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オーストラリアのスーパーや百貨店、ショッピングセンターを歩いていると、レジ周辺にたくさんのギフトカードが並んでいるのを見かけます。
ウールワース(Woolworths)、コールズ(Coles)、マイヤー(Myer)、Kマート(Kmart)など特定の店で使うタイプだけでなく、VisaやMastercardの決済網を利用するプリペイド型ギフトカードもあり、誕生日やクリスマス、ちょっとしたお礼の定番として広く利用されています。
日本のギフト券と似ていますが、オーストラリアでは有効期限、使える店舗、オンラインでの利用、残高、手数料などを確認することが重要です。
特に覚えておきたいのが、オーストラリアでは2019年11月1日以降に販売された多くのギフトカードについて、原則として最低3年間使えることが法律で求められている点です。また、購入後にカード有効化手数料、口座維持手数料、残高照会手数料、未使用手数料などを差し引くことも原則として禁止されています。
一方、カードを買う時点で発生する購入手数料や、外貨で使った場合の外貨換算手数料などは別です。例えばオーストラリア・ポスト(Australia Post)のMastercardギフトカードでは、カード購入時にA$5.95の購入費用がかかります。
この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、スーパー・百貨店系ギフトカード、Visa・Mastercard系プリペイドカード、有効期限、残高確認、支払いを分ける方法、オンライン利用、紛失、詐欺対策まで詳しく紹介します。
- オーストラリアのギフトカードとは?
- 大きく分けて2種類
- 実物のギフトカード
- 電子ギフトカード
- 多くのギフトカードは最低3年間有効
- 3年ルールの例外
- 有効期限はカードに表示される
- 購入後の手数料は原則禁止
- 購入時の手数料は別
- 現金にはできないのが一般的
- 一度で全部使う必要はない?
- 残高の確認方法
- ウールワース系ギフトカード
- コールズ・ギフトカード
- コールズ・グループ&マイヤー・ギフトカード
- マイヤー・ギフトカード
- Kマート・ギフトカード
- ターゲット・ギフトカード
- Visa・Mastercard系ギフトカードとは?
- オーストラリア・ポストのMastercardギフトカード
- Activ Visaなどスーパーで買えるカード
- レジで有効化が必要
- プリペイド型はどこで使える?
- 使えない取引もある
- ホテル・レンタカーでは注意
- 残高不足時に支払いを分ける方法
- オンラインで使う時
- ギフトカードで買った商品の返金
- 紛失・盗難
- ギフトカード詐欺に注意
- 旅行者が自分用に買うメリットは?
- ギフトとして買うならどれが便利?
- ギフトカードで使う英語
- 旅行者向けのコツ
- よくある質問(FAQ)
オーストラリアのギフトカードとは?


ギフトカードは、あらかじめ一定額を入れておき、その金額の範囲内で商品やサービスの購入に使うカードや電子コードです。
誕生日、クリスマス、結婚祝い、卒業祝い、お礼、企業の報奨など、現金を直接渡す代わりに広く利用されています。
オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)では、ギフトカードを、一定額の金銭的価値を入れ、その価値と引き換えに商品やサービスを購入できるものとして説明しています。
大きく分けて2種類
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 店舗・小売店専用ギフトカード | 特定の店・グループで使う |
| Visa・Mastercard系プリペイドギフトカード | 対応するVisa・Mastercard加盟店で使う |
旅行者に分かりやすいのは、ウールワースやKマートなど店名がそのまま書かれたカードです。
Visa・Mastercard系は利用範囲が広い反面、購入手数料や利用できない取引など、独自の条件があります。
実物のギフトカード
プラスチックや紙など、実物のカードがあるタイプです。
スーパー、百貨店、Kマートなどのレジ周辺に多数並んでいます。
購入時に希望金額を指定するものと、A$50、A$100など金額があらかじめ決まっているものがあります。
プレゼントとして直接渡しやすく、スマートフォンの操作が苦手な人にも使いやすいのが利点です。
電子ギフトカード
電子ギフトカード(eGift Card)は、カード番号やバーコード、QRコードなどをメールやアプリで受け取るタイプです。
実物のカードを郵送する必要がなく、すぐ送れるため、オーストラリアでは非常に一般的です。
店舗ではスマートフォン画面のバーコードを提示し、オンラインではギフトカード番号や暗証番号、利用コードなどを入力して使います。
多くのギフトカードは最低3年間有効
オーストラリアでは、2019年11月1日以降に購入・提供された多くのギフトカードは、少なくとも3年間利用できることが法律で定められています。
つまり一般的な店舗用ギフトカードで、「購入から6か月で失効」といった極端に短い期限を設定することは原則としてできません。
ただし、企業が3年より長い期限を設定することは可能です。
例えば現在、コールズ・ギフトカードは4年間、Kマート・ギフトカードも4年間有効な商品があります。ウールワースの一部主要ギフトカードには有効期限がありません。
ACCC – Gift cards and discount vouchers
3年ルールの例外
すべての割引券やギフトカードが必ず3年以上使えるわけではありません。
ACCCが挙げる主な例外には、
- 残高を追加できるカード
- 無料の販促として配られた割引券
- 特定期間のイベントだけで使う割引券
- 本来の価値より大幅な割引で販売された割引券
- 従業員向け報奨制度
- 顧客向け会員制度の特典
- 一時的な販売促進キャンペーン
などがあります。
例えば「会員特典としてもらったA$10分の特典」は、通常購入するギフトカードとは違い、短い有効期限になっていることがあります。
有効期限はカードに表示される
通常のギフトカードでは、有効期限または有効期間を分かりやすく表示する必要があります。
例えば「Valid for 4 years from date of issue」と書かれていれば「発行日から4年間有効」という意味なので、発行日も確認してください。
「No Expiry」と書かれていれば「有効期限なし」という意味です。
旅行者は購入したその日にスマートフォンでカードの表裏を撮影しておくと、有効期限やカード番号を確認しやすくなります。
購入後の手数料は原則禁止
2019年11月1日以降の対象となるギフトカードでは、購入後に受取人から次のような費用を徴収することは原則として禁止されています。
- カード有効化手数料
- 口座・カード維持手数料
- 残高照会手数料
- 未使用による手数料
「使わずに1年置いていたら毎月A$2ずつ残高が減る」といった仕組みは、一般的な対象ギフトカードでは認められていません。
購入時の手数料は別
購入後の手数料は禁止されていますが、カード購入時に一度だけ発生する購入手数料まで禁止されているわけではありません。
特にVisa・Mastercard系のプリペイドギフトカードでは、額面とは別に購入費用が必要になる商品があります。
例えばオーストラリア・ポストのMastercardギフトカードは、現在、実物カード・電子カードとも購入時にA$5.95のカード購入費用がかかり、A$20~A$500を入れることができます。
また、外貨で利用した時の外貨換算手数料などは、購入後の手数料禁止の対象外となる場合があります。
現金にはできないのが一般的
ギフトカードは通常、現金への交換ができません。
A$100のギフトカードを持って店へ行き、「A$100を現金でください」と換金することは基本的にできません。
残高が少額になっても現金として払い戻せないカードが一般的なので、有効期限前に使い切るのがおすすめです。
一度で全部使う必要はない?
多くの店舗専用ギフトカードは、一度で全額を使う必要はありません。
例えば残高A$100からA$35を使えば、残ったA$65を次回の買い物に使えます。
ただしカードによって条件は違うため、利用規約を確認してください。
残高の確認方法
ギフトカードの残高は、
- 公式ウェブサイト
- アプリ
- 店頭のサービスカウンター
- レシート
- 電話
などで確認できます。
Visa・Mastercard系では、専用サイトへカード番号と利用コードを入力して、残高や利用履歴を確認するタイプが一般的です。
残高が分からないまま高額商品を買おうとすると決済が通らないことがあるため、事前に確認しておくのがおすすめです。
ウールワース系ギフトカード
ウールワース系では、ウールワース・ギフトカード(Woolworths Gift Card)、WISHギフトカード(WISH Gift Card)など複数のカードがあります。
利用できる店舗はカードの種類によって異なるため、カード表面や公式サイトで利用可能店舗を確認する必要があります。
現在のWISHギフトカードの規約では、2017年3月31日以降に購入されたWISHギフトカードは、残高がゼロになるまで使える、つまり実質的に有効期限なしとなっています。
一方、ウールワース・スーパーマーケット&BIG W電子ギフトカードなど、一部の別商品には36か月の有効期限が設定されています。
コールズ・ギフトカード
コールズ・ギフトカード(Coles Gift Card)は、現在、コールズ・スーパーマーケットとコールズ・セントラルの店頭で利用できます。
コールズの公式情報では、コールズのオンラインショップやリカーランドでは利用できません。
有効期限は発行から4年間です。
オンラインでも使えそうに見えても、ギフトカードによって利用できる場所や方法が異なるのが、オーストラリアのカードの少し分かりにくいところです。
コールズ・グループ&マイヤー・ギフトカード
1枚で複数の大手チェーンに使いたい場合に知られているのが、コールズ・グループ&マイヤー・ギフトカード(Coles Group & Myer Gift Card)です。
コールズの現行案内では、利用できる主な店舗として、
- コールズ(Coles)
- マイヤー(Myer)
- ターゲット(Target)
- Kマート(Kmart)
- オフィスワークス(Officeworks)
- リカーランド(Liquorland)
などが挙げられています。
有効期限は4年間です。
ただし、オンライン利用の可否はチェーンごとに違います。例えばKマートではコールズ・マイヤー・ギフトカードをオンラインでも使えますが、マーケットプレイスの商品や一部ターゲット商品を含む注文では利用できない場合があります。
マイヤー・ギフトカード
百貨店マイヤーのマイヤー・ギフトカード(Myer Gift Card)は、全国のマイヤー店舗と公式オンラインショップで利用できます。
現在のマイヤー公式規約では、通常のマイヤー・ギフトカードは発行から3年間有効です。
実物のギフトカードと電子ギフトカードがあり、電子カードにはスマートフォンのウォレットへ追加できるタイプもあります。
MYER oneの特典など、通常購入するギフトカードとは別の会員特典には短い有効期限が設定されることがあるので、混同しないようにしましょう。
Kマート・ギフトカード
Kマートのギフトカードは、Kマート店舗や公式オンラインショップで利用できます。
Kマートの2026年の現行キャンペーン規約では、Kマート・ギフトカードは発行から4年間有効とされています。
Kマート公式FAQによると、オンラインではKマート・ギフトカードとコールズ・マイヤー・ギフトカードを使うことができ、1注文につき最大3枚まで使用できます。
ただし、Kマートのオンラインショップ内で第三者が販売するマーケットプレイス商品には、Kマート・ギフトカードを使えません。
ターゲット・ギフトカード
ターゲット・オーストラリアでは、ターゲット・ギフトカード、ターゲット電子ギフトカード、コールズ・グループ&マイヤー・ギフトカードをオンライン・店頭で利用できます。
オンラインでは最初にギフトカードを適用し、残った金額をクレジットカードで支払う仕組みがあります。
1回のオンライン注文で使用できるカードの枚数などに制限があるため、少額のギフトカードを何枚もまとめて使う場合は確認しておきましょう。
Visa・Mastercard系ギフトカードとは?
特定の店ではなく、VisaやMastercardの決済網を利用するプリペイド型ギフトカードも販売されています。
見た目はクレジットカードに似ていますが、後払いの信用枠を使うクレジットカードではありません。
最初にA$50、A$100、A$200などを入れて、その残高の範囲内で支払います。
利用範囲が広いため、贈る相手の好みが分からない時に便利です。
オーストラリア・ポストのMastercardギフトカード
オーストラリア・ポストではMastercardギフトカードを販売しています。
現在、A$20~A$500を入れることができ、実物カードと電子カードがあります。
実物カードは、Mastercardのプリペイドカードを受け付ける店舗、オンライン、電話決済などで利用できます。
購入時のカード費用はA$5.95です。
実物カードを外貨取引で使う場合、現在3%の外貨換算手数料があります。一方、電子カードはオーストラリア国内での利用に限定されています。
Australia Post Gift Card by Mastercard
Activ Visaなどスーパーで買えるカード
Kマートやスーパーなどのギフトカード売場では、Activ Visaなど第三者が発行するVisaプリペイド・ギフトカードも見かけます。
例えば現在Kマートで販売されているA$50のActiv Visaオンラインショッピング用ギフトカードは、額面A$50に対して販売価格A$55.95で、A$5.95の購入費用が含まれています。
A$200やA$500など高額タイプもあり、購入費用は商品ごとに異なります。
また「食料品」「ファッション」など、特定分野の加盟店だけで使えるタイプもあるため、Visaのロゴがある=どこでも使えると決めつけないようにしましょう。
レジで有効化が必要
スーパーやKマートの棚に並んでいるプリペイド型ギフトカードは、棚から取った時点では金銭的な価値がありません。
レジで代金を支払い、カードが有効化されて初めて使えるようになります。
そのため、購入後はレシートを捨てず、有効化が正常に完了したことを確認してください。
オンライン購入したカードでは、受け取った後に自分で有効化する商品もあります。
プリペイド型はどこで使える?
Visa・Mastercard系ギフトカードは、基本的には対応するプリペイドカードを受け入れる加盟店で使用できます。
店頭、オンライン、電話注文などに対応する商品があります。
ただし、発行会社、カードの種類、加盟店の業種などによって制限があります。
購入前にどこで使えるカードなのかを必ず確認しましょう。
使えない取引もある
プリペイド型ギフトカードはクレジットカードとは違うため、
- ATMでの現金引き出し
- 金融機関の窓口取引
- 一部のギャンブル関連取引
- 加盟店側がプリペイドカードを受け付けない取引
- カード残高を超える決済
などで利用できない場合があります。
特定の業種だけで使えるカードでは、さらに利用可能店舗が制限されます。
ホテル・レンタカーでは注意
旅行者が特に注意したいのが、ホテル、レンタカー、タクシー、レストランなどです。
こうした業種では、最終金額とは別に事前承認として余分な金額を一時的に確保することがあります。
オーストラリア・ポストのMastercardギフトカードでは、ホテル、タクシー、レンタカー、レストラン、クルーズなどで、請求予定額より20%以上多い金額が一時的に確保される場合があると案内しています。
残高A$100のカードでA$95のホテル料金を払おうとしても、事前承認額がA$100を超えれば決済が通らない可能性があります。
ホテルの保証金やレンタカーの保証金には、通常のクレジットカードを使う方が分かりやすいでしょう。
残高不足時に支払いを分ける方法
ギフトカードの残高がA$20で、買い物がA$30の場合、店舗によっては、
A$20をギフトカード + A$10をクレジットカード
のように支払いを分けることができます。
ただし、Visa・Mastercard系プリペイドカードでは、A$30をそのままカードへ請求すると残高不足で決済が通らないことがあります。
レジで事前に「I have A$20 left on this card.(このカードには20ドル残っています)」と伝え、先にA$20だけ請求してもらえるか確認するとスムーズです。
オンラインで使う時
オンライン対応のギフトカードでは、通常、
- カード番号
- 暗証番号・利用コード
- 有効期限
- セキュリティコード(Visa・Mastercard系プリペイドカードの場合)
などを入力します。
店舗専用ギフトカードの場合、通常の「クレジットカード」入力欄ではなく「ギフトカード」欄へ入力することがあります。
Visa・Mastercard系プリペイドカードでは、通常のカード決済欄へ入力するタイプが一般的です。
ギフトカードで買った商品の返金
ギフトカードで購入した商品を返品した場合、返金方法は店の仕組みによって異なります。
元のギフトカードへ金額が戻される、新しいギフトカードが発行される、店舗で使える買い物残高として返されるなどの方法があります。
オンライン購入では、返金処理が終わるまで使い切ったギフトカードを捨てないようにしましょう。
ターゲットも、ギフトカードやプリペイドカードを利用したオンライン注文では、商品を受け取るまでカードを保管するよう案内しています。
紛失・盗難
ギフトカードには「現金と同じように扱ってください」という趣旨の注意書きがあることが多く、紛失・盗難時に再発行されない場合があります。
例えばコールズ・ギフトカードやオーストラリア・ポストのギフトカードでは、紛失・盗難時の補償が限定されています。
高額カードを持つ場合は、カード番号、残高確認方法、購入レシートを別に保管しておくと安心です。
電子ギフトカードはメールアカウントへアクセスできなくなると困るため、対応している場合はスマートフォンのウォレットにも保存しておくと便利です。
ギフトカード詐欺に注意
オーストラリアでは、ギフトカードを利用した詐欺も問題になっています。
「税金を払わないと逮捕される」「あなたの口座が危険なのでギフトカードを買って番号を送って」「会社の上司から急ぎでギフトカードを買ってほしいと言われた」などは典型的な手口です。
オーストラリア政府の詐欺対策サイトScamwatchは、政府機関や正規企業が罰金・税金などの支払いをギフトカードで要求することはないと繰り返し注意喚起しています。
誰かからギフトカードを購入するよう指示され、カード番号や暗証番号の写真を送るよう言われたら、購入を止めて相手を別の方法で確認してください。
旅行者が自分用に買うメリットは?
短期旅行者が自分用にギフトカードを買うメリットは、それほど大きくありません。
通常は自分のクレジットカード、デビットカード、Apple Payなどで直接支払う方が簡単です。
ギフトカードには、
- 使える店が限定される
- 残高を使い切る手間がある
- プリペイド型では購入手数料がかかることがある
- 紛失時のリスクがある
ためです。
一方、子供の買い物予算を固定したい、家族へ現地で一定額を渡したい、企業・グループ旅行で参加者へ食費を配布したい、といった用途では便利です。
ギフトとして買うならどれが便利?
相手がよく利用する店が分かっているなら、店専用のギフトカードが分かりやすいでしょう。
例えば、
- 食料品中心 → ウールワース、コールズ
- 衣類・生活雑貨 → Kマート、ターゲット
- 百貨店 → マイヤー
- 使う店を限定したくない → Visa・Mastercard系プリペイドギフトカード
という選び方ができます。
ただし日本へ持ち帰って使う相手へ贈る場合、オーストラリア国内限定のカードや、日本では使えない店舗専用ギフトカードも多いため、旅行のお土産として日本在住者へ渡すのは一般的には向きません。
ギフトカードで使う英語
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| Gift Card | ギフトカード |
| eGift Card | 電子ギフトカード |
| Prepaid Card | プリペイドカード |
| How much would you like to load? | いくらチャージしますか? |
| I’d like to put $50 on this card. | このカードに50ドル入れたいです。 |
| Is this card activated? | このカードは有効化されていますか? |
| Where can I use this card? | このカードはどこで使えますか? |
| Can I use this online? | オンラインで使えますか? |
| Does this card expire? | このカードに有効期限はありますか? |
| What’s the remaining balance? | 残高はいくらですか? |
| Can I split the payment? | 支払いを分けられますか? |
| Can I pay the rest by card? | 残りをカードで払えますか? |
旅行者向けのコツ
- 購入前に使える店舗を確認する
- 通常購入するギフトカードは最低3年間有効が原則
- 会員特典や販売促進キャンペーンなどは3年ルールの例外がある
- 有効期限を確認する
- Visa・Mastercard系プリペイドカードは購入手数料を確認する
- レジでカードが有効化されたことを確認する
- 購入レシートはカードを使い切るまで保管する
- 残高をオンラインで確認してから使う
- 残高不足なら支払いを分けられるか先に聞く
- ホテル・レンタカーの保証金には通常のクレジットカードを優先する
- 返金が終わるまで使い終わったカードを捨てない
- ギフトカード番号・暗証番号を他人へ送らない
- 日本へ持ち帰る場合は利用できる地域を必ず確認する
オーストラリアのギフトカードは非常に種類が多く、スーパーのレジ横だけでも何十種類と並んでいることがあります。
難しく見えますが、基本は「どこで使えるか」「いつまで使えるか」「購入時に手数料があるか」の3点を確認すれば十分です。
特定の店をよく使う人には店舗専用ギフトカード、使う場所を広くしたいならVisa・Mastercard系プリペイドギフトカードが便利です。
旅行者の場合は、自分用に無理に購入する必要はありませんが、現地に住む家族や友人へのプレゼント、あるいは一定額の買い物予算を渡したい時には使いやすい仕組みです。
オーストラリアのギフトカードに関するよくある質問(FAQ)
2019年11月1日以降に販売・提供された一般的なギフトカードは、原則として最低3年間利用できます。ただし、残高を追加できるカード、販売促進キャンペーン、会員特典などには例外があります。
対象となる一般的なギフトカードでは、購入後のカード維持手数料、残高照会手数料、未使用手数料などは原則として禁止されています。ただし、購入時の手数料や外貨換算費用などは別です。
現在のコールズ公式案内では、通常のコールズ・ギフトカードはコールズ・スーパーマーケットとコールズ・セントラルの店頭で利用でき、コールズのオンラインショップでは利用できません。
コールズの現行案内では、コールズ、マイヤー、ターゲット、Kマート、オフィスワークス、リカーランドなどの利用可能店舗で使えます。オンライン利用の条件は各チェーンで異なります。
いいえ。通常は事前に入金された残高だけを使うプリペイドカードです。ATM利用、特定加盟店、ホテルなどの事前承認に制限がある場合があります。
商品によります。例えばオーストラリア・ポストのMastercardギフトカードは現在、カード購入時にA$5.95の購入費用があります。額面とは別に必要な金額を確認してください。
店が分割した支払いに対応していれば、残高分をギフトカード、残りを別の支払方法で払える場合があります。Visa・Mastercard系プリペイドカードは残高を超える金額をそのまま請求すると決済が通らないことがあるため、先に残高を伝えてください。
カードによりますが、ギフトカードは現金と同様に扱われ、紛失・盗難時に再発行されない商品が多くあります。高額カードは購入レシートやカード情報を別に保管してください。
ギフトカードで税金や罰金などの支払いを求める連絡は、詐欺を強く疑ってください。ギフトカードを買ってカード番号や暗証番号を送るよう求められても応じず、組織の公式連絡先から確認してください。
オーストラリアの旅行手配
トラベルドンキーでは、オーストラリア各都市のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。
オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

オーストラリア旅行中に服、靴、家電、化粧品、旅行用品などを買った後、「サイズを間違えた」「ホテルで開けたら壊れていた」「セール品だから返品できないと言われた」といったことがあります。
オーストラリアでは、返品・返金についてオーストラリア消費者法(Australian Consumer Law)による全国共通の消費者保護制度があります。
ただし、日本人旅行者が特に注意したいのは、「自己都合による返品」と「商品に問題がある返品」は全く別だという点です。
サイズを間違えた、色が気に入らなくなった、別の店でもっと安く見つけた、といった自己都合による返品の場合、法律上、店に返品・返金を義務付ける一般的な権利はありません。返品できるかどうかは、その店の返品方針によります。
一方、商品が壊れている、説明と大きく違う、安全ではない、本来の用途に使えないといった場合は、オーストラリア消費者法の消費者保証が適用され、問題の程度によって修理、交換、返金などを受けられる可能性があります。
そして、この消費者保証は旅行者にも関係します。オーストラリア国内の店舗で通常の消費者として商品・サービスを購入すれば、国籍にかかわらずオーストラリア消費者法のルールに基づいて扱われます。
この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、自己都合による返品、不良品、重大な問題と軽微な問題、レシート、セール品、プレゼント、オンライン購入、返品期限、返金方法、店とのトラブル時の対応まで詳しく紹介します。
- まず知っておきたい2種類の返品
- オーストラリア消費者法とは?
- 消費者保証とは?
- 自己都合では法律上の返金義務なし
- 店独自の返品方針が重要
- 自己都合による返品の主な条件
- 不良品は別扱い
- 重大な問題とは?
- 重大な問題なら返金か交換を選べる
- 軽微な問題とは?
- 軽微な問題はまず無料修理
- 修理できない・時間がかかり過ぎる場合
- 重大な問題なら全額返金が基本
- 返金は原則として元の支払方法
- 店舗で使える金額しか出せないと言われたら?
- メーカーへ行けと言われたら?
- セール品にも消費者保証はある
- 購入時に説明された欠陥は別
- 「返金不可」の看板は?
- 「7日以内のみ返金」は?
- 保証期間が切れていても権利が残ることがある
- レシートは必要?
- レシート以外の購入証明
- A$75を超える購入ではレシート交付義務
- 元の箱は必要?
- プレゼントでも同じ権利
- オンライン購入も対象
- 海外オンラインショップの場合
- 返品送料は誰が負担?
