メルボルン大学見学ガイド|一般旅行者のキャンパス見学・見どころ・歴史・入学難易度
メルボルン(Melbourne)中心部の北側、パークビル(Parkville)に広がるメルボルン大学(The University of Melbourne)は、1853年に設立されたオーストラリア最古級の大学です。ビクトリア州では最古、オーストラリア全体ではシドニー大学に次いで2番目に古い大学で、歴史的建築と現代的な研究施設が同じキャンパスに混在しています。
旅行者が見学する中心となるのはパークビル・キャンパス(Parkville Campus)です。メルボルンCBDから北へ約2km。ゴシック様式のオールド・クアッド、学生が集まるサウス・ローン、ウィルソン・ホール、ベイリュー図書館、ポッター美術館、サイエンス・ギャラリーなど、学生でなくても楽しめる場所がまとまっています。
大学公式の一般観光客向けガイドツアーは現在ありませんが、約1時間で回れる公式セルフガイド・ウォーキングツアーが用意されています。一般来訪者もキャンパスを歩くことができ、大学図書館や一部の美術館・博物館も利用できます。
2026年6月に発表されたQS世界大学ランキング2027では、メルボルン大学は世界22位、オーストラリア国内2位。学術評価と雇用者評価では国内トップクラスで、研究・教育の両面で世界的に高く評価されています。
この記事では、日本からの旅行者と在豪邦人向けに、2026年9月現在の公式情報をもとに、パークビル・キャンパスを中心として、学生でない人の見学方法、見るべき場所、一般公開施設、見学時の注意、アクセス、大学の歴史、世界ランキング、入学難易度、有名な卒業生まで詳しく紹介します。
- メルボルン大学とは?
- メインキャンパスはパークビル
- 学生でなくても見学できる?
- 観光ならセルフガイドがおすすめ
- 一般観光客向けガイドツアーはある?
- 見学におすすめの曜日・時間
- 旅行者向けおすすめ見学ルート
- オールド・クアッド
- サウス・ローン
- ウィルソン・ホール
- ベイリュー図書館
- ポッター美術館
- サイエンス・ギャラリー・メルボルン
- グレインジャー博物館
- システム・ガーデン
- プロフェッサーズ・ウォーク
- 屋外彫刻とアート
- 旅行者が入らない方がよい場所
- 写真撮影・見学時のマナー
- 大学の歴史
- 1853年創設、1855年に授業開始
- オールド・クアッドと8時間労働運動
- 女性の入学
- ノーベル賞受賞者との関わり
- 世界ランキング
- 入学難易度
- ATARとセレクション・ランク
- 学部別の難易度例
- 日本から出願する場合
- 有名な卒業生
- メルボルン市内からのアクセス
- パークビル駅を利用する
- トラムで行く
- 車で行く場合
- 1~2時間のおすすめ見学プラン
- よくある質問(FAQ)
メルボルン大学とは?


メルボルン大学は1853年、ビクトリア州議会の法律によって設立された総合大学です。
現在は58,000人を超える学生が在籍し、卒業生は52万人以上。学生の約46%が留学生で、150以上の国籍から学生が集まる国際色の強い大学です。
オーストラリアの主要研究大学8校で構成されるグループ・オブ・エイト(Group of Eight)の一員で、医学、法律、ビジネス、工学、理学、人文、芸術など幅広い分野を扱っています。
| 大学名 | メルボルン大学 |
|---|---|
| 設立 | 1853年 |
| 授業開始 | 1855年 |
| メインキャンパス | パークビル |
| 学生数 | 58,000人以上 |
| QS世界大学ランキング2027 | 世界22位・オーストラリア2位 |
| Web | メルボルン大学公式サイト |
メインキャンパスはパークビル
旅行者が見学するなら、大学の原点であり最大のキャンパスであるパークビル・キャンパスが中心です。
CBDの北側、グラッタン・ストリート(Grattan Street)、スワンストン・ストリート(Swanston Street)、ロイヤル・パレード(Royal Parade)周辺に広がり、市内中心部から徒歩でもアクセスできる距離にあります。
1850年代の石造建築から、20世紀の大学建築、現代的な学生施設、医療・研究施設までが混在し、キャンパスそのものがメルボルンの都市史を感じられる場所になっています。
南側のグラッタン・ストリートを越えると、メルボルン・コネクトや医学・研究施設へと大学の機能が広がっていますが、観光目的なら歴史的な旧キャンパス側を中心に歩くのが分かりやすいでしょう。
学生でなくても見学できる?
