アデレードで釣りを楽しむ完全ガイド|旅行者向けルール、釣れる魚、人気スポット

市内中心部からトラムで海へ行けるアデレードは、観光の予定に釣りを組み込みやすい街です。

グレネルグやブライトンの桟橋、セマフォーからラーグス・ベイにかけての海岸、ポート・アデレードの河口、南部のポート・ノアールンガやフルリオ半島では、キング・ジョージ・ホワイティング、イエローフィン・ホワイティング、オーストラリアンサーモン、フラットヘッドなどを狙えます。旅行中に桟橋から数時間だけ楽しみたい方にも、船で本格的に釣りたい方にも、選択肢があります。

南オーストラリア州では、一般的な海釣りや川釣りにフィッシングライセンスは必要ありません。ただし、魚のサイズ、持ち帰り尾数、季節閉鎖、海洋公園のサンクチュアリ・ゾーン、使用できる釣具など、守るべきルールは細かく決められています。

特に現在は、ガルフ・セント・ビンセントでスナッパー、サザン・カラマリ、サザン・ガーフィッシュに大きな採捕制限があります。この記事では、日本からアデレードを訪れる旅行者に向けて、最新ルール、釣りシーズン、岸釣り・船釣りの違い、人気エリア、代表的な魚、フィッシングチャーター、安全対策、道具の準備まで、実際の旅行で役立つ情報をまとめます。




アデレードの釣り・フィッシングとは?

アデレード旅行の途中で、初心者でも釣りを体験できますか?

はい。グレネルグやブライトンには市内から行きやすい桟橋があります。道具付きのフィッシングチャーターなら、釣具や餌を日本から持って来る必要もありません。ただし、現在の採捕禁止魚種と釣り場ごとの規則は必ず確認してください。

アデレード周辺の主な釣り場は、ガルフ・セント・ビンセント沿岸、ポート・アデレード川とバーカー・インレット、オンカパリンガ川河口、フルリオ半島です。砂浜、桟橋、河口、海草帯、岩礁があり、同じ日でも釣り場を変えると違う魚を狙えます。

短期旅行者にとって利用しやすいのは、船長やガイドが同行する半日フィッシングチャーターです。ロッド、リール、仕掛け、餌、救命胴衣などが料金に含まれることが多く、その日の風、潮、規制、魚の動きに合わせて釣り場を選んでもらえます。

岸釣りは費用を抑えやすく、朝や夕方に数時間だけ楽しめるのが魅力です。海岸沿いの桟橋は釣り人だけでなく、散歩をする人、観光客、遊泳者も利用します。通路をふさがず、人が近づいたら仕掛けを回収してください。

旅行者に向くスタイル 特徴
桟橋釣り 公共交通で行ける場所があり、数時間だけ楽しみやすい。風と混雑に注意します。
半日チャーター 道具や餌を用意する必要がなく、初心者や1人参加にも向いています。
ビーチフィッシング 海岸散策と組み合わせやすい。遊泳区域を避け、長めのロッドを使用します。
河口のルアー釣り 荷物を少なくでき、フラットヘッド、サーモン、マレットなどを狙えます。



旅行者が知っておきたいライセンスと釣りのルール

日本からの観光客も、アデレードでフィッシングライセンスが必要ですか?

一般的な海釣り、川釣り、桟橋釣りにはライセンスは必要ありません。ただし、一部の貯水池では許可証が必要で、ロックロブスター用のポットやメッシュネットは登録が必要です。

南オーストラリア州では、一般的なレクリエーションフィッシングにフィッシングライセンスは必要ありません。短期旅行者も、通常の竿釣りや手釣りであれば、ライセンス購入手続きなしで始められます。

ただし、ライセンスが不要でも、魚種別のサイズ、1人当たりの持ち帰り数、船全体の上限、所持数、禁漁期間、釣具の種類は守らなければなりません。貯水池で釣る場合は、施設ごとのアクセス許可証が必要になることがあります。

