オーストラリア国内線の手荷物比較|機内持込・預け荷物・超過料金

日本からオーストラリアへ行く国際線ではスーツケースを無料で預けられたのに、国内線へ乗り継ごうとしたら追加料金が必要だった。
機内へ持ち込めると思っていたキャリーケースが重量オーバーで、搭乗口で高額な料金を請求された。
オーストラリア国内を飛行機で周遊するとき、意外にトラブルになりやすいのが手荷物のルールです。
カンタス航空、ヴァージン・オーストラリア、ジェットスター航空では、機内持込手荷物も預け荷物も条件がかなり違います。
例えば2026年10月現在、カンタス航空の国内線エコノミークラスなら23kgのスーツケース1個を無料で預けられます。
ヴァージン・オーストラリアは、ChoiceやFlexなら23kgが1個含まれますが、最安のLiteには含まれません。
ジェットスター航空のStarter運賃も受託手荷物は別料金です。
機内持込手荷物も、
カンタス航空は国内線で合計14kg。
ヴァージン・オーストラリアは8kg。
ジェットスター航空は2027年2月1日まで7kg。
と違います。


特にジェットスター航空では、空港へ行ってから荷物を追加するとかなり高額になることがあります。
オーストラリア国内線で事前に受託手荷物を購入せず、空港で初めて預ける場合、20kgで120豪ドル。
購入済みの重量を超えれば、さらに1kgあたり30豪ドルの超過料金がかかります。
つまり、「航空券が一番安かったからジェットスターにした」というだけでは、本当に最安とは限りません。
この記事では2026年10月現在の最新情報をもとに、カンタス航空(Qantas Airways)、ヴァージン・オーストラリア(Virgin Australia)、ジェットスター航空(Jetstar Airways)の国内線手荷物ルールを詳しく比較します。
- 3社の手荷物ルールを一覧比較
- 国際線と国内線では手荷物条件が違う
- 国内線を別切りで買う場合は特に注意
- カンタス航空の預け荷物
- カンタスのスーツケースサイズ
- カンタスの機内持込手荷物
- カンタスリンクの小型機は7kg
- カンタスの追加・超過料金
- ヴァージン・オーストラリアの預け荷物
- Liteは預け荷物なし
- Choice・Flexなら23kg
- ヴァージンの機内持込は8kg
- ヴァージンの追加手荷物料金
- 23kgを超えると65豪ドル
- ジェットスターの預け荷物
- 15~40kgから必要量を購入
- 空港で買うと20kgで120豪ドル
- 超過は1kgあたり30豪ドル
- ジェットスター機内持込は7kg
- 搭乗口で重量オーバーすると高い
- 2027年2月からジェットスターのルールが大変更
- 新しいPriority Carry-onとは?
- 3社の機内持込サイズを比較
- 預け荷物のサイズ制限
- 1個32kgを超える荷物は基本的に不可
- 大型スーツケース・長尺物は?
- ゴルフバッグ・サーフボードなど
- 家族なら荷物を1人にまとめてもいい?
- ベビーカー・チャイルドシート
- モバイルバッテリーは預け荷物に入れない
- 薬・貴重品も機内へ
- LCC利用なら荷物を自宅で量る
- 実例:23kgのスーツケースならどれが有利?
