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作者別: シドニー 支店
オーストラリアには、全国におよそ30程の合法的なヌーディストビーチがあります。
オーストラリアは州政府が大きな権限を持つ連邦制をひいており、ヌーディストビーチが合法か非合法かは州政府及び地方議会が決定しています。
同じオーストラリア国内であっても、公認されたヌーディストビーチがある州、ない州が存在します。また、ヌーディストビーチがある州でも、合法的にヌーディストビーチとして認められているのは、ごく一部のビーチとなります。
例えば、シドニーのあるニューサウスウェールズ州では、約20ほどのビーチが合法的なヌーディストビーチとして認められていますが、グレートバリアリーフをはじめ、ケアンズ、ゴールドコースト等の有名リゾートのあるクイーンズランド州では、合法として認められているヌーディストビーチはありません。
オーストラリアの代表的なヌーディストビーチを、州ごとにご紹介いたします。
ヌーディストビーチとは?
ヌーディストビーチ(Nudist Beach)は、利用者が全ての服を脱ぐことができるビーチのことで、一般的に男女の区別はありません。
1950年代のフランスで人気を博し、その後欧米を中心に全世界へ広まりましたが、アジア、等では文化的、宗教的な背景により、ほとんど広がりを見せていません。
ヌーディストビーチは、「全ての服を脱ぐことが義務となっているビーチ」、「全ての服を脱ぐことが許可されているが義務ではないビーチ」等があるが、オーストラリアのヌーディストビーチのほとんどは、「全ての服を脱ぐことが許可されているが義務ではないビーチ」となっている。
ニューサウスウェールズ州(New South Wales)
シドニーのあるニューサウスウェールズ州が、オーストラリアの中で最もヌーディストビーチに理解がある州と言え、ニューサウスウェールズ州内にはおよそ20もの公的に認められているヌーディストビーチがあります。
レディ・ベイ・ビーチ(Lady Bay Beach)
レディ・ベイ・ビーチ(Lady Bay Beach)オーストラリアの最大都市であるシドニー近郊、車でわずか30分程のサウスヘッドにあります。
レディ・ベイ・ビーチは、1976年に合法化された、オーストラリアで最も古い公認された合法的なヌーディストビーチです。
ビーチの長さ100mほどの波がほとんどない入り江にある黄金色の砂のビーチは、シドニーから近いこともあり解放感を求める多くの地元シドニーの住人に愛されています。
1977年に「レディ・ジェーン・ビーチ」から、名称が「レディ・ベイ・ビーチ」に変更されました。
オベリスク・ビーチ(Obelisk Beach)
オベリスク・ビーチ(Obelisk Beach)は、高級住宅地として知られるシドニー北部のモスマン(Mosman)にある公認されたヌーディストビーチです。
穏やかなワトソンベイに面し素晴らしい景色も堪能できるこのプライベート感あふれるビーチには、シドニー市内から車でハーバーブリッジを渡って約30分ほどで行くことができます。
ビクトリア州(Victoria)
オーストラリア第2の都市であり、日本からも直行便が運航されるメルボルンを有するビクトリア州には、3つの公認されたヌーディスト・ビーチがあります。
サニーサイド・ノース・ビーチ(Sunnyside North Beach)
サニーサイド・ノース・ビーチ(Sunnyside North Beach)は、メルボルンの南方向、車でおよそ1時間、モーニントン半島にある公認されたヌーディストビーチです。
売店等は近くにありませんので、食べ物、飲み物等を持参してビーチを訪れてください。
西オーストラリア州(Western Australia)
オーストラリア西部の州、西オーストラリア州には6つの合法的なヌーディストビーチがあります。
ノース・スワンボーン・ビーチ(North Swanbourne Beach)
西オーストラリア州の州都であるパース近郊には、そのうち2つの合法的なヌーディストビーチがあり、ここノース・スワンボーン・ビーチです。
パース市内から車で約20分、開放的な3kmに及ぶスワンボーン・ビーチの一部が、ヌーディストビーチとして公認されています。
南オーストラリア州
南オーストラリア州には4つの合法的なヌーディストビーチがあります。
マスリン・ビーチ(Maslin Beach)

かつてはヌードオリンピックと呼ばれていたこのビーチは、国際オリンピック委員会からの苦情により、マスリン・ビーチ(Maslin Beach)と名前を変えました。
ビーチの長さは3kmあり、南の半分がヌーディストビーチとして公認されています。
南オーストラリア州の州都であるアデレードから、南方向に車で約35分の距離にあります。
クイーンズランド州
クイーンズランド州には合法的なヌーディストビーチがありません。
アレキサンドリア・ベイ(Alexandria Bay)
クイーンズランド州の州都ブリスベンの北部、オーストラリア国内の旅行者に人気のリゾート地であるサンシャインコーストのヌーサ(Noosa)近くにある「非公式」のヌーディストビーチです。
オーストラリアのヌーディストビーチ よくある質問(FAQ)
オーストラリアでは、全国におよそ30程の、その地方自治体に公認されたヌーディストビーチがあります。これらの公認されたビーチでヌードになることは合法です。
公認されていないビーチでヌードになることは禁止されています。
いいえ、ケアンズ、ゴールドコーストの近くに、合法的なヌーディストビーチはありません。
ケアンズ、ゴールドコーストは、クイーンズランド州にありますが、そのクイーンズランド州には合法的なヌーディストビーチはありません。
はい、シドニーから車で30分ほどの所に、合法的なヌーディストビーチがあります。
レディ・ベイ・ビーチ(Lady Bay Beach)、オベリスク・ビーチ(Obelisk Beach)等が人気があります。
ヌーディストビーチは、「全ての服を脱ぐことが義務となっているビーチ」、「全ての服を脱ぐことが許可されているが義務ではないビーチ」等があるが、オーストラリアのヌーディストビーチのほとんどは、「全ての服を脱ぐことが許可されているが義務ではないビーチ」となっています。
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2020年3月下旬に国際線の運航を停止しているオーストラリアのカンタス航空(Qantas Airways)は、8月の年次決算におい2021年12月18日に国際線の運航を再開すると発表しました。
カンタス航空CEOのアラン・ジョイス氏は、英国、米国、シンガポール、日本、ニュージーランドがその対象として検討されていると述べています。
国際線運航再開の可能性
オーストラリア政府は2021年8月にNational Plan to transition Australia’s National COVID-19 Response(オーストラリアの全国COVID-19対応を移行する国家計画)を発表、ワクチン接種率を目安に4段階に別け、接種率があがるごとに行動制限の緩和を進めていく方針を示しました。
この中で完全ワクチン接種率が80%を超えた段階(フェーズC)で、新型コロナウィルスの感染が抑えられている国・地域との国境再開が計画されています。
現在オーストラリアのワクチン接種率は州によって差がでてきていますが、シドニーのあるニューサウスウェールズ州や、メルボルンのあるビクトリア州では、11月中にもその完全ワクチン接種率が80%を超えると予想されています。
スコットモリソン首相は、オーストラリア全国でワクチン接種率が80%に達するのを待たずに、80%に達した州と準州から、国境の開放を認める方針を示しています。
今までもカンタス航空は「国際線の再開」を具体的な日にちとともに発表、その延期を繰り返してきましたが、今回のカンタス航空の今回の発表は、こうしたオーストラリア政府の新型コロナウィルス規制緩和の計画に連動したものであり、カンタス航空の国際線運航再開の実現する可能性は今までより高いと考えられます。
カンタス航空の国際線の乗客はワクチン接種を必須に
カンタス航空のCEO、アラン・ジョイス氏は2020年7月の段階で、カンタス航空の国際線乗客には、ワクチン接種を義務付ける方針、「no jab, no fly」を示していました。
カンタス航空運行再開にむけて、パイロット、キャビンクルー、空港のグランドスタッフの最前線スタッフに対して、11月15日までの完全ワクチン接種を求めています。
ジョイス氏は運行再開の発表の後に開催された講演において、カンタス航空の国際線乗客に対して新型コロナウィルスのワクチン接種を義務付ける方針に変わりがないことを確認しています。
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このページは2021年9月8日現在の情報になります。
2022年2月21日より、そのオーストラリア入国制限が全世界からのワクチン接種完了者に対象を拡大、約2年ぶりにオーストラリアの国境が全面的に開放されることになりました。
最新の情報は以下のページを参照ください。
オーストラリア連邦政府は2021年8月6日、現在閉鎖されているオーストラリア国境の再開を含む、ロードマップ(行程表)を発表しました。
今回発表された行程表(ロードマップ)は、National Plan to transition Australia’s National COVID-19 Response(オーストラリアの全国COVID-19対応を移行する国家計画)と呼ばれ、ワクチン接種率を目安に4段階に別れ、接種率があがるごとに行動制限の緩和を進めていくものです。
この行程表には、各段階ごとの目指すワクチン接種率が明示され、オーストラリアへの観光旅行の受入れも含まれています。
オーストラリアへの観光旅行の再開を待ち望む関係者、オーストラリアを訪れたいと考えている旅行者にとって、ようやく見えてきた一筋の光と言えます。
この記事は2021年11月時点の記事になります。
オーストラリア政府は2022年2月21日より、全世界からの短期観光客を含む旅行者の受け入れを開始しました。
最新のオーストラリア入国に関する情報は、以下のページを参照ください。
オーストラリアの新型コロナウィルス政策
オーストラリアでは、市中感染者が発見され次第実施される機動的なロックダウン(都市封鎖)と、入国者に対して課せられる14日間の強制隔離と人数制限、自国民の出国も制限する等、厳しい出入国制限が行われていました。
オーストラリア連邦政府は元々ゼロコロナを目指していた訳ではなかったのですが、国内の州境閉鎖、ロックダウンなど強い権限を持つ州政府、特にクイーンズランド州(ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ等)、ビクトリア州(メルボルンなど)、西オーストラリア州(パース等)などの労働党が政権を握っている州、それを支持する世論に押し切られる形で、結果として国全体としてゼロコロナ事実上のコロナ政策となっていました。
しかしながら、厳しい出入国制限を実施していたのに関わらず、6月にはシドニーよりデルタ変異種のオーストラリア国内に侵入して全国に広がりをみせ、それまでほぼオーストラリア国内では新規感染者がゼロに抑え込まれていた状況が一変しました。
シドニーでは6月26日より厳しい行動制限を伴うロックダウンが実施されましたが、9月9日現在も1日の感染者数は1400人と減少傾向が見られず、4回の延長を重ねて現在もロックダウンが実施されています。
オーストラリアのワクチン接種は他の先進国に比べて出遅れていましたが、7月より急速にワクチン接種が進み、接種を希望する人全員へ行き渡る目途もたってきました。
進む国内でのワクチン接種と、今回のデルタ変異種のような感染力が強い変異種では、完全な新型コロナウィルスの封じ込めは不可能と考えられることから、オーストラリア政府は「方針を転換」し、新型コロナウィルスとの共生を目指していくことを明らかにしました。
2021年8月6日には、ワクチン接種率に応じて4段階に分けて行動制限を緩和し、この制限緩和にはオーストラリアの国境再開も含まれています。
新型コロナウィルス規制緩和のロードマップ
オーストラリア連邦政府によって発表された、National Plan to transition Australia’s National COVID-19 Response(オーストラリアの全国COVID-19対応を移行する国家計画)の内容は以下の通りです。
ワクチン接種率によって4段階のステップを踏んで、全面的な規制緩和、オーストラリアと他国との往来の再開を目指していきます。
このフェーズで取られる主な対策:
- ワクチン接種率の加速
- 国際的な国境を閉じる
- アウトブレイクが発生した場合、早期に、厳しく、短期間でロックダウンを行う。
- オーストラリア人全員に必要な量のワクチンを接種する機会を提供する
- 帰国者のための自宅検疫を含む、代替検疫の導入を試験的に実施する。
- ワクチンを接種した旅行者の帰国時の自宅検疫など、代替検疫方法の導入を試行する。
- 学生ビザ、ビジネスビザ保持者の入国制限に関する試験の拡大
- 国境でのデジタル・ワクチン接種証明書の認証の確立
- ワクチンブースタープログラムの準備
- 検疫ネットワークの見直し
このフェーズでは、深刻な病気、入院、および死亡者を最小限に抑えるよう努めます。対策には、高いワクチン接種率の維持、インセンティブやその他の対策による摂取の促進、継続的な低レベルの制限と効果的な追跡による地域社会での症例の最小化等です。ロックダウンの可能性は低いですが、極対象を絞ったものが含まれる場合があります。
このフェーズで取られる対策:
- ワクチン接種を受けた住民に対する制限を緩和する(予定)
- ワクチン接種を受けた帰国者数の上限を拡大
- 入国者数の上限を設けて学生ビザおよびビジネスビザ保持者の入国上限を認める。
- ワクチン接種を受けた居住者のために、新たに検疫の軽減措置を導入。
- ワクチンブースタープログラムの準備・実施
フェーズCでは、オーストラリアは、深刻な病気、入院、死亡を最小限に抑えるよう努めます。対策には高度にターゲットを絞ったロックダウンのみが含まれる場合があります。
- ワクチン接種率の最大化
- 高度にターゲットを絞ったロックダウンのみ
- ワクチンブースタープログラムの継続ワクチン接種を受けた住民は、国内のすべての規制を免除
- ワクチンを接種したオーストラリア人の帰国人数の上限を撤廃
- 学生ビザ、ビジネスビザ、人道ビザ保持者の入国制限を緩和
- ワクチン接種を受けたオーストラリア人の渡航制限をすべて解除
- 新たな候補国(シンガポール、太平洋)への無制限の渡航バブルの拡大
フェーズDでは新型コロナウィルスを他の感染症と同様に扱います。
- 国際的な国境の開放
- ワクチン接種者の人数制限、隔離措置無しで入国受入れ
- ワクチンを接種していない旅行者に対しては、飛行前および到着時の検査をテストを実施して受入れ
今後のワクチン接種率の達成予想
現時点では、オーストラリアのワクチン接種率が70%に達するのは11月下旬、80%に達するのが12月下旬と予想されていましたが、ニューサウスウェールズ州等では急加速でワクチン接種が進み、大幅な前倒しで目標を達成する見込みです。
一方元々厳格な州境制限、ロックダウンを含む行動制限を実施しており、デルタ変異種による大規模な感染拡大に至らなかった、クイーンズランド州や西オーストラリア州では、ニューサウスウェールズ州等と比較してワクチン接種が進んでいなく、州によってワクチン接種率の達成状況に大きく差が出る懸念が生じています。
また、今回発表されたロードマップは、オーストラリアの全ての州政府が合意した上で発表されましたが、ここにきてクイーンズランド州、西オーストラリア州は国境の再開に対して慎重な姿勢を見せてきており、州による足並みの乱れが出てきました。
スコット・モリソン首相は、「ニューサウスウェールズ州のように、80%(ワクチン接種率)を超え、開業を望まない州を待たずに開国することを想像できますか」の質問に対し、「はい、できます。国家計画はそれを明確に示しています」と回答しています。
つまりシドニー空港のみ早期に国境が、帰国するオーストラリア人、学生ビザ、ビジネスビザを保持する限られた人に対して開かれ、一方でニューサウスウェールズ州とクイーンズランド州、西オーストラリア州との州境は閉鎖されたままで、州間の移動ができない、あるいは隔離期間が必要となる、という事態が発生する可能性があります。
オーストラリア連邦政府と同じ自由党が政権を持つ、シドニーのあるニューサウスウェールズ州は、他の労働党政権の州と比較して、当初より行動規制の緩和、国境の再開に積極的に取り組んでいます。
州ごとのワクチン接種率の到達予想(2021年9月10日現在)
| 60 % | 70 % | 80 % | ||
|---|---|---|---|---|
| ニューサウスウェールズ州 | 1回目接種 | 8月26日 | 9月6日 | 9月18日 |
| 完全接種 | 10月11日 | 10月28日 | 11月14日 | |
| ビクトリア州 | 1回目接種 | 9月11日 | 10月2日 | 10月23日 |
| 完全接種 | 10月20日 | 11月8日 | 11月27日 | |
| クイーンズランド州 | 1回目接種 | 9月21日 | 10月12日 | 11月2日 |
| 完全接種 | 11月2日 | 11月23日 | 12月15日 | |
| 南オーストラリア州 | 1回目接種 | 9月22日 | 10月19日 | 11月15日 |
| 完全接種 | 10月22日 | 11月11日 | 11月30日 | |
| 西オーストラリア州 | 1回目接種 | 9月29日 | 10月23日 | 11月17日 |
| 完全接種 | 10月24日 | 11月12日 | 12月1日 | |
| タスマニア州 | 1回目接種 | 9月4日 | 10月3日 | |
| 完全接種 | 9月29日 | 10月15日 | 10月31日 | |
| ノーザンテリトリー準州 | 1回目接種 | 9月10日 | 10月1日 | 10月22日 |
| 完全接種 | 10月26日 | 11月8日 | 12月12日 | |
| オーストラリア首都特別地域 | 1回目接種 | 8月26日 | 9月13日 | 10月2日 |
| 完全接種 | 9月29日 | 10月14日 | 10月29日 | |
Table: ABC News Source: covid19data.com.au
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シドニーの祝日で注意しなければいけないのが、州によって日にちが違う祝日があることだ。 例えばクイーンズバースデー。2022年の場合、シドニーのあるニューサウスウェールズ州では6月13日だが、パースのある西オーストラリア州は9月26日、ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベンのあるクイーンズランド州は10月3日というように、まったく違った日になっている。また、一部では、「メルボルン市内のみ」「ブリスベン市内のみ」といった祝日もあるので注意が必要だ。
祝日は、何月何日と日付で決まっているものもあるが、多くは6月の第三月曜日など、毎年日にちが変わっていくものが多いので注意。
祝日の中でも12月25日の「クリスマス」、及び3月中旬から4月中旬の「グッドフライデー」(毎年期間異なる)が、最も大きな祝日になり、ほとんどの商店、飲食店も休みとなる。
以前のオーストラリアでは、日曜、祝日にはほとんども店が休業となっていたが、現在はビジネス街を除き多くの商店、飲食店が営業を行っている。
シドニーの祝日一覧(2023年)
| 祝日名 | 日にち |
|---|---|
| New Year's Day | 1月1日 |
| New Year Holiday | 1月3日 |
| Australia Day | 1月26日 |
| Good Friday | 4月7日 |
| Easter Monday | 4月10日 |
| Anzac Day | 4月25日 |
| King's Birthday | 6月13日 |
| Labour Day | 10月2日 |
| Christmas Day | 12月25日 |
| Christmas Holiday | 12月25日 |
| Boxing Day | 12月26日 |
New Year's Day(ニューイヤーズ・デイ)
新年を祝う祝日。祝日となるのは1月1日の1日のみ。普通の祝日と同程度、多くの商店は普通の日曜日と同じくらい営業している。
Australia Day(オーストラリア・デイ)
オーストラリア・デイは、毎年1月26日に固定され、オーストラリア全州同じ日となる。1788年にニューサウスウェールズ州のポートジャクソンにイギリスからの移民第一船が到着した日を記念して、1月26日が祝日と定められている。オーストラリア全土で各種式典が開かれているが、一部の人たちは先住民を侵略した日であるとして、抗議運動も行われる。
Labour Day(レイバー・デイ)
レイバー・デイはその名前の通り「労働者の日」。ノーザンテリトリー州では「May Day(メイ・デイ、メーデー)」、タスマニア州では「Eight Hours Day(エイトアワーズ・デイ)」と呼ばれる。ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州とオーストラリア首都特別区は10月の第1月曜日、西オーストラリア州では3月の第1月曜日、ビクトリア州とタスマニア州は3月の第2月曜日、クイーンズランド州とノーザンテリトリー準州では5月の第1月曜日と、州により異なる。
Good Friday(グッド・フライデー)
グッド・フライデーは、日本語では「聖金曜日」と訳され、キリスト教のイースター(復活祭)前の金曜日、キリスト教の重要な日である。イースター・マンデーと合わせて、オーストラリアでは4連休の大型連休となり、特にこのグッド・フライデーは多くの商店が休みとなる。日にちは3月下旬から4月中旬の間を毎年変動する。
Easter Monday(イースター・マンデー)
イースター・マンデーは、イースター(復活祭)翌日の月曜日、オーストラリアではグッド・フライデーとあわせて4連休となる。グッド・フライデーほどではないが、休業とする商店、飲食店も多い。
Anzac Day(アンザック・デー)
アンザック・デーは、第一次世界大戦のガリポリの戦いで犠牲となった、オーストラリア・ニュージーランド連合国軍(Anzac)を追悼するために定められた休日である。毎年4月25日に固定されている。
King's Birthday(キングス・バースデー)
クイーンズ・バースデー、キングス・バースデーは、オーストラリアの元首であるイギリスの国王、女王の誕生日にあわせて設定されていたが、1936年のジョージ5世の死後、日付は6月3日である彼の誕生日に固定された。その後、西オーストラリア州を除いて6月の第2月曜とされる。西オーストラリア州は9月の最終月曜日となる。
2022年9月のエリザベス女王逝去により、祝日の名前が「クイーンズ・バースデー」から「キングス・バースデー」に変更されました。
Christmas Day(クリスマス・デー)
毎年12月25日になり、オーストラリアの全国的に多くの商店、飲食店が休業となり、一部の観光施設も休業となるので、旅行者にとっては注意が必要な祭日となる。
Boxing Day(ボクシング・デー)
ボクシング・デーは毎年クリスマスの翌日12月26日になり、オーストラリアをはじめとする多くの英連邦国で制定されている祭日。英国の雇用主が従業員にギフトを箱(ボックス)に入れて渡した日が12月26日であったことから始まった祭日と言われている。25日のクリスマスは休業する商店、飲食店が多いが、このボクシング・デーは比較的営業を行う店が多く、デパート等ではセールも行われ、多くの買い物客でにぎわう。
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オーストラリアの祝日で注意しなければいけないのが、州によって日にちが違う祝日があることだ。
例えばクイーンズバースデー。2022年の場合、シドニーのあるニューサウスウェールズ州では6月13日だが、パースのある西オーストラリア州は9月26日、ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベンのあるクイーンズランド州は10月3日というように、まったく違った日になっている。また、一部では、「メルボルン市内のみ」「ブリスベン市内のみ」といった祝日もあるので注意が必要だ。
祝日は、何月何日と日付で決まっているものもあるが、多くは6月の第三月曜日など、毎年日にちが変わっていくものが多いので注意。
祝日の中でも12月25日の「クリスマス」、及び3月中旬から4月中旬の「グッドフライデー」(毎年期間異なる)が、最も大きな祝日になり、ほとんどの商店、飲食店も休みとなる。
以前のオーストラリアでは、日曜、祝日にはほとんども店が休業となっていたが、現在はビジネス街を除き多くの商店、飲食店が営業を行っている。
オーストラリアの祝日一覧(2023年)
| 祝日名 | 日にち | 祝日になる州 |
|---|---|---|
| New Year's Day | 1月1日 | オーストラリア全土 |
| New Year Holiday | 1月2日 | オーストラリア全土 |
| Devonport Cup | 1月11日 | TAS |
| Australia Day | 1月26日 | オーストラリア全土 |
| Royal Hobart Regatta | 2月13日 | TAS |
| Launceston Cup | 2月22日 | TAS |
| Labour Day | 3月6日 | WA |
| King Island Show | 3月7日 | TAS |
| Eight Hours Day | 3月13日 | TAS |
| March Public Holiday | 3月13日 | SA |
| Canberra Day | 3月13日 | ACT |
| Labour Day | 3月13日 | VIC |
| Good Friday | 4月7日 | オーストラリア全土 |
| Easter Monday | 4月10日 | オーストラリア全土 |
| Easter Tuesday | 4月11日 | TAS |
| Anzac Day | 4月25日 | オーストラリア全土 |
| May Day | 5月1日 | NT |
| Labour Day | 5月1日 | QLD |
| AGFEST | 5月5日 | TAS |
| Reconciliation Day | 5月29日 | ACT |
| Western Australia Day | 6月5日 | WA |
| King's Birthday | 6月12日 | QLD/WA州を除く |
| Picnic Day | 8月7日 | NT |
| King's Birthday | 9月25日 | WA |
| King's Birthday | 10月2日 | QLD |
| Labour Day | 10月2日 | NSW/ACT/SA |
| Melbourne Cup Day | 11月7日 | メルボルン市中心部のみ |
| Christmas Day | 12月24日 | オーストラリア全土 |
| Boxing Day | 12月26日 | SA州を除く |
| Proclamation Day | 12月26日 | SA |
| New Year's Eve | 12月31日 | NT/SA |
短縮表示の州名と主な都市
| 短縮表示の州名 | 州名 | 主な都市 |
|---|---|---|
| NSW | ニューサウスウェールズ州 | シドニー |
| QLD | クイーンズランド州 | ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズ、ハミルトン島 |
| VIC | ビクトリア州 | メルボルン |
| NT | ノーザンテリトリー準州 | エアーズロック、アリススプリングス、ダーウィン |
| SA | 南オーストラリア州 | アデレード |
| WA | 西オーストラリア州 | パース |
| ACT | オーストラリア首都特別区 | キャンベラ |
New Year's Day(ニューイヤーズ・デイ)
新年を祝う祝日。祝日となるのは1月1日の1日のみ。普通の祝日と同程度、多くの商店は普通の日曜日と同じくらい営業している。
Australia Day(オーストラリア・デイ)
オーストラリア・デイは、毎年1月26日に固定され、オーストラリア全州同じ日となる。1788年にニューサウスウェールズ州のポートジャクソンにイギリスからの移民第一船が到着した日を記念して、1月26日が祝日と定められている。オーストラリア全土で各種式典が開かれているが、一部の人たちは先住民を侵略した日であるとして、抗議運動も行われる。
Labour Day(レイバー・デイ)
レイバー・デイはその名前の通り「労働者の日」。ノーザンテリトリー州では「May Day(メイ・デイ、メーデー)」、タスマニア州では「Eight Hours Day(エイトアワーズ・デイ)」と呼ばれる。ニューサウスウェールズ州、南オーストラリア州とオーストラリア首都特別区は10月の第1月曜日、西オーストラリア州では3月の第1月曜日、ビクトリア州とタスマニア州は3月の第2月曜日、クイーンズランド州とノーザンテリトリー準州では5月の第1月曜日と、州により異なる。
Good Friday(グッド・フライデー)
グッド・フライデーは、日本語では「聖金曜日」と訳され、キリスト教のイースター(復活祭)前の金曜日、キリスト教の重要な日である。イースター・マンデーと合わせて、オーストラリアでは4連休の大型連休となり、特にこのグッド・フライデーは多くの商店が休みとなる。日にちは3月下旬から4月中旬の間を毎年変動する。
Easter Monday(イースター・マンデー)
イースター・マンデーは、イースター(復活祭)翌日の月曜日、オーストラリアではグッド・フライデーとあわせて4連休となる。グッド・フライデーほどではないが、休業とする商店、飲食店も多い。
Anzac Day(アンザック・デー)
アンザック・デーは、第一次世界大戦のガリポリの戦いで犠牲となった、オーストラリア・ニュージーランド連合国軍(Anzac)を追悼するために定められた休日である。毎年4月25日に固定されている。
King's Birthday(キングス・バースデー)
クイーンズ・バースデー、キングス・バースデーは、オーストラリアの元首であるイギリスの国王、女王の誕生日にあわせて設定されていたが、1936年のジョージ5世の死後、日付は6月3日である彼の誕生日に固定された。その後、西オーストラリア州を除いて6月の第2月曜とされる。西オーストラリア州は9月の最終月曜日となる。
クイーンズ・バースデー、キングス・バースデーは、オーストラリアの元首であるイギリスの国王、女王の誕生日にあわせて設定されていたが、1936年のジョージ5世の死後、日付は6月3日である彼の誕生日に固定された。その後、西オーストラリア州を除いて6月の第2月曜とされる。西オーストラリア州は9月の最終月曜日となる。
2022年9月のエリザベス女王逝去により、祝日の名前が「クイーンズ・バースデー」から「キングス・バースデー」に変更された。
Christmas Day(クリスマス・デー)
毎年12月25日になり、オーストラリアの全国的に多くの商店、飲食店が休業となり、一部の観光施設も休業となるので、旅行者にとっては注意が必要な祭日となる。
Boxing Day(ボクシング・デー)
ボクシング・デーは毎年クリスマスの翌日12月26日になり、オーストラリアをはじめとする多くの英連邦国で制定されている祭日。英国の雇用主が従業員にギフトを箱(ボックス)に入れて渡した日が12月26日であったことから始まった祭日と言われている。25日のクリスマスは休業する商店、飲食店が多いが、このボクシング・デーは比較的営業を行う店が多く、デパート等ではセールも行われ、多くの買い物客でにぎわう。
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エアーズロック(ウルル)は、ノーザンテリトリー準州のウルルカタジュタ国立公園(旧名:エアーズロック・マウントオルガ国立公園)にある、世界で2番目に大きい一枚岩です。
1987年にユネスコより世界自然遺産に登録され、1994年にアボリジニの伝統的な文化、芸術も評価されて世界文化遺産にも登録、エアーズロックは「自然」と「文化」の2つの世界遺産として登録される、世界でも稀な観光地となりました。
実際に、海外からオーストラリアを訪れる観光客にとって、最も人気の観光地はシドニーやケアンズに並んでエアーズロックではないでしょうか。
そこで今回は、エアーズロック(ウルル)観光には外せない必見ポイント、エアーズロック(ウルル)の見所観光スポット、行き方・アクセス方法、お勧めのホテル、エアーズロック(ウルル)へ行くオプショナルツアーをご紹介させていただきます!
エアーズロック(ウルル)とは?



