
子供(5~15歳) | $20 | $12.50 |
家族(大人2+子供2) | $100 | $65 |
オンラインで入園券(パス)購入するのが一番簡単な方法ですが、事情によりオンラインで購入できない場合は、以下の場所で購入することができます。
- ボワリ ビジター センター、カカドゥ国立公園、カカドゥ ハイウェイ、ジャビル
- クーインダ ロッジ、カカドゥ ハイウェイ、クーインダ
- Corroboree Park Tavern、3095 Arnhem Highway、マラカイ
- ハンプティ ドゥ郵便局、340 Arnhem Hwy、ハンプティ ドゥ
- キャサリン ビジター センター、スチュアート ハイウェイとリンゼイ ストリート、キャサリン
- メアリー リバー ウィルダネス リトリート、アーネム ハイウェイ、ハンプティ ドゥー
- Two Rivers Newsagency、ジャビル ショッピング プラザ、ジャビル
- ワイルドマン ウィルダネス ロッジ、ポイント スチュアート ロード、メアリー リバー
- ユースシャック ホステル、69 Mitchell St、ダーウィン
このカカドゥ国立公園の入園券(パークパス)は、カカドゥ国立公園のみ有効です。ウルル・カタジュタ国立公園、またはその他のノーザンテリトリー準州の国立公園に入るのには、別途入園券を購入する必要があります。
カカドゥで開催されるイベント
カカドゥ国立公園で開催されているイベントをご紹介します。
テイスト・オブ・カカドゥ
毎年5月の下旬に約10日間開催される、アボリジニーの文化と伝統的な食事を体験できるイベントです。
6万5千年というアボリジニーの歴史の中で、このイベントは「食」にスポットライトを当て、通常は入ることができないアボリジニーの居住区にて、食料探し、その調理方法、そして食べ方を学び、実際体験します。
ブッシュ・タッカーと呼ばれる、自生している植物や野生の動物は、お尻に蜜をたっぷりためたアリであったり、土の中から掘り起こす芋虫であったり、湿地帯で捕れる魚であったり、平原を走るカンガルーの尻尾であったりと、新しい発見の連続です。
また、夕暮れ時のイエロー・ウォーター・クルーズでは、自生する食料を使ったカナッペとスパークリングワイン片手に野鳥やワニを観察したり、アボリジニーの文化について耳を傾けます。
また、イベント中はアボリジニーに関するショート・フィルムが野外で鑑賞できたり、ガイド付きの壁画ウォーク、星空の下でのディナーなど、様々なプログラムが開催されていて、そのほとんどが要予約です。
イベント名 | テイスト・オブ・カカドゥ |
---|---|
日にち | 2025年5月23日~2025年5月25日 |
Webサイト | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/taste/ |
世界湿原の日
世界湿原の日(World Wetlands Day)は、毎年2月2日に世界中で祝われます。この日は、1971年2月2日にイランのラムサールで開催された湿地に関する国際条約、「ラムサール条約」の採択を記念しています。世界湿原の日の目的は、湿地の保護と合理的な利用の重要性を高め、湿地の生物多様性とその生態系が提供するサービスに対する認識を深めることにあります。
カカドゥ国立公園においても、世界湿原の日は特別な意味を持ちます。カカドゥ国立公園はオーストラリアのノーザンテリトリーに位置し、世界遺産にも登録されている自然の宝庫です。公園内には広大な湿地が広がっており、多様な野生動物や植物が生息しています。この湿地は、水鳥や魚類、爬虫類など多くの生物の生息地であり、生態系の健康と生物多様性の維持に欠かせない役割を果たしています。
世界湿原の日には、カカドゥ国立公園を含む世界中の湿地で、教育プログラム、ワークショップ、展示会、自然観察ツアーなど、湿地の価値と保護の重要性を伝えるさまざまなイベントが開催されます。これらの活動を通じて、地元のコミュニティや訪問者に、湿地が直面する脅威と保護のための取り組みについての意識を高めることが目指されます。
カカドゥ国立公園での世界湿原の日の祝賀は、この地域の自然環境を守り、将来世代に引き継ぐための取り組みの一環として重要な意味を持っています。湿地の保全は、地球規模での生物多様性の保護と気候変動への対応に不可欠です。
イベント名 | 世界湿原の日 |
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日にち | 毎年2月2日 |
Webサイト | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/events/world-wetlands-day/ |
マービリル・フェスティバル
冬の乾季が終わりに毎年カカドゥ国立公園のジャビルーという町で開催されるアボリジニーの文化を学び・祝うイベントです。
マービリル(Mahbilil)とは、アボリジニーの言葉で「涼しい午後のそよ風」を意味し、この8月から9月にかけてのKurrungと呼ばれる、昼間はまだ暑いですが、夜になるとぐっと涼しくなるこの時期によく起きると言われています。1年の中で最も過ごしやすいこの時期に、カカドゥの文化をライブ・ミュージック、ダンス、アート、ワークショップ、そして伝統の食べ物などで伝統的に、そして近代的に祝います。
全てのイベントは参加、鑑賞無料ですので、毎年このイベントを観光客だけでなくローカルの人々も楽しみにしています。
イベント名 | マービリル・フェスティバル |
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日にち | 2020年より新型コロナウィルスの影響により中止。2025年の開催は未定。 |
Webサイト | http://mahbililfestival.com/ |
カカドゥの観光スポット

カカドゥにはどのような観光スポットがありますか?どの観光スポットが一番人気がありますか?