- 国内線は航空券+荷物代で比較する
- よくある質問
3社の手荷物ルールを一覧比較
まず、オーストラリア国内線エコノミークラスの主な違いを見てみましょう。
| カンタス | ヴァージン | ジェットスター | |
|---|---|---|---|
| 最安運賃 | Red eDeal | Lite | Starter |
| 預け荷物 | 23kg×1個込み | Liteなし/Choice・Flex 23kg×1個 | Starterなし |
| 機内持込 | 合計14kg | 8kg+身の回り品 | 7kg ※2027年2月1日まで |
| 機内持込1個の上限 | 10kg | 8kg | +7kg購入時でも1個10kgまで |
| 預け荷物1個の上限 | 32kg | 32kg | 32kg |
| 23kg超過料金 | 対象の場合64豪ドル | 65豪ドル | 購入重量を超えた分1kg30豪ドル |
一番大きな違いは、受託手荷物が航空券に含まれているかです。
カンタスなら最安の通常エコノミー運賃でも23kgが1個含まれます。
ヴァージンならChoice以上。
ジェットスターなら基本的に別途購入。
ここを理解していないと、航空券を安く買ったつもりでも最終的には高くなることがあります。
国際線と国内線では手荷物条件が違う
日本からオーストラリアへ旅行する人が最も間違えやすいところです。
例えばカンタス航空の場合、日本-オーストラリア間の国際線エコノミークラスでは通常、合計30kgまでの受託手荷物が認められています。
ところがオーストラリア国内線だけを別に購入すると、エコノミーは23kg×1個です。
つまり日本から29kgのスーツケースを持ってきても、シドニーから別切りで購入した国内線では、そのまま無料で預けられるとは限りません。
ANAやJALの国際線から、ヴァージンやジェットスターへ乗り継ぐ場合も同じです。
航空会社が変われば、国内線側の手荷物ルールが適用されます。
国内線を別切りで買う場合は特に注意
例えば、
JAL 羽田 → シドニー
ジェットスター シドニー → ケアンズ
を別々に予約した場合。
ジェットスターのStarter運賃を買っただけでは、受託手荷物は付いていません。
シドニーでスーツケースを受け取り、ジェットスターへ預け直す際には、あらかじめ手荷物を購入しておく必要があります。
国際線で無料だったから国内線も無料、という考え方はできません。
カンタス航空の預け荷物
カンタス航空のオーストラリア国内線エコノミークラスでは、通常、
1個・23kgまで
の受託手荷物が航空券に含まれています。
Red eDealでもFlexでも、一般的な国内線エコノミーなら基本の荷物条件は同じです。
普通の海外旅行用スーツケース1個なら、この範囲で収まる人が多いでしょう。
カンタスのスーツケースサイズ
オーストラリア国内線では、受託手荷物1個の縦・横・高さの合計が140cm以内が基本です。
例えば、
高さ70cm+幅45cm+奥行き25cm=140cm
なら範囲内です。
国際線では一般的に158cmというサイズを見かけますが、カンタス国内線の通常規定は140cmなので注意してください。
カンタスの機内持込手荷物
カンタス国内線は、機内持込手荷物にかなり余裕があります。
国内線エコノミー・ビジネスクラスでは、
・頭上の収納棚へ入れるバッグ1個
・前の座席下へ入れるバッグ1個
・小さな身の回り品1個
を持ち込めます。
合計重量は14kgまで。
ただし1個あたり10kgを超えることはできません。
頭上収納用バッグの最大サイズは56cm×36cm×23cmです。
座席下バッグは34cm×48cm×23cmまでです。
日本からオーストラリアへ来るカンタス国際線エコノミーの機内持込は通常7kgなので、国内線のほうが重量面では余裕があります。
カンタスリンクの小型機は7kg
ただし、地方都市へ飛ぶカンタスリンクのダッシュ8 Q400型機は別です。
機内持込は最大7kgになります。
さらに小型のキャリーケースは頭上収納棚へ入らないため、搭乗口で預け、到着時に受け取る場合があります。
例えば地方都市や一部の地域路線を利用する場合は、「カンタスだから14kg」と思い込まず、使用機材を確認してください。
カンタスの追加・超過料金
カンタス国内線で無料許容量を超える場合は、追加手荷物を事前購入できます。
2026年現在、オーストラリア国内線では、
| 超過内容 | 料金 |
|---|---|