オーストラリア大陸ほぼ中心にあるエアーズロックは、海抜868メートル、比高(周囲の平地と比較した高さ)335メートル、周囲の長さ9.6キロ、最大斜度48度、平均斜度45度の大きさで、333メートルの東京タワーよりも数メートル高さがあります。
エアーズロック(ウルル)は、1987年にユネスコより世界自然遺産に登録されました。1994年にアボリジニの伝統的な文化、芸術も評価されて世界文化遺産にも登録され、「自然」と「文化」の2つの世界遺産として登録される、世界でも稀な観光地です。
よくエアーズロックは「世界最大の一枚岩」と紹介されているが、実はこれは間違いです。世界最大の一枚岩は、同じオーストラリアでも西オーストラリア州の「マウントオーガスタ」であり、エアーズロックは世界で2番目に大きい一枚岩であると言われています。
エアーズロック(ウルル)は1873年に、イギリスの探検家により「発見」されて、西欧文明にその存在を知られることになりました。そして、その当時の西オーストラリア提督、ヘンリー・エアーズの名前より、「エアーズロック」の名前が付けられました。
しかしながら、エアーズロックは1873年に「発見」される以前に、オーストラリアの先住民、アボリジニの人々の最も重要な聖地であり、アボリジニの人々の間では、「ウルル」(Uluru)と呼ばれていたのです。
オーストラリアでは、近年、アボリジニの人々の習慣、考え方を尊重する運動が高まり、1995年に西欧人の付けた「エアーズロック」の呼び方を改め、アボリジニの人々の呼び方、「ウルル」と呼ぶことが決定されました。それと同時に、エアーズロックと同じ国立公園にある「マウントオルガ」も、「カタジュタ」(KATA TJUTA)と呼ぶことに正式に決定した。
アボリジニの人々は1万年前からこのエリアに住んでいたと言われ、このエアーズロック周辺の土地は、アボリジニの人々へ返還され、99年のリース契約で、オーストラリア政府にリースされてます。。
その決定を受け、現在は「エアーズロック・マウントオルガ国立公園」から、「ウルル・カタジュタ国立公園」と名称も変更され、現在にいたっています。
エアーズロックへの行き方・アクセス


エアーズロック(ウルル)は、オーストラリア大陸のほぼ中央、ノーザンテリトリー準州(Northern Territory)にあります。
最寄りの空港のある街はエアーズロック(Ayers Rock)になります。
アリススプリングス(Alice Springs)から行くことも可能ですが、アリススプリングスからエアーズロック(ウルル)への陸路での最短ルートは、車で舗装道路を走って約460km、約5時間弱となるので、レンタカーを使用する場合は長距離運転に慣れている必要があります。
エアーズロック、アリススプリングスともに日本から直行便は飛んでいない為、オーストラリア国内の他の都市から乗り継いでエアーズロック、またはアリススプリングスに入る必要があります。
エアーズロックへはシドニーからはカンタス航空とジェットスター航空、ケアンズからはカンタス航空、メルボルンよりジェットスター航空が就航しています。
加えて2024年6月より、ヴァージン・オーストラリア航空が、メルボルンとブリスベンより運航を開始します。
アリススプリングスへは、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ダーウィンよりカンタス航空が就航しています。
ジェットスター航空はLCC(格安航空会社)、一方カンタス航空はフルサービスの航空会社なので、通常ジェットスター航空の運行するエアーズロックの路線の方が、航空運賃が安いことが多いようです。
ヴァージン・オーストラリアは、カンタス航空とジェットスター航空の間くらいの料金設定となっています。

エアーズロックの気候


エアーズロック(ウルル)は、オーストラリア大陸のほぼ中央に位置し、気候は砂漠気候(Desert Climate)に属しています。
年間を通して降雨量は少なく、日中・夜間の気温差が大きいのが特徴です。
真夏には40℃を超える日もあり、日差しが強烈なので日焼け止め、帽子、サングラスなどの暑さ・日差し対策と水分補給をまめにする必要があります。
ただし、空気が乾燥しているので、日陰では涼しく感じることができます。
冬は日中は20℃前後で過ごしやすい気候ですが、朝晩には最低気温は0℃を下回ることもあり、ぐっと冷え込みます。

オーストラリアの気候図
エアーズロックの年間気候グラフ
| 月 | 最高気温(℃) | 最低気温(℃) | 降水量(mm) |
|---|---|---|---|
| 1月 | 37.5 | 20.9 | 47.7 |
| 2月 | 36.0 | 20.5 | 45.8 |
| 3月 | 33.4 | 17.3 | 49.5 |
| 4月 | 28.7 | 12.2 | 25.0 |
| 5月 | 23.4 | 7.9 | 21.6 |
| 6月 | 20.3 | 4.9 | 21.1 |
| 7月 | 20.3 | 3.4 | 9.2 |
| 8月 | 22.6 | 5.5 | 13.2 |
| 9月 | 26.4 | 9.1 | 18.7 |
| 10月 | 31.4 | 13.5 | 23.5 |
| 11月 | 34.2 | 17.0 | 34.5 |
| 12月 | 36.8 | 19.7 | 18.8 |
| 年平均 | 29.2 | 12.7 | 27.4 |
データ:99 / 赤字・・年間最高値
エアーズロックでのハエ対策
エアーズロック(ウルル)ではハエが多いという話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?答えは、イエス!
エアーズロック周辺に生息するハエは、日本でよく見かける大きさの約半分くらいの、いわゆるコバエです。特に高温を好むハエは、オーストラリアが夏の12月から2月にかけて1年の中で最も多く発生し、水分を求めて特に顔の目、鼻、口などをねらってたかったり、黒いTシャツやバックパックなどに群がります。
このコバエは、特に噛んだり刺したりするわけではないので、人体に害を及ぼすわけではないのですが、一番気になる顔に集まってきたり、運が悪いと口の中に入ってきて飲み込んでしまったり、メガネやサングラスの中に入ってきたりなど、かなり人を不快にさせます。
そこで便利なのが防止にネットが付いていて、ハエの襲来から顔を守る「防虫ネット帽子」です。エアーズロック・リゾートでも、ショッピング・スクエア内のお土産屋やキャンプ場のレセプションなどで販売していますが、1つ$10-15ほどの値段ですし、売り切れて手に入らない場合もあります。シドニーやケアンズなどの他都市のアウトドア・ショップやお土産屋で$5-7ほどで購入するか、日本でもアマゾンなどのオンライン・ショップやアウトドア・ショップなどで500円くらいから入手可能なので、もし事前に用意ができるのであれば、持って行った方が安心できるのではないでしょうか。
オーストラリアの夏である12月から2月にかけてはハエの数が異常に多いので、ハエ対策は必須ですが、冬の7-9月あたりは全くいなくなるわけではないですが、夏に比べると断然ハエの数は減ります。しかし、全くいなくなるわけではないので、心配な方は念のため防虫ネット帽子を持参されるといいかもしれませんね。