釣り・漁具 必要な手続き
海・川・桟橋の竿釣り 一般的なフィッシングライセンスは不要。魚種別ルールと閉鎖区域を確認。
一部の貯水池 貯水池の運営者が定める許可証と入場条件が必要。
ロックロブスター用ポット 使用前に登録が必要。サイズ、個数、標識にも規則があります。
レクリエーション用メッシュネット 対象区域と使用条件に加え、登録が必要。
チャーター船 個人ライセンスは通常不要ですが、一般の遊漁者と異なるチャーター用上限が適用されます。

南オーストラリア州のレクリエーションフィッシング規則

重要:アデレード周辺では、現在、複数の主要魚種が全面採捕禁止です。

ガルフ・セント・ビンセントではスナッパーが2027年6月30日まで全面禁漁です。サザン・カラマリは2026年5月1日からガルフ・セント・ビンセント、スペンサー湾、カンガルー島で、サザン・ガーフィッシュは同日からガルフ・セント・ビンセントとカンガルー島で、狙うこと、持ち帰ること、所持することが禁止されています。

魚のサイズ、持ち帰り数、船全体の上限

南オーストラリア州では、魚種ごとに最低サイズ、1人当たりの持ち帰り数、船全体の上限、所持できる総数が設定されています。同じ魚でも地域や漁法によって規則が変わることがあります。

魚を持ち帰る予定なら、メジャーを携帯し、船に乗る場合は個人の上限だけでなくBoat limitも確認してください。魚種を特定できない場合は持ち帰らず、できるだけ早くリリースします。

キング・ジョージ・ホワイティングの産卵期閉鎖

ガルフ・セント・ビンセントとスペンサー湾では、毎年3月1日から6月30日まで、キング・ジョージ・ホワイティングを狙うこと、持ち帰ること、所持することが禁止されます。アデレード滞在がこの期間に重なる場合は、別の対象魚を選んでください。

海洋公園のサンクチュアリ・ゾーン

南オーストラリア州の海洋公園には複数のゾーンがあり、サンクチュアリ・ゾーンでは魚、貝、カニなどを採ることができません。一般利用が認められる区域と採捕禁止区域が隣接しているため、地図と現地標識の両方を確認します。

ポート・ノアールンガ、フルリオ半島、ヨーク半島などへ出かける場合は、SA FishingアプリとMarine Parksの地図で境界を確認してください。

ポート・アデレード周辺の特別規則

アデレード・ドルフィン・サンクチュアリの内側水域では、目に見えるイルカから50m以内で釣り糸を使用できません。針の大きさにも制限があります。

バーカー・インレット-セントキルダ水生保護区では、原則として竿・手釣りによる魚釣りのみが認められ、カニ網の使用や魚以外の海洋生物の採取は禁止されています。ポート川水系では、二枚貝の採取も禁止されています。

南オーストラリア州の釣り禁止・閉鎖情報




アデレードの釣りシーズン

アデレードでは、何月に行けば一番釣りを楽しめますか?

一年中釣りはできますが、現在の閉鎖規則を先に確認してください。春から夏はホワイティングやブルー・スイマー・クラブ、秋から冬はオーストラリアンサーモンなどが計画しやすい対象です。

アデレードは一年を通して釣りができます。日本と季節が反対で、12月~2月が夏、3月~5月が秋、6月~8月が冬、9月~11月が春です。

釣果は水温、潮、風、海草、餌となる小魚の動きに左右されます。現在は魚種別の大きな閉鎖もあるため、「季節的に釣れやすい魚」と「合法的に狙える魚」を分けて考える必要があります。

時期 狙いやすい魚・対象の例 旅行者向けのポイント
12月~2月 キング・ジョージ・ホワイティング、イエローフィン・ホワイティング、ブルー・スイマー・クラブ 朝夕が釣りやすい。日中の強い日差しと熱中症に注意。
3月~5月 オーストラリアンサーモン、マレット、フラットヘッド、ブルー・スイマー・クラブ 3月1日からホワイティングの産卵期閉鎖。5月以降の新しい閉鎖にも注意。
6月~8月 オーストラリアンサーモン、マレット、トミーラフ、フラットヘッド 防風・防寒着が必要。6月30日までホワイティングの閉鎖期間。
9月~11月 キング・ジョージ・ホワイティング、イエローフィン・ホワイティング、サーモン、フラットヘッド 風向きが変わりやすい季節。閉鎖中のスナッパー、イカ、ガーフィッシュは狙わない。