| 追加手荷物1個 | 161豪ドル |
| 23kgを超える手荷物 | 64豪ドル/1個 |
という料金が案内されています。
追加手荷物は事前購入しておくほうが、空港で超過処理するより安心です。
なお、1個32kgを超える荷物は受け付けてもらえません。
ヴァージン・オーストラリアの預け荷物
ヴァージン・オーストラリアでは、購入する運賃によって手荷物条件が変わります。
| 運賃 | 受託手荷物 |
|---|---|
| Lite | なし |
| Choice | 23kg×1個 |
| Flex | 23kg×1個 |
| Business | 32kg×2個 |
日本からスーツケースを持って旅行する人なら、LiteだけでなくChoiceとの料金差を見ることが重要です。
Liteは預け荷物なし
Liteはヴァージン・オーストラリアの最も安いエコノミー運賃です。
機内持込だけで旅行できる人には魅力的ですが、スーツケースは含まれていません。
追加の受託手荷物を購入できます。
そのため、
Lite 90豪ドル
Choice 120豪ドル
と表示された場合でも、Liteへ23kgの荷物を付ければChoiceより高くなる可能性があります。
Choice・Flexなら23kg
ChoiceとFlexには、23kgの受託手荷物1個が含まれます。
さらに標準座席指定も運賃に含まれるため、観光旅行ではChoiceが使いやすい選択になることがあります。
カンタスと比較する場合も、ヴァージンのLiteではなくChoiceの総額を比べると公平です。
ヴァージンの機内持込は8kg
2026年2月2日以降、ヴァージン・オーストラリアのエコノミークラスでは、
機内持込バッグ1個・最大8kg+身の回り品1個
が基本です。
メインバッグの最大サイズは56cm×36cm×23cm。
小さな身の回り品は45cm×33cm×20cm以内で、前の座席下へ収納します。
カンタスの国内線14kgよりは少ないものの、ジェットスターの現行7kgより1kg多くなっています。
ヴァージンの追加手荷物料金
追加の23kgバッグは、オンラインで事前購入できます。
料金はフライト時間と旅行時期によって変わります。
2026年現在、オフピーク期間なら、
| 国内線 | 予約時オンライン購入 | 空港購入 |
|---|---|---|
| 飛行時間約3時間未満 | 67豪ドル | 120豪ドル |
| 飛行時間約3時間以上 | 72豪ドル | 170豪ドル |
ピーク期間では、予約時オンライン料金が短距離72豪ドル、3時間以上77豪ドルになります。
2026年では9月19日~10月11日、12月12日~2027年1月27日などがピーク料金期間に指定されています。
ヴァージンでも空港より事前購入のほうがかなり安いことが分かります。
23kgを超えると65豪ドル
ヴァージン・オーストラリアで1個のスーツケースが23kgを超えた場合、32kgまでは預けられます。
ただし国内線では、
1個につき65豪ドル
の重量超過料金が空港でかかります。
例えば24kgでも31kgでも、23~32kgの範囲なら1個の重量超過料金です。
32kgを超える物は通常の受託手荷物として扱えません。
ジェットスターの預け荷物
ジェットスター航空のStarter運賃には、受託手荷物は含まれていません。
その代わり、必要な人だけ荷物を追加する方式です。
短期旅行で機内持込バッグだけなら、荷物代を払う必要がありません。
これがLCCの大きなメリットです。
15~40kgから必要量を購入
ジェットスターでは、予約時や予約後に受託手荷物を追加できます。
一般的には15kg、20kg、25kg、30kg、35kg、40kgなど、必要な重量を選びます。
最大は1人40kg。
複数個へ分けても構いませんが、1個が32kgを超えることはできません。
例えば30kgを購入した場合、
20kgのスーツケース+10kgのバッグ
という分け方もできます。
空港で買うと20kgで120豪ドル
ジェットスターで最も避けたいのが、受託手荷物を何も購入しないまま空港へ行き、大きなスーツケースを預けるケースです。
2026年1月15日以降、オーストラリア国内線で空港購入する場合、最初の20kgが、
120豪ドル
です。
予約時のオンライン料金は路線や日付によって変動するため一律ではありませんが、通常は空港で購入するより安く設定されています。
荷物を預けると分かっているなら、必ず事前購入しましょう。