- 旅行者なら帰国前に確認する
- 服・靴を返品する時のポイント
- 化粧品・衛生商品などの注意
- 店と解決できない場合
- 返品・返金で使える英語
- 旅行者向けのコツ
- よくある質問(FAQ)
まず知っておきたい2種類の返品


オーストラリアで返品を考える時は、まず理由を次の2つに分けます。
| 返品理由 | 基本的な考え方 |
|---|---|
| 自己都合 | 店の返品方針による |
| 不良品・説明と異なる商品 | オーストラリア消費者法の消費者保証が関係 |
この違いを理解すると、返品・返金ルールがかなり分かりやすくなります。
オーストラリア消費者法とは?
オーストラリア消費者法(Australian Consumer Law/ACL)は、オーストラリア全国で適用される消費者保護制度です。
州ごとに消費者保護機関はありますが、商品の基本的な消費者保証は全国共通です。
オーストラリア国内で一般消費者として商品やサービスを購入した場合、旅行者でもこの制度が関係します。
詳しい最新情報は、オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)の公式サイトで確認できます。
ACCC – Consumer rights and guarantees
消費者保証とは?
オーストラリアで消費者向けに販売される商品には、自動的に消費者保証が付きます。
代表的なものとして、商品は、
- 通常期待できる品質である
- 通常の用途に適している
- 購入前に伝えた特定の用途に適している
- 説明・広告・見本と一致する
- 安全である
ことなどが期待されます。
これは、有料の延長保証を買わなければ得られない権利ではありません。
自己都合では法律上の返金義務なし
商品に問題がなく、単に、
- 色が気に入らなくなった
- サイズを自分で間違えた
- 別の店でもっと安く見つけた
- 旅行中に使わなくなった
- 家族に「いらない」と言われた
といった理由なら自己都合による返品です。
オーストラリア消費者法では、自己都合だけを理由に、店が必ず返金や交換をしなければならないという一般的な義務はありません。
店独自の返品方針が重要
法律上の義務がなくても、多くの大手小売店は独自に自己都合による返品方針を設けています。
例えば、購入から30日、60日など一定期間内なら、条件付きで返金・交換を受け付ける店があります。
この場合、店が自ら掲げた返品方針には従う必要があります。
旅行者は購入前に、レシート、公式ウェブサイト、レジ付近の返品案内を確認しておくと安心です。
自己都合による返品の主な条件
店は、自己都合による返品に独自の条件を付けることができます。
よくある条件は、
- 購入から一定日数以内
- レシートまたは購入証明がある
- 未使用・未着用
- タグが付いたまま
- 元の包装がある
- 衛生商品など除外商品ではない
- セール品は対象外
などです。
これらの条件は自己都合による返品については設定できます。
不良品は別扱い
一方、商品に問題がある場合は、店独自の自己都合向け返品方針とは別に、オーストラリア消費者法が関係します。
例えば、
- 購入直後に壊れた
- ファスナーが動かない
- 電源が入らない
- 広告された機能がない
- 説明と大きく違う
- 安全上の問題がある
といったケースです。
この時、店は「当店の返品期限は14日だから」といった自己都合用のルールだけで、消費者保証による対応を拒否することはできません。
重大な問題とは?
商品に重大な問題がある場合、消費者の権利は強くなります。
ACCCは重大な問題の例として、商品が、
- 安全ではない
- 説明や見本と大きく異なる
- 事前に知っていれば購入しなかったような重大な問題がある
- 通常の用途に使えず、合理的な期間内に簡単には直せない
- 購入前に伝えた特定用途に使えず、簡単には直せない
場合などを挙げています。
重大な問題なら返金か交換を選べる
商品に重大な問題がある場合、消費者が返金または交換を選択できます。
店側が一方的に「修理しかできません」と決めることはできません。
消費者自身が希望すれば修理を選ぶこともできますが、重大な問題なら返金または交換を求める権利があります。
軽微な問題とは?
軽微な問題とは、商品に問題はあるものの、合理的な期間内に修理・修正できる程度のものです。
例えば、簡単に直せる衣類の縫製不良など、商品の本質的な機能や安全性に重大な影響を与えない問題が該当する可能性があります。
重大な問題か軽微な問題かは、商品の種類、価格、問題の内容などによって判断されます。
軽微な問題はまず無料修理
軽微な問題の場合、店はまず問題を無料で修理・修正することができます。
消費者が必ず「返金」を選べるわけではありません。
店側が修理、交換、返金のうち、適切な対応を選ぶ場合もあります。
修理できない・時間がかかり過ぎる場合
軽微な問題でも、店が合理的な期間内に修理できない、修理を拒否する、何度直しても問題が解決しない場合には、消費者が、
- 返金
- 交換
- 他店で修理し、合理的な費用を請求
- 商品を保有したまま価値低下分の補償を求める
といった対応を求められる場合があります。
「合理的な期間」が何日かは一律ではなく、商品の種類や問題によって変わります。
重大な問題なら全額返金が基本
ACCCによると、重大な問題で返金を受ける場合は、消費者が支払った金額の全額が基本です。
「数日使ったから10%引く」といった形で、消費者が使った期間を理由に勝手に減額することはできません。
商品をそのまま持ち続ける場合は、問題による価値低下分の補償を選ぶこともあります。
返金は原則として元の支払方法
返金は、原則として購入時と同じ支払方法で行われます。
クレジットカードで支払ったなら、通常はそのカードへ返金されます。
店と消費者の双方が同意すれば別の方法でも構いませんが、店が一方的に別の形へ変更するものではありません。
店舗で使える金額しか出せないと言われたら?
自己都合による返品の場合、店の方針が「交換、または次回の買い物に使える店舗内クレジットのみ」であれば、その条件が適用されることがあります。
しかし、重大な問題により法律上返金を選べる場合に、消費者が現金・カードへの返金を希望しているのに、店が一方的に店舗内クレジットやギフトカードだけを押し付けることは適切ではありません。
「自己都合なのか」「消費者保証による不良品対応なのか」を区別して話すことが重要です。
メーカーへ行けと言われたら?
商品を販売した小売店は、消費者保証に関する問題を「メーカーへ直接連絡してください」とだけ言って責任を回避することはできません。
ACCCは、商品を販売した店が問題解決に対応する責任を持つと明確にしています。
店が商品の確認のためメーカーへ送ることはありますが、消費者に対して「当店では何もしない」という対応は別問題です。
セール品にも消費者保証はある
「セール」「在庫処分」「50%引き」などで買った商品でも、消費者保証は原則として適用されます。
安く買ったから不良品でも諦めなければならない、ということではありません。
例えば、通常A$100の商品をセールでA$60で購入し、重大な製造不良があった場合、セール品であることを理由に一律で返金を拒否することはできません。
ただし返金額は、実際に支払ったA$60が基準です。
購入時に説明された欠陥は別
セール品でも権利はありますが、購入前に特定の問題を明確に説明され、その問題を承知して買った場合、その既知の欠陥だけを理由に後から消費者保証を主張できないことがあります。
例えば、展示品に「側面に傷あり。そのため値下げ」と明示され、傷を確認して購入した場合です。
もちろん、購入時に説明されていなかった別の不具合が後で判明した場合は別です。
「返金不可」の看板は?
店内に「No Refunds(返金不可)」とだけ書かれた看板がある場合は注意が必要です。
オーストラリア消費者法による不良品などへの権利まで「一切返金しない」と誤解させる表示は認められません。
一方で、
No refunds for change of mind.
のように「自己都合による返品では返金しません」という意味なら、合法的な店の方針になり得ます。
「7日以内のみ返金」は?
自己都合による返品について「14日以内」「30日以内」など期限を設定することはできます。
しかし、消費者保証による不良品対応に一律の「7日」「30日」という法定期限があるわけではありません。
ACCCは、消費者保証による権利には決められた一律の有効期限はなく、商品・価格・期待される耐久性などに応じた合理的な期間続く場合があると説明しています。
保証期間が切れていても権利が残ることがある
メーカー保証や延長保証は、消費者保証に追加される権利です。
例えば「メーカー保証12か月」が終了していても、商品の価格や性質から考えてもっと長く正常に使えることが合理的に期待されるなら、消費者保証が関係する場合があります。
したがって「保証期間が切れた=すべての権利が終了」とは限りません。
レシートは必要?
返品・返金を求める場合、店は購入証明を求めることができます。
一番簡単なのはレシートです。
旅行中はレシートを捨ててしまいがちですが、服、靴、家電、旅行用品などは、少なくとも帰国までは保管しておくのがおすすめです。
レシート以外の購入証明
レシートをなくしても、それだけで必ず権利を失うわけではありません。
ACCCは、購入証明の例として、
- クレジットカード利用明細
- デビットカード利用明細
- オンライン購入のレシート番号
- 注文確認書・注文確認メール
- 取り置き購入の契約書
- 購入情報が確認できる保証書
- 店舗の購入記録と結び付く製造番号
などを挙げています。
必要な購入事実を合理的に証明できることがポイントです。
A$75を超える購入ではレシート交付義務
ACCCによると、事業者はA$75を超える商品・サービスについて、消費者へレシートなどの取引証明を交付する必要があります。
A$75以下でも、消費者が求めた場合は7日以内に交付しなければなりません。
高額商品を購入する場合は、税務用請求書やレシートを必ず受け取っておきましょう。
元の箱は必要?
不良品を消費者保証に基づいて返品する場合、元の包装が必須というわけではありません。
ACCCは、問題のある商品を返品する権利について、元の包装がなくてもよいと案内しています。
ただし、自己都合による返品では、店が「元の包装が必要」という条件を設定することができます。
ここでも返品理由の違いが重要です。
プレゼントでも同じ権利
消費者保証は、商品を自分で購入した人だけでなく、プレゼントとして受け取った人にも適用されます。
お土産としてもらった商品に問題がある場合も、購入証明を示せれば同じ基本的な消費者保証を利用できます。
オーストラリアで家族への高価なプレゼントを買う場合は、贈答用レシート(Gift Receipt)を発行できるか聞いてみるのもよいでしょう。
オンライン購入も対象
オーストラリア消費者法は、店舗での対面購入だけでなく、オンライン購入にも適用されます。
オーストラリアの小売店サイトで購入した商品に問題がある場合も、基本的な消費者保証は同じです。
ただし、自己都合による返品については、オンラインショップ独自の条件を確認してください。
店頭で返品できるのか、郵送返品のみなのか、送料負担はどうなるのかなど、会社ごとに違います。
海外オンラインショップの場合
ACCCによると、海外企業でもオーストラリアの消費者へ直接商品・サービスを販売している場合、オーストラリア消費者法を守る必要があります。
ただし、実際に海外企業から修理、交換、返金を受ける手続きは難しくなる場合があります。
また、取引自体が完全に海外で行われた場合など、オーストラリア消費者法の対象にならないケースもあります。
旅行者が現地でオンライン注文する場合は、販売者の所在地と返品先も確認しておくと安心です。
返品送料は誰が負担?
不良品について、郵送や持ち込みが簡単な商品は、まず消費者が店へ返すのが一般的です。
店が商品に問題があることを確認した場合、ACCCによると、消費者が支払った合理的な返品費用を店が払い戻す必要があります。
大型テレビ、ベッド、設置済み家電など、簡単に返送できない大きな商品では、店側が回収または輸送費を負担する責任があります。
郵送費を自分で立て替えた場合は、レシートを残してください。
旅行者なら帰国前に確認する
法律上の権利があっても、日本へ帰国してからオーストラリアの店舗とやり取りするのは手間が増えます。
旅行者は、
- ホテルへ戻ったら商品を確認する
- 電化製品は早めに動作確認する
- 服・靴はタグを外す前に試着する
- レシートを帰国まで保管する
- 問題があれば帰国前に店舗へ持って行く
ようにすると、解決しやすくなります。
特に最終日にまとめてお土産を買う場合は、購入後すぐ商品の状態を確認しておきましょう。
服・靴を返品する時のポイント
服・靴で一番多いのは、自己都合やサイズ違いによる返品です。
この場合、店の方針で、
- 未着用
- タグ付き
- 靴底が屋外で汚れていない
- 元の箱がある
- 購入証明がある
- 一定期間内
などが条件になることがあります。
ホテルの室内で試着し、サイズが合わなければタグを切らずに戻すのが安全です。
化粧品・衛生商品などの注意
自己都合による返品では、衛生上の理由で、
- 開封済み化粧品
- 下着
- ピアス
- 水着
- 一部の美容・衛生用品
などを返品対象外にしている店があります。
これは、商品に問題がない自己都合による返品の場合の話です。
商品自体に欠陥がある場合は、店が定めた「衛生商品の自己都合返品不可」というルールだけで、消費者保証による権利をなくすことはできません。
店と解決できない場合
商品に問題があるのに店と解決できない場合、まず店長やカスタマーサービスへ事情を説明します。
それでも解決しない場合は、州・準州の消費者保護機関へ相談できます。
例えば、
- ニュー・サウス・ウェールズ州:NSW Fair Trading
- ビクトリア州:Consumer Affairs Victoria
- クイーンズランド州:Office of Fair Trading Queensland
- 西オーストラリア州:Consumer Protection Western Australia
などがあります。
ACCCにも消費者問題を報告できますが、ACCCは通常、個別の消費者紛争を代理で解決する機関ではありません。
ACCC – Problem with a product or service
返品・返金で使える英語
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| I’d like to return this. | これを返品したいです。 |
| I’d like a refund, please. | 返金をお願いします。 |
| I’d like to exchange this. | 交換したいです。 |
| This is faulty. | これは不良品です。 |
| It doesn’t work. | 動きません。 |
| It was damaged when I opened it. | 開けた時から破損していました。 |
| It doesn’t match the description. | 説明と一致していません。 |
| I have the receipt. | レシートを持っています。 |
| I don’t have the receipt, but I have my card statement. | レシートはありませんが、カード明細があります。 |
| What is your change-of-mind policy? | 自己都合による返品の条件を教えてください。 |
| Can I get a refund to the original payment method? | 元の支払方法へ返金できますか? |
| Could I speak to the manager, please? | 店長と話せますか? |
旅行者向けのコツ
- 自己都合による返品と不良品の返品を区別する
- 自己都合の場合は店の返品方針を確認する
- 不良品にはオーストラリア消費者法の権利が関係する
- 重大な問題なら返金または交換を選べる
- セール品でも不良品なら消費者保証がある
- 「返金不可」と書かれていても、不良品への権利までなくなるとは限らない
- レシートは帰国まで保管する
- レシートをなくしたらカード明細なども確認する
- 不良品は元の箱がなくても権利を失うとは限らない
- 服・靴はタグを切る前にホテルで確認する
- 電化製品は帰国前に動作確認する
- 返金時は元のカードを求められることがある
- 問題があれば、できるだけオーストラリア滞在中に店舗へ相談する
オーストラリアの返品制度で最も大切なのは、「返品できるか?」ではなく、「なぜ返品するのか?」を最初に考えることです。
気が変わっただけなら店の返品方針、不良品や説明と違う商品ならオーストラリア消費者法。この2つを分ければ、多くのケースを理解できます。
旅行中はレシートを保管し、高額品や電化製品は早めに状態を確認しておきましょう。帰国前に問題を発見できれば、店舗へ直接持ち込めるため、手続きもずっと簡単です。
オーストラリアの返品・返金に関するよくある質問(FAQ)
法律上、自己都合だけを理由に店が返金・交換をしなければならない一般的な義務はありません。店が独自の返品方針を設けている場合は、その条件に従います。
問題の程度によります。重大な問題なら消費者が返金または交換を選べます。軽微な問題なら、まず店が無料で修理・修正する機会を持つ場合があります。
自己都合による返品については、セール品を対象外にする店があります。ただし商品に不良がある場合、セール品にも消費者保証は原則として適用されます。
必ずしもそうではありません。クレジットカード・デビットカード利用明細、オンライン注文番号など、購入を合理的に証明できる別の購入証明が使える場合があります。
不良品を消費者保証に基づいて返品する場合、元の包装は必須ではありません。ただし自己都合による返品では、店が元の包装を条件にすることがあります。
不良品など消費者保証に基づく権利まで一律に否定する「No Refunds」の表示は認められません。一方、「No refunds for change of mind」のように、自己都合による返品を受け付けないという店の方針は合法になり得ます。
重大な問題に対する法律上の返金なら、原則として元の支払方法で全額返金されます。消費者が同意しない限り、店が一方的に店舗内クレジットだけへ変更するものではありません。自己都合の場合は店の返品方針が適用されます。
必ずしも終わりません。消費者保証はメーカー保証とは別で、商品の種類、価格、合理的に期待される耐久期間などに応じて、メーカー保証終了後も適用される場合があります。
はい。プレゼントとして商品・サービスを受け取った人にも、購入者と同じ基本的な消費者保証が適用されます。購入証明が必要になる場合があります。
消費者保証が適用される可能性はありますが、国際送料や店舗との連絡など手続きが複雑になります。旅行者は高額商品・電化製品などを帰国前に確認し、問題があればオーストラリア滞在中に店へ相談するのがおすすめです。
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オーストラリア旅行中に服や靴を買おうとすると、日本とは違うサイズ表記に戸惑うことがあります。
女性服では「AU 8」「AU 10」「AU 12」、男性のパンツでは「30」「32」「34」、靴では「AU/US 7」や「AU/UK 9」など、商品の種類によって表示方法が違います。
さらに、同じ「M」でも日本とオーストラリアで実際の大きさが同じとは限りません。ブランド、デザイン、商品の種類によってサイズ感が変わるため、S・M・Lだけで判断せず、胸囲・ウエスト・ヒップ・足長などのcm表示を見るのが一番確実です。
特に靴は注意が必要です。オーストラリアの一般的なサイズ表では、女性靴がAU/US表記、男性靴がAU/UK表記で案内されることが多く、同じ「8」でも女性と男性では全く違うサイズになります。
この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、女性服・男性服・子供服・ベビー服・靴のサイズ換算、日本との違い、試着時の注意点、買い物で使える英語まで分かりやすく紹介します。
- まず知っておきたいサイズ表記の違い
- ブランドによってサイズは違う
- 女性服のAUサイズ
- 女性服サイズ換算の目安
- 女性服はバスト・ウエスト・ヒップで選ぶ
- 女性服はAUとUKが同じ数字のことが多い
- USサイズとは数字が違う
- 男性服のサイズ
- 男性の上着は胸囲で選ぶ
- 男性パンツはインチ表記が便利
- インチをcmへ換算する方法
- ビジネスシャツの首回り
- 女性靴のサイズ換算
- 男性靴のサイズ換算
- 靴はブランド差が特に大きい
- EUサイズもよく使われる
- 子供服のサイズ
- 子供服は年齢より身長で選ぶ
- 子供靴のサイズ
- ベビー服の000・00・0とは?
- XS・S・M・Lは日本と同じと思わない
- 小柄向け・長身向け・大きめサイズとは?
- 試着をおすすめする理由
- 試着室の使い方
- 返品・交換条件を確認
- オンライン購入はサイズ表を見る
- 自分のサイズをcmでメモしておく
- 買い物で使える英語
- 旅行者向けのコツ
- よくある質問(FAQ)
まず知っておきたいサイズ表記の違い


オーストラリアでは、服・靴のサイズに次の表記が混在します。
- AU(オーストラリア)
- UK(イギリス)
- US(アメリカ)
- EU(ヨーロッパ)
- XS / S / M / L / XL
- インチ
- cm
旅行者が一番覚えておきたいのは、サイズ番号より身体寸法を確認することです。
同じAU 10でも、ブランドやデザインによって実際の着用感は違います。
ブランドによってサイズは違う
服のサイズには、完全な世界共通規格があるわけではありません。
例えばターゲット・オーストラリア(Target Australia)の女性服ではAU 8のバスト目安が約82cm、オンライン通販サイトのジ・アイコニック(THE ICONIC)の一般的なサイズ表ではAU 8が約81cmです。
数cmの差でも、体に沿うワンピースやジャケットでは着用感が変わります。
日本でも同じMサイズでブランドごとに大きさが違うのと同じで、換算表はあくまで目安と考えましょう。
女性服のAUサイズ
オーストラリアの女性服では、
AU 6 / 8 / 10 / 12 / 14 / 16
といった偶数の数字をよく使います。
一般的な目安では、小さい順に、
AU 6 → AU 8 → AU 10 → AU 12 → AU 14 → AU 16
となります。
若者向けブランドではAU 4から、大きめサイズではAU 18、20、22、24以上まで展開することもあります。
女性服サイズ換算の目安
| AU/UK | 国際サイズ目安 | US目安 | バスト目安 |
|---|---|---|---|
| 4 | XXS | 0 | 約76~81cm |
| 6 | XS | 2 | 約79~85cm |
| 8 | S | 4 | 約81~89cm |
| 10 | M | 6 | 約86~93cm |
| 12 | L | 8 | 約91~98cm |
| 14 | XL | 10 | 約96~103cm |
| 16 | XXL | 12 | 約101~108cm |
この表は、オーストラリアの主要小売店・ファッション通販サイトの一般的なサイズ表を基にした目安です。
日本のS・M・Lと完全に同じではないため、実際の身体寸法を優先してください。
女性服はバスト・ウエスト・ヒップで選ぶ
女性服を選ぶ時に確認したい主な寸法は、
- バスト
- ウエスト
- ヒップ
です。
例えばターゲット・オーストラリアの一般的な女性服では、AU 10でバスト約87cm、ウエスト約68cm、ヒップ約93cmを目安としています。
ワンピースならバストとヒップ、パンツならウエストとヒップというように、商品の形に合わせて確認しましょう。
女性服はAUとUKが同じ数字のことが多い
女性服では、オーストラリアとイギリスのサイズが同じ数字で表示されることが多くあります。
例えば、
- AU 8 ≒ UK 8
- AU 10 ≒ UK 10
- AU 12 ≒ UK 12
という関係です。
ジ・アイコニックも、一般的な女性服のサイズ表をAU/UKとして共通表示しています。
USサイズとは数字が違う
アメリカの女性服サイズは、AUサイズより数字が小さくなります。
| AU/UK | US目安 |
|---|---|
| 6 | 2 |
| 8 | 4 |
| 10 | 6 |
| 12 | 8 |
| 14 | 10 |
| 16 | 12 |
アメリカのブランドの服をオーストラリアで買うと、US表記のまま販売される場合もあります。
タグにAU、UK、US、EUが複数併記されていれば、必ずAUの欄を確認してください。
男性服のサイズ
男性服では、女性服ほどAU 8、10、12のような国別の数字サイズを使わず、
- XS / S / M / L / XL
- 胸囲cm
- ウエストのインチ
- 首回りcm
で表示されることが多くあります。
特にパンツやジーンズはインチ表記が多いため、日本でもインチサイズのジーンズを買ったことがある人なら分かりやすいでしょう。
男性の上着は胸囲で選ぶ
ターゲット・オーストラリアの男性用上着の目安では、次のようになっています。
| サイズ | 胸囲目安 |
|---|---|
| XS | 約87cm |
| S | 約92cm |
| M | 約97cm |
| L | 約102cm |
| XL | 約108cm |
| XXL | 約114cm |
日本のS・M・Lより大きく感じる商品もあります。
日本でMだからオーストラリアでもMと決めず、胸囲のcmを確認してください。
男性パンツはインチ表記が便利
| インチ | ウエスト目安 | 一般サイズ目安 |
|---|---|---|
| 28 | 約71~72cm | XS |
| 30 | 約76~77cm | S |
| 32 | 約81~82cm | M |
| 34 | 約86~87cm | L |
| 36 | 約91~92cm | XL |
| 38 | 約96~97cm | XXL |
| 40 | 約101~102cm | XXXL |
デニムでは「32/32」のように2つの数字が書かれることがあります。
一般的には、最初の数字がウエスト、次の数字が股下を表します。
インチをcmへ換算する方法
1インチは2.54cmです。
例えば32インチなら、
32 × 2.54 = 81.28cm
となります。
ただし洋服のサイズ表では、身体寸法と商品の仕上がり寸法が違うことがあるため、計算値だけでなくブランドのサイズ表も確認しましょう。
ビジネスシャツの首回り
男性のビジネスシャツでは、38、39、40、41、42など、首回りのcmをそのままサイズとして使う商品があります。
ターゲット・オーストラリアでも、ビジネスシャツは38~46などの首回りサイズで案内されています。
日本で自分のワイシャツの首回りを把握している人なら、比較的選びやすいでしょう。
女性靴のサイズ換算
オーストラリアの女性靴は、AUサイズがUSサイズと同じ数字で表示されることが多くあります。
ターゲット・オーストラリアやジ・アイコニックの一般的な女性靴サイズ表もAU/USとして案内しています。
| AU/US | UK | EU目安 | 日本の足長目安 |
|---|---|---|---|
| 5 | 3 | 36 | 約21.5~22.0cm |
| 6 | 4 | 37 | 約22.5~23.0cm |
| 7 | 5 | 38 | 約23.5cm |
| 8 | 6 | 39 | 約24.0~24.5cm |
| 9 | 7 | 40 | 約25.0~25.5cm |
| 10 | 8 | 41~42 | 約26.0cm |
| 11 | 9 | 42~43 | 約26.5~27.0cm |
日本の靴サイズはcmなので、旅行者は足長を確認するのが最も分かりやすい方法です。
男性靴のサイズ換算
男性靴では、一般的にAUサイズとUKサイズが同じ数字で案内されることが多くあります。
| AU/UK | US | EU目安 | 日本の足長目安 |
|---|---|---|---|
| 6 | 7 | 40 | 約24.5cm |
| 7 | 8 | 41 | 約25.0~25.5cm |
| 8 | 9 | 42 | 約26.0cm |
| 9 | 10 | 43 | 約27.0cm |
| 10 | 11 | 44 | 約27.5~28.0cm |
| 11 | 12 | 45~46 | 約28.5~29.0cm |
| 12 | 13 | 46~47 | 約29.5cm |
例えば日本で27cm前後なら、一般的な目安ではAU/UK 9付近になります。
ただしブランド差が大きいため、必ず試着してください。
靴はブランド差が特に大きい
靴の換算表は、服以上に「目安」と考える必要があります。
例えば同じAU/US 8でも、ターゲット・オーストラリアでは足長約24.5cm、ジ・アイコニックの一般的なサイズ表では約24.1cmと案内されています。
さらにナイキ(Nike)、アディダス(Adidas)、クロックス(Crocs)、ビルケンシュトック(Birkenstock)などには、それぞれ独自のサイズ表があります。
幅広、甲高など足の形によっても合い方が変わるため、靴はブランド公式のサイズ表と実際の試着を優先しましょう。
EUサイズもよく使われる
ヨーロッパのブランドの靴では、EU 37、38、39、40などの表記がそのまま使われることがあります。
女性ならEU 38前後が23.5cm前後、男性ならEU 43前後が27cm前後の目安ですが、これもブランド差があります。
タグに足長がcmで書かれていれば、EUの数字よりcm表示を優先してください。
子供服のサイズ
オーストラリアの子供服は、1、2、3、4、5、6、8、10、12、14、16など年齢に近い数字で表示されます。
例えばサイズ4は4歳前後を想定した商品が多いですが、子供の体格差は大きいため、年齢だけで選ぶのはおすすめしません。
子供服は年齢より身長で選ぶ
ターゲット・オーストラリアの子供服サイズでは、例えば次の身長が目安です。
| サイズ | 身長目安 |
|---|---|
| 2 | 約92cm |
| 4 | 約108cm |
| 6 | 約121cm |
| 8 | 約132~134cm |
| 10 | 約144~145cm |
| 12 | 約150cm |
| 14 | 約160cm |
| 16 | 約165~170cm |
日本では「120」「130」「140」のように身長cmで子供服を選ぶことが多いため、オーストラリアでも身長を見て換算すると分かりやすいでしょう。
子供靴のサイズ
子供靴は少し複雑です。
AU/UK 6、7、8、9……と大きくなった後、13の次に1、2、3……と再び数字が小さくなるジュニアサイズへ移ります。
例えばターゲット・オーストラリアでは、
- AU/UK 8:約15.2cm
- AU/UK 10:約16.9cm
- AU/UK 12:約18.6cm
- AU/UK 13:約19.5cm
- ジュニア1:約20.3cm
- ジュニア3:約22.0cm
という目安です。
子供靴も数字だけでなく、足長のcm表示を見る方が安全です。
ベビー服の000・00・0とは?