海岸の桟橋は、午後に海風が強まる日があります。朝の方が比較的穏やかでも、現地到着後に風が強い場合は無理をせず、河口の内側や別の日へ変更してください。

フィッシングチャーターは、風と波で中止になることがあります。旅行初日に予約し、翌日以降を予備日にしておくと、振り替えやすくなります。



アデレードで楽しめる釣りの種類

アデレードでは、トラムで行ける桟橋釣りから、船で海草帯や沖合を狙う釣り、南部海岸のサーフフィッシングまで、旅行日程と経験に合わせて選べます。

岸・桟橋からの釣り

旅行中に数時間だけ楽しみたい方には、グレネルグ、ブライトン、セマフォー、ラーグス・ベイなどの桟橋が便利です。ホワイティング、マレット、トミーラフ、サーモン、カニなどが対象になります。

桟橋では、散歩をする人、遊泳者、船が近くを通ります。釣り竿や釣具箱で通路をふさがず、針やラインを床に残さないでください。釣りを禁止する表示や工事区域があれば、その区間へ入らないようにします。

ボートフィッシング

ボートフィッシングでは、ガルフ・セント・ビンセントの海草帯、砂地、深場、人工魚礁などを回ります。現在はスナッパー、サザン・カラマリ、サザン・ガーフィッシュを狙えないため、対象魚とツアー内容を予約時に確認してください。

乗合船は1人でも予約しやすく、貸切船は家族やグループで利用すると自由度が高くなります。チャーター船には一般の遊漁者と異なる漁獲上限が適用される場合があるため、魚を持ち帰る場合は船長の指示に従います。

ビーチ・サーフフィッシング

アデレード沿岸の砂浜では、イエローフィン・ホワイティング、マレット、オーストラリアンサーモンなどを狙えます。遊泳者が少ない早朝や夕方を選び、海水浴場の旗の間や混雑した区間では釣りをしません。

フルリオ半島の外洋側ではサーモンが回遊することがありますが、波が高い日や岩場は危険です。土地勘のない旅行者は、足場のよい砂浜や桟橋を選んでください。

河口・ライトゲーム

ポート・アデレード川、オンカパリンガ川河口などでは、小型ルアーや軽い餌仕掛けで、フラットヘッド、サーモン、マレット、ブリームなどを狙えます。

河口では潮が動く時間に魚が入りやすい一方、船の航路、カヤック、野生動物への配慮が必要です。イルカが見える時は距離を取り、釣り糸を投げないでください。




アデレードの人気フィッシングエリア

レンタカーを使わずに行ける釣り場はありますか?

グレネルグはトラム、ブライトンは電車、セマフォーやラーグス・ベイは電車とバスで行けます。桟橋の工事、閉鎖、現地の風を確認してから出かけてください。

グレネルグ・ブライトン・ウェストビーチ

アデレード中心部から最も行きやすい海辺がグレネルグです。トラムで移動でき、ビーチ、ジェティー・ロード、レストラン巡りと釣りを同じ日に楽しめます。

グレネルグ・ジェティやブライトン・ジェティでは、季節によりホワイティング、マレット、トミーラフ、サーモン、ブルー・スイマー・クラブなどが対象になります。現在採捕禁止のイカやガーフィッシュが掛かった場合は、すぐにリリースしてください。

ウェストビーチ周辺は砂浜と河口があり、小型のルアーや餌釣りに向いています。海水浴客が多い日は、釣りをする区間と時間を変えましょう。

主な対象 ホワイティング、マレット、トミーラフ、サーモン、ブルー・スイマー・クラブ
向いている釣り 桟橋の餌釣り、軽いルアー、カニ釣り
アクセス グレネルグはトラム、ブライトンは電車
注意点 採捕禁止魚種、遊泳者、桟橋の混雑、強い海風

