キャンベラのオーストラリア戦争記念館完全ガイド|日本海軍特殊潜航艇・見どころ・行き方

キャンベラを訪れるなら、国会議事堂と並んで外せないのがオーストラリア戦争記念館(Australian War Memorial)です。
名前から「戦争博物館」を想像しがちですが、実際には博物館、慰霊施設、研究・記録機関という3つの役割を持つ場所です。第一次世界大戦から第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガニスタン、平和維持活動まで、オーストラリアが関わった戦争と軍事活動を膨大な実物資料と個人の記録を通して紹介しています。
日本からの旅行者にとって特に注目したいのが、1942年5月31日のシドニー湾攻撃に参加した日本海軍の特殊潜航艇です。シドニー湾内で失われたHa-14とHa-21の残存部分を組み合わせた実物艇が保存され、2026年に正式オープンした新しいアンザック・ホールで再び公開されています。
一方で、この記念館を「日本との戦争」だけで見るのはもったいありません。追悼の中庭、10万3,000人を超える戦没者名を刻んだロール・オブ・オナー、無名戦士の墓、第二次世界大戦ギャラリー、ランカスター爆撃機「Gフォー・ジョージ」、毎日行われるラスト・ポスト・セレモニーなど、オーストラリアが戦争をどのように記憶しているかを知ることができます。
この記事では、日本からキャンベラを訪れる旅行者向けに、2026年8月時点の開館時間、入館料、アクセス、新しくなった館内、見逃せない展示、日本に関連する資料、所要時間、ガイドツアー、ラスト・ポスト・セレモニー、シドニーからの日帰りツアーまでまとめて紹介します。
- オーストラリア戦争記念館とは?
- 基本情報・開館時間・入館料
- 1941年開館、チャールズ・ビーンの構想から生まれた記念館
- キャンベラ市内からの行き方
- 2026年に大きく変わったオーストラリア戦争記念館
- 初めてならこの順番で見る
- 1.日本海軍の特殊潜航艇
- 2.第二次世界大戦ギャラリー
- 3.新アンザック・ホール
- 4.ランカスター爆撃機「Gフォー・ジョージ」
- 5.追悼の中庭とロール・オブ・オナー
- 6.ホール・オブ・メモリーと無名戦士の墓
- 7.毎日16:30のラスト・ポスト・セレモニー
- 日本人旅行者が注目したい展示・資料
- 第一次世界大戦・ガリポリ関連展示
- 朝鮮戦争・ベトナム戦争・現代の紛争
- 館内ガイドツアー・音声ガイド
- シドニー発キャンベラ日帰りツアーで訪れる
- 見学に必要な所要時間
- カフェ・ショップ・休憩
- 車椅子・歩行に不安がある場合
- 日本人旅行者が知っておきたい実用ポイント
- オーストラリア戦争記念館のFAQ
オーストラリア戦争記念館とは?
オーストラリア戦争記念館は、キャンベラ中心部の北東、アンザック・パレードの正面に建つ国立の追悼・歴史施設です。
博物館だけではない
館内には兵器、軍服、航空機、車両、写真、手紙、日記、個人の所持品などが展示されていますが、単なる軍事博物館ではありません。戦没者を追悼する「記念館」、軍事史を伝える「博物館」、記録を保存・調査する「アーカイブ」の性格を併せ持っています。
実物資料が非常に多い
常設ギャラリーには国立コレクションから7,000点以上が展示されています。大型航空機から小さな時計や手紙まで、戦争を「兵器」と「人」の両方から見ることができます。
パーラメント・ハウスと一直線
建物正面からアンザック・パレードを南へ見ると、バーリー・グリフィン湖の向こうに国会議事堂が見えます。オーストラリアの政治の中心と戦没者を追悼する場所が都市軸で結ばれているのも、キャンベラらしい景観です。
基本情報・開館時間・入館料
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | オーストラリア戦争記念館 |
| 所在地 | フェアバーン・アベニュー、キャンベル ACT 2612 |
| 入館料 | 無料 |
| 事前チケット | 不要 |