オーストラリアのベビー服では、独特の0000、000、00、0という表記をよく見ます。
| サイズ | 月齢目安 | 身長目安 |
|---|---|---|
| 0000 | 新生児 | 約56cmまで |
| 000 | 0~3か月 | 約62cm |
| 00 | 3~6か月 | 約68cm |
| 0 | 6~12か月 | 約76cm |
| 1 | 12~18か月 | 約84cm |
| 2 | 18~24か月 | 約91cm |
ベビー用品をお土産に買う場合は、月齢だけでなく身長・体重の目安も確認しましょう。
XS・S・M・Lは日本と同じと思わない
「Mなら世界共通」と思いがちですが、そうではありません。
オーストラリア向けの商品は、日本向けより肩幅、胸囲、袖丈、着丈などが大きく設定されていることがあります。
一方、若者向けの細身に作られた服では、小さく感じることもあります。
日本で普段Mを着ているなら、最初にオーストラリアのMとSの両方を試着してみるのがおすすめです。
小柄向け・長身向け・大きめサイズとは?
オーストラリアの衣料品売場やオンラインショップでは、通常のサイズに加えて、体型や身長に合わせた区分が表示されることがあります。
| 店頭での表記 | 意味 |
|---|---|
| Petite | 小柄な人向け。着丈や袖丈などが短め |
| Tall | 長身の人向け。着丈や股下などが長め |
| Curve / Curvy | 大きめサイズや、曲線的な体型に合わせた商品 |
| Plus | 大きめサイズ |
| Slim Fit | 細身の作り |
| Regular Fit | 標準的な作り |
| Relaxed / Oversized | ゆったりした作り |
日本人旅行者には「Petite」が合いやすい場合もありますが、Petite=単純に小さいサイズという意味ではありません。
身幅は通常サイズと近くても、着丈や袖丈だけ短めに作られている場合があるため、サイズ表を確認してください。
試着をおすすめする理由
サイズ換算表があっても、旅行中に服や靴を購入する場合は、できるだけ試着しましょう。
理由は、
- ブランドによってサイズ基準が違う
- 同じブランドでも商品によって形が違う
- 細身・ゆったりなどデザインによって大きさが違う
- 靴は足幅・甲の高さによって合い方が変わる
からです。
特に日本へ帰国した後は簡単に交換できないため、その場で確認する価値があります。
試着室の使い方
試着室は英語でFitting RoomまたはChange Roomと呼ばれます。
店によっては入口にスタッフがいて、試着室へ持ち込む商品の点数を確認します。
試着したい時は、
Can I try this on?
「これを試着できますか?」
または、
Where are the fitting rooms?
「試着室はどこですか?」
で大丈夫です。
返品・交換条件を確認
サイズが合わなかったなど、自己都合による返品・交換は、店ごとに条件が違います。
多くの大手小売店では、レシートがあること、未使用であること、タグが付いていること、一定期間内であることなどが条件になります。
セール品、下着、水着、ピアスなどは返品条件が異なる場合があります。
短期旅行者は帰国日があるため、購入時に店の返品・交換条件を確認しておくと安心です。
オンライン購入はサイズ表を見る
オーストラリアの主要オンラインショップでは、商品ページやサイズ表に身体寸法が掲載されています。
ジ・アイコニックはAUサイズを基準として、UK、US、EU、cmを比較できるサイズ表を公開しています。
ターゲット・オーストラリアも、女性・男性・子供・ベビー・靴の詳しいサイズ表を公開しています。
Target Australia – Size Charts
自分のサイズをcmでメモしておく
旅行前に、スマートフォンへ次の数字をメモしておくと便利です。
- バスト・胸囲
- ウエスト
- ヒップ
- 首回り
- 股下
- 足長
例えば「普段M」とだけ覚えているより、
胸囲96cm / ウエスト82cm / 足長26.5cm
と分かっていれば、どのブランドでもサイズ表と比較できます。
海外で服や靴を買う時には、この方法が最も失敗しにくいでしょう。
買い物で使える英語
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| Do you have this in a smaller size? | これの小さいサイズはありますか? |
| Do you have this in a larger size? | これの大きいサイズはありますか? |
| Do you have this in size 10? | これのサイズ10はありますか? |
| Can I try this on? | 試着できますか? |
| Where are the fitting rooms? | 試着室はどこですか? |
| Does this run small? | これは小さめの作りですか? |
| Does this run large? | これは大きめの作りですか? |
| What size would you recommend? | どのサイズがおすすめですか? |
| What is the foot length for this size? | このサイズの足長は何cmですか? |
| Can I exchange this if it doesn’t fit? | 合わなければ交換できますか? |
旅行者向けのコツ
- 日本のS・M・Lをそのまま当てはめない
- 女性服はAU 8、10、12などの数字表示を覚える
- 男性パンツはインチを確認する
- 女性靴はAU/US、男性靴はAU/UK表記が多い
- 靴は足長のcm表示を最優先する
- 子供服は年齢より身長で選ぶ
- ベビー服の000・00・0表記に注意する
- 同じサイズでもブランドによって大きさが違う
- できるだけ試着する
- 自分の身体寸法をcmでスマートフォンにメモしておく
- 購入前に返品・交換条件を確認する
オーストラリアのサイズ表記は、最初は複雑に見えます。
しかし、服は胸囲・ウエスト・ヒップ、靴は足長というようにcmへ戻して考えると、かなり分かりやすくなります。
特に旅行者は、「日本でMだからM」「日本で24cmだからAU 7」と一つの数字だけで決めず、ブランドのサイズ表と実際の試着を組み合わせるのがおすすめです。
自分の身体寸法をあらかじめスマートフォンへ保存しておけば、オーストラリアだけでなく、ほかの国での買い物にも役立ちます。
オーストラリアの服・靴サイズに関するよくある質問(FAQ)
一般的な目安ではAU 10前後がMとして扱われることがありますが、ブランドによって差があります。バスト、ウエスト、ヒップのcmを確認してください。
女性服ではAUとUKが同じ数字で案内されることが多く、AU 10とUK 10は一般的に同等の目安です。ただし、購入するブランドのサイズ表を確認してください。
一般的にはAU/US 7.5~8前後が目安ですが、ブランドによって換算が違います。足長24cm前後の商品を確認し、できるだけ試着してください。
一般的な目安ではAU/UK 9前後です。ブランドによっては8.5~9.5程度になることもあるため、足長cmとブランド公式サイズ表を確認してください。
通常はウエスト32インチを表し、約81cmが目安です。ジーンズで32/32とある場合、最初の32がウエスト、後ろの32が股下を表すことが一般的です。
かなり近い目安です。ターゲット・オーストラリアではサイズ6の身長目安を約121cmとしています。ただしブランドや子供の体格によって違うため、身長や胸囲も確認してください。
一般的に0~3か月頃、身長約62cm前後を目安とするベビーサイズです。00は3~6か月、0は6~12か月程度が目安です。
日本より大きく感じる商品はありますが、すべてではありません。ブランド、デザイン、性別、商品の種類によって違うため、cmで身体寸法を確認するのが確実です。
自分のバスト・胸囲、ウエスト、ヒップ、股下、足長をcmで把握し、ブランドの公式サイズ表と照らし合わせたうえで試着する方法が最も確実です。
オーストラリアの旅行手配
トラベルドンキーでは、オーストラリア各都市のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
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オーストラリア旅行のお土産を選んでいると、緑と金色の三角形の中にカンガルーが描かれ、その下に「AUSTRALIAN MADE」と書かれたマークを見かけることがあります。
これはオーストラリアン・メイド/オーストラリアン・グロウン(Australian Made, Australian Grown/AMAG)ロゴと呼ばれる、オーストラリアの原産国を示す代表的な認証マークです。
「オーストラリア製のお土産を買いたい」という旅行者には、とても分かりやすい目印です。ただし、マークの下に書かれている「Australian Made」「Australian Grown」「Product of Australia」などは、それぞれ意味が違います。
特に注意したいのが、「Australian Made=原材料や部品も100%オーストラリア産」ではないという点です。「Australian Made」は主に、どこで製造・加工され、最終的に原材料や部品とは本質的に異なる製品へ変化したかを示す表示です。
一方、「Product of Australia」や「Australian Grown」は、原材料や主要な構成要素の原産地について、「Australian Made」より厳しい条件があります。
また食品では、「Made in Australia from at least 60% Australian ingredients」のように、カンガルーマークと一緒にオーストラリア産原材料の割合を示す棒グラフが付いた原産国表示を見ることがあります。
この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、Australian Madeマークの意味、各表示の違い、食品ラベルの読み方、オーストラリア資本の会社との違い、本当にオーストラリアらしいお土産を選ぶポイントまで詳しく紹介します。
- Australian Madeマークとは?
- 緑と金色のカンガルーロゴ
- 1986年誕生・2026年で40周年
- 誰でも自由に使えるマークではない
- ロゴ下の言葉が重要
- Australian Madeとは?
- 「実質的な変化」とは?
- 輸入原料・部品でもAustralian Madeになる?
- 豪州産原料50%以上というルールは現在ない
- オーストラリアで組み立てただけなら?
- オーストラリアで包装しただけなら?
- Product of Australiaとは?
- Australian Grownとは?
- Australian Seafoodとは?
- 「Australian」だけの表示は?
- 4つの表示を比較
- オーストラリア資本の会社とは別
- Australian Made & Ownedとは?
- Designed in Australiaは豪州製とは限らない
- オーストラリアブランド=豪州製ではない
- 食品のカンガルーマークは少し違う
- 棒グラフは豪州産原料の割合
- オーストラリアで製造された食品
- オーストラリアで育てられた・生産された食品
- オーストラリアで包装しただけの商品にカンガルーがない理由
- 食品によって表示方法が違う
- お土産選びではどこを見る?
- 旅行者がチェックしたい商品
- 公式サイトで認証商品を検索できる
- マークがない=輸入品とは限らない
- 紛らわしい表示に注意
- 原産国表示で使われる英語
- 旅行者向けの選び方
- よくある質問(FAQ)
Australian Madeマークとは?


オーストラリアン・メイド/オーストラリアン・グロウンのロゴは、商品がオーストラリアで製造・生産・栽培されたことを示すための認証商標です。
非営利組織のオーストラリアン・メイド・キャンペーン(Australian Made Campaign Ltd/AMCL)が管理しています。
ロゴそのものだけを見るのではなく、その下に書かれた「Australian Made」「Australian Grown」などの表示区分を読むことが大切です。
緑と金色のカンガルーロゴ
最もよく知られているデザインは、緑色の三角形の中に金色のカンガルーが描かれたものです。
オーストラリアを象徴するカンガルーが使われているため、英語に慣れていない旅行者でも見つけやすいマークです。
オーストラリアン・メイド・キャンペーンによると、2025年の調査ではオーストラリア人の99%がこのロゴを認識しています。
お土産店、スーパー、薬局、百貨店などで商品を選ぶ時に、その商品がオーストラリアとどのような関係にあるのかを確認する目印として広く使われています。
1986年誕生・2026年で40周年
Australian Madeロゴは、当時のオーストラリア首相ボブ・ホーク(Bob Hawke)の要請を受け、1986年に誕生しました。
デザインを手がけたのは、オーストラリアの著名なデザイナー、ケン・ケイトー博士(Dr Ken Cato)です。
2007年にはデザインが少し変更され、カンガルーや三角形の形が現在のものへ近づきました。
2026年は、現在広く知られるAustralian Madeロゴの40周年に当たります。
誰でも自由に使えるマークではない
食品以外の商品でAustralian Madeロゴを使用するには、オーストラリアン・メイド・キャンペーンへ申請し、対象商品が基準を満たしているか審査を受ける必要があります。
認証された商品だけが、使用許可を受けてロゴを付けることができます。
つまり、製造会社が単に「オーストラリアらしいからカンガルーのマークを付けよう」と自由に使用できるものではありません。
ロゴの使用基準は、オーストラリア消費者法(Australian Consumer Law)とAMAGロゴ使用規定に基づいています。
ロゴ下の言葉が重要
ロゴには、商品の条件に応じて次のような言葉が付きます。
- Australian Made:オーストラリア製
- Australian Grown:オーストラリアで栽培・生産
- Product of Australia:オーストラリア産品
- Australian Seafood:オーストラリア産水産物
海外向けの商品では「Australian」という表示が使われる場合もあります。
見た目は同じカンガルーロゴでも、下に書かれている言葉によって意味が違うので、旅行者はここまで確認しましょう。
Australian Madeとは?
Australian Madeは、その商品がオーストラリアで最後の「実質的な変化」を受けたことを示します。
重要なのは、原料や部品の原産国よりも製造工程に重点を置いた表示だということです。
したがって、海外から輸入された原材料や部品が含まれていても、オーストラリア国内で十分な製造工程を経て、本質的に別の製品へ変化すれば、Australian Madeの条件を満たす可能性があります。
「実質的な変化」とは?
オーストラリア消費者法では、オーストラリア国内で行われた一つ以上の工程によって、完成品が使用した原材料や部品とは本質的に異なる性質・特徴を持つ別の製品になった場合、「実質的な変化」が起きたと考えます。
オーストラリアン・メイド・キャンペーンが紹介する例では、輸入したプラスチックの粒と針金をオーストラリアで加工し、プラスチック製のバケツと取っ手を作った場合、完成したバケツは原材料とは本質的に異なるため、Australian Madeと認められる可能性があります。
輸入原料・部品でもAustralian Madeになる?
はい。
これは旅行者が最も誤解しやすいポイントです。
Australian Madeは「原材料が100%オーストラリア産」という意味ではありません。
原材料の一部、場合によっては多くが輸入品でも、オーストラリア国内で最後の実質的な変化が行われれば、Australian Madeと表示できる可能性があります。
原材料までオーストラリア産であることを重視するなら、Australian Madeという言葉だけで判断しないようにしましょう。
豪州産原料50%以上というルールは現在ない
以前はAustralian Madeの原産国表示について、製造費の50%以上がオーストラリア国内で発生することを求めるルールがありました。
しかし、オーストラリアン・メイド・キャンペーンによると、この製造費50%以上という条件は2017年2月にオーストラリア消費者法から撤廃されています。
現在、Australian Madeの判断で「オーストラリア産原材料が50%以上」という一律の条件はありません。
古いウェブサイトや記事などで「50%以上」という説明を見た場合は、現在の基準と混同しないようにしてください。
オーストラリアで組み立てただけなら?
単純な組み立てだけでは、Australian Madeとは認められない場合があります。
例えば、完成に近い部品を海外から輸入し、オーストラリアで単に取り付けただけなら、完成品が輸入部品と本質的に異なるものへ変化したとは言いにくくなります。
オーストラリアン・メイド・キャンペーンも、完成したバケツ本体と取っ手を輸入し、オーストラリアで組み立てただけの場合は、「実質的な変化」には当たらない例として説明しています。
オーストラリアで包装しただけなら?
包装や小分けをしただけでは「実質的な変化」にはなりません。
例えば、海外から完成した食品や商品を大量に輸入し、オーストラリア国内で小さな容器や袋へ詰め替えただけなら、「Australian Made」とは別の扱いになります。
「Packed in Australia(オーストラリアで包装)」と「Made in Australia(オーストラリアで製造)」は意味が全く違うので、お土産選びでは注意してください。
Product of Australiaとは?
Product of Australiaは、Australian Madeよりも、原材料や部品についてオーストラリアとの結び付きが強い表示です。
オーストラリアン・メイド・キャンペーンでは、
- すべての重要な原材料・部品がオーストラリア由来である
- すべて、またはほぼすべての製造・加工がオーストラリアで行われている
ことを条件としています。
「材料も加工も、できるだけオーストラリア由来の商品を選びたい」という旅行者には、Product of Australiaは分かりやすい表示です。
Australian Grownとは?
Australian Grownは、農産物や自然由来の商品でよく使われる表示です。
条件は、
- すべての重要な原材料・構成要素がオーストラリアで育てられている
- すべて、またはほぼすべての加工がオーストラリアで行われている
ことです。
果物、野菜、肉、花などで見ることがあります。
Australian Seafoodとは?
Australian Seafoodは、水産物向けの表示です。
すべての重要な原材料がオーストラリアで育てられた、または漁獲・収穫され、すべてまたはほぼすべての加工がオーストラリア国内で行われていることが基準となります。
水産加工品を購入する場合は、Australian Seafoodの表示と原材料表示を確認してみましょう。
「Australian」だけの表示は?
AMAGロゴでAustralianという言葉だけを表示できるのは、原則として輸出市場向けの商品です。
Australian Made、Australian Grown、Product of Australia、Australian Seafoodのいずれかの条件を満たし、表示が消費者を誤解させないことなどが条件です。
オーストラリア国内で旅行者が一般の店を利用する場合は、ほかの表示より目にする機会は少ないでしょう。
4つの表示を比較
| 表示 | 主な意味 |
|---|---|
| Australian Made | 最後の実質的な製造・変化がオーストラリアで行われた |
| Product of Australia | 重要な原材料・部品がオーストラリア由来で、ほぼすべての加工もオーストラリアで行われた |
| Australian Grown | 重要な原材料がオーストラリアで育てられ、ほぼすべての加工もオーストラリアで行われた |
| Australian Seafood | 重要な水産原料がオーストラリアで養殖・漁獲などされ、ほぼすべての加工もオーストラリアで行われた |
「どれが一番よい」ということではなく、何を重視するかによって見るべき表示が変わります。
製造場所がオーストラリアであることを重視するならAustralian Made、原材料まで強くオーストラリア由来であることを重視するならProduct of AustraliaやAustralian Grownを確認すると分かりやすいでしょう。
オーストラリア資本の会社とは別
もう一つ大切なのが、商品の製造国と会社の所有関係は別だということです。
「Australian Owned」という表示は、会社がオーストラリア資本であることを意味しますが、Australian Madeロゴは「その会社がオーストラリア資本かどうか」を自動的に認証するマークではありません。
海外資本の会社でも、オーストラリア国内で基準を満たす商品を製造していれば、Australian Madeロゴを使用できる場合があります。
逆に、オーストラリア人が所有する会社でも、商品を海外で製造して輸入しているなら、その商品がAustralian Madeになるわけではありません。
Australian Made & Ownedとは?
会社の所有関係も重視する人向けに、一部の商品ではAustralian Made & OwnedまたはAustralian Grown & Ownedという表示を見ることがあります。
これはAustralian Madeなどの基準に加えて、企業の所有についてもオーストラリアとの関係を示す追加表示です。
ただし、まず商品自体がAMAGロゴの基準を満たしていなければ、この表示を使用することはできません。
Designed in Australiaは豪州製とは限らない
お土産や雑貨を見ていると、
Designed in Australia
と書かれていることがあります。
これは「オーストラリアでデザインされた」という意味で、製造国がオーストラリアという意味ではありません。
Australian Madeロゴの正式な表示区分として「Australian Designed」というものはありません。
デザインだけでなく製造国にもこだわりたい場合は、「Made in Australia」や「Australian Made」などの表示を別に確認してください。
オーストラリアブランド=豪州製ではない
有名なオーストラリアブランドの商品でも、生産拠点が中国、ベトナム、インドなど海外にあることは珍しくありません。
「オーストラリアの会社」「オーストラリア発祥のブランド」「オーストラリアで人気」という情報と、商品の原産国は分けて考えましょう。
お土産として「オーストラリアブランドなら十分」という人もいれば、「製造もオーストラリアでなければ嫌」という人もいます。どちらが正しいということではなく、自分が何を重視するかで選べばよいでしょう。
食品のカンガルーマークは少し違う
スーパーで食品を見ると、カンガルーマークに加えて棒グラフと説明文が一緒になった原産国表示をよく見かけます。
これはオーストラリア政府の食品原産国表示制度によるものです。
オーストラリアで育てられた・生産された・製造された食品のうち、優先表示の対象となる食品には、原則として、
- カンガルーの三角ロゴ
- オーストラリア産原材料の割合を示す棒グラフ
- 原産国についての説明文
を組み合わせた標準的な表示が使われます。
棒グラフは豪州産原料の割合
食品ラベルの棒グラフは、その食品に含まれるオーストラリア産原材料の最低割合を視覚的に示します。
例えば、
Made in Australia from at least 60% Australian ingredients
と書かれていれば、「オーストラリアで製造され、原材料の少なくとも60%がオーストラリア産」という意味です。
この「60%」は、Australian Madeという表示全体に共通する条件ではありません。その商品のオーストラリア産原材料の割合を示しています。
オーストラリアで製造された食品
食品に表示される「Made in Australia」も、最後の実質的な変化がオーストラリアで行われたことを示します。
輸入原料を使用していても、オーストラリアで加工されることによって本質的に別の食品になれば、「Made in Australia」と表示できる場合があります。
そのため、優先表示の対象となる食品では、「Made in Australia」という文字だけでなく、オーストラリア産原材料が何%使われているかも一緒に確認できるようになっています。
オーストラリアで育てられた・生産された食品
食品の「Grown in Australia」や「Produced in Australia」は、原材料の由来と加工場所の両方に強く関係する表示です。
一般に、主要な原料がオーストラリア由来で、ほぼすべての加工もオーストラリアで行われた食品に使われます。
果物、肉、牛乳、はちみつなどで、オーストラリアそのものの原料を重視する場合は、「Made」よりも「Grown」や「Produced」の表示の方が分かりやすい場合があります。
オーストラリアで包装しただけの商品にカンガルーがない理由
輸入食品をオーストラリア国内で小分け・包装しただけの場合、食品そのものがオーストラリアで実質的に製造されたことにはなりません。
そのため、優先表示の対象となる食品で、
Packed in Australia from imported ingredients
「輸入原料をオーストラリアで包装」と表示される商品には、通常、オーストラリア産・オーストラリア製を示すカンガルーロゴは付きません。
パッケージに「Australia」という文字があっても、「Made=製造」と「Packed=包装」は必ず区別しましょう。
食品によって表示方法が違う
すべての食品に、カンガルーマーク・棒グラフ・説明文を組み合わせた同じ表示が付くわけではありません。
食品原産国表示制度では、肉、魚介類、果物・野菜、パン、牛乳、ジュース、はちみつ、ナッツ、シリアルなど多くの食品が優先表示の対象となる食品に分類されています。
一方、菓子、ビスケット、スナック、ボトル入りの水、清涼飲料、茶・コーヒー、アルコールなどは対象外の食品として扱われ、原産国について文字だけで表示される場合があります。
そのため、「食品なら必ず棒グラフが付いている」わけではありません。
お土産選びではどこを見る?