カカドゥ国立公園は、自然遺産と文化遺産の両方の価値を持ち合わせた世界複合遺産です。湿原、渓谷、滝つぼなどの大自然に加えて、この地に住むアボリジニーの足跡としての壁画なども見ることができます。それでは、カカドゥの観光スポットを紹介しますね!
ユネスコの世界複合遺産に登録されているカカドゥ国立公園は、大自然の中に数多くの野生動物が生息し、また古代よりこの地で生活をしている、オーストラリアの先住民アボリジニーの歴史も多く残る魅力的な観光スポットが多数存在します。
カカドゥの日帰りツアーで訪れる定番の代表的な観光スポットから、穴場的なスポットまで、カカドゥの訪れるべき観光スポットをご紹介させていただきます。
ウビルー
ウビルー(Ubirr)では、全長約1kmに渡って3か所でアボリジニーの壁画を見ることができます。
有名な漁師やウミガメの壁画から、その場所がかつては雨季に川が氾濫して作られた氾濫原であったことや、文字を持たず、建設された家屋に住まない彼らがどのようにしてこの地で生活していたかなどをうかがい知ることができます。
ここでは、比較的新しいと言われる「X線画法」で描かれた亀や魚のを見ることができます。小高い丘の展望台からは、アーネムランドの大湿原が一望でき、ここは夕日の眺めは絶景です。
ウビルーは岩が多い地域に位置しており、特に夕日の時間帯には、オレンジ色に輝く岩と周囲の草木が絶景を作り出します。高い岩の上からは、カカドゥ国立公園の広大な湿地や平野を一望できる絶好の展望ポイントがあります。
ウビルーは、先住民族にとって重要な文化的、精神的な場所です。この地域は、先住民の伝統的な所有者であるビニンジとマングイによって管理されており、訪れる人々に対してその文化的価値を伝えるためのガイドツアーも提供されています。
ウビルへの訪問には、季節によってアクセスできる時間が限られていることがあります。特に雨季には、道路が洪水で通行不能になることがあるため、訪問前に最新の情報を確認することが重要です。また、先住民の文化に敬意を表し、岩絵を触れたり、撮影禁止区域での写真撮影を行わないように注意が必要です。
名称 | ウビルー(Ubirr) |
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住所 | Ubirr, Kakadu NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で約3時間 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/rock-art/ubirr/ |
ノーランジーロック
ノーランジーロック(Nourlangie Rock)は、カカドゥ国立公園内のもう一つの重要な観光地の1つであり、約1.5kmに渡って3か所のアボリジニーの壁画を見ることができます。
ここの目玉は、何といっても自由に雷を操ることができる「雷男(ナマルゴン)の壁画です。ウビルーの壁画と同じく、X線画法という、彼ら独特の技法で描かれています。
アボリジニーの伝説ドリームタイムに出てくる精霊ナマルゴンについて、ガイドの説明やパネルによる解説で詳しく知ることができます。
ノーランジーロック周辺には、岩絵を間近で見ることができるハイキングトレイルが整備されています。自然の中を歩きながら、この地域の豊かな生態系と古代の文化遺産を体験することができます。
展望台からは、180度見渡す限りカカドゥの湿原のダイナミックさを実感できるでしょう。
名称 | ノーランジーロック(Nourlangie Rock) |
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住所 |
Anbangbang Rock Shelter, Kakadu NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で約3時間 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/discover/regions/burrungkuy/ |
イエロー・ウォーター・ビラボン
ビラボンとは、アボリジニーの言葉で、川の流れが変わるところにできた水溜まりを意味します。
カカドゥ国立公園の北側のサウス・アリゲーター川の支流に位置するイエロー・ウォーター・ビラボン(Yellow Water Billabong)では、約2時間のイエロー・ウォーター・クルーズがあり、この湿地帯に生息する野鳥やクロコダイル、バッファローなど、様々な野生の動植物を観察することができます。
また、雨季にはアクセスが不可になる場所が多いカカドゥ国立公園内において、雨季や乾季に関係なく1年中クルーズを楽しめるのもポイントです。
名称 | イエロー・ウォーター・ビラボン(Yellow Water Billabong) |
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住所 | Kakadu Hwy, Kakadu NT 0886(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で約3時間15分 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/discover/regions/yellow-water/ |