| ギャラリー | 毎日10:00~17:00(16:00から順次閉室) |
| 休館日 | 12月25日 |
| ラスト・ポスト・セレモニー | 毎日16:30頃 |
| メモリアル・ショップ | 10:00~16:30 |
| ポピーズ・カフェ | 9:00~16:00 |
| ザ・コーヴ・カフェ | 10:00~15:00 |
2026年8月時点では入館無料で、通常の見学に事前チケットは必要ありません。午後4時から一部ギャラリーが順次閉まり始めるため、館内をじっくり見るなら午後遅くではなく午前~昼過ぎに到着するのがおすすめです。
1941年開館、チャールズ・ビーンの構想から生まれた記念館
オーストラリア戦争記念館の構想を形にした中心人物が、第一次世界大戦の公式従軍記者・歴史家チャールズ・ビーン(Charles Bean)です。
第一次世界大戦の戦場から生まれた構想
ビーンはガリポリや西部戦線を取材し、戦没者の記憶、兵士の記録、戦場から持ち帰られた資料を一か所に残す施設を構想しました。
「慰霊施設+博物館+記録館」
現在の記念館にも、彼が考えた「亡くなった人を記憶する場所」「戦争の実物資料を保存する場所」「記録を残す場所」という考え方がそのまま受け継がれています。
1941年11月11日に開館
現在の建物は建築家エミル・ソーダーステンとジョン・クラストの共同設計を基礎に建設され、1941年11月11日のリメンブランス・デーに一般公開されました。その時すでに第二次世界大戦は始まっていました。
キャンベラ市内からの行き方
オーストラリア戦争記念館はキャンベラCBDから約2キロ。徒歩、公共バス、タクシー、Uber、レンタカーでアクセスできます。
徒歩
シティ中心部から歩くこともできます。アンザック・パレードを正面に見ながら進むルートは分かりやすく、天気がよければキャンベラらしい都市景観を楽しめます。
公共バス
市内バスでフェアバーン・アベニュー、ライムストーン・アベニュー周辺まで行く方法があります。運行ルートは変更されることがあるため、当日はトランスポート・キャンベラの経路検索を利用してください。
タクシー・Uber
時間を優先するなら最も簡単です。キャンベラCBDや国会議事堂周辺から短時間で移動できます。
レンタカー
P1地下駐車場とP2屋外駐車場があり、通常は無料です。P1地下駐車場の高さ制限は2.3メートルです。
2026年に大きく変わったオーストラリア戦争記念館
現在のオーストラリア戦争記念館は大規模な再開発の途中にあり、2026年は大きな節目となりました。
2026年6月23日、新アンザック・ホール正式オープン
長期間の工事を経て、新しいアンザック・ホールとアトリウムが2026年6月23日に正式オープンしました。
特殊潜航艇も再び常設展示へ
新アンザック・ホールでは、日本海軍特殊潜航艇、ランカスター爆撃機「Gフォー・ジョージ」をはじめ、大型資料を使った展示が再構成されています。
現代の戦争・平和維持活動も大幅拡充
アフガニスタン、中東、国連などの平和維持活動に関する展示が大きく増え、第二次世界大戦までを中心に見る従来の記念館とは印象が変わっています。
再開発は2028年まで続く予定
主要ギャラリーの多くは開いていますが、再開発自体はまだ継続中です。2026年8月時点では第一次・第二次世界大戦、冷戦、アンザック・ホール、航空機ホール、ホール・オブ・ヴァラー、追悼エリアは公開されています。
初めてならこの順番で見る
初訪問なら、最初から全部見ようとせず「追悼エリア」「第二次世界大戦」「アンザック・ホール」の3本柱で回ると分かりやすくなります。
約2時間の基本ルート
メイン・エントランス → 第二次世界大戦ギャラリー → アンザック・ホールの特殊潜航艇 → Gフォー・ジョージ → 追悼の中庭 → ロール・オブ・オナー → ホール・オブ・メモリー、という順番がおすすめです。
3時間以上なら第一次世界大戦も
オーストラリアでは第一次世界大戦、特にガリポリが国家の記憶に大きな位置を占めています。時間があれば第一次世界大戦ギャラリーも加えてください。
16:30まで滞在するならラスト・ポストへ