旅行者が「できるだけ本当にオーストラリアらしい物」を選びたいなら、次の順番で確認すると分かりやすいでしょう。
- Australian Madeの正式なカンガルーロゴがあるか
- ロゴの下がAustralian Made、Australian Grown、Product of Australiaのどれか
- 食品なら棒グラフでオーストラリア産原材料の割合を確認
- 「Made in Australia」なのか「Packed in Australia」なのか
- 商品の原産国表示
- 会社がオーストラリア資本かどうかも重視するなら企業情報
「カンガルーの絵がある」だけで判断せず、その下の文字まで読むのがポイントです。
旅行者がチェックしたい商品
Australian Madeの表示を確認しやすいお土産の例として、
- スキンケア用品
- 石けん
- 化粧品
- ウール製品
- 衣類・帽子
- 木製品
- 食器・雑貨
- 健康・美容用品
- はちみつ・ジャムなどの食品
があります。
ただし、商品の種類だけを見て「オーストラリア製」と判断せず、一つひとつの表示を確認してください。
特に観光地のお土産店では、カンガルー、コアラ、オーストラリア国旗などをデザインした商品でも、海外で製造されていることがあります。
公式サイトで認証商品を検索できる
オーストラリアン・メイド・キャンペーンの公式サイトでは、Australian Madeの認証を受けた商品や企業を検索できます。
商品名、会社名、商品の種類などから調べることができます。
「このブランドの商品は本当にAustralian Madeの認証を受けているのか」と確認したい時に便利です。
マークがない=輸入品とは限らない
逆に、Australian Madeロゴが付いていない商品が、必ず海外製というわけでもありません。
食品以外の商品では、このロゴを使用するかどうかは任意で、企業が申請して使用許可を取得します。
ロゴを使わず、単に「Made in Australia」と文字で原産国を表示している商品もあります。
したがって、ロゴが見つからない場合は、パッケージの裏面や商品のタグにある原産国表示も確認しましょう。
紛らわしい表示に注意
オーストラリアを連想させるカンガルー、コアラ、国旗、地図、緑と金色の配色などがパッケージにあっても、それ自体がAustralian Madeの認証を意味するわけではありません。
また、
- Australian Designed:オーストラリアでデザイン
- Australian Brand:オーストラリアのブランド
- Australian Owned:オーストラリア資本
- Packaged in Australia:オーストラリアで包装
- Distributed by an Australian company:オーストラリア企業が販売・流通
は、それぞれ「Australian Made」とは意味が違います。
原産国について誤解を招く表示はオーストラリア消費者法の対象となりますが、旅行者としては正式な原産国表示を確認する習慣を付けるのが一番簡単です。
原産国表示で使われる英語
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| Australian Made | オーストラリアで最後の実質的な製造・変化が行われた |
| Made in Australia | オーストラリア製 |
| Product of Australia | 主要な原料・部品もオーストラリア由来で、ほぼすべてオーストラリアで加工 |
| Australian Grown | オーストラリアで育てられた |
| Australian Seafood | オーストラリア産の水産物 |
| Australian Owned | オーストラリア資本の会社 |
| Designed in Australia | オーストラリアでデザイン |
| Packed in Australia | オーストラリアで包装・小分け |
| Australian Ingredients | オーストラリア産原材料 |
| Country of Origin | 原産国 |
| Imported Ingredients | 輸入原材料 |
| Substantially Transformed | 実質的に別の製品へ変化した |
旅行者向けの選び方
- カンガルーマークだけでなく、その下の文字まで読む
- Australian Madeは原料100%オーストラリア産という意味ではない
- 原材料を重視するならProduct of AustraliaやAustralian Grownを確認する
- 食品はオーストラリア産原材料の割合も確認する
- Made in AustraliaとPacked in Australiaを区別する
- Designed in Australiaだけでは製造国は分からない
- Australian OwnedとAustralian Madeは別の意味
- オーストラリアのブランドでも海外製の商品はある
- カンガルーやコアラの絵だけで原産国を判断しない
- 迷ったらAustralian Madeの公式サイトで認証商品を検索する
「オーストラリア土産」と一口に言っても、オーストラリアで売っている物、オーストラリア企業の商品、オーストラリアでデザインされた物、オーストラリアで製造された物、オーストラリア産原料から作られた物では意味が異なります。
Australian Madeロゴは、その違いを確認するための非常に便利な目印です。
ただし大切なのは、ロゴの下に何と書かれているかまで読むことです。
製造場所を重視するならAustralian Made、原材料までオーストラリア由来であることを重視するならProduct of AustraliaやAustralian Grown、食品なら原料割合の棒グラフも確認する。この3点を覚えておけば、お土産選びで迷いにくくなるでしょう。
Australian Madeマークに関するよくある質問(FAQ)
緑と金色のカンガルーを使った、オーストラリアの代表的な原産国認証ロゴです。食品以外では、オーストラリアン・メイド・キャンペーンの認証を受けた商品が使用許可の下で表示します。
いいえ。Australian Madeは主に製造工程についての表示です。最後の実質的な変化がオーストラリアで行われたことを示すため、輸入された原材料や部品が含まれる場合があります。
現在はありません。オーストラリアン・メイド・キャンペーンによると、以前存在した製造費50%以上という条件は2017年2月に撤廃されています。現在は、最後の実質的な変化がどこで行われたかが重要な基準です。
Australian Madeは製造工程が中心の表示です。Product of Australiaは、すべての重要な原材料・部品がオーストラリア由来で、すべてまたはほぼすべての加工もオーストラリアで行われていることを示します。
いいえ。会社の所有関係と商品の製造国は別です。オーストラリア資本の会社でも、海外で製造している商品はあります。
必ずしもそうではありません。「Designed in Australia」は、デザインがオーストラリアで行われたことを示すだけです。製造国は別に確認する必要があります。
食品に含まれるオーストラリア産原材料の最低割合を示しています。「Made in Australia from at least 60% Australian ingredients」なら、原材料の少なくとも60%がオーストラリア産という意味です。
同じではありません。オーストラリアで包装・小分けしただけでは、通常「実質的な変化」とは認められません。「Made=製造」と「Packed=包装」は区別して確認してください。
必ずしも輸入品ではありません。食品以外ではAustralian Madeロゴを使用するかどうかは任意なので、ロゴを使わず「Made in Australia」と文字だけで表示している商品もあります。
オーストラリアン・メイド・キャンペーンの公式サイトで、認証を受けた商品や企業を検索できます。
オーストラリアの旅行手配
トラベルドンキーでは、オーストラリア各都市のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。
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オーストラリアの街を歩いていると、「Vinnies」「Salvos」「Red Cross」といった看板の店を見かけることがあります。店内には古着、靴、本、食器、雑貨、家具などが並び、値札を見ると新品よりかなり手頃です。
こうした店は、オーストラリアでは一般にオップショップ(Op Shop)と呼ばれています。
オップショップは「オポチュニティ・ショップ(Opportunity Shop)」を短くした呼び方で、主に寄付された中古品を販売し、その収益を慈善活動や地域支援に役立てる店です。
アメリカでいう「スリフトストア(Thrift Store)」、イギリスでいう「チャリティショップ(Charity Shop)」に近い存在ですが、「オップショップ」という呼び方はオーストラリアとニュージーランドで特によく使われています。
オーストラリアではオップショップ文化が非常に身近で、慈善団体によるリユース事業の業界団体チャリタブル・リユース・オーストラリア(Charitable Reuse Australia)によると、全国には約2,500店の慈善団体運営オップショップがあります。
古着好きの人にとっては、一点物を探す宝探しのような楽しさがあります。旅行者にとっても、オーストラリアのブランドの服、本、食器、雑貨などを手頃な価格で見つけられる面白い買い物スポットです。
この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、オップショップの意味、主要な運営団体、ヴィンテージショップとの違い、何が買えるのか、値段、買い方、衛生面、返品、寄付との関係、旅行中の楽しみ方まで詳しく紹介します。
- オップショップとは?
- なぜ「オポチュニティ・ショップ」という名前?
- 「オップショップ」という言葉は1925年に誕生
- スリフトストア・チャリティショップとの違い
- ヴィンテージショップとの違い
- 委託販売店との違い
- オーストラリア全国に約2,500店
- 何が売っている?
- 古着・靴・バッグ
- 本・CD・DVD
- 食器・キッチン用品・雑貨
- 家具・電化製品
- 一点物を探す「宝探し」
- 有名ブランドが見つかることも
- 値段は本当に安い?
- 値切る店ではない
- ヴィニーズ
- サルヴォス・ストアーズ
- オーストラリア赤十字のショップ
- ライフラインのショップ
- 地域独自のオップショップもある
- 近くのオップショップを探す方法
- 店ごとに品揃えが全く違う
- 試着できる?
- オーストラリアの服サイズに注意
- 商品の状態を確認する
- 古着は洗ってから着ると安心
- 返品・交換ルール
- 支払い方法
- 商品はどこから来る?
- 買い物が慈善活動の支援になる
- 環境面でも意味がある
- 旅行者のお土産探しにも面白い
- オーストラリアのブランドを探してみる
- オップショップで使える英語
- 旅行者向けのコツ
- よくある質問(FAQ)
オップショップとは?


オップショップ(Op Shop)は、オポチュニティ・ショップ(Opportunity Shop)を短くしたオーストラリア英語です。
一般的には、家庭や企業などから寄付された中古品を販売し、その売上や利益を慈善活動、福祉、地域支援などに活用する店を指します。
英語辞書でも、オポチュニティ・ショップはオーストラリア英語として、慈善団体が寄付された中古品などを販売し、活動資金を集める店と説明されています。
オーストラリアでは、慈善団体が運営する店なら「中古品店」という一般的な呼び方よりも、「オップショップ」と呼ぶ方が自然です。
なぜ「オポチュニティ・ショップ」という名前?
「Opportunity」を直訳すると「機会」という意味ですが、実際には慈善団体が運営する中古品店を指します。
中古品を手頃な価格で購入する機会を提供し、同時に寄付された品を販売することで慈善活動の資金を生み出す、という考え方が背景にあります。
現在は正式な「Opportunity Shop」よりも、短くした「Op Shop」の方が圧倒的によく使われています。
「オップショップ」という言葉は1925年に誕生
チャリタブル・リユース・オーストラリアによると、「Opportunity Shop」という言葉は1925年にメルボルンで生まれました。
レディ・ミリー・タリス(Lady Millie Tallis)が、セント・ビンセント病院のX線設備のために資金を集める中古品販売店を立ち上げ、「中古品店」に、より前向きで尊厳のある印象を持たせるため「Opportunity Shop」という言葉を使ったとされています。
2025年には、オーストラリアでオップショップ誕生100周年が祝われました。
現在では、オーストラリアの日常生活にすっかり定着した言葉です。
スリフトストア・チャリティショップとの違い
| 呼び方 | 主に使われる地域・意味 |
|---|---|
| Op Shop / Opportunity Shop | オーストラリア、ニュージーランドで一般的 |
| Charity Shop | イギリスで一般的な呼び方 |
| Thrift Store | アメリカなどで一般的な呼び方 |
| Second-hand Shop | 中古品店全般を指す一般的な表現 |
旅行中にGoogleマップで「Thrift Store」と検索してもオップショップが表示されることがありますが、オーストラリアでは「Op Shop」で検索する方が見つけやすいでしょう。
ヴィンテージショップとの違い
オップショップとヴィンテージショップ(Vintage Store)は、どちらも中古の衣類を扱うため混同されやすいですが、目的や商品構成が違います。
オップショップは、一般家庭などから寄付された商品を販売し、慈善活動や地域支援につなげる店が中心です。
一方、ヴィンテージショップは通常、店側が古着や希少品を年代、ブランド、デザインなどを基準に選んで仕入れ、利益を得ることを目的として販売する専門店です。
そのため、ヴィンテージショップの方が商品があらかじめ厳選され、価格も高めになる傾向があります。
「手頃な古着を探したい」「何が出てくるか分からない宝探しを楽しみたい」ならオップショップ、「特定年代の古着やブランド品を効率よく探したい」ならヴィンテージショップ、という使い分けができます。
委託販売店との違い
委託販売店(Consignment Store)は、商品の持ち主から品物を預かって販売し、売れた時に売上の一部を持ち主へ支払う仕組みの店です。
ブランドバッグやデザイナーズ衣料などを扱う店に多く、商品は寄付されたものではありません。
これも、一般的な慈善団体運営のオップショップとは仕組みが異なります。
オーストラリア全国に約2,500店
チャリタブル・リユース・オーストラリアによると、オーストラリアには約2,500店の慈善団体運営オップショップがあります。
大都市だけでなく、地方の小さな町にもオップショップがあります。
旅行中に地元の商店街を歩いていると、大手団体ではない教会や地域団体が運営する小さなオップショップを見つけることも珍しくありません。
何が売っている?
店舗によって違いますが、代表的な商品は次の通りです。
- 古着
- 靴
- バッグ
- アクセサリー
- 本
- CD・DVD
- 食器
- キッチン用品
- インテリア雑貨
- 玩具
- 家具
- 一部の電化製品
商品は寄付によって集まるため、同じ運営団体の店でも店舗ごとに品揃えが大きく異なります。
古着・靴・バッグ
オップショップで最も多く見かけるのが衣類です。
女性服、男性服、子供服、ジャケット、デニム、ワンピース、スポーツウェアなどが、サイズ別・種類別に並んでいます。
靴、帽子、ベルト、バッグ、アクセサリーがある店も多く、旅行中に急に上着が必要になった時などにも利用できます。
基本的には一点物なので、気に入ったデザインを見つけても、別のサイズを取り寄せるような買い方はできません。
本・CD・DVD
本好きなら書籍売場もおすすめです。
小説、料理本、旅行本、児童書、写真集などが数ドル程度から見つかることがあります。
オーストラリアの料理本や自然・野生動物の本などは、少し変わったお土産にもなります。
ただし、本は重いため、飛行機の受託手荷物の重量には注意してください。
食器・キッチン用品・雑貨
生活雑貨の売場も、オップショップの楽しみの一つです。
マグカップ、皿、グラス、カトラリー、花瓶、写真立てなどが並びます。
昔のオーストラリアブランドの食器や、現在は販売されていないデザインが偶然見つかることもあります。
ただし、陶器やガラスは割れやすく、重量もあるため、旅行者は日本まで持ち帰りやすいかどうかも考えて選びましょう。
家具・電化製品
大型のオップショップでは、家具を販売している場合があります。
ヴィニーズも、店舗によって家具や一部の電化製品を寄付品として受け付け、販売していると案内していますが、すべての店舗で扱っているわけではありません。
旅行者が家具を買う機会はほとんどありませんが、大型店舗をのぞいてみると、オーストラリアの中古品市場の雰囲気がよく分かります。
一点物を探す「宝探し」
オップショップの面白さは、欲しい物が必ずあるとは限らないことです。
新品を扱う店なら同じ商品が何点も並びますが、オップショップでは基本的に一点物です。
前の日にはなかった商品が翌日に並ぶこともあり、逆に気に入った物を「後で買おう」と思って戻ったら、すでに売れていることもあります。
現地では宝探しのような感覚でオップショップ巡りを楽しむ人も多くいます。
有名ブランドが見つかることも
寄付品の中には、オーストラリアの人気ブランドや海外の有名ブランドが含まれていることがあります。
サルヴォス・ストアーズも、店舗ではリーバイス(Levi’s)、カントリー・ロード(Country Road)、ナイキ(Nike)など、さまざまなブランドの中古品が見つかると案内しています。
ただし、有名ブランドだから必ず安いとは限りません。
人気ブランドやデザイナーズ商品、希少価値のある商品は、通常の商品より高めの価格が付くことがあります。
値段は本当に安い?
新品と比べれば手頃な商品が多いですが、「オップショップなら何でも数ドル」というわけではありません。
商品の状態、ブランド、需要、地域、店舗によって価格は異なります。
特に有名ブランド、ヴィンテージ品、収集価値のある品、ほぼ新品の商品などは高めになる場合があります。
一方で、普段着、本、食器、雑貨などは非常に手頃な価格で見つかることもあります。
チャリタブル・リユース・オーストラリアは、中古品を購入することがオーストラリアの生活費負担の軽減にも大きく役立っているとしています。
値切る店ではない
オップショップは、市場やフリーマーケットのように、店員と値段交渉する場所ではありません。
通常は商品に値札が付き、その価格で購入します。
運営団体によっては、特定の色の値札を対象にした割引、半額セール、曜日限定の割引などを行うことがあります。
例えばサルヴォス・ストアーズでは、毎週特定の色の値札が付いた商品を50%引きにする販売促進を行っています。
ヴィニーズ
ヴィニーズ(Vinnies)は、セント・ビンセント・デ・ポール・ソサエティ(St Vincent de Paul Society)が運営するオップショップです。
オーストラリア各地に店舗があり、衣類、靴、バッグ、アクセサリー、生活雑貨、玩具、本などを扱っています。
ヴィニーズによると、店舗で使われたお金は地域社会へ還元され、ホームレス状態にある人や、生活上の困難を抱えている人などへの支援に使われます。
旅行中に比較的見かけやすいオップショップの一つです。
サルヴォス・ストアーズ
サルヴォス・ストアーズ(Salvos Stores)は、救世軍(The Salvation Army)が運営するオップショップです。
公式サイトでは、オーストラリア全国に400店以上を展開すると案内しています。
衣類、生活雑貨、本、家具、収集品など幅広い中古品を扱い、店舗によってはオンライン販売や、オンラインで注文して店舗で受け取るサービスにも対応しています。
サルヴォス・ストアーズは、利益の100%が救世軍による地域支援活動を支えると説明しています。
オーストラリア赤十字のショップ
オーストラリア赤十字ショップ(Australian Red Cross Shops)では、中古の衣類、靴、アクセサリー、生活雑貨などを販売しています。
オーストラリア赤十字は、店舗で集められた資金がオーストラリア国内外の人道支援活動を支えると説明しています。
衣類などが比較的見やすく整理されている店舗もあり、古着探しが初めての旅行者にも入りやすいでしょう。
Australian Red Cross Shop – Store Locator
ライフラインのショップ
ライフライン(Lifeline)は、24時間の危機支援サービスなどで知られる非営利組織で、地域によってオップショップも運営しています。
ヴィニーズやサルヴォスのように全国で一つの大規模な店舗網を展開する形とは少し異なり、各地域のライフライン組織が店舗を運営しています。
ニュー・サウス・ウェールズ州、クイーンズランド州、南オーストラリア州など、各地に店舗があります。
大量の中古本を販売するライフライン・ブックフェアでも知られています。
地域独自のオップショップもある
全国規模の団体以外にも、教会、動物保護団体、病院、地域福祉団体などが運営する小規模なオップショップが数多くあります。
地方の町では、大手団体よりも地域団体が運営するオップショップが中心になっている場合もあります。
こうした店は規模が小さくても、地元の家庭から寄付された品が集まるため、その地域らしい商品に出会えるのが魅力です。
近くのオップショップを探す方法
旅行中ならGoogleマップで、
- Op Shop
- Op Shops
- Vinnies
- Salvos Stores
- Red Cross Shop
- Lifeline Shop
などと検索すると簡単です。
また、チャリタブル・リユース・オーストラリアには、地域名や郵便番号から慈善団体運営のオップショップを探せる検索ページがあります。
Charitable Reuse Australia – Find an Op Shop
営業時間は店舗によって大きく違います。小規模な店では日曜日が休みだったり、営業時間が短かったりすることも多いため、訪問前に確認してください。
店ごとに品揃えが全く違う
オップショップでは、「大きな運営団体だから全国どこの店でも同じ商品」という考え方は通用しません。
寄付品は地域住民から集まるため、住宅地、学生街、富裕層が多い地域、海辺の町などによって商品の構成が変わります。
同じヴィニーズでも、ある店は衣類中心、別の店は本や生活雑貨が充実している、といった違いがあります。
この店によって何があるか分からない偶然性が、オップショップの面白さでもあります。
試着できる?
衣類を扱う店舗には試着室がある場合がありますが、すべての店舗にあるとは限りません。
試着室が見つからなければ、
Do you have a fitting room?
「試着室はありますか?」
と聞けばよいでしょう。
中古品は一点物なので、サイズ表示だけで判断せず、実際の着用感を確認できるなら試着をおすすめします。
オーストラリアの服サイズに注意
古着のサイズ表示には、オーストラリア、アメリカ、イギリス、ヨーロッパなど複数の規格が混在しています。
さらに、古い衣類では現在の同じサイズ表記と実際の大きさが異なる場合もあります。
「AU 10だから自分に合う」と決めつけず、できれば実寸と試着で確認してください。
商品の状態を確認する
オップショップでは販売前に商品を選別していますが、中古品なので状態には差があります。
衣類なら、
- シミ
- 穴
- ほつれ
- ファスナーの動き
- ボタンの有無
- におい
を確認しましょう。
食器なら欠けやヒビ、本なら書き込みや破れなども確認してから買うと安心です。
古着は洗ってから着ると安心
ヴィニーズなどでは、寄付する衣類について良好な状態であることを求めていますが、オップショップで購入する衣類は中古品です。
購入後は、洗濯表示を確認し、自宅や宿泊先で洗濯するか、必要に応じてクリーニングしてから着用すると安心です。
帽子、バッグ、靴など洗濯しにくい物についても、商品の状態をよく確認して選びましょう。
返品・交換ルール
返品・交換のルールは運営団体・州・店舗・商品によって異なります。
中古品という性質上、単に「気が変わった」「サイズが合わなかった」といった自己都合による返品を受け付けない店もあります。
衣類や比較的高額な商品を買う場合は、購入前にレシートや店頭の返品案内を確認してください。
一方、商品がオーストラリア消費者法に定める消費者保証に反する問題を抱えている場合は、法律上の権利が関係することがあります。
支払い方法
ヴィニーズ、サルヴォス、オーストラリア赤十字など大手団体の店舗では、カード決済に対応している店が一般的です。
一方、小さな地域のオップショップでは支払い方法が限られる場合があります。
念のため店頭の表示を確認してください。
Cash Onlyと表示されていれば、現金のみという意味です。
商品はどこから来る?
