オーストラリアのアザラシとアシカ|違い・見分け方とおすすめ観察地8選

オーストラリア南部の海岸では、岩場や砂浜で休むアザラシ類を見られます。カンガルー島のオーストラリアアシカ、フィリップ島のオーストラリアオットセイ、西オーストラリア州の海で泳ぐアシカなど、地域によって種類も観察方法も異なります。

日本語では「アザラシ」「アシカ」「オットセイ」を別の動物として呼び分けますが、英語のsealは広い意味でこれらをまとめて指すことがあります。現地ツアーのSeal Cruiseに参加しても、見られるのはオットセイの仲間という場合があります。

見分ける時に最も分かりやすいのは、外から見える耳たぶと後ろ脚です。アシカとオットセイには小さな耳たぶがあり、後ろ脚を体の下へ回して陸上を歩けます。いわゆる「本当のアザラシ」には外耳がなく、陸上では腹ばいで進みます。

オーストラリアで旅行者がよく出会うのは、オーストラリアアシカ、オーストラリアオットセイ、ロングノーズド・ファーシールの3種です。ヒョウアザラシやミナミゾウアザラシが現れることもありますが、通常の観光対象ではありません。

この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、アザラシとアシカの違いと見分け方、野生個体を見られる8つの地域、泳ぐツアー、ベストシーズン、アクセス、観察マナー、保全上の注意まで詳しく解説します。




オーストラリアのアザラシ・アシカとは?

アザラシ、アシカ、オットセイは、鰭脚類と呼ばれる海生哺乳類です。肺で呼吸し、子どもを母乳で育て、休息、繁殖、換毛のために陸へ上がります。

オーストラリア本土周辺で繁殖する主な種類は、オーストラリアアシカ、オーストラリアオットセイ、ロングノーズド・ファーシールです。いずれも外耳を持つ「耳のあるアザラシ」の仲間です。

南オーストラリア州と西オーストラリア州ではアシカ、ビクトリア州、タスマニア州、ニューサウスウェールズ州南部ではオットセイを見かける機会が多くなります。

英語のSealは広い呼び方

観光案内のSeal ColonyやSeal Cruiseは、狭い意味のアザラシだけを指しません。Australian Fur SealやLong-nosed Fur Sealが対象でもSealと表記されます。

野生個体は飼育動物ではない

陸上で動きが遅く見えても、近づくと素早く動き、鋭い歯でかむことがあります。安全距離とツアーガイドの指示を守ります。

陸で休むことも生活の一部

浜に横たわる個体が弱っているとは限りません。長い採食から戻り、数時間から数日休んでいる場合があります。

野生動物のため、遭遇は保証されない

繁殖地や大きなコロニーでは観察できる可能性が高いものの、天候、波、個体の移動、保全措置によってツアー内容が変わります。

アザラシとアシカの違い・見分け方

一般的な見分け方は、耳、後ろ脚、陸上での姿勢、泳ぎ方です。アシカとオットセイはアシカ科、本当のアザラシはアザラシ科に分類されます。

耳たぶが見えるか

アシカとオットセイには、頭の横に小さな外耳があります。アザラシには外から突き出した耳たぶがなく、小さな耳の穴だけがあります。

後ろ脚を前へ回せるか

アシカとオットセイは後ろの鰭を体の下へ回し、四肢で立つように歩けます。アザラシは後ろの鰭を前へ回せず、陸上では腹を波打たせるように進みます。

泳ぎ方

アシカとオットセイは大きな前鰭で水をかき、後ろ鰭で方向を調整します。アザラシは後半身と後ろ鰭を左右へ動かして進みます。

アシカとオットセイの違い

どちらも耳のあるアザラシですが、オットセイは密な下毛を持ち、鼻先が比較的細く見えます。アシカは短い毛と太い体つきが目立ちます。ただし、濡れた個体や若い個体は外見だけで区別しにくいため、場所とガイドの説明を参考にします。

オーストラリアで見られる主な種類

種類 主な分布 特徴
オーストラリアアシカ 南オーストラリア州、西オーストラリア州 固有種。絶滅危惧。雄雌の体色差が大きい
オーストラリアオットセイ ビクトリア州、タスマニア州、NSW州南部 大型で濃褐色。岩礁の大コロニー
ロングノーズド・ファーシール 南部海岸、タスマニア州、NSW州 細い鼻先。旧名ニュージーランドオットセイ
ミナミゾウアザラシ 亜南極諸島。まれに本土・タスマニア 外耳なし。大型の本当のアザラシ
ヒョウアザラシ 南極周辺。冬にまれな来訪 外耳なし。長い頭部と斑点