超過は1kgあたり30豪ドル
さらに購入済みの重量を超えると、オーストラリア国内線では空港で、
1kgあたり30豪ドル
の超過料金がかかります。
例えば20kgの手荷物を購入していたのに、実際の重量が23kgだった場合、
3kg×30豪ドル=90豪ドル
になる可能性があります。
数kgのオーバーでも非常に高くつくので注意してください。
ジェットスター機内持込は7kg
2027年2月1日までに出発するジェットスター航空便では、Starter運賃の機内持込手荷物は、
2個合計7kgまで
です。
メインバッグは56cm×36cm×23cm以内。
さらにハンドバッグや薄型パソコンバッグなど、小型の手荷物を1個持てます。
ただし2個の合計が7kg以内です。
「キャリーケース7kg+リュック3kg」では10kgなので規定を超えます。
搭乗口で重量オーバーすると高い
ジェットスターでは、機内持込手荷物をチェックイン時や搭乗口で量られることがあります。
2026年現在、オーストラリア国内線で搭乗口まで行ってから規定超過が判明した場合、
追加の7kg機内持込枠をその場で購入できれば85豪ドル。
購入できず受託手荷物へ回される場合の搭乗口超過料金は125豪ドルです。
これは航空券そのものより高いことさえあります。
LCCを利用する場合、出発前に荷物を量る意味はかなり大きいでしょう。
2027年2月からジェットスターのルールが大変更
これから2027年のオーストラリア旅行を予約する人は、特に注意してください。
2027年2月2日以降に出発するジェットスター航空(JQ)便では、7kgという従来の機内持込重量制が基本的に廃止されます。
新しいStarter運賃に無料で含まれるのは、
40cm×30cm×20cm以内の座席下バッグ1個
です。
小型リュック、ハンドバッグ、パソコンバッグ程度を想定したサイズです。
現在のような一般的な機内持込キャリーケースは、無料のStarterだけでは頭上収納棚へ持ち込めなくなります。
新しいPriority Carry-onとは?
2027年2月2日以降、頭上収納棚を使いたい場合はプライオリティ・キャリーオン(Priority Carry-on)を購入します。
これにより、
・座席下バッグ 40cm×30cm×20cm
・頭上収納バッグ 56cm×36cm×23cm
の2個を持ち込めます。
さらに優先搭乗も付いています。
新制度では従来の「合計7kg」という制限はなくなりますが、安全上、1個のバッグは10kgを超えることができません。
プライオリティ・キャリーオンは便ごとに販売数が限られます。
2026年8月の発表時点では、シドニー-メルボルン線で片道33豪ドルからなどの例が示されていますが、料金は路線・日付・空席状況によって変わります。
3社の機内持込サイズを比較
| 航空会社 | 主な頭上収納バッグ | 重量 |
|---|---|---|
| カンタス | 56×36×23cm | 合計14kg、1個最大10kg |
| ヴァージン | 56×36×23cm | 1個8kg+身の回り品 |
| ジェットスター 2027年2月1日まで |
56×36×23cm | 2個合計7kg |
| ジェットスター 2027年2月2日以降 |
Starterは座席下40×30×20cmのみ Priorityなら56×36×23cmも可 |
1個最大10kg |
キャリーケースのサイズ自体は3社とも似ています。
違うのは何kgまで入れてよいかです。
預け荷物のサイズ制限
重量だけでなく、スーツケースのサイズにも注意してください。
カンタスとヴァージン・オーストラリアの通常国内線では、縦・横・高さの合計が140cm以内が基本です。
大型スーツケースでは140cmを超える製品も珍しくありません。
日本からの国際線で問題なく預けられた大型スーツケースが、国内線ではオーバーサイズになる可能性があります。
旅行前にスーツケースの外寸を一度確認しておくと安心です。
1個32kgを超える荷物は基本的に不可
3社とも、通常の受託手荷物では1個あたり32kgが事実上の上限です。
「40kgまで購入したジェットスターなら40kgのスーツケース1個でもよい」という意味ではありません。
例えば40kg購入したなら、
25kg+15kg
など複数個に分ける必要があります。
32kgを超える単一の荷物は、貨物扱いが必要になる場合があります。
大型スーツケース・長尺物は?