午後に訪れるなら、最後をラスト・ポスト・セレモニーに合わせると、単なる博物館見学では終わらない訪問になります。
1.日本海軍の特殊潜航艇
日本からの旅行者にとって最も目を引く展示の一つが、日本海軍の甲標的特殊潜航艇(Japanese Midget Submarine)です。
1942年5月31日のシドニー湾攻撃
日本海軍の特殊潜航艇3隻がシドニー湾へ侵入し、停泊していた連合軍艦艇を攻撃しました。1隻が発射した魚雷により宿泊艦HMASクッタブルが沈没し、21人が亡くなりました。
Ha-14とHa-21の実物を組み合わせた艇
現在展示されている艇はレプリカではなく、シドニー湾内で失われた2隻の残存部分を組み合わせたものです。艦首部はHa-21、中部と艦尾はHa-14から構成されています。
全長約24メートル・乗員2人
大型潜水艦から発進し、2人だけで狭い艇内を操作した兵器です。実物を横から見ると、写真では分かりにくい細長さと狭さが実感できます。
乗員の遺体は軍葬の後、日本へ返還
湾内で死亡した4人の乗員は、オーストラリア側によって軍葬の礼をもって火葬され、遺骨は日本へ返還されました。展示を見る際には兵器だけでなく、乗員と攻撃を受けた側双方の記録にも目を向けたいところです。
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2.第二次世界大戦ギャラリー
第二次世界大戦ギャラリー(Second World War Galleries)はレベル2東側にあります。
対独戦だけでなく対日戦も詳しい
北アフリカ、ヨーロッパ、地中海での戦いだけでなく、日本軍と戦った東南アジア、ニューギニア、太平洋地域の戦争も大きく扱っています。
オーストラリア本土への攻撃
ダーウィン空襲やシドニー湾攻撃など、第二次世界大戦中にオーストラリア本土が初めて直接攻撃を受けた経験も重要なテーマです。
日本の教科書とは違う視点
日本側から見る太平洋戦争と、オーストラリア側から見る同じ戦争では、取り上げられる地名や人物がかなり違います。その違いを知ること自体が、日本人旅行者にとって大きな見どころです。
3.新アンザック・ホール
アンザック・ホール(Anzac Hall)は、2026年6月に正式オープンした新しい大型展示スペースです。
3層にわたる大規模展示
大型航空機、車両、艦艇関連資料を展示できる大空間で、従来から人気の資料と新しい展示を組み合わせています。
「シドニー・ハーバー・アンダー・アタック:1942」
日本海軍特殊潜航艇を中心に、1942年のシドニー湾攻撃を紹介する展示があります。
現代の戦争まで続く
アフガニスタン、中東、オーストラリアの平和維持活動なども扱い、「第二次世界大戦までの歴史館」ではなく現在につながる施設になっています。
4.ランカスター爆撃機「Gフォー・ジョージ」
大型展示の中で最も存在感があるものの一つが、Gフォー・ジョージ(G for George)です。
第二次世界大戦のランカスター爆撃機
イギリス空軍爆撃機軍団でオーストラリア人搭乗員が関わった歴史を伝える実物機で、アンザック・ホールの「オーストラリアンズ・イン・ボマー・コマンド1939-45」に展示されています。
特殊潜航艇とは対照的な巨大さ
日本海軍特殊潜航艇の狭い2人乗り艇と、4発大型爆撃機を同じ施設で見ると、第二次世界大戦で使われた兵器の規模の違いがよく分かります。
航空史に興味がなくても見ておきたい
実物の大きさだけでなく、搭乗員の任務や損失を人の物語として紹介している点が、戦争記念館らしい展示です。
5.追悼の中庭とロール・オブ・オナー
館内展示を見終えたら、追悼エリア(Commemorative Area)へ向かってください。
ロール・オブ・オナー
回廊の青銅パネルには、戦争や軍事作戦で亡くなった10万3,000人を超えるオーストラリア人の名前が刻まれています。
赤いポピー
名前の横にある隙間には、訪問者が赤いポピーを差し込んでいます。家族や縁のある人物の名前を探して供花する人も多く見られます。
プール・オブ・リフレクションと永遠の炎