オップショップの商品は、一般家庭や企業などからの寄付が中心です。
ヴィニーズでは、衣類、靴、バッグ、アクセサリー、生活雑貨、玩具、本など、再販売できる状態の中古品を受け付けています。
サルヴォスも、衣類、生活雑貨、本、家具などの寄付を受け付け、再販売できる商品を店舗へ回しています。
旅行者が買う一着の服も、誰かが不要になった品を寄付し、ボランティアやスタッフが仕分けし、再び売場へ並べたものです。
買い物が慈善活動の支援になる
オップショップの大きな特徴は、単に中古品を安く買うだけではないことです。
ヴィニーズでは買い物による収入が地域の支援活動へ還元され、サルヴォス・ストアーズでは利益の100%が救世軍の地域支援活動を支えています。
オーストラリア赤十字ショップの売上も、オーストラリア国内外の人道支援活動に役立てられています。
買い物そのものが慈善活動への間接的な支援になることが、一般的な中古品店との大きな違いです。
環境面でも意味がある
オップショップは中古品を再び流通させるため、まだ使える物が廃棄されるのを減らす役割も持っています。
チャリタブル・リユース・オーストラリアは、オーストラリアのオップショップが年間100万トン以上の物を埋立処分から回避しているとしています。
衣類を新品で買わず、すでに存在する一着をもう一度使うことは、新しい商品を製造するために必要な資源を減らすことにもつながります。
そのため、オップショップでの買い物は循環型経済や持続可能なファッションという観点からも注目されています。
旅行者のお土産探しにも面白い
オップショップは、典型的な観光土産店ではありません。
そのため、「AUSTRALIA」と大きく書かれた新品のキーホルダーを大量に買うような店ではありませんが、偶然の出会いを楽しみたい人には面白いお土産探しの場所になります。
例えば、
- オーストラリアブランドの古着
- 昔のスポーツチームのシャツ
- オーストラリアの料理本
- 現地の子供向け絵本
- 古いマグカップ
- 昔のデザインの食器
- 地域イベントのTシャツ
などが見つかる可能性があります。
同じ商品が二度と見つからないこともあるので、「その旅行で偶然出会ったお土産」という面白さがあります。
オーストラリアのブランドを探してみる
衣類売場では、オーストラリアで広く知られているブランドを探してみるのも楽しみ方の一つです。
例えば、
- カントリー・ロード(Country Road)
- スポーツクラフト(Sportscraft)
- R.M.ウィリアムズ(R.M.Williams)
- シード・ヘリテージ(Seed Heritage)
- ウィッチェリー(Witchery)
などが寄付品として並ぶ可能性があります。
もちろん在庫は完全に偶然なので、狙ったブランドが必ず見つかるわけではありません。
ブランドタグを見ながら「これはオーストラリアのブランドかな?」と調べてみるのも、オップショップ巡りならではの楽しみです。
オップショップで使える英語
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| Op Shop | 慈善団体などが運営する中古品店 |
| Pre-loved | 中古品を前向きに表現する言い方 |
| Second-hand | 中古の・中古品 |
| Vintage | 年代物・ヴィンテージ品 |
| Homewares | 食器やキッチン用品などの生活雑貨 |
| Do you have a fitting room? | 試着室はありますか? |
| Is this on sale? | これは割引されていますか? |
| Can I return this? | これは返品できますか? |
| Do you accept cards? | カードは使えますか? |
| Where are the books? | 本はどこですか? |
| Where are the homewares? | 生活雑貨はどこですか? |
| Is this the final price? | これが最終価格ですか? |
| Do you take donations? | 寄付品を受け付けていますか? |
旅行者向けのコツ
- Googleマップでは「Op Shop」で検索する
- ヴィニーズ、サルヴォス、赤十字などの店舗検索も利用する
- 小規模店は営業時間が短いことがあるので事前に確認する
- 商品は一点物なので、気に入ったらその場で判断する
- 古着はシミ・穴・ファスナー・ボタンなどを確認する
- サイズ表示だけで判断せず、できれば試着する
- ヴィンテージショップとは価格や商品の集め方が違うと理解する
- 基本的には値札価格で購入し、値切らない
- 返品・交換条件は購入前に確認する
- 旅行者なら服、本、小物など持ち帰りやすい物を中心に探す
- 購入した古着は洗濯またはクリーニングしてから使用する
オップショップは、安く買い物をするだけの場所ではありません。
誰かが使わなくなった物を次の人へつなぎ、その売上が地域支援や慈善活動へ使われるという、オーストラリアの暮らしに根付いた仕組みです。
観光地のお土産店にはない物が見つかり、店ごとに品揃えも違うため、時間があれば何軒か巡ってみるのも面白いでしょう。
「何を買うか決めずに店へ入り、偶然見つけた一品を楽しむ」のが、オーストラリアらしいオップショップの楽しみ方です。
オーストラリアのオップショップに関するよくある質問(FAQ)
「Opportunity Shop」の略で、主に寄付された中古品を販売し、売上や利益を慈善活動や地域支援などに役立てる店です。オーストラリアでは一般的な呼び方です。
同じではありません。オップショップは寄付された商品を中心に販売する慈善団体運営の店舗が一般的です。ヴィンテージショップは通常、店側が選んで仕入れた古着や年代物を販売します。
チャリタブル・リユース・オーストラリアによると、全国に約2,500店の慈善団体運営オップショップがあります。
ヴィニーズ、サルヴォス・ストアーズ、オーストラリア赤十字ショップ、地域によってはライフラインの店舗などがあります。ほかにも教会や地域団体が運営する小規模なオップショップがあります。
新品より手頃な商品が多いですが、ブランド、状態、希少性などによって価格は異なります。有名ブランドやヴィンテージ品は高めの価格が付く場合があります。
通常は値札に表示された価格で購入します。フリーマーケットのように値段交渉をする店ではありません。店舗独自のセールや割引が行われることはあります。
中古品なので、購入後に洗濯表示を確認し、洗濯または必要に応じてクリーニングしてから使用すると安心です。
はい。オーストラリアブランドの古着、料理本、絵本、食器、雑貨など、一般的な観光土産店にはない一点物を見つけられることがあります。
慈善団体が運営するオップショップでは、売上や利益がその団体の地域支援、福祉、人道支援活動などに役立てられます。具体的な資金の使途は運営団体によって異なります。
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オーストラリアの郊外を車で走っていると、緑と赤の大きな看板に「Bunnings Warehouse」と書かれた巨大な店舗をよく見かけます。
バニングス(Bunnings)は、工具、建材、園芸用品、塗料、アウトドア用品、収納用品などを扱う、オーストラリアを代表するホームセンターチェーンです。地元の人にとっては、DIYや庭仕事の材料を買いに行く非常に身近な店です。
旅行者には「ホームセンターなら関係ない」と思えるかもしれませんが、実は店内には日焼け止め、虫除け、ビーチ用品、クーラーボックス、キャンプ用品、収納用品、南京錠、延長コード、掃除用品など、旅行中に役立つ物も数多くあります。
そして、バニングスを語るうえで欠かせないのが、週末を中心に店頭で行われるソーセージ・シズル(Sausage Sizzle)です。
焼いたソーセージを食パンにのせ、好みで炒めた玉ねぎやソースを加える非常にシンプルな食べ物ですが、今では「バニングスへ行ったら食べたいもの」として、オーストラリアの日常文化の一つになっています。
しかも、これはバニングスが利益を得るために販売している軽食ではありません。地域の学校、スポーツクラブ、慈善団体などが運営する募金活動で、バニングスによると売上は運営する地域団体へ100%渡ります。
この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、バニングスとはどんな店なのか、店内で買える物、店舗の探し方、旅行中に役立つ商品、そして名物ソーセージ・シズルの仕組みや食べ方まで詳しく紹介します。
- バニングスとは?
- 1886年から続く歴史
- バニングス・ウェアハウスとは?
- 大型店舗以外の店もある
- 何を売っている?
- 旅行者にも意外と便利
- アウトドア・ビーチ用品
- 虫除け・日焼け対策
- 収納・梱包用品
- 電気・充電関連用品
- レンタカー旅行にも便利
- 巨大な園芸売場も見どころ
- 店舗の探し方
- 営業時間は店舗ごとに違う
- 支払い・セルフレジ
- 名物ソーセージ・シズルとは?
- 地域団体の募金活動
- 年間3万6,000回以上開催
- いつ開催される?
- 何が食べられる?
- 値段はいくら?
- 玉ねぎは入れる?
- ソースは何をかける?
- 「スナッグ」とは?
- 注文・買い方
- 現金?カード?
- ベジタリアン対応は?
- 食物アレルギーは注意
- なぜここまで有名になった?
- バニングスと地域社会
- バニングスで使える英語
- 旅行者向けの楽しみ方
- よくある質問(FAQ)
バニングスとは?


バニングスは、オーストラリアとニュージーランドで展開する住宅・DIY・暮らしに関する商品を幅広く扱う大手小売チェーンです。
DIYを楽しむ一般家庭だけでなく、大工、建設業者、庭師などの建築・工事関係者にも広く利用されています。
店舗によっては、建材を車に積み込みやすい受け取り場所、工具の貸し出し、トレーラーの貸し出し、塗料の調色、鍵関連のサービスなどもあり、日本の一般的なホームセンターより規模が大きい店舗も少なくありません。
1886年から続く歴史
バニングスの歴史は、1886年にアーサー・バニング(Arthur Bunning)とロバート・バニング(Robert Bunning)が西オーストラリア州へ渡り、製材所を購入したことから始まります。
その後、木材・建築資材事業を拡大し、1993年にはビクトリア州と南オーストラリア州へ事業を広げました。
1994年にはメルボルン市場で最初のバニングス・ウェアハウス(Bunnings Warehouse)を開業。2001年にはBBCハードウェア(BBC Hardware)の店舗網を取得し、ニュージーランドへも展開しました。
現在は、オーストラリアの大手企業ウェスファーマーズ(Wesfarmers)の主要事業の一つとなっています。
バニングス・ウェアハウスとは?
旅行中によく目にするのは、巨大な倉庫型店舗のバニングス・ウェアハウスです。
店内には高い棚が並び、
- 工具
- 木材・建築資材
- 塗料
- 園芸用品
- 植物
- バーベキュー用品
- アウトドア家具
- 照明
- キッチン用品
- 浴室用品
- 収納・掃除用品
- ペット用品
などが広い売場に並んでいます。
特に郊外の店舗は非常に大きく、初めて訪れると「工具店」というより巨大なDIY用品売場のように感じるかもしれません。
大型店舗以外の店もある
バニングスには大型のウェアハウス店舗だけでなく、地域に応じた小型店舗や業者向け店舗もあります。
ウェスファーマーズの2025/26年度上期報告では、オーストラリアとニュージーランドの店舗網に、287の大型店舗、66の小型店舗、28の業者向け店舗がありました。
一般の旅行者が買い物をするなら、品揃えの多いバニングス・ウェアハウスが分かりやすいでしょう。
何を売っている?
| 売場 | 主な商品 |
|---|---|
| 工具 | 手工具、電動工具、工具箱 |
| 建築・金物用品 | 木材、建材、ネジ、金具、ドア用品 |
| 園芸用品 | 植物、鉢、土、園芸用品、ホース |
| アウトドア用品 | バーベキュー用品、キャンプ用品、クーラーボックス、ビーチ用品 |
| 収納・掃除用品 | 収納ケース、掃除用品、梱包用品 |
| 電気用品 | 延長コード、照明、電気用品 |
| 塗装用品 | 塗料、ブラシ、補修用品 |
| ペット用品 | 犬、猫、鳥、小動物用品 |
| 室内用品 | 家具、インテリア、健康・運動用品 |
旅行者にも意外と便利
住宅をDIYする予定がない旅行者でも、バニングスで役立つ物があります。
特にレンタカー旅行、キャンプ、ビーチ、長期滞在では便利です。
- 日焼け止め
- 虫除け
- 帽子
- クーラーバッグ
- 保冷剤
- ビーチ用品
- 南京錠
- 収納ボックス
- 梱包用品
- 延長コード
- 車用品
- キャンプ用品
などをまとめて探すことができます。
アウトドア・ビーチ用品
バニングスのアウトドア用品売場には、キャンプ用品、クーラーボックス、アウトドア家具、日除け、ビーチ用品などがあります。
ロードトリップで簡易チェアやクーラーボックスが必要になった場合にも便利です。
オーストラリアではクーラーボックスをエスキー(Esky)と呼ぶこともあります。
虫除け・日焼け対策
アウトドア用品売場では、日焼け止めや虫除けも扱っています。
オーストラリアの日差しは強く、夏だけでなく晴天の日には日焼け対策が重要です。
また、ケアンズ、ダーウィン、アウトバックなどでは虫除けが役立つ場面があります。
スーパーや薬局でも購入できますが、バニングスへ立ち寄る予定があるなら一緒に探すことができます。
収納・梱包用品
収納・掃除用品売場には、収納ケース、段ボール箱、テープなどがあります。
長期滞在や引っ越し向けの商品が中心ですが、お土産を壊さず持ち帰りたい時に梱包材を探すこともできます。
ただし大型の箱は飛行機では扱いにくいので、旅行者なら緩衝材、テープ、小型の梱包用品などを必要な分だけ選びましょう。
電気・充電関連用品
電気用品売場には、延長コード、電源タップ、電球、照明などがあります。
ホテルやサービスアパートメントでコンセントが足りない時に、必要な商品を探すこともできます。
ただし、日本の電化製品をオーストラリアで使用する場合、プラグ形状だけでなく対応電圧を確認してください。
変換プラグだけでは電圧を変えることはできません。
レンタカー旅行にも便利
バニングスでは車の手入れ用品も扱っています。
レンタカー旅行で本格的な車用品を買う機会は少ないでしょうが、清掃用品、布、収納用品、懐中電灯などは長距離ドライブで便利です。
キャンプを伴うロードトリップなら、アウトドア用品売場と合わせて見ると、必要な物をまとめてそろえることができます。
巨大な園芸売場も見どころ
大型のバニングス・ウェアハウスには、屋外に広い園芸売場があります。
オーストラリアの家庭でよく育てられている植物や、ユーカリなどの在来植物を見ることができる店舗もあります。
旅行者が植物や種を日本へ持ち帰る場合には植物検疫の規制があるため、気軽なお土産として購入するのはおすすめしません。
買わなくても、現地の園芸文化を見る売場として歩いてみるのは面白いでしょう。
店舗の探し方
最寄りの店舗はGoogleマップで「Bunnings」と検索するか、公式サイトの店舗検索を利用します。
店舗を選ぶと、営業時間、利用できるサービス、オンライン注文商品の店舗受け取りなどの情報を確認できます。
都心部より郊外に大型店が多いため、旅行者の場合はレンタカー利用時の方が立ち寄りやすいでしょう。
営業時間は店舗ごとに違う
バニングスは早朝から営業する店舗も多いですが、営業時間は店舗・曜日・州によって異なります。
特に日曜日や祝日は、通常と異なる場合があります。
「バニングスはいつも朝早くから夜遅くまで開いている」と決めつけず、訪問する店舗の公式ページで当日の営業時間を確認してください。
支払い・セルフレジ
大型店には通常の有人レジとセルフレジがあります。
クレジットカード、デビットカード、タッチ決済などが一般的に利用できます。
大型商品や長い建材を購入する客も多いため、出口付近でスタッフがレシートを確認することがあります。
レシートは、店を出るまですぐ取り出せるようにしておくとよいでしょう。
名物ソーセージ・シズルとは?
バニングスをホームセンター以上に有名にしているのが、バニングスのソーセージ・シズル(Bunnings Sausage Sizzle)です。
店舗の入口付近にテントとバーベキュー台が設置され、ボランティアがソーセージを焼いている光景を週末によく見かけます。
焼いたソーセージを1枚の食パンにのせ、好みで炒めた玉ねぎやトマトソースなどを加えるだけの非常にシンプルな食べ物です。
豪華な料理ではありませんが、今ではバニングスの週末を象徴する存在になっています。
地域団体の募金活動
重要なのは、ソーセージ・シズルを通常、バニングスのスタッフが商売として販売しているわけではないということです。
学校、幼稚園、スポーツクラブ、慈善団体、地域の団体などの非営利団体が、ボランティアを集めて運営します。
バニングスはバーベキュー設備、ガス、テント、消火器などを用意し、団体側がソーセージ、パン、玉ねぎ、飲み物、調理器具などを準備します。
バニングスによると、ソーセージ・シズルで集めた資金は100%その地域団体へ渡ります。
つまり、ソーセージを一つ買うことが、その日に運営している団体への支援にもなります。
年間3万6,000回以上開催
バニングスの2025年地域活動報告によると、2024/25年度にはオーストラリアとニュージーランドで3万6,000回以上のソーセージ・シズルが行われました。
同年度、ソーセージ・シズルを含む地域活動を通じて、バニングスは地域社会へ6,700万豪ドルを超える支援・資金調達に関わったと報告しています。
「ホームセンターの入口でソーセージを売る」という一見小さな活動ですが、全国規模では大きな地域支援の仕組みになっています。
いつ開催される?
ソーセージ・シズルは週末に見かけることが多く、特に土曜日・日曜日の昼間に開催されます。
ただし、すべての店舗で毎週必ず開催されるわけではありません。
悪天候、祝日、行事、運営団体の都合などで実施されない場合もあります。
旅行中にどうしても食べたい場合は、週末の午前遅めから午後にかけて大型のバニングス・ウェアハウスへ行くと、出会える可能性が高くなります。
何が食べられる?
基本は非常にシンプルです。
- ソーセージ
- スライスした食パン
- 炒めた玉ねぎ
- トマトソースなどの調味料
このほか、缶飲料やボトル入りの水などが販売されます。
バニングスの運営案内では、通常のソーセージ・シズルで販売するものを、ソーセージ、玉ねぎ、スライスしたパン、調味料、飲み物などに絞っています。
地域の屋台のように、多数の料理から選ぶ形式ではありません。
値段はいくら?
2026年に各地で行われているソーセージ・シズルでは、食パンにソーセージをのせたものがA$3.50で販売されている例が多く見られます。
バニングスは2022年7月、オーストラリアでソーセージ・シズルの価格をA$2.50からA$3.50へ変更しました。これは15年ぶりの価格改定でした。
その後のバニングスの運営資料でもソーセージA$3.50が示され、2026年に地域団体が行っているソーセージ・シズルでも同じ価格が使われています。
飲み物はA$2前後で販売されることが多くあります。
実際の価格は、その日の現地表示を確認してください。
玉ねぎは入れる?
注文すると、
Onion?
と聞かれることがあります。
炒めた玉ねぎが好きなら「Yes, please」、不要なら「No, thanks」で大丈夫です。
通常、玉ねぎを加えてもソーセージの値段は変わりません。
オーストラリアでは「玉ねぎをソーセージの上に置くか、下に置くか」が冗談半分で話題になるほど、玉ねぎはバニングスのソーセージ・シズルに欠かせない存在になっています。
ソースは何をかける?
最も定番なのはトマトソースです。
開催する団体によっては、バーベキューソースやマスタードなども用意されています。
オーストラリアで「Tomato Sauce」と呼ばれるものは、日本のトマトケチャップに近い調味料です。
好みのソースをかけて、その場で食べます。
「スナッグ」とは?
オーストラリア英語では、ソーセージを口語でスナッグ(Snag)と呼ぶことがあります。
バニングスのソーセージ・シズルについて、
Grab a snag at Bunnings.
といえば、「バニングスでソーセージを買う」といった意味です。
旅行者が無理に使う必要はありませんが、ニュースやSNSなどでもよく登場するオーストラリアらしい表現です。
注文・買い方
買い方は難しくありません。
- ソーセージ・シズルのテントへ行く
- 欲しい数を伝える
- 玉ねぎの有無を伝える
- 必要なら飲み物を選ぶ
- 支払いをする
- ソースを好みでかける
例えば一つなら、
One sausage with onion, please.
「ソーセージを一つ、玉ねぎ入りでお願いします」
で十分です。
現金?カード?
以前は現金中心という印象が強かったソーセージ・シズルですが、現在はキャッシュレス決済に対応する団体も多くあります。
バニングスの運営案内では、地域団体が自分たちの携帯型決済端末を使えるほか、バニングス側が用意する携帯型の決済システムを利用できる仕組みも案内されています。
ただし、その日に運営している団体によって支払方法が異なる場合があります。
テント前の看板に「Cash」「Card」「EFTPOS」などの表示があるか確認してください。
ベジタリアン対応は?
通常のバニングスのソーセージ・シズルは、肉のソーセージが基本です。
ベジタリアンやヴィーガン向けのソーセージが常に用意されているわけではありません。
特別な行事では別の選択肢が用意される可能性もありますが、「どの店舗でも必ずベジタリアン向け商品がある」と考えない方がよいでしょう。
食物アレルギーは注意
ソーセージ・シズルは、地域団体のボランティアが運営する簡易的な飲食販売です。
小麦、肉、調味料などにアレルギーがある場合は、原材料や調理時の交差接触について必ず確認してください。
グルテンを含まないパンなどが通常用意されているとは限りません。
重い食物アレルギーがある人は、原材料を確認できない場合は無理に食べない方が安心です。
なぜここまで有名になった?
バニングスのソーセージ・シズルは、1990年代から続く地域募金の仕組みとして定着してきました。
週末にDIY用品を買いに来た家族が、入口で数ドルのソーセージを買い、そのお金が学校やスポーツクラブなど地元の団体へ渡る。
この「気軽な食事と地域支援」の組み合わせが長く続き、今ではバニングスそのものを象徴する文化になりました。
2026年9月には、メルボルンを訪れたサンフランシスコ・49ersの元選手たちもポート・メルボルン(Port Melbourne)のソーセージ・シズルに参加し、バニングス自身も「オーストラリアの週末の伝統」と紹介しています。
バニングスと地域社会
バニングスの地域支援は、ソーセージ・シズルだけではありません。
学校、幼稚園、高齢者施設、地域団体などへのDIY活動、商品提供、募金活動などを継続しています。
2026年には新しい地域助成制度(Community Grants Program)も開始し、対象となる非営利団体の地域事業へ最大A$10,000を助成する制度を導入しました。
ソーセージ・シズルを見かけたら、「ホームセンターがソーセージを売っている」のではなく、地域の団体がその日の募金活動を行っていると考えると、この文化がより分かりやすくなります。
バニングスで使える英語
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| Where can I find insect repellent? | 虫除けはどこですか? |
| Where are the camping supplies? | キャンプ用品はどこですか? |
| Do you have this in stock? | これは在庫がありますか? |
| Which aisle is it in? | 何番通路にありますか? |
| Where is the checkout? | レジはどこですか? |
| One sausage, please. | ソーセージを1つください。 |
| With onion, please. | 玉ねぎ入りでお願いします。 |
| No onion, thanks. | 玉ねぎは不要です。 |
| Can I pay by card? | カードで払えますか? |
| What drinks do you have? | どんな飲み物がありますか? |
旅行者向けの楽しみ方
- レンタカー旅行なら郊外の大型バニングス・ウェアハウスへ寄ってみる
- 週末の昼前後ならソーセージ・シズルを探してみる
- ソーセージ・シズルは毎週必ず開催されるわけではない
- ソーセージを買うことが地域団体への支援になる
- 旅行用品ならアウトドア用品や収納用品の売場を見る
- 虫除け・日焼け止め・クーラーバッグなども探せる
- 植物や種を日本へ持ち帰る場合は検疫に注意する
- 店舗が大きいため、商品が見つからなければスタッフに通路番号を聞く
- レシートは店舗を出るまで手元に置いておく
バニングスは、一般的な日本人旅行者が観光名所として訪れる場所ではありません。
それでも、実際のオーストラリアの日常を知りたいなら、一度入ってみると非常に面白い店です。
巨大な園芸売場、DIY用品を積んだカート、作業着姿の職人や建設関係者、家族連れ、そして入口で地域のボランティアが焼くソーセージ・シズル。そこには観光地とは違う、普段のオーストラリアがあります。
週末に近くを通りかかったら、A$3.50の「バニングスのスナッグ」を食べながら地域団体を応援するのも、少し変わったオーストラリア体験になるでしょう。
バニングスに関するよくある質問(FAQ)
工具、建材、園芸用品、アウトドア用品、収納用品などを幅広く扱う、オーストラリアとニュージーランドの大手ホームセンターチェーンです。
DIY用品を買わなくても、虫除け、日焼け止め、クーラーボックス、キャンプ用品、収納・梱包用品など旅行中に便利な物を探せます。また、週末のソーセージ・シズルではオーストラリアの日常文化を体験できます。
バニングス店舗前で地域の非営利団体などが行う募金活動です。ソーセージを食パンにのせ、好みで玉ねぎやソースを加えて販売します。
通常の地域団体によるソーセージ・シズルでは、バニングスによると、集めた資金は100%運営する地域団体へ渡ります。
2026年に各地で行われている通常のソーセージ・シズルでは、食パンにソーセージをのせたものがA$3.50で販売されている例が多くあります。実際の料金は現地の表示を確認してください。
いいえ。週末を中心に行われることが多いですが、すべての店舗で毎日・毎週必ず実施されるわけではありません。
キャッシュレス決済に対応する団体も多くありますが、その日に運営する団体によって支払方法が異なる場合があります。テント前の表示を確認してください。
オーストラリア英語でソーセージを意味する口語表現です。「Bunnings Snag」という言い方もよく使われます。
はい。歴史は1886年に西オーストラリア州でバニング兄弟が製材所を購入したことから始まり、現在のバニングス・ウェアハウス業態は1994年にメルボルン市場で展開を開始しました。
オーストラリアの旅行手配
トラベルドンキーでは、オーストラリア各都市のオプショナルツアー(現地発着ツアー)、アクティビティ等をご紹介、ご予約を承っています。
オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
オーストラリア旅行をご計画中の方は、是非トラベルドンキーのご利用をご検討ください。きっと素敵な思い出深いオーストラリア旅行になりますよ。
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オーストラリア旅行中、「ちょっとした日用品を買いたい」「スーツケースに入りきらないので旅行用品を追加したい」「ばらまき用に安い雑貨を探したい」という時に便利なのが、Kマート(Kmart)です。
Kマートは、衣類、キッチン用品、収納用品、寝具、玩具、文房具、旅行用品、化粧品、電化小物、スポーツ用品などを幅広く扱う低価格の大型小売店です。日本人旅行者の感覚では、「衣料品も家電小物も雑貨もある、低価格の大型生活用品店」と考えると分かりやすいでしょう。
オーストラリアのKマートは1969年にビクトリア州バーワッド・イースト(Burwood East)で1号店を開業し、現在はウェスファーマーズ(Wesfarmers)傘下のKマート・グループ(Kmart Group)に属しています。オーストラリアとニュージーランドを合わせて300店を超える店舗があり、現地では非常に身近な存在です。
店内にはKマートの企画商品が多く、特にアンコ(Anko)の名前を付けた生活雑貨や衣類、旅行用品などをよく見かけます。Kマートによると、店舗・オンラインで扱う商品の80%以上を自社の商品企画・調達チームでデザイン・開発しています。
ただし、Kマートは「オーストラリア製品専門店」ではありません。Kマート自体はオーストラリアで親しまれている小売ブランドですが、商品は世界各国で製造されています。オーストラリア製のお土産を探している場合は、パッケージの原産国表示やAustralian Madeの表示を確認してください。
この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、Kマートの特徴、店舗の探し方、旅行中に役立つ商品、安く買えるお土産候補、セルフレジ、返品、オンライン在庫、旅行者払戻制度(TRS)まで詳しく紹介します。
- Kマートとは?