おすすめ観察地8選の比較

場所 主な種類 観察方法 旅行の組みやすさ
シールベイ オーストラリアアシカ 遊歩道、ガイド カンガルー島周遊
ポートリンカーン オーストラリアアシカ 遊泳、船上観察 国内線+2泊以上
ベアード・ベイ オーストラリアアシカ 遊泳、イルカとの複合体験 エア半島ドライブ
ジュリアン・ベイ オーストラリアアシカ シュノーケル、船上観察 パースから1~2泊
ロッキンガム オーストラリアアシカ クルーズ、カヤック パースから日帰り
フィリップ島 オーストラリアオットセイ 2時間クルーズ メルボルンから日帰り・1泊
モンタギュー島 豪州/ロングノーズド・ファーシール クルーズ、シュノーケル ナローマから出航
タスマニア南東部 豪州/ロングノーズド・ファーシール 荒海クルーズ ホバートから日帰り

陸上から落ち着いて見るならシールベイ

泳がず、野生のアシカの休息、子育て、波乗りを観察したい旅行者に向いています。

海中での動きを見るなら認可ツアー

ポートリンカーン、ベアード・ベイ、ジュリアン・ベイでは、条件を満たせばシュノーケルで観察できます。泳がず船上から参加できる商品もあります。

1.カンガルー島・シールベイ

シールベイ保護公園は、オーストラリアアシカを陸上から観察できる代表的な場所です。柵で囲った展示ではなく、野生のコロニーを遊歩道と展望場所から見ます。

2026年8月時点では、コロニー保護のため砂浜へのアクセスが一時停止され、遊歩道上でスタッフの解説を受ける方式となっています。公園自体は営業しています。

営業時間と料金

通常は9時~17時、最終入場16時。遊歩道の大人料金はAU$20.70、シールベイ・エクスペリエンスはAU$44で、料金は2027年6月30日まで有効と案内されています。

島内では車が便利

キングスコートから車で約45分です。カンガルー島の日帰りツアーでも訪れますが、島内に2泊以上すると移動に余裕ができます。



2.ポートリンカーン

エア半島のポートリンカーンから、沖合の島に暮らすオーストラリアアシカを訪ねる半日ツアーが運航されています。

水中ではアシカの方から泳者へ近づき、回転したり、目の前で止まったりすることがあります。人が追いかける体験ではありません。

2026年の料金目安

南オーストラリア州公式観光サイトでは、カリプソ・スターのSea Lion Swimが1人AU$265から案内されています。器材、ウェットスーツ、船上の軽食など、含まれる内容を確認してください。

前後泊がおすすめ

アデレードから国内線で約50分ですが、早朝集合、海況による変更、帰港時刻を考え、ポートリンカーンに2泊以上します。

3.ベアード・ベイ

ベアード・ベイは、エア半島西岸の小さな集落です。オーストラリアアシカとバンドウイルカの両方を探すエコツアーで知られています。

湾内の移動時間が比較的短く、穏やかな浅瀬で行う日もありますが、自然条件と動物の行動によって内容は変わります。

料金と子どもの条件

2026年の公式観光掲載ではAU$160から。15歳以下は、海況が不安定になりやすい9~10月と4~5月に参加対象外となる案内があります。

レンタカー周遊向き

ポートリンカーンから片道約3時間30分が目安です。同日往復を急がず、ストリーキー・ベイ周辺を含むエア半島周遊に組み込みます。

4.ジュリアン・ベイ

パースの北約220キロにあるジュリアン・ベイでは、沖合の島や岩礁に暮らすオーストラリアアシカを訪ねます。

シュノーケル参加者にはガイドが水中で同行し、アシカが自分から近づくのを待ちます。泳がず船上から観察できる商品もあります。

ツアー料金の目安

2026年の西オーストラリア州公式観光掲載では、2時間前後のツアーが大人AU$115~199程度、リーフシュノーケルを組み合わせる商品はAU$150~285程度です。