中庭中央には水面が静かなプール・オブ・リフレクションと永遠の炎があり、その先の階段上にホール・オブ・メモリーがあります。
6.ホール・オブ・メモリーと無名戦士の墓
記念館の中心に位置するのがホール・オブ・メモリー(Hall of Memory)です。
巨大なモザイクとステンドグラス
内部はビザンチン様式を思わせるドーム、モザイク、ステンドグラスに囲まれています。モザイクには600万片を超えるガラス片が使われています。
無名のオーストラリア兵士の墓
中央には第一次世界大戦の戦没者を代表する無名戦士の墓があります。1993年11月11日にフランスのヴィレ・ブルトヌーから遺骨が移されました。
一番静かに見たい場所
展示物を見る場所というより、戦没者を追悼する空間です。会話や撮影を控えめにし、周囲の雰囲気に合わせて見学してください。
7.毎日16:30のラスト・ポスト・セレモニー
時間が合うなら、ラスト・ポスト・セレモニー(Last Post Ceremony)まで残ることをおすすめします。
毎日16:30頃から
追悼の中庭で毎日行われ、ロール・オブ・オナーに名前が刻まれた一人の人物を選び、その生涯と戦没までの経緯を紹介します。
約30分
国歌、バグパイプによるラメント、個人の物語、オード・オブ・リメンブランス、ラスト・ポストの演奏という流れで、通常17:00までに終了します。
予約不要だが早めに
2026年8月時点では一般来館者にチケットは必要ありませんが、人気が高いため早めに追悼エリアへ向かうのがおすすめです。
博物館の印象が変わる
大型兵器を見た後、最後に一人の名前と人生に焦点を当てることで、この施設が兵器展示館ではなく「記憶のための場所」であることがよく分かります。
日本人旅行者が注目したい展示・資料
日本との直接的な関係では特殊潜航艇が最も目立ちますが、第二次世界大戦ギャラリーにも日本に関係する資料が数多くあります。
特殊潜航艇Ha-14/Ha-21
シドニー湾内で失われた2隻の実物部材を使った展示です。戦時中にはオーストラリア各地を巡回展示され、海軍救済基金の資金集めにも使われました。
Ha-21から回収された時計
戦争記念館のコレクションには、Ha-21から回収された日本製の海軍用時計など、乗員の個人装備も保存されています。
対日戦のオーストラリア側資料
ニューギニア、東南アジア、オーストラリア本土攻撃、捕虜など、日本軍との戦争をオーストラリア側がどのように経験したのかを資料とともに見ることができます。
「敵軍資料」としてだけ見ない
日本人旅行者にとっては、日本軍兵士や兵器が「相手側の資料」として展示されている点が興味深いところです。同時に、そこで亡くなったオーストラリア人や連合軍側の被害も合わせて見ることで、展示の意図が理解しやすくなります。
第一次世界大戦・ガリポリ関連展示
オーストラリア戦争記念館を理解するうえで、第一次世界大戦は外せません。
ガリポリ
1915年のガリポリ上陸作戦は、オーストラリアとニュージーランドの国家的記憶に非常に大きな位置を占めています。毎年4月25日のアンザック・デーの原点でもあります。
西部戦線
ガリポリだけでなく、その後フランスとベルギーの西部戦線で戦ったオーストラリア兵の記録も詳しく展示されています。
記念館そのものが第一次世界大戦から生まれた
チャールズ・ビーンが記念館を構想した背景も第一次世界大戦でした。建物と追悼空間を見る前にこの歴史を知っておくと、施設全体の意味が分かりやすくなります。
朝鮮戦争・ベトナム戦争・現代の紛争
第二次世界大戦以降の展示も充実しています。
コールド・ウォー・ギャラリー
朝鮮戦争、ベトナム戦争、マラヤ非常事態、インドネシア・コンフロンタシなどを扱っています。
アフガニスタン
新アンザック・ホールでは、アフガニスタンでのオーストラリア軍の活動を1,000点以上の資料とともに紹介しています。
平和維持活動
1947年以降、4万5,000人を超えるオーストラリアの軍人・警察官が関わった平和維持活動も独立した大規模展示になっています。
館内ガイドツアー・音声ガイド
英語が問題なければ、無料ガイドツアーを利用すると効率よく理解できます。
