ロットネスト島(Rottnest Island)は、西オーストラリア州のフリーマントル沖合約18キロのインド洋に浮かぶ島である。その大きさは約19平方キロメートル、東京ドーム約4倍の大きさとなり、サイクリングで島をめぐることも可能な大きさだ。

西オーストラリア州の州都であるパース、または、フリーマントルから毎日フェリーが運行されて多くの観光客がこの島を訪れており、年間訪問者数は50万人にもおよぶ。

ロットネスト島は、約7000年前に西オーストラリア州本土と陸続きとなっており、先住民であるアボリジニがこの島に住んでいたが、その後の海面上昇に伴い現在のような島となった。17世紀に西洋人がはじめてこの島を訪れた時には、ロットネスト島は無人島であった。

ロットネスト島の「ロットネスト」は1696年にこの島を訪れたオランダ人船長が、クォッカを大型のネズミであると勘違いし、「ネズミの巣の島」(Rats Nest Island)と呼んだことに由来する。

その後1800年代にはアボリジニの人々を収容する刑務所として利用され、多い時には3700人もの人がこの島の刑務所に収容されたが、1902年にこの刑務所は廃止された。

ロットネスト島には、白い砂浜、グラデーション豊かな様々な青の入り混じった美しい海と自然の景観も素晴らしいが、それ以上に多くの観光客をひきつけるのが、ロットネスト島に多く生息するクオッカ(Quokka)だろう。

クオッカとは、カンガルー、小型のカンガルーであるワラビーの仲間の有袋動物で、小型のワラビーより更に小さく体長40-50センチ程度である。元々西オーストラリア州の南西部に広く分布していたが、それらの多くは絶滅し、現在ではクオッカの多くがこのロットネスト島に生息している。

人懐こくカメラを向けると自らよってくることが多いが、口角があがったような口元をしていることから常に笑っているように見えることもあり、「世界一幸せな動物」とも呼ばれている。そのカメラの写りの良さもあり、多くの人がこのクォッカとの自撮りを、ロットネスト島訪問の目的も1つとしている。

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クオッカ 写真提供:西オーストラリア州観光局

キングスパークは、西オーストラリア州の州都であるパース市街地の西端に位置する、大型のと市内公園。このキングスパークからのパースのビジネス街の高層ビルと市内を流れるスワンリバーの景色が美しく、年間500万人もの人がキングスパークを訪れる。

1895年にパースパークという名前でこの公園は開かれたが、1901年に現在の名前であるキングスパークに公園の名称が変更された。400ヘクタール(東京ドーム約80個分)に及ぶキングスパークの約3分の2は緑地として保護されている。

キングスパークには、西オーストラリア・ボタニックガーデン(植物園)が併設され、オーストラリアのユニークな3000種類に及ぶ植物が栽培されている。

ボタニックガーデンには、約620メートルにも及ぶガラス床アーチ型の橋が設置あれており、ユーカリの森の中を空中散歩、ツリートップウォークを楽しむことができる。毎日朝9時より午後5時まで、入場無料。

毎年9月には1964年から続くキングスパーク・フェスティバルが開かれ、西オーストラリア州のワイルドフラワーを中心とした展示が行われ多くの人が訪れる。

写真提供:西オーストラリア州観光局

スワンリバー(Swan River)は、西オーストラリア州の内陸部から州都のパースを経由して、フリーマントルを経てインド洋に注ぐ河川である。

パースの市内にあるバラック・ストリート桟橋より、スワン川の上流へ向かいスワンバレーのワイナリーを訪問するクルーズ、あるいは下流へ向かいフリーマントルを経由してロットネスト島へ向かうクルーズが観光客の人気を集める。

稀に海より河口から遡ったイルカが、スワン川で目撃されることがある。

写真提供:西オーストラリア州観光局

スワンバレー(Swan Valley)は、西オーストラリア州にあるワインの産地であり、州都であるパースから車で約25分と比較的近距離にある。パース市内に流れるスワン川の上流にあるため、一般的なバスツアーだけでなく、パース市内からクルーズ船でスワン川を上り、スワンバレーに到着後バスに乗り換えて周辺おワイナリーをめぐるワインクルーズもある。

スワンバレーは、オーストラリア国全体の中でも古い歴史を持つワイン生産地であり、その中でもホートン(Houghton)は、1836年創業と180年以上の歴史を持ち、オーストラリアでも最も古いワイナリーの1つとなっている。