ピナクルズと組み合わせる

日帰りも可能ですが、移動が長くなります。セルバンテスのピナクルズと合わせ、ジュリアン・ベイまたはセルバンテスに1泊すると無理がありません。

5.ロッキンガム・シール島

パース南部のショールウォーター諸島海洋公園には、オーストラリアアシカが休むシール島があります。

ガラス底ボート、野生動物クルーズ、カヤックなどから観察できます。パースから近く、泳がずにアシカを見たい旅行者にも選びやすい場所です。

パースから日帰り可能

ロッキンガムはパース中心部から車で約40~50分。鉄道と路線バスでもアクセスできます。

運航期を確認

西オーストラリア州公式観光情報では、シール島周辺のフェリーやクルーズは主に9~6月に案内されています。冬季や繁殖保護期間は運航内容が変わります。

6.フィリップ島・シールロックス

フィリップ島西端沖のシールロックスは、オーストラリア最大規模のオーストラリアオットセイのコロニーです。

ノビーズの遊歩道から遠望できますが、肉眼では小さく見えます。近くで観察するなら、カウズ桟橋発の2時間シールクルーズを利用します。

平均5,000頭以上を観察

フィリップ島自然公園は、クルーズで平均5,000頭以上を観察すると案内しています。繁殖地の岩場を船から見学し、個体が船へ近づく場合もあります。

料金と出航時刻

2026年のビクトリア州公式観光掲載では大人AU$115、子どもAU$80。通常14時出航で、夏の繁忙期は追加便が設定されます。

7.バルングバ・モンタギュー島

ニューサウスウェールズ州南岸、ナローマ沖のバルングバ・モンタギュー島には、オーストラリアオットセイとロングノーズド・ファーシールが集まります。

島には年間を通じて数百頭が暮らし、晩冬から12月初めにかけて数が増えると州立公園が案内しています。

クルーズと島内ツアー

ナローマから船で約20分。コロニーを船から見るツアー、灯台と島内を歩くガイドツアー、シュノーケル商品があります。

遊泳は水温と海況に注意

南岸の海は夏でも冷たく、外洋のうねりがあります。ウェットスーツが含まれるか、泳力条件、最低年齢、当日の中止規定を確認します。

8.タスマニア・タスマン半島/ブルーニー島

タスマニア東部と南部の沖合島には、オーストラリアオットセイとロングノーズド・ファーシールが暮らします。

タスマン半島とブルーニー島のウィルダネスクルーズでは、断崖、海食洞、アホウドリ、イルカ、季節のクジラとともに岩場のオットセイを観察します。

タスマン島クルーズ

ポートアーサー周辺から出る3時間クルーズは通年運航、2026年の公式観光掲載でAU$190。防風・防水ジャケットが提供されます。

ブルーニー島クルーズ

アドベンチャー・ベイ発の3時間クルーズも通年運航で、2026年の料金はAU$190。ホバート発の送迎・食事付き一日ツアーもあります。

目的別の観察地の選び方

陸上から安定して見たいならシールベイ、大規模な群れならフィリップ島、泳ぐ体験ならポートリンカーン、ベアード・ベイ、ジュリアン・ベイが候補です。

短い都市滞在から組み込むなら、パース発のロッキンガム、メルボルン発のフィリップ島、ホバート発のタスマン半島またはブルーニー島が便利です。

種類を先に決める

オーストラリア固有のアシカを見たいのか、岩礁に集まるオットセイの大群を見たいのかで、目的地が変わります。

ベストシーズンと観察の確実性

大きなコロニーでは通年観察の可能性がありますが、繁殖周期、換毛、採食、海況によって陸上の頭数は変わります。

オーストラリアアシカは約18か月の不規則な繁殖周期を持つため、全国共通の毎年同じ繁殖月はありません。西オーストラリア州では、繁殖地への影響を避け、多くのツアーが9~6月を中心に運航します。