はい。大学は一般来訪者向けにセルフガイド・キャンパスツアーを公式に案内しています。
オールド・クアッド、サウス・ローン、ユニオン・ローン、システム・ガーデンなど屋外エリアは通常自由に歩くことができます。
大学図書館も一般の来館者を受け入れており、ポッター美術館、サイエンス・ギャラリー、グレインジャー博物館など、観光客が実際に入館できる文化施設もあります。
ただし、大学は現役の教育・研究施設です。教室、研究室、学生寮、カードアクセス区域など、一般公開されていない場所へ観光目的で入ることはできません。
観光ならセルフガイドがおすすめ
一般旅行者には、大学公式のセルフガイド・ウォーキングツアーがおすすめです。
公式マップでは、パークビル・キャンパスの建築や景観の歴史をたどるルートが紹介されており、所要時間は約1時間です。
旅行者なら公式ルートを基本にしつつ、オールド・クアッド、サウス・ローン、ベイリュー図書館、ポッター美術館など、自分が興味のある場所を追加すると歩きやすいでしょう。
一般観光客向けガイドツアーはある?
2026年9月現在、メルボルン大学は一般観光客、個人グループ、商業・観光グループ向けの定時ガイドツアーを実施していません。
大学が行う対面ツアーは主にオーストラリア国内外の学校グループ向けで、事前申込制です。
そのため、観光旅行で訪れる場合はセルフガイドが基本になります。大学側も一般来訪者には公式ウォーキングマップを案内しています。
見学におすすめの曜日・時間
観光目的なら、火~金曜日の11:00~16:00頃が特におすすめです。
この時間帯ならポッター美術館、サイエンス・ギャラリーなど一般公開施設を組み込みやすく、学生が行き交う普段のキャンパスの雰囲気も感じられます。
月曜日はグレインジャー博物館が開館していますが、ポッター美術館やサイエンス・ギャラリーは休館日です。文化施設を複数見たい場合は曜日を確認してください。
大学試験、卒業式、大型イベントの開催日は、通常より混雑したり一部エリアへのアクセスが制限されたりすることがあります。
旅行者向けおすすめ見学ルート
| 順番 | 場所 | 見どころ |
|---|---|---|
| 1 | パークビル駅・グラッタン・ストリート側 | 新しい玄関口から歴史的キャンパスへ入る |
| 2 | オールド・クアッド | 1850年代から続く大学最古の建物 |
| 3 | サウス・ローン | 学生の日常と大学らしい景観 |
| 4 | ウィルソン・ホール | 卒業式などが行われる大学の象徴的ホール |
| 5 | ベイリュー図書館 | 一般来館者も利用できる主要図書館 |
| 6 | システム・ガーデン | 19世紀から続く植物教育の歴史 |
| 7 | ポッター美術館 | 無料で楽しめる大学美術館 |
| 8 | サイエンス・ギャラリー | アートと科学を融合した現代的展示 |
建築とキャンパス景観だけなら約1時間、図書館や美術館まで見るなら1時間半~2時間ほどあるとゆっくり回れます。
オールド・クアッド
オールド・クアッド(Old Quad)は、メルボルン大学を象徴する歴史建築です。
1854年に工事が始まり、1855年に東西両翼、1857年に北翼が完成。大学最初期の講義室、教員住宅、図書館、博物館、大学行政の機能が置かれました。
チューダー・ゴシック様式の石造建築で、アーチ状の回廊と中庭が印象的です。大学を初めて訪れる旅行者なら、まずここを見ておくと「メルボルン大学らしさ」を感じやすいでしょう。
現在は展示や大学行事にも使われています。一般来訪者向けの入口・展示スペースが利用できる一方、すべての部屋が自由に見学できるわけではありません。
サウス・ローン
サウス・ローン(South Lawn)は、オールド・クアッド南側に広がる芝生エリアです。
晴れた日には学生が芝生で食事をしたり、友人と話したりする姿が見られ、メルボルン大学の日常を感じやすい場所です。
現在のサウス・ローンの下には地下駐車場があり、その構造柱に合わせて地上の木々が配置されています。歴史建築と20世紀のランドスケープ設計が重なっている点も面白いところです。
ウィルソン・ホール
ウィルソン・ホール(Wilson Hall)は、卒業式や公式行事に使われる大学の主要ホールです。
初代ウィルソン・ホールは19世紀に建てられましたが、1952年の火災で焼失。現在の建物は1956年に完成した近代建築です。