スワンバレーはパース近郊としては珍しい肥沃な土壌に恵まれ、主にシャルドネなどの白ワイン種の評価が高い。また、西オーストラリア州の州都であるパースから、車で約25分とその他のワイン生産地より大都市に近いことから、多くの観光客がスワンバレーを訪れる。

スワンバレーには、「スワンバレー・フード・アンド・ワイン・トレイル(Swan Valley Food and Wine Trail)」と呼ばれる街道があり、ここには地元産ワインと一緒に食事を楽しめる家族経営のレストラン、カフェ、地元特産品の販売所などがあり、格好のドライブコースになっている。

写真提供:西オーストラリア州観光局

 

コテスロビーチ(Cottesloe Beach)は、西オーストラリア州パースの郊外、車で約30分ほどの距離にある、白い砂浜と深い青色のインド洋の海が印象的な、大変美しいビーチである。

毎年3月にはコテスロビーチにおいて、野外彫刻展が開かれ、ビーチがギャラリーに変わる。

写真提供:西オーストラリア州観光局

 

ついに5月25日の金曜日より、230万人を集めるビッグなイベントとなったビビッドシドニーがスタートしました。

写真は今年のオペラハウスのプロジェクトマッピング。多くの人でにぎわっています。ビビッドシドニーはは5月25日(金曜日)より6月16日(土曜日)までの開催となっています。

 

マルカの洞窟(Mulka's Cave)は、西オーストラリア州の観光名所として知られる、ウェーブロックの近くにある、オーストラリアの先住民であるアボリジニによる壁画と伝説の残る洞窟。ウェーブロックからは距離にして約20キロ、車で20分くらいに位置する。

マルカの洞窟の「マルカ」とは、アボリジニの伝説によれば、この地区に住むアボリジニのコミュニティーから人間の子供を食べる等恐怖の対象として見られていた人物の名前で、彼がこの洞窟に住んでいたことからマルカの洞窟と呼ばれている。

写真提供:西オーストラリア州観光局

ヨークは西オーストラリア州の州都であるパースから東へ約100キロ、車で約1時間半の距離にある内陸部の街。ウェーブロックへの日帰りツアーなどで、途中休憩を兼ねて立ち寄ることが多い。

西オーストラリア州の内陸部では最も古い街となり、パース入植2年後の1831年には定住がはじまり、1835年には街が形成され始めた。ヨークには1850年代から1860年代にかけて重要な建物が多く残っており、オーストラリア連邦の歴史的保存地区に指定さ保護されている。

写真提供:西オーストラリア州観光局

 

カバのあくび岩(Hippo's Yawn)は、ウェーブロックから1キロメートル、徒歩で15分ほどの所にある、その名前の通りカバがあくびをしいるように見える高さ12メートルの岩である。

ウェーブロックの日帰りツアーでは、ほとんどのツアーでウェーブロックとともに、このカバのあくび岩訪問も含まれている。

写真提供:西オーストラリア州観光局

ウェーブロック(Wave Rock)は、西オーストラリア州にある、砕ける海の波のような形状の岩であり、西オーストラリア州の代表的な観光スポットである。西オーストラリア州の州都パースから東へ約340キロ、時間にして約4時間の所にある。

ウェーブロックは、約160ヘクタールのハイデン自然保護区の中にあり、その波の高さは約15メートル、長さは約110メートルとなり、約26億3000万年前の花崗岩が風、雨等により浸食してできた。

この地に住む先住民の人たちにとって、このウェーブロックは文化的な意義を持ち、ウェーブロックは虹色の蛇が陸上の水をすべて飲みつくした後、その巨大な体を地面に擦り付けてできたと語り継がれている。

ウェーブロックには毎年14万人の観光客が訪れ、ピナクルズ、ロットネスト島に次ぐ、パース近郊の観光地として人気がある。周辺にはアボリジニの壁画が残るマルカの洞窟、カバがあくびをしたような形のカバのあくび岩等の見どころがあり、ウェーブロックとともに訪れる人が多い。

パースよりウェーブロックへ日帰りツアーが数社運行しているが、この距離は日本に置き換えると東京・名古屋間とほぼ同じ距離であり、全行程約13時間の強行軍のツアーになる。残念ながらウェーブロックへのツアーは、日本語のツアーを行っている会社はなく、英語のツアーのみ催行されている。