毎日の無料ガイドツアー
ボランティアガイドによる約90分のツアーが10:00頃から一日数回実施され、追悼エリア、第一次・第二次世界大戦ギャラリーを中心に案内します。
当日受付
参加人数に限りがあるため、到着後にレベル2のコミメモレーティブ・デスクまたはレベル0のメイン・エントランス・デスクで空き状況を確認してください。
音声ガイド
自分のペースで見たい人向けに、携帯端末を使うハイライト音声ツアーもあります。2026年8月時点では1人10ドル、所要1~1時間30分程度です。
日本語音声ガイドは現在なし
公式ハイライト音声ツアーは英語、中国語、ヒンディー語で、日本語は含まれていません。日本語で理解したい場合はスマートフォンの翻訳アプリを併用すると便利です。
シドニー発キャンベラ日帰りツアーで訪れる
キャンベラへ宿泊せず、シドニー滞在中にオーストラリア戦争記念館を訪れたい場合は、日帰りツアーを利用する方法があります。
シドニーから個人で往復すると長距離
シドニー~キャンベラは片道約3時間前後かかるため、同日に国会議事堂なども見る場合は移動だけでもかなり長い一日になります。
キャンベラの主要観光地をまとめて見たい人向け
日帰りツアーなら、オーストラリア戦争記念館とキャンベラ市内の主要スポットを組み合わせて回れるため、レンタカーを使わない旅行者には便利です。
トラベルドンキーから予約可能
トラベルドンキーでは、シドニー発のキャンベラ観光ツアーを取り扱っています。催行曜日、料金、訪問順序、戦争記念館での滞在時間は変更される場合があるため、予約時に商品ページの最新情報をご確認ください。
見学に必要な所要時間
オーストラリア戦争記念館は展示量が多く、30分程度で見る施設ではありません。
約1時間
特殊潜航艇、追悼の中庭、ロール・オブ・オナー、ホール・オブ・メモリーに絞れば、短時間でも主要ポイントを押さえられます。
2~3時間
初めての旅行者にはこのくらいがおすすめです。第二次世界大戦ギャラリー、新アンザック・ホール、第一次世界大戦ギャラリーの一部まで見られます。
半日
戦争史に興味があるなら半日でも足りないほどです。ガイドツアー、企画展示、航空機、現代の紛争、ラスト・ポスト・セレモニーまで含めるなら午後早めまでに入館してください。
カフェ・ショップ・休憩
長時間の見学になりやすいため、館内・敷地内の休憩施設をうまく使うと疲れにくくなります。
ポピーズ・カフェ
ポピーズ・カフェ(Poppy’s Café)は通常9:00~16:00。入館前の朝食や途中の休憩に使えます。
ザ・コーヴ・カフェ
ザ・コーヴ・カフェ(The Cove Café)は通常10:00~15:00です。
メモリアル・ショップ
10:00~16:30。軍事史の書籍、記念品、ポピー関連商品などを扱っています。
大型バッグはクロークへ
40×30×30cmを超えるバッグは無料クロークへ預ける必要があります。大きな荷物を持って観光している場合は入口で預けてください。
車椅子・歩行に不安がある場合
再開発後の館内にはエレベーターやアクセシブル設備が整備されています。
全階へエレベーターあり
ギャラリーだけでなく、ロール・オブ・オナー、ホール・オブ・メモリー、無名戦士の墓がある追悼エリアにもエレベーターでアクセスできます。
車椅子・歩行器の無料貸し出し
台数限定で車椅子と歩行器を無料で借りられます。到着後、インフォメーション・デスクで相談してください。
アクセシブル駐車場
P1地下駐車場にはアクセシブル駐車スペースがあり、屋根付きスロープやエレベーターでメイン・エントランスへ移動できます。
ラスト・ポストは基本立ち見
セレモニーは基本的に立って参加しますが、必要な人向けに限られた座席を用意してもらうことができます。
シドニーのオプショナルツアーをお得に予約!
シドニー発の市内観光、ブルーマウンテン、ハンターバレーなどへのツアーをお得に予約!
ツアーだけでなくブリッジクライム、ジェットボート等のアクティビティ、人気レストランのミールクーポン、シドニー空港の送迎などもお取り扱いしています!