イベントがない時でも外観は見学できます。内部は卒業式、講演、式典などの利用状況により自由に入れない場合があります。
ベイリュー図書館
ベイリュー図書館(Baillieu Library)は、パークビル・キャンパスを代表する人文・社会科学系の図書館です。
大学公式案内では、一般の来館者も開館時間中に図書館を訪れ、公開スペースや蔵書を利用できます。
一般来訪者は公共スペースを利用できますが、学生・職員専用の時間外学習エリア、予約制の部屋、学生向け機器などは利用できません。
2026年は特別コレクションの移転作業が進められており、一部資料へのアクセスが制限されています。単なる見学なら大きな影響はありませんが、特定資料の閲覧が目的なら最新案内を確認してください。
ポッター美術館
ポッター美術館(Potter Museum of Art)は、一般旅行者に特におすすめしたい大学施設です。
2025年に再オープンした大学美術館で、メルボルン大学の歴史的コレクションと現代美術、先住民アートなどを紹介しています。
2026年9月現在、火~土曜日11:00~17:00、入場無料です。
キャンパスの歴史建築を見るだけでなく、現在の大学がどのように文化・芸術と関わっているかを見る場所としても価値があります。
サイエンス・ギャラリー・メルボルン
サイエンス・ギャラリー・メルボルン(Science Gallery Melbourne)は、グラッタン・ストリート南側のメルボルン・コネクト(Melbourne Connect)にある、アートと科学を融合した展示施設です。
2026年9月現在、水~土曜日11:00~17:00、入場無料。科学、テクノロジー、環境、社会課題などを現代アートや参加型展示で紹介しています。
歴史的なオールド・クアッドと対照的で、メルボルン大学の「現在と未来」を感じられる施設です。
グレインジャー博物館
グレインジャー博物館(Grainger Museum)は、オーストラリア出身の作曲家パーシー・グレインジャー(Percy Grainger)の生涯と創作を紹介する博物館です。
楽譜や楽器だけでなく、実験的な音響機器、衣装、民俗資料、アートなど10万点を超える資料を所蔵しています。
2026年9月現在、一般公開は大学学期中の月曜日13:00~16:00。開館日が限られるため、旅行日程と合えば立ち寄る価値があります。
システム・ガーデン
システム・ガーデン(System Garden)は、19世紀から続く植物教育のための庭園です。
大学創設初期の自然科学教育と深く関わり、植物を分類体系に沿って配置する考え方から「システム・ガーデン」と呼ばれています。
大学の中心部にありながら静かで緑が多く、歴史建築の見学の合間に休憩する場所としてもおすすめです。
プロフェッサーズ・ウォーク
プロフェッサーズ・ウォーク(Professors Walk)は、キャンパス初期の教授住宅が並んでいた歴史を伝えるエリアです。
創設期の教授たちはキャンパス内に住み、大学は単なる通学先ではなく、教員と学生の生活が密接に結びついた場所でした。
現在は周囲の建物や用途が変わっていますが、オールド・クアッドと一緒に見ると、19世紀の大学生活を想像しやすくなります。
屋外彫刻とアート
パークビル・キャンパスには、歴史的建築だけでなくさまざまな屋外彫刻やパブリックアートが点在しています。
大学公式マップでも彫刻や文化施設が紹介されており、サウス・ローン、ユニオン・ローン、アート&カルチュラル・ビルディング周辺などを歩くと作品を見つけられます。
建物だけを目的にせず、歴史建築・現代建築・アート・緑地をまとめて見ると、パークビル・キャンパスの面白さが分かりやすくなります。
旅行者が入らない方がよい場所
パークビル・キャンパスは一般来訪者も歩けますが、大学は観光施設ではありません。次のような場所へ観光目的で入るのは避けましょう。
- 授業中の講義室・演習室
- 研究室・実験室
- 学生証・職員証が必要なカードアクセス区域
- 教職員専用オフィス
- 学生寮の居住区域
- 試験会場
- 病院・臨床・研究施設の非公開区域
- 「Authorised access only」「Staff only」などの表示がある場所
一般旅行者は、オールド・クアッド、図書館の一般利用エリア、美術館、博物館、芝生や庭園など、大学側が一般来訪者を受け入れている場所を中心に回るのが安心です。
写真撮影・見学時のマナー