ジムジム・フォールズ
高さ200mのジムジム・フォールズ(Jim Jim Falls)は、ノーザンテリトリー州のリッチフィールド国立公園やニトミルク(キャサリン渓谷)国立公園などを合わせても一番高いだと言われています。
雨季には、勢いよく流れ出る迫力のある滝の姿を見ることができますが、アクセスできる道路は未舗装のみのため、この時期のジムジム・フォールズを見る手段はヘリコプターのみとなります。
乾季になると、未舗装道路がオープンし、4WD車のみ通過できるようになり、モンスーンの森をハイキングしてジムジム・フォールズの滝つぼに行くウォーキング・コースが人気です。
名称 | ジムジム・フォールズ(Jim Jim Falls) |
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住所 | 7797 S Coast Rd, Karatta SA 5223(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で約4時間 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/waterfalls/jim-jim-falls/ |
ツイン・フォールズ
高さ150mの2本の滝が流れ落ちるツイン・フォールズ(Twin Falls)もまた、ジムジム・フォールズと同様、雨季の時期は未舗装道路が閉鎖されるため、陸路でのアクセスは乾季に4WD車のみで可能となります。
乾季にアクセス可能になると、滝つぼまではボート・シャトル・サービス(有料:16歳以上の大人一人A$12.50)とごつごつした岩場や砂のウォーキング、そしてボードウォークを利用します。
雨季のアクセス不可の期間、または乾季においても陸路での挑戦が難しい場合は、ヘリコプター・ツアーでの上空よりその姿を見ることができます。
名称 | ツイン・フォールズ(Twin Falls) |
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住所 | Kakadu NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で約4時間 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/waterfalls/twin-falls-gorge/ |
ガンロムの滝
ガンロムの滝(Gunlom Falls)は、大ヒット映画「クロコダイル・ダンディー」の撮影にも使われたこの滝の頂上は、カカドゥ国立公園を紹介するガイドブックや絵葉書には必ず登場すると言っても過言ではない、とても人気かつ有名な場所です。
ガンロムの滝が位置するウォーターフォール・クリークにはシャワーやトイレ、バーベキュー施設が整ったキャンプ場もあり、季節によっては滝のふもとに滞在するキャンプツアーもあるので、ツアー参加前に確認してみるのもいいですね。
名称 |
ガンロムの滝(Gunlom Falls) |
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住所 | Kakadu NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で3時間40分 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/waterfalls/gunlom-falls/ |
マグックの滝
別名「バラマンディー渓谷」としても知られているマグックの滝(Maguk Fall)は、カカドゥ国立公園の南方に位置します。
簡単なモンスーンの森を通るウォーキングで透き通った水が滝のふもとに溜まり、あたりは緑が生い茂るマグックの滝つぼにたどり着きます。
上を見上げるとレインボー・ピッタと呼ばれる鮮やかな赤と青が目を引く野鳥が、水の中に目を凝らすと淡水魚が悠々と泳ぐ姿を見ることができるかもしれません。
名称 | マグックの滝(Maguk Fall) |
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住所 | Kakadu NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で3時間30分 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/waterfalls/maguk/ |
ボワリ・ビジター・センター
写真提供:Tourism NT/Navin Chandra
カカドゥ国立公園内のジャビルーという町に位置するボワリ・ビジター・センター(Bowali Visitor Centre)では、この地に生息している動植物についてパネル解説で学ぶことができます。
常時国立公園のレンジャーが在住しているので、カカドゥ国立公園のウォーキング・スポットやアクティビティーについて聞くことができます。
また、カフェやギャラリー、図書館も併設しているので、休憩やリラックスをしにふらっと立ち寄ることもできます。
カカドゥ国立公園の周り方について、レンジャーに相談できるので、国立公園到着後まずここに来てみるといいでしょう。