船の揺れを抑えたい場合は、風が弱い午前便が候補です。ただし、出航時刻は潮汐、海況、目的地によって決められています。




海岸での見分け方

遠くの岩場では、色だけで判断せず、耳、鼻先、体形、陸上での姿勢を順番に見ます。双眼鏡があると分かりやすくなります。

耳たぶ

小さな突起が見えればアシカ科です。ヒョウアザラシやゾウアザラシには外耳がありません。

前鰭の長さ

アシカとオットセイは長い前鰭で上体を持ち上げます。アザラシの前鰭は比較的短く、体を高く起こしません。

毛と鼻先

オットセイは厚い毛と細長い鼻先が目立ちます。アシカは毛が短く、丸みのある頭と太い胸を持ちます。

場所で候補を絞る

カンガルー島や西オーストラリア州のアシカ島ではオーストラリアアシカ、フィリップ島ではオーストラリアオットセイが中心です。

オーストラリアアシカ

オーストラリアアシカ(Australian Sea Lion)は、南オーストラリア州と西オーストラリア州だけで繁殖する固有種です。

2021年までの総個体数推定は約1万~1万5,000頭で、連邦法では絶滅危惧種に指定されています。

雄と雌の外見が大きく異なる

成獣の雄は大きく、濃い褐色の体と淡い頭部を持ちます。雌は小型で、銀灰色から黄褐色です。

18か月前後の繁殖周期

毎年同じ季節に出産するのではなく、コロニーごとに時期がずれます。この遅い繁殖が個体数回復を難しくしています。

砂浜と低い島を利用

シールベイの砂浜、西オーストラリア州の小島などで休息、繁殖、子育てを行います。

オーストラリアオットセイ

オーストラリアオットセイ(Australian Fur Seal)は、世界のオットセイ類の中で最も大型です。

バス海峡、タスマニア州、ビクトリア州、南オーストラリア州、ニューサウスウェールズ州南部の岩礁や島に分布します。

濃褐色でがっしりした体

大きな褐色の目、厚い毛、犬に似た頭部が特徴です。雄は全長2メートルを超える場合があります。

シールロックスに大コロニー

フィリップ島沖のシールロックスは、国内最大規模のコロニーとして知られます。

潜水と採食

魚、イカ、タコなどを食べ、深い海へ潜ります。水面では片方の鰭を空中へ上げて休む姿も見られます。

ロングノーズド・ファーシール

ロングノーズド・ファーシール(Long-nosed Fur Seal)は、以前New Zealand Fur Sealと呼ばれていた種類です。

タスマニア州、南オーストラリア州、ビクトリア州、ニューサウスウェールズ州南部、西オーストラリア州南部で見られます。

細長い鼻先

オーストラリアオットセイより頭部と鼻先が細く、体もやや小さく見えます。ただし遠距離では区別が難しくなります。

モンタギュー島とタスマニア

バルングバ・モンタギュー島やタスマン半島のクルーズでは、オーストラリアオットセイと同じ岩場にいることがあります。

オーストラリアへ来る本当のアザラシ

外耳のないアザラシ科では、ミナミゾウアザラシ、ヒョウアザラシ、カニクイアザラシなどが、南極・亜南極海域からまれに本土やタスマニアの浜へ来ます。

休んでいる個体へ近づかない

長距離を移動した個体が体力を回復している場合があります。海へ戻そうとせず、人と犬を遠ざけ、州の野生動物機関へ連絡します。

ヒョウアザラシは特に距離を取る

大型で強い顎を持つ野生の捕食者です。写真のために正面へ回り込んだり、水際をふさいだりしないでください。

アシカ・アザラシと泳ぐ体験

オーストラリアで一般旅行者が参加する遊泳体験の主役は、オーストラリアアシカです。許可を受けた事業者が、繁殖地から離れた場所で少人数の観察を行います。

追わずに待つ

泳者は水面でまとまり、アシカが近づくのを待ちます。潜って追跡する、触る、餌を見せる、進路をふさぐ行為はできません。

最低年齢と泳力

年齢条件は事業者と季節によって異なります。足の着かない海で、マスク、シュノーケル、ウェットスーツを使える泳力が必要です。

病気と衛生

アシカ類はかむ可能性があり、人と共通する感染症を持つ場合もあります。傷口がある時、体調不良時、妊娠中は事業者へ相談します。

子ども連れ・船酔い・安全

陸上観察ならシールベイ、短いクルーズならロッキンガムが子ども連れに組み込みやすい選択です。外洋の遊泳ツアーは、年齢よりも泳力、寒さ、船酔いへの耐性を考えます。

小さな子どもは船上観察

遊泳対象年齢に達していても、冷水、波、器材への不安がある場合は無理をせず、船から見学します。

酔い止めは事前に相談

フィリップ島、モンタギュー島、タスマニアの外洋クルーズは大きく揺れる場合があります。服用時刻と眠気を医師または薬剤師へ確認します。



日本からのアクセス・服装・持ち物

南オーストラリア州

カンガルー島はアデレードから航空便または車とフェリー、ポートリンカーンは国内線が便利です。ベアード・ベイは長距離ドライブになります。

西オーストラリア州

ロッキンガムはパースから日帰り、ジュリアン・ベイはレンタカーで約2時間30分です。海岸部では午後に風が強くなる日があります。

ビクトリア州・ニューサウスウェールズ州

フィリップ島はメルボルンから約2時間、ナローマはシドニーから車で約5時間です。どちらも現地泊を入れると海況変更へ対応しやすくなります。

タスマニア州

タスマン半島はホバートから車で約1時間30分、ブルーニー島は車とフェリーで向かいます。ホバート発送迎付きツアーもあります。

服装と持ち物

  • 防風・防水ジャケット
  • 暖かい中間着
  • 滑りにくい靴
  • 帽子、サングラス、日焼け止め
  • 双眼鏡
  • 酔い止めと常用薬
  • 水着、タオル、着替え(遊泳時)
  • 防水ケースまたはカメラ用ストラップ