ジェットスターでは、一辺が100cmを超える物はオーバーサイズ品として扱われます。
国内線のオーバーサイズ取扱料金は、2026年現在、
予約時・予約管理から支払い:30豪ドル
空港:35豪ドル
です。
ただしこの料金は、「重量を追加する料金」ではありません。
例えば25kgのサーフボードを持つなら、25kg分の受託手荷物重量も別に購入する必要があります。
ゴルフバッグ・サーフボードなど
オーストラリアではゴルフ、サーフィン、ダイビング、スキーなどの道具を飛行機で運ぶ人も多くいます。
航空会社によって、通常の受託手荷物枠へ含められる場合と、オーバーサイズ料金が必要な場合があります。
特にジェットスターでは長尺物の取扱料金があります。
ゴルフ旅行やサーフトリップの場合は、航空券の安さだけでなくスポーツ用品を含めた総額で比較しましょう。
家族なら荷物を1人にまとめてもいい?
家族4人だからといって、必ず4個のスーツケースを持つ必要はありません。
ジェットスターなら、例えば1人だけ30kgの受託手荷物を購入し、家族の衣類をまとめる方法があります。
ただし1個32kgの上限があるので、重量によっては複数個へ分けます。
カンタスの場合は基本的に1人23kg×1個という個数制なので、「4人分の92kgを1個にまとめる」という使い方はできません。
航空会社ごとに「重量制」と「個数制」の考え方が違います。
ベビーカー・チャイルドシート
小さな子供連れの場合、ベビーカーやチャイルドシートなどを持って行くことがあります。
カンタス航空では、子供について通常の受託手荷物に加え、ベビーカー、チャイルドシート、携帯用ベッドなどの子供用品を一定数無料で預けられます。
ヴァージン・オーストラリアも、ベビーカー、チャイルドシート、携帯用ベッドなどを「特別な子供用品」として無料で認めています。
ジェットスターにも子供用品に関する特別ルールがあります。
家族旅行では通常のスーツケース重量だけを見ず、ベビーカー等が無料対象になるか確認してください。
モバイルバッテリーは預け荷物に入れない
スマートフォン用のモバイルバッテリーは、スーツケースへ入れて預けてはいけません。
カンタス航空は、モバイルバッテリーや予備のリチウム電池を機内持込手荷物として携帯するよう明示しています。
これは他社でも基本的に同様です。
空港でスーツケースを開けて取り出すことにならないよう、最初から機内持込バッグへ入れておきましょう。
薬・貴重品も機内へ
常用薬、パスポート、現金、パソコン、重要書類なども預け荷物には入れないほうがよいでしょう。
前の記事で紹介したように、受託手荷物が遅延することがあります。
毎日必要な薬をスーツケースへ入れ、そのスーツケースだけ別の都市へ行ってしまえば困ります。
機内持込可能な薬・貴重品は自分で管理してください。
LCC利用なら荷物を自宅で量る
ジェットスターを頻繁に利用するなら、小型のラゲッジスケールがあると便利です。
特に現在の7kg機内持込ルールでは、
キャリーケース 2.8kg
パソコン 1.3kg
衣類 2.5kg
充電器など 0.8kg
と入れるだけで7kgを超えます。
空港で重量超過が発覚すると高額なので、ホテルを出る前にも確認しておくと安心です。
実例:23kgのスーツケースならどれが有利?