セマフォー・ラーグス・ベイ

セマフォーとラーグス・ベイは、アデレード北西部の長い海岸と桟橋で知られています。市内中心部からは電車とバスを利用でき、海岸散策やフィッシュアンドチップスと組み合わせやすい場所です。

桟橋周辺では、ホワイティング、マレット、トミーラフ、オーストラリアンサーモン、ブルー・スイマー・クラブなどが狙えます。風が穏やかな朝は、初心者でも仕掛けを扱いやすいでしょう。

週末や夏の夕方は散歩客や家族連れが増えます。長い仕掛けを振り回さず、後方を確認してから投げてください。

主な対象 ホワイティング、マレット、トミーラフ、サーモン、ブルー・スイマー・クラブ
向いている釣り 桟橋の餌釣り、ビーチフィッシング、カニ釣り
アクセス 電車とバス
注意点 桟橋の混雑、風、採捕禁止魚種、夜間の交通手段

ポート・アデレード・バーカー・インレット

ポート・アデレード川とバーカー・インレットは、マングローブ、干潟、深い航路が混じる河口エリアです。ブリーム、フラットヘッド、マレット、サーモンなどが生息しています。

アデレード・ドルフィン・サンクチュアリでもあるため、イルカを見かけた時は釣りを優先せず、十分な距離を取ります。見えるイルカから50m以内で釣り糸を使用することはできません。

バーカー・インレット-セントキルダ水生保護区では、原則として竿・手釣りのみが認められ、カニ網やその他の漁具は使用できません。ポート川水系では二枚貝も採らないでください。

主な魚 ブリーム、フラットヘッド、マレット、オーストラリアンサーモン
向いている釣り 河口の餌釣り、小型ルアー
アクセス 電車、バス、レンタカー
注意点 イルカから50m、保護区の漁具制限、船の航路、二枚貝の採捕禁止



ポート・ノアールンガ・オンカパリンガ川

アデレード南部のポート・ノアールンガは、長い桟橋、リーフ、オンカパリンガ川河口が集まるエリアです。シュノーケリングやダイビングでも人気があるため、釣り人以外の利用者に配慮する必要があります。

桟橋や河口では、ホワイティング、フラットヘッド、サーモン、マレット、ブリームなどが対象になります。リーフ周辺には海洋公園のゾーンがあるため、桟橋から見える場所すべてで釣れるわけではありません。

オンカパリンガ川の内側は、海が荒れている日の代替候補になります。ただし、増水、濁り、カヤック、ボートの通行に注意してください。

主な魚 ホワイティング、フラットヘッド、サーモン、マレット、ブリーム
向いている釣り 桟橋の餌釣り、河口のルアー、ビーチフィッシング
アクセス 電車、バス、レンタカー
注意点 海洋公園の境界、ダイバー・遊泳者、リーフ、強風

フルリオ半島

フルリオ半島には、ラピッド・ベイ、セカンド・バレー、ケープ・ジャービス、ビクター・ハーバー周辺など、景色のよい釣り場があります。アデレードから日帰りできますが、レンタカーまたはチャーターを利用する方が現実的です。

桟橋や砂浜では、キング・ジョージ・ホワイティング、オーストラリアンサーモン、フラットヘッド、トミーラフなどが対象になります。現在の閉鎖区域に含まれる魚種は狙わないでください。

半島南側は外洋のうねりを受け、穏やかに見えても急に波が高くなることがあります。岩場へ入らず、桟橋や砂浜の安全な場所を選びましょう。セカンド・バレーではスピアフィッシングが禁止されています。

主な魚 キング・ジョージ・ホワイティング、サーモン、フラットヘッド、トミーラフ
向いている釣り 桟橋釣り、サーフフィッシング、ボートフィッシング
アクセス レンタカーまたはフィッシングチャーター
注意点 強いうねり、海洋公園、魚種別閉鎖、早朝・夜間の移動




アデレードで狙いたい代表的な魚

アデレード周辺では、桟橋や砂浜から食味のよい小型魚を狙えます。現在は主要魚種の閉鎖が多いため、出発前だけでなく、釣行当日にもSA Fishingアプリで最新情報を確認してください。