- オーストラリアで1969年にスタート
- 日本で例えるとどんな店?
- よく見かける「アンコ」とは?
- Kマートで買える主な商品
- 店舗の探し方
- 営業時間は店舗ごとに違う
- 地方ではKハブもある
- 旅行者に便利な旅行用品
- スーツケース・バッグ
- 荷造り用品
- 変換プラグ・充電用品
- 急に服が必要になった時
- 防寒・暑さ対策用品
- 洗濯用品
- ピクニック・BBQ用品
- 子連れ旅行にも便利
- 安いギフト・お土産候補
- ブルーイなど豪州らしいキャラクター商品
- キッチン・生活雑貨
- 文房具・小物
- Kマート商品=オーストラリア製ではない
- 価格は安い?
- セルフレジの使い方
- 買い物袋を持って行く
- 店頭在庫をオンラインで確認
- オンライン限定商品に注意
- 店舗受け取りサービス
- 返品・サイズ交換
- レシートは捨てない
- TRSでGST還付を受けられる?
- Kマートで使える英語
- 旅行者向けのコツ
- よくある質問(FAQ)
Kマートとは?


Kマートは、オーストラリアで広く利用されている低価格の大型小売店です。
生鮮食品を中心に扱うウールワース(Woolworths)やコールズ(Coles)とは異なり、主力は衣類や生活用品などの一般商品です。
服、タオル、食器、キッチン用品、収納用品、家電小物、玩具、文房具、スポーツ用品、旅行用品など、日常生活で必要になる物を幅広くそろえています。
商品価格が比較的安く、現地の家庭が普段使いの日用品を買う場所として利用されています。
オーストラリアで1969年にスタート
オーストラリアのKマートは、1969年にビクトリア州バーワッド・イーストで最初の店舗を開きました。
現在はウェスファーマーズ(Wesfarmers)が所有するKマート・グループの一員で、同グループにはターゲット・オーストラリア(Target Australia)も含まれています。
ウェスファーマーズによると、現在Kマートはオーストラリアとニュージーランドで323店舗を運営しています。
都市部だけでなく地方にも店舗があり、オーストラリアの日常生活にかなり密着したチェーンです。
日本で例えるとどんな店?
日本に全く同じ業態はありませんが、イメージとしては、
- 衣料品店
- ホームセンターの生活雑貨売場
- 大型雑貨店
- 玩具店
- 低価格インテリア店
を一つにまとめたような店です。
食品スーパーへ行っても見つからない「旅行用ポーチ」「子供服」「タオル」「延長コード」「収納袋」「サンダル」といった物を一度に探せるのが便利です。
よく見かける「アンコ」とは?
店内で商品を見ていると、アンコ(Anko)という名前を頻繁に見かけます。
アンコはKマート・グループの商品開発・調達事業にも使われているブランド名で、Kマートでは生活雑貨、旅行用品、衣類、家電小物、玩具など幅広い商品に使われています。
Kマートは、自社の商品企画・販売計画・調達を担当するチームが、店舗やオンラインで扱う商品の80%以上をデザイン・開発していると説明しています。
そのため、他店の有名ブランド商品を安く売る店というより、Kマート独自の商品を低価格で幅広く展開する店という印象が強くなっています。
Kマートで買える主な商品
| 売場 | 主な商品 |
|---|---|
| 衣類 | 女性、男性、子供、ベビー、下着、パジャマ、運動着 |
| 靴 | スニーカー、サンダル、ビーチサンダル、スリッパ |
| 生活雑貨 | 食器、キッチン用品、寝具、タオル、収納、インテリア |
| 旅行用品 | スーツケース、バッグ、ネックピロー、荷造り用品、変換プラグ |
| 美容用品 | 化粧品、スキンケア用品、ヘア用品、旅行用小物 |
| 玩具 | 玩具、ぬいぐるみ、ボードゲーム、工作用品 |
| 文房具 | ノート、ペン、ファイル、各種文具 |
| スポーツ・アウトドア | スポーツ用品、キャンプ用品、アウトドア用品、運動用品 |
| 電化小物 | ケーブル、充電用品、パソコン周辺用品など |
大型店ほど品揃えは豊富ですが、店舗によって扱う商品や在庫は異なります。
店舗の探し方
最寄りのKマートは、Googleマップで「Kmart」と検索するか、公式サイトの店舗検索を利用します。
店舗検索では、地域名または郵便番号を入力し、最寄りの店舗、営業時間、利用できるサービスなどを確認できます。
Kmart Australia – Store Locator
ショッピングセンター内に入っている店舗も多いので、旅行中なら宿泊ホテルの近くにある大型ショッピングセンターを調べてみるのもよいでしょう。
営業時間は店舗ごとに違う
Kマートは店舗によって営業時間が異なります。
大型ショッピングセンター内の店舗では、ショッピングセンターの営業時間に近い場合がありますが、郊外店や一部の店舗では、より長い時間営業することもあります。
祝日は営業時間が変更されることもあるため、公式の店舗検索でその日の営業時間を確認してください。
「Kマートは夜遅くまで開いている」と決めつけない方が安心です。
地方ではKハブもある
オーストラリアの地方では、Kハブ(K hub)という小型店舗を見かけることがあります。
Kマートによると、Kハブは全国に50店舗以上あり、アウトバックの遠隔地や海岸沿いの町などにも展開しています。
通常の大型Kマートより品揃えは絞られていますが、衣類、玩具、生活用品などKマートの主要商品を扱っています。
ロードトリップ中に「Kmart」と検索してKハブが表示されても、別会社ではありません。
旅行者に便利な旅行用品
Kマートには旅行用品売場があり、旅行中に急に必要になった物を探すのに便利です。
主な商品には、
- スーツケース
- 旅行用小物
- ネックピロー
- 南京錠などの防犯用品
- 荷造り用品
- 変換プラグ
などがあります。
日本から持って来るのを忘れた物や、現地で必要になった物を安く買い足す用途に向いています。
スーツケース・バッグ
お土産を買いすぎてスーツケースに入らなくなった時にもKマートは便利です。
店舗によって、ハードケースのスーツケース、ソフトケースのスーツケース、ダッフルバッグ、バックパックなどがあります。
ただし、航空会社の受託手荷物重量を超えると追加料金が発生します。
「大きなバッグを買えば解決」と考える前に、利用する航空会社の個数・重量・サイズ制限を確認してください。
荷造り用品
Kマートで旅行者に使いやすいのが、荷物整理や荷造りに使う小物です。
- 衣類整理用ケース
- 収納袋
- 圧縮袋
- スーツケース用ベルト
- 荷物用ネームタグ
- 旅行用詰め替えボトル
- 化粧品用ポーチ
などが販売されることがあります。
旅行後半に荷物が増えた時、衣類を整理し直すだけでもスーツケースへ収まりやすくなります。
変換プラグ・充電用品
旅行用品売場には海外旅行用の変換プラグもあります。
変換プラグを忘れた場合や、USBケーブル、充電関連の小物を追加したい時に探してみるとよいでしょう。
ただし、変換プラグは電圧を変える機器ではありません。
日本の電化製品をオーストラリアで使う場合は、その製品がオーストラリアの電圧に対応しているか別途確認してください。
急に服が必要になった時
旅行中は、予想より寒かった、服を汚した、下着が足りないなど、急に衣類が必要になることがあります。
Kマートなら、
- Tシャツ
- 下着・靴下
- パジャマ
- ショートパンツ
- パーカー
- ジャケット
- サンダル
- 帽子
などを比較的手頃な価格で探せます。
「旅行中だけ使えればよい」という衣類を買うにも便利です。
防寒・暑さ対策用品
オーストラリアは都市による気候差が大きく、同じ旅行でも移動先によって気温が大きく変わることがあります。
例えば夏のケアンズからメルボルンへ移動すると、想像以上に気温差を感じることがあります。
Kマートなら季節に応じて、帽子、サングラス、上着、雨具、靴下、ブランケットなどを買い足せます。
季節商品は時期によって店頭在庫が大きく変わるので、確実に必要な物は日本から持参しましょう。
洗濯用品
長期旅行でコインランドリーを利用する場合にも、Kマートで便利な物があります。
- 洗濯物を入れる袋
- 洗濯ネット
- ハンガー
- 洗濯ばさみ
- 物干し用品
- ランドリーバッグ
などです。
洗剤そのものはスーパーの方が品揃えが多いことがありますが、洗濯周辺用品をまとめて探すには便利です。
ピクニック・BBQ用品
公共のバーベキュー設備を利用する時にも、Kマートは便利です。
ピクニック用品、クーラーバッグ、皿、カトラリー、トング、レジャーシートなどを扱っています。
スーパーで食材を購入し、Kマートで足りない道具をそろえて公園へ行くという方法もあります。
旅行中だけ使うなら、大型のバーベキュー用品を買いすぎないことがポイントです。
子連れ旅行にも便利
子供連れの旅行では、Kマートが特に役立つことがあります。
子供服、ベビー用品、玩具、工作用品、ビーチ用品などが一つの店舗にそろっています。
現地で急に必要になった、
- 子供の着替え
- 水着
- 帽子
- ベビー用品
- 雨の日用の玩具
などを買いやすい店です。
安いギフト・お土産候補
Kマートは典型的な「観光客向けお土産店」ではありません。
そのため、カンガルーのキーホルダーや「AUSTRALIA」と大きく書かれた定番土産が、常に豊富に並んでいる店ではありません。
一方、現地の人が普段使っている物を、気軽なギフトとして買いたいなら面白い店です。
候補になるのは、
- マグカップ・小皿
- キッチンタオル
- 文房具
- エコバッグ・小型バッグ
- 子供向け玩具
- キャラクター商品
- 季節の雑貨
などです。
価格が低めなので、職場や友人向けに高価すぎないプレゼントを探す時にも使えます。
ブルーイなど豪州らしいキャラクター商品
玩具売場では、時期によってブルーイ(Bluey)などオーストラリア発のキャラクター商品が並びます。
ブルーイはオーストラリアの子供向けアニメとして海外でも知られているため、子供向けのお土産候補になります。
ただし、キャラクター商品の在庫や種類は店舗・時期によって変わります。
必ずしもKマート限定の商品ではないので、「Kマートでしか買えないお土産」とは考えない方がよいでしょう。
キッチン・生活雑貨
Kマートらしさを感じやすいのが生活雑貨売場です。
食器、マグカップ、キッチン用品、収納用品、小型のインテリア雑貨などが低価格で並びます。
デザインがシンプルな商品も多く、日本へ持ち帰って普段使いしやすいのが利点です。
ただし、陶器やガラス製品は重く、割れやすいので、飛行機で持ち帰る場合は梱包と手荷物重量に注意してください。
文房具・小物
軽くて持ち帰りやすい物を探すなら、文房具売場も便利です。
ノート、ペン、ポーチ、ステッカー、子供向け文具などがあり、季節によってデザインが変わります。
大人数へ配る物なら、重い食器よりこうした小物の方がスーツケースに入れやすいでしょう。
Kマート商品=オーストラリア製ではない
ここは、旅行者がお土産を選ぶ時に注意したいところです。
Kマートはオーストラリアを代表する小売ブランドの一つですが、Kマートで売っている商品がオーストラリア製という意味ではありません。
Kマートは中国、バングラデシュ、インド、インドネシアなどを含む国際的な調達網を持っています。
「オーストラリア製」を重視する場合は、商品の原産国表示やAustralian Madeのロゴなどを個別に確認してください。
一方、「オーストラリアの人が普段使っている店で買った物」という意味では、Kマートらしいギフトにはなります。
価格は安い?
Kマートは「Low Prices for Life」という低価格路線を掲げる小売店です。
特に自社企画の生活雑貨、衣類、収納用品などは、専門店より手頃な価格で見つかることがあります。
ただし、すべての商品が他店より最安という意味ではありません。
旅行者なら数ドルの差を比較するために何店舗も回るより、必要な物を一度に手頃な価格でそろえられる便利さを活用するのがおすすめです。
セルフレジの使い方
Kマートにはセルフレジと、スタッフが対応する有人レジがあります。
セルフレジでは、
- 商品のバーコードを読み取る
- 画面で商品を確認する
- 必要に応じて買い物袋を選ぶ
- 支払方法を選択する
- 支払いを完了する
- レシートを受け取る
という流れです。
バーコードを読み取れない、値段が違う、スタッフの確認や操作が必要といった場合は、近くのスタッフを呼べば対応してくれます。
買い物袋を持って行く
オーストラリアでは使い捨てプラスチック袋の規制が進んでおり、小売店では繰り返し使える買い物袋を利用するのが一般的です。
Kマートで細かい物を複数買う予定なら、折りたたみ式のエコバッグを持参しておくと便利です。
旅行用バッグや大きな商品を買った場合は、宿泊先まで、また日本までどう持ち帰るかも考えてから購入しましょう。
店頭在庫をオンラインで確認
Kマート公式サイトでは、地域名や郵便番号、利用する店舗を設定すると、商品の在庫状況を確認できる場合があります。
特定の商品を探しているなら、いきなり店舗へ行くより、先に商品ページで店頭在庫を確認する方が効率的です。
ただし、在庫は常に変動するため、「在庫あり」と表示されていても、店舗へ着くまでに売り切れる場合があります。
オンライン限定商品に注意
Kマートのウェブサイトを見ていると、店頭にありそうな商品でも「Online Only(オンライン限定)」と表示されることがあります。
また、現在のKmart.com.auにはKマート商品だけでなく、ターゲットの商品や、Kマートのマーケットプレイスに出店している第三者の商品が掲載される場合があります。
商品ページに、
- Online Only:オンライン限定
- Sold and shipped by Target:ターゲットが販売・発送
- Marketplace:マーケットプレイス出店商品
などと表示されている商品は、最寄りのKマート店舗へ行っても置いていないことがあります。
旅行中に店頭で購入したい場合は、商品ページの店頭購入・店舗在庫の表示を確認してください。
店舗受け取りサービス
Kマートでは、対象商品について店舗受け取りサービス(Click & Collect)を提供しています。
オンラインで注文し、指定した店舗で商品を受け取る仕組みです。
欲しい商品と受け取る店舗が決まっている場合には便利ですが、旅行者の場合は、商品の準備が完了したという通知を待つ必要があります。
短期滞在なら、店頭在庫を確認して直接店舗で買う方が簡単なことも多いでしょう。
返品・サイズ交換
Kマートには、オーストラリア消費者法に基づく不良品などへの返品・返金制度があります。
さらに、単に「気が変わった」「サイズを変えたい」といった自己都合による返品についても、一定の条件を満たせば受け付けています。
現在のKマートの案内では、通常のKマート購入品について、
- 購入から60日以内
- 十分な購入証明がある
- 再販売できる状態である
- 未使用・未着用である
- 元の包装に入っている
- 返品対象外の商品ではない
などが条件として案内されています。
旅行者の場合、日本へ帰国した後は店舗へ簡単に戻れないため、衣類などは購入前にサイズをよく確認しましょう。
レシートは捨てない
旅行中はレシートをすぐ捨ててしまいがちですが、少なくとも帰国までは残しておくのがおすすめです。
返品、価格確認、旅行者払戻制度の申請などで必要になる場合があります。
紙のレシートをもらったら、スマートフォンで写真を撮っておくと、紛失した時の確認にも役立ちます。
TRSでGST還付を受けられる?
条件を満たせば、Kマートで購入した商品も旅行者払戻制度(Tourist Refund Scheme/TRS)の対象になる可能性があります。
TRSでは、同一のABNを持つ事業者から購入した対象商品について、合計A$300(税込)以上などの条件を満たす旅行者が、オーストラリア出国時にGSTなどの払い戻しを申請できます。
主な条件には、
- 同じABNの事業者からの購入合計がA$300以上
- 出国前60日以内に購入
- 税務用請求書(Tax Invoice)を持っている
- 申請する本人が代金を支払っている
- 原則として商品をオーストラリアから持ち出す
などがあります。
Kmart.com.auのマーケットプレイスで第三者の出店者から購入した商品は、販売者やABNが通常のKマート購入とは異なる可能性があるため、Kマートでの購入額と合算できると決めつけないようにしてください。
TRSを利用する予定なら、購入時の税務用請求書とABNを確認し、出国前にオーストラリア税務当局やオーストラリア国境警備隊(Australian Border Force)の最新条件を確認してください。
Kマートで使える英語
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| Where can I find travel accessories? | 旅行用品はどこですか? |
| Do you have this in another size? | 別のサイズはありますか? |
| Do you have this in stock? | これは在庫がありますか? |
| Where are the fitting rooms? | 試着室はどこですか? |
| Can I return this? | これは返品できますか? |
| Can I get a receipt, please? | レシートをもらえますか? |
| Is this available in store? | これは店頭で買えますか? |
| Is this online only? | これはオンライン限定ですか? |
| Where is the self-checkout? | セルフレジはどこですか? |
| Could you help me with the checkout? | レジ操作を手伝ってもらえますか? |
旅行者向けのコツ
- 最寄り店舗は公式の店舗検索で確認する
- 営業時間は店舗ごとに確認する
- 欲しい物が決まっているなら店頭在庫をオンラインで確認する
- オンライン限定商品やマーケットプレイスの商品に注意する
- 旅行用品・下着・衣類の買い足しに活用する
- お土産なら軽い文房具や小物を優先する
- Kマート商品=オーストラリア製ではないことを理解する
- 衣類は帰国前にサイズを確認する
- レシートは帰国まで保管する
- A$300以上買う場合はTRSの条件も確認する
Kマートは、観光客向けの「必ず行くべき名所」ではありません。
しかし実際にオーストラリアを旅行してみると、安く日用品を買える店を知っていることが意外と役立ちます。
服が足りない、変換プラグを忘れた、荷物が増えた、子供のおもちゃが必要、ちょっとしたギフトを買いたい。そんな時に、一つの店で多くの物を探せるのがKマートの便利なところです。
観光地のお土産店とは違う、「オーストラリアの普段の買い物」を体験してみたい人にも面白い場所でしょう。
オーストラリアのKマートに関するよくある質問(FAQ)
衣類、生活雑貨、キッチン用品、玩具、旅行用品、文房具などを幅広く扱う低価格の大型小売店です。食品スーパーとは異なります。
オーストラリアのKマートは1969年にビクトリア州で1号店を開業し、現在はオーストラリア企業ウェスファーマーズ傘下のKマート・グループに属しています。
Kマート・グループの商品開発・調達事業にも使われているブランド名で、Kマートでは生活雑貨、旅行用品、衣類、玩具など幅広い商品で見かけます。
すべてがオーストラリア製というわけではありません。海外で製造される商品も多いため、オーストラリア製を希望する場合は個別に原産国表示を確認してください。
観光客向けのお土産専門店ではありませんが、マグカップ、文房具、バッグ、子供向けキャラクター商品など、気軽なギフトにできる商品があります。
はい。スーツケース、旅行用バッグ、ネックピロー、荷造り用品、変換プラグなどを扱っています。品揃えは店舗によって異なります。
店舗によって異なります。公式サイトの店舗検索で通常の営業時間や祝日の営業時間などを確認できます。
不良品などにはオーストラリア消費者法の消費者保証が適用されます。また自己都合による返品についても、通常の商品は購入から60日以内、購入証明がある、未使用で再販売可能な状態であるなど、所定の条件を満たせば返品できます。対象外の商品もあります。
対象商品で、同じABNの事業者からの購入額合計A$300以上、出国前60日以内の購入、税務用請求書を保有するなど、TRSの条件を満たせば申請できる可能性があります。出国前に最新のTRS条件を確認してください。
必ずしもありません。オンライン限定商品、ターゲットの商品、マーケットプレイスの第三者出店商品など、Kマート店舗では購入できない商品も掲載されています。商品ページで店頭在庫を確認してください。
オーストラリアの旅行手配
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オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
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オーストラリアのオプショナルツアー、アクティビティ、宿泊パッケージ

オーストラリアを歩いて観光していると、思っている以上に水を飲みます。特にシドニーやブリスベンの夏、ケアンズのような熱帯地域では、朝に持って出たペットボトルが昼前には空になってしまうこともあります。
そんな時に便利なのが、公園、歩道、観光施設などに設置されている飲料用給水器(Drinking Fountain)やボトル給水設備(Bottle Refill Station)です。
オーストラリアでは、こうした公共の給水設備を無料で利用できる場所が多くあります。また、水が上向きに出る飲料用給水器をバブラー(Bubbler)と呼ぶこともあります。
マイボトルを1本持っていれば、観光中に何度もペットボトルの水を買わずに済み、荷物もゴミも減らせます。空港にも飲料用給水器があり、保安検査を通過した後に空のボトルへ水を入れられる空港もあります。
ただし、公園にある蛇口なら何でも飲めるわけではありません。再生水や飲料に適さない水は飲まないよう注意が必要です。紫色の配管や「Do Not Drink(飲まないでください)」などの表示が目印になります。
この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、無料給水スポットの探し方、飲料用給水器の使い方、主要都市の例、空港での給水、衛生面、飲んではいけない水の見分け方まで詳しく紹介します。
- オーストラリアには無料の給水スポットがある
- 飲料用給水器・バブラー・ボトル給水設備の違い
- 利用料金は無料?
- 給水スポットの探し方
- 公園で探すのが一番簡単
- マイボトルへの給水方法
- 古いバブラーはボトルに入れにくいことも
- シドニーの給水スポット
- メルボルンの給水スポット
- ブリスベンの給水スポット
- ケアンズの給水スポット
- パースの給水スポット
- 空港でも無料で水を補給できる
- シドニー空港
- パース空港
- ホテルでボトルに水を入れてもいい?
- レストラン・カフェでは?
- 公共トイレの蛇口は使える?
- 紫色の蛇口・再生水は飲まない
- 飲んではいけない水の表示
- 公共の給水器は衛生的?
- しばらく使われていない給水器は少し流す
- ボトルの口を給水口に付けない
- 故障・汚れが気になる時は使わない
- 暑い日の水分補給
- 旅行に向くマイボトル
- 給水スポットで見る英語
- 旅行者向けのコツ
- よくある質問(FAQ)
オーストラリアには無料の給水スポットがある


オーストラリアの主要都市には、地方自治体が管理する公共の飲料水設備があります。
特に、
- 公園
- 遊歩道
- スポーツ施設
- 植物園
- ビーチ周辺
- 観光エリア
- 空港
などで見つけやすくなっています。
必ずしも日本の「給水機」のような形ではなく、地面から伸びた金属製の給水器だったり、壁に取り付けられたタイプだったりします。
飲料用給水器・バブラー・ボトル給水設備の違い
| 現地での英語表記 | 意味 |
|---|---|
| Drinking Fountain | 飲料用給水器。直接口を近づけて飲むタイプも含む |
| Water Fountain | 飲料用給水器の意味で使われることがある |
| Water Bubbler / Bubbler | 水が上向きに出る飲料用給水器。オーストラリアでよく使われる呼び方 |
| Bottle Refill Station | マイボトルへ水を補給しやすい設備 |
| Bottle Filler | ボトル給水機 |
旅行者なら、「Drinking Fountain=飲料用給水器」「Bottle Refill Station=ボトル給水設備」と覚えておけば十分です。
シドニーやブリスベンでは、自治体の案内でも「Bubbler」「Water Bubbler」という言葉が使われています。
利用料金は無料?