予約・観察マナー・保全

公式・認可事業者を利用

遊泳体験は、州政府の許可と野生動物管理条件に従う事業者を選びます。通常の海岸で自分から泳いで近づいてはいけません。

距離規則を守る

西オーストラリア州では、一般利用者は水中50メートル、船100メートル、陸上10メートルの距離が基本です。認可ツアーには別の管理条件があります。

上陸場所をふさがない

海と休息地の間に立つと、動物が上陸できません。浜に個体がいる時は、水際と動物の間を横切らないでください。

餌・接触・ドローンは禁止

餌付け、接触、鳴きまねで呼ぶ行為を避けます。国立公園や保護区でのドローンは許可が必要、または禁止の場合があります。

海洋ごみを残さない

釣り糸、包装材、輪状のプラスチックは首や鰭へ絡みます。見つけたごみは安全に回収し、負傷個体は州の救護機関へ報告します。

浜で休む個体を海へ戻さない:呼吸をして周囲を見ている個体は、単に休息している可能性があります。距離を取り、犬と人を近づけないでください。



オーストラリアのアザラシ・アシカに関するよくある質問(FAQ)

アザラシとアシカの最も簡単な見分け方は何ですか?

耳たぶと後ろ脚です。アシカとオットセイには外耳があり、後ろ脚を体の下へ回して歩けます。本当のアザラシには外耳がなく、陸上では腹ばいで進みます。

オーストラリアで最もおすすめのアシカ観察地はどこですか?

陸上から見るならカンガルー島のシールベイ、泳ぐ体験ならポートリンカーンまたはジュリアン・ベイが代表的です。

オットセイの大群を見られる場所はどこですか?

フィリップ島沖のシールロックスです。2時間クルーズでは、平均5,000頭以上のオーストラリアオットセイが観察されると案内されています。

オーストラリアアシカは絶滅危惧種ですか?

はい。オーストラリア連邦法で絶滅危惧種に指定され、繁殖地は南オーストラリア州と西オーストラリア州に限られます。

アシカと一緒に泳ぐのにダイビング資格は必要ですか?

一般的なシュノーケルツアーではスキューバ資格は不要です。ただし泳力、最低年齢、健康条件を満たす必要があります。

アシカに触ってもよいですか?

触ってはいけません。アシカが近づいても手を伸ばさず、ガイドの指定した姿勢と距離を保ちます。

シールベイの砂浜へ入れますか?

2026年8月時点では、コロニー保護のため砂浜へのアクセスが一時停止されています。遊歩道は営業し、スタッフの解説があります。訪問直前に最新情報を確認してください。

パースから日帰りでアシカを見られますか?

ロッキンガムのショールウォーター諸島海洋公園なら日帰り可能です。ジュリアン・ベイも日帰りできますが、片道約2時間30分の移動があります。

タスマニアではどの種類を見られますか?

オーストラリアオットセイとロングノーズド・ファーシールが中心です。タスマン半島とブルーニー島のクルーズで観察できます。

浜に一頭だけいるアザラシを見つけたらどうしますか?

海へ戻さず、十分な距離を取り、犬と人を近づけません。明らかな負傷、漁具への絡まり、衰弱がある場合は州の野生動物救護機関へ連絡します。

アシカを見るベストシーズンはいつですか?

大きなコロニーは通年見られる可能性があります。ただし、西オーストラリア州の多くの観光便は繁殖地への影響を避け、9月から6月を中心に運航します。

オーストラリアのアザラシ・アシカに関する参考情報

まとめ:アシカなら南・西豪州、オットセイなら南東部

オーストラリアで見られる代表的な鰭脚類は、オーストラリアアシカ、オーストラリアオットセイ、ロングノーズド・ファーシールです。

アザラシとアシカを見分ける時は、外耳と後ろ脚を確認します。アシカとオットセイは耳たぶがあり、後ろ脚を前へ回して歩けます。本当のアザラシは外耳がなく、陸では腹ばいで進みます。

オーストラリアアシカを陸上から見るならカンガルー島のシールベイ、泳ぐならポートリンカーン、ベアード・ベイ、ジュリアン・ベイが候補です。

大規模なオットセイのコロニーならフィリップ島、2種類のオットセイを探すならバルングバ・モンタギュー島やタスマニアのクルーズが向いています。

どの場所でも、触らない、追わない、上陸経路をふさがないことが基本です。浜で休む個体を見つけても海へ戻さず、静かに距離を取りましょう。

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