名称 | ボワリ・ビジター・センター(Bowali Visitor Centre) |
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住所 | Kakadu Hwy, Jabiru NT 0886(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で2時間40分 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | http://www.kakadunationalparkaustralia.com/bowali_visitors_center.htm |
ワラジャン・アボリジナル・カルチャー・センター
写真提供:Tourism NT/Parks Australia
ワラジャン・アボリジナル・カルチャ・センター(Warradjan Aboriginal Culture Centre)は、この地に古代より住むアボリジニーの人々の伝統や文化について、パネルや実物を見ながら学ぶことができます。
このワラジャン・アボリジナル・カルチャ・センターの展示内容はかなり充実しており、その展示も多岐にわたるため、館内を丁寧に見て回るには最低でも2時間は必要です。
曜日や時間帯によっては、アボリジニー・ガイドによるワークショップが開催されるので、興味がある場合はホームページで事前に確認してから訪れるといいでしょう。
名称 | ワラジャン・アボリジナル・カルチャ・センター(Warradjan Aboriginal Culture Centre) |
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住所 | Kakadu Highway, Kakadu NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で3時間15分 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | http://www.kakadutourism.com/tours-activities/warradjan-cultural-centre/ |
マムカラ湿原
オーストラリアの野鳥の種類の約3分の1が、ここカカドゥ国立公園に生息していて、その多くは世界中で唯一この地でのみ観測することができると言われています。
そんな野鳥の宝庫カカドゥにて、バードウォッチングに最も適しているのが、マムカラ湿原(Mamukala Wetlands)です。ここでは、ペーパーバークの木々の間にひっそりと建てられた観測プラットフォームから、季節ごとに異なる野鳥を観察することができます。
野鳥観察では、ついつい視線が上にばかり行きがちですが、ふと地上に目をやると、遠方でジャンプしているワラビーや、溜め池からぎょろっとした目をのぞかせるクロコダイルにお目にかかれるかもしれません。
名称 | マムカラ湿原(Mamukala Wetlands) |
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住所 | Unnamed Road, Kakadu NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で2時間30分 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/walks/mamukala-wetlands-walk/ |
イースト・アリゲーター・リバー
写真提供:Tourism NT/Salty Wings
ノーザンテリトリー州のアイコン的存在の淡水魚、バラマンディ。オーストラリアのレストランでは、このバラマンディを豪快に一匹姿焼きにした料理がメニューに載っていることがよくあります。
バラマンディは養殖もされていますが、やはり天然物が一番!
このバラマンディの釣りのメッカともなっているのが、ここイースト・アリゲーター・リバー(East Alligator River)です。川の上流は1年を通してアクセス可能ですが、バラマンディが最も釣れる場所は、2月から4月の時期の下流と言われています。
いずれもボートを使っての釣りになりますが、所々見にくい場所に存在する切り株や砂州、そしてクロコダイルの出現には注意が必要です。
名称 | イースト・アリゲーター・リバー(East Alligator River) |
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住所 | West Arnhem NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で3時間 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/fishing/east-alligator-river/ |
グルヤンビ・カルチャー・クルーズ
写真提供:Tourism NT/James Fisher
グルヤンビ・カルチャー・クルーズ(Guluyambi Cultural Cruise)は、イースト・アリゲーター・リバーの上流をクルーズする、アボリジニーガイドがご案内する1ツアー25名限定、1時間45分のクルーズツアーを行っています。