屋外の建物、芝生、彫刻などを個人旅行の記念として撮影する程度なら、通常の観光と同じ感覚で楽しめます。
ただし学生や教職員が日常的に学び働く場所です。学生の顔を大きく撮る、授業中の教室を撮影する、入口や通路を長時間ふさぐ、といった行為は避けましょう。
オールド・クアッド、ポッター美術館、グレインジャー博物館、図書館など建物内部では、それぞれの施設の撮影ルールを優先してください。
三脚、大規模な撮影、商業撮影、モデル撮影、ドローン撮影などは一般的な旅行写真とは扱いが異なり、大学の許可が必要になる場合があります。
大学の歴史
メルボルン大学は、ゴールドラッシュ期に急速に発展していたビクトリア植民地で、高等教育機関を設ける必要性が高まったことから誕生しました。
1853年に州議会の法律で設立され、1855年に授業を開始。最初の学生はわずか十数人、教授も数人という小規模な大学でした。
| 年 | 主な出来事 |
|---|---|
| 1853年 | ビクトリア州議会の法律により設立 |
| 1854年 | オールド・クアッド建設開始 |
| 1855年 | 授業開始 |
| 1856年 | オールド・クアッド建設現場が8時間労働運動と関係 |
| 1857年 | 法学教育を開始 |
| 1862年 | 医学教育を開始 |
| 1879年 | 女性の入学を認める方向へ |
| 1880年代 | 女性学生が大学教育へ本格的に参加 |
| 1959年 | ベイリュー図書館開館 |
| 2025年 | ポッター美術館再オープン、リチャード・ロブソン教授がノーベル化学賞 |
1853年創設、1855年に授業開始
メルボルン大学は1853年に設立され、ビクトリア州で最初の大学となりました。
最初の授業は1855年に始まり、当初提供された学位は文学士。ラテン語やギリシャ語が必修で、現在の巨大な総合大学とはまったく異なる小さな教育機関でした。
初代学長はレドモンド・バリー(Redmond Barry)。後にネッド・ケリー裁判でも知られる最高裁判事で、大学創設に大きな役割を果たしました。
オールド・クアッドと8時間労働運動
オールド・クアッドは大学最初の建物であるだけでなく、メルボルンの労働史とも関係があります。
1856年4月21日、建設に携わっていた石工たちが仕事を止め、ほかの建設現場の労働者とともに議会へ向かい、8時間労働制を求めました。
この運動はオーストラリアの労働運動史で重要な出来事とされ、メルボルンが世界でも早い時期に8時間労働の実現へ進んだ象徴的なエピソードです。
女性の入学
創設当初の大学は男性中心でしたが、19世紀後半になると女性の高等教育への参加が進みます。
1879年に大学は女性の入学を認める方向へ進み、1880年代には女性学生が正式に大学教育へ参加するようになりました。
その後、医学、法律、文学、科学などさまざまな分野で女性卒業生が活躍し、大学の歴史を大きく変えていきました。
ノーベル賞受賞者との関わり
メルボルン大学は、多くのノーベル賞受賞者と関わりがあります。
代表的な人物には、テロメアとテロメラーゼの研究で2009年ノーベル生理学・医学賞を受賞したエリザベス・ブラックバーン(Elizabeth Blackburn)、免疫学研究で1996年に同賞を受賞したピーター・ドハーティ(Peter Doherty)がいます。
さらに2025年には、メルボルン大学で長年研究・教育を続けてきたリチャード・ロブソン(Richard Robson)教授が、金属有機構造体の開発によりノーベル化学賞を受賞しました。
研究大学としての評価だけでなく、こうした長期的な基礎研究が世界的成果につながっている点も、メルボルン大学を理解するうえで重要です。
世界ランキング
2026年6月に発表されたQS世界大学ランキング2027で、メルボルン大学は世界22位となりました。
オーストラリア国内では2位。学術評価では世界19位・国内1位、雇用者評価でも国内1位となっており、研究者と企業の双方から高い評価を受けています。
また別のランキングでは、タイムズ・ハイヤー・エデュケーション世界大学ランキング2026とARWU 2026で世界37位・国内1位となっています。
世界大学ランキングは評価方法によって順位が異なるため、一つの数字だけで大学の優劣を決めることはできませんが、オーストラリアを代表する研究大学であることは共通しています。
入学難易度