虫よけネット付き帽子
エアーズロックの観光スポット



エアーズロック(ウルル)を訪れる観光客が必ず訪れるウルル・サンセット鑑賞エリアとウルル・サンライズ鑑賞エリアは、遠目でエアーズロック(ウルル)を眺めながら、サンセットやサンライズに照らされて色が徐々に変化する様子を楽しむことができます。
また、エアーズロック(ウルル)のふもとでは、アボリジニーの聖地となっている場所や、古代からの壁画が残っている洞窟、絶えることがない水がたまる泉など、見所がたくさんあります。
ここでは、その中でも特にここは外せない!というお勧めのエアーズロック(ウルル)観光スポットを紹介しますね。
ウルル・サンセット観賞エリア
エアーズロック(ウルル)を訪れる観光客の大半の方のハイライトは、このエアーズロック(ウルル)のサンセット鑑賞であるといっても過言ではないほど人気の観光スポットです。
エアーズロック・リゾートに滞在している観光客のほとんどは、このサンセット鑑賞エリアに日の入り1時間前後から集合するため、繁忙期にはかなり込み合います。しかし、日の入りの光がウルルに反射しながら落ちていく様子を絶妙な角度で鑑賞できる唯一のスポットであること、また例え混んでいても、フェンス越しのエアーズロック(ウルル)はかなり離れているため、誰でもポストカードのような素晴らしいエアーズロック(ウルル)の写真を撮ることができることなどから、多くの観光客にとって満足度の高い観光スポットです。
ツアーに参加している場合は、サンセットを待っている間、スパークリングワインやおつまみがサービスされるツアーが多いので、その場合はぜひ上の写真のような逆さエアーズロック(ウルル)を試してみてくださいね!
| 名称 | ウルル・サンセット鑑賞エリア(Uluru Sunset Viewing Area) |
|---|---|
| 住所 | Mutitjulu NT 0872(Google Map) |
| アクセス | エアーズロック・リゾートより車で17分 |
| 料金 | 国立公園入園料(5日間有効):大人 $38、子ども(17歳以下) 無料 |
| Web | http://www.parksaustralia.gov.au/uluru/do/sunrise-sunset.html |
ウルル・サンライズ観賞エリア
ウルル・サンライズ鑑賞エリアでは、夜の暗闇の中でぼんやりと映し出されるウルルのシルエットが、日の入りと共に朝日に照らし出されて徐々に赤みを帯びてその全貌を現してくれるエアーズロック(ウルル)のシーンを鑑賞することができます。
タイトなスケジュールでの早朝早起きはきついですが、エアーズロック(ウルル)のウルルをひとたび見れば、すっかり寝不足の大変さも忘れてしまうことでしょう。
サンライズを見終わると、そのままエアーズロック(ウルル)やマウントオルガ(カタジュタ)の観光が続くことが多いので、サンドイッチやマフィンなどの朝食を持ってきて、日の入りを待っている間に食べている人も多く見かけます。
ツアーによっては、暖かいコーヒーや紅茶、お茶のサービスがありますが、サンライズ鑑賞の会場にはトイレの施設がないので、その点注意が必要です。
| 名称 | ウルル・サンライズ鑑賞エリア(Uluru Sunrise Viewing Area) |
|---|---|
| 住所 | Mutitjulu NT 0872(Google Map) |
| アクセス | エアーズロック・リゾートより車で26分 |
| 料金 | 国立公園入園料(5日間有効):大人 $38、子ども(17歳以下) 無料 |
| Web | http://www.parksaustralia.gov.au/uluru/do/sunrise-sunset.html |
クニヤ散策路(クニヤ・ウォーク)
エアーズロック(ウルル)の麓に枯れることがないと言われる水をたたえるムティジュルの泉と、文字を持たないアボリジニーの人々が壁画によってチュクルパ(伝統や教訓)を後世に伝えていった跡を見ることができます。
クニヤ、とはアボリジニーの人々に伝わる、伝説のニシキヘビです。この散策路を歩きながら、クニヤについて、そして彼らがどのようにして、この厳しい砂漠気候の中で生き抜いてきたのかを、ガイドの解説で聞いてみましょう。
駐車場からムティジュルの泉まで往復1km、ゆっくり解説を聞きながら歩いても所要時間30-45分ほど。多くのエアーズロック(ウルル)麓巡りのツアーが訪れる人気観光スポットです。
ムティジュルの泉からエアーズロック(ウルル)の岩を見上げると、風化によってできたハートマークを見つけることができますよ。
| 名称 | クニヤ散策路(Kuniya Walk) |
|---|---|
| 住所 | Petermann NT 0872(Google Map) |
| アクセス | エアーズロック・リゾートより車で25分 |
| 料金 | 国立公園入園料(5日間有効):大人 $38、子ども(17歳以下) 無料 |
| Web | https://parksaustralia.gov.au/uluru/do/walks/kuniya-walk/ |
マラ散策路(マラ・ウォーク)
元登山道の麓に位置するマラの駐車場から、カンジュの泉までの往復2km、歩いて約1時間半の散策路です。道中はずっと平坦な道が続くので、ウォーキング初心者の方でも景色を楽しみながら歩くことができます。
マラ、とは、ワラビーの仲間である小さな有袋類の動物で、現在では絶滅y危惧種に指定されていてなかなか野生を見ることはできません。このマラを先祖にもつマラ族がその昔、最初にエアーズロック(ウルル)に到着した際、キャンプをした場所がマラ散策路の途中にある洞窟です。マラ族は、現在この地に住むアナング族の先祖とされていて、彼らの言い伝えや教訓のチュクルパにも度々登場します。
カンジュの泉は、大きなユーカリの木々とエアーズロック(ウルル)の岩壁に囲まれていて、まるでどこかの森に迷い込んだかのような静寂さを感じることができるでしょう。
| 名称 | マラ散策路(Mala Walks) |
|---|---|
| 住所 | Petermann NT 0872(Google Map) |
| アクセス | エアーズロック・リゾートより車で21分 |
| 料金 | 国立公園入園料(5日間有効):大人 $38、子ども(17歳以下) 無料 |
| Web | https://parksaustralia.gov.au/uluru/do/walks/mala-walk/ |
アボリジナル・カルチャー・センター
アボリジナル・カルチャー・センターは、この地に住むアナング族の歴史や文化について、パネルや展示での解説、さらには実演によって学ぶことができる、情報センターです。
建物は、アナング族に言い伝えられている伝説のニシキヘビ、クニヤをかたどっています。チュクルパ・トンネルでアナング族のチュクルパ(言い伝えや教え)を学んだり、実際に彼らが作り上げたアートに触れたり、気に入れば購入することもできます。
インフォメーション・デスクには常時国立公園のレンジャーさんが駐在しているので、国立公園の周り方だけでなく、この地に生息する動植物やアボリジニーの歴史や文化についても聞くことができます。
国立公園入園料を支払っていれば、誰でも無料で訪れることができますし、カルチャー・センターからマラ駐車場までの散策路リル・ウォーのスタート地点になっています。また、カフェやお土産屋さんも併設されているので、ちょっとした休憩や、ここでしか手に入れることができないアボリジニー・アートのお土産などを探すのにも利用できますよ。
| 名称 | アボリジナル・カルチャー・センター(Ulutu Kata-Tjuta Culture Centre) |
|---|---|
| 住所 | Uluru Rd, Uluru NT 0872Google Map) |
| アクセス | エアーズロック・リゾートより車で18分 |
| 料金 | 国立公園入園料(5日間有効):大人 $38、子ども(17歳以下) 無料 |
| Web | https://parksaustralia.gov.au/uluru/do/cultural-centre/ |
キャメル・ファーム
キャメル・ファームは、エアーズロック・リゾート内のツアー用キャンプ場(コーチ・キャンプグラウンド)の近くにあり、国立公園の外に位置しますが、遠くからエアーズロック(ウルル)とマウントオルガ(カタジュタ)の姿を見ることができる絶景スポットです。
このキャメル・ファームでは、午前と午後の1日2回、45分間のキャメル・ライドが楽しめる「キャメル・エクスプレス」と、日の入りを拝みながらキャメル・ライドを楽しむ「ラクダで行くサンライズ・ツアー」、砂漠に落ちていく太陽をキャメル・ライドで眺める「ラクダで行くサンセット・ツアー」を催行しています。
どのツアーもとても人気で、ラクダの頭数に限りがあるので、興味がある方は早めにご予約されることをお勧めします!
| 名称 | キャメル・ファーム (Camel Farm) |
|---|---|
| 住所 | 10 Kali Cct, Yulara NT 0872(Google Map) |
| アクセス | エアーズロック・リゾートを15分間隔で巡回するシャトルバスにてコーチ・キャンプグラウンド下車、徒歩3分 |
| 料金 | ファームを外から観察するのは無料。ツアー参加には各ツアー料金がかかる |
| Web | https://www.parks.sa.gov.au/find-a-park/Browse_by_region/kangaroo-island/kelly-hill-conservation-park |
エアーズロック周辺の観光スポット



エアーズロックを訪れる観光客の一番の目的は巨大な一枚岩であるエアーズロック(ウルル)ですが、ほとんどの方は同じ国立公園内にあるマウントオルガ(カタジュタ)も滞在中に訪れます。また、エアーズロックに2泊以上する方は、迫力のある赤土の渓谷のハイキングを楽しめるキングスキャニオンへぜひ足を運んでみてください!
マウントオルガ(カタジュタ)

マウントオルガ(カタジュタ)は、エアーズロック(ウルル)から西に約30km、エアーズロック・リゾートから、約50kmの位置します。エアーズロックのウルルと同様、以前はマウントオルガと呼ばれたが、1995年にアボリジニの正式な呼び方、カタジュタに名前が改められました。
エアーズロック(ウルル)と同じ、「ウルル・カタジュタ国立公園」の中にあり、マウントオルガ(カタジュタ)へ行くには、3日間有効の国立公園入園券を購入する必要があります。これは、名前の通り、エアーズロック(ウルル)とマウントオルガ(カタジュタ)との共通入園券となっている。
マウントオルガ(カタジュタ)「オルガ」は、ドイツの王妃の名前から取られました。マウントオルガの正式名称、「カタジュタ」とは、アボリジニの言葉で「沢山の頭」という意味です。6個の丸い岩のドームからなり、高いものは460mの高さがあります。
マウントオルガ(カタジュタ)には2つの散策路があり、ウォルパ渓谷散策路(Walpa Gorge)と、風の谷散策路(Vallry of the Winds)の2つがある。
風の谷散策路は、「風の谷のナウシカ」のモデルになったと一般的に言われているが、公式にはスタジオジブリによって否定されています。しかしながら、第二展望台付近の風の谷で見ることのできる風景は、確かにアニメで見る地形に似ていて、名称も一致するので、後は実際に自分の目で判断してみるといいかもしれません。
風の谷には第一展望台と第二展望台の2つがあり、第一展望台までは往復約1時間、第二展望台へ行くには、往復約3時間かかります。第一展望台より先は、エアーズロック同様、気温が36度を超えると散策路は閉鎖され、夏季の午後はほぼ毎日閉鎖となるので注意が必要です。
ツアーに参加する場合、ツアーによって、ウォルパ渓谷散策路に行くか、あるいは風の谷散策路に行くか、風の谷散策路の場合でも第一展望台までしか行く時間がないか、あるいは第二展望台まで行く時間があるかの確認をした方がいいでしょう。
| 名称 | マウントオルガ(カタジュタ) |
|---|---|
| 住所 | Petermann NT 0872(Google Map) |
| アクセス | エアーズロック・リゾートより車で40分 |
| 料金 | 国立公園入園料:大人 $38、子ども(17歳以下) 無料 |
| Web | https://northernterritory.com/uluru-and-surrounds/destinations/kata-tjuta-the-olgas |
キングスキャニオン

キングスキャニオンは、エアーズロックより約300km、時間にして途中休憩も入れると約4時間かかるため、通常エアーズロックより1日ツアー(AAT KINGS社のみ運行、英語ツアーのみ)で参加して訪れます。
その他、エアーズロック、あるいはアリススプリングス出発の2泊以上のキャンプツアーで、このキングキャニオンが含まれているツアーもあります。日本人には大ヒット映画、「世界の中心で愛を叫ぶ」のロケが、この周辺で行われたことで有名です。
キングスキャニオンは、ワタルカ国立公園にあり、ここの国立公園は入園無料。キングスキャニオンには、クリーク・ウォークとキャニオン・リム・ウォークの2つの散策路があります。クリークウォークは、キングスキャニオンの谷底を、小川のキングス・クリークに沿ってある散策路。行程差もほとんどなく、約1時間程度で往復できる初心者向けのコースです。
一方、キャニオン・リム・ウォークは、270メートルの断崖、キングスキャニオンに登り、約3-4時間かかります。キングスキャニオンの谷の上部を散策する道で、途中エデンの園、ロストシティなどのポイントがあるので、長いハイキング・コースですが、道中は見所がいっぱいです。
最初のキングスキャニオンの谷の上部に登るのに、最初、結構な急な坂を登りますが、一度登ってしまえば、後は割合平坦なので、頑張って最初の坂を上り切りましょう。このキャニオン・リム・ウォークも、エアースロック同様、36度を超えると閉鎖となるので、なるべく真夏の時期を避けた方がベターです。
宿泊施設は、キングスキャニオン・リゾートのみがあり、手ごろな料金の共同部屋のバックパッカーから、4スターホテルまで各種あるので、時間に余裕がある場合は、このキングスキャニオン・リゾートに泊まってゆっくり過ごすのもまた、アウトバックでのいい思い出になるはずです。
| 名称 | キングスキャニオン(Kings Canyon) |
|---|---|
| 住所 | Petermann NT 0872(Google Map) |
| アクセス | エアーズロック・リゾートより車で1時間10分 |
| 料金 | 無料 |
| Web | https://northernterritory.com/uluru-and-surrounds/destinations/watarrka-national-park |
エアーズロック出発のオプショナルツアー