シドニーからケアンズへ、23kgのスーツケース1個を持って移動すると仮定します。
カンタス航空
エコノミー航空券に23kg×1個が最初から含まれます。
ヴァージン・オーストラリア
Choiceなら23kg×1個が含まれます。Liteなら手荷物を追加購入します。
ジェットスター航空
Starterには含まれないため、25kgなど必要量に合わせて事前購入します。
この場合、検索画面で、
カンタス 160豪ドル
ヴァージン Lite 105豪ドル
ヴァージン Choice 135豪ドル
ジェットスター 89豪ドル
だったとしても、89豪ドルだけを見てジェットスターが一番安いとは判断できません。
ジェットスターに25kgの手荷物を加えた金額。
ヴァージンLiteに23kgを追加した金額。
最初から荷物込みのChoice。
カンタス。
この4つを比べる必要があります。
スーツケースがある旅行では「荷物込み航空券価格」で比較する。
これがオーストラリア国内線を安く予約する最も簡単な方法です。
国内線は航空券+荷物代で比較する
オーストラリア国内線の手荷物ルールは、航空会社によってかなり違います。
カンタス航空なら、一般的な国内線エコノミーで23kgのスーツケース1個が含まれ、機内持込は合計14kgまで。
ヴァージン・オーストラリアはLiteなら預け荷物なし、Choice・Flexなら23kgが1個。機内持込は8kgです。
ジェットスター航空のStarterは受託手荷物なしで、2027年2月1日までの機内持込は合計7kg。
そして2027年2月2日からは、ジェットスターの機内持込ルールそのものが大きく変わります。
最も注意したいのは、空港で手荷物を追加・超過すると高くなることです。
ジェットスターでは、オーストラリア国内線の空港購入が20kgで120豪ドル。
購入重量を超えれば1kg30豪ドル。
搭乗口で機内持込が規定を超えると125豪ドルになる場合もあります。
ヴァージンも空港で追加手荷物を購入すると、路線によって120~170豪ドルです。
その一方で、事前にオンライン購入すれば大幅に安くなります。
したがって、オーストラリア国内線では、
航空券を予約する前にスーツケースの重量を決める。
航空券+受託手荷物料金で比較する。
必要な荷物は空港ではなく事前購入する。
この3つを覚えておけば、大きな失敗は避けられます。
そして、日本から持ってきたスーツケースだからといって、日本-オーストラリア国際線と同じ手荷物条件が自動的に国内線へ引き継がれるわけではありません。
国内線を別に購入したら、国内線の手荷物条件をもう一度確認する。
オーストラリア周遊旅行では、これが非常に重要です。
よくある質問
通常のオーストラリア国内線エコノミークラスでは23kgまでの受託手荷物1個が含まれます。一部の小型機・特殊路線には例外があります。
通常の国内線では合計14kgまでで、1個あたり最大10kgです。カンタスリンクのダッシュ8 Q400型機では7kgまでとなります。
含まれません。ChoiceとFlexには23kgまでの受託手荷物1個が含まれます。スーツケースを預ける場合はLite+荷物料金とChoiceの総額を比較してください。
2026年2月以降、エコノミークラスはメインバッグ1個8kgまでに加え、前の座席下へ入る小さな身の回り品1個を持ち込めます。
基本的に含まれていません。必要な重量を事前購入します。最大40kgまで購入できますが、1個の荷物は32kgを超えられません。
2026年現在、オーストラリア国内線で事前購入していない受託手荷物を空港で追加する場合、最初の20kgが120豪ドルです。さらに重量を超えた場合は1kgにつき30豪ドルの超過料金がかかります。
いいえ。2027年2月2日以降のジェットスター航空(JQ)便では、Starterに無料で含まれるのは40×30×20cm以内の座席下バッグ1個となります。頭上収納棚用のバッグが必要ならPriority Carry-onを購入します。1個のバッグは10kgを超えられません。
国内線を別に購入した場合は、その航空会社・運賃の国内線手荷物規則が適用されます。例えばカンタス国内線エコノミーは通常23kg×1個なので、日本-オーストラリア国際線の30kg条件が自動的に適用されるわけではありません。
いいえ。モバイルバッテリーや予備のリチウム電池は、原則として預け荷物ではなく機内持込手荷物に入れます。航空会社ごとの容量・個数制限も確認してください。
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