キング・ジョージ・ホワイティング

キング・ジョージ・ホワイティングは、南オーストラリアを代表する白身魚です。細長い体で、砂地や海草帯を回遊し、ガルフ・セント・ビンセントやフルリオ半島で人気があります。

小さな針にピピ、イカ、ワームなどを付け、底付近を狙います。ガルフ・セント・ビンセントとスペンサー湾では3月1日から6月30日まで産卵期閉鎖があるため、この期間は狙えません。

英語名 King George Whiting
主な場所 ガルフ・セント・ビンセント、フルリオ半島、砂地と海草帯
主な釣り方 小型の餌釣り
注意点 3月1日~6月30日の産卵期閉鎖、サイズ・持ち帰り数を確認。

イエローフィン・ホワイティング

イエローフィン・ホワイティングは、浅い砂浜や河口で狙える魚です。キング・ジョージ・ホワイティングより浅い場所へ入ることがあり、ビーチからの軽い餌釣りやルアー釣りに向いています。

干潮から上げ潮に変わる時間や、水温が上がる季節に浅場へ入ることがあります。遊泳者の少ない場所を選び、仕掛けを遠くへ投げ過ぎないようにしてください。

英語名 Yellowfin Whiting
主な場所 砂浜、浅い湾、河口
主な釣り方 軽い餌釣り、小型ルアー
特徴 岸から狙いやすい。サイズと持ち帰り数は当日の規則を確認。



ブルー・スイマー・クラブ

ブルー・スイマー・クラブは、青みのある脚と甲羅が特徴のワタリガニです。ガルフ・セント・ビンセントでは、夏を中心に桟橋や浅い海で人気があります。

カニ網を使う場合は、漁具の種類、個数、標識、最低サイズ、持ち帰り数を確認します。雌雄を判別し、規定に合わないカニはすぐに海へ戻してください。

バーカー・インレット-セントキルダ水生保護区ではカニ網の使用が禁止されています。人気のある釣り場でも、区域によって漁具のルールが違う点に注意しましょう。

英語名 Blue Swimmer Crab
主な場所 桟橋、浅い砂地、ガルフ・セント・ビンセント
主な釣り方 認められたカニ網、手釣り
注意点 サイズ、持ち帰り数、漁具規則、バーカー・インレットのカニ網禁止。

オーストラリアンサーモン・フラットヘッド

オーストラリアンサーモンは、小魚を追って砂浜、桟橋、河口へ入る回遊魚です。メタルルアーや餌で狙い、群れに当たると短時間に続けて釣れることがあります。

フラットヘッドは砂地の底に潜む魚で、小型ソフトルアーや餌を底付近で動かして狙います。口の周りに鋭い歯や棘があるため、針を外す時はペンチを使用してください。

英語名 Australian Salmon / Flathead
主な場所 砂浜、桟橋、河口、浅い砂地
主な釣り方 メタルルアー、ソフトルアー、餌釣り
特徴 岸から狙いやすい。魚種別のサイズと持ち帰り数を確認。




現在採捕できない主な魚種

以前のアデレードの釣り情報では、スナッパー、サザン・カラマリ、サザン・ガーフィッシュが代表的な対象魚として紹介されていました。しかし、現在はガルフ・セント・ビンセントで採捕できません。

スナッパーは2027年6月30日まで、狙うこと、持ち帰ること、所持することが禁止されています。サザン・カラマリは2026年5月1日からガルフ・セント・ビンセント、スペンサー湾、カンガルー島で、サザン・ガーフィッシュは同日からガルフ・セント・ビンセントとカンガルー島で全面採捕禁止です。