オーストラリアを代表し世界的にも著名な観光地であるエアーズロック(ウルル)は、エアーズロック・リゾートを起点にして各種ツアーが出発しています。
どのツアーを選ぶかの基準は、まず日本語のツアーにするのか、それとも英語のツアーにするのかを決めます。その次に、単品のツアーで、エアーズロック(ウルル)の観光をするのか、それとも、ツアーが2つ以上組み合わさって、エアーズロック(ウルル)に加えてマウントオルガ(カタジュタ)やキングスキャニオンにも行くパッケージにするのかを決めます。最後に、オプショナルツアーとして、キャメル・ライドやヘリコプター、セグウェイ、ハーレーダビットソンなどでウルルをウルルを鑑賞するツアーや、ウルルを遠景にディナーをしたり、イルミネーションを見るツアーもあるので、興味がある方は、そういったツアーも追加することができます。
エアーズロック(ウルル)を観光するツアーは、エアーズロック・リゾートから以外に、アリススプリングスからもあ日帰りツアーやキャンプツアーが催行されています。アリススプリングス出発のキャンプツアーは、下記を参照してください
日本語・ウルルふもとめぐりとサンセット・ツアー
カルチャー・センター、ウルルのふもとめぐり、そしてウルルのサンセットを満喫する日本語でご案内の午後ツアーです。
まずはアボリジニーの歴史と文化の資料館カルチャーセンターを見学します。アボリジニーの工芸品をお土産として購入したり、カフェにて休憩することもできます。その後、ウルルのふもとにあるクニヤ・ウォークと呼ばれる散策路へご案内します。クニヤ・ジュクルパと呼ばれる先住民の神話に耳を傾けます。
そしてウルルのふもと10km以上に及ぶ外周道路をぐるりと一周、車窓から観光します。アボリジニーにとって大切な場所(聖地)をご覧いただくこともできます。
ウルルサンセット会場では、オーストラリア産スパークリングワインとおつまみを楽しみながら、太陽が沈むとともにウルルの色が刻々と変化する様子をご覧ください。
| 催行曜日 | 月曜、木曜、土曜 |
|---|---|
| 料金 | (BBQディナーなし) (BBQディナー追加)大人 $235 / 子供 $165 |
| 詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/16651/ |
日本語・ウルル・サンライズとカタジュタ・ツアー
ウルル(エアーズロック)の東側に位置するウルル・サンライズ会場「タリングル・ニャクンジャク」にて夜明けの最初の光が砂漠の平原をゆっくりと横断する様子、そして朝日が地平線に近づくにつれて段々とその姿を現すウルルの様子を、コーヒー・紅茶で身体を暖めながらお楽しみ下さい。
その後、同じウルル・カタジュタ国立公園内にある36個の巨大な岩のドームの集まりカタジュタ(マウント・オルガ)へ。カタジュタ展望台で記念撮影したあと、ウォルパ渓谷の散策をします。ウルルとはまた違うカタジュタの迫力を感じてください。
| 催行曜日 | 月曜、木曜、土曜 |
|---|---|
| 料金 | |
| 詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/16650/ |
キングスキャニオン1日観光(エアーズロック発着)
キングス・キャニオンに行く1日ツアー。早朝に出発、広大な砂漠が広がるダイナミックな風景を楽しみながらキングス・キャニオンに向かいます。キングス・キャニオンでは、2通りの楽しみ方が用意されています。体力に自身のある方は、3時間のトレッキングへどうぞ。
絶壁の岩肌を伝い、キャニオンの縁まで登れば素晴らしい眺望が足元に広がります。壮大なスケールを肌で感じてください。
また、3時間は「ちょっと」と言うお客様は、キャニオンの谷を散策することも可能です。こちらの方が易しい道のりになっています。経験豊富なガイドによる説明付きです(英語)。
| 催行曜日 | 2024年4月~2024年11月:毎日 2024年12月~2025年3月:11月:火曜日を除く毎日 |
|---|---|
| 料金 | |
| 詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/1696/ |
【ヘリコプター】ウルルとカタジュタ
ウルル・カタジュタ国立公園の2大観光スポット、エアーズロック(ウルル)とマウントオルガ(カタジュタ)を、ヘリコプターに乗って上空より鳥の目線でご覧いただきます。
観光ガイドブックなどで見慣れているエアーズロック(ウルル)の形は、上から見ると実は円形ではないことに驚くことでしょう。
ホテルから空港への往復バス送迎もついています。お申し込みの際に、お好きなフライト時間帯をお選びください。
| 催行曜日 | 毎日 |
|---|---|
| 料金 | |
| 詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/3065/ |
セグウェイでウルル一周
ガソリンを一切使わず、電気動力でガスを排出しない、環境にとても優しいのりものセグウェイ。
アクセルやブレーキの操作はなく、乗っている人の体の重心移動によってその動きを制御します。このセグウェイに乗って、一周約12kmあるウルル(エアーズロック)の麓を、経験豊かなガイドと共に一周します。
道中は風の風化でできた洞穴やそこに描かれた先住民族アボリジニの壁画、枯れることのない泉など、要所要所の解説もあります。ご希望のお客様は、音声ガイドを装着し、日本語で解説を聞くこともできます!
| 催行曜日 | 毎日 |
|---|---|
| 料金 | |
| 詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/16612/ |
[サンセット鑑賞付き] フィールド・オブ・ライト・スター・パス
ウルル(エアーズロック)のサンセット鑑賞と、世界的にもその名前を広く知られるアーティスト、ブルース・ムンロによる、5万以上にも及ぶ球状のガラスに光を灯すイルミネーションをスパークリング・ワインとおつまみと共にお楽しみください。
このツアーでは、フィールド・オブ・ライト展示会場に隣接する「小高い丘」へ登って、ウルルのサンセット、及びフィールド・オブ・ライトのイルミネーションを見学することができます。
| 催行曜日 | 毎日 |
|---|---|
| 料金 | |
| 詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/14138/ |
ウィンジリ・ウィル・ショー・トワイライト
夜空に感動を呼ぶ最新のテクノロジーによるドローンショー!
ラムス社(RAMUS)が、デザイン・制作したドローン、音と光のショーを通じて、エアーズロック・リゾートは、この度アナング族に代々伝わるカルトゥカジャラからウルルまでのマラの物語をみなさまにご紹介いたします。
イベントの名称ともなっている「ウィンジリ ウィル」とは、地元のアナング族のピジャンジャジャラ語で「広い地平線を見渡す美しい景色」を意味します。
このドローンやレーザー光線を巧みに操作することにより、アニメーション化された映像が夜空を照らす息をのむような音と光のショーは、最新テクノロジーを駆使し、何世代にも亘り受け継がれてきたアナング族の古いマラの物語に命を吹き込みます。
| 催行曜日 | 毎日 |
|---|---|
| 料金 | |
| 詳細情報と予約 | https://www.traveldonkey.jp/australia/ayers_rock/17690/ |
エアーズロックのホテル
エアーズロックにはホテルは6軒しかなく、そのうちの5軒はエアーズロック・リゾートというリゾートエリアの中にあります。
エアーズロック、及び周辺のエリアは先住民のアボリジニの人たちの土地でもあり厳しい保護、規制が敷かれていることもあり、観光の他には産業がありません。
その為、観光客の立ち入りが禁止されている先住民の居住地を除けば、「ユーラーラー(Yulala)」という、人口1000人程のごく小さい街が1つあるだけになります。
このユーラーラーにエアーズロック・リゾートの5軒のホテル、セイルズ イン ザ デザート、デザート ガーデンズ ホテル、アウトバック パイオニア ホテル & ロッジ、ロスト キャメル、エミュ ウォークアパートメントがあります。
残りの1軒のホテルはロンギチュード131°という、ユーラーラーから少し離れた砂漠の中にある、ラグジュアリーテント・スタイルの、オールインクルーシブ型のホテルになります。
エアーズロックのホテルは、オーストラリアの他の地域のホテルと比較し、料金が高めとなっています。
これはエアーズロックにはホテルの軒数、客室数が少なく、都市から遠く離れた遠隔地であり、資材、食材そして人件費などのホテル運営コストが高くなることがあります。
エアーズロックのホテルは、2019年の10月のエアーズロック登山禁止となるまで、連日満室状態が続いていましたが、現在そのブームも落ち着き以前よりも部屋の取りやすい状態となっています。
しかしながら、エアーズロックには宿泊施設がわずか6軒しかなく、シーズン中は1室の空きがなく満室になることもあります。
現地到着後に宿泊場所を探そうという気は起こさず、必ず事前に宿泊場所の予約を済ませておくようにしてください。
セイルズ イン ザ デザート

セイルズ イン ザ デザートは、エアーズロックリゾートの中で最も高級なデラックスカテゴリーのホテルになります。
ホテルのロビーエリアの外観は、白いヨットの帆をイメージした造りとなっており、先住民アボリジニのアナング族の文化と、モダンな現代文化が高次元で融合された内装デザインになっています。
セイルズ イン ザ デザート内には、日本語サービスデスクが設置され、日本からお越しのお客様に対し、質の高い日本語サービスを提供しています。
ホテルの標準的な客室である「スーペリアルーム」は、37平米の広い客室にクイーンサイズのベッドが2台のツインルーム、または、キングサイズベッド1台のお部屋になります。
スーペリアルームのツインには追加料金にてエクストラベッド1台を入れることができ、ベッドはあわせて3台となりますが、最大5名様まで1部屋に宿泊可能になっています。
セイルズ イン ザ デザートには、広いテラスの付く「テラスルーム」、リビングとベッドルームに分かれ、バルコニーも付いた「デラックススイート」もございます。
館内レストランである「イルカリ」では、バイキングスタイルの朝食と、バイキングとアラカルト料理の夕食を提供しています。
ロビーエリアには、「ウォルパ ロビーバー」があり、軽食とドリンクを楽しむことができます。
その他セイルズ イン ザ デザートには、エステ・マッサージをお楽しみいただける「レッドオカー スパ」、アボリジニの人たちによる優れたアート作品の観賞、購入できる「マルガラ ギャラリー」がございます。
2020年7月まで客室の改装工事をおこなっており、改装後の客室は全室バスタブなしの部屋になります。
| ホテル名 | セイルズ イン ザ デザート(Sails in the Desert) |
|---|---|
| 住所 | 163 Yulara Dr, Yulara NT 0872 |
| ホテルランク | ![]() |
| webサイト | https://www.ayersrockresort.com.au/accommodation/sails-in-the-desert |
デザート ガーデンズ ホテル
デザート ガーデンズ ホテルは、その名前の通り「砂漠の庭園」に、2階建ての客室棟があるスーペリアカテゴリーのホテルになります。
デザート ガーデンズ ホテルには「ガーデンビュー」、「デザートデラックス」、「デラックスロックビュー」の3種類の客室があります。
最も部屋数の多いベーシックな客室は「ガーデンビュー」と呼ばれ、2階建ての客室棟の1階となっています。
ガーデンビューは29平米ありダブルベッド2台のツインルームとなり、バスタブがこの部屋タイプにはありません。
公式にはガーデンビューの客室にエクストラベッドを入れることはできませんが、取扱旅行会社によっては追加料金にてエクストラベッド1台を入れることのできる契約を持っているところもあり、最大4名様まで宿泊可能となっています。
デザートデラックスは34平米とガーデンビューより広く、2階建て宿泊棟の2階部分を占めます。
デザートデラックスにはバスタブがあり、ダウブルベッド2台のツインルームとキングベッド1台の2種類があります。
追加料金にてエクストラベッド1台を入れることが可能で、ツインルームの場合は最大5名まで、キングルームの場合は3名まで1室に滞在可能です。
デラックスロックビューは、デザートデラックスの客室のうち、部屋またはバルコニーからエアーズロックが見える部屋になります。
デザートデラックスと部屋タイプは同じ、エアーズロックが見えるかどうかの違いとなります。
デザート ガーデンズ ホテルのデラックスロックビューの客室が、エアーズロックリゾートのホテルでは、唯一エアーズロックが見える客室となります。
デザート ガーデンズ ホテルの館内には。バイキングの朝食、軽めの昼食と夕食を提供する「マンガータ ビストロ & バー」と、アラカルトメニューの夕食を提供する「アングリ グリル & レストラン」の2つのレストランがございます。
| ホテル名 | デザート ガーデンズ ホテル(Desert Gardens Hotel) |
|---|---|
| 住所 | 1 Yulara Dr, Yulara NT 0872 |
| ホテルランク | ![]() |
| webサイト | https://www.ayersrockresort.com.au/accommodation/desert-gardens-hotel |
アウトバック パイオニア ホテル & ロッジ
アウトバック パイオニア ホテル & ロッジは、オーストラリアの他の都市と比較して料金の高いエアーズロックのホテルの中では最も安価な宿泊施設となります。
同じ敷地に一般的なホテル客室のアウトバック パイオニア ホテル、エコノミータイプの客室と共同部屋のアウトバック パイオニア ロッジがあり、フロントとロビーは共有しています。
アウトバック パイオニア ホテルの客室は「スタンダードルーム」の1種類となり、一般のスタンダードホテルと同程度の客室、バスルームが部屋にあります。
26平米のクイーンベッド1台とシングルベッド1台のツインルームになり、追加料金でエクストラベッド1台をいれることができ、最大5名まで1室を利用することが可能です。
アウトバック パイオニア ロッジでは、大きく分けると個室の部屋と共同部屋の2種類があります。
個室タイプの部屋は「バジェットルーム」と呼ばれ、シャワー・トイレ付きの部屋とシャワー・トイレなしの部屋の2種類があります。
バジェットルームのシャワー・トイレ付きの客室は、20平米の広さの部屋に2段ベッドが2台、最大で4名まで1室に宿泊可能です。
バジェットルームのシャワー・トイレなしの客室は、13平米の広さの部屋に2段ベッド1台とクイーンサイズのベッド1台、最大で4名まで宿泊可能です。
シャワー・トイレは、アウトバック パイオニア ホテル & ロッジに共同の設備があり、それを利用していただきます。
アウトバック パイオニア ロッジの共同部屋は、英語では「ドミトリー(Domitory)」と呼ばれ、「4名男女ミックス・ドミトリー」、「20名女性専用ドミトリー」、「20名男性専用ドミトリー」の3種類となります。
「4名男女ミックス・ドミトリー」は、男女の性別の指定のない、2段ベッド2台がある4人部屋となり、若干20名ドミトリーより値段が高くなっています。
「20名女性専用ドミトリー」、「20名男性専用ドミトリー」は、それぞれ2段ベッドが10台ある大部屋になり、名前の通り男女別の部屋になっています。
どのタイプのドミトリーもシャワー・トイレの設備が部屋にはありませんが、アウトバック パイオニア ホテル & ロッジ館内に共同のシャワー・トイレの設備があります。
館内には、バイキング朝食と季節によって夕食時にオープンするカジュアルなレストラン「バウハウス・レストラン」と、ご自身で肉を選んで焼くセルフクック・バーベキューが人気の「アウトバック・パイオニア・BBQ」の2つのレストランがあります。
| ホテル名 | アウトバック パイオニア ホテル & ロッジ(Outback Pioneer Hotel & Lodge) |
|---|---|
| 住所 | 2 Yulara Dr, Yulara NT 0872 |
| ホテルランク | ![]() |
| webサイト | https://www.ayersrockresort.com.au/accommodation/outback-pioneer-hotel |
ロスト キャメル

ロスト キャメルは2018年7月にオープンした、エアーズロックのホテルの中では最も新しく、モダンなブティックスタイルのホテルです。
ホテル館内には飲食設備はありませんが、エアーズロックの中心地と言えるショッピング・スクエアに隣接し、カジュアルなダイニングを楽しめるゲッコーズカフェ、あるいはすぐ隣のセイルズ イン ザ デザートのレストラン等も利用できるので困ることはありません。
ロスト キャメルの客室は「スタンダードルーム」の1種類となり、広さは22平米とエアーズロックのホテルの中では小さ目ですが、明るい色調で機能的にまとめられており、狭さを感じません。
バスタブはありませんが、独立したシャワーとトイレ、オープンプランの洗面台が備わります。
ベッドはクイーンサイズ1台、または分割可能なキングベッド1台となり、キングベッドを分割してツインルームとして利用も可能です。
エクストラベッドは入れることができませんが、最大3名様で1室を利用することができます。
ります。
| ホテル名 | ロスト キャメル(The Lost Camel) |
|---|---|
| 住所 | Yulara Dr, Yulara NT 0872 |
| ホテルランク | ![]() |
| webサイト | https://www.ayersrockresort.com.au/accommodation/the-lost-camel-hotel |
エミュ ウォーク アパートメント

エミュウォーク アパートメントは、エアーズロックでは唯一のアパートメント・スタイルの宿泊施設となります。
館内には飲食設備はありませんが、エアーズロック・リゾートの中心地ショッピングスクエアに隣接していますので、不便さを感じることはありません。
チェックイン、チェックアウト等、ホテル・フロントサービスは、すぐ隣のデザート ガーデン ホテルのフロントを利用します。
エミュウォーク アパートメントの客室は、「1ベッドルーム・アパートメント」と「2ベッドルーム・アパートメント」の2種類があります。
「1ベッドルーム・アパートメント」は、55平米のゆったりしたスペースを使い、キングベッド1台の入る独立したベッドルーム、ソファベッドのあるリビング、そしてキッチンがあり、最大4名様まで利用可能です。
「2ベッドルーム・アパートメント」は、74平米の客室に2つのベッドルームとソファベッドのあるリビング、キッチンがあります。
2つのベッドルームには、クイーンサイズのベッド1台とシングルベッド2台が入っており、最大で6名様まで宿泊可能、家族旅行、グループでの旅行に最適です。
| ホテル名 | エミュウォーク アパートメント(Emu Walk Apaartments) |
|---|---|
| 住所 | 3 Yulara Dr, Yulara NT 0872 |
| ホテルランク | ![]() |
| webサイト | https://www.ayersrockresort.com.au/accommodation/emu-walk-apartments |
ロンギチュード 131°

ロンギチュード131°は、エアーズロックのホテルの中では、もっともラグジュアリーなホテルとなります。
他のエアーズロックのホテルは、エアーズロック・リゾートの中にありますが、このロンギチュード131°のみ離れた砂漠の中にあり、わずか16室のサファリスタイルのゲストテントが点在するという、広大なレッドセンターの大地と圧倒的なエアーズロックの存在を満喫できる宿泊施設になっています。
宿泊プランはオールインクルーシブのみとなり、料金には宿泊料金の他、エアーズロック空港往復送迎、滞在中の食事、飲み物、ロンギチュード131°主催のツアーが含まれています。
部屋(テント)は「ラグジュアリーテント」と「デューンテント」の2種類あり、それぞれエクストラベッド1台を入れることが可能です。
ロンギチュード131°の料金に含まれる空港送迎、ツアーは英語になりますが、追加料金で日本語でのご案内に変更することが可能です。
ロンギチュード131°へは、同ホテルの車両しか立ち入れないため、AAT Kings社などのホテル外部のツアーには基本参加できませんのでご注意ください。
最低2泊以上の宿泊、2名様以上での申し込みが必要となり、10歳未満のお子様は宿泊することはできません。
| ホテル名 | ロンギチュード131°(Longitude 131°) |
|---|---|
| 住所 | 163 Yulara Dr, Yulara NT 0872 |
| ホテルランク | ![]() |
| webサイト | https://longitude131.com.au/ |
エアーズロック(ウルル)に関するよくある質問(FAQ)
オーストラリア大陸ほぼ中心にあるエアーズロックは、海抜868メートル、比高(周囲の平地と比較した高さ)335メートル、周囲の長さ9.6キロ、最大斜度48度、平均斜度45度の大きさで、333メートルの東京タワーよりも数メートル高さがあります。
エアーズロック(ウルル)は、1987年にユネスコより世界自然遺産に登録されました。1994年にアボリジニの伝統的な文化、芸術も評価されて世界文化遺産にも登録され、「自然」と「文化」の2つの世界遺産として登録される、世界でも稀な観光地です。
よくエアーズロックは「世界最大の一枚岩」と紹介されているが、実はこれは間違いです。世界最大の一枚岩は、同じオーストラリアでも西オーストラリア州の「マウントオーガスタ」であり、エアーズロックは世界で2番目に大きい一枚岩であると言われています。
エアーズロック(ウルル)は1873年に、イギリスの探検家により「発見」されて、西欧文明にその存在を知られることになりました。そして、その当時の西オーストラリア提督、ヘンリー・エアーズの名前より、「エアーズロック」の名前が付けられました。
しかしながら、エアーズロックは1873年に「発見」される以前に、オーストラリアの先住民、アボリジニの人々の最も重要な聖地であり、アボリジニの人々の間では、「ウルル」(Uluru)と呼ばれていたのです。
オーストラリアでは、近年、アボリジニの人々の習慣、考え方を尊重する運動が高まり、1995年に西欧人の付けた「エアーズロック」の呼び方を改め、アボリジニの人々の呼び方、「ウルル」と呼ぶことが決定されました。それと同時に、エアーズロックと同じ国立公園にある「マウントオルガ」も、「カタジュタ」(KATA TJUTA)と呼ぶことに正式に決定した。
アボリジニの人々は1万年前からこのエリアに住んでいたと言われ、このエアーズロック周辺の土地は、アボリジニの人々へ返還され、99年のリース契約で、オーストラリア政府にリースされてます。。
その決定を受け、現在は「エアーズロック・マウントオルガ国立公園」から、「ウルル・カタジュタ国立公園」と名称も変更され、現在にいたっています。
エアーズロック(ウルル)を訪れる観光客が必ず訪れるウルル・サンセット鑑賞エリアとウルル・サンライズ鑑賞エリアは、遠目でエアーズロック(ウルル)を眺めながら、サンセットやサンライズに照らされて色が徐々に変化する様子を楽しむことができます。
また、エアーズロック(ウルル)のふもとでは、アボリジニーの聖地となっている場所や、古代からの壁画が残っている洞窟、絶えることがない水がたまる泉など、見所がたくさんあります。
ここでは、その中でも特にここは外せない!というお勧めのエアーズロック(ウルル)観光スポットを紹介します。
エアーズロックの周辺には以下のような観光スポット、見所があります。
エアーズロック(ウルル)は、オーストラリア大陸のほぼ中央、ノーザンテリトリー準州(Northern Territory)にあります。
最寄りの空港のある街はエアーズロック(Ayers Rock)になります。
アリススプリングス(Alice Springs)から行くことも可能ですが、アリススプリングスからエアーズロック(ウルル)への陸路での最短ルートは、車で舗装道路を走って約460km、約5時間弱となるので、レンタカーを使用する場合は長距離運転に慣れている必要があります。
エアーズロック、アリススプリングスともに日本から直行便は飛んでいない為、オーストラリア国内の他の都市から乗り継いでエアーズロック、またはアリススプリングスに入る必要があります。
エアーズロックへはシドニーからはカンタス航空とジェットスター航空、ケアンズからはカンタス航空、メルボルンよりジェットスター航空が就航しています。
加えて2024年6月より、ヴァージン・オーストラリア航空が、メルボルンとブリスベンより運航を開始します。
アリススプリングスへは、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ダーウィンよりカンタス航空が就航しています。
ジェットスター航空はLCC(格安航空会社)、一方カンタス航空はフルサービスの航空会社なので、通常ジェットスター航空の運行するエアーズロックの路線の方が、航空運賃が安いことが多いようです。
オーストラリアを代表し世界的にも著名な観光地であるエアーズロック(ウルル)は、エアーズロック・リゾートを起点にして各種ツアーが出発しています。
どのツアーを選ぶかの基準は、まず日本語のツアーにするのか、それとも英語のツアーにするのかを決めます。その次に、単品のツアーで、エアーズロック(ウルル)の観光をするのか、それとも、ツアーが2つ以上組み合わさって、エアーズロック(ウルル)に加えてマウントオルガ(カタジュタ)やキングスキャニオンにも行くパッケージにするのかを決めます。最後に、オプショナルツアーとして、キャメル・ライドやヘリコプター、セグウェイ、ハーレーダビットソンなどでウルルをウルルを鑑賞するツアーや、ウルルを遠景にディナーをしたり、イルミネーションを見るツアーもあるので、興味がある方は、そういったツアーも追加することができます。
エアーズロック(ウルル)を観光するツアーは、エアーズロック・リゾートから以外に、アリススプリングスからもあ日帰りツアーやキャンプツアーが催行されています。アリススプリングス出発のキャンプツアーは、下記を参照してください
エアーズロックの観光情報
- エアーズロック旅行で外せないお勧め観光スポットを厳選!
- エアーズロック観光(ウルル観光)の完全ガイド – 行き方、見所、ツアー紹介
- マウントオルガ(カタジュタ)観光の完全ガイド – 行き方、見所、ツアー紹介
- キングスキャニオン観光の完全ガイド – 行き方、見所、ツアー紹介
- エアーズロックのお勧めホテル6選!
- エアーズロックのお勧めレストラン7選!
- エアーズロックのお勧めオプショナルツアー22選!
- エアーズロックで体験したい厳選アクティビティ
- エアーズロックの季節ごとの気候と服装
エアーズロックの旅行手配
トラベルドンキーでは、エアーズロックのオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
エアーズロックを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
エアーズロック旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いエアーズロック旅行になりますよ。
エアーズロックのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