日本の大学のように「メルボルン大学の偏差値は○○」と一つの数字で表すことはできません。
オーストラリアでは、学部・コースごとに前年の最低セレクション・ランク(Lowest Selection Rank)や必要科目が異なります。
大学全体として難関ですが、農学、文学、デザイン、理学、商学、バイオメディシンなどで必要なランクには大きな差があります。
また、メルボルン大学は「メルボルン・モデル」と呼ばれる教育体系を採用し、法律のジュリス・ドクターや医学のドクター・オブ・メディシンなど一部の専門職資格は大学院レベルで学ぶ仕組みです。
ATARとセレクション・ランク
ATAR(Australian Tertiary Admission Rank)は、オーストラリアの高校卒業生が大学進学で使う順位指標です。
セレクション・ランクはATARに、大学が認める調整要素などを反映した入学選考上のランクです。
大学が公表する「前年の最低セレクション・ランク」は、その年度にオファーを受けた国内Year 12応募者の目安であり、翌年の合格を保証する点数ではありません。
学部別の難易度例
2026年入学実績として大学が公表している国内Year 12応募者の最低セレクション・ランクを見ると、学部ごとの差が分かります。
| コース例 | 2026年最低セレクション・ランク |
|---|---|
| 農学士 | 72.25 |
| 文学士 | 85.00 |
| デザイン学士 | 85.00 |
| バイオメディシン学士 | 90.00 |
| 理学士 | 91.00 |
| 商学士 | 92.00 |
| 口腔保健学士 | 94.10 |
これらは2027年入学の目安として大学が案内している前年実績です。応募者数や定員によって毎年変わるため、進学目的なら最新のコースページを確認してください。
日本から出願する場合
日本の高校や大学から出願する場合、ATARそのものを持っている必要はありません。
大学が認める海外の高校卒業資格、IB、Aレベル、大学での学習歴などを基に審査され、希望する学位の学力条件、必要科目、英語力条件を満たす必要があります。
国際学生向けには、資格によって保証スコア、最低スコア、参考となる入学スコアが設定されています。日本の偏差値や評定をATARへ自己換算せず、最新の国際入学条件を確認するのが安全です。
有名な卒業生
メルボルン大学は、政治、文学、研究、法律、芸能など幅広い分野に著名な卒業生を送り出しています。
ジュリア・ギラード
ジュリア・ギラード(Julia Gillard)は、オーストラリア初の女性首相。メルボルン大学で法学と文学を学び、法学士を1986年、文学士を1989年に取得しました。
ハロルド・ホルト
ハロルド・ホルト(Harold Holt)は第17代オーストラリア首相。1930年に法学士を取得し、長く連邦政界で活動しました。
ジャーメイン・グリア
ジャーメイン・グリア(Germaine Greer)は、作家・研究者として知られ、1961年に文学士(オナーズ)を取得しました。
ピーター・シンガー
ピーター・シンガー(Peter Singer)は、倫理学や動物倫理で世界的に知られる哲学者です。1968年に文学士(オナーズ)、1969年に文学修士を取得しました。
ロンニー・チェン
ロンニー・チェン(Ronny Chieng)は、コメディアン、俳優として国際的に活躍。2009年に法学士と商学士を取得しています。
イアン・フレイザー
イアン・フレイザー(Ian Frazer)は、HPVワクチン「ガーダシル」の開発で知られる医学研究者です。1988年にメルボルン大学で医学博士号を取得しました。
メルボルン市内からのアクセス
パークビル・キャンパスはCBDのすぐ北側にあり、観光客にとってアクセスしやすい大学です。
| 方法 | おすすめ |
|---|---|
| 電車 | パークビル駅から徒歩すぐ |
| トラム | スワンストン・ストリートのメルボルン大学停留所 |
| 徒歩 | メルボルン・セントラル周辺から約15~20分 |
| バス | グラッタン・ストリート、ロイヤル・パレード周辺 |
| 車 | キャンパス内外の有料駐車場を利用 |
2026年現在はパークビル駅が利用できるため、以前より鉄道でのアクセスが大幅に便利になっています。
パークビル駅を利用する