禁止対象の魚が偶然掛かった場合は、写真撮影や計測に時間をかけず、できるだけ傷つけないようにすぐリリースしてください。

魚種 主な閉鎖区域 現在の扱い
スナッパー ガルフ・セント・ビンセント、スペンサー湾、西海岸、カンガルー島 2027年6月30日まで全面採捕禁止。
サザン・カラマリ ガルフ・セント・ビンセント、スペンサー湾、カンガルー島 2026年5月1日から狙うこと、採捕、所持を禁止。
サザン・ガーフィッシュ ガルフ・セント・ビンセント、カンガルー島 2026年5月1日から狙うこと、採捕、所持を禁止。
ウェスタン・ブルーグローパー ガルフ・セント・ビンセントなど指定水域 恒久的な採捕禁止区域があります。



アデレードのフィッシングチャーターの選び方

日本からの旅行者がアデレードで釣りを体験するなら、道具、餌、釣り場選びを任せられるフィッシングチャーターが便利です。現在は対象魚の閉鎖が多いため、ウェブサイトに古い魚種が掲載されたままになっていないかも確認してください。

ガルフ・セント・ビンセントの半日チャーター

4~5時間程度の半日チャーターは、旅行日程に組み込みやすく、初心者にも向いています。合法的に狙えるホワイティング、サーモン、フラットヘッドなどを、その日の状況に合わせて狙います。

朝のツアーへ参加し、午後はアデレード市内やグレネルグを観光する日程も可能です。出港場所によっては早朝の公共交通がないため、配車サービスや送迎の有無を確認してください。

フルリオ半島・遠方の1日チャーター

1日チャーターでは、アデレード近郊より遠い海草帯、砂地、外洋側へ移動できます。移動時間が長く、海況によっては揺れるため、船酔い対策が必要です。

「たくさん釣りたい」「食べられる魚を狙いたい」「キャッチ&リリースを楽しみたい」など、希望を予約前に伝えてください。閉鎖中の魚を対象として案内する事業者は選ばない方が安心です。

予約前に確認すること 確認のポイント
現在の対象魚 スナッパー、サザン・カラマリ、サザン・ガーフィッシュを対象にしていないか。
乗合または貸切 乗合は1人参加しやすく、貸切は希望の釣り方を相談しやすい。
出港場所 早朝に公共交通が動いているか、ホテル送迎や配車サービスが必要か。
料金に含まれるもの ロッド、リール、餌、仕掛け、飲み物、食事、魚の処理。
魚の扱い 持ち帰り可能か、下処理をしてもらえるか、リリース方法。
悪天候時 中止判断の時刻、返金、別日への振り替え条件。
最低年齢 子どもの参加条件、救命胴衣、船内トイレの有無。

チャーター船には、一般の遊漁者とは異なる漁獲上限が適用される場合があります。船上では、必ず船長の指示に従ってください。




服装、持ち物、道具の準備

チャーターでは釣具が用意されることが多いものの、服装、日焼け対策、酔い止め、飲み物は参加者が準備します。アデレードの夏は日差しが強く、冬の海上は風で冷えます。

現地で道具を借りるか、日本から持参するか

短期旅行なら、チャーターのレンタルタックルを利用するのが最も簡単です。桟橋釣りをする場合も、現地の釣具店でロッド、仕掛け、餌、メジャーをまとめて購入できます。

日本からロッドを持参する場合は、航空会社の長さと重量制限を確認し、丈夫なロッドケースへ入れます。フック、ナイフ、フィッシュグリップなどは、航空会社の規則に従って預け荷物へ入れてください。

日本から生餌、魚介類、土や海藻が付着した道具を持ち込まないでください。長靴、ランディングネット、クーラーボックスは洗浄・乾燥させ、入国時に申告が必要か迷う物は必ず申告します。

おすすめの服装と持ち物

  • 帽子、偏光サングラス、日焼け止め
  • 長袖の速乾シャツ、防風・防水ジャケット
  • 滑りにくく、濡れてもよい靴
  • 酔い止め、飲料水、軽い食事
  • スマートフォン用の防水ケース
  • 魚用メジャー、ペンチ、使用済みラインを持ち帰る袋
  • SA Fishingアプリと閉鎖区域のスクリーンショット

SA Fishingアプリを入れておく

SA Fishingアプリでは、魚種別のサイズ・持ち帰り数、閉鎖情報、釣り場周辺で見られる魚、最新のお知らせを確認できます。電波が弱い場所でも規則を確認できるよう、出発前にアプリを更新しておきましょう。