オーストラリアには約830種類の鳥類が生息しており、その約45%がオーストラリアの固有種であり、世界の固有の鳥類の10種に1種が、オーストラリアにし即しています。
オーストラリアの鳥は、その特徴的な外観、鳴き声など、日本の野生界では見ることのできない、ユニークま鳥が多く、コアラやカンガルー等と同様に、オーストラリアを訪れる国外からの観光客に人気となっています。
そのような、魅力あふれるオーストラリアの鳥たちをご紹介いたします。
また、バードウォッチングに最適な知られざる観光地も併せてご紹介させていただきます。
エミュー

エミューは、オーストラリアの固有種でオーストラリアの国鳥に指定されています。
ダチョウに次いで大きな鳥で、体長は1.6mから1.9mほどですが、翼は退化して小さくなり、20cmくらいしか飛び上がることが出来ません。その代わり、50km/hの速さで走ることが出来ます。水浴びも好きで、泳ぐことも出来ます。
繁殖期にはメスは10個から20個ほどの卵を産みますが、卵を温めたりヒナの世話をするのはオスの仕事です。
独特の鳴き声は、ポンポンとドラムを叩くような音です。
熱帯雨林気候区を除いたオーストラリアのほぼ全域に生息しています。
カソワリ

カソワリは、別名ヒクイドリと呼ばれる大型の鳥で、1.2mから1.5mほどの体長は、ダチョウ、エミューに次ぐ大きさです。
オーストラリア北東部の熱帯雨林に生息しており、硬いトサカを持ち、首は鮮やかな青色、首筋は赤色をし、全体的には黒毛で覆われています。
足は太く、爪も非常に鋭くなっています。
オスよりメスの方が大きく、メスの方が色味もカラフルになっています。
警戒心が非常に強く、野生で人間と面すると攻撃してくることもあるので注意が必要です。
キュランダ村近郊の熱帯雨林や、ケアンズの南130kmほどのミッションビーチ一帯に生息数が多くなっていますが、絶滅危惧種に指定されています。
ヒクイドリは、赤い喉元の肉球が火に見えて、火球を食べているように見えることから火喰い鳥(ヒクイドリ)と呼ばれるようになったそうです。
ワライカワセミ

ワライカワセミは、ニューサウスウェールズ州の州鳥に指定されています。
オーストラリア東部と南西部、タスマニア島の一部に生息する大型のカワセミで、人間の笑い声に似た独特の鳴き方をします。
縄張り意識が強く、常に群れで行動をしています。
主にネズミやヘビなどを好んで捕食します。
レインボーロリキート

レインボーロリキートは、日本語名ゴシキインコのことで、鮮やかな身体の色が特徴のインコです。
オーストラリア東海岸エリアに広く生息しており、名前の通り、青や緑、黄色にオレンジなどカラフルなインコです。
郊外の森だけでなく、シドニーやブリスベン等の都会でもよく見かけることができます。
レインボーロリキートは、群れで行動し、主にフルーツや虫などを食べています。
警戒心が薄く、動物園の餌を盗み食いに飛んでくる図々しさも持っています。
マグパイ

オーストラリアのマグパイは、オーストラリアを代表する鳥類の一つで、カラスに似た外見を持つ、黒と白の羽毛を持ち、その美しい歌声で知られています。
この鳥はオーストラリア大陸のほとんどの地域に広く分布しており、特に都市部や郊外にも適応して生息しています。マグパイはカササギ科に属し、主に地上で活動します。
体長はカラスより一回り小さく、約37から43センチメートルです。強く、尖ったくちばしを持ち、地面にいる獲物を捕らえるのに適しています。
繁殖期には巣を守るために攻撃的になり、たまたまその巣の近くを通りがかると、頭上から急降下で人間を攻撃することもあるので注意が必要です。
クレステッドピジョン
オーストラリアのクレステッドピジョンは、オーストラリア固有の鳥類であり、その名前の通り、頭に特徴的な冠羽(クレスト)を持つハトの一種です。
乾燥した草原や軽木林、農耕地など、オーストラリアのさまざまな環境に適応して生息しています。
クレステッドピジョンは、体長約30から34センチメートルの中型の鳥で、灰色と茶色がかった羽毛、そして目立つ黒と白のストライプが特徴です。最も識別しやすい特徴は、頭の上にある顕著な冠羽(クレスト)です。
飛び立つときに翼が発する特有の音で知られており、この音は彼らの一つの識別特徴となっています。
主に地面で食事をし、種子、穀物、小さな果実などを食べます。
クレステッドピジョンはオーストラリアの都市部や郊外にも適応しており、公園や庭園で見かけることがあります。人間による環境変化に比較的順応性が高いため、生息数は安定していると考えられています。
その美しい外見と独特の音で、オーストラリアの野鳥観察者にとって人気のある種です。
モモイロインコ

オーストラリアのモモイロインコは、オーストラリア大陸に広く分布している美しい鳥類で、その愛らしい外見と社交的な性格で知られています。
ピンク色の胸と顔、灰色の羽、そして白い冠羽が特徴的なこの鳥は、オーストラリアの野生生物の象徴の一つです。
モモイロインコは中程度のサイズで、体長は約30から35センチメートル。体の下部は鮮やかなピンク色で、上部は灰色です。若い個体は成鳥よりも色が薄いことが多いです。
非常に社交的で、大きな群れを形成して生活することが多いです。人間の住む地域にもよく現れ、時には食べ物を求めて人に近づくこともあります。 主に地面で食事をし、種子、穀物、果実、花の蜜などを食べます。
オーストラリアのほぼ全域に分布しており、乾燥した草原から都市部の公園まで、さまざまな環境に適応しています。
シルバーガル

シルバーガルは、オーストラリア沿岸部に広く分布する最も一般的なカモメの一種です。
この小さなカモメは、オーストラリアのビーチ、湾、河口、そして海岸近くの都市部や田舎でも見られます。シルバーガルはその名の通り、銀色の羽毛が特徴的で、白い体と鮮やかな赤いくちばし及び足が特徴です。
体長は約40-45センチメートルで、主に白色の体に、背中と翼が銀灰色の羽毛で覆われています。成鳥のくちばしと足は鮮やかな赤色で、若い個体はより薄い色をしています。
繁殖期には群れを作って繁殖地に集まります。地面に巣を作り、1回の繁殖期に2-3個の卵を産みます。卵は約3週間で孵化します。
シルバーガルは雑食性で、魚、甲殻類、昆虫、人間の残飯など幅広い食物を食べます。都市部では、公園やビーチで食べ物を探す姿がよく見られ、時には人間から直接食べ物をもらうこともあります
シルバーガルはオーストラリアの海岸線を象徴する存在であり、観光地では特にポピュラーな鳥です。しかし、増えすぎた個体群が都市部で問題を引き起こすこともあります。例えば、ゴミを漁る行動が衛生問題を引き起こしたり、野外での食事中に食べ物を奪いにくることがあります。
アカクサインコ

アカクサインコは、オーストラリア南東部に広く生息しているインコで、特に、ゴールドコーストの山間部、ラミントン国立公園やブルックリン国立公園などでよく見掛けます。
体長35cmほどの大型のインコで、群れで生活していることが多いです。
コッカトゥー(キバタン)

コッカトゥー(キバタン)は、オーストラリアの東海岸全域とキンバリー地区に生息しているシロオウムです。
頭に角のような黄色い羽が飛び出ているのが特徴で、怒っているときは、この角羽が逆立ちます。
日本では野生のオウムは珍しいかと思いますが、オーストラリアでは山間から、シドニーのような大きな都市まで、どこでも生息しています。
残念ながら鳴き声はあまり美しくなく、どちらかというと低い声でギャーギャー鳴くので、やかましい!! というのが本音ですw
ハミルトン島のホテルに宿泊すると、バルコニーによく飛んできます。
オーストラリアンペリカン

オーストラリアンペリカンは、世界最大のペリカンで、内陸の乾燥帯を除き、オーストラリアのほぼ全域に生息しています。
ペリカンは世界に7種がいますが、このオーストラリアンペリカンは、体長160cmから190cmほどあり、まさに世界一の大きさです。
映画「ファインディング・ニモ」のナイジェルのモデルになったペリカンとしても有名です。
ケアンズのトリニティ湾、ゴールドコーストのブロードウォーター、シドニーのフィッシュマーケット近くなどで、じっくりと観察することが出来ます。
ブラックスワン

ブラックスワンは、その名の通り黒鳥のことで、ウェスタンオーストラリア州に多くの個体が生息しています。
特に、ウェスタンオーストラリア州の州都パース近郊のモンガー湖は、ブラックスワンの生息地として非常に有名です。
ブラックスワンは、白鳥と大きさはほぼ同じです。ただ、オーストラリアには白鳥はほとんど生息していません。
ブラックスワンは長距離を飛ぶことが出来る鳥ですが、大抵は水際で群れを作って生活しています。
水草などを食べ、オスとメスがペアで土の上か浅い水の中に巣を作ります。
フェアリーペンギン

フェアリーペンギンは、オーストラリアの南東部およびタスマニア島で見られる、別名コビトペンギンです。
現在、オーストラリアでは11種類のペンギンの生息が確認されていますが、一番多く分布しているのがフェアリーペンギンです。
ビクトリア州メルボルン郊外のフィリップ島、タスマニア島のビシェノー、サウスオーストラリア州のカンガルー島やビクターハーバー、ウェスタンオーストラリア州のロッキンハムがフェアリーペンギンの観察で有名な場所です。
特に、フィリップ島の隊列して海から浜辺に上がって来るペンギンパレードは、観光資源として有名です。
ブラッシュターキー

ブラッシュターキーは、オーストラリアの固有種のツカツクリ亜目の鳥で、日本語名はヤブツカツクリと呼ばれています。
一見するとシチメンチョウのようですが、別の種になります。
枯葉や草を集めて塚をつくり、それを巣にする習性があるためヤブツカツクリという名前がつきました。
カソワリと同じで、メスが卵を産んだ後、卵を温めたりヒナを育てるのはオスの役目になっています。
オーストラリアの東部の山間部に生息しています。
ジャビル

ジャビルは、コウノトリの一種で、優美な姿が特徴です。
カカドゥ国立公園イエローウォーターに生息する鳥で、オスは黒い目、メスは黄色い目をしています。
赤く長い足は幼鳥のときは黒く、成長とともに赤くなって来ます。
バードウォッチングにオススメの知られざる観光地
大自然の大陸オーストラリアには、バードウォッチングに適した観光地がたくさんあります。
ケアンズの市街地の目の前の海トリニティ湾はオーストラリアンペリカンが生息しており、またシギやチドリなどの渡り鳥が飛来してくることでも有名な場所ですし、キュランダ観光時にはヤブツカツクリやキバタン、運が良ければカソワリを見掛けることもあります。
ゴールドコーストから訪れるラミントン国立公園ではアカサクインコを始めとした各種インコやオウム、有名なリージェント・バウワーバードなどを見掛けることもあります。
パース近郊のモンガー湖ではブラックスワンの観察が出来ます。
これ以外に、オーストラリア旅行でバードウォッチングにフォーカスした時にオススメの知られざる観光地がありますので、こちらでご紹介したいと思います。
イエローウォーター

イエローウォーターは、ダーウィン南東部に広がるカカドゥ国立公園にある大湿原で、250万羽の野鳥が集まるバードサンクチュアリです。
クーインダという集落からクルーズボートに乗り込みこの大湿原を訪れます。
ボートで静かに進んでいくと、高い木の枝には湿原の王者シロハラウミワシの姿を見掛け、その後ろにはカササギガンが何千羽という単位で群れています。
多くの渡り鳥、上述のジャビル、ペリカン、ツルなどの大型の水鳥たちが羽を休めている姿をご覧いただけます。
イエローウォーターではオーストラリア全土で見られる鳥の35%ほどが確認されています。
オススメの時期は、鳥が集中する4月から10月の乾季のころ、特に鳥の動きが活発な早朝のクルーズにご参加されることをオススメします。
ロードハウ島

ロードハウ島は、シドニーから北東へ770km、飛行機で2時間ほどのタスマン海に浮かんでいる全長11kmほどの孤島です。
島にはこの島にしか生息していない絶滅危惧種の鳥でクイナの仲間のウッドヘンや各種アジサシなど166種の鳥が生息しています。
元来天敵が少なく、自然保護が徹底している理由で、この島の鳥は人間を怖がりません。そのため、繁殖期には親鳥が卵を温めている様子やヒナに餌を与えている様子などを間近に見ることができ、バードウォッチャーや自然愛好家には大変魅力的な島となっています。
ロードハウ島へはシドニーとブリスベンからカンタス航空の直行便が飛んでいますが、人気路線なので、12月から2月のハイシーズンの予約は早めにされることをオススメします。
オーストラリアの動植物
オーストラリアの旅行手配
トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)やアクティビティのご紹介やご予約を承っています。
オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフがご対応しておりますので、正確な情報や的確なアドバイスをご提供させていただくとともに、到着フライトの遅延・欠航など緊急時における迅速な対応も可能となっております。
オーストラリア旅行を計画中の方は、是非ともトラベルドンキーのご利用をご検討ください。思い出深い素敵なオーストラリア旅行のお手伝いをせていただきます。
オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

日本のおよそ5倍の広大な国土を持つオーストラリア、その国内の大都市間の移動手段は、やはり飛行機による移動が中心となります。
オーストラリアの航空会社をご存知でしょうか。
尾翼のカンガルーマークでお馴染みのカンタス航空や、日本でも活躍するLCCの牽引役ジェットスター航空、ヴァージングループで世界に名を馳せるヴァージンオーストラリア航空、この辺りが有名どころでしょうか。しかしながら、オーストラリアの航空会社はこれだけではありません。
本稿では、定期就航路線を有しているオーストラリアの航空会社について、オーストラリア在住の現地スタッフがご案内いたします!
オーストラリアの航空輸送の特徴
| 順位 | 出発地 | 到着地 | 距離(km) | 人数 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | チェジュ | ソウル(金浦) | 449 | 16,068,983 |
| 2 | 札幌 | 東京(羽田) | 835 | 10,216,765 |
| 3 | 福岡 | 東京(羽田) | 889 | 9,894,296 |
| 4 | ハノイ | ホーチミン | 1171 | 8,562,009 |
| 5 | ジェッダ | リヤド | 857 | 7,371,119 |
| 6 | シドニー | メルボルン | 705 | 6,996,156 |
| 7 | ムンバイ | デリー | 1150 | 6,941,947 |
| 8 | 東京(羽田) | 那覇 | 1573 | 6,910,809 |
| 9 | ジャカルタ | デンパサール | 991 | 6,741,923 |
| 10 | 北京 | 上海 | 1081 | 6,321,194 |
出典:2022年 OAG
オーストラリアの航空会社をご紹介する前に、オーストラリアの航空輸送の特徴について触れておきたいと思います。
上の表は、2022年の世界の旅客便路線ごとの旅客数ランキングの統計です。
東京(羽田・成田)発着の路線が上位を占めるのは当然として、注目したいのが6位にオーストラリアのシドニー/メルボルン間の路線がランクインしている点です。
オーストラリアの人口は2,500万人程度で、シドニーとメルボルンの人口は併せても1,000万人に届くか届かないかと言ったところです。にも関わらず、人口の多い国や都市が占めるこのランキングの上位にオーストラリアの路線が入る事実は特筆すべきことです。
オーストラリアは圧倒的に人口が少ないものの、広大な国土面積を有するために都市間の距離が非常に離れているため、航空機での移動が頻繁に行われるという特徴があります。
経済学で輸送の比較に使われる単位に「人キロ」があります。例えば、羽田発福岡行きの全日空271便に180人が搭乗して880kmの距離を移動したとき、180人 x 880km = 158,400人キロ の輸送があったと定義付けします。
これによると、コロナ禍前の2019年の日本国内の航空機輸送は、7,780,131千人キロであったのに対し、オーストラリア国内の航空機輸送は、76,850千人キロでした(The World Bank統計より)。
オーストラリアは人口は少なくても、移動距離が長いことにより、輸送が大きく行われていることが示唆されています。
また、オーストラリアの航空会社の航空サービスの特徴として、シドニーとメルボルンを結ぶような都市間路線の他に、各都市を拠点にして地方空港にサービスを展開する小規模な地方航空会社が散在している点が挙げられます。しかも、その中には交通インフラとしては必要なのに、民間では収支が釣り合わないような地方路線もあり、そのために公営の航空会社も存在しています。
以下では、このような日本とは異なる背景下のオーストラリアで展開する大手主要航空会社と、地方航空会社をご紹介していきたいと思います。
カンタス航空