彼らの文化、言い伝え、このイースト・アリゲーター・リバーに生息する動植物、そしてそれらを利用した料理や武器の作り方などを聞いたり、アーネムランド上陸後は、伝統的にどのように狩猟をしたり、食べ物を集めたりするかなどの実演を見ることができます。
クルーズの運営は、通常5月から11月まで、1日数回開催なので、参加希望の場合は事前に確認と予約が必要です。
名称 | グルヤンビ・カルチャー・クルーズ(Guluyambi Cultural Cruise) |
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住所 | West Arnhem NT 0822(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で4時間 |
料金 | 大人 $79、子ども(4-14歳) $52 |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/tours/guluyambi-cultural-cruise/ |
ケーヒルズ・クロッシング
ケーヒルズ・クロッシングは、オーストラリアのダーウィンに近い重要な場所で、ノーザンテリトリーに位置しています。そこは、イースト・アリゲーター川が干潮の海水と出会う潮汐の川渡しポイントとして知られています。この渡し場は、1940年代に近くのアルナムランド断崖道路の建設を監督したエンジニアのジョン・フランシス・ケーヒルにちなんで名付けられました。
ケーヒルズ・クロッシングは、特に塩水クロコダイルが豊富に生息していることで有名です。これらの頼もしい生物は、川の周辺やその近くでよく見ることができ、クロコダイル鑑賞のためのスリリングで人気のある目的地となっています。また、シーグリフやサギなどの水鳥を含む多様な鳥の種も集まり、鳥見の素晴らしい機会を提供しています。
ケーヒルズ・クロッシングはカカドゥ国立公園やアルナムランドに近いことから、これらの美しい自然地域への入り口としての役割も果たしています。多くの訪問者が、この渡し場を訪れながら周辺の名所を探索し、川の生態系と周囲の風景との交流を目撃することができるユニークな機会を提供しています。
ケーヒルズ・クロッシングは潮の流れが強いことで知られており、危険な場合があります。現地の権限者から提供される安全対策や警告に従うことが重要です。訪問者は注意を払い、自然環境を尊重し、指定された観覧エリア内にとどまり、野生生物に接近したり餌を与えたりしないようにしましょう。
名称 | ケーヒルズ・クロッシング(Cahill's Crossing) |
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住所 | Arnhem Highway/Oenpelli Rd(Google Map) |
アクセス | ダーウィン市内より車で3時間 |
料金 | カカドゥ国立公園入場料 (季節より料金が異なります) |
Web | https://parksaustralia.gov.au/kakadu/do/crocs/cahills-crossing/ |
カカドゥへ行くオプショナルツアー
カカドゥを訪れるオプショナルツアーは、ノーザンテリトリー州の州都ダーウィンより催行されています。
時間に余裕がない場合は日帰りツアーへの参加となりますが、はるばるダーウィンまで来たので、できれば2日以上のツアーで日本の四国よりも面積が大きいカカドゥ国立公園をじっくり回ることをお勧めします。
ダーウィン出発カカドゥ国立公園の2泊以上の宿泊付きツアーでは、キャンプタイプのものとホテル宿泊タイプのものがあります。
ホテルタイプのツアーでは、基本3つ星以上のホテルに宿泊し、ツアーによってはランクをアップグレードできます。キャンプツアーの場合、キャンプは苦手、という方もいらっしゃると思いますが、大丈夫!キャンプで使用する宿泊は、快適なサファリ・テント。常設テントの中には、ベッド、リネン、枕、タオルが用意されています。もちろん、アドベンチャーを体験したい!外で寝てみたい!というご希望の方は、満点の星空の下で、オーストラリア式簡易ベッド「スワッグ」に寝袋を入れて就寝もできますよ!
それでは数多くあるアデレード出発のカンガルー島のオプショナルツアーから、厳選してその一部をご紹介させていただきます
- ダーウィン発カカドゥ国立公園・日帰りツアーの詳細と予約・申し込み
- ダーウィン発ホテル宿泊パック(宿泊込み)ツアーの詳細と予約・申し込み
- ダーウィン発カカドゥ周遊ツアー(宿泊別)の詳細と予約・申し込み
- ダーウィン発カカドゥ・キャンプツアーの詳細と予約・申し込み
日帰り・カカドゥ国立公園
広大な手付かずの大自然が広がる、カカドゥ国立公園の主な見所をコンパクトに日帰りで観光します。
ワラジャン・アボリジニー文化センターでは、この地に住むアボリジニーの人々の習慣や文化を学ぶことが出来ます。イエローウォーター・ビラボン・クルーズはクルーズ専門ガイドが、ソルトウォーター・クロコダイルやカラフルな野鳥探しに皆さんをご案内します。ノーランジーロックでは、先住民の壁画をご覧いただけます。
リクエストで日本語音声ガイドを付けることも可能です!