一般的な公共の飲料用給水器やバブラーは、無料で利用できます。
コインやカードを入れる必要はありません。
ボタンやレバーを押せば水が出るタイプが多く、ボトル給水設備では、ボトルを給水口の下へ置いてボタンを押したり、センサーへ近づけたりするだけで水が出るものもあります。
公園や自治体の公共サービスとして設置されているものなので、地元住民だけでなく旅行者も利用できます。
給水スポットの探し方
まず試したいのは、Googleマップで次の言葉を検索する方法です。
- Drinking Fountain
- Water Fountain
- Bottle Refill Station
- Water Bubbler
ただし、すべての公共給水器がGoogleマップに登録されているわけではありません。
より確実なのは、自治体が公開している公園検索や施設マップを使う方法です。
シドニー市は飲料用給水器の位置をオンラインマップで案内しており、ブリスベン市でも公園や施設を調べられる地図から、給水器がある場所を探すことができます。
公園で探すのが一番簡単
観光中に水がなくなったら、近くの大きな公園を探すのが簡単です。
特に、
- 遊具のある公園
- バーベキュー設備のある公園
- スポーツグラウンド
- サイクリング・ウォーキングコース
- 植物園
には飲料用給水器が設置されていることがあります。
ブリスベンのシティ・ボタニック・ガーデンズ(City Botanic Gardens)には飲料用給水器やバブラーがあり、ブリスベン市の公園検索でも給水設備を確認できるようになっています。
マイボトルへの給水方法
ボトル給水設備なら使い方は簡単です。
- ボトルのふたを外す
- 給水口の下へボトルを置く
- ボタンを押す、またはセンサーを作動させる
- 必要な量まで水を入れる
- 給水口にボトルの飲み口を直接触れさせない
水圧が強い設備もあるので、最初からボトルを給水口ぎりぎりまで近づけるより、少し離して水の出方を確認するとこぼれにくくなります。
古いバブラーはボトルに入れにくいことも
公共の飲料用給水器すべてに、ボトルへ給水するための専用口が付いているわけではありません。
シドニー市も、公共の給水器にはさまざまな形があり、すべてがボトルへの給水に対応しているわけではないと案内しています。
古いバブラーでは、水が上向きに弧を描いて出るだけなので、口の狭いボトルでは水を入れにくいことがあります。
旅行用なら、ある程度口が広いボトルを選ぶと使いやすくなります。
シドニーの給水スポット
シドニー市内には、多数の飲料用給水器やバブラーがあります。
シドニー市(City of Sydney)によると、給水設備は公園や遊び場だけでなく、主要道路沿いや観光スポット周辺にも設置されています。
自治体のオンラインマップを利用すると、現在地に近い飲料用給水器を探すことができます。
新しい公園や遊び場の整備では、ボトルへの給水口や犬用の水皿を備えた、利用しやすい給水設備の設置も進められています。
メルボルンの給水スポット
メルボルン市も公共空間に飲料用給水器を設置しています。
メルボルン市(City of Melbourne)のオープンデータでは、飲料用給水器の位置情報が公開されています。
CBDを歩いていて水を補給したい場合は、大きな公園や広場、スポーツ施設周辺を探してみましょう。
フィッツロイ・ガーデンズ(Fitzroy Gardens)、カールトン・ガーデンズ(Carlton Gardens)など、公園を観光する予定なら給水場所も合わせて確認しておくと便利です。
ブリスベンの給水スポット
ブリスベンは、公園の給水設備を探しやすい都市です。
ブリスベン市(Brisbane City Council)は、公園にある飲料用給水器の位置情報を公開しており、「コミュニティー・マップ(Community Maps)」でも給水器がある公園を探すことができます。
シティ・ボタニック・ガーデンズには給水器や蛇口があり、カンガルー・ポイント周辺の公園にも飲料用給水器があります。
Brisbane City Council – Community Maps
ケアンズの給水スポット
暑いケアンズでは、観光中の水分補給が特に重要です。
ケアンズ・エスプラネード(Cairns Esplanade)の施設図には、ろ過水を補給できる設備、飲料用給水器、蛇口などが掲載されています。
エスプラネードやラグーン周辺を歩く日は、マイボトルを持って行くと便利です。
給水スポットと公共のバーベキュー設備を組み合わせれば、スーパーで食材を買って屋外でランチを楽しむこともできます。
Cairns Regional Council – Cairns Esplanade
パースの給水スポット
パース市も、公共空間にボトルへの給水機能を備えた飲料用給水器を設置しています。
パース市(City of Perth)の標準的な街路設備には、ボトル給水機能付きの飲料用給水器や、犬用の水皿を組み合わせたタイプもあります。
夏のパースは暑く乾燥するため、キングス・パーク(Kings Park)や市内散策へ出る日は、水を持ち歩き、見つけた給水設備でこまめに補給するのがおすすめです。
空港でも無料で水を補給できる
空港はペットボトルの水が高くなりがちな場所ですが、無料の飲料用給水器を利用できる空港があります。
国際線では液体の機内持ち込みに制限があるため、空のマイボトルを持って保安検査を通り、その後で水を入れる方法が便利です。
空港によって給水設備の位置が異なるので、ターミナルの案内図や案内表示を確認してください。
シドニー空港
シドニー空港(Sydney Airport)は、T1国際線、T2・T3国内線ターミナルに飲料用給水器を設置しています。
空港公式案内では、給水器はターミナル内の各所にあり、多くがトイレの近くに設置されていると案内されています。
搭乗前に売店で水を買う前に、「Water Fountain」などの表示を探してみるとよいでしょう。
パース空港
パース空港(Perth Airport)も、国際線ターミナルの案内で空のボトルを持参し、保安検査後に飲料用給水器で水を入れられると案内しています。
長距離フライトでは機内で乾燥しやすいので、搭乗前にボトルへ水を入れておくと便利です。
ホテルでボトルに水を入れてもいい?
オーストラリアの主要都市では、ホテル客室の通常の冷水蛇口が飲料用の水道水につながっていることが一般的です。
前の記事「オーストラリアの水道水は飲める?」でも紹介した通り、都市部の水道水は通常そのまま飲むことができます。
朝、ホテルを出る前にマイボトルへ水を入れておけば、観光を始めてすぐにペットボトルの水を買う必要がありません。
ただし、「Not Drinking Water」など飲料用ではないことを示す表示がある蛇口は使用しないでください。
レストラン・カフェでは?
オーストラリアのレストランやカフェでは、食事中に水道水を頼める店が多くあります。
ただし、持参した大きなボトルを無料で満杯にしてもらえるかどうかは店によって異なります。
頼みたい場合は、
Could you refill my water bottle, please?
「このボトルに水を入れていただけますか?」
と聞いてみましょう。
混雑時や衛生上の理由などで断られることもあるため、公共のボトル給水設備が見つかるなら、そちらを利用する方が気軽です。
公共トイレの蛇口は使える?
公共トイレの洗面台も通常の水道水につながっている場合がありますが、旅行中の給水場所としては飲料用給水器を優先するのがおすすめです。
蛇口の形によってはボトルへ水を入れにくく、飲料用として案内されているか分からない施設もあります。
また、公園には飲料用とは別に、清掃、散水、再生水などの蛇口が設置されている場合があります。
「Drinking Water(飲料水)」と分かる設備を使うのが一番確実です。
紫色の蛇口・再生水は飲まない
オーストラリアでは、公園の散水、トイレの洗浄、庭への水やりなどに再生水(Recycled Water)が使われることがあります。
再生水の配管や蛇口には紫色が使われることが多く、「Recycled Water – Do Not Drink(再生水・飲まないでください)」などの表示があります。
こうした水は用途に合わせて処理されていますが、飲料用ではありません。
公園で蛇口を見つけても、紫色の蛇口や「Do Not Drink」と書かれた設備からマイボトルへ水を入れないでください。
飲んではいけない水の表示
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| Do Not Drink | 飲まないでください |
| Not for Drinking | 飲料用ではありません |
| Non-potable Water | 飲料に適さない水 |
| Recycled Water | 再生水。飲料用ではない場合が一般的 |
| Not Suitable for Drinking | 飲料には適しません |
英語が分からなくても、紫色の蛇口や「×」が付いたコップのマークなどがあれば注意しましょう。
公共の給水器は衛生的?
公共の飲料用給水器は飲料水を提供するための設備ですが、屋外に設置されているため、使用前に状態を確認しましょう。
給水口にゴミが付いている、汚れがひどい、水が濁っている、異臭がするといった場合は、無理に使わない方が安心です。
自治体が管理する設備でも、直前の利用者がどのように使ったかまでは分かりません。
しばらく使われていない給水器は少し流す
ホバート市(City of Hobart)は、公共の飲料用給水器や蛇口について、長期間使用されないと配管内で水が滞留することがあるため、飲む前に少なくとも10秒程度水を流すことを案内しています。
人通りの少ない公園や朝一番など、しばらく使われていなさそうな給水器では、すぐに飲まず、少し水を流してから利用するとよいでしょう。
ボトルの口を給水口に付けない
給水する時は、ボトルの飲み口を給水器のノズルへ直接付けないようにします。
ボトルと給水口の間に少し隙間を作り、水だけが入るようにしましょう。
水が上向きに出るバブラーから直接飲む場合も、口をノズルへ触れさせる必要はありません。
これは自分だけでなく、次に利用する人のための基本的なマナーです。
故障・汚れが気になる時は使わない
ボタンを押しても水が出ない、水が横に飛ぶ、設備が破損している場合は、別の給水器を探しましょう。
大きな公園なら、複数の飲料用給水器が設置されていることもあります。
旅行中は「無料だから必ず使わなければ」と考えず、状態に不安があれば市販の水を買う方が安心です。
暑い日の水分補給
オーストラリアは都市によって気候が大きく違います。
夏のシドニー、メルボルン、パース、アデレードでは35℃を超える日もあり、ケアンズやダーウィンでは高温多湿になります。
暑い日は「給水スポットが見つかったら水を飲む」のではなく、ボトルに水が残っていてもこまめに補給しておくと安心です。
特に、ビーチ、国立公園、郊外の観光地などへ行く場合は、公共の給水器がないことを前提に十分な水を持って出かけましょう。
旅行に向くマイボトル
給水スポットを利用する旅行なら、次のようなボトルが便利です。
- 容量500~750ml程度
- 飲み口がある程度広い
- 片手で開閉できる
- 水が漏れにくい
- 軽い
- 洗いやすい
真夏なら保冷できるステンレス製ボトルが快適ですが、街歩きでは重さが気になることがあります。
軽さを優先するなら、繰り返し使えるプラスチック製ボトルでも十分です。
大容量の1.5リットルボトルを毎日持ち歩くより、500~750ml程度のボトルへこまめに水を補給する方が街歩きには向いています。
給水スポットで見る英語
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| Drinking Fountain | 飲料用給水器 |
| Water Fountain | 飲料用給水器 |
| Bubbler | 水が上向きに出る飲料用給水器 |
| Bottle Refill Station | ボトル給水設備 |
| Bottle Filler | ボトル給水機 |
| Filtered Water | ろ過された水 |
| Drinking Water | 飲料水 |
| Potable Water | 飲用可能な水 |
| Non-potable Water | 飲用に適さない水 |
| Recycled Water | 再生水 |
| Do Not Drink | 飲まないでください |
| Water Tap | 蛇口 |
旅行者向けのコツ
- 500~750ml程度のマイボトルを持つ
- 水が半分程度になったら次の給水場所を探す
- Googleマップでは「Drinking Fountain」などで検索する
- 自治体の公園・施設マップも活用する
- 大きな公園、植物園、スポーツ施設を探す
- 古いバブラーはボトルへ水を入れにくいことがある
- 紫色の蛇口や「Do Not Drink」の表示がある水は飲まない
- 汚れている給水器は無理に使わない
- しばらく使われていなさそうなら少し水を流す
- 空港へは空のマイボトルを持って行く
- 郊外や国立公園では最初から十分な水を持参する
オーストラリア旅行では、水を毎回コンビニやスーパーで買う必要はありません。
街中の飲料用給水器やボトル給水設備を上手に使えば、無料で水を補給しながら観光することができます。
特に公園の多いシドニー、メルボルン、ブリスベンでは、休憩場所を探すついでに給水する習慣をつけると便利です。
出発前にマイボトルを1本スーツケースへ入れておけば、旅行中に活躍する機会はかなり多いでしょう。
オーストラリアの無料給水スポットに関するよくある質問(FAQ)
はい。多くの公園に無料の飲料用給水器があります。ただし、公園によって設備の有無は異なります。
飲料用の給水器です。ボタンを押すと水が上向きに出るタイプを指すことが多く、オーストラリアでよく使われる呼び方です。
ボトル給水に対応した設備なら利用できます。ただし、古いバブラーなど、ボトルへ水を入れるのに向いていない形もあります。
Googleマップで「Drinking Fountain」「Bottle Refill Station」などと検索するほか、自治体の公園検索やオンラインマップを利用できます。
飲まないでください。紫色は再生水の設備を識別するために使われることが多く、「Do Not Drink」などの表示があります。
空港によります。シドニー空港には各ターミナルに飲料用給水器があり、パース空港も保安検査後に空のボトルへ給水できると案内しています。
飲料用給水器として設置された設備は飲料用ですが、使用前に汚れや破損がないか確認してください。しばらく使われていなさそうな設備では、少し水を流してから利用するとよいでしょう。
はい。ケアンズ・エスプラネードには、ろ過水を補給できる設備や飲料用給水器などがあります。
場所によります。飲料水がない国立公園やウォーキングコースもあるため、郊外へ行く場合は公共の給水設備を当てにせず、十分な水を持参してください。
オーストラリアの旅行手配
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オーストラリアを知り尽くしたオーストラリア在住のスタッフが対応しておりますので、正確な情報の提供、的確なアドバイス、到着フライトの遅延・欠航など、緊急時の迅速な対応も可能となっています。
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オーストラリアの公園を歩いていると、屋根付きのピクニックテーブルの横に、ステンレス製の四角い鉄板を見かけることがあります。
これは公共のバーベキュー設備(Public BBQ)です。ボタンを押すだけで鉄板が熱くなる電気式やガス式が多く、公園によっては無料で利用できます。
肉、ソーセージ、野菜、パンなどをスーパーで買って公園へ持って行けば、レストランへ行かなくても気軽にオーストラリアらしいバーベキューを楽しめます。特別な道具を持っていない旅行者でも利用しやすいのが魅力です。
シドニー、メルボルン、ブリスベン、ケアンズなどには公共バーベキューのある公園が多数あり、観光の合間のランチにも利用できます。例えばケアンズ・エスプラネード(Cairns Esplanade)のバーベキュー設備は、通常の個人利用なら無料で、毎日6:00~21:00に利用できます。
ただし、すべての公共バーベキューが無料というわけではありません。国立公園などではコイン式の設備もあり、火気規制や利用時間も場所によって異なります。
この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、公共バーベキューの探し方、使い方、必要な持ち物、食材、後片付け、火気規制、主要都市の利用例まで詳しく紹介します。
- オーストラリアの公共バーベキューとは?
- 本当に無料で使える?
- 電気式・ガス式・薪式の違い
- 公共バーベキューの探し方
- 電気式バーベキューの基本的な使い方
- 途中で加熱が止まったら?
- 予約は必要?
- 持って行く物
- おすすめの食材
- オーストラリアらしくソーセージを焼く
- 野菜・ベジタリアン向け食材
- スーパーで買ってそのままBBQへ
- 生肉の扱いに注意
- 使う前に鉄板を確認
- 使った後は掃除する
- ゴミはどうする?
- 混雑時は譲り合って利用
- シドニーの公共BBQ
- メルボルンの公共BBQ
- ブリスベンの公共BBQ
- ケアンズ・エスプラネードのBBQ
- 国立公園のBBQ
- 火気規制に注意
- 自分のBBQを持ち込める?
- BBQをしながらお酒を飲める?
- 喫煙ルールにも注意
- BBQで使う英語
- 旅行者向けのコツ
- よくある質問(FAQ)
オーストラリアの公共バーベキューとは?


オーストラリアでは、地方自治体や公園管理機関が、公園、海辺、ピクニックエリアなどにバーベキュー設備を設置しています。
日本の「バーベキュー場」のように専用施設へ入場するのではなく、普通の公園にバーベキュー用の鉄板が置かれているのが特徴です。
施設によっては、ピクニックテーブル、屋根、トイレ、水道、遊具なども近くにあり、家族連れや友人同士で気軽に利用できます。
オーストラリアでは休日の公園でソーセージや肉を焼く光景は珍しくなく、公共バーベキューは身近なレジャー設備の一つです。
本当に無料で使える?
都市部の公園には無料の電気式・ガス式バーベキュー設備が数多くあります。
例えば、シドニー・オリンピック・パークのバイセンテニアル・パーク(Bicentennial Park)には無料の電気式バーベキューがあり、メルボルンのドックランズ・パーク(Docklands Park)にも無料の設備があります。
ケアンズ・エスプラネードのバーベキュー設備も、通常の個人利用なら無料です。
一方、クイーンズランド州の国立公園や森林などでは、一部にコイン式のバーベキュー設備があります。
したがって、「オーストラリアの公共バーベキューは全部無料」ではなく、「無料で使える設備が非常に多い」と考えるのが正確です。
電気式・ガス式・薪式の違い
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 電気式 | ボタンを押して加熱するタイプ。都市部の公共バーベキューでよく見かける |
| ガス式 | 公園やピクニックエリアに設置されている |
| 薪式 | 国立公園や郊外で見かけることがある |
旅行者に一番使いやすいのは、電気式またはガス式です。
着火剤、炭、ガスボンベを用意する必要がなく、基本的には食材と調理道具を持って行けば利用できます。
薪式は自分で薪を用意する場合があり、火気規制が行われている時期には使えないこともあります。
公共バーベキューの探し方
旅行中にバーベキュー設備を探すなら、Googleマップで、
- Public BBQ
- BBQ Area
- Park BBQ
- Free BBQ
などと検索する方法があります。
ただしGoogleマップの情報だけでは、現在使用できるか、無料か、利用時間は何時までか分からない場合があります。
より確実なのは、各自治体や公園管理機関の公式サイトでバーベキュー設備の有無を確認する方法です。
例えばブリスベン市は、公園検索ページでバーベキュー設備がある公園を確認できるようにしています。
Brisbane City Council – Find park facilities and locations
電気式バーベキューの基本的な使い方
機種によって操作方法は異なりますが、公共の電気式バーベキューは非常に簡単に使えます。
- 鉄板が空いていることを確認する
- 前の利用者の汚れが残っていれば軽く拭く
- 「Start」「Push」「Press」などと書かれたボタンを押す
- 鉄板が温まるまで待つ
- 必要に応じて少量の油を使って食材を焼く
- 利用後に鉄板を掃除する
温度調整のつまみがなく、スイッチを押すだけの設備も多くあります。
「ボタンを押したのに火が見えない」と不安になるかもしれませんが、電気式では炎は出ません。しばらくすると鉄板が熱くなります。
途中で加熱が止まったら?
公共バーベキューの中には、一定時間で自動的に加熱が止まるタイマー式があります。
例えばニュー・サウス・ウェールズ州の一部自治体では、無料のバーベキュー設備がタイマーで作動します。また、ニュー・サウス・ウェールズ州の国立公園にある一部の設備では、約10分の加熱時間が終わると、再度ボタンを押して次の加熱を開始する仕組みになっています。
調理中に鉄板が冷めてきたら、故障だと思う前に、もう一度開始ボタンを確認してみてください。
予約は必要?
一般的な公園のバーベキュー設備は、予約不要の先着順で使える場合が多くあります。
ただし、ピクニックエリアや屋根付きの休憩施設を、行事用に予約できる公園もあります。
誕生日会や大人数の集まりなどで確実に場所を確保したい場合は、公園の予約制度を確認してください。
旅行中に2~4人程度で利用するなら、予約なしの一般利用で十分な場合が多いでしょう。
持って行く物
公共バーベキューには鉄板だけが設置されていると考えて準備すると安心です。
| 持ち物 | 用途 |
|---|---|
| 食材 | 肉、ソーセージ、野菜、パンなど |
| 食用油 | 鉄板への焦げ付き防止 |
| トング | 肉・野菜を返す |
| フライ返し | 肉、卵、玉ねぎなどの調理 |
| 皿・カトラリー | 食事用 |
| キッチンペーパー | 鉄板や道具の拭き取り |
| ウェットティッシュ | 手やテーブルを拭く |
| ゴミ袋 | ゴミ箱がない場合にも便利 |
| 保冷バッグ | 生肉や飲み物の持ち運び |
備え付けの電気式バーベキューを使うなら、炭、着火剤、バーベキューコンロなどは必要ありません。
旅行者なら、スーパーで食材とアルミトレー、紙皿、トングなどをまとめて購入すると簡単です。
おすすめの食材
公共バーベキューで、特別な料理を作る必要はありません。
短時間で焼けて、後片付けが簡単な食材が向いています。
- ビーフ・ソーセージ
- ラム・ソーセージ
- 薄めのステーキ
- ハンバーガー用パティ
- ベーコン
- 玉ねぎ
- パプリカ
- マッシュルーム
- ズッキーニ
- パン・ロールパン
スーパーで「BBQ」「Grill」向けとして売られている肉を選ぶと分かりやすいでしょう。
オーストラリアらしくソーセージを焼く
手軽にオーストラリアらしいバーベキューを楽しみたいなら、ソーセージがおすすめです。
オーストラリアでは、ソーセージを口語でスナッグ(Snag)と呼ぶことがあります。
焼いたソーセージを食パンやロールパンに挟み、炒めた玉ねぎとトマトソースをのせれば、オーストラリアでおなじみのソーセージ・シズルのような食べ方ができます。
高価なステーキを用意しなくても十分楽しめるので、旅行中のランチにも向いています。
野菜・ベジタリアン向け食材
肉を食べない人でも公共バーベキューは楽しめます。
スーパーには植物由来のソーセージやベジタリアン向けのハンバーガーパティなどもあります。
マッシュルーム、玉ねぎ、パプリカ、ズッキーニ、トウモロコシなども鉄板で簡単に焼けます。
ただし公共バーベキューでは、直前に肉が調理されている可能性があります。厳格なベジタリアン、ヴィーガン、宗教上の食事制限がある人や、食物アレルギーがある人には、共用鉄板の利用が適さない場合があります。
スーパーで買ってそのままBBQへ
公共バーベキューの便利な点は、特別な食材店へ行く必要がないことです。
ウールワース(Woolworths)、コールズ(Coles)、アルディ(ALDI)などで、
- 肉・ソーセージ
- 野菜
- パン
- サラダ
- ソース
- 飲み物
- 紙皿・ナプキン
をそろえ、そのまま公園へ行くことができます。
旅行者の場合、使い切れる量を買うのがポイントです。調味料は小型の商品を選ぶか、塩・コショウだけでも十分でしょう。
生肉の扱いに注意
気温の高いオーストラリアでは、生肉を長時間常温で持ち歩かないようにします。
スーパーから公園まで距離がある場合は、保冷バッグを利用すると安心です。
また、生肉を扱ったトングや皿を、焼き上がった肉にそのまま使わないようにしましょう。
生肉用と調理済み用でトングを分けるか、途中で十分に洗います。
使う前に鉄板を確認
公共バーベキューは定期的に清掃されている施設もありますが、自分が使う直前の状態は前の利用者次第です。
食べかすや油が残っていたら、鉄板を加熱してからキッチンペーパーなどで拭き取ります。
公園施設なので、家庭用キッチンと同じ状態を期待するのではなく、使用前に自分で確認する習慣をつけましょう。
衛生状態が気になる場合や、食物アレルギーがある場合は、無理に利用しないことも選択肢です。
使った後は掃除する
公共バーベキューは次の人も使う共用設備です。
自分が付けた油、焦げ、食べかすはできるだけ残さないようにしましょう。
例えばシドニー南部のサザーランド・シャイアでは、公共の無料バーベキューについて、利用後に清掃するよう案内しています。
鉄板がまだ温かいうちに残った食材を取り除き、備え付けのスクレーパーがあれば利用します。
公園設備を傷める可能性がある強い洗剤や金属工具を勝手に使うのは避け、施設の案内に従ってください。
ゴミはどうする?