カンタス航空(Qantas Airways)は、オーストラリアのシドニーを拠点とする大手航空会社で、オーストラリアのナショナルフラッグキャリアです。
国際線、国内線ともに緻密な旅客便ネットワークを構築し、同時に国内外の貨物の運搬にも注力しています。
尾翼にはカンガルーのマークが描かれており、一目でオーストラリアの航空会社であることが判ります。
世界で3番目に古い歴史ある航空会社で、2020年に創業100周年を迎えました。
オーストラリアから世界の全ての大陸に自社便を運行している航空会社で、年に一度、南極大陸への遊覧飛行も実施しています。
必然的に長距離路線が多くなるカンタス航空ですが、現在のカンタス航空の最長路線はパース/ロンドン間の直行便で、飛行時間は17時間30分となっています。これは、世界で3番目の長距離路線となっていますが、カンタス航空は間も無くシドニー/ニューヨーク間の直行便を就航させる計画で、実現すれば20時間近いフライトとなり、間違いなく世界最長路線となる見込みです。
新型コロナウィルスの影響を受けて、2020年3月より日本・オーストラリア間の運航を停止していましたが、何回かの再開延期を経て、2022年9月より東京(羽田)・シドニー線を再開、その後東京(羽田)・ブリスベン線、東京(成田)・メルボルン線も再開されました。
新型コロナウィルスのパンデミック前までは、大阪(関西)・シドニー線が運行されていましたが、現時点ではまだ再開の予定は発表されていません。代わりにジェットスター航空が2024年4月から運航を開始したので、このまま大阪・シドニーはジェットスター航空に運行を移管されるものと思われます。
東京・シドニー線では、コロナ前まではボーイング747、ジャンボジェット機が使用されていましたが、コロナ後の運航再開からは、エアバスA300-300に機材が変更され、カンタス航空の全てのボーイング747は退役となりました。
傘下にはLCCのジェットスターオーストラリア航空(後述)を携え、また、カンタスリンク航空の名を冠したグループ会社を率いています。

国際線のエコノミークラスの機内食は、量が多くないことが有名です。
基本的に、選択式のワンプレートミールにパンとドリンクが提供されるのが一般的です。

国内線でも軽食とドリンクのサービスがありますが、エコノミークラスのアルコールサービスに関してはパース発着の中距離路線を除いて有料となっています。
ジャンキーな軽食が多いので、ご利用の際にはご注意くださいね。

国内外の主要空港にはカンタスラウンジがあり、カンタスフリークエントフライヤープログラム上級会員の方や、ワンワールドの提携航空会社のマイレージプログラム上級会員の方は、ラウンジサービスをご利用いただけます。

カンタス航空の特徴として、キャビンアテンダントに男性スタッフが多い、パイロットに女性スタッフが多い点が挙げられます。
この社風は、男女参画社会を早くから築いて来たオーストラリアならではと言えます。
カンタス航空についての詳しい情報は、下記、関連記事を是非ご参照ください;
| 名称 | カンタス航空 (Qantas Airways) |
|---|---|
| 拠点 | シドニー空港 |
| アライアンス | ワンワールド |
| ウェブサイト | https://www.qantas.com/ |
ヴァージン オーストラリア航空

ヴァージン オーストラリア航空(Virgin Australia)は、カンタス航空に次ぐオーストラリアのフルサービスキャリアで、エアラインコードはVAです。
尾翼のロゴからも判るように、イギリスのVirginグループを起源とする航空会社ですが、現在は完全な別会社となっています。
ヴァージン オーストラリア航空をご利用いただく際にお気をつけいただきたいのが、同社はスターアライアンスグループではなく、スカイチームに属している点です。どうしてもヴァージン アトランティック航空(VS)のイメージが先行してしまい、VSと言えばスターアライアンスの創設メンバーなのだから、当然ヴァージン オーストラリア航空もスターアライアンス所属であろうと思ってしまうのですが、同社はスカイチームの航空会社ですので、お気をつけください。
2000年にヴァージンブルー(DJ)航空としてシドニー/ブリスベン間の国内線で就航した航空会社で、開業当初はLCCの位置付けでした。
2005年にヴァージングループからPatrick Corporation傘下に入り、2011年にUX現在のヴァージン オーストラリア航空(VA)に社名を変更しました。
ヴァージン オーストラリア航空の拠点はクイーンズランド州の州都ブリスベンです。
ブリスベンをハブとして、ソロモン諸島共和国ホニアラや、バヌアツ、トンガなど南太平洋の島国へのネットワークを拡充し、ついに期待されていた日本乗り入れ、東京(羽田)・ブリスベン線を2020年3月29日より開始することが発表されました。
東京・ブリスベン線のチケットの販売も開始されましたが、運悪く新型コロナウィルスのパンデミックが世界を襲い、オーストラリア政府はオーストラリア人、永住者等を除き、オーストラリアへの入国を禁止、ヴァージン・オーストラリア航空による東京・ブリスベン線運行開始も延期となりました。
新型コロナウィルスの影響は予想を超えて長期化かつほとんどの航空便の運航を停止しなければならない事態となり、ヴァージン・オーストラリア航空は元々経営的に厳しかったこともあり、2020年4月に任意管理(Voluntary Administration)の申請及び管財人の選任を行い、その管財人の管理下におかれました。
管財人管理下の状態でもごく少数の便の運航は継続され、2020年8月にアメリカのヘッジファンドへ売却が完了、その後徐々にオーストラリアの国内線の運航路線・便数を増加させてきています。
中止されていた日本路線は、経営破綻後も羽田空港の発着枠を維持し続け、就航地をブリスベンからケアンズに変えて、2023年6月28日よりヴァージン・オーストラリア航空は東京・ケアンズ間のフライトを開始しました。
運航は1日1便、デイリーでの運航されており、羽田空港からケアンズ行きは夜行便、ケアンズから羽田空港へは日中便となります。
エコノミークラス、エコノミーXクラス、そしてビジネスクラスの3クラスが設定されています。
念願の日本線就航を果たしたヴァージン・オーストラリア航空ですが、就航から1年たった2024年7月、2025年2月24日をもって同路線の運行を中止することを発表しました。
廃止の理由として、予想に反して日本からオーストラリアへ訪れる旅行客の需要が低迷し、継続的な運航が困難な状況であるとしています。

ヴァージン オーストラリア航空の国内線のエコノミークラスでは、アルコール以外のドリンクと、スナック類が提供されます。
最近では、リンゴがそのままサーブされるという、何ともオーストラリアらしいサービスも見られます。

国際線の機内食は、ジャンクフードが多い印象です。
上の写真は、ブリスベン発ロスアンゼルス行きで提供されたオーストラリア名物のチキンシュニッツェルです。この脂っこいメニューを日本人の方が完食するのはなかなか大変だと思います。

ヴァージン オーストラリア航空の保有機材は、Boeing737-800を主軸とし、Boeing737-700、Airbus330-200、Boeing777-300ERなどとなっています。
なお、B737のエコノミークラスのシートは厚い造りになっていて、シートピッチは残念ながら広くありません。
ただし、新しい機材ではUSBポートやエンタメシステムが内蔵されているシリーズもあります。

オーストラリア国内の主要空港にはヴァージン オーストラリア航空のヴェロシティクラブラウンジがあり、マイレージプログラムVelocity Programの上級会員の方と、スカイチームの航空会社のマイレージ上級会員の方がご利用いただけます。
ただ、JALのサクララウンジなどと比較すると、ラウンジのサービスはかなり簡素な内容となっています。
ヴァージンオーストラリア航空の裏技
ヴァージンオーストラリア航空は、スカイチーム加盟の航空会社で、同じくスカイチームに属するハワイアン航空の多くの便とコードシェアしています。ハワイアン航空を利用する際に、ハワイアン航空のウェブサイトでハワイアン航空の便名のチケットを購入するよりも、ヴァージン オーストラリア航空のウェブサイトで同便のコードシェアであるヴァージン オーストラリア航空の便名でチケットを購入する方がお得になることが多々あります。ハワイアン航空をご利用の際には、是非、裏技としてチェックしてみてください!
ヴァージン オーストラリア航空についての詳しい情報は、下記、関連記事を是非ご参照ください;
| 名称 | ヴァージン オーストラリア航空 (Virgin Australia) |
|---|---|
| 拠点 | ブリスベン空港 |
| アライアンス | スカイチーム |
| ウェブサイト | https://www.virginaustralia.com/ |
ジェットスター航空

*かつては大型機ではA330-200も保有していましたが, 現在はB787-8に置き換わっています.
ジェットスター オーストラリア航空(Jet Star)は、カンタス航空の100パーセント子会社で、オーストラリアを代表する格安航空会社(LCC)です。
日本でお馴染みのジェットスター ジャパン(GK)、シンガポールでお馴染みのジェットスター アジア(3K)のグループ会社となり、ジェットスター オーストラリア航空(以下ジェットスター航空)のエアラインコードはJQとなっています。
メルボルンに拠点を置き、2004年に国内線で就航を始め、現在では、日本、中国、韓国、インドネシア、タイ、シンガポール、ニュージーランド、ハワイ、南太平洋の島々などに国際線を飛ばしています。
新型コロナウィルスの影響を受けて、2020年3月より日本・オーストラリア間の運航を停止していましたが、何回かの再開延期を経て、2022年7月より東京(成田)・ケアンズ線と大阪(関西)・ケアンズ線を再開、2022年8月より東京(成田)・ゴールドコースト線も再開されました。
2024年2月に東京・ゴールドコースト線が休止され、代わりに東京(成田)・ブリスベン線が開設され、2024年4月からは、運休されいたカンタス航空代わり、ジェットスター航空が大阪(関西)・シドニー線の運行を開始しました。
保有機材はAirbus320/321とBoeing787-8です。
LCCですのでシートピッチは極めて狭く、少々の覚悟が必要です。

*ジェットスター航空のA320の普通席の足元はかなり窮屈.
特に、A320では31列目まで設定のある極狭仕様になっており、一般の方で、シドニー/パース、ケアンズ/デンパサールなどの4時間前後のフライトが限界だと思います。
英語話者の方は、足元の広い1列目、非常席で足元の広い12列目と13列目がオススメです。
ただし、これらの席は非常時にスタッフのヘルプを求められるので英語話者でなければならないと規定されており、当該の席にアロケートされている際は、搭乗時に英語のチェックがありますのでご注意ください(英語でのコミュニケーションが不可と判定されると、席の移動となり、座席指定料の差額は返金されません。満席時には搭乗不可となりますので特にご注意ください。)。

*A320/321の1列目は足元スペースがかなり広めです. ただし,肘掛の中にテーブルが収納されているので,左右の窮屈感は拭えません.

*普通席と比較すると圧倒的な足元の広さの13列目.肘掛も普通席と同様のつくりです.
特にオススメは13列目です。12列目の席はリクライニングしないので、13列目は圧倒的な広さを占有することが出来ます。
*画像クリックで拡大
12・13列目の非常席に座ると、非常時に求められるアクションについて、離陸前にキャビンアテンダントより確認があり、上写真のインストラクションの一読を求められます。
ジェットスター航空はLCCではありますが、B787にはビジネスクラスを設定しており、フルサービスキャリアで言うところのプレミアムエコノミークラスレベルのサービスを提供しています。JALとのコードシェア便では、JALのウェブサイトで同席はプレミアムエコノミークラスとして販売されています。
*2020年12月現在のジェットスター航空国内線のメニュー 画像クリックで左側のみ拡大
機内食やブランケットなどのコンフォートグッズ、機内エンタメシステムの利用、カンタス航空フリークエントフライヤープログラムのマイレージ加算、ビジネスクラスの方の空港ラウンジサービスの利用などは全てオプション扱いで有料となります。
機内でもサービスの販売をしていますが、現金精算は出来ず、クレジットカード決済のみとなりますので、ご注意ください。
ジェットスター航空についての関連情報は、下記の記事を是非ご参照ください。
| 名称 | ジェットスター オーストラリア航空 (Jet Star Australia) |
|---|---|
| 拠点 | メルボルン空港 |
| アライアンス | なし(カンタス航空フリークエントフライヤープログラムに加入) |
| ウェブサイト | https://www.jetstar.com/ |
リージョナル エクスプレス航空(レックス航空)

リージョナル エクスプレス航空(rex. Regional Express)は、ニューサウスウェルズ州のシドニー空港近くのマスコットに本社を置く地方路線専門の航空会社で、地方路線にフォーカスしたエアラインとしてはオーストラリア最大手です。
エアラインコードはZLで、ニューサウスウェールズ州のシドニー、ビクトリア州のメルボルン、クイーンズランド州のブリスベンとケアンズとタウンズビル、サウスオーストラリア州のアデレード、ウェスタンオーストラリア州のパースに拠点を置き路線を張り巡らしている他、タスマニア州でも運行をしています。
リージョナル エクスプレス航空(レックス航空)は、2002年に設立された航空会社で、地方路線の拡充に努めて来ましたが、2021年よりシドニー・メルボルン線など、Boeing737-800などジェット機を使った主要都市線の運航を開始したことから暗転します。
カンタス航空、ジェットスター航空など大手航空会社がしのぎを削るこられの主要路線に参入したことから、急速に経営が悪化、2024年にリージョナル エクスプレス航空(レックス航空)は倒産し、自主管理下に置かれました。
2024年7月30日の夜に、同社はこれらのジェット機による主要都市間路線の運航をすべて停止しましたが、地方路線はリージョナル エクスプレス航空(レックス航空)のみが運行している都市も多く、運行停止の影響が大きいことから、州政府などの援助を受けながら地方路線の運行を継続しています。
| 名称 | リージョナル・エクスプレス航空 (レックス航空、Regional Express) |
|---|---|
| 拠点 | シドニー空港、メルボルン空港、アデレード空港、パース空港、タウンズビル空港、ケアンズ空港 |
| アライアンス | なし |
| ウェブサイト | https://www.rex.com.au/ |
エアー ノース

エアー ノース(Air North)は、ノーザンテリトリー準州の州都ダーウィンを拠点とする航空会社です。
国内線は、ウェスタンオーストラリア州のパースや各地方空港に、クイーンズランド州へはケアンズなどに、国際線ではインドネシアや東ティモールの各地など21の国内外の都市に定期就航しています。
創業は1978年、定期就航便の運行を開始したのは1981年です。
エアラインコードはTLで、航空連合RegionalLink Airlinesの主要メンバーの一社となっています。
保有機材はエンブラエルEMB170を主軸としています。
サービスはフルサービスキャリアとなっており、フリークエントフライヤーの乗客はカンタス航空のカンタスクラブラウンジを利用出来ます。
| 名称 | エアー ノース (Air North) |
|---|---|
| 拠点 | ダーウィン空港 |
| アライアンス | なし(カンタス航空フリークエントフライヤープログラムに加入) |
| ウェブサイト | https://www.airnorth.com.au/ |
アライアンス航空

アライアンス航空(Alliance Airlines)は、クイーンズランド州のブリスベンに拠点を置く航空会社で、エアラインコードはQQです。
フォッカーの総合総社とも揶揄されるアライアンス航空は、保有する約40機の機材全てがFokker(F100、F70、F50)となっています。日本ではなかなか乗ることができないフォッカーに搭乗したいという航空ファンの方にはオススメのエアラインです。
2002年に運行を開始し、現在ではオーストラリアの44都市と、パプアニューギニアのポートモレスビーに定期運行をしています。
日本の大手旅行会社のチャーターツアーにも利用された実績があるフルサービスキャリアです。
| 名称 | アライアンス航空 (Alliance Airlines) |
|---|---|
| 拠点 | ブリスベン空港 |
| アライアンス | なし |
| ウェブサイト | https://www.allianceairlines.com.au/ |
スカイトランス航空

スカイトランス航空(Sky Trans)は、クイーンズランド州のケアンズを拠点とするクイーンズランド州営の航空会社で、エアラインコードはQNです。
1993年に定期就航を開始し、現在は、ケアンズを起点に、ケープヨーク半島の各地、タウンズビル、クックタウンなどに就航しています。また、ブリスベンからも郊外空港に路線を展開しています。
主軸機材はDash 8-100とCessna 208 Caravanです。
予約がコンファームされても、当該便の予約者数が少なかった場合は直前になって欠航になることがよくありますので、利用の際には少々注意が必要です。
| 名称 | スカイトランス航空 (Sky Trans) |
|---|---|
| 拠点 | ケアンズ空港 |
| アライアンス | なし |
| ウェブサイト | https://www.skytrans.com.au/ |
フライ ペリカン