催行曜日 | 日曜、火曜、金曜 |
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料金 | 4月~5月: 6月~9月: 10月~3月: |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/darwin/2972/ |
1泊2日ホテル付・カカドゥとイースト・アリゲーター・リバー
カカドゥ国立公園とイーストアリゲーターリバーを訪れる1泊2日ツアーです。
世界遺産でもあるカカドゥ国立公園は、2万平方キロもの広大な土地に、様々な野生動物や、何千年も昔に遡るアボリジニーの壁画などをご覧いただくことが出来ます。イーストアリゲーターリバーでは、乾季の時期はアボリジニのガイドと一緒にグルヤンビンクルーズに参加し、アーネムランドへ上陸します。ローカルの人々との沢山のふれあいが待っています。雨季の時期はジャンピング・クロコダイル・クルーズを体験していただきます。
宿泊はホテルベースなので毎日ゆったりとお過ごしいただけます。
催行曜日 | 2025年4月~2026年3月は催行中止 |
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料金 | 催行中止 |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/darwin/3169/ |
3日間 カカドゥとリッチフィールド・ツアー
3日間の王道サファリスタイルのキャンプツアーはこれで決まり!
こちらの3日間のツアーでは、知識豊富なドライバーガイドと共に、レッドセンターと呼ばれるこの地域の3大観光スポットである、ウルル(エアーズロック)、カタジュタ(マウント・オルガ)、そしてキングス・キャニオンを思う存分満喫できます。
大型バスのツアーでは体験できない、少人数グループのツアーに参加して、短い時間ながらも、この地の地理や歴史、アボリジニーの文化などを十分に吸収して、砂漠地帯のレッドセンターを体感してください。
催行曜日 | 10月までの毎週火曜日、金曜 |
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料金 | スワッグ宿泊: |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/darwin/17659/ |
4日間 カカドゥとキャサリン渓谷ツアー
ダーウィン発の4日間のダーウィン発カカドゥツアーは、オーストラリアのノーザンテリトリーでのエキサイティングな冒険を提供します。
このツアーでは、カカドゥ国立公園の壮大な自然美を堪能しながら、アウトバックの魅力も体験できます。専門ガイドと共に、先住民の文化と歴史に触れることができるアボリジナルロックアートサイトであるウビールロックを訪れます。
また、ジムジムフォールズやツインフォールズなどの美しい滝で泳ぎ、ノーランジーロックでのアボリジナルの岩絵を鑑賞します。さらに、マリーリバーウェットランズでのクロコダイルクルーズや、滝と水穴での泳ぎなど、数多くのアウトドアアクティビティも楽しめます。
カカドゥ国立公園の観光の後は、もう1つのダーウィン郊外の観光スポットである、キャサリン渓谷を訪れます。キャサリン渓谷では、渓谷クルーズ(別途料金)、またはハイキングをお楽しみいただきます。
快適な宿泊施設と美味しい食事が提供され、専門ガイドがエリアの知識や興味深い情報を提供してくれます。このツアーは、自然愛好家や文化探求者にとって理想的な選択肢であり、オーストラリアの野生生物や壮大な景観に魅了されることでしょう。
催行曜日 | 10月までの毎週月曜日 |
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料金 | テント宿泊コース: |
詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/darwin/12249 |
カカドゥのホテル
ダーウィン市内に宿泊しカカドゥ国立公園へは日帰りで訪れる人が多いですが、のんびりと景色を楽しみながらドライブを楽しみ、カカドゥ国立公園内で宿泊するのも良いアイデアです。
カカドゥ国立公園内のホテルの多くは、クーインダ(Cooinda)、そしてジャビルー(Jabiru)にあります。