都市公園ではゴミ箱が設置されていることが多いですが、国立公園や郊外のピクニックエリアでは、ゴミ箱がない場所もあります。
「Take your rubbish with you」と表示されている場合は、自分で出したゴミを持ち帰ります。
肉のトレー、包装、紙皿、空き缶などが出るので、ゴミ袋を1枚持って行くと便利です。
野生動物がいる公園では、食べ残しを地面へ放置しないようにしましょう。
混雑時は譲り合って利用
無料のバーベキュー設備は、休日の昼前後に混雑することがあります。
鉄板が2面・4面ある施設なら、複数のグループで同時に使うことも珍しくありません。
食事が終わった後も鉄板を荷物置き場として占有せず、調理が終わったら掃除して次の人へ譲りましょう。
人気の公園では、11時台など少し早めに行くと利用しやすいことがあります。
シドニーの公共BBQ
シドニー市内にはバーベキュー設備のある公園が複数あります。
例えば、
- シドニー・パーク(Sydney Park)
- ピラマ・パーク(Pirrama Park)
- ウェントワース・パーク(Wentworth Park)
- タラウル・パーク(Turruwul Park)
などにバーベキュー設備があります。
また、シドニー・オリンピック・パークのバイセンテニアル・パーク(Bicentennial Park)には無料の電気式バーベキューがあります。
観光中心部から少し離れた公園もありますが、地元の雰囲気を味わうランチとして楽しめます。
メルボルンの公共BBQ
メルボルンでは、中心部から行きやすいドックランズ・パーク(Docklands Park)に無料のバーベキュー設備があります。
郊外やビクトリア州の公園にも無料の電気式バーベキューがあり、パークス・ビクトリア(Parks Victoria)はジェルズ・パーク(Jells Park)、ブリンバンク・パーク(Brimbank Park)など、バーベキューを利用できる公園を紹介しています。
市内観光の途中ならドックランズ、レンタカー旅行なら郊外の公園という使い分けもできます。
ブリスベンの公共BBQ
ブリスベン市の公園や自然保護区などにも、電気式・ガス式のバーベキュー設備があります。
ブリスベン市(Brisbane City Council)の公園検索では、地図から公園を選び、バーベキュー設備の有無を確認できます。
ブリスベンは一年を通して屋外で過ごしやすい日が多く、ピクニックとバーベキューを組み合わせるのにも向いています。
利用予定の公園を決めたら、トイレ、屋根、遊具などの設備も一緒に確認すると便利です。
ケアンズ・エスプラネードのBBQ
旅行者が利用しやすい公共バーベキューの一つが、ケアンズ・エスプラネード(Cairns Esplanade)です。
ケアンズ市(Cairns Regional Council)によると、エスプラネード沿いには複数のバーベキュー・ピクニックエリアがあり、通常の個人利用は無料です。
バーベキュー設備の利用時間は毎日6:00~21:00です。
場所によって2~4面の電気式鉄板、屋根、テーブル、水道などがあります。
ラグーンで泳いだ後にスーパーで食材を買い、バーベキューを楽しむという使い方もできます。
Cairns Regional Council – Esplanade BBQs
国立公園のBBQ
国立公園や州立公園のピクニックエリアにも、バーベキュー設備があります。
ただし都市公園と違い、
- 無料の電気式・ガス式
- コイン式
- 薪式
- バーベキュー設備なし
など、場所によって大きく異なります。
例えばクイーンズランド州公園・野生動物局(Queensland Parks and Wildlife Service)は、多くの公園や森林で無料のガス式・電気式・薪式バーベキュー設備を提供する一方、一部はコイン式なので各公園の施設情報を確認するよう案内しています。
国立公園へ行く場合は、バーベキュー設備だけでなく、飲料水、トイレ、ゴミ箱、開園時間も事前に確認しましょう。
火気規制に注意
オーストラリアでは、夏季を中心に山火事の危険が高くなると、全面火気禁止(Total Fire Ban)などの火気規制が行われることがあります。
この場合、薪や炭など、火の粉が出るバーベキューは使用禁止になることがあります。
クイーンズランド州では、火気規制中でも一定条件を満たすガス式・電気式バーベキューを利用できる場合がありますが、薪式や炭・成型炭などの固形燃料を使う設備は禁止対象になることがあります。
一方、規則は州や公園によって異なります。
暑く乾燥した日に国立公園や森林地域でバーベキューをする場合は、その日の火気規制と公園の最新案内を確認してください。
自分のBBQを持ち込める?
公園によっては、携帯型のガス式バーベキューなどの持ち込みを認めています。
一方、炭、薪、成型炭などの固形燃料を使うバーベキューを禁止する場所もあります。
例えばニュー・サウス・ウェールズ州の一部自治体では、公園への携帯型ガス式・電気式バーベキューは認める一方、特定の海岸公園などでは固形燃料を使うバーベキューを禁止しています。
旅行者なら、備え付けの公共バーベキューを使う方が準備も少なく、現地の規則も分かりやすいでしょう。
BBQをしながらお酒を飲める?
バーベキュー設備があるからといって、その公園でアルコールを飲めるとは限りません。
公共の場所での飲酒ルールは、州や自治体、個々の公園によって異なります。
「Alcohol Free Zone」「Alcohol Prohibited Area」「No Alcohol」など、飲酒禁止を示す表示がある場合は飲酒できません。
ビールやワインを持って行く予定なら、バーベキュー設備とは別にその公園で飲酒が認められているかを確認してください。
喫煙ルールにも注意
バーベキューエリア周辺では、喫煙が禁止されている場合があります。
例えばクイーンズランド州の国立公園では、バーベキュー設備、ピクニックテーブル、キャンプサイトなど多くの利用施設から10m以内は喫煙・電子タバコが禁止されています。
都市公園でも、州法や自治体の規則による禁煙エリアがあります。
バーベキューをしながら喫煙する前に、「No Smoking」などの表示を確認しましょう。
BBQで使う英語
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| Public BBQ | 公共のバーベキュー設備 |
| Electric BBQ | 電気式バーベキュー |
| Gas BBQ | ガス式バーベキュー |
| Free barbecue | 無料のバーベキュー設備 |
| Coin operated | コイン式 |
| Press to start | 押すと加熱開始 |
| First come, first served | 先着順 |
| Picnic area | ピクニックエリア |
| Picnic shelter | 屋根付きのピクニック施設 |
| Fire ban | 火気禁止・火気規制 |
| Take your rubbish with you | ゴミを持ち帰ってください |
| Snag | ソーセージの口語表現 |
旅行者向けのコツ
- Googleマップと自治体公式サイトの両方でバーベキュー設備を確認する
- 無料かコイン式か事前に確認する
- トング、皿、キッチンペーパー、ゴミ袋を持って行く
- 生肉は保冷して持ち運ぶ
- 混雑しやすい休日は少し早めに行く
- 使う前に鉄板の状態を確認する
- 使い終わったら次の人のために掃除する
- 国立公園では火気規制を確認する
- アルコールはバーベキュー設備とは別に公園の飲酒ルールを確認する
- ゴミ箱がなければゴミを持ち帰る
公共バーベキューは、オーストラリア旅行で一度は試してみたい現地らしい楽しみ方です。
スーパーでソーセージ、パン、玉ねぎ、飲み物を買い、公園の無料バーベキュー設備で焼くだけなら、特別な準備も必要ありません。
レストランとは違い、青空の下で自分たちのペースで食事ができるのも魅力です。
「公園でバーベキューをする」という日常的なオーストラリアの過ごし方を、旅行中のランチに取り入れてみるのもよいでしょう。
オーストラリアの公共BBQに関するよくある質問(FAQ)
無料の電気式・ガス式バーベキュー設備が多くありますが、すべて無料ではありません。国立公園などにはコイン式もあるため、利用する公園の施設情報を確認してください。
一般利用できる公共バーベキューなら旅行者でも利用できます。予約不要・先着順の設備も多くあります。
備え付けの電気式・ガス式バーベキューなら通常は必要ありません。ボタンを押して加熱するタイプが旅行者には使いやすいです。
食材、油、トング、皿、カトラリー、キッチンペーパー、ゴミ袋などがあると便利です。生肉を持ち運ぶ場合は保冷バッグもおすすめです。
一般利用は先着順の場所が多いですが、公園や屋根付きピクニック施設を行事用に予約できる場所もあります。大人数の場合は自治体の公式サイトを確認してください。
はい。公共の共用設備なので、自分が付けた油や食べかすはできるだけ取り除き、次の利用者が使える状態にします。施設の清掃案内がある場合は、それに従ってください。
州、公園、バーベキュー設備の種類によって異なります。電気式・ガス式を条件付きで利用できる場合もありますが、薪・炭などは使用禁止になることがあります。必ず当日の火気規制と公園の案内を確認してください。
はい。ケアンズ市によると、エスプラネードのバーベキュー設備は通常の個人利用なら無料で、毎日6:00~21:00に利用できます。
公園によります。公共バーベキューがあっても飲酒禁止区域の場合があります。「Alcohol Free Zone」「No Alcohol」などの標識や自治体のルールを確認してください。
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オーストラリアのレストランやカフェで会計をすると、「メニューに書かれていた金額より少し高い」と感じることがあります。
その理由の一つが、週末サーチャージ(Weekend Surcharge)や祝日サーチャージ(Public Holiday Surcharge)です。
土曜日、日曜日、祝日に通常価格へ一定割合が上乗せされる仕組みで、オーストラリアの飲食店では珍しくありません。店によっては土曜日は追加料金なし、日曜日だけ加算、祝日はさらに高い割合を設定するなど、条件が異なります。
大切なのは、週末・祝日サーチャージには全国共通の「法定○%」という決まりはないことです。飲食店は基本的に自店の価格を設定できますが、消費者が注文する前に、追加料金の有無と割合が分かるように表示する必要があります。
また、週末・祝日サーチャージと、クレジットカードなどで支払う時のカード手数料は別のものです。条件によっては、両方が会計に関係することもあります。
この記事では、日本からオーストラリアを訪れる旅行者向けに、週末・祝日サーチャージの仕組み、メニューの見方、カード手数料との違い、祝日の確認方法、会計時に注意したいポイントまで分かりやすく紹介します。
- サーチャージとは?
- 週末サーチャージとは?
- 祝日サーチャージとは?
- 何%上乗せされる?
- サーチャージは違法ではない?
- メニューには表示が必要
- 小さな注意書きだけではダメ?
- 実際の計算例
- 土曜日もかかる?
- 日曜日だけ高くなる店もある
- その日が祝日か確認する
- 祝日は州によって違う
- 振替休日にも注意
- カード手数料とは別
- 2026年10月からカード手数料の扱いが変わる予定
- 週末サーチャージとカード手数料は両方かかる?
- サービス料・予約手数料との違い
- 大人数の予約に追加料金がかかる場合も
- チップとは別物
- GSTは表示価格に含まれる
- 注文前に確認する方法
- QRコード注文でも確認する
- 会計時のチェック方法
- 表示がなかった場合は?
- 旅行予算への影響
- サーチャージで使える英語
- 旅行者向けのコツ
- よくある質問(FAQ)
サーチャージとは?


サーチャージ(Surcharge)とは、通常の価格に上乗せされる追加料金です。
オーストラリアの飲食店で旅行者がよく目にするのは、
- 土曜サーチャージ(Saturday Surcharge)
- 日曜サーチャージ(Sunday Surcharge)
- 週末サーチャージ(Weekend Surcharge)
- 祝日サーチャージ(Public Holiday Surcharge)
- カード手数料(Card Surcharge)
などです。
これらはすべて同じ料金ではありません。「いつ利用したか」によって発生する追加料金と、「どのように支払ったか」によって発生する手数料を分けて考えると分かりやすくなります。
週末サーチャージとは?
週末サーチャージは、土曜日や日曜日に飲食した場合に加算される追加料金です。
店によって、
- 土曜日・日曜日とも同じ割合
- 日曜日だけ加算
- 土曜日と日曜日で異なる割合
など、設定方法が違います。
週末に営業している飲食店で必ず発生するわけではありません。週末サーチャージを設定していない店もあります。
祝日サーチャージとは?
祝日サーチャージは、オーストラリアの祝日にレストランやカフェを利用した場合に加算される追加料金です。
クリスマス、ボクシング・デー、元日、オーストラリア・デー、アンザック・デー、イースター期間など、祝日に営業する飲食店で見かけることがあります。
ただし、オーストラリアの祝日には全国共通のものだけでなく、州・準州ごとに異なるものもあります。
旅行の日程に祝日が含まれていると、レストランの料金だけでなく、営業時間や交通機関などにも影響することがあるため、事前に確認しておくと安心です。
何%上乗せされる?
週末・祝日サーチャージには、全国共通の決められた割合はありません。
それぞれの店が料金を設定します。
オーストラリア競争・消費者委員会(Australian Competition and Consumer Commission/ACCC)の価格表示に関する説明では、「日曜日10%」「祝日15%」といった例が使われていますが、これは法定の割合や全国共通の標準料金ではありません。
実際に何%加算されるかは、その店のメニューや予約条件を確認してください。
サーチャージは違法ではない?
週末や祝日に追加料金を設定すること自体は違法ではありません。
オーストラリアでは、企業は原則として自社の商品やサービスの価格を設定できます。
ただし、オーストラリア消費者法(Australian Consumer Law)では、消費者を価格について誤解させてはいけません。
レストランやカフェが週末・祝日サーチャージを設定する場合は、注文する前に消費者が分かる形で表示する必要があります。
メニューには表示が必要
ACCCによると、レストランやカフェが特定の日にサーチャージを加算する場合、メニューには、何%の追加料金がどの日に適用されるのかを表示する必要があります。
例えば、
A surcharge of 10% applies on Sundays.
とあれば、「日曜日は10%のサーチャージが適用されます」という意味です。
祝日なら、
A 15% surcharge applies on public holidays.
「祝日は15%のサーチャージが適用されます」などと表示されます。
小さな注意書きだけではダメ?
週末・祝日サーチャージの表示には、通常の注意書きよりも厳しい表示ルールがあります。
ACCCは、サーチャージについての文言をメニュー上で最も目立つ価格表示と、少なくとも同程度に目立つように表示する必要があると案内しています。
つまり、通常では気付かないほど小さな文字で隠すような表示は適切ではありません。
紙のメニューに価格が掲載されていない場合なども、ほかの方法で追加料金について目立つように知らせる必要があります。
実際の計算例
例えば、メニュー価格がA$40で、日曜サーチャージが10%なら、
A$40 × 10% = A$4
なので、追加後の金額は、
A$44
となります。
2人でA$120の食事をして、祝日サーチャージが15%なら、
A$120 × 15% = A$18
となり、合計は、
A$138
です。
人数が多い食事や高額なディナーでは、数%の違いでも追加される金額が大きくなります。
土曜日もかかる?
店によります。
土曜サーチャージを設定している店もあれば、土曜日は通常料金で、日曜日と祝日だけ追加料金を設定する店もあります。
「週末だから必ず土日両方に追加料金がかかる」わけではありません。
土曜日のディナーを予約する時も、予約画面やメニューの注意書きを確認してみましょう。
日曜日だけ高くなる店もある
オーストラリアでは、日曜日だけ日曜サーチャージを設定する飲食店もあります。
土曜日はメニュー価格のままなのに、翌日の日曜日には追加料金が発生することがあります。
同じ店へ週末に2日続けて行っても、利用する曜日によって支払額が違う場合があるということです。
その日が祝日か確認する
日本人旅行者には、オーストラリアの祝日が分かりにくいことがあります。
特に、
- キングス・バースデー(King’s Birthday)
- レイバー・デー(Labour Day)
- 州・地域独自の祝日
などは、州によって日付が異なる場合があります。
旅行中に「今日は平日のはずなのに祝日サーチャージが付いている」と感じた時は、その州・準州で祝日になっていないか確認してみてください。
祝日は州によって違う
オーストラリアには全国共通の祝日だけでなく、州や準州ごとの祝日があります。
ある州では祝日でも、別の州では通常の平日という日があります。
シドニーからメルボルン、ケアンズなど複数都市を周遊する旅行では、移動先の州・準州で祝日になっていないか確認しておくと安心です。
振替休日にも注意
祝日の日付が土曜日や日曜日と重なった場合、翌月曜日などが振替休日や追加の祝日として扱われる場合があります。
そのため、実際の祝日当日だけでなく、その翌日にも祝日サーチャージが適用されることがあります。
年末年始やイースター前後の旅行では、特に注意しましょう。
カード手数料とは別
旅行者が混同しやすいのが、週末・祝日サーチャージとカード手数料(Card Surcharge)です。
| 種類 | 発生する理由 |
|---|---|
| 週末サーチャージ | 土曜日・日曜日など特定の日に利用 |
| 祝日サーチャージ | 祝日に利用 |
| カード手数料 | 対象となるカードで支払い |
| 予約手数料 | 予約サービスや予約方法など |
カード手数料は、週末・祝日サーチャージとは別の料金です。
2026年10月からカード手数料の扱いが変わる予定
2026年9月時点では、オーストラリアの事業者は、ビザ(Visa)、マスターカード(Mastercard)、エフトポス(eftpos)など対象となるカード決済について、実際のカード受入費用を超えない範囲でカード手数料を設定することができます。
一方、2026年10月1日から、ビザ、マスターカード、アメリカン・エキスプレス(American Express)、エフトポスの各カードネットワークが、対象となるプリペイドカード、デビットカード、クレジットカードについて、上乗せ手数料を認めない「No Surcharge」ルールを導入する予定です。
これはカード決済についてのルール変更で、週末・祝日サーチャージには影響しません。
つまり、カード手数料がかからない支払方法でも、日曜サーチャージや祝日サーチャージは別に発生する場合があります。
週末サーチャージとカード手数料は両方かかる?
2026年9月30日までのルールでは、条件を満たせば、週末・祝日サーチャージとカード手数料が別々に加算される場合があります。
例えば日曜日に食事をして、手数料の対象となるカードで決済すれば、日曜サーチャージに加えてカード手数料が表示される場合があります。
ただし、カード手数料は、事業者が実際に負担するカード受入費用を超えて請求することはできません。
2026年10月1日以降は、対象となるカードネットワークの「No Surcharge」ルールが始まる予定のため、カード決済に関する扱いが変わります。
サービス料・予約手数料との違い
予約サイトや一部のレストランでは、予約手数料(Booking Fee)やサービス料(Service Fee)など、別の追加料金を見ることがあります。
これらも週末サーチャージとは別の料金です。
通常、避けることのできない追加料金については、合計価格を表示するルールがあります。ただし、レストランやカフェで特定の日に加算される週末・祝日サーチャージには例外があり、メニューの各料理について毎回サーチャージ加算後の価格を表示する必要はありません。
その代わり、何%のサーチャージが適用されるかを目立つ形で表示する必要があります。
大人数の予約に追加料金がかかる場合も
レストランによっては、大人数の予約に対してサービス料や団体向けの追加料金を設定している場合があります。
例えば8名以上、10名以上などの場合、通常のアラカルトメニューではなく、団体向けメニューや追加のサービス料が適用されることがあります。
これも週末・祝日サーチャージとは別なので、大人数で予約する場合は、予約条件を確認してください。
チップとは別物
週末・祝日サーチャージはチップではありません。
サーチャージは店が設定した料金として請求されます。
一方、チップ(Tip)は、サービスに対して客が任意で追加するものです。
会計端末でチップの入力画面が表示されても、「すでに祝日サーチャージを払っているから、さらにチップも払わなければならない」ということではありません。
GSTは表示価格に含まれる
オーストラリアの一般消費者向け価格は、通常、GSTを含めた価格として表示されます。
日本の飲食店で見かけることがある「税抜価格+消費税」のような見方をする必要は通常ありません。
メニューがA$30なら、基本価格はA$30で、その日に週末サーチャージなどが設定されていれば、そこへ追加料金が加算されると考えると分かりやすいでしょう。
注文前に確認する方法
入店したら、メニューの最初や最後、ページの下部などを確認してください。
次のような表示がないか見てみましょう。
- 10% surcharge applies on Sundays
- Weekend surcharge applies
- 15% surcharge applies on public holidays
- Public holiday surcharge applies
心配なら注文前に、
Is there a surcharge today?
「今日はサーチャージがありますか?」
と聞けば簡単です。
QRコード注文でも確認する
オーストラリアのパブやカフェでは、テーブルのQRコードを読み取り、スマートフォンから注文する店も増えています。
QRコードから注文する場合、注文途中や会計直前にサーチャージが表示されることがあります。
メニュー価格だけを見て「合計金額がおかしい」と思ったら、注文内容の確認画面や手数料の項目を確認してください。
また、QRコードによる注文サービス自体の手数料が加算される店もあるため、何の料金なのかを確認することが大切です。
会計時のチェック方法
レシートでは、
- Sunday Surcharge:日曜サーチャージ
- Weekend Surcharge:週末サーチャージ
- Public Holiday Surcharge:祝日サーチャージ
- Card Surcharge:カード手数料
- Service Fee:サービス料
などが別項目で表示されることがあります。
会計が予想より高ければ、まずレシートを見て、どの追加料金が入っているのか確認しましょう。
表示がなかった場合は?
メニューや注文画面にサーチャージの表示を見つけられず、会計時に初めて追加料金を知った場合は、店員へ確認して構いません。
I didn’t see the surcharge on the menu. Could you show me where it was displayed?
「メニューでサーチャージを見なかったのですが、どこに表示されていたか教えてもらえますか?」という意味です。
価格表示が不明瞭、または誤解を招くと考える場合は、ACCCや各州・準州の消費者保護機関へ情報を提供する仕組みもあります。
旅行予算への影響
1回のカフェ利用なら数ドルの違いでも、家族旅行やグループ旅行で毎日外食すると、合計金額への影響は大きくなります。
特に、
- 土曜日・日曜日を含む旅行
- イースター
- クリスマス・年末年始
- 州・準州独自の祝日
に滞在する場合は、飲食費を少し多めに見積もっておくと安心です。
祝日にレストランを予約する場合は、予約時にサーチャージの割合まで確認しておくと、予算を立てやすくなります。
サーチャージで使える英語
| 英語 | 意味 |
|---|---|
| Is there a surcharge today? | 今日はサーチャージがありますか? |
| How much is the Sunday surcharge? | 日曜サーチャージは何%ですか? |
| Is there a public holiday surcharge? | 祝日サーチャージはありますか? |
| Does the surcharge apply to the whole bill? | サーチャージは会計全体にかかりますか? |
| Is this a card surcharge? | これはカード手数料ですか? |
| Is there a fee for paying by card? | カード払いに手数料はありますか? |
| Could I see the bill, please? | 請求書を見せてもらえますか? |
| Could you explain this surcharge? | このサーチャージについて説明してもらえますか? |
旅行者向けのコツ
- 土曜日・日曜日・祝日は、メニューのサーチャージ表示を確認する
- 追加される割合は店ごとに違うと考える
- 「日曜日は必ず10%」「祝日は必ず15%」などと決めつけない
- 旅行前に訪問先の州・準州の祝日を確認する
- QRコード注文では、支払い前の最終確認画面まで見る
- 週末・祝日サーチャージとカード手数料を区別する
- チップはサーチャージとは別で、任意と考える
- 大人数の予約では団体向け料金やサービス料も確認する
- 会計が予想より高ければ、レシートの内訳を見る
オーストラリアの週末・祝日サーチャージは、日本人旅行者には少し馴染みの薄い仕組みですが、難しいものではありません。
「土日・祝日はメニューの注意書きを見る」という習慣を付けておけば、会計時に驚くことは少なくなります。
特に祝日のディナーは、予約時にサーチャージまで確認し、料理の価格だけでなく最終的な支払額をイメージしておくと安心です。
オーストラリアのレストランのサーチャージに関するよくある質問(FAQ)
店によります。日曜サーチャージを設定する店もありますが、すべての飲食店で発生するわけではありません。
全国共通の法定割合はありません。各レストラン・カフェが設定するため、メニューや予約条件を確認してください。
はい。飲食店は週末・祝日サーチャージを設定できます。ただし、注文前に割合が分かるよう、メニューなどへ適切に表示する必要があります。
レストランやカフェで特定の日に適用される週末・祝日サーチャージには例外があり、各商品の加算後価格を個別に表示する必要はありません。ただし、何%がどの日に適用されるかを目立つ形で表示する必要があります。
店によります。土曜サーチャージを設定する店もあれば、日曜日と祝日だけ追加料金を設定する店もあります。
違います。週末サーチャージは利用した曜日による追加料金、カード手数料はカード決済による追加料金です。
いいえ。2026年10月から予定されているカードネットワークの「No Surcharge」ルールは対象となるカード決済に関するもので、飲食店の週末サーチャージや祝日サーチャージには適用されません。
いいえ。祝日サーチャージは店が設定した料金です。チップは別のもので、通常は任意です。
会計時に初めて追加料金を知った場合は、どこに表示されていたか店員へ確認してください。価格についての情報は、注文前に消費者へ分かる形で示す必要があります。
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