フライベリカン(Fly Pelican)は、2015年に定期就航を開始したニューサウスウェールズ州のニューカッスルに拠点を置く地方航空会社で、エアラインコードはFPです。
保有機材はJet Stream 32で、シドニーやニューカッスルを始めとしたニューサウスウェールズ州の各地方空港と、首都特別区であるキャンベラ空港に路線を展開しています。
2021年にはクイーンズランド州のサンシャインコースト空港に乗り入れることが決まっており、今後、更なる路線拡張が期待される航空会社のひとつです。
マイレージプログラムはヴァージンオーストラリア航空のベロシティクラブに対応していますが、スカイチームに加盟する航空会社ではありませんのでご注意ください。
| 名称 | フライ ペリカン (Fly Pelican) |
|---|---|
| 拠点 | ニューカッスル空港 |
| アライアンス | ヴァージンオーストラリア航空ベロシティクラブに参加 |
| ウェブサイト | https://flypelican.com.au/ |
リンク航空

*画像出典:リンク航空公式サイトより
リンク航空(LINK AIRWAYS)は、クイーンズランド州ブリスベンを拠点とする地方航空会社で、エアラインコードはFCです。
保有機材はSaab 340BとMetro 23で、ニューサウスウェールズ州のシドニー他各地方空港、クイーンズランド州ブリスベン、タスマニア州ホバート、ビクトリア州メルボルン(エッセンドン)、首都キャンベラなどに定期就航しています。
地方航空会社ではありますが、運賃の安さに定評があり、オーストラリア国内では、ローカルに人気のエアラインのひとつとなっています。
| 名称 | リンク航空 (Link Airways) |
|---|---|
| 拠点 | ブリスベン空港 |
| アライアンス | なし |
| ウェブサイト | https://www.linkairways.com/ |
シャープ航空

*画像出典:シャープ航空公式サイトより
シャープ航空(Sharp Airlines)は、1990年に定期就航を開始した地方航空会社で、ビクトリア州のハミルトンを拠点としています。
ビクトリア州メルボルンのエッセンドン空港とタスマニア州のロンセストン空港を起点とし、オーストラリア南部の各地方空港に路線を展開しています。
また、2019年からはニューサウスウェールズ州の地方空港にもメルボルンから就航を開始しています。
機材はMetro 23、Cessna 441などを保有しています。
| 名称 | シャープ航空 (Sharp Airlines) |
|---|---|
| 拠点 | ハミルトン(ビクトリア州) |
| アライアンス |
なし |
| ウェブサイト | https://sharpairlines.com/ |
スキッパーズ航空

スキッパーズ航空(Skippers Aviation)は、ウェスタンオーストラリア州パースを拠点とする地方航空会社で、同じくウェスタンオーストラリア州のブルーム空港を第2のハブ空港としています。
スキッパーズ航空の設立は1990年で、ウェスタンオーストラリア州に点在する鉱山へのアクセス路線として台頭して来ました。
主力機材はEmbraer EMB-120とDash8-300です。
また、ブルームからはアクセスが困難なキンバリー地域の観光需要にも応えています。
エアラインコードはHKです。
| 名称 | スキッパーズ航空 (Skippers Aviation) |
|---|---|
| 拠点 | パース空港 |
| アライアンス | なし |
| ウェブサイト | https://www.skippers.com.au/ |
コブハム エアー

コブハム航空(Cobham Air)は、2009年に現在のCobham航空として運行を開始した航空会社で、サウスオーストラリア州アデレードに拠点を置いています。
元々は、カンタスリンク航空の商標を冠し、カンタス航空のグループ会社として運行していましたが、現在は、アデレードに拠点を移し、自社便をサウスオーストラリア州とウェスタンオーストラリア州の地方路線に就航させています。
主力機材はDash 8-400とEmbraer 190で、エアラインコードはNCです。
| 名称 | コブハム エアー (Cobham Air) |
|---|---|
| 拠点 | アデレード空港 |
| アライアンス | なし |
| ウェブサイト | https://www.cobham.com.au/ |
ボンザ航空
ボンザ航空(Bonza Airlines)は、驚くほど短命に終わった格安航空会社です。
サンシャインコーストに本社をおき、2023年1月31日より運航を開始しましたが、わずかその3か月後の2024年4月30日に、債権者によって航空機が差し押さえられ、すべてのサービスが停止しました。
その後新しい買い手を探して、運行再開の道を探っていましたが、2024年7月2日に清算手続きを開始となりました。
なお、「Bonza(ボンザ)」は、オーストラリアの古い方言で、「素晴らしい」「最高な」等の意味があります。
| 名称 | ボンザ航空 (Bonza Airlines) |
|---|---|
| 拠点 | サンシャインコースト空港 |
| アライアンス | なし |
| ウェブサイト | https://www.flybonza.com/ |
オーストラリアの旅行手配
トラベルドンキーでは、オーストラリアのオプショナルツアー(現地発着ツアー)やアクティビティのご紹介やご予約を承っています。
オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフがご対応しておりますので、正確な情報や的確なアドバイスをご提供させていただくとともに、到着フライトの遅延・欠航など緊急時における迅速な対応も可能となっております。
オーストラリア旅行を計画中の方は、是非ともトラベルドンキーのご利用をご検討ください。思い出深い素敵なオーストラリア旅行のお手伝いをせていただきます。
オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

オーストラリアの果物、フルーツについてご案内いたします。
オーストラリアの広大な国土は様々な気候区を有しています。そのため、地域の気候を活かしながら色々な果物が栽培されています。
オーストラリアのフルーツは、日本でもおなじみのリンゴ、ブドウ等フルーツから、日本ではあまり見ることのできない、ドラゴンフルーツ、パッションフルーツなどトロピカル・フルーツまで、スーパーマーケットに行くとその種類の豊富さに目を奪われます。
一方、オーストラリアの人口は約2,500万人と極端に少なく、国内市場には限りがあるため、多くの果物が海外に輸出されています。
以前は日本に輸出されることはあまりありませんでしたが、最近はオーストラリア産のブドウ等が日本へ輸入されています。
本稿では、そんなオーストラリアの果物・フルーツに焦点を当て、オーストラリア図鑑の一頁に加えたいと思います。
オーストラリアで栽培される主なフルーツ

*オーストラリア温帯気候区(Temperate Fruits)の果物生産量と農地面積 出典:Principal Horticulturist, Queensland Horticulture Institute, Maroochy Research Centerより筆者作成
広大な国土と多様な気候の中で、オーストラリアでは多品目の作物が栽培されています。
オーストラリアでは、約70パーセントの果物が温帯地域(Temperate regions)で生産されています(上図表)が、品種改良や技術革新などにより、生産地は年々拡大しています。
オーストラリアでの主な果物の栽培地域は、下地図のとおり、①クイーンズランド州の沿岸地域と北部高原地帯、②ビクトリア州のゴウルバーンバレー/ニューサウスウェールズ州のマランビジー灌漑地域/ビクトリア州との州境付近のサンレイシア地区、③タスマニア州北部、④サウスオーストラリア州のリバーランド一帯、⑤ウェスタンオーストラリア州南西部です。

これらの地域は水源が豊富で肥沃な土壌を有しています。気候の違いなどから栽培される作物は各州で異なり、例えばクイーンズランド州ではバナナやマンゴー、パイナップルなど、また、冷涼なタスマニア州ではリンゴやチェリーなどが特産となっています。
その他にも、気候区に合わせて様々な果物が栽培されていますので、以下にてご紹介いたします。
ブドウ

オーストラリアの果物で、最初にご紹介したいのがブドウです。
ただし、これは食べるブドウではなく、飲むブドウ、つまりワインになるブドウです。
オーストラリアは世界的にも有名なワインの産地で、特に南部の冷涼地に有名なワイナリーが点在しています。このワインの素になるのがブドウです。オーストラリアの土壌と気候の下では、濃くて力強いシラーズ種やカベルネソービニオン種の赤ワインになるブドウの栽培が盛んです。その他に、セミヨン種やシャルドネ種の白ワインになるブドウも作られています。
オーストラリアワインにつきましては、下記の記事で詳述していますので、是非、ご参照ください;
もちろん食用のブドウも栽培されていますが、同じくブドウは涼しい地域で作られますので、オーストラリアの南部、南緯40度くらいのエリアにブドウ畑が集中しています。
日本へのブドウの輸出も行われており、出荷時期は2月から5月頃となっています。
主にビクトリア州で栽培されているトンプソンシードレス種やクリムゾンシードレス種、レッドグローブ種などが輸出されています。近年、甘くて美味しいとの評価を得ており、今後さらに消費量が増える見込みです。
バナナ

バナナはクイーンズランド州北部の特産品です。
広大なバナナ畑がどこまでも続いている景観は、広大な大陸オーストラリアを実感させてくれます。
日本では、9割以上のバナナがフィリピンからの輸入品で、主に沖縄産の国産バナナを手に入れるには骨が折れますが、オーストラリアではバナナは100パーセント国産です(海外から輸入されていないので、オーストラリア国内で外国産のバナナを購入することは出来ません)。
日本(フィリピン)のバナナに比べると、さっぱりとした味わいのバナナがオーストラリアのバナナだと思います。
品種も、日本でも一般的な長いバナナであるキャベンディッシュ種の他に、レディースフィンガーやシュガーバナナと言った、あまり日本では馴染みのないバナナも一般的に販売されています。
マンゴー

マンゴーはクイーンズランド州の北部で栽培されている果物で、オーストラリアの特産品です。
11月から2月頃が収穫のシーズンとなり、日本を含め世界各国に輸出されています。
日本に輸出可能なマンゴーは、Vapor Heat Treatment(蒸熱処理)を施されたものに限られており、上品な甘みで高級品であるケンジントン種とケイト種が主に日本に輸出されています。
リンゴ、ベリーなど

タスマニア島は、オーストラリアの南東部メルボルンの沖に浮かぶ北海道と同じほどのサイズの島で、主にリンゴやベリーなどが栽培されています。
冬の寒気の後に穏やかな気候が続くタスマニア島は、これらの果物の成長に最適な場所となっています。
国内市場は限られているので、主に輸出用の果物が栽培されています。
日本では検疫の都合、オーストラリアからのリンゴの輸入についてはタスマニア産のみ許可されています。
特に、ベリーの生産については、タスマニア島は世界で一番栽培に適した場所であると評価されています。
北半球とは逆転した季節供給は、明らかにタスマニア島の農業に大きなメリットとなっています。
メロンなどの通年栽培への取り組み

日本とオーストラリア間の果物を介する関係で、今最も注目を集めているのが、メロンなどの高級フルーツの通年栽培実験です。
アジアの富裕層をターゲットに、日豪間の場所、人材、技術を相互提供し、両国の季節の逆転を利用して年間を通した農産物の生産出荷を可能にするような仕組みを模索しています。
プロジェクトは既に始まっており、クイーンズランド州北部のエアーでメロンの試行栽培を行なっています。
オーストラリア側は土地や栽培ハウスを提供し、日本側は福岡県などから民間の生産者を派遣し、技術提供と人材育成にも取り組んでいます。
今後は、クイーンズランド州の他の地域でも、イチゴの栽培などを想定し、通年栽培を広げていく方針です。
オーストラリア産の品種に日本式の栽培技術を組み合わせた場合に、アジア輸出時の充分な品質や糖度が保てるかどうかが今後の課題となっています。
オーストラリアの果物農業生産と国外輸出

*農産物国別輸出額の推移(会計年度, 単位:百万豪ドル) 出典:Agricultural Commodity Statics Australia 2019より筆者作成
オーストラリアは広大な国土を有するものの、国内市場が小さいことにより農作物の輸出依存度が高くなっています。
GDPに占める農業分野の割合は3パーセントほどで、農業従事者は全人口のうちの約4パーセント、総輸出額に占める農林水産物の割合は20パーセントほどにもなっています。
オーストラリアは、サプライチェーン全てにおいて、厳格な規準を設けていますので、世界各国から品質の良さについて高い評価を得ています。
毎年の農業生産額は580億ドルほどで、輸出総額は約450億ドルとなります。その中で、生産額の上位を占める果物は、ブドウ・バナナ・リンゴ・オレンジ・イチゴ・メロンなどです。日本向けに主に輸出されている果物には、マンゴー、ドライレーズン、チェリーなどがあります。
主要131ヶ国における果物の生産量の世界ランキングを見ると、オーストラリアの果物の生産量は以下の順位となっています。

*果物の生産量国別ランキングにおけるオーストラリアの順位(主要131ヶ国に対する). 出典:World Agricultural Satistics Ver.10.90 2019より筆者作成
統計を鑑みると、国内産業における市場占有率と生産量の実際の数字には、人口の少なさを反映した乖離を実感します。
しかし、オーストラリアの経済成長とともに、絶対的な生産量と輸出額は着実に増加の一途を辿っています。
オーストラリア国内スーパーマーケットでの果物の販売

オーストラリアの果物は、もちろんスーパーマーケットで販売されています。
各スーパーマーケットの一番最初の売り場にフルーツがたくさん並べられていることからも、オーストラリアでは果物がとても人気であることが窺い知れます。
ここでは、オーストラリアのスーパーマーケットで売られている主な果物について、ご紹介いたします。
*尚、スーパーマーケット店内での写真撮影は原則禁止されていますが、本稿に掲載している写真は責任者の許可を得て撮影しています。
マンゴー

マンゴーはオーストラリアの特産品のひとつで、広く海外に輸出されていますが、もちろん国内でも販売されています。
特に、クイーンズランド州北部(ケアンズなど)のスーパーマーケットには、表面に少し傷があるだけで厳しい輸出規定の審査から漏れてしまったようなマンゴーが格安で卸されており、例えば、日本でひとつ3,000円するようなマンゴーが、$2ほどで売られています。
高級品種であるケンジントン種やR2E2種などのマンゴーが特にオススメです。
ただし、マンゴーはウルシ科の植物であり、アレルギー反応を引き起こす恐れがありますので、アレルギー体質の方はくれぐれもご注意ください。
マンゴーのシーズンは11月から2月頃となります。
リンゴ各種

ヴァージンオーストラリア航空の国内線の軽食にも生のリンゴがサーブされるほどリンゴはオーストラリアの国民食です(可愛い袋の中にリンゴがそのまま入っているw).
オーストラリアの果物で、筆者が個人的にオススメなのがリンゴです。日本のリンゴよりも小振りなのが特徴です。
近年、日本のリンゴは品種改良(改悪?)され過ぎてしまい、リンゴ本来の力強い酸味を伴ったものがなかなか手に入らなくなってしまいましたが、オーストラリアでは昔ながらの濃厚で酸味強く噛り付けば歯茎から血が出るような硬いリンゴが一般的です。
是非、オーストラリアにいらっしゃった際は、子供の頃に日本で食べたあのリンゴを思い出しつつ、オーストラリアのリンゴをお試しください。
尚、オーストラリアのリンゴにはたくさんの品種があり、スーパーマーケットでも様々なリンゴが販売されていますので、ここでは、筆者のオススメをご紹介いたします。
ピンクレディ

ピンクレディは、オーストラリアで最も人気のあるリンゴで、酸味と甘み、果肉の歯ごたえのバランスが大変秀逸な品種です。
価格は多品種に比べて若干高いですが、それだけの価値があるリンゴだと思います。
ジャズ

ジャズは、甘みの強いリンゴで、子供に人気があります。
食感はピンクレディよりやや柔らかく、歯の悪い高齢者にも人気の品種です。
お菓子作りやジャムなどに加工するのにも適した品種です。
ロイヤルギャラ

ロイヤルギャラは、果肉の繊維が強く、甘みも充分な品種です。
ピンクレディよりも価格的に安く、大衆的なリンゴと言えます。
ただ、痛みが早いのが難点ですので、購入後はなるべく早めにお召し上がりください。
グラニースミス

グラニースミスは酸味の強い青リンゴです。
擦り下ろして料理に加えるのには最上の品質です。
もちろんそのまま召し上がっていただいても、昔ながらの酸っぱいリンゴの味がして、日本人の方を懐かしい気分にしてくれるものと思います。
バナナ

バナナはケアンズの近郊が主な産地で、オーストラリアを代表する果物と言えます。
日本でもお馴染みの細長いバナナ(キャベンディッシュ種)が一般的で、通年スーパーマーケットで売られています。
日本(フィリピン)のバナナに比べると、残念ながら甘みが少なく、ジューシーとは言い難い味わいですが、さっぱりとした素朴なバナナという点で、是非一度お試しいただければと思います。
原則、オーストラリアではバナナは海外から輸入されていませんので、オーストラリア人がバナナと言うと、この味ということになります。筆者個人的には、フィリピンのあの濃厚なバナナをオーストラリア人が食べたとき、どんな反応をするのか大変興味があります。
それくらい、日本で出回っているバナナとは、味や食感が違いますので、オーストラリアのバナナをお試しになることを海外旅行の楽しみのひとつにしてみてくださいね!
ネーブルオレンジ

ネーブルオレンジは、日本で販売されているネーブルとほぼ同じです。
主に冬場に出回るもので、ビクトリア州産のものが多くなっています。
オーストラリアで一番一般的な柑橘類と言えば、このネーブルオレンジとなり、ホテルの朝食バフェなどでもよく見掛けます。
グレープフルーツ

グレープフルーツは、近年の日本では人気がなくなってしまい、スーパーマーケットで見掛けることもほとんどなくなってしまいましたが、オーストラリアではまだまだ顕在です。
酸味は極めて強く、朝食に召し上がっていただければ、すぐに目が覚めます!
ウォッカにグレープフルーツを絞って炭酸水で割って飲むのもオススメです。
イチゴ

イチゴはオーストラリア全土で栽培されており、基本的に地元のイチゴが各地のスーパーマーケットで販売されています。
日本のイチゴに比べると、粗雑な味で、甘みも香りも正直イマイチと言ったところで、生食には適しません。
ジャムなどに加工して召し上がっていただくのがオススメです。
イチゴだけは、日本のイチゴが如何に甘くて美味しいものであるか、毎年実感します!!
ブドウ

ブドウは様々な品種のものがスーパーマーケットで手頃な価格で売られています。
スーパーマーケットには年中ブドウが並べられていますが、旬は2月から5月頃となります。
ビクトリア州産のトンプソンシードレス種やクリムゾンシードレス種がオススメです。
ワインの本場であるオーストラリアのブドウは、果実の甘みが濃厚で、程良い酸味は研究開発の末に辿り着いた傑作であると思います。
オーストラリア産のブドウは、一定数が日本にも輸出されていますが、高級品扱いとなるため、なかなか家庭の食卓に並ぶことはないかと思います。
是非、オーストラリア旅行にいらっしゃった際には、お試しください。
チェリー