SA Fishingアプリ公式情報

岩場・荒天時の釣りは避ける

フルリオ半島の外洋側には岩場の釣り場がありますが、南大洋から入るうねりは強く、穏やかに見える日でも突然大きな波が上がります。

土地勘のない短期旅行者は、足場のよい桟橋、砂浜、河口、またはガイド付きチャーターを選んでください。風が強い日は無理に遠投せず、釣りそのものを別日に変更する判断も必要です。

釣った魚を食べたい場合

魚を持ち帰る前に、サイズ、持ち帰り数、閉鎖区域を確認します。ホテルの客室では魚を調理できないことが多く、キッチン付き宿泊施設でも魚の処理やごみのルールがあります。

チャーターによっては、魚をさばいて持ち帰れる状態にしてくれたり、近くの調理可能な施設を案内してくれたりします。予約前に「Can we keep and cook our catch?」と確認しておきましょう。

持ち帰らない魚は、手を濡らしてから触り、写真撮影を短時間で済ませ、できるだけ水中で針を外します。魚を乾いた桟橋へ置かず、高い位置から水へ投げないでください。



アデレードの釣りに関するよくある質問(FAQ)

日本からの旅行者もフィッシングライセンスが必要ですか?

一般的な海釣り、川釣り、桟橋釣りには必要ありません。ただし、一部の貯水池では許可証、ロックロブスター用ポットやメッシュネットには登録が必要です。

現在、アデレードでスナッパーは釣れますか?

ガルフ・セント・ビンセントでは、2027年6月30日までスナッパーを狙うこと、採捕、所持することが禁止されています。偶然掛かった場合はすぐにリリースしてください。

アデレードでイカ釣りはできますか?

現在、ガルフ・セント・ビンセントではサザン・カラマリを狙うこと、採捕、所持することが禁止されています。古い釣り情報を見てエギングへ出かけないようにしてください。

グレネルグで釣りはできますか?

桟橋の開放区域では釣りができますが、工事、現地標識、遊泳者、採捕禁止魚種を確認してください。混雑している時間は遠投を控えましょう。

ポート・アデレードでカニ釣りはできますか?

区域によって異なります。バーカー・インレット-セントキルダ水生保護区ではカニ網の使用が禁止されています。SA Fishingアプリで現在地と規則を確認してください。

初心者は桟橋釣りとチャーターのどちらがよいですか?

短期旅行なら、釣具、餌、釣り場選びを任せられる半日チャーターが簡単です。桟橋釣りは費用を抑えられますが、道具、餌、魚種別ルールを自分で準備します。

アデレードでは何が釣れますか?

現在狙いやすい魚には、キング・ジョージ・ホワイティング、イエローフィン・ホワイティング、オーストラリアンサーモン、フラットヘッド、マレット、トミーラフなどがあります。季節閉鎖と最新の持ち帰り規則を確認してください。

英語が苦手でもチャーターへ参加できますか?

基本的な安全説明を理解できれば参加できるツアーは多くあります。集合場所、出港時刻、対象魚、持ち物、悪天候時の連絡方法を事前に書面で確認してください。

まとめ

アデレードは、市内から公共交通で海へ行き、桟橋、砂浜、河口、ボートで釣りを楽しめる街です。一般的なフィッシングライセンスが不要なため、短期旅行者も始めやすいでしょう。

一方、現在はスナッパー、サザン・カラマリ、サザン・ガーフィッシュの全面閉鎖があり、キング・ジョージ・ホワイティングにも3月1日から6月30日までの産卵期閉鎖があります。古いウェブ記事や動画だけを頼りにせず、SA Fishingアプリで当日の規則を確認してください。

初めて釣りをする方や、旅行日程が短い方には、合法的に狙える魚を案内してくれる半日チャーターが分かりやすいでしょう。自分で岸から釣る場合は、足場のよい桟橋や河口を選び、魚種、区域、風、周囲の利用者への配慮を忘れないことが大切です。



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