軒数も多くなく小規模な宿泊施設が多いので、カカドゥでの宿泊を計画している方は、事前のホテル手配をお勧めします。
メルキュール・カカドゥ・クロコダイル・ホテル
写真提供:メルキュール・カカドゥ・クロコダイル・ホテル 公式サイト
上空から見下ろすと、カカドゥと言えば!のクロコダイルの外観をしたメルキュール・カカドゥ・クロコダイル・ホテル(Mercure Kakadu Crocodile Hotel)の写真は、様々なパンフレットやウェブサイトに掲載されているので、このホテルに泊まってみたい!という人も多いはず。
地元アボリジニーの人々によって運営されているこのホテルは、カカドゥ国立公園内の中心の町ジャビルーに位置しているので、最も人気のあるアトラクションであるウビルー、ノーランジーロック、マムカラの湿原などへのアクセスが良く、ここを基点にスムーズに観光をすることができます。
また、ホテルに併設のエスカープメント・レストランでは、アボリジニーが伝統的に食していた食材を使った料理を提供しています。
スイミング・プール、レストラン、バー、ランドリー・サービス、無料wifiサービスなどを提供しています。
ホテル名 | メルキュール・カカドゥ・クロコダイル・ホテル(Mercure Kakadu Crocodile Hotel) |
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住所 | Flinders St, Jabiru NT 0886(Google Map) |
ランク | ![]() |
webサイト | https://all.accor.com/hotel/9616/index.ja.shtml |
クーインダ・ロッジ・カカドゥ
写真提供:クーインダ・ロッジ・カカドゥ 公式サイト
イエロー・ウォーター・ビラボンのそばに位置する、ビレッジ・タイプのクーインダ・ロッジ・カカドゥ(Cooinda Lodge Kakadu)は、地元のアボリジニー・コミュニティーにより運営されています。
イエロー・ウォーター・クルーズ、ワラジャン・カルチャー・センター、ジムジム・フォールズ、ツイン・フォールズ、その他ブッシュウォーキングへとアクセス良好です・
スイミング・プール、ビストロ式のダイニング・バー、ガソリン・スタンド、そしてローカルで作られたクラフトなどを販売するショップが併設されています。
ホテル名 | クーインダ・ロッジ・カカドゥ(Cooinda Lodge Kakadu) |
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住所 | Kakadu Hwy, Kakadu NT 0822(Google Map) |
ランク | ![]() |
webサイト | http://www.kakadutourism.com/accommodation/cooinda-lodge/ |
オーロラ・カカドゥ・ロッジ
写真提供:オーロラ・カカドゥ・ロッジ 公式サイト
オーロラ・カカドゥ・ロッジ(Aurora Kakadu Lodge)は、カカドゥ国立公園内の中心の町ジャビルーに位置するキャビンとロッジタイプの宿泊施設です。
キャビン・タイプは、5名まで宿泊可能なスタジオから、7名まで収容できる2ベッドルームまで、そしてロッジ・タイプは、一部屋に2段ベッドとダブルベッドがあり4名まで収容可、バスルームはシェアとなります。1-2家族または友人同士での宿泊がお勧めです。
スイミング・プール、ビストロ、BBQ設備、コインランドリー、ツアーデスクなどのサービスを提供しています。
また、同じ敷地内にキャラバンパークも併設されているので、キャンプ用具を車に積んでいれば、有料で施設内の電気やシャワー・トイレなどを利用できます。
ホテル名 | オーロラ・カカドゥ・ロッジ(Aurora Kakadu Lodge) |
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住所 | Jabiru Drive, Kakadu NT 0822(Google Map) |
ランク | ![]() |
webサイト | https://aurorakakadulodge.com.au/ |
カカドゥに関するよくある質問(FAQ)
カカドゥとはどんなところですか?