チェリーはオーストラリアでも人気の果物で、甘みも充分、オススメのフルーツです。
旬の季節が短く、オーストラリアのスーパーマーケットに出回るのは、1月前後です。
日本にも同じ頃に輸出されていますので、日本のスーパーマーケットで見掛けることも多いかと思います。
ベリー各種
ベリーはオーストラリアでは大変人気の果物で、スムージーに加えたり、筋トレの後にプロテインとともに食べたりします。
産地も広く、ビクトリア州、ニューサウスウェールズ州、サウスオーストラリア州などで生産されています。
ラズベリー

ラズベリーはやや酸味の強いベリーで、ケーキ作りの際にも人気があります。
ブルーベリー

ブルーベリーは甘みがあり、また栄養価も高いため、エクササイズ後のアスリートに人気があります。
スムージーに加えると、一味変わりますので、是非、お試しください!
モモ

モモにはオーストラリアでも黄桃や白桃があり、価格もまちまちです。
日本のモモに比べると小振りですが、上品な甘みはしっかりとしており、老若男女ともに人気のフルーツです。
カンタス航空の長距離国際線のお菓子コーナーに、このモモが並べられることもあるほどオーストラリアでは一般的なフルーツでになっています。

筆者のオススメは、白桃です。価格的にも日本で購入するよりも、若干お得です!
アプリコット

アプリコットは11月から2月頃までスーパーマーケットに並ぶフルーツで、意外と知られていませんが、日本語で言う杏(アンズ)です。
あまり食べなれない果物だと思いますが、何とも形容し難い独特の味が癖になります。
良く冷やして召し上がってください。
パイナップル

パイナップルは、主にクイーンズランド州で栽培されており、酸味は弱く甘みが強いのが特徴です。
通年スーパーマーケットでは売られていますが、やはり甘みが強くなるのは夏の時期です。
ベストシーズンのオーストラリアのパイナップルは、他国のパイナップルを凌駕する味わいだと思います。
ただし、マンゴーとともにアレルギー反応を引き起こしやすい果物ですので、賞味の際にはご注意ください。
パッションフルーツ

パッションフルーツは、日本ではあまり馴染みのない果物かと思いますが、オーストラリアでは非常に身近なフルーツのひとつです。
半分に割ってみると、黄色いタネが詰まっており、これをスプーンで掬って召し上がっていただきます。
プツプツとした食感が心地よく、酸味の中に甘みが宿る、独特な果物です。
主に、クイーンズランド州が産地となっています。
ココナッツ

ココナッツは果物ではありませんが、スーパーマーケットのフルーツコーナーでよく売られているので、番外編としてご紹介いたします。
クイーンズランド州北部やノーザンテリトリーの沿岸地帯で採れたココナッツは、全豪のスーパーマーケットで購入出来ます。
穴を開けて中のジュースを飲んでみたり、カレーに加えてアジアンカレーを作ってみたりと用途は万別です。
健康にも良いとされるココナッツを是非お試しください!
【コーヒーブレイク】ココナッツは果物ではない理由
余談ですが、ココナッツは一般的に果物ではないとされます。
果物とは果肉のことを指し、その果肉の中に種子が詰まっています。
しかしながら、ココナッツは種子そのもので、ココナッツそのものから発芽します。
従って、分類上、ココナッツは果物ではないということになるそうです。
トロピカルフルーツのメッカはグレートバリアリーフでお馴染みの熱帯ケアンズかと思います。
下記リンクで、ケアンズのフルーツについてご紹介しておりますので、是非、ご参照ください。
主な参考文献
Rosemary Pashley "Geography"(Excel HSC 2019 Edit.)
Encyclopedia of the Nations "A Complete Source for Detailed Information about One hundred ninety three countries in the World"(the Latest Edit)
Alan P. George "DECIDUOUS FRUIT PRODUCTION IN AUSTRALIA" (Queensland Horticulture Institute 1999)
The Australian Trade and Investment Commission
Agricultural Commodity Statics Australia
GLOBAL NOTE 国際統計データソース
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世界遺産は、1972年に成立した世界遺産条約に基づき、ユネスコの世界遺産委員会の審議により決定される「世界文化遺産」と「世界自然遺産」、そして「世界複合遺産」があります。広大で美しい自然や、過去の歴史が詰まった遺跡など、みなさんもこれまでにいくつか国内・国外の世界遺産を目にしたことがあるのではないでしょうか。
2025年1月現在、世界遺産の総数は2334件、オーストラリアには、文化遺産が4件、自然遺産が12件、複合遺産が4件の合計20件の世界遺産が登録されています。
オーストラリアの世界遺産と言えば、自然遺産のグレート・バリア・リーフや、複合遺産のウルル・カタ・ジュタ国立公園などが真っ先に頭に浮かんで来ると思いますが、実はシドニー市内やその近郊にも世界遺産があるので、街歩きのついでにふらっと立ち寄ることもできるんですよ。
それでは、今回はシドニー在住のスタッフが、シドニー市内、及びシドニー近郊にある世界遺産を、シドニー観光の現地在住者ならではのアドバイスも交えながらご紹介させていただきますね♪
シドニー・オペラハウス
人類の創造的才能を表現する傑作として、2007年に世界文化遺産登録をされたシドニー・オペラハウス (Sydney Opera House)は、シドニーのみならず、オーストラリアを代表するアイコンとして世界中の人々に知られている建築物です。シドニーに来たことがない人も、今までに一度はテレビや写真などでオペラハウスを見たことがあると思います。
デンマークの建築家ヨーン・ウツソンによって設計された画期的なデザインのオペラハウスは、1959年に工事を着工し、当初の完成予定の1963年という計画から大幅に遅れて1973年に完成しました。
ヨットの帆を思わせる外観は、360度どの角度から見ても美しいですが、特にシドニー湾内からシティを背景に見るオペラハウスはお勧めです。
オペラハウス、という名前が付けられていますが、実際には2679席のコンサート・ホール、1507席のジョーン・サザーランド劇場と呼ばれるオペラ劇場、544席のドラマシアター、そして398席のプレイハウスから成っています。
タイミングと時間、ご予算が許されるのであれば、事前にコンサートやオペラを予約して中のホールに入ることができますが、もっと気軽に、オペラハウスの外観や館内をガイドが説明してくれる日本語30分のツアーや、英語1時間のツアーもあり、今画期的なデザインの建築に関する話を実際実物を目の前にして聞いたり、大ホールの世界最大級のパイプオルガンを見たりすることができます(コンサートやオペラが開催中などの理由で大ホールに入れない場合もあります)。
また、毎年シドニーの冬の風物詩として開催される光の祭典「ビビッド・シドニー」では、いつもは夜、白くライトアップされているオペラハウスが、まるで絵を描くキャンパスのように光で映像や様々な模様が映し出されます。
新型コロナウィルスに起因する行動規制が実施されていた期間は、オペラハウスの館内見学ツアーも休止されていましたが、現在は英語、日本語のツアーどちらも再開されています。
英語によるツアーは、「ザ・シドニー・オペラハウス・ツアー」の他、毎週土曜日に催行される、特にオペラハウスの建築に関して焦点を当てる「オペラハウス・アーキテクチュアル・ツアー」、金曜日から日曜日の早朝出発、オペラハウスのバックステージを見ることのできる「バックステージ・ツアー」が、オペラハウス専属ガイドによって催行されています。
| 名称 | シドニー・オペラハウス (Sydney Opera House) |
|---|---|
| 住所 | Bennelong Point, Sydney NSW 2000(Google Map) |
| アクセス | タウン・ホールから徒歩25分、車で9分 |
| 世界遺産登録名 | シドニー・オペラハウス |
| タイプ | 世界文化遺産 |
| 登録年 | 2007年 |
| 料金 | オペラ、コンサートや内部見学のツアーにより料金が異なる |
| Web | https://www.sydneyoperahouse.com/ |
ハイドパーク・バラックス

2010年に世界文化遺産登録された「オーストラリアの囚人遺跡群」は、オーストラリア国内のニュー・サウス・ウェールズ州、西オーストラリア州、タスマニア州、そしてノーフォーク島の11か所に点在します。
1788年にオーストラリアへのイギリス人による入植が開始され、イギリスから囚人が強制労働者として移送され、またオーストラリアにもともと居住していたアボリジニの人々もまた、強制的に追いやられた、当時のヨーロッパ帝国主義による植民地拡大の証拠として、負の遺産を後世に伝えています。
その11か所の囚人遺跡群のひとつ、ハイド・パーク・バラックス (Hyde Park Barracks)は、1818年から1819年にかけてラックラン・マッコーリー総督の命により、囚人であり建築家でもあったフランシス・グリーンウェイによって建てられました。
もともとは、男性囚人の収容施設でしたが、その後女性の保護施設として使用され、1981年以降は歴史遺産として管理されるようになりました。現在は、博物館として公開されていて、当時の囚人の生活として、ハンモックの寝室や、囚人の管理方法などを学ぶことができます。
ハイド・パーク・バラックスの館内に入るのには以前は12ドルほどの入館料がかかっていましたが、現在は無料となっています。
シドニーシティのど真ん中、ハイド・パークのすぐ隣に位置し、ロイヤル・ボタニック・ガーデンやサーキュラー・キーにほど近いので、市内散策の際にぜひ足を運んでみてください。
| 名称 | ハイド・パーク・バラックス (Hyde Park Barracks) |
|---|---|
| 住所 | Queens Square, Macquarie St, Sydney NSW 2000(Google Map) |
| アクセス | タウン・ホールから徒歩8分 |
| 世界遺産登録名 | オーストラリアの囚人遺跡群 |
| タイプ | 世界文化遺産 |
| 登録年 | 2010年 |
| 料金 | 無料 |
| Web | https://hydeparkbarracks.sydneylivingmuseums.com.au/ |
コッカトゥー・アイランド
ハイド・パーク・バラックスと同じく「オーストラリアの囚人遺跡群」のひとつ、コッカトゥー・アイランド (Cockatoo Island)は、シドニー湾に浮かぶ最大の島で、現在ではオーストラリア国内・国外からの観光客にとって人気の観光スポットです。
1839年、ジョージ・ギプス総督の命により、コッカトゥー・アイランドに刑務所が設置され、その後刑務所としての役割が1869年にタスマニアのダーリンハースト刑務所に移されるまでの30年間、イギリスからの囚人を受け入れてきました。
その後、コッカトゥー・アイランドは拡張工事が行われ、オーストラリア海軍も使用する造船所として1992年まで操業していました。特に第二次世界大戦時には実に20隻もの船舶が、このコッカトゥー・アイランドで製造され、戦場に送り出されていました。
コッカトゥー・アイランドが再び一般公開されることになったのは2005年とつい最近のことです。現在では、カフェ、バー、レストラン、無料バーベキュー施設、散策路、公園などがあり、サーキュラー・キーからフェリーで30分、入島は無料なので、観光客のみならず、地元シドニーにとっても人気観光スポットとなっています。
また、キャンプ施設もあるので、キャンプ道具を持ち込んで場所だけ借りたり、快適な常設テントも用意されているので身軽にキャンプを体験することができます。BBQの食材も事前予約で現地調達できます。
コッカトゥー・アイランドの歴史に興味がある方には、ガイド付きツアーや、オーディオでのセルフ・ガイド・ツアー、金曜日と土曜日の夜のみ開催される18歳以上限定のゴースト・ツアーなど様々な志向のツアーも用意されています。
キャンプやツアーはスクールホリデー中や週末はかなり込みあうので、余裕をもって事前予約をした方がいいでしょう。
日本からの旅行者はあまりコッカトゥー・アイランドを訪れることはありませんが、シドニーで時間のある方には是非訪れていただきたい、シドニーの世界遺産の1つです。
| 名称 | コッカトゥー・アイランド (Cockatoo Island) |
|---|---|
| 住所 | Cockatoo Island campground, Sydney Harbour NSW 2000(Google Map) |
| アクセス | サーキュラー・キーからフェリーで15分 |
| 世界遺産登録名 | オーストラリアの囚人遺跡群 |
| タイプ | 世界文化遺産 |
| 登録年 | 2010年 |
| 料金 | 無料 |
| Web | http://www.cockatooisland.gov.au/ |
旧総督邸
旧総督邸 (Old Government House)は、シドニーの郊外パラマッタのパラマッタ・パーク内に位置する、ニュー・サウス・ウェールズ州の植民地初期のイギリス建築様式で建てられたオーストラリア最古の公共建築物です。
2899年から始まったイギリスからオーストラリアへの入植の歴史や当時のイギリス帝国の発展を象徴する建築物として、2010年にオーストラリアの囚人遺跡群の1つとして世界文化遺産に登録されました。
1800年から1848年まで、歴代のニュー・サウス・ウェールズ州総督が代々居住用に使用した邸宅ですが、現在残っている建物は、第6代のマッコーリー総督とその夫人が改装・増築を行ったもので、その1820年代に建てられた建築様式が、現在は一般公開されていて、当時の生活の様子をうかがい知ることができます。
この旧総督邸があるパラマッタ・パークは、旧パラマッタ政府の敷地を1858年に公共のものとし、85ヘクタールもの敷地にはピクニック・エリア、プレイグラウンド、サイクル・ロード、ウォーキング・ロード、レクリエーション・エリア、カフェ、レストランなどが揃っています。
旧総督邸の観光がてらパラマッタ・パークを散策したり、芝生でピクニック、カフェでゆっくり、などするのもいいですね♪
| 名称 | 旧総督邸 (Old Government House) |
|---|---|
| 住所 | Parramatta Park, Cnr Pitt and Macquarie Streets, Parramatta NSW 2150(Google Map) |
| アクセス |
タウン・ホールから車で40分 |
| 世界遺産登録名 | オーストラリアの囚人遺跡群 |
| タイプ | 世界文化遺産 |
| 登録年 | 2010年 |
| 料金 | 入場料:大人$15、コンセッション$12、子ども(6-16歳)$12 |
| Web | https://www.nationaltrust.org.au/places/old-government-house/ |
ブルーマウンテンズ
シドニーを訪れる観光客の人気ナンバー観光スポットと言えば、何といってもブルーマウンテンズ (Blue Mountains)。
シドニー市内から西へ81km、車で約1時間ちょっと、電車で約2時間の場所に位置する国立公園です。 シドニーオリンピックが開催された2000年にユネスコの世界自然遺産として登録され、ブルーマウンテンズの名前は世界に知れ渡りました。
ブルーマウンテンズの名前の由来は、ユーカリの木から揮発されるユーカリ・オイルが太陽光に反射して青く霞んで見えることがあるからだそうです。
ブルーマウンテンズ国立公園の面積は約27万ヘクタールと広大ですが、日帰りで訪れる観光客に最もポピュラーな場所は、シーニック・ワールド、エコーポイント展望台、そしてスリー・シスターズです。
ふもとも町ルーラや、ブルーマウンテンズの最寄りカトゥーンバ駅があるカトゥーンバも、かわいらしいアンティーク・ショップやお土産屋、マーケットなどがあり、大切な友人や家族へのお土産探しにぴったりです。
時間に余裕があれば、ぜひ1泊2日して、国立公園内に設けられたトレッキング・コースを散策したり、国立公園内のところどころに設けられた展望台から様々な角度のブルーマウンテンズを観察してみるなど、都会の喧騒を離れて大自然にどっぷり漬かってみることもお勧めです。
| 名称 | ブルーマウンテンズ (Blue Mountains) |
|---|---|
| 住所 | New South Wales(Google Map) |
| アクセス | ビジター・インフォメーション・センターから徒歩4分 |
| 世界遺産登録名 | グレーター・ブルー・マウンテンズ地域 |
| タイプ | 世界自然遺産 |
| 登録年 | 2000年 |
| 料金 | 基本的に無料。シーニック・ワールドの乗り物などは有料 |
| Web | https://www.nationalparks.nsw.gov.au/visit-a-park/parks/blue-mountains-national-park |
オールド・グレート・ノース・ロード
Conollyb at Wikipedia CC BY-SA 3.0
オールド・グレート・ノース・ロード (Old Great North Road)は、1826年から1836年にかけて、ニュー・サウス・ウェールズ州の植民地時代に建設された道路です。
農地開発のため、シドニー郊外のファイブ・ドックからワイズマンズ・フェリーを経由し、北西のハンター地域まで、実にその長さ260kmを、男性囚人の労働力によって建設されました。
その歴史的な重要性から、現在では2010年に登録されたオーストラリアの囚人遺跡群のひとつになっています。
流刑植民地であったオーストラリアのニュー・サウス・ウェールズ州において、内陸開拓はその当時重要課題であり、オールド・グレート・ノース・ロードは1830年代にはシドニーからホークスベリー、そしてハンター地域へのライフライン的な役割を果たしていました。
しかし、1832年にホークスベリーに蒸気船のサービスが開始され、その50年後には鉄道がその辺りを走り始めると、オールド・グレート・ノース・ロードの必要性は急激になくなり、補修工事もされないまま放置され風化していきました。
また、車やバイクなどの通行により更にダメージは進み、現在では車やバイクの通行は禁止、一部がトレッキング用として公開されています。
特に、ワイズマンズ・フェリー近くのディバインズ・ヒル・ルートは9km、3時間半から4時間半のループ・トレッキングコースになっています。
石に刻まれた囚人の落書きがあったり、機械ではなく囚人の手で削られた岩壁や、ひとつひとつ敷き詰められた石畳などを見ることができます。
| 名称 | オールド・グレート・ノース・ロード (Old Great North Road) |
|---|---|
| 住所 | Old Great North Road, NSW(Google Map) |
| アクセス | シドニー市内から車で2時間25分 |
| 世界遺産登録名 | オーストラリアの囚人遺跡群 |
| タイプ | 世界文化遺産 |
| 登録年 | 2010年 |
| 料金 | 無料 |
| Web | https://www.nationalparks.nsw.gov.au/things-to-do/walking-tracks/old-great-north-road-world-heritage-walk |
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シドニーの旅行手配
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