日本人旅行者が知っておきたい実用ポイント
オーストラリア戦争記念館は、日本の靖国神社・遊就館や各地の平和資料館とは目的も展示構成も異なります。比較するつもりで見ると興味深いところがあります。
最初に「特殊潜航艇だけ」を目指さない
日本関連展示が目的でも、まず第二次世界大戦ギャラリーを見てから特殊潜航艇へ向かうと、1942年当時のオーストラリア側の状況が理解しやすくなります。
展示は基本英語
日本語解説は限定的です。展示パネルを詳しく読みたい場合は翻訳アプリがあると便利です。
午後4時より前に主要展示を見終える
ギャラリーは17:00閉館ですが、16:00から順次閉まり始めます。ラスト・ポストを見るなら、16:00頃までに館内展示を終える予定を組んでください。
4月25日は通常日程と違う
アンザック・デーには夜明け前から大規模な追悼行事が行われ、道路閉鎖や通常とは異なる開館時間になります。4月25日に訪れる場合は必ずその年の公式プログラムを確認してください。
国会議事堂と同じ日に組み合わせやすい
キャンベラを日帰りで観光するなら、午前に国会議事堂、午後に戦争記念館という組み合わせが定番です。最後に16:30のラスト・ポストへ参加すると一日を締めくくりやすくなります。
初めて訪れるなら:第二次世界大戦ギャラリー → 日本海軍特殊潜航艇 → Gフォー・ジョージ → 追悼の中庭 → ロール・オブ・オナー → ホール・オブ・メモリーの順に約2~3時間で見学し、可能なら16:30のラスト・ポスト・セレモニーまで残るのがおすすめです。シドニーから日帰りの場合は、移動とキャンベラ市内観光をまとめたツアーを利用すると効率的です。
オーストラリア戦争記念館に関するよくある質問(FAQ)
入館無料です。2026年8月時点では通常入館の事前チケットも必要ありません。
ギャラリーは通常10:00~17:00で、12月25日は休館です。16:00から一部ギャラリーが順次閉まり始めます。
はい。2026年に正式オープンした新アンザック・ホールの「シドニー・ハーバー・アンダー・アタック:1942」で展示されています。
本物です。1942年のシドニー湾攻撃で失われたHa-14とHa-21の残存部分を組み合わせた艇で、艦首はHa-21、中部と艦尾はHa-14です。
主要展示だけなら2~3時間がおすすめです。特殊潜航艇と追悼エリアだけなら約1時間、館内全体やラスト・ポストまで見るなら半日程度みておくとよいでしょう。
通常毎日16:30頃から始まり、17:00までに終了します。人気があるため少し早めに追悼の中庭へ向かうのがおすすめです。
あります。ボランティアガイドによる約90分のツアーが一日数回行われています。当日デスクで空き状況を確認してください。
2026年8月時点の公式ハイライト音声ツアーは英語、中国語、ヒンディー語で、日本語版は案内されていません。
はい。エレベーターで各階と追悼エリアへアクセスでき、台数限定で車椅子・歩行器の無料貸し出しもあります。
可能です。片道約3時間前後かかるため長い一日になりますが、シドニー発のキャンベラ日帰りツアーを利用する方法もあります。
多くの展示エリアでは個人利用の撮影が可能ですが、追悼空間では周囲への配慮が必要です。個別展示の撮影禁止表示がある場合はその指示に従ってください。
オーストラリア戦争記念館に関する参考情報
- Australian War Memorial:開館時間・入館・アクセス
- Australian War Memorial:現在公開中のギャラリー
- Australian War Memorial:アンザック・ホール
- Australian War Memorial:日本海軍特殊潜航艇
- Australian War Memorial:第二次世界大戦ギャラリー
- Australian War Memorial:追悼エリア
- Australian War Memorial:ホール・オブ・メモリー
- Australian War Memorial:ラスト・ポスト・セレモニー
- Australian War Memorial:館内ツアー
- トラベルドンキー:シドニー発キャンベラ観光ツアー
まとめ:特殊潜航艇だけでなく「オーストラリアが戦争をどう記憶しているか」を見る
オーストラリア戦争記念館は、キャンベラで時間をかけて訪れたい施設の一つです。通常入館は無料で、2026年8月現在は主要なギャラリーの多くが公開されています。
日本人旅行者にとって、日本海軍特殊潜航艇は特に印象に残る展示でしょう。シドニー湾を攻撃した実物艇を目の前で見ることができ、第二次世界大戦ギャラリーでは当時のオーストラリアが日本との戦争をどのように経験したのかも知ることができます。
しかし、この記念館の中心は大型兵器ではありません。ロール・オブ・オナーに刻まれた10万3,000人を超える名前、ホール・オブ・メモリー、無名戦士の墓、そして毎日一人の人生を紹介するラスト・ポスト・セレモニーを見ると、施設が「戦争を称える場所」ではなく、犠牲と記憶を残す場所として設計されていることが分かります。
2026年には新しいアンザック・ホールが正式オープンし、特殊潜航艇、Gフォー・ジョージ、アフガニスタン、中東、平和維持活動などの展示が大幅に拡充されました。以前訪れたことがある人でも、現在はかなり違った印象を受けるはずです。
シドニー旅行から日帰りでキャンベラを訪れることもできます。国会議事堂と戦争記念館を一日で回れば、オーストラリアの「政治」と「記憶」を同じ都市軸の上で見ることができます。
キャンベラの旅行手配
トラベルドンキーでは、シドニー発のキャンベラ日帰りツアーをご紹介、ご予約を承っています。
オーストラリアを知り尽くした現地在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
キャンベラ観光をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。シドニーから個人で往復するより、主要観光地を効率よく回ることができます。