カカドゥ国立公園は、ノーザンテリトリー(北部準州)の州都ダーウィンから東に250km、車で3時間の場所にある、ユネスコ世界複合遺産の巨大国立公園です。その広さは、日本の四国ほどあり、オーストラリアでは一番大きな国立公園です。
広大なカカドゥ国立公園には、約6万年以上も前からアボリジニーの人々が住んでいた形跡があります。文字を持たない彼らの古代の生活ぶりを、公園内の2か所に残る壁画を見て知ることができます。
まず、ウビルーでは、全長約1kmに渡って3か所の壁画を見ることができます。有名な漁師やウミガメの壁画から、その場所がかつては雨季に川が氾濫して作られた氾濫原であったことや、文字を持たず、建設された家屋に住まない彼らがどのようにしてこの地で生活していたかなどをうかがい知ることができます。
比較的新しいと言われる「X線画法」で描かれた亀や魚のを見ることができるのがウビルーの壁画です。小高い丘の展望台からは、アーネムランドの大湿原が一望でき、ここは夕日の眺めは絶景です。
もう1か所壁画をご覧いただけるのが、ノーランジーロック。ここでは、約1.5kmに渡って、同じく3か所の壁画を見ることができます。自由に雷を操ることができる「雷男(ナマルゴン)の壁画は特に必見です。
ワラジャン・アボリジナルカルチュラルセンターでは、この地に古代から住むアボリジニーの文化や生活様式などを学ぶことができます。
カカドゥ国立公園では、季節により全く違う顔を見せる滝や川もまた、魅力の一つです。ガンロム滝やマグック渓谷では、人里離れた自然のスパでゆっくりくつろぐことができたり、ジムジム滝やツイン滝は、滝壺での水遊びの他、ブッシュウォーキングを楽しむこともできます7。雨季には乾季の際とは全く違う、迫力のある滝を見ることができるので、カカドゥ国立公園は何度訪れても新しい発見があります。
また、国立公園内には約1万頭のワニが生息しており、イエローウォータークルーズでは湿地にてイリエワニや多くの野鳥を観察することができます。
カカドゥ国立公園の観光スポットを教えてください。
カカドゥ国立公園には観光スポットが数多くありますが、その中で代表的な観光スポットは以下の通りです。
- ウビルー
- ノーランジーロック
- イエロー・ウォーター・ビラボン
- ジムジム・フォールズ
- ツイン・フォールズ
- ガンロムの滝
- マグックの滝
- ボワリ・ビジター・センター
- ワラジャン・アボリジナル・カルチャー・センター
- マムカラの湿原
- イースト・アリゲーター・リバー
- グルヤンビ・カルチャー・クルーズ
カカドゥ国立公園への行き方、アクセスを教えてください。
カカドゥ国立公園の最寄の都市は、ノーザンテリトリーの州都であるダーウィン(Darwin)になります。
ダーウィンはオーストラリアで16番目に大きな都市、周辺を含めたダーウィン都市圏の人口は約15万人となっています。ダーウィンには国内から350万人、オーストラリア国外からは150万人の観光客が訪れており、観光もダーウィンの重要な産業の一つとなっています。
ダーウィン市内にも見所は沢山ありますが、ダーウィン郊外のここでご紹介している「カカドゥ国立公園」が、ノーザンテリトリー州において、エアーズロックに次ぐ人気観光地となります。
日本からダーウィンへは、残念ながら直行便は就航していません。
日本からの直行便が乗り入れており、そこからダーウィン行きの便が多く発着する、シドニー、パース、ケアンズ等から国内線に乗換でアデレードを訪れるのが一般的となっています。
日本の地方都市からご出発される方は、シンガポール航空、ガルーダ航空等のアジア経由便でダーウィンへ入る方が時間的に便利、また費用も安く済むことも多いようです。
カカドゥ国立公園へのアクセス方法は、ダーウィンから東に250kmですので、通常車で3時間かけて向かいます。
カカドゥ国立公園の観光は、ダーウィンからツアーに参加して、または、レンタカー等でセルフドライブでカカドゥ国立公園を訪れるのが一般的です。
ダーウィンからカカドゥ国立公園へ行くオプショナルツアーはありますか?
カカドゥを訪れるオプショナルツアーは、ノーザンテリトリー州の州都ダーウィンより催行されています。
時間に余裕がない場合は日帰りツアーへの参加となりますが、はるばるダーウィンまで来たので、できれば2日以上のツアーで日本の四国よりも面積が大きいカカドゥ国立公園をじっくり回ることをお勧めします。
ダーウィン出発カカドゥ国立公園の2泊以上の宿泊付きツアーでは、キャンプタイプのものとホテル宿泊タイプのものがあります。
ホテルタイプのツアーでは、基本3つ星以上のホテルに宿泊し、ツアーによってはランクをアップグレードできます。キャンプツアーの場合、キャンプは苦手、という方もいらっしゃると思いますが、大丈夫!キャンプで使用する宿泊は、快適なサファリ・テント。常設テントの中には、ベッド、リネン、枕、タオルが用意されています。もちろん、アドベンチャーを体験したい!外で寝てみたい!というご希望の方は、満点の星空の下で、オーストラリア式簡易ベッド「スワッグ」に寝袋を入れて就寝もできますよ!
それでは数多くあるアデレード出発のカンガルー島のオプショナルツアーから、厳選してその一部をご紹介させていただきます
ダーウィンの旅行手配
トラベルドンキーでは、ダーウィンのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
ダーウィンを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
ダーウィン旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いダーウィン旅行になりますよ。
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