パークビル駅(Parkville Station)は、メトロ・トンネル(Metro Tunnel)の新駅で、グラッタン・ストリート地下にあります。
駅の出口は大学の学生街・研究施設に近く、パークビル・キャンパスを見学する旅行者にとって最も分かりやすい鉄道アクセスになりました。
キャンパス南側へはゲート7・ゲート8付近から入りやすく、そこからオールド・クアッドやサウス・ローン方面へ歩けます。
CBDから鉄道で来る場合は、メトロ・トンネルを通るサービスの最新運行状況を確認してください。
トラムで行く
メルボルンらしい移動方法ならトラムも便利です。
スワンストン・ストリートを走る1、3・3a、5、6、16、64、67、72系統はメルボルン大学停留所(Stop 1 Melbourne University)まで行きます。
ロイヤル・パレード側には19系統が走っています。
注意したいのは、メルボルン大学のパークビル・キャンパスはフリー・トラム・ゾーンの外にあることです。市内中心部からトラムで訪れる場合は、マイキ(myki)など有効な運賃支払い方法が必要です。
車で行く場合
パークビル・キャンパス周辺には大学の有料駐車場や路上駐車がありますが、平日日中は混雑しやすいエリアです。
オールド・クアッドには専用駐車場がなく、キャンパス内の一般駐車場や周辺の有料駐車場を利用します。
メルボルンCBDから近く、パークビル駅やトラムも便利なので、純粋な観光目的なら公共交通を利用する方が簡単です。
車椅子利用者向けの駐車区画や段差の少ないルートは、大学のインタラクティブ・マップで確認できます。
1~2時間のおすすめ見学プラン
約1時間・歴史建築中心
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 0~15分 | パークビル駅またはグラッタン・ストリート側からキャンパスへ |
| 15~30分 | オールド・クアッドと回廊 |
| 30~45分 | サウス・ローン、ウィルソン・ホール |
| 45~60分 | ベイリュー図書館外観、システム・ガーデン |
約2時間・一般公開施設込み
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 0~30分 | オールド・クアッド、サウス・ローン |
| 30~50分 | ベイリュー図書館、システム・ガーデン |
| 50~80分 | ポッター美術館 |
| 80~100分 | 学生街・現代建築を見ながらグラッタン・ストリートへ |
| 100~120分 | サイエンス・ギャラリー・メルボルン |
月曜日に訪れる場合は、ポッター美術館やサイエンス・ギャラリーの代わりに、開館日ならグレインジャー博物館を組み込むとよいでしょう。
メルボルン大学の見学に関するよくある質問(FAQ)
はい。パークビル・キャンパスは一般来訪者も歩いて見学できます。オールド・クアッド、芝生、庭園のほか、図書館、美術館、博物館など一般公開施設もあります。
屋外キャンパスのセルフガイド見学は無料です。ポッター美術館とサイエンス・ギャラリーも無料です。飲食、交通、駐車などには別途料金がかかります。
2026年9月現在、一般観光客や個人グループ向けの対面ガイドツアーは行われていません。公式セルフガイド・ウォーキングマップを利用するのがおすすめです。
初めてならオールド・クアッドがおすすめです。大学創設期の建物で、アーチ状の回廊と中庭がメルボルン大学を象徴する景観になっています。
QS世界大学ランキング2027では世界22位、オーストラリア国内2位です。
学部によって異なります。2026年の国内最低セレクション・ランク実績では文学・デザイン85、バイオメディシン90、理学91、商学92などとなっています。
元首相ジュリア・ギラードとハロルド・ホルト、哲学者ピーター・シンガー、作家ジャーメイン・グリア、コメディアンのロンニー・チェン、医学研究者イアン・フレイザーなどがいます。
現在はパークビル駅が最寄りで便利です。スワンストン・ストリートのトラムも多数利用できますが、パークビル・キャンパスはフリー・トラム・ゾーンの外です。
歴史建築と屋外スポットだけなら約1時間、図書館やポッター美術館、サイエンス・ギャラリーまで見るなら1時間半~2時間ほど考えておくとよいでしょう。
メルボルンの